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2023年10月10日火曜日

10月10日火曜日/カレー屋の看板を見た


◇ 有楽町・大森

 朝から都内に。横浜から乗った東海道線、さほど混んでいたわけでもないのに貧血気味になった。寝不足のせいか。昼は有楽町。昼食にしたいが、正午過ぎはどこの店も混んでいる時間だ。有楽町ビルヂングの地下、それから、交通会館の地下を覗くが、安い店には必ず行列ができている。銀座インズも覗いてみるが、ここはおおむね千円超え。千円のランチなんか食べては罰が当たる。もう駅前のC&Cでいいやと思い、戻ろうとすると、カレー屋の看板を見つけた。同じカレーならば、こっちのほうがよさそうだ。「じゅん散歩」で紹介されたと書いてあり、値段も手頃だ。ガード下にある「ふくてい」というその店に行ってみると、この店が不思議と行列ができていない。かといって、空いているわけではなく、カウンターだけしかない狭い店だが、席の数と混み具合が釣り合っている。店内には、高田純次や風吹ジュン、カズレーザーらのサイン色紙が飾ってあった。看板に書かれていたステーキカレーを食べる。840円。いつもは1100円のようだが、今日は感謝デーで安かったようだ。罰が当たらずに済んだ。

 有楽町から新橋まで歩き、銀行のATMに寄りたかったからだが、どうも眠気で朦朧としている。まだ時間が早いから、大森に寄りたいと思い、そうすれば、電車で眠れると思ったが、新橋駅はこの時間は京浜東北線が停まらないんだ。品川まで山手線に乗り、品川から京浜東北線に乗り換えたが、スレッズの投稿をしていたら眠りそこねた。

 大森北口のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら金の計算をしてみると、なんとか余裕を作れたようで、疲れ気味だが、今のうちに仕事をがんがんやらなければということを考えていた。読書をして、それから、西友のブックオフに寄っていく。220円の新書を1冊、単行本を1冊、330円のCDを1枚買う。帰りの京浜東北線のなかでも読書を続ける。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は阿佐ヶ谷姉妹がゲスト。初登場かなと思ったら、6年ぶりの出演のようだ。6年前は観逃しているかもしれないな。番組最後に、徹子さんに人生の指針となるような言葉をお願いすると、徹子さん「そんなのないのよ、あたしはね。でも、あたしがいつもどうやって生きてるかってことを申しあげると、まず、くよくよしない。いやなことがあってもぱっと忘れる。それから、ご飯はちゃんと食べる。三度は食べなくても、二度は絶対に忘れないようにして食べる。あと、やっぱり、ひとを信じる。だまされたことないんですけど、まあ、いろんなかたをね、信じるということを。それから、自分が仕事が好きだったらその仕事を一生懸命やる。そんなことでしょうかしらね。」

 日曜に放送された「情熱大陸」は、女性として歌舞伎座の舞台に立つ寺島しのぶに密着する。その「文七元結」の相手役に寺島しのぶを提案したのは中村獅童だった。ふたりは同い年、二十代のころに一緒に酒を飲みに行っていて、寺島しのぶが、女じゃなかったら歌舞伎の舞台に出たかったと思い、小さいころに悔しかったと、そう言っていたことを覚えていた獅童は「余計なお世話かもしれないけど、いつか、歌舞伎座でなにかお芝居できたらなあって思いは僕にはあったんですね。」と、カメラの前で初めて明かした。寺島しのぶは、「文七元結」は、父である菊五郎がベストになってしまっていると語る。寺島「それがたぶん、大きく邪魔をしてると思うんですけど」「ホンがまったく同じじゃないし、山田(洋次)監督のオリジナルの「文七元結物語」だし、それは…、「あれっ、なんか違う」っていうところからまずからだが思うわけで。そこをまず外さないといけないなあと思いますね。」 お久を演じる玉太郎の稽古を観ている場面では、歌舞伎ならではの身のこなしについて語っていた。寺島「やっぱり歌舞伎って型だから。型がないとできないし、でも、型だけだと、やっぱり監督(山田洋次)は、こころで芝居っていうものを望まれるかただから、そこをすぐ見抜く? 私は型はないけど、こころはとりあえずあって、でもやっぱり型は、ねえ、できたほうがやっぱり素敵だなあと思うし、うん。そういうところをこう、学んでるんですよ。」 そして、初日の舞台を終えた楽屋では、「あのう、感動もなにもないっていう感じ。正直言って。」「やる前とかのほうが自分で妄想して、ああ、拍手もらって、音羽屋ってかかって、五十年かけてここに立って、もうこんな感激はないって思うともうぼろぼろ泣けてくる、うちとかで。でも、いざ終わってみるとさあーって冷めてて、なんだこの芝居はほんとにだめだなってなんか…。」 この初日は父の誕生日でもあった。息子がキャンプから帰ってきて、これから母親の役に戻るという場面がこの番組のラストシーン。

 ラジオを聴きながら雑務を片づけ、深夜0時頃に眠る。ブログを更新する余力なし。

2023年8月19日土曜日

8月19日土曜日/アイスコーヒー2杯

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「バズリズム02」は香取慎吾がゲスト。バカリズムとは過去に共演したことがあるのかどうか記憶にないが、香取慎吾は「ブラッシュアップライフ」のファンだという。スマホの中身を公開する企画があり、香取慎吾はSNSをやるようになって、綾小路きみまろやさだまさしからDMがくるようになったそうだ。今朝の「ワルイコあつまれ」は夏休みスペシャル。「慎吾ママの部屋」には太田光が登場し、平賀源内を演じた。「ガヤガヤ姉妹」のコーナーにには本物の阿佐ヶ谷姉妹が登場し、紹介する街も「阿佐ヶ谷」だった。太田も含め、さながら阿佐ヶ谷特集のようだ。「子ども記者会見」には出川哲朗が登場。

 タイムフリーで、昨日の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴く。この番組を聴いていると、ヒコロヒーは小峠とよく野毛で呑んでいるようだ。そのあとには、なタ書の藤井さんが電話出演していた。なタ書は香川県の古本屋。以前の放送で、リスナーからこの店の情報が寄せられていた。

 ブログをふたつ更新し、午後になり、駅前まで出る。ドトールに入り、アイスコーヒーとジャーマンドックを食べた。500円。食欲がなく、昼食は今日はこれで済ませる。読書をするつもりだったが、岸田戯曲賞の選評が公開されたことをツイッターから知り、先にこれを読み始めてしまう。受賞の発表からはずいぶん間が空いて公開されるのだが、それぞれの選評が書かれたのは、どうやら鎌田順也が亡くなる前のようだ。それから読書をするが、集中力がない。店内の冷房が弱い。2時間半ぐらいいたのに読み終えたかった本が読み終わらず、店を替え、ライフのマクドナルドに移る。余計な金を使いたくはないが、読書が進まないのもいやだ。アイスコーヒーとスパイシーベーコンポテトパイを食べる。300円。さっきは昼食で、これはおやつ。

◇ 読書

 マクドナルドで、「山本周五郎戦中日記」を読み終えた。2014年刊、ハルキ文庫。終戦記念日に合わせて読もうとしていたのだけど、読み終わるのが少し遅くなった。日記は昭和17年から始まり、昭和20年2月で終わっている。戦争中の生活がどのようなものだったか、爆撃の様子などが生々しく、それでも、そこには日常も同時にある。山本周五郎の本は今まで一冊も読んだことがなく、添田知道と友人だということも知らなかったが、この日記には添田知道がとにかくよく登場する。

◇ テレビ

 夜になってから帰宅し、ラジオを聴きながら少し眠り、ブログの更新をもうひとつ。夜にもまた、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた、5月11日放送の「私のバカせまい史」を今ごろ観たら、せいやがプレゼンする「コロッケの間奏詰め込み史」が面白かった。コロッケのテレビ初出演は、1980年の「お笑いスター誕生!!」。ここではその当時の「オールナイトフジ」の映像が出される。形態模写だけだった初期のスタイルから、歌まねを始めるようになったのは1983年だそうで、「オールスターものまね名人紅白歌合戦」という番組の映像が出されたのだが、ここですでに美川憲一と共演しているのでびっくりしてしまった。このときは美川憲一もものまねする側として出演していたのかな。ウィキペディアを見ると、美川憲一は1984年に逮捕されているんだ。スタジオには中尾ミエがいて、「お笑いスター誕生!!」時代の証言をする。フジテレビのアーカイブだけではたどれず、1996年に発明された五木ロボットはDVDの映像が使われた。そして、最新バージョンの五木ロボットは、スタジオにコロッケが登場し、スタジオで披露された。深夜にもブログをひとつ更新し、深夜2時頃に眠る。

2022年6月9日木曜日

6月9日木曜日/お笑いのことばかり

◇ ラジオ・読書・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ツイッターを見ると、TBSの選挙特番に今度も太田が出演することをオリコンの記事が伝えていた。素晴らしい。つぎは絶対、恵俊彰がやるんじゃないかと思っていたが、TBS、英断だ。ということは、博士と太田がここで対面するだろうか。

 ブログの更新をしながら、タイムフリーで、ひさしぶりに「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴いた。野口五郎に「夜ヒット」で話しかけられた思い出、Char の初対面の思い出などをしゃべっていた。聴きそびれていた、先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」もようやく聴いた。14時台は、リットン調査団がゲスト。NSC出身ではなく、オーディション組であり、「心斎橋お笑い探検隊」というダウンタウン中心の番組に、東野幸治、ぜんじろう、圭・修らと一緒に出演していたという。当時の先輩は札付きのワルしかおらず、大卒は、リットンとまるむし商店ぐらいだったという話もしていた。(しかし、圭・修も大卒ではないだろうか。) 水野が、たけしに「オールナイトニッポン」の放送後に履歴書を渡したエピソードは、以前にも聴いたことがあったかもしれないが、たけし軍団もまだ結成前の時代なのだ。関西でもこの世代は、たけしの影響力は絶大だったことがうかがい知れる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」で、六角精児が西村賢太の新刊の書評を書いていた。いったんラジオを離れ、「徹子の部屋」(ゲスト・パックンマックン)を観てから、またラジオに戻る。「ナイツ ザ・ラジオショー」は、XXCLUB がゲスト。漫才のほか、「つぶやき英語」に出演しているのは観ているものの、トークをじっくり聴くことも今までなかったが、大島育宙が独特な才能で面白い。お笑いの枠を超えた変な能力とでもいおうか、なぜ「お笑い有楽城」で優勝したのかわからなかったが、なるほど、こんな話をしていれば面白いわけだ。オードリー若林の家庭教師をやっていた東大生というのが、じつは大島だというのにも驚いた。

 今日は外出せず、ラジオを聴きながら、楽天ブログの移植作業を進める。2004年2月分を削除。そして、移植した日記を、こちらで順に公開していくことにする。まずは、2004年1月の日記を、修正を施して公開した。18年前、20代の日記をさすがに修正せずにそのまま公開するのは恥ずかしいもので、事実を捻じ曲げるわけではないが、なぜそんなことを堂々と書いてるんだろう、馬鹿なのかと思う箇所がたくさんある。ずっと放置していたのに、今さら恥ずかしがっているのも変なのだが、修正前の日記も、こちらの下書きには保存はしておく。

 部屋で読書もする。笹公人「ハナモゲラ和歌の誘惑」を一気に読んだ。2017年刊、小学館。ハナモゲラ和歌をテーマに一冊書いているのかと思って読んでいたが、2章からは別の話題になった。知らずに読み始めたが、これはエッセイ集だ。歌人評の部分が面白く、寺山修司や俵万智、あるいは、出口王仁三郎という人物は宗教家としては知っていたが、歌人でもあったということを今まで知らなかった。最後には、山下洋輔との対談も収録されている。

 録画していたテレビ番組もばんばん観ていく。昨夜の「キョコロヒー」を観ると、76歳のおじいさんから番組にファンレターが届いたといって紹介していたが、76歳っていうとすごく年寄りみたいに感じるけど、意外と若いんじゃないか。調べてみると、タモリがちょうど76歳だ。戦後生まれがもうそんな年齢になっている。井上順だって75歳だということを、ヒコロヒーには気がついてもらいたかった。

 「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」は、今週はこの番組にしては知名度がある出演者が続いた。ひとり目は松尾アトム前派出所。経歴をきちんと知らなかったが、西口プロレス出身なのだ。ふたり目は野田ちゃん。チャーミングというコンビの以前には、吉本の渋谷公園通り劇場に出ていたのだ。これも知らなかった。

 録画が溜まっている「お笑い実力刃」を、今日も順に観ていく。3月放送、阿佐ヶ谷姉妹特集には、大竹まこと、渡辺正行、友近が、VTRに登場した。当初は尖ったネタをやっていたが、渡辺正行のアドバイスにより、歌とおばさんあるあるを中心にしたのだという。その翌週は笑い飯特集。その翌週は地震のニュースでつぶれ、その翌週、「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」の特集がとても面白かった。ものまね番組を観て感じていたことが、すでにここで語られていて、早く観ればよかった。スタジオには原口あきまさとコージー冨田が出演し、VTRには、松村邦洋、ホリ、JPも登場する。番組では「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」のルーツは松村邦洋だとし、ホリ、原口あきまさ、コージー冨田が、そろって松村邦洋の衝撃を語る。松村の素人時代のフジテレビの映像や、高校生のころの映像も流れ、とてもいい番組なのだが、松村は、たけしなどの芸人のものまねをやったのは「ひょうきん族世代」であるからということを理由にし、なぜなら、「ひょうきん族」では芸人が芸人のものまねをやっていたからだというのだが、それが具体的になんのことを指しているのかの掘り下げはなかった。あるいは、ホリは「昔と今で完全に違うのが、テレビが、お笑い芸人が異常に増えたっていうのが、90年代と2000年以降は絶対的にそれが違うっていう。」という指摘をする。その反面、90年代まではCDの売り上げがすさまじい時代であった。コージーからは「ものまねがなんでウケるかっていったら、ご本人が活躍してるからなんですよね。お笑いが、やっぱり権力をもったんじゃないですかね。」という指摘。そして、実演ももちろんあり、コージーと原口によるタモリとさんま、そして、若手のコーナーも設けられ、河口こうへい、モリタク!、あしべ、ハリウリサが登場した。河口こうへいの渡辺正行、何度観ても面白い。大好き。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。「トップガン」に続き、トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」を観た。1996年公開。もっと大味な映画なのではと思っていたが、いや、ぜんぜんそんなことはなく、語り口で惹きつける映画で、さすがはデ・パルマだと思った。しかし、アクション大作は映画館で観たほうがいい。身もフタもないことを思いながら、深夜3時頃に眠る。

2021年12月13日月曜日

12月13日月曜日/「THE W 2021」

◇ ラジオ

 早朝から眠り、4時間ほどで目覚めた。午前中、タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を順に聴く。先週火曜は、ルシファー吉岡と紺野ぶるまがゲスト。先週水曜は、東京ホテイソンがゲスト。11時半からは、オンタイムで「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台のゲストは今週は「浅草キッド」特集になり、初日の今日は大泉洋がゲスト。高田先生と対談するのかと思い、楽しみにしていたら、スケジュールが合わなかったようで、ナイツによる別収録のインタビューになっていた。この番組は初出演かと思ったら、14年前に一度出ているらしい。聴いた記憶がないが、高田先生とはしゃべったのだろうか。そのときには、ドン川上のものまねをしたそうだ。映画「浅草キッド」の終盤、深見師匠とたけしが居酒屋で会う場面で、大泉洋の世代(1973年生)では当たり前にわかることだが、柳楽優弥の年齢(1990年生)では、たけしの普通のトークの感じがわからないというのは、そういえばそうかと頷いた。たけしのトークがどれだけ面白かったかというのが、柳楽優弥の年齢では体験としてないのだ。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、こちらも大泉洋がゲスト。やはり別収録で、「ビバリー」といっぺんに収録したのかわからないが、こちらのほうが話が弾んでいる感じはした。

 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に。夜にもう一度、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきた。それ以外は、今日は外出らしい外出はなし。

◇ 賞レース

 夜、録画している「THE W」を、放送中に追っかけ再生で観始めた。昨日は事前特番もあり、それも録画して、今日の昼間に観ていた。司会は、フットボールアワー後藤と、水卜麻美。審査員は、ヒロミ、久本雅美、ハイヒールリンゴ、友近、笑い飯哲夫、アンガールズ田中、ミルクボーイ駒場。決勝進出者は10組。今年も対戦方法は変わらず、Aブロック、Bブロックに分かれ、それぞれ勝ち抜き戦になる。まず、Aブロックは、出演順に、ヨネダ2000、紅しょうが、茶々、TEAM BANANA、オダウエダという5組。評判のヨネダ2000 がさっそく面白く、一応、漫才ではあるが、非常に音楽的な構成をしている。リズムネタよりもさらに複雑なものが現れたという感じがする。紅しょうがは古めかしい漫才。茶々はひとりコントだが、どうも素人臭く、そのわりに戦略的すぎる感じがあった。TEAM BANANA も、ひと昔前の毒舌という感じで、関西の女芸人にあるご意見番の系譜をなぞっている。いちばん楽しみにしていたオダウエダは期待どおりに面白く、声を出して笑ったのはオダウエダだけだった。紅しょうがと最後まで競ったが、最終決戦にはオダウエダが勝ちあがった。出演順の運も大きかったかもしれない。続く、Bブロックは、出演順に、天才ピアニスト、女ガールズ、ヒコロヒー、スパイク、Aマッソという5組。天才ピアニストは上沼恵美子以外のネタを初めて観たが、特別、性別を感じさせることのない、アイデアにきちんと笑いがあるコントだった。これはオダウエダとも共通する。女ガールズは素人臭いどころか、本当に素人の3人組で、特にどうというところもなかった。ヒコロヒーはひとりコントだが、演じる部分があまりなく、新作落語のようだった。コントという形式になぜこだわっているのだろう。ヒコロヒーは1票もとれず、天才ピアニストにストレート負け。天才ピアニストは暫定席でのコメントもぜんぶ面白い。スパイクのコントも初めて観たが、女の子っぽい感じが強い。男のコントに置き換えると、ちょっとチャラい感じがする。Aマッソは珍しく奇をてらわず、オーソドックスなコントをぶつけてきた。天才ピアニストがずっと勝ち残っていたが、Aブロックと同じパターンで、最後の出番だったAマッソが勝ちあがる。しかし、今年は国民投票枠というのが新たに設けられた。この投票により、天才ピアニストが復活し、最終決戦に勝ち残った。3組による最終決戦は、Aマッソ、天才ピアニスト、オダウエダという順になり、Aマッソは、ここで昨年同様、プロジェクションマッピングの漫才を再びぶつけた。なぜこのネタにこだわるのか。こんなのは賞レースではなく、単独ライブでやればいいネタだと思う。審査員の最終得票は見事に割れ、2票、2票、3票という差で、オダウエダが優勝した。納得の結果。天才ピアニストがもっと上手ければと思うが、純粋に笑いの点では、オダウエダが飛び抜けていたと思う。プロジェクションマッピングよりも、チープな小道具のほうが面白い。蓋を開けてみれば、「キングオブコント」ともまるっきり違う傾向の結果が表れ、「M-1」や「キングオブコント」の結果だけで、これが今のお笑いのすべてのように分析をすることには、いったいどれだけの意味があるのかという気にもさせられる。

 3時間の放送を集中して観ると、なかなかの疲労になるが、録画残量を確保するために、このあと、さらに、消去するためだけの無駄なテレビを2時間も観ることになった。深夜1時過ぎ、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」を聴いた。昼にオンタイムでも少し聴いていたが、オープニングから、木村多江、安藤玉恵が出演し、阿佐ヶ谷姉妹と共演する。聴き終わると、なぜだか Spotify の接続がとぎれてしまった。ネットは生きているので原因がわからない。ラジコに切り替え、「深夜の馬鹿力」をオンタイムで聴きながら、深夜2時頃に眠った。

2021年11月10日水曜日

11月10日水曜日/八潮・奇行・二次創作


◇ 八潮

 今日も朝から都内に。京浜急行の立会川から、運河をわたり、八潮のほうまで歩く。途中、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。昼食は立会川まで戻らなければだめかなと思っていたが、パトリア品川というショッピングモールがあり、1階に飲食店がいくつか入っていた。肉のヤマキ商店という店で、カルビ焼肉丼と肉うどんのセットを食べた。850円。疲れているせいか、肉がやけに旨い。

 パトリア品川を出ると、すぐ外に、かもめ橋という橋が運河に架かっている。かもめ橋を渡り、グーグルマップを見ると、立会川よりも鮫洲のほうがやや近い感じがするので、鮫洲駅まで歩いた。鮫洲から京浜急行、各停に乗り、熟睡しながら横浜まで帰ってきた。



 瀬谷区から注文が1点あり、これは歩いて届けてしまう。先日、ちょうどその近所まで行く用があり、それがなければ、近い距離だとは気がつけなかったかもしれない。グーグルマップを見ながら、お届け先まで歩いていくが、グーグルマップではその住所はなぜか表示されず、住所が間違っているのかと思い、近くにたどりついてから探せばいいだろうというつもりでいたが、その住所のとおりのお宅はすぐに見つかった。正しいのに、なぜ表示されないのだろう。表示させないように申請でもしているのだろうか。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「バナナサンド」は2時間スペシャルだったが、爆笑問題がゲストの部分だけを観た。ロケのVTRが長すぎるが、そのあと、太田の過去の奇行をクイズにするコーナーでは、それらのエピソードはすべて知るものではあったが、炎上みたいなことがあったあとにこれを観ると、なんだか涙が出そうになる。もちろん、選挙特番の前に収録されたものなのだが、しかも、番組の途中でニュースが挟まり、京王線の事件の被害者が回復したというニュースだったが、「ジョーカー」を真似たこの犯人のすがたと太田のエピソードを続けて観ると、人生とはなんと不思議なものかと感じてしまう。まさに、あの選挙特番の放送中に飛び込んできたのが、この京王線の事件のニュースだった。そのほか、番組最後に登場した、渡辺正行のものまねをする河口こうへいが面白かった。

 それから、月曜に始まった新ドラマ、「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の第1話も観た。しかし、こういっては元も子もないかもしれないが、阿佐ヶ谷姉妹のドラマなのだから、阿佐ヶ谷姉妹本人たちが演じればいいのにとも思ってしまう。年末にはドリフのドラマが放送されるようで、そのキャストが発表されているのをネットのニュースで見たが、それにも共通していて、発想がなんだか二次創作的だ。「おそ松さん」を初めて観たときにもその違和感はあった。木村多江と安藤玉恵が阿佐ヶ谷姉妹役、つまり、お笑いコンビの役だが、脇役で登場する研ナオコのほうがよっぽどコメディエンヌのたたずまいをしている。いしのようこも出演していて、脇役のほうが興味を惹かれる。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、一之輔さんがゲストだった。おもに、ラジオについて書いた新刊の話をしていた。そういえば、壇蜜とは「闇夜でコソコソ」で共演していたんだっけ。ツイッターから、細木数子の訃報を目にする。ラジオを聴きながら眠るが、また深夜に目覚めてしまった。睡眠がうまくいかない。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...