ラベル 立川らく次 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 立川らく次 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年10月9日水曜日

10月9日水曜日/真打昇進披露・2日目

◇ テレビ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「#バズ英語」は、JO1の與那城奨と河野純喜がゲスト。「紙とさまぁ~ず」は岸井ゆきのがゲストの後編。「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、マキシマムザホルモンとのMV撮影に密着する。Spotify で探してみたら、マキシマムザホルモンってサブスクはないんだ。

 昨夜の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に和田アキ子が登場。和田アキ子が「紅白」に初めて出場したときは美空ひばりが司会だった。1970年のその映像が残されていた。「笑って許して」を歌うハタチの和田アキ子。「稚語俳句」には石原良純が登場。このコーナーには初めてのゲストか。

◇ 渋谷

 午後から外出。朝から雨降りだったが、この時間には止んでいた。家を出ようとしていると、母がまた一緒についてこようとするので、追いつかれないように迂回路を通って駅まで向かった。

 今日も渋谷に出て、まず、センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。まんだらけはずいぶんひさしぶりな気がする。階段の百均から1冊買う。外に出ると、雨が降り始めていた。小走りになり、兆楽に入る。豚しゃぶチャーハンを食べる。820円。雨は止まず、早足で地下に入った。今日は早めに着き、サクラステージを改めて探索していきたかった。5階にタリーズがあるのを見つけ、ここで時間をつなごうかと行ってみると、とても小さい店で席が少ない。サクラステージを離れ、坂の上のカフェ・ド・クリエに入り、少し眠る。

 今日もさくらホールにて、「立川らく兵真打昇進披露落語会」の2日目。今日は昨日よりも前方の席で、舞台がよく見える。18時半開演、昨日と同じく前座なし、いきなり談春師が登場する。談春師によると、らく兵さんは最初に自分が10分ほど出ると提案したが、談春師がいきなり出るというプログラムを談春師が提案した。談春師がそうしたから、昨日もそうなったということかな。談春師は「棒鱈」。続く、市馬師は「締め込み」。志らく師は、昨日のらく兵さんと同じ「火焔太鼓」をやった。弟子に対抗心を燃やすのが志らく師匠だ。師匠の若いころからの得意ネタだが、おなじみのクスグリ「日本アカデミー賞の宝田明」がなかった。もうやらなくなっているのかな。仲入り後は口上。今日もらく次さんが司会を務める。らく次さんがちゃんとネタを用意してあるのに、談春師がせっかちでツッコミが早い。らく次さんに兄貴風を吹かせるいい関係。市馬師は相撲甚句を披露。今日も志らく師の経緯説明から、志らく・談春の言い争いになり、それを市馬師が黙って聞いている。こんな口上は観たことがない。時間もだいぶ延びたようだ。トリのらく兵さんは「茶の湯」。終演後、昨日と同じようにらく兵さんはロビーにいたが、また呼ばれて楽屋に連れていかれてしまった。引間さんに会い、渋谷駅まで一緒に帰ってくる。

 スマホを見ると、親戚からメールがあり、母がスーパーで転倒して救急搬送されたという。横浜駅に着いてから病院に電話した。怪我は足だけのようで、ちょっと安心したが、明日の午前中に病院に行くことになった。

 夜遅くに帰宅すると、台所にスーパーで買ってきたらしきメロンパンとおはぎが置きっぱなしになっている。食べかけかと思ったが、ネズミに食われたのかわからない。じゃあ、母はスーパーに一度行って、帰ってきてからもう一回行ったのか。わからないな。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今夜の「水曜日のダウンタウン」は恒例企画の「替え歌最強トーナメント」。第10回目の今回の審査員は阪神ファン。エハラマサヒロ、すゑひろがらいず、レイザーラモンRG、どぶろっく、お見送り芸人しんいち、くっきー、ハリウッドザコシショウ、ダンカンという8組が出場。どぶろっくやくっきーは阪神ネタをまったく入れないという手に出たが、阪神愛を素朴に歌うダンカンが強かった。決勝はエハラマサヒロとダンカンの対決になり、巨人ファンの娘の旦那に離婚してくれと歌ったダンカンが圧勝で優勝した。番組後半は「実際に会ったら意外とデカい芸能人あばれる君とゆうちゃみの一騎打ち説」。あばれる君は179センチ、ゆうちゃみは175センチ。街頭アンケートによる対決は、5時間ロケの末、サドンデスでゆうちゃみが勝った。TBSスタッフに訊いたアンケートでもゆうちゃみが1位。2位は山里亮太だ。意外と小さいランキングは1位がチョコプラ長田、9位には浜田が入っている。

 今日の「徹子の部屋」(ゲスト・賀来千香子)と「あちこちオードリー」(ゲスト・ロッチ中岡&松村沙友里&レインボー)も観て、深夜2時頃に眠る。

2024年10月8日火曜日

10月8日火曜日/真打昇進披露・初日

◇ ラジオ・テレビ

 今朝はゴミ出しをさぼってしまったが、雨降りだから出さなくてもよかったか。母は朝からどこかに出かけていたようだ。ブログの更新をひとつ。Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、ゲストが室井滋だった。賭け麻雀をやっている話をしていたけど、大丈夫なんだろうか。阿佐ヶ谷姉妹の江里子さんはもたいまさこに似ていると言われていたそうだ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。日曜の「ガキの使いやあらへんで!」は、彦摩呂からグルメリポートを学ぶという企画。「バカせまい史」と「しくじり先生」を合わせたような、なんのオリジナリティもないひどく退屈な内容だったが、次週に続くようだ。

 昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画の「まさのりは知りたいよ」第4弾。今回ももちろん、崎陽軒の山本さんも出演する。第1の疑問は、縄文人は髪や爪をどう切ったか。山田康弘という考古学の先生が登場し、年配のかただったが、この先生がまさのりさんの大ファンなんだそうでDVDも買っているという。第2の疑問は、セーターは乾燥機でどこまで縮むのか。第3の疑問は、犬から電話がかかってきたのだがこれはなんなのか。ドッグトレーナーのひとが登場し、まじめに答える。第4の疑問は、食べられるシャボン玉の仕組みについて。スタジオでは、ヒコロヒーがシャボン玉に無心になる。

 今日の「徹子の部屋」は有森也実がゲスト。23年ぶりの出演。1987年放送、19歳のときの初出演の回の映像が流れた。「放浪記」で共演していた森光子の思い出を語る。「放浪記」のオファーを受けたときに、こまつ座の「頭痛肩こり樋口一葉」の舞台の本番と稽古が重なっていて、稽古に5日ほどしか出られないから断ったのだが、森光子の楽屋にあいさつに行った際にその事情をじかに話したら「本番と稽古をぬうなんて当たり前よ。私たちは本番と本番をぬったわよ。大丈夫だからおやりなさい。」と言われ、それで受けることにしたのだという。有森「あれで森さんが本当に、「ああ、わかったわ」って言ったらもう、このご縁はきっとなかっただろうし、私も女優としてここまでがんばれるかどうかっていうのも疑問ですし、ほんとに、運命の分岐点です。」 森光子の「徹子の部屋」の初出演は、1976年放送、56歳のときで、ちょうど今の有森也実と同い年なのだ。この回は写真だけが残されていて、1983年放送、2回目の出演のときの映像が流された。番組最後に、有森也実から徹子さんに質問があった。徹子さんも森さんも正直でストレートに話をするのだが、「私が正直な気持ちを伝えたりすると、也実はきついねえとか、そんな言いかたしなくてもいいのにねえとかって言われちゃうんですよね。そういうときはどうしたらいいのか…。」 徹子さんは「言う相手が違ったんじゃない? その相手のひとに言わなきゃよかったんじゃない?」「このひとなら言ってもいいと思うひとに言えばいい、わたくしはそれがいいと思います。」 有森「たくさんのひとにわかってほしいなんて思っちゃいけないんですね?(笑)」 徹子「それはそうじゃない? きっと。」 

 午後から外出。雨降り。昨日とは打って変わって寒くなる。母が家にいたくないといって、一緒に出てこようとするから、急いで、駅に向かわずに折れ曲がり、コンビニでチケットを引き換えていくことにした。ローソンの Loppi という機械に予約番号を打ち込むのだが、なぜかそんな番号など存在しないかのような表示が出る。メールを見なおし、リンクに飛んでみたらQRコードが出てきたから、これを読ませてみると発券の画面に進めた。予約番号はなんのためにあるんだ。

◇ 渋谷

 横浜から東横線に乗り、渋谷まで。新南口に出て、富士そばに入り、かつ丼を食べる。580円。新南口のマクドナルドはなくなってしまったのか。ベローチェに入り、ひと休み。新南口から山手線の西側に移動し、新しくできたサクラステージを通り抜けていく。

 さくらホールにて、2夜連続の「立川らく兵真打昇進披露落語会」。明日も観るのだが、今日は初日。18時半開演、10分前に入場する。いちばん端っこの席だから座りやすいかと思っていたのだが、端っこは壁になっていて、通路側から座っているみなさんの前を通してもらわなければならなかった。前座なし、いきなり談笑師匠が登場し、「金明竹」をやる。続く、志の輔師匠は「親の顔」。志らく師匠は「洒落小町」。いずれも得意ネタ。仲入りのあいだは、出入りが大変なので、客席から動かずにいた。仲入り後は口上。らく次さんが司会を務める。談笑師は情がこもったあいさつだった。志らく師匠がらく兵さんの破門の詳細を説明し、志の輔師匠はここで初めて把握する。志らく師匠は、立川流の顔がいないから自分が死ぬまでには売れてほしいという。志の輔兄のところには晴の輔が、談春兄のところには小春志がいるけど、うちには誰もいないと話した。トリはもちろん、らく兵さん。「火焔太鼓」をたっぷり40分。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「さんま御殿」は「コンプレックスに負けるなSP」。田口浩正と芋洗坂係長のテンションがふたりそろって出演。光浦が帰国中のオアシズもふたりそろった。テンションを知ってるのはオアシズだけか。そのほか、柔道のウルフアロン選手、鷲見玲奈、辻希美、尼神インターの渚らが出演。テンションのネタの映像が流されたが、「笑売繫盛」のものだ。丸くて四角いものが大好きだという田口浩正。がんばってしゃべるんだけど、空まわり気味でそこから話が広がらない。芋洗坂はぜんぜんしゃべらず、トークに入っていくタイミングがわからないというのが芋洗坂のコンプレックスだった。番組の最後の最後にさんまからネタをふられ、テンションの昔のネタを披露したが、観ていてちょっと恥ずかしくなる感じがある。復活ライブも気になっていたが、やっぱり、行くほどのものではないかな。

 深夜はラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、太田が出演した「それぞれの孤独のグルメ」の話から始まる。録画はしたのだが、このラジオを聴くよりも前に観ておくのを忘れてしまった。撮影中にエキストラの老夫婦をえんえんとからかっていた話をする。高田先生が「ビバリー」でしゃべっていた感想にも応えていた。ラジオを聴きながら、深夜3時前に眠る。

2024年7月27日土曜日

7月27日土曜日/真打昇進披露宴

◇ 上野

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。ラジオをつけると、「木梨の会」に所ジョージと勝俣州和が出演していた。さらに、麻布十番のショーパブ「リトモ」のものまねタレントが多数登場。ラジオを聴きながら眠りなおそうとしていたが、眠れなくなり、「木梨の会」を最後まで聴いた。それからようやく少し眠る。録画していたテレビ番組をいくつか観て、またラジオをつけておく。「ナイツのちゃきちゃき大放送」は「常連さん」のコーナーに大島育宙が初登場。

 午前中に出発し、上野まで。もう少し早く出るつもりでいたのが、だいぶもたついてしまった。家を出る直前になって祝儀を用意しているのがよくない。服装も普段とは違うから、動作が無意識にはいかず、なにか忘れものはしていないだろうかと不安になる。それにしても、この暑いときにジャケットを着ていくはめになるとはまいった。上野の公園口を出ると、大道芸にひとが集まっている。

 12時半過ぎに上野精養軒に到着。らく兵さんの真打昇進披露宴に出席する。精養軒というところには初めてやってきたが、まず先に、慣れないかっこうをしている自分のすがたをトイレの鏡で確認しておきたいと思っていたのだが、入り口にやけに年を食ったひとが待ちかまえていて、見たことのないひとだけど、このひとは前座さんなのかなと思いながら戸惑っていると、トイレに行きたかったのにエレベーターに乗せられてしまう。上階にあがり、とびらが開くとそこにもまた前座さんや二ツ目のみなさんが待ちかまえていて、すぐに受付を案内されてしまい逃げ場がない。自分のすがたは未確認のまま、祝儀を取り出し、受付で渡す。自分が並んだ受付を担当していたのは談吉さんだった。その隣りにいたのは吉笑さんだ。会場に入っていこうとすると、金屏風の前に志らく師匠が立っていた。しかし、らく兵さんがいない。おそらく誰かにあいさつをしていて、どこかに行ってしまっていたから、らく兵さんが戻ってくるまでは志らく師匠には近づかないようにして待っていた。

 昨日のうちにらく兵さんから連絡をもらい、席はいちばん後ろの円卓だということを教わっていた。予想どおり、ここには素人落語時代の仲間が集められている。志らく師匠のマネージャーの佐藤さんもなぜかこの席に入れられていた。一門の真打のみなさんはいちばん前の円卓に席があり、われわれの席のそばを通ったときにあいさつできるひとにはあいさつしたが、あいさつしそこねてしまったひともいた。しかし、こちらから芸人席のほうに出向くのは気が引けてしまう。二ツ目にも面識のあるひとはいるが、みんな働いているから声をかけるのも悪い気がして、いつもどうしていいかわからない。

 13時に披露宴が始まる。司会はらく次さんだった。3日前に司会を頼まれたそうだが、本当かな。らく兵さんは志らく師匠と一緒に後ろのとびらから入場する。前方の席に誰がいるのかはこちらからはよく見えなかったが、よその協会の師匠たちも招かれていて、最初に花緑師匠の祝辞があった。そのあと、どこかの病院の先生が乾杯の音頭をとり、しばらくは食事と歓談の時間。そのあいだ、明治大学のマンドリンクラブが演奏をしている。少し時間が経ち、今度は各協会の代表から祝辞があった。円楽党からは王楽さん、芸協からは吉好くん、落語協会からははな平さんが前に出る。吉好くんとはな平さんはあとでこちらの席にもやってきてくれた。それから、響の長友さんが祝辞をする。らく兵さんが上京したときの元相方という話は知っていたが、この祝辞により、そのいきさつを初めて詳しく知った。芸人なのに席はいちばん後ろ、われわれの隣りの円卓に座っていたが、あちらは地元のみなさんの席だったのかな。

 そして、真打昇進披露宴ではおなじみの余興のコーナーだが、らく兵さんがよそに仲のいい芸人がいるとは聞いたことがなかったし、誰が呼ばれるのかまったく予想できず、期待もしていなかったが、しかし、ここで登場したのはなんとランジャタイだ。これには驚いた。師匠を喜ばせようという意図だとは思うが、らく兵さんとはまったく接点がないのによく引き受けてもらったものだ。余興はさらにもうひとり、あぁ~しらきも登場。司会のらく次さんが紹介する前にランジャタイがあぁ~しらきもいることをばらしてしまっていた。

 ランジャタイ、あぁ~しらきと、じっくり観ていたら料理がたまってしまった。自分の席はステージからは後ろ向きになっていて、食べながらは観られなかった。最後は志らく一門が壇上に並ぶ。そうかと思ったが、もう談志一門が並ぶんじゃないんだな。こしらさんが遅れてやってきていたのには気がついたが、最後までは残らず、どうやら途中退席したようだ。こしらさんにもあいさつしそこねた。直弟子では、談之助師匠、談笑師匠、談慶師匠、談修さん、キウイさんのすがたを見かける。そういえば、辞めたブラ坊さんがいたのには驚いたな。締めのあいさつには慎太郎さんが登場した。宴席は2時間ぐらいで終わった。

 吉好くんに二次会に誘われたが、ほかに知り合いがいないから断ってしまった。志らべさんからも誘われたが、一門の二次会だろうからそれも遠慮する。あっさりと解散し、ひとり、御徒町駅のほうまで歩き、新御徒町のベローチェに入った。疲れてしまい、ぐったりと眠ってから帰る。

 夜に帰宅し、明日はウォーターサーバーが届くから、それを運び込むための動線を作らなければならなかった。汗だくになって帰ってきたが、帰ってきてからまた汗だくになる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。「NHKニュース7」を観ると、埼玉では夕方に土砂災害警戒情報が出ていたようだ。東京はぜんぜん大丈夫だったが、そのあとには東北の大雨被害も伝えていた。パリオリンピックのニュースもあり、開会式の映像をここでようやく初めて観ることができた。「Nキャス」は今日はオリンピックのためにお休み。

 今日の「勝手にテレ東批評」は永野がゲスト。今夜の「さんまのお笑い向上委員会」は「27時間テレビ」の一週間前に収録されたもの。陣内と永野の騒動がまだ尾を引いていて、今度は粗品とつかみ合いになったらという設定で話が進む。あの騒動のときにひな壇のメンバーが棒立ちになってしまったことの反省もあり、陣内が「弦さんとかもきたらよかったやん。」と言うと、さんまも中津川さんに「お前、あのとき、どういう気持ちやったんや?」と訊いていた。井口「タチ悪いのが、爆笑問題の太田さんもずいぶん気に入っちゃったみたいで、後輩がちょっと生意気なことすると、「なんだお前、陣内呼ぶぞ!」っていう。(笑)」 この話題だけで番組の半分がつぶれ、それからようやく「ゲスト向上芸人」のレインボーが登場する。レインボーはこの番組には初登場なのだ。

2021年10月26日火曜日

10月26日火曜日/志ゑんさんの真打昇進披露

◇ ラジオ

 朝、脳がまるで働かず、ラジオをつけっぱなしにしていたら、「伊集院光とらじおと」のオープニングで、竹内香苗の息子が学校で「お笑い係」になったという話をしていた。最近の小学校には「お笑い係」というのがあるらしいとはちょくちょく耳にするのだけど、「お笑い」が「係」になるというのが、どうもまだうまく理解できないが、テレビに出ている芸人でも、たしかに、「係」として「お笑い」をやっているように感じられる場合はある。

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中まで聴いていた。14時からはいつものゲストコーナーにはならず、眞子さまと小室圭さんの会見が入り、出かけるまで聴いていたが、「眞子さん」という呼びかたは新鮮な響きだった。小室さんの母の元婚約者の代理人を週刊誌の記者がやっているという、およそ今までの皇室関係の会見ではないような話も出てくる。

 ラジオは切りあげ、外出する。暖かいと思い、パーカーを着ていったん出るが、夜は寒くなるかと心配になり、引き返して、ジャンパーに着替えた。電車のなかで、ツイッターを見て、白土三平、岡本鉄二の訃報に驚いた。兄弟の訃報に、一瞬、意味がわからなかったが、4日違いで相次いで亡くなったのだ。

◇ 渋谷新南口

 東横線に乗り、渋谷にたどりつき、めったに出ることはない新南口に出てみると、渋谷でもこちらは落ち着いている。東横線の改札から出るにはなかなか便利だということにも、今さら気がついた。小諸そばに入り、鶏から丼セットを食べた。570円。それから、ベローチェに入るが、食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。渋谷で時間をつなごうとすると、どの店も混んでいて困るのだが、新南口は空いているうえに、ベローチェ、ドトール、マクドナルドが狭い範囲に集まっていて、選択肢が多い。なおかつ、騒々しい若者もいない。そもそも、新南口に用がないからめったにこないのだが、これならば、むしろ、新南口に用を作りたくなるほどだ。コンセントがあり、スマホの充電もする。

 バッテリーの心配がいらないから、安心して、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」では中野翠が、「週刊朝日」では下重暁子が、それぞれの連載コラムで小三治のことを書いていた。下重暁子は、やなぎ句会に参加したこともあり、それから、小三治だけでなく、談志師匠とも親しかったという。新幹線のなかで、談志師匠が「田辺茂一伝」を推敲している場面に偶然出会ったときのことも書かれていた。





◇ 落語会

 じっとしているのも退屈になり、ベローチェを早めに出て、コンビニでパンをひとつ買い、食べておいた。新南口から線路のすぐ反対側に移動したかったが、いったん、渋谷駅の中心まで戻らねばならないのがややめんどうだ。それとも、簡単に移動できるルートがどこかにあるのだろうか。

 大和田さくらホールに、志ゑんさんの真打昇進披露の会を観に行く。今年は、落語会にはめっきり行かなくなってしまっていて、手帳を確認してみると、今日の会がまだ二度目だ。年間百公演ぐらいは通っていた時期からすると、こうなるとはまったく思いもよらない。たった一回は5月に、これも志ゑんさんの会で、真打昇進を賭けた会だった。文化総合センターの裏の扉から建物に入ろうとすると、使用禁止になっていて、しかたなく、正面にまわる。やや早めにと思い、18時40分には着いたら、開場が遅れていた。開演15分前に入場でき、入っていこうとすると、入り口すぐのところにらく次さんがいて、少し会話ができて嬉しかった。ツイッターをやめたことを心配してくれていた。チケットの半券は自分でもぎり、プログラム、チラシも、テーブルに並べてあるものを自分でとっていくかたち。ロビーには、真打認定証が飾ってあった。客席はまだソーシャルディスタンス仕様で、両隣りは空いている。チケットを買うのが遅くなり、自分の席はやや後方、真ん中の席だった。

 19時に開演すると、前座さんの出番はなく、いきなり、志ららさんが登場する。駆け足で高座にあがり、持ち時間が短いことを説明し、10分弱で「鰻屋」をやった。高座返しもそのまま志ららさんがやり、二番手は談笑師匠。志ゑんさんのことはもちろん、眞子さま、小室圭さんの結婚の話題などをしゃべり、「初天神」をやった。悪趣味なサゲ。続いては、志らく師匠。「やかん」をやったが、ギャグはおそらく、20年以上は昔に作ったものをそのままやっている。ここで仲入り。すぐ後ろの席の客が、高座の写真を撮りまくっていて、ずっとシャッター音が聞こえていたが、まあ、こういう会だと思ってあきらめるしかないが、前方の席にも、写真を撮っている客がちらほら見えていた。特に、真ん中あたりにいた若い会社員風の連中は、写真は撮るが、噺はろくに聴いていないふうなだらしがない姿勢で座っていて、真ん中だからそれが目立ってしかたがない。落語会になんかきたことがない客がほとんどだったんじゃないだろうか。仲入り後は口上。志ららさんが司会で、下手から、談笑師、志ゑんさん、志らく師、市馬師が並ぶ。そういえば、なぜか後ろ幕もないし、市馬師匠がいるからなんとかかたちになっているが、どうもしまらない。立川流は、きれいな口上のかたちは、やがて誰もできなくなるのではないか。演芸に戻り、つぎは松元ヒロ。衆院選の真っ最中でも、変わらず、いつもと同じようなネタをやる。市馬師匠は「穴どろ」。特に乗り出して聴いていたわけではなかったが、それなのに、すっと惹き込まれていって、噺の魅力を自然に感じることができる落語だった。トリはもちろん、志ゑんさん。「粗忽長屋」をやった。真打昇進は一門のなかでは遅れたが、四十代も後半になり、志ゑんさんのキャラクターがいいほうに働いている感じがする。志ゑんさんの評価は歳をとっていくほどに良くなるのではと思っているが、口上で、師匠が誰よりもきびしいことを言うから、客のほうもそうかと思ってしまう。横並びで見てみると、けしてつまらなくはないし、下手でもないと思う。21時前には終演。会場の利用時間の都合のせいか、2時間以内のこじんまりした会に収めた。



 どこにも寄らず、すぐに東横線に乗り、各停で、のんびりと帰ってきた。23時前に帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。「わかり合えない男と女」というテーマで、エルフ荒川、ものまね番組にも出ていた奇跡が初登場。泉ピン子、原田龍二夫妻、蛍原徹、陣内智則、蛙亭など、いい布陣で面白かった。もう中学生に期待したが、意外と活躍しなかった。昨夜の「しゃべくり007」を観ると、前半は、後藤真希がゲストだった。江戸川区の出身ってのは知らなかったな。後半は、永野芽郁がゲストで、これはちょっと観ただけで消去した。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、聴きながら、深夜2時過ぎに眠った。

ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...