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2023年1月17日火曜日

1月17日火曜日/チャーハンを食べた


◇ 日本橋・新橋・渋谷

 朝から都内に。東京駅から日本橋を通り、神田のほうまで歩いた。昼は新橋のほうに戻り、春夏冬という店に入り、ランチメニューのカレーチャーハンと小ラーメンのセットを食べた。750円。それから、南青山のほうに移動し、渋谷まで歩いた。新南口のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドのレギュラーがついに280円になったか。スマホの充電をしながら、金の計算をする。外に出ると小雨が降っていた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車で、福田恆存「人間・この劇的なるもの」を読み終えた。これは再読。新潮文庫。初めて読んだときにすごく刺激を受けたような記憶はあったのだが、なにに刺激を受けたのかあんまりよく覚えていなかった。坪内祐三の解説をいちばんよく覚えていた。薄い本だし、これはまた、ことあるごとに再読しよう。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「さんま御殿」は今年注目の新星が集結し、勝俣州和以外は初登場という回だった。桂二葉、さや香、天才ピアニストらが登場。さや香石井の動きの面白さは漫才ではわからなかった部分だ。二葉さんは2回のチャンスを2回ともきちんと笑いにする。「踊る!ヒット賞!!」に選ばれる活躍だった。

 昨夜の「キョコロヒー」は「言ってみたいセリフ劇場」に石破茂が登場した。石破茂は、たまたま観ていた「演芸図鑑」でヒコロヒーのコントを認識したそうで、「なんって面白いのって思いましたね。「村の生贄」ってのは秀逸に面白かったねえ。近年、稀に見る面白い芸人さんですね。ものすごい印象が強烈でね。で、笑わせようと思ってやってない。ひたすらなんかこう重い雰囲気でやっとんだけどね。印象に残るね、じつに存在感のある、あれができるひとはほかに観たことがない。すごい! はい、ファンです。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、東貴博が小西マサテルから本が届いたという話をしていて、その経歴を詳しくしゃべっていた。「ナインティナインのオールナイトニッポン」で知られる放送作家だが、そもそもは、その名前だけは知っている「チャチャ」というコンビだったということを、つい最近、週刊誌で知ったばかりだった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にウエストランドが登場していた。深夜1時からはオンタイムのラジオに。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年7月10日日曜日

7月10日日曜日/投票日には選挙特番を

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、録画していた「ボクらの時代」をすぐに観た。ホリ、JP、ミラクルひかるというものまねの3人による座談。いわゆる、ずっとなりきったまま、アドリブでしゃべり続ける「ストロングスタイル」は得意ではないというホリだが、ホリは裏方仕事も得意であり、社会性がある。対して、JPとミラクルは社会人としてはだめで、そっちのほうが「ストロングスタイル」になりやすいという話をしていた。そのあとに、ホリが語っていたことが非常にタイムリーだった。ホリ「自分よりも権力が上とか、上のひとをこきおろしたほうが面白いって俺は思ってんの。本当は政治家とかをもっとやったほうがいいとか、俺は思ってるんだよ。だけど、今、テレビって、やらしてくれないの、政治家のものまね。ここでやったら、じゃあ、そっち側の与党の考えかたなんじゃないんですかとか、野党の考えかたなんじゃないんですかって言われてしまうかもしれないからとか、あとその、放送の時期になにが起こるかわからないからって言われて、ものまね番組とかでもそうだし、こういうの(この番組)でも、まあ、ちょろっと声真似をして、言ったことをそのまま言うのはできるけど、たとえば、でもその、政治というか、内容を、どちらかっていうとちょっといじくるようなほうが、本当はものまねっぽいなと思ってるんだけど、まあ、でもそれを、今、あんまり、テレビではやらしてくれないっていうのが正直なところ。」 あるいは、ホリ「これ、ちょっとオンエアできるかどうかわかんないけど、俺、すごく、ものまねで思ってることがあって。まあ、少しずつモラルがすごい強くなってきてるじゃないですか。たとえば、外国人のまねをするときに、じゃあ、ルイ・アームストロングをやるってなったときに、山寺(宏一)さん、昔は塗ってる時期があったと。でも、今、それやったらアウトなわけでしょ。テレビでやらしてくれないわけじゃないですか。見た目も、別にそれを差別してるわけでも、いじってるわけでもない。でもそれは今、アウトですね、っていうことになってきて、じゃあ、たとえば、太ってる…、まあ、からだが大きいひと、これを、風体を、肉襦袢着てものまねするのも、そのうちだめになってくるのかなって。」 ミラクル「私が思うに、ものまねもいつか、だめになりますよ。(笑)」 ホリ「だから、完コピじゃないと許さないよっていうひとも増えてきたわけじゃない。でも、ちょっとデフォルメして、足りないとか、違和感…、共感と違和感があるから面白いと思ってるんだけど。」

 タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、冒頭から、前日に起きた安倍晋三の事件についてしゃべっていた。安倍晋三のものまねは封印すると言い始める伊達だったが、伊達「もう、だから、ものまねもしないですよ、僕は」 富澤「封印しますか」 伊達「封印ですね」 富澤「ちょっとでもねえ、残念ですね、それは」 伊達「まあまあまあ、そうですか?」 富澤「はい」 伊達「昨日、ひとりでやってしまいましたけどね。」 富澤「どういうことですか?」 伊達「最後の」 富澤「ひとりで?」 伊達「うん、家で」 富澤「家で?」 伊達「はい」 富澤「ひとりで?」 伊達「いや、もう衝撃的すぎてさ…。」 14時台は、元ちとせがゲスト。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、元SAT隊員だという伊藤鋼一という人物が登場し、解説をしていた。太田が長く語る場面もあり、安倍晋三の事件は参院選も含め、40分ほど扱った。そのあとには、太田がアキダイを取材したVTR。この取材のことは「カーボーイ」でもしゃべっていた。残りは芸能ニュース、熱中症の話題など。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演し、そのほか、田村淳、石原良純、村重杏奈というメンバー。「田村淳のNewsCLUB」で言っていたとおり、この収録の時点では、安倍晋三が銃撃されたという報道は出ていたが、容体はまだわからないという段階で、この番組では扱われていない。「TVタックル」では、冒頭のVTRで安倍晋三の事件に触れ、過去に出演した回の映像も流れた。しかし、スタジオの収録は事件以前だったのだろう。昨夜の「Nキャス」も少し観ると、この日は 21時からスタートし、いつもより1時間拡大の放送になっていた。前半はまるまる、安倍晋三銃撃事件を扱う。この事件のために拡大になったのか、それとも、もともと拡大の予定だったのだろうか。


 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」を、タイムフリーで、追いかけるように聴いていたが、15時までに発送するものがあり、それに合わせて、近所の小学校に寄り、投票をしてきた。今回は選挙の紙(入場券?)がどうしても見つからず、初めて、紙なしで投票する受付をした。入り口からすぐ横の机に着き、名前と生年月日を用紙に記入する。これだけで本人チェックになるのだ。係のおじさんがパソコンで調べ、横で女の子(子ども)が言われた番号を紙に記入し、その紙を渡される。あとは通常どおり、選挙区、比例区の順に記入して投票する。最初に、あたまがクリップ状になっている使い捨ての鉛筆を渡されたけど、いつもは使い捨ての鉛筆だったっけ。書きにくくて、字が汚くなった。選挙区は、昨日最終日に演説を聴きまわったことで迷いがなくなった。比例区は最後まで迷っていたのだが、結局、れいわには投票せず、別の野党に投票した。

 投票だけして、すぐに帰ってくる。夜の選挙特番のために録画残量を空けなければならないから、夜まで身動きがとれないのだ。昼寝することもできず、大変忙しい。録画残量をようやく確保したときには夜になりつつあり、テレビを観ていただけなのに、なにか仕事をひとつやり遂げた気分になった。

 日暮れ前に、駅前まで買いものに行ってくる。この時間になるとさすがに涼しい。ついでに、日高屋に寄り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。550円。注文する際に店員さんがなぜかとまどっている様子なので、なにか変なことを言ってしまっただろうかとこちらもとまどうが、「こちらはお客さまのお金ではないですか」と言うので床を見ると、百円玉と五十円玉が落ちていた。店員さんはこの小銭にとまどっていたのか。「いえいえ、違います」と答えてしまったが、「そうです、私のお金です」と答えればよかった。

 1時間程度で帰宅し、TBS「選挙の日」を、録画しながら追っかけ再生でさっそく観始める。20時前からスタートし、まだ始まったばかりで、ほぼオンタイムで観ていった。冒頭、太田光を中央に、ホラン千秋、石井亮次が並ぶ。安倍晋三の事件を受け、きわめてシリアスなトーンで始まった。キャスターには、小川彩佳、井上貴博も。パネラーには、山崎怜奈、成田悠輔、金子恵美、伊藤和真(PoliPoli 代表)、後藤俊広(TBS政治部長)が出演する。

 番組が始まってすぐ、自民圧勝の予測が出され、これにはいきなりちからが抜けた。予測では、自民は9議席を伸ばし、維新も6議席増。立憲民主党は6議席減、共産は2議席減、しかし、れいわはなんと3議席増だと。まったく望まない結果になりそうだが、後藤俊広によると、候補者、関係者は、事件があった8日の午後から風が一気に変わったと異口同音に唱えているようだ。番組はそれから、東京選挙区の様子を伝えるVTRがあり、番組開始30分ほどのところで最初の中継があった。最初の中継相手は蓮舫だ。短い中継時間なのに、太田はやっぱりしゃべりすぎになるが、それに対し、蓮舫は質問をさえぎり、時間ぎりぎりに答えを収めた。蓮舫のほうが上手かった。続いては、神奈川選挙区の様子を伝えるが、ここでは三原じゅん子だけを取材している。続いて、比例の注目候補を紹介するVTRがあり、水道橋博士が登場すると、ワイプの太田は顔を歪めてみせた。そしてまた中継が入り、2人目の中継は参院選の候補者ではなく、石破茂だった。なんだかんだでこの中継の時間がいちばん楽しみな番組だが、3人目の中継には河野太郎が登場し、蓮舫も含め、太田と関係性のあるひとが続く。前回の炎上があったせいで、もう、太田と関係性のあるひとしか受けてくれなくなっちゃったんだろうか。石破、河野と、防衛の話が続き、太田は今回は挑発的な態度は見せることもなく、まともな会話をしていたと思う。21時半頃からはなぜかメタバースの特集があり、これはかったるい時間だった。続いては、京都選挙区の様子が伝えられ、関東以外のことはよく知らなかったが、国民民主の前原誠司が維新の応援をしているというのは呆れる話じゃないか。そのあとにはタレント候補の特集コーナーがあり、タレント候補の歴史をふり返るVTRはなかなか面白かった。石原慎太郎、立川談志、山東昭子、アントニオ猪木、小池百合子、橋本聖子、大仁田厚、幸田シャーミンらが登場し、2010年初出馬の三原じゅん子の映像もあった。とはいえ、観たいものはリアルタイムの速報と中継なのだが、その後も事前に用意された企画が続き、太田がアキダイを取材するVTRは、「サンジャポ」と重複し、この番組でも放送される。太田が東大を訪れ、東大金融研究会の学生たちを取材するという企画もあった。中継はやっぱり減らされてしまったのかと思うが、蓮舫のあと、候補者はぜんぜん登場しない。4人目の中継には岸田総理が登場し、ここがこの番組の山場だったか。話題は経済について、太田の質問も鋭くてよかったのだが、しかし、話の途中で時間切れになってしまう。5人目の中継には泉健太が登場し、ここはなぜか井上貴博がインタビューをする。時間が短いなか、太田も質問をするが、泉健太は中継の会話にあまり慣れていない感じがした。放送は深夜1時まで、5時間あるのだと思い、一生懸命に録画残量を作ったのだが、太田の出演は23時まで、第一部で終わり。そういえば、前回の衆院選のときもそうだったか。期待していた水道橋博士との対決は実現しなかった。

 23時からの第二部は、小川彩佳は続投、ともに、国山ハセンがキャスターを務める。南波雅俊、山本恵里伽も加わり、パネラーには、成田悠輔が続投のほか、ロバート・キャンベル、星浩(TBSコメンテーター)、トラウデン直美、そしてなぜか、バイきんぐ小峠が出演する。第一部だけで録画をやめようかとも思ったが、小峠が気になり、録画を停められなくなった。第二部は、小中学生へのアンケート企画を中心にしていたが、第二部にも中継はあり、最初の中継には山本太郎が登場した。太田との中継にNGを出したわけでもないだろうが、第一部に登場し、太田と再び議論してもらいたかった。2番目の中継には茂木敏充が登場し、勝っている自民は機嫌がいい。そのあとも中継が続き、松井一郎、山口那津男、玉木雄一郎が登場した。23時以降のほうが状況が落ち着くのか、各党首がつぎつぎに出演する。そのあとにも中継には、京都選挙区の福山哲郎、それから、小池晃、福島みずほも登場した。当落情報も気にしていたが、東京選挙区の最後の議席争いは生稲晃子と山本太郎で決まり。乙武洋匡の落選は残念だ。長野選挙区、松山三四六がしっかりと落選したのは愉快である。

 番組は結局、深夜1時まですべて観てしまい、5時間ぶっとおしで観ていると、さすがに終盤はちょっと疲れたが、おおむね退屈せず、集中して観ていた。水道橋博士の当落はまだわからない。眠る前にブログの更新をしたかったが、急激に眠気に襲われ、深夜2時前には眠った。

2022年3月14日月曜日

3月14日月曜日/チェーホフに導かれて


◇ 溜池山王

 今日も朝から都内に。目覚めたときには雨が降っていたが、家を出るときには止んでくれて助かった。だいぶ暖かくなり、ジャンパーの下にはTシャツを着る。東横線、武蔵小杉から目黒線に乗り換えると、とても混んでいた。今年何度目かの溜池山王だが、地下鉄の出口に未だに迷う。昼食は、雑居ビルの地下にあるテツジという店に入り、三元豚生姜焼き定食を食べた。850円。昼はますます暖かい。夕方には天王洲アイルに移動し、新馬場まで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、カレーパンを食べた。本当は甘いパンを食べたかったが、売り切れていた。


 ベローチェでしばらく読書をして、それから、向かいのファミリーマートで、昨日買いそびれたチケットを、改めて、チケットぴあから購入しようと試みるが、どういうわけか、検索に引っかからない。近くのセブンイレブンにも寄り、今度はPコードを入力してみたが、どうやらもう、取り扱いは終わってしまったようだ。迷うけれども、あきらめるよりしかたがないのか。なにがなんでもこの公演を観たいという熱意が欠けているから買いそこねてしまう。

◇ 読書

 新馬場から京浜急行に乗り、電車内でも読書を続け、宮沢章夫「チェーホフの戦争」を読み終えた。2009年刊、ちくま文庫。親本は2005年刊、青土社。ロシアが戦争を始めたという状況で、ここ最近は戦争に関する本に意識が向くが、そういえば、この本がずいぶん前から手元にあった。1月にチェーホフの戯曲を2冊読みたくなったのはなんの偶然か、つぎにはこの本を読もうという考えもあったはずだが、そのときには、チェーホフがロシアの作家だとは意識することはなかった。偶然に導かれるようにして、この本にたどりつく。自分が47歳になろうという年に、たまたま読んだ「ワーニャ伯父さん」に登場する、ワーニャ伯父さんがまさに 47歳だという偶然にも驚いたが、宮沢章夫もやはり、47歳のときに「ワーニャ伯父さん」に取り組み、その符号について考える。さらにそのとき、石破茂も47歳だったことから、憂鬱と戦争が関連性をもつ。批評的な文体で書かれてはいるが、「もっと多義的な文章としてこれが存在すると理解してほしい。」と、宮沢はまえがきに書いている。「私にできるのは、チェーホフを読むことがそのまま、まったく小説らしくない小説のような、お話らしくないお話にようなものであればいいと考えた。小説とは、どんな姿をしていてもいいという。それほど自由な形式の文学だ。だとしたら、こうした「読み物」があっても許されるのではないだろうか。」

 夜遅くに帰宅し、冷凍パスタを食べながら、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・AI)を観た。それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・松尾貴史)も聴く。ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚め、確定申告にとりかかる。

2021年11月22日月曜日

11月22日月曜日/雨の日はテレビ

◇ テレビ

 朝、ブログを更新しようとするが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠りなおし、録画していた土曜の「お笑い向上委員会」を観た。「キングオブコント」のファイナリスト、空気階段、マヂカルラブリー、蛙亭、そいつどいつが登場する。それから、改めてブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のゲストにはロケット団、「ナイツ ザ・ラジオショー」のゲストには柳亭小痴楽が登場し、今日は寄席の話が多い。

 雨降りで外出するのもいやになり、家にいるとテレビが多くなる。録画していた日曜の「週刊さんまとマツコ」は、コロッケ、ホリ、ミラクルひかるが出演し、SNSでバズるものまねの特集をやっていた。この番組、ほんと、SNSの話ばっかりしている。「笑点」の演芸コーナーは、サンドウィッチマン初出演の映像が流れた。漫才ではなくコントをやっていて、いつの映像かと思えば、2007年11月だというから、「M-1」で優勝した年のその直前に出演していたのだ。大喜利では、「笑点」を作った談志師匠の没後十年ということで、「落語とは人間の業の肯定である」という言葉を引き、「落語とは」のあとのフレーズを考えるという問題があった。

 頭痛がひどく、夕方、音楽を聴きながら、2時間ほど眠る。目覚めて、ブログの更新をもうひとつ。夜になり、スーパーまで買いものに行ってきた。この時間にはもう、小雨になる。しかし、タイミングが悪かったようで、タイムセールの品はなにも売れ残っておらず、悔しいので、別のスーパーまで遠征し、1時間ほどで帰宅する。

 アマゾンプライムで映画を観ようかと思い、観たい映画を探していたが、どれも決め手に欠ける。それよりも、観たいテレビが溜まっているので、夜もひたすらテレビ。録画していた日曜の「情熱大陸」は、柄本明の特集。東京乾電池の劇団員を集めて、「あのさあ、あのう、今みたいになっちゃうとだめなんだよな。感じてるかな? 遅いんだよ。」「だから、あのう、なんていえばいいんだろうなあ。なんか柔らかくなっちゃう。」「それがどこからくるのかわからないけど、やってくる。」と、ダメ出しをする場面で、「(観客は)敵だからね。」と三度くり返し、「それをこうやって味方にしようなんて思ったら、それがもう、どこかでやってくるからね。」 と、文字にするとよくわからないが、ここはとても面白かった。演出家としての柄本明から、後半は、俳優としての柄本明に焦点は移る。明治座の稽古風景、セリフを覚えるすがたを映している。そして、本番前、「人」という字を書いて飲むすがたを映している。

 少し前に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」という番組が気になり、録画しておいた。こんな番組は今まで知らなかったが、TBSのドキュメンタリー番組で、ホームページで過去回を確認してみると、それ以前は、まあ、特に観ようとはしないだろうという内容だった。11月7日の放送は、村上春樹のドキュメンタリーだと思い、それで録画しておいたのだが、観てみると、「村上春樹ライブラリー」ができるまでのドキュメンタリーだった。村上春樹も音声で取材に答えていて、取材用にしゃべっているのだとは思うが、なんだか、ラジオでしゃべっているのと同じように聴こえる。この建築費を、柳井正が寄付していることは知らなかった。村上春樹とは早稲田の同級生になるようだ。続けて、「ドキュメンタリー「解放区」」をもう1本。つい昨日放送された回は、石破茂のドキュメンタリー。これはまるで、もうひとつの「君はなぜ総理大臣になれないのか」だ。移動中の車内で、安倍晋三について語る石破茂の、その口調が多くを物語る。とても面白かった。

2021年11月1日月曜日

11月1日月曜日/炎上する選挙特番

◇ 選挙特番

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「選挙の日2021」を観始めた。太田はいつものバラエティの調子で、いきなりふざけたスタートだが、ツッコミがいない状態ではかなり危なっかしい。5時間の特番を一気に観るわけにはいかず、まず、最初の40分ぐらいまでを観ると、太田の政治家へのインタビューが見どころのようで、甘利明、山本太郎、福田達夫、二階俊博が登場していたが、ツイッターを見ると、これの評判がかなり悪い。甘利への態度が炎上していたが、これは、拡散されている動画の切り取りかたもまずい。しかし、それを差し引いても、太田のインタビューはちょっとうまくないんじゃないかという気はした。政治家たちに侮られているか、軽くいなされているかという感じもする。山本太郎はなかなか貫禄が出てきて、太田の挑発にも余裕の受け答えをする。二階俊博はひとを食ったようなところがあり、このひと、人間的に面白いんだと初めてわかった。

◇ 稲田堤・登戸・向ヶ丘遊園

 朝から外出。稲田堤に用があり、それから、ドトールでひと休みする。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べた。早朝から起きていると、眠くてたまらない。読書は進まず、ラジオを聴きながら眠るが、気をつけていないと、椅子から転げ落ちてしまいそうだった。ツイッターを見ると、昨夜の太田の選挙特番は大不評のようだ。炎上が続くと、ラジオでなにをしゃべるかが楽しみにもなるのだが。

 ドトールを出て、ブックオフに寄っていく。新陳代謝の悪そうな棚で、いい本があっても、傷んでいて、買うのを躊躇する。220円単行本、110円文庫本を1冊ずつ買い、南武線で登戸に移動する。登戸で食べていこうかと思っていたが、なにもない街だ。向ヶ丘遊園まで歩き、先に、もう1店、ブックオフに寄る。以前、この店ではいい本が買えた記憶があり、いい印象があったが、今日はたいしたものはなかった。220円の単行本を1冊だけ買う。ここでやっと昼食になり、駅前のれんげ食堂に入り、豚焼肉丼を食べた。



 小田急線に乗り、大和経由で、二俣川まで戻ってきた。クロネコDM便を出すため、ヤマトの営業所に寄ると、返送品が1点あり、今度は住所不明だそうだ。メルカリで、いつまでも受取評価がつかないものがあったが、そういうわけか。正しい住所を知らせてもらいたく、歩きながらすぐに取引メッセージを送った。そのまま、歩いて帰るが、歩いていると暑くてしかたがない。長袖のシャツの上にジャンパーを着ていたが、まさか、11月になっても、歩いていて汗をかくとは思わなかった。

◇ 選挙特番

 夕方には帰宅し、「選挙の日」の続きをもう少し観る。インタビューは、小泉進次郎、石破茂と続き、石破茂はさすがにうまい対応をするが、時間が少なく、話の途中でも自動的に中継が切られてしまう。生放送中にニュースが入り、昨日の京王線の事件の映像をここで初めて観た。乗客が提供したらしい車内の映像は、手前に向かって、乗客がつぎつぎに逃げてくる。奥の車両では炎が燃えさかっていた。インタビューはそれから、高市早苗、西村康稔と続いたが、太田が質問している内容は、別に悪くないし、痛いところをきちんと突いている。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングはまず、太田の選挙特番を話題にしていた。ツイッターでの評判を高田先生が知っているのかはわからないが、乱暴なインタビューと、その後のトーンダウンを面白がっていた。そのあとは話題は変わり、本の話になった。高田先生は神保町の東京堂書店によく寄っているそうで、店頭に飾られている売り上げベストテンの1位が水道橋博士の「藝人春秋Diary」で、文庫の1位が談志の「田辺茂一伝」だったそうだ。「田辺茂一伝」は解説を高田先生が書いている。それから、和田誠の日記についてもしゃべっていた。12時台は、桂雀々がゲスト。雀々が出演している、リム・カーワイ監督の「カム・アンド・ゴー」も気になる映画だ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載は、「M-1」審査員の年齢について。第1回の青島幸男の69歳に巨人が並んだそうで、巨人はそのことを、ユウキロックが YouTube で指摘していて知ったという。そして、近年、審査員が若返ったような印象があるが、第1回のときは、島田紳助は45歳、松本は38歳だったのだ。それよりも、準決勝の審査員がほとんど変わっていないことをユウキロックは指摘していて、巨人もそこに共鳴している。

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、何時間眠れたかわからず、深夜3時頃に目覚めた。ブログの更新をひとつ。ツイッターを見て、博士が太田の炎上を擁護していることを知った。それに多くのいいねがついていることが救いに感じられる。

2021年9月15日水曜日

9月15日水曜日/コント・節約・シンデレラ

◇ ラジオ

 朝にまず、ブログの更新をひとつ。午前中に、駅前まで用があり、すぐに帰ってくるが、曇っていたのが、晴れて、少しの時間の違いだが、帰り道は暑くなった。11時半からはラジオ。昇太師匠の「ビバリー昼ズ」は、清水克行という歴史学者がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。ゾフィーがゲスト。上田の元相方が落語家になっているそうで、検索して確かめたが、柳亭信楽というひとで、芸協だからナイツも知っているのだ。先日の「芸人憲法学読本」(芸人の本について語るイベント)の話をここでもしていて、コントのひとはあんまり本を出していないというが、そんなことはないだろう。今どきのコント師というわけではなく、志村けんやローワン・アトキンソンの話もしているのだから、喜劇人の本ならばいくらでもあるのに。

 昨夜、聴きながら眠ってしまった「爆笑問題カーボーイ」も、タイムフリーで聴くと、いきなり自民党総裁選の話題から始まり、なにかと思えば、石破茂が出馬をとりやめるすぐ前に番組で会ったという話。それから、本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」の話もしていた。この本は読みたい。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、松屋に入り、キムたま牛めしを食べた。そのあとはドトールに入ろうかと思っていたが、昨日振り込まれるはずだったアマゾンの売り上げがいつ振り込まれるのかもわからず、節約しなければやっていけないと思い、やっぱりやめる。くまざわ書店に寄り、新刊のチェックだけして帰る。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。中村メイコがゲスト。「大事なものから捨てなさい」という本を出したそうで、(コントのひとの本だ。)その本に書いてある話だと思うのだが、エノケンからもらったキューピー人形を捨てたとか、東郷青児が描いた似顔絵を捨てたとか、ぜんぶでトラック7台分のものを捨てたというから、聴いていてぞっとする。いや、本人は要らなくても、文化的な価値があるものがいくらでもあるだろうに、家族に文化人もいながら、誰もなんにも言わなかったんだろうか。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。アマゾンオリジナルの、カミラ・カベロ主演の「シンデレラ」を観た。シンデレラの物語が、ポップソング満載のミュージカルコメディになっていて、すこぶる楽しかった。現代的な女性像や、キャスティングの多様性など、今はこうなんだよという具合に、古典的な物語を楽しくアレンジしている。それこそ、コントになじんでいるものにとっては、こういう約束事のなかで観ることには慣れていて、「ひょうきん族」なんかで、タケちゃんマン版の「忠臣蔵」を観るのと似たような感じもした。エノケンの浅草オペラの荒唐無稽さも、もしかすると、こういうセンスだったんじゃないだろうか。

2021年8月21日土曜日

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで




◇ 伊勢佐木町

 昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶりの訪問。外のワゴンから1冊、とり・みき「ダイホンヤ」を買い、30分ほど、雑談をしていく。馬燈書房にも寄ってみようとしたが、こちらは閉まっていた。イセザキモールを関内方面に歩き、ブックオフにも寄っていく。文庫本になかなか買うものが多く、9冊買った。有隣堂にも少し寄り、新刊のチェックをしていく。


◇ 放送ライブラリー

 関内駅の反対側にわたり、海側に進んでいく。今日は時間があると思い、放送ライブラリーに寄ろうと、あらかじめ計画していた。去年は何度か利用していたのだが、今年に入ってからは初めてだ。「日本の喜劇人」を読んでいる最中に、確認したい番組がいくつかあったが、ここに遊びにくるような余裕がまるで作れなかった。しかし、それよりも、今は雨上がり決死隊に興味が移ってしまった。昨日のうちに、ホームページで検索しておいたが、まず、2002年10月放送の「ワンナイR&R」を観る。雨上がり決死隊、DonDokoDon、ガレッジセールという3組を中心にしたコント番組だが、放送当時はぜんぜん観ていなかった。なぜそんなに興味がなかったのかもわからないが、この番組はややこしい変遷があり、放送ライブラリーのデータでは第1回と書いてあるが、ウィキペディアにあたってみると、どうやら、この時間帯に移動してから第1回ということのようだ。タイトルも変化しているのだろうが、この時期にはすでに人気番組で、定着しているキャラクターがいくつも登場する。オープニング映像のかっこよさに、勢いのある番組のムードはあるが、とはいえ、ここに至る流れを知らないものには、それを飛び越えるほどの面白さは感じられなかった。しかし、30分番組で、ここまできっちりとコントを作っている番組が、まだこの時代にはあったのだ。スタッフを確認したかったが、どういうわけか、エンドロールが流れず、ここに収蔵されている映像はエンドロールを入れる前のものなのだろうか。続けて、「ワンナイR&R」をもう1本、2003年6月放送の100回記念の回も観た。この番組では、この2本だけがここには収蔵されている。1時間の拡大版だと思うが、おおむね傑作選で、ゴリエの名場面にずいぶん時間を割き、当時のゴリエの人気ぶりが感じられる。実際、ゴリエのコントで見せるゴリの身体能力はすさまじいもので、ほかのなによりもいちばん面白かった。出演者3組はいずれも三十代で、肉体的に充実している。吉本の3組だが、どういうわけか、とんねるずの番組に似た雰囲気があると思った。山口智充の芸達者ぶりも発揮され、ゴリとぐっさんは怪物的なのだが、主役になり得るアイドル性があるのはやっぱり宮迫だろう。放送ライブラリーの利用時間は2時間。30分余り、その時間で、「日本の話芸」の仁鶴の「兵庫舟」を観た。1991年11月放送。この時代の仁鶴はとっくに落ち着いていて、たいして面白くはないが、仁鶴の出演番組ではこれよりも古いものは収蔵されていなかった。

 放送ライブラリーのあとは、中華街で食べていくのが決まりになっている。中華街は4月以来だ。適当に歩き、隆昌園という店の外でメニューを見ていたら、店のお姉さんに呼び込まれ、ここに決めてしまった。たぶん、この店は初めて入ると思うが、17時前だったが、ランチメニューをまだやっていて、とり肉辛味噌炒めを食べた。680円。関帝廟のほうに歩いていくと、隣りの中華学院が消滅していた。横浜スタジアムのほうに抜け、横浜公園の脇のベローチェに入り、ひと休み。ツイッターから新規感染者数を確認すると、東京は 5074人、神奈川は 2705人。




◇ 市長選

 関内から根岸線で横浜駅に戻り、市長選の選挙演説をやってるんじゃないかと思い、西口に出てみると、どうやらこれから、小此木八郎の演説があるようだ。ツイッターで検索してみると、少し前には林文子が演説していたようで、もうちょっと早く横浜駅に戻ってきてもよかった。駅前の広場には、マスコミのすがたと、メガホンを肩からかけ、小此木八郎よりも先に演説をしている活動家のすがたがあった。5分ほど待っていると、小此木八郎の選挙カーがやってきて、タスキをした本人が降りてきた。聴衆のなかに入っていくが、握手ができず、グータッチでまわっていく。こちらにもやってきたが、別に支持者ではないから、グータッチはしなかった。投票日前日、最後の演説ということで、応援の議員がたくさん集まっていて、本人の前に、つぎつぎに演説をしていく。しかし、意気込みばかりで、内容のない話が続き、この演説作法はもう、絶望的に古いんじゃないのか。いちばんの大物は石破茂で、石破茂以外は誰だかわからなかった。石破茂は自民党のなかではまともな政治家だと思っているが、それでも、演説になると珍妙な芸になる。たしか、コロナの話をしていたのだと思うが、ステイホームになったせいで空き巣が減り、引ったくりも減ったが、家庭内暴力が増えているという話をしていた。それから、先日の小田急線車内での事件の話になり、刃物を取り出すところを、みんなスマホを見ていたから誰も気がつかなかったという。それがどこでどうつながったのか、「それを防げるのは、小此木八郎しかいない!」といきなり言うので、論理もへったくれもなかった。そして、妊婦さんが自宅で出産し、死産になったニュースについても語り、現状に対する問題点をうねうねとあげているかと思ったら、「それができるのは、小此木八郎しかいない!」と声を張りあげる。漫談のブリッジなんだろうか。そして今度は、コロナのせいで婚姻率が減ったという話になり、その問題について語っていく。いつ出るかと聴いていたら、最後にはやっぱり、「それができるのは、小此木八郎しかいない!」が出た。応援演説がぜんぶで30分以上続き、石破のあとに小此木八郎がついに登場したが、小便に行きたくなり、その場を離れた。 










 20時半頃に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」は松尾貴史。どうやら、田中康夫の代打だったようだ。仁鶴について語っていたのがとてもよかった。こういう話はほかの担当者では無理で、今日は松尾貴史の担当でちょうどよかった。録画している「Nキャス」も追っかけ再生で観て、深夜0時前には眠る。

2021年1月1日金曜日

1月1日金曜日/元日

 0時を越え、新年を迎えてまず初めにしたことは、ショッピングカートに新年のあいさつを書き込むことだった。それからこのブログにも、日記の更新が遅れていてあとまわしになってしまうが、1月1日付けで新年のあいさつを更新した。今年はこのブログをわがホームグラウンドとして整えていく。ツイッターのタイムラインは大晦日からほとんど追いかけていない。

◇ テレビ

 深夜2時過ぎから、録画した「笑ってはいけない」を観始める。ほぼ毎年、一応、録画はしておく番組だが、6時間の放送を律儀に観るわけではなく、ざっと早まわしで観てしまう。誰が出て、なにをやったのかをチェックしておけば充分な番組で、今年は1時間ほどで観終わった。しかしそれでも、菅野美穂と鬼越トマホーク、梅垣義明と稲垣吾郎、武田鉄矢の「香水」と石破茂のところなどは、早まわしを押す手が止まった。今年は過去の名場面をクイズにする企画が長々とあったが、これなんかはコロナ禍での苦肉の策だったのかもしれない。続けて、これも毎年恒例の「ぐるナイおもしろ荘」を観る。ダイヤモンドというコンビが面白いと思ったら、きちんと優勝し、珍しく自分の好みと一致した。

 朝からはまた、長時間の正月番組を録画するため、レコーダーはフル稼働になる。「爆笑ヒットパレード」など、毎年録画しているが、録画したままでまったく観ていない年が続いている。

◇ 外出しない元日

 早朝から少し眠り、目覚めてすぐ、ブログの更新をした。元日の朝から昨年末の日記を書いている。ひたすらブログに手を入れ、息抜きに録画してあるテレビを観る。といっても、最新の番組ではなく、録画残量の確保を優先するため、何年も前に録画した、観そびれていた番組をチェックしていく。元日だというのに、未来のことはまったく考えず、過去にばかり目を向けている。しかし、これがけして悪い時間ではない。

 夕方からまた眠り、暗くなってから目覚めた。アマゾンプライムで映画を1本。「鴛鴦歌合戦」を初めて観た。あまりにも正月らしくない時間を過ごしているので、なんとか正月らしい気分になりそうな映画を観ようと考えた選択。それからまたブログの更新。何年も前のテレビ番組をもう少し観て、深夜にまた映画をもう1本。キートンの「セブン・チャンス」。アマゾンプライムでは、澤登翠先生の説明入りのものが配信されている。たしか、だいぶ前に、門前仲町の「無声映画観賞会」でも澤登先生の説明で「セブン・チャンス」を観ていて、そのときに、こんなに楽しい映画なんだと驚いた記憶がある。観なおしても、終盤のするするとした展開がやっぱりたまらない。

 一歩も外出しない元日というのも何年ぶりになるのか。いや、もしかしたら、人生初かもしれない。一年の始まりはアグレッシブに過ごさねばという感覚がずっとあったが、自分にとっては、今年はこれが自然だったのである。ブログの更新と、テレビと映画、短い睡眠を何度かとり、深夜3時頃にまた眠る。明日との境目もはっきりしない。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...