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2023年10月5日木曜日

10月5日木曜日/昼食はイートイン



◇ 梶が谷

 朝から川崎市に。田園都市線の梶が谷駅で下車、なじみのない土地だが、駅から30分ぐらい歩いた団地のほうまで用があり、グーグルマップを確認しながら歩き続け、帰りにはスマホのバッテリーがピンチになり、フジスーパーのイートインにコンセントがあるのを見つけ、ここでお茶とおにぎりを買って食べていく。これが今日の昼食。スマホを充電し、ラジオを聴きながら少し眠る。読書もしたかったが、眠気がひどくてしかたがない。夕方になると、半袖では寒いくらいになった。梶が谷駅のほうに戻り、ブックオフに寄っていく。そういえば、以前、ここのブックオフには寄ったことがあったんだ。お気に入り登録なし、390円の単行本を2冊、220円の新書を1冊買っていく。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」を。ゲストは加藤登紀子。森繫久彌が「徹子の部屋」初回に「知床旅情」を歌っている映像が流され、スタジオでは加藤登紀子も「知床旅情」を歌った。NHKの「ニュース7」では、ジャニーズ会見NGリストの続報があった。ジャニーズの見解がホームページに公開されたんだな。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は「水曜日のダウンタウン意外な初登場SP」。この番組、初期のころはぜんぜん観ていなかったから、初めて観る映像が多かった。しかし、多くが無名の段階で登場しているから、観ていたところで認識はできなかったものがほとんどだろう。カズレーザーの初登場は2014年、「下積み時代の芸人行き着く先は謎のバイト説」に「カネコ」という芸名で出演していた。2018年放送「ミックスルール対決 人脈×サッカー」には、カラテカ入江に呼ばれた芸人たちのなかに、空気階段、りんたろー、お見送り芸人しんいちがまぎれていた。2016年放送「どんなモノでも一週間煮込めば一緒説」には、マテンロウの大トニーに呼ばれたまだ別コンビだった兼近が登場。2017年放送「No.1じゃない方芸人もうそろそろ俺じゃない説」にも、ロケ中の大トニーにあいさつする兼近のすがたがあった。そして、2017年放送「サンシャイン池崎超えの実家貧乏はいるのか?」にて、兼近がようやく、ついでではなく出演する。2020年放送「コウメ太夫にネタのダメ出しされた後輩誰一人何一つ直さない説」にはやす子が登場。これがテレビ初登場でもあったようだ。2017年放送「売れてなくても芸人の彼女はカワイイ説」には、いち・もく・さんのプロポーズの場面にヒコロヒーとみなみかわが映っている。そして、2019年放送「ソフトクリーム買った直後に説教食らったら食べるわけにいかず溶けて無くなっちゃう説」には、TKO木本に説教を受ける役として、みなみかわが二度目の登場を果たしている。2017年放送「社長がバンザイやめない限り部下は絶対にやめられない説」では、河本準一に仕掛けられる若手たちのなかにニューヨーク屋敷が混じり、まったく臆せずにつっこむすがたがあった。ちなみに、ダウンタウンのテレビ初出演は「素人名人会」とのこと。

2023年2月18日土曜日

2月18日土曜日/ラジオに満たされて

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつける。TBSラジオの「木梨の会」を聴いていて、これが終わってから、先週日曜の深夜に放送された「小林克也のオールナイトニッポン」をタイムフリーで聴こうとしたら、間違えて、ちょうど放送が始まった「小林克也のオールナイトニッポン」を再生してしまった。昨夜から始まった「オールナイトニッポン55時間スペシャル」のひとつ、今朝7時から2時間は小林克也の担当だったんだ。先週の放送よりも、これを先にオンタイムで聴いてしまうことにする。山下達郎や桑田佳祐の曲をかけながら、彼らのエピソードもいろいろとしゃべるゴシップ的な面白さもあった。しかし、いたって通常営業というふうで、いかにも特番のような浮ついたところがない。これはプロのディスクジョッキーの仕事だな。小林克也はニッポン放送では普段からレギュラー番組をやっているし、NACK5では毎週9時間の放送をやり続けているのだからすごい。続けて、9時からは「山下達郎と上柳昌彦のオールナイトニッポン」もオンタイムで聴き始めてしまう。ほどのよいところで中断するつもりでいたが、飽きる場面がなく、面白くて、これも最後まで聴いた。

 ラジオを聴きながらクリックポストを作ろうとすると、プリンターのインクが切れてしまい、間が悪い。今日はあきらめて、インクは明日買うことにする。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は、現代アートを正しい向きで飾ることができるのかに挑戦する企画。モンドリアンというアーティストの作品が、75年間、上下逆に飾られたまま気がつかれなかったというニュースがあったそうだが、このニュースは知らなかった。サバンナ高橋が進行役。ワタリウム美術館で収録し、和多利恵津子さんという館長と、現代アートの作家たちが出演した。

 昨夜の「A-Studio+」は草笛光子がゲスト。なんと、今年90歳。しゃきっとしているし、容姿がきれいなのはさすがなのだが、同じ話を二度くり返してしまうのをそのまま放送する場面があり、一瞬、どきっとさせられるが、鶴瓶がうまく受けとめ、90歳のありのままを肯定しているような放送がよかった。森繫久彌、小林桂樹、三木のり平といった、話に出てくる名前もすごい。草笛光子がお風呂に入っていると、森繫久彌が必ず入ってきたという。

 今朝の「ワルイコあつまれ」も観ると、草彅剛が刑事を演じる「好きの取調室」のコーナーに、藤田医科大学の加藤庸子という先生が登場していた。脳動脈瘤の破裂を防ぐ「クリッピング術」のスペシャリストだそうで、この「クリッピング術」というものを知らなかったし、このコーナーにはいつも驚くような研究者が登場する。後半には「子ども記者会見」のコーナーがあり、こちらにはゲームプロデューサーの木村弘毅というひとが登場した。

 ブログの更新にとりかかっていたら、それだけでもう夕方になってしまった。一日にどうもしまりがない。夜にはまた、タイムフリーで、先週日曜の「小林克也のオールナイトニッポン」をようやく聴いた。こちらの特番では、1曲目にYMOの「ライディーン」をかけていた。高橋幸宏、鮎川誠、あるいは加藤和彦など、亡くなった音楽家たちのことが多く語られる放送だった。小林克也の話術をもっと聴いてみたくなり、Spotify になにかないかと検索してみると、「小林克也ネタ集」というポッドキャストを見つけたのだが、これはなんなんだろうか。聴いてみると、たしかに小林克也がしゃべってるんだけど、サムネイルが怪しく、公式なものかもよくわからない。

 録画していた「Nキャス」を観て、それからまた深夜には、先週土曜に放送された「大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium」を聴き始めた。Creepy Nuts を知らなかった大槻ケンヂが、「のびしろ」をこの番組で初めて聴く。かなり後半まで聴いていたが、最後までは聴けずに眠ってしまった。深夜1時過ぎだったか。昨夜金曜に放送された文化放送のシティボーイズ特番も聴きたかったが、今日はラジオばかり聴いていて、耳が満たされてしまった。満腹と同じだとすれば、ごちそうだとわかっているものは、もう少し腹を空かせた状態でいただかなければもったいないではないか。

2021年11月21日日曜日

11月21日日曜日/談志没後十年

◇ テレビ・ラジオ

 昨夜はラジオを聴きながら眠り、何時に眠り、何時間眠れたかもわからない。さまざまなことが滞っているせいか、胃がどうも緊張状態にある。朝、ブログの更新をひとつ。それから、昨日読んでいた「ミュージック・マガジン」の昭和歌謡特集を見ながら、Spotify で楽曲のチェックをしていた。録画していた今朝の「サンデージャポン」をすぐに観ると、大谷翔平がMVPに選ばれた話題で、メジャーリーグ通として知られる向井万起男がVTRに登場した。田中の摘出した睾丸を診断したのが向井万起男だったとは知らなかった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴く。14時台のゲストは誰かと思えば、松岡ゆみこだった。11月21日、談志師匠の命日に合わせた出演。「海老名美どりです」という第一声から始まり、しゃべりっぱなしで、なかなかプロフィール紹介までたどりつかない。爆笑問題との親しさもよく知らなかったが、父親譲りのアクの強さで、最初から最後までずっと面白かった。ちょうど、ゆみこさんの「ザッツ・ア・プレンティー」を昨日から読み始めていて、談志師匠が亡くなった直後に出版された本だが、つい最近、ブックオフで買うことができた。亡くなるまでの介護の日々を綴った日記を本にしたもので、とてもじゃないがなかなか読む気になれなかったが、没後十年を機に読んでみようとようやく思えた。昨日から、ゆみこさんの言葉をえんえんと聴いている感覚がある。

 夕方に2時間ぐらい眠り、夜になり、昼に放送されていた「ザ・ノンフィクション」を録画で観た。談志師匠のドキュメンタリー。ある時期から、息子の慎太郎さんがつねにカメラをまわしていて、撮りためていたその膨大な映像を編集して番組にしたものだ。あるいは、談志師匠自ら、自撮り撮影しているものもある。記録することに対するこのすさまじい執着。森繫久彌とじゃれ合うすがたなども貴重だが、それ以上に、弱い談志のすがたがたくさん残されている。映像を観るよりもひと足先に「ザッツ・ア・プレンティー」を読み始めていたため、本に書かれていることを映像で確認するようなことになった。しかし、最後に竹原ピストルの歌が流れるのはなんともいやだった。談志夫妻にこんな曲はどうもそぐわない。この番組は14時から放送され、「日曜サンデー」にゆみこさんが出演していたちょうど真裏だった。14時24分が亡くなった時刻だそうで、ちょうどその時刻に、テレビではこの番組を、ラジオにはゆみこさんが出演していた。

 

 続けて、談志没後十年にちなんだ番組をもう1本。MXでついさっき放送されたばかりの「復活!言いたい放だい」の録画を観る。「談志・陳平の言いたい放だい」を、志らく・伯山のコンビで復活させた。伯山は志らく師匠のご指名だったようだ。志らく師匠のひとりしゃべりから始まり、まずは過去の名場面集。途中で、野末陳平先生もゲストで登場し、お元気そうでなにより。そのあとは、談志の落語に焦点をしぼり、高座の映像のダイジェストを流し、スタジオでは芸論になった。志らく師匠が、談志は下手に演ろうとしていたというと、「下手に演る」とはどういうことか、伯山が志らくに訊ねる。伯山から見ると、談志の講談はちょっと違うと言い、「うーん、上手い下手じゃないんですよ。なんだろうな、あれたぶん、先代の馬琴先生、五代目の馬琴先生からとってんじゃないかなあって思うんですけど」「五代目の馬琴って、志ん生師匠みたいに、落語でいうと、崩してるんですよ、ちょっと。自分が腹に入れてるから。自分のからだに。だから、あれは楷書の修羅場ではないんですよ。草書の修羅場なんですね、うまく言うと。ただ、ネタに関しては、談志師匠の「慶安」だとか「青龍刀権次」だとかいろいろあるじゃないですか。ああいうのはね、「小猿」もそうですけど、ああ、お上手だなあ。今、講釈師でこれだけできるひといるかなあ、っていうようなものはありますけど、ぜんぶじゃないんですね。やっぱりその、談志師匠のレベルとはいえ、他ジャンルなんで、いやこれはね、師匠ね、そりゃあダメですよ、っていうのも、生意気にありますね。」 志らく「たぶんね、「三方ヶ原」やなんかはね、ノスタルジーと思い入れの部分が強いと思うんですよ。そこの部分が好きだから、これを、講釈を上手くやってくれって弟子に言ってるんじゃなくて、俺のこのノスタルジーの部分を愛せ、っていうことなんですよ。だからその、歌なんかでも、歌謡曲を歌えと。で、サザンオールスターズを歌おうがね、さだまさしを歌おうがかまわないんだけども、どんなに上手く歌っても談志はオッケー出さない。俺が好きな三橋美智也のような、ディック・ミネのような、岡晴夫の、それを愛してるという感じで歌ってくれれば、多少音程が外れたっていいんだと。それとね、たぶん、講談は似てる、おんなじ部分があると思う。」 伯山「あと、僕ね、つくづく感じるのは、講釈とか浪曲に対して、談志師匠は、けっこうノスタルジーが強いっていう。落語に関しては、まさに、さっきの「やかん」、あれはまあ、志らく師匠もおっしゃるようにイリュージョン落語というか、やっぱ「伝統を現代に」から始まり若いころから。でも、談志師匠も、落語に関しては革新の部分と、最後にはやっぱり、江戸の風が吹くかどうかが落語の勝負だって言ったりっていう、統一はされてないですよね。矛盾も孕んでいながら、それも、でも落語なんだよっておっしゃるような。」 そのあとは、談志が好きな映画について語り、最後は談志を離れ、ふたりで最近の話題についてしゃべった。2時間番組の後半は、2005年に放送された「芝浜」をノーカットでみっちりと流した。このインプロビゼーションでしゃべる「芝浜」が、伝説化している2007年の「芝浜」につながる。

 談志に浸る一日。テレビを観終えて、「ザッツ・ア・プレンティー」をもう少し読み進めてから、深夜1時過ぎに眠った。

2021年6月2日水曜日

6月2日水曜日/「日本の喜劇人」を読む(3)

◇ ラジオ・テレビ

 週末はばたばたと忙しく、タイムフリーで、「ナイツのちゃきちゃき大放送」の後半をようやく聴いた。木村昴がゲストで、たてかべ和也のエピソードは「はなつまみ」でも聴いているのに、もう一度聴いてもまた感動する。落語をやっているという話もあり、志ら乃さんの名前も出た。月曜の「ズーム」を聴くと、志らく師匠がオープニングで、伯山にいじられていることについてしゃべっていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」。12時台には市馬師匠が登場し、5月は落語応援月間だったが、今週はボーナストラックということになる。午後は録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」はモーリー・ロバートソンがゲスト。日曜の「週刊さんまとマツコ」も観る。この番組の形式がまだわからないが、今週はトークだった。ロケ企画よりも、こっちのほうがいい。

 夕方になる前に、ヤマトの営業所まで。週末あたりからやけに注文が多くなり、2週間前なんかは、誰かに悪評でも流されてるのかと不安になるくらいに注文が止まってしまった日があったが、考えてみると、緊急事態宣言の延長の影響か。しかし、神奈川県にいるとあまり変化を感じない。二俣川に出て、松屋に入り、厚切りトンテキ定食を食べる。ジョイナステラスの無印良品に寄り、Tシャツを買っておく。くまざわ書店にも少し寄り、それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をする。


◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」を少しずつ読み進めている。かさばる本なので、遠出するときにはカバンに入れていけない。今日みたいに、なにも予定がない日に一章ずつ読んでいくしかない。第三章は森繫久彌について。有名な「森繁病」について書かれている章で、この章は新潮文庫版で何度か読みなおしている。初めて読んだときには誤解したが、「森繫病」とは森繫を批判する言葉ではなく、森繫によって、ペースを乱された喜劇人たちに対する皮肉である。(最近では、四十代のお笑い芸人から「ダウンタウン病」という言葉をたびたび耳にする。) この章で、その時代のおもな喜劇人たちに一気に触れられ、伴淳三郎、三木のり平については、ここでは突き放した書きかたをしている。代わりに、小林信彦がここで評価しているのは、有島一郎、堺駿二、益田喜頓といったひとたちで、新潮文庫版で「日本の喜劇人」を初めて読んだときには喜劇史の教科書のように読んだが、むしろ、教科書的な喜劇史に対する反発がかなりあるというのが今となってはわかる。

 第三章を読んだあとは、これもちびちび読み進めていた夏目漱石「坊っちゃん」(新潮文庫)も読み終えた。まあ、普通に読めば一気に読める小説だが、「坊っちゃん」は小学生のときに初めて読み、何年か前にそれ以来に読みなおしたが、これは今一度、じっくりと読みなおしておきたいと思っていた。これも小林信彦の影響である。

 西友で買いものして、夜に帰宅する。少し忙しくしていると、テレビ番組の録画がどんどん溜まっていく。残量確保のため、ざっと観て、つぎつぎに消去していく。昨日放送された「知恵泉」という番組は、永六輔の特集だと知り、録画しておいたが、これは保存する。黒柳徹子が出演。VTRには矢崎泰久も登場した。深夜0時前には眠ろうとしていたのに、ぜんぜん眠れず、これはだめだと思い、またテレビを観る。「はなつまみ」を観て、深夜2時前にようやく眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...