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2023年9月10日日曜日

9月10日日曜日/狂言からの高木ブー

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」を観ると、ジャニーズの性加害問題を扱うなかで、北公次「光GENJIへ」が紹介され、それだけでなく、村西とおる製作の映像版「光GENJIへ」の映像も流されていたのにはちょっと驚いた。先日の会見の映像のなかにはここで初めてきちんと観る部分もあり、ネットニュースでは目にしていたが、松谷創一郎による質問では、忖度しないことを明言してもらうように迫っている。それに対する井ノ原快彦の答えは、忖度なくしますといっても急になくなるものではない、これをなくすのは本当に大変だから、みなさんの問題でもあると思うのでご協力いただいたほうがいいと思いますと、その口調には体温がこもっている。それに比べると、東山の受け答えはどうしても芝居がかった調子がある。

 昨夜の「にちようチャップリン」は女性芸人の特集。うわさのおばあちゃんを初めて確認した。76歳。形式は漫談なんだな。シルバー川柳を披露するだけの漫談だが、それが「おばあちゃん」という芸名にくるまれている。なによりもこの芸名のマジックだ。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴く。パートナーはヒコロヒー。オープニングでは、大竹まこと、ヒコロヒー、島崎和歌子、ガダルカナル・タカというメンバーで、たこ焼き屋に行った話をしていた。ヒコロヒーとタカはこれが初対面。そのあとのゲストのコーナーには囲碁将棋が登場。ここでは大竹まことから、立食パーティーの営業で談志師匠が帰ってしまったエピソードが話された。話を聴かない客たちを、そのあとの出番のマルセ太郎が座らせて説教したという。


◇ 狂言

 昼から外出。平沼橋から紅葉坂まで歩き、今月も横浜能楽堂、月イチ恒例の「横浜狂言堂」に。ここしばらくは当日券で入場していたが、昨夜に確認すると、その時点で残席が少なくなっていたから、今回は用心し、チケットを予約した。スマホからQRコードを見せて入場するかたち。脇正面、最後列の真ん中の席。客席全体からすると、かなり端っこの席になる。14時開演。最初のお話の時間は茂山千五郎が務める。ここで初めて知ったが、この横浜能楽堂は改修工事に入るため、年内いっぱいで休館してしまうようだ。ああ、せっかく、今年に入ってから毎月通うようになったのに、その習慣は1年だけで終わることになるのか。逆に考えると、これが最後のチャンスだったということか。前半の演目は「雁礫」。シテは茂山七五三。アド、道通りの者を演じるのは茂山逸平。休憩を挟み、後半は「節分」。シテは千五郎。しかし、今回はだいぶうたた寝してしまったな。いつまでも通えると思えば客席で眠る時間もぜいたくだが、とりあえず、ここに通うのはあと3回ということになる。15時半頃に終演。


 今月も、県立図書館、中央図書館に寄り、それから、桜木町のほうに歩いていく。夕方に遅めの昼食。馬車道の裏の味奈登庵に入り、牛せいろを食べた。880円。万国橋を渡り、新港地区に向かう。ここを通るのもしばらくぶりだったが、まわりの建物にずいぶん変化があるようだ。ハンマーヘッドに向かって歩いていくと、遠くから音楽が聴こえる。ライブでもやっているのかと思いながら近づいていくと、手前のショッピングモールでDJをやっていた。







◇ イベント

 ハンマーヘッドにわざわざやってきたのは、「ウクレレピクニック」というイベントを高木ブーのインスタから知ったからだ。能楽堂からはやや歩くとはいえ、歩けなくはない距離のところで高木ブーを生で観る機会があるとなれば、これはやっぱり向かわざるをえないということになった。ホームページのタイムテーブルから、19時前に高木ブーが出演することは確認していた。入場無料。1時間ぐらい早めに到着し、会場内をぶらぶらする。この「ウクレレピクニック」というイベントにやってくること自体が初めてで、歴史あるイベントだと思うのだが、会場内には物販ブースが並び、ウクレレやハワイに関するものをいろいろと売っているようだった。買うわけではないから、あんまりじっくりとは眺めなかったのだけれども。ステージが2箇所にあり、高木ブーが出演するほうのステージに、19時まではまだ時間があるが、少し余裕をもって待つことにする。ステージではひっきりなしに演奏が行われていて、もうひとつのほうでは子どもが演奏したりもしていたが、こちらでもアマチュアのどうやらウクレレ教室の生徒のかたたちが大勢で演奏していた。ステージ前には座れる席があり、それを囲むように立ち見もぎっしりの盛況。正面後方に立ち、観始めると混んできたからもう動けなかったが、斜めから観る位置のほうが観やすかったかもしれない。そのあとにはゲストということになるのか、プロの演奏家たちが登場する。まずはしゃべるのが得意な男性の演奏家、そのつぎには男女のデュオが続いた。そのあとにはベテランのキヨシ小林が登場。キヨシ小林というひとは過去に生で観たことがあるような気がするのだけど、どこだったかな。記憶がはっきりしない。キヨシ小林のステージは面白かった。そしていよいよ、お目当ての高木ブーの登場。セッティングをしているときから、真ん中に座り、ぼそぼそっとしゃべっていることがもう可笑しかった。バンドを従え、ハワイアンの名曲をいくつも歌ったのだが、松山千春の「恋」を歌ったのが、唯一、謎の選曲だった。








 20時頃に終演し、みなとみらいを歩いて帰る。なんだかへとへとに疲れてしまった。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」の演芸は大木こだまひびき。ラジオを聴こうとすると、ラジコの地域判定がまた狂い、大阪になっている。さんまの「ヤングタウン」を聴いてみるが、ジャニーズの話などはまったくなく、この番組は55周年かなにかなのか、よくわからなかったがどうやら古い出演者が登場していたようで、ひとりは加藤紀子だったが、もうひとりは誰だかわからなかった。深夜0時頃に眠る。

2023年6月27日火曜日

6月27日火曜日/なんのために借りる

◇ 小川町・岩本町

 今日も朝から都内に。横浜から横須賀線に乗り、新日本橋駅から外に出ると、ぽつぽつと雨が降っている。天気予報をまるで気にしていなかった。小川町のほうまで歩き、それから、岩本町のほうに移動した。雨はさほど降らずに止む。昼食は小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。680円。ベローチェに入り、ひと休み。読書をして、趣味のインスタ投稿も。ツイッターを覗いてみると、猿之助が自殺幇助の容疑でついに逮捕されたとのニュース。

 帰りの横須賀線でも読書を続ける。獅子文六「ちんちん電車」を読み終えた。2017年刊の新装版、河出文庫。親本は1966年刊か。あとがきまで読んで初めて知ったが、「週刊朝日」の連載だったんだ。獅子文六、晩年のエッセイ。文庫解説は関川夏央。獅子文六の生涯もこの解説で初めて詳しく知った。作家としてブレイクしたのは四十代だったんだな。

 

 星川に途中下車し、保土ヶ谷図書館に寄っていく。19時閉館まで、1時間半あったが、借りる本をなかなか決められず、棚をまんべんなく見ることになった。うちにも読む本がたくさんあることを思うと、読み甲斐のある本はまた改めてと考えたくなる。なんのためにわざわざ本を借りるのかわからないが、もったが病で、また1冊だけ借りていく。マクドナルドに入り、もう少し読書をしていく。閉店間際のコーナンに寄り、ダンボール板だけ買って帰る。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「うたコン」はNHK大阪ホールからの中継。冒頭から、谷原章介とともに上沼恵美子が登場する。いや、上沼恵美子が観たいわけではなく、新しい学校のリーダーズが出演するから録画しておいたのだが、新しい学校のリーダーズは、上沼恵美子、天童よしみらの後ろの雛壇に座っている。上沼恵美子が大注目していると言い出すのには驚いたが、上沼「SNSで今日も観てきたの! 実物に会えるとは、ありがとう!」 上沼恵美子と天童よしみが歌う「あんたの花道」では、ほかの出演者たちとともに新しい学校のリーダーズも後ろで踊った。リーダーズは最初から最後まで雛壇に座りっぱなし。出番は最後、バンドの生演奏による「オトナブルー」が貴重だ。いやあ、観ていてはらはらさせられた。

 3週前の「うたコン」も、録画したまま、観そびれていた。この回は谷原章介とともに爆笑問題が司会を務める拡大版。黒柳徹子がVTR出演し、「黒柳徹子が語るテレビ音楽史」として、「夢であいましょう」「ステージ101」「紅白歌合戦」の映像が流された。爆笑問題の「ポップジャム」の映像もあり、それから、出演者たちが選ぶ「紅白歌合戦」の名場面集。田中が選んだ名場面は自身のスモール3、太田が選んだ名場面は氷川きよしの初登場の応援にたけしと志村が登場したシーンだった。番組はそのあと、菅原洋一の出演部分にはなぜか爆笑問題は登場せず、そこから爆笑問題の不在の時間が続いた。米米CLUBは「君がいるだけで」「浪漫飛行」「Shake Hip!」の3曲をメドレーで披露し、「音楽達人倶楽部」の映像も流れる。DA PUMP の新曲には、所ジョージ、木梨憲武からメッセージが届いた。爆笑問題は番組終盤にはまた登場し、なんだかよくわからない役割ではあった。

 もうひとつ、今日放送されたNHKの新番組「芸人応援バラエティー らふしるべ」も録画しておいた。ノブコブ吉村、石川萌香が司会を務め、小池栄子がゲスト。ネルソンズ、東京ホテイソン、マシンガンズが出演し、ネタを観たスタジオの観客が「らふしるべ」という名のアドバイスをするという番組。アドバイスを受けた感想も収録後の楽屋で改めて訊き、それぞれがまた、この番組に合わせた前向きなことを言う。ドッキリでもないのに、大まじめにこんな企画なんだ。いやな番組だなまったく。針のむしろにされるためにこの顔ぶれが選ばれたのかと、そこにも妙に納得した。画面から漂う雰囲気にも、昔のNHKみたいな野暮ったさがある番組だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」はトニセンの3人が表紙。トニセンの3人は「エッジな人々」にも登場していた。井ノ原「高校生時代に「バカサイ」とか、大川総裁の記事とか読んでましたよ。」 イノッチから大川興業の大川総裁の名が出るとはちょっと驚いた。

 日付が変わり、Spotify のニューリリースから、コーネリアスの新アルバムをさっそく聴こうとすると、途中で再生が止まってしまい、どうやらまだ聴けない曲がある。聴きながら眠ろうとしていたが、無音になり、1時間も眠れずに目覚めてしまった。朝までもう眠らず、ブログの更新をひとつ。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...