ラベル 小池栄子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 小池栄子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年9月11日水曜日

9月11日水曜日/怪作「ナミビアの砂漠」

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 早朝、ゴミを出しに行ってから眠りなおし、それから、ブログを更新しようとするが途中までしか書けなかった。じんわりと暑く、気力が湧かない。Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーをいくつか聴く。昨日火曜の麻木久仁子がゲストの回、先週木曜の十九人がゲストの回。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「昭和40年男」がディスコ特集だった。バブルガム・ブラザーズのインタビュー、近田春夫が語る筒美京平や、岩崎宏美インタビューも。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ワルイコあつまれ」を観る。「子ども記者会見」は先週に引き続き、「地球温暖化を考える」特集。気候科学者の江守正多、気象キャスターの斉田季実治が出演。そのあとの「社会の体操選手権」では、会社の冷房の設定温度をあげる競技がくり広げられ、これも地球温暖化特集とつながっている。「ヨネキンCH」も「昭和の暑さ対策特集」となっていた。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、ひさしぶりに屋内企画だった。PSYCHIC FEVER という知らないグループが登場していたが、LDHのグループなんだね。メンバーの龍臣は、RIN、SUZUKA と高校の同級生。

 今日の「徹子の部屋」は、アリスの堀内孝雄と矢沢透がゲスト。4年前、2020年にアリスの3人で出演したときの映像も流される。矢沢透が、谷村新司は最期のほうは食が細かったというと、堀内孝雄は舌打ちしながら「あのひと、一日一食主義だとかね、主義にしちゃうんですよ。それやめたほうがいいよって言ってたんですけど。」

 夕方から外出する。暑さと空腹でいらいら。あまりにも腹が減り、そうてつローゼンに寄り、パンをひとつ買っていく。それから電車に乗ろうとすると、人身事故のためにストップだという案内が出ていた。しかし、16時半頃から運転再開と書いてあり、あと数分だからパンを食べて待っていたら、そのとおり、16時半から運転が再開された。ホームに降りるが、しかし、運転再開したからといって、すぐに電車がくるわけじゃないんだ。暑いホームでしばらく待たされる。

 まず、さがみ野に寄っていく。わざわざブックオフに寄ったが、買うものに乏しい。220円の新書を1冊選び、これだけでレジに行こうとすると、330円のCDの棚に河内家菊水丸のアルバムを見つけ、これも買っていく。さがみ野から海老名に移動し、遅めの昼食にする。ショッパーズプラザの1階、フードコートに、なくなったと思っていた中華屋が復活していた。いや、復活したのか新しい店になったのか記憶がはっきりしないけど、大唐という店だが、バンバンジー冷麺というのを食べた。858円。そのあとは、ビナウォークのドトールに入り、読書をしていく。

◇ 映画

 TOHOシネマズ海老名で、山中瑤子監督の「ナミビアの砂漠」を観る。TOHOシネマズで観ようと決めたのはシネマイレージカードを持っているからだったのだが、そのことを忘れていて、そのカードを家に置いてきてしまった。馬鹿だな。21時ちょうどの回。映画が始まるとまず、画面のサイズが見慣れた映画とは違うスタンダードサイズだ。緊張感ある画面に映されているのは、たまたまなじみのある街だったから、町田の風景だとすぐにわかった。河合優実のだらしない歩きかた、そして、目を見開く表情の演技に惹きつけられる。河合優実が町田を走るだけの場面が魅力なのはなぜなんだろう。河合優実が演じる主人公は脱毛サロンの店で働いている。主人公はスマホで動画を観ていて、この動画からタイトルの意味がわかる。映画は三角関係のドラマとして始まるのだが、急にドラマが加速したように動き出す場面に、濱口竜介作品と共通したものを感じた。映画はここからが本番なんだと思う瞬間がある。どこに連れていかれるかわからない、思いがけない映画になっていくのだが、怖い映画であり、スケールの大きな作品だと思った。それから、とても個人的な理由でいちばん驚いたのは、「ブックオフ大学」の原稿を書いていたときに入れようとして入れられなかったアイデアがあったのだが、それと同じアイデアがこの映画に出てきたことだ。そんな偶然があるだろうか。これがつまらない映画だったら不愉快になるかもしれないが、こんな怪作とネタがかぶるというのはにやにやしたくなる事態だ。こうすればよかったんだと思った。


 海老名から終電で帰ってくる。深夜なのに、母がまだ起きていた。玄関の電球が切れていたのだが、それが取り換えられている。母は電球を買いに出かけたのだろうか。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「NHKニュース7」を観る。アメリカ大統領選のニュースが気になる。トランプとハリスの討論会、そして、テイラー・スウィフトがハリス支持を表明した。

 それから、これも楽しみにしていた「新宿野戦病院」最終回。「Mr.サタデー」にドラマの人物が登場する、これはクドカンの得意パターンだ。小池栄子に語らせる部分に、クドカンの怒りがこもっていた。エンディングにはサザンが登場。続けて、これも録画しておいた「週刊ナイナイミュージック」を観ると、こちらでは「新宿野戦病院」エンディングのフルサイズ版を放送していた。この最終回のネタバレを避けたかったから、SNSを見ないで帰ってきた。深夜にSNSを確認してから眠る。

2024年8月24日土曜日

8月24日土曜日/堂々と糞をしていく

◇ ラジオ・テレビ・冷麺・マンガ・配信

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておくと、「常連さん」のコーナーには山崎怜奈が初登場。10時になり、とんねるずの武道館公演のチケットを購入しようと挑戦するが、まず、ぴあのサイトになかなか入れず、入れたと思ったらもう値段の高いアリーナ席しか残っていなかった。それでも買ってしまおうと決意したのだが、つぎの瞬間にはたちまち売り切れてしまった。ああ、こんなに買えないもんかな。公演当日まで、リセールでチャンスがあるかどうか。

 ブログをひとつ更新してから、録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」の今週のダイジェスト版を観て、それから、放送直後の「勝手にテレ東批評」を観る。先週に引き続き、ゲストは川島明。「辞書で呑む」だけでなく、さんまの40年ぶりのテレビ東京出演番組の司会もするのだ。伊集院からは五代目円楽の座布団の位置を間違えたエピソードが話された。円楽が「死神」を熱演して前に倒れたあたまの上に緞帳を降ろしてしまい、円楽はどうするのかと思ったら、「バイバーイ」と言って下がったという。

 午後、郵便ポストに投函に行かなければなと考えていたのに、ラジオを聴きながらすーっと眠ってしまった。わからないのが、目が覚めたら足元にネズミの糞がひとつあったことだ。体感的にはほんの一瞬だけ眠っていたこの短いあいだに、ネズミは堂々とやってきて糞をしていったのか。まわりにネズミ捕りも仕掛けてあるのに、ちっともかからなくなった。

 夕方から外出。外に出たほうが涼しい。駅に向かう途中、お婆さんに声をかけられ、ある会社の場所を訊かれたが、わからなくて答えられなかった。すれ違ったあとも気になり、この場で検索して調べてから引き返そうかとも思ったが、お婆さんはもうほかのひとに訊いていたからそのひとにまかせてしまう。しかし、長年、ここに住んでいるというのに、答えられないというのも情けないな。

 日高屋に入り、冷麺と餃子を食べる。940円。二俣川に移動し、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を1冊返却する。時間を気にしていなかったが、もう閉める間際だった。しかし、お願いしたら受けてくれた。隣りのくまざわ書店も覗いていく。それからドトールに入り、「紫電改のタカ」4巻を読んでから帰った。帰宅は夜になる。帰宅直後に雨が降り出し、危ないところだった。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「NHKニュース7」を観ると、自民党総裁選に青山繫晴まで出ようとしている。今日の「ニュース7」では、石破茂が立候補を表明していた。今夜の「Nキャス」も、自民党総裁選、立憲民主党の代表選のニュース。おまけにアメリカ大統領選と、政治の話題が気になる。ほかには、声優の田中敦子さんの訃報があった。「安住紳一郎の日曜天国」に、名前を伏せて、投稿してきたことがあるのだという。

 深夜に、Netflix で「地面師たち」最終話を観る。いやあ、最後までスリリングで、ずっとのめり込んで観ていた。山本耕史が面白い芝居をしていた。最後、小池栄子はどうなってしまったんだろうな。ネタバレが気になるからウィキペディアを見ることもできなかったくらいだが、これでようやく、ロケ地を調べることもできる。


2022年1月9日日曜日

1月9日日曜日/大河ドラマを観たり

◇ ポッドキャスト・ラジオ・テレビ・読書

 昨夜は中途半端に眠り、早朝から、もう少し眠りなおす。疲れがひどくてしかたがない。ラジオやポッドキャストを聴きながら眠ってしまうことも多く、どこまで聴いたかわからなくなり、聴きなおすこともたびたびだ。Spotify の「すべてのニュースは賞味期限切れである」の2回目も、数日前に聴きながら眠ってしまったのだった。「読書はコスパがいい」という話があるとは知らなかった。テーマはファスト映画にもつながっていくが、ファスト映画批判に対して、速水健朗はあえて反論をしてみせ、それがはたして資本主義的なのかはわかりにくくなっていることを示す。日本には当てはまらないとしつつも、リーマンショックとオキュパイ・ウォールストリートを経験しているZ世代は、政治的にはリベラルになりながら、コスパ主義と反資本主義が一致するという。武田砂鉄への皮肉と、最後におまけのように収録されていたおぐらりゅうじの実家のヘアーカットの話に笑った。

 昨日は「ナイツのちゃきちゃき大放送」も途中まで聴いたが、えのきどいちろうがしゃべっていた高川学園の「トルメンタ」というのが気になり、YouTube で動画を確認してみると、たしかにこれは面白い。録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、ゆっくりすぎるPKというのも話題になっていたようで、この番組が取材をしたために、キッカーとキーパーに友情が芽生えていてちょっと感動した。

 

 続けて、今朝の「サンジャポ」を観ようとすると、録画のセットがされていなかったようで、録りそこねてしまっていた。年末年始の特番を挟み、設定を修正し忘れていた。「TVタックル」を追っかけ再生で観ると、昨夜の「Nキャス」でも扱っていた、今どきの冷凍食品をこちらでも話題にしていた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、楠田枝里子がゲスト。楠田枝里子は、とにかく、チョコレートの話をしたくてしかたがなく、過去を懐かしむような話がほとんどないのがすごかった。日本テレビ時代、最後の一年は制作部にまわり、「ズームイン!! 朝!」でフクダシゲオの取材をしたというのだが、爆笑問題がふたりとも、フクダシゲオって誰だろうという反応になった。たしかに、音で聴くとぱっと浮かばないが、福田繫雄のことだ。

 昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の続きを聴くと、11時台は、三遊亭円楽がゲスト。三平について訊かれると、「一応、収録終わるとね、あそここうだよ、ああいうときはこうしなきゃだめだよって、さんざん言ってきたの。ところが、それを消化できなかったし、私に言わせると、ひとの言うことを聞かなかったな、簡単に言えば。つまり、俺を信用してないってことだね。俺を信用しない人間は、こっちも信用しないから。あ、こんなこと、生かこれ?(笑)」 宮治については「元気があって、押し出しが強いから、いいかなと思う。ただあの、年季のあるひとたちんとこへぽーんと入ってきて、どこまでね、自分のキャラが、それこそできるかどうか。どういうキャラ作ってくるか。元気で明るいってのはいいけど、あんまりうるさくなるとね。あのねえ、すべったときにかぶせるってのがいちばんいけない芸なんだよ。すべったときは引くの。まして編集できる番組なんだから。」 それからあとも小言は止まらず、「笑点」メンバーに対する発言はリップサービスとしても、 芸協に対してもきびしいことを言いまくる、その内容がとても面白かった。金曜日の「問わず語りの神田伯山」を聴くと、こちらでも「笑点」のメンバー交代の話題をみっちりとしゃべっていて、最終的には、宮治に対するまじめなエールになっていた。

 今日は、近所の郵便ポストに投函に行った以外は外出せず。ブログの更新をひとつすると、時計を見ていなかったが、かなり時間を食った。たいしたこともしないうちに、あっという間に夜になる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 1223人に。沖縄は 1533人、福岡は 211人、広島は 619人、大阪は 880人、埼玉は 401人、千葉は 252人、神奈川は 443人。

 録画していた、木曜の「徹子の部屋」(ゲスト・松原智恵子)を観ると、番組後半に、浅丘ルリ子もサプライズで登場する。日活のスターだった当時、男の子で誰が好きだったか言ってごらんなさいと、松原智恵子に浅丘ルリ子が迫ってみせる。黒柳徹子も含めて、この3人、そろって誰も終活はしていないという。

 今朝の「林家正蔵の演芸図鑑」は、ラフレクラン改めコットンと、春風亭三朝が出演。コットンのコントは誘拐犯と子どもの設定で、よく見ると学生服っぽい衣装なのだが、芝居がおとなにしか見えないから設定がすぐにはわからなかった。三朝は「厄払い」。どちらも、NHKの新人大賞受賞者。番組後半、対談のゲストは内藤剛志。内藤剛志が語っていた芝居のノウハウがすごく面白い。刑事役ばかりだが、ある刑事ではポケットに手を入れる、ある刑事はポケットには絶対に手を入れない、ある刑事はちょっと猫背に立つとか、あるいは、机に向かう姿勢を決めておくなど、自分のなかでルールを作っておくそうで、すると、かたちから自然と演じ分けられていくのだという。あるいは、セリフについては、ぜんぶ説明してしまうと視聴者が入り込める余地がなくなるという。抑揚をつけることが説明になり、いろんなことがバレるため、「棒」にすることで、その余地が作られるのだという理論だ。

 今日から始まった大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」の第1話も観た。三谷幸喜には映画でさんざん裏切られながら、それでもまだ期待する部分はあるのか。とはいえ、大河は「いだてん」も録画したままで、途中までしか観ていないのに、最後まで観る自信はまったくない。三谷作品では「新選組!」も観ようとはしていたが、VHSで録画したものの、最後まで観た記憶はない。ドラマなんてものは作品から伝わるものがすべてだと思っていたが、大河ドラマのような歴史モノはそうもいかない。日本史はそもそも苦手で、脳がもうだめなので、知識がない状態から登場人物を覚えようとすることがまず無理だ。「鎌倉殿の13人」というくらいだから、少なくとも13人は登場人物が出てくるのだとは思うが、それだけでは済まないのだろう。だから、今回はもう、番組ホームページの相関図を開いた状態でドラマを観ることにしてみたが、相関図を見るとどうだろう、人間関係が書いてあるからとても便利だ。本屋で働いていたから知っているが、いつも、大河ドラマのムックというものが出版され、大河ドラマというものはそんなにファンが多いのかと思っていたが、そうではなく、このような副読本でも参照しないと、多くの視聴者はついていけないというのが真相である。ホームページのない時代はなおさらそうだ。そうに違いない。第1話を観たかぎりでは、北条政子を演じる小池栄子がいちばん印象に残った。

 深夜、タイムフリーで、聴きそびれていた1月2日放送の「志の輔ラジオ 落語DEデート」を聴いた。談志の誕生日に談志特集。最初に流された、1982年12月、国立演芸場での「芝浜」は、その当時、志の輔も客席にいて、弟子入りのきっかけになったという名演だ。四十代の談志師匠は、声からして力強い。「べろべろになっちゃえ」というセリフもすでにあった。志の輔師匠のトークの部分では、ある年の新年会で、師匠談志がマクルーハンについて語っていたかと思うと、その翌年には業の肯定と、さらにその翌年にはイリュージョンと語っていたという。もう一席は、自宅から新たに発見されたという、1977年11月、新宿厚生年金会館小ホール、小さん・談志親子会での「文七元結」が流された。聴きながら眠るつもりでいたが、面白く、眠らずに最後まで聴いた。

 深夜、眠らずに部屋で読書をする。「かもめ」に続き、チェーホフをもう一冊、今度は「ワーニャ伯父さん」を読み終えた。読み始めてすぐに、ワーニャ伯父さんが47歳だとわかり、今年47歳になる今の自分にとって、なんというタイミングで手にとったのだろうと驚いた。もしかすると、ワーニャ伯父さんは俺なんじゃないだろうか。

ブログ アーカイブ

7月7日日曜日/都知事選はどうなった

◇ テレビ・ラジオ  朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、チョコレートプラネットがTT兄弟で「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦した映像を初めて観た。藤井聡太の棋王就位式には、同郷の瀬戸朝香が駆けつける。昨夜の「にちようチャップリン」は、先週に引き続き...