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2023年9月15日金曜日

9月15日金曜日/雨上がりの小籠包

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、日記の下書きだけして、すぐに眠りなおした。昨夜からやけに暑い。再び起きあがり、ブログの更新をようやくひとつ。前回の更新から一週間以上空いてしまった。録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「週刊さんまとマツコ」をまだ観ていなかった。夢グループ特集はもうどうでもいいのだが、二代目橋幸夫オーディションが気になる。これも録画したまま、ずっと観ていなかった番組、昨年末に放送された「+90000アラウンド」をやっと観る気になる。ダウ90000とAマッソが共演したライブの中継だと思っていたのだが、観てみたら、その配信の宣伝番組だった。今ごろ観るとは、じつに用のない視聴者だ。忽那のドッキリ企画などがあったが、ライブの冒頭8分はここで放送してくれた。冒頭だけ観ると、Aマッソの色が強い感じがした。ダウ90000にはないようなセリフまわし。演劇よりもお笑い寄りになっていたのかどうか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊現代」を読むと、伊集院静が連載エッセイで、東山紀之の男気を絶賛していた。「都合の良い時だけ東山さんは使われたナという気がせぬではないが、ともかく守り抜いたのである。彼だけにしかできなかった。他のジャニーズに人物がいたとしたら長瀬智也かキムタクくらいだったのではないか。中居正広なんぞは自分のことしか考えぬ、ただの二流タレントでしかない。」「今、大河ドラマも松潤とかが演じているが、こんなつまらない大河も珍しい。またアヒルが出る保険会社のCMに登場するタレントが、真剣にニュースを読んでいても信用できないに決まっている。私は人間を見る目だけは持ち合わせているつもりだ。」 そのほか、「熱討スタジアム」は「雑誌『ガロ』とつげ義春を語ろう」。佐野史郎、高野慎三、高島直之という3人の鼎談。高島直之というひとは美術評論家。佐野「僕はつげさんが原作の映画『ゲンセンカン主人』('93年)に出たとき、初めてお目にかかりました。裸の出るシーンを撮るとき、なぜかつげさんが見学にいらっしゃるんですよ(笑)。」 つげ義春の単行本が売れるようになったのはいつ頃からかというと、高野「『ガロ』に描かなくなった'70年以後です。最終的に'90年代に筑摩書房から『つげ義春全集』が出ます。そのおカネが入るから、もう30年以上も描かないで食べられているんです。」「もともと「おカネがあれば漫画は描かない。僕には創作意欲がないから」と言っていました。「手塚さんや石ノ森章太郎さんは儲かったのに描く意欲を持っているのがまったくわからない。でもおカネが無くなれば、僕は漫画しか描けないから描くんだ」って。」

◇ 病院

 外は雷雨になっていた。近くに雷が落ちたのか、すさまじい音。午後から外出。雨は止んだが、一応、傘はもっていく。横浜駅から市民病院まで歩く。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。その道のり、天気予報では気温はそれほど高くないようなのだが、また夏のような暑さだ。雨が降って涼しくなるかと思いきや、アスファルトからの熱気がすごい。小籠包のような心持ちがする。病院には予約時間を少し過ぎてから到着したのだったが、今日はやけに混雑していて、やたらと待たされた。あとの予定もあったから、時間が気になってしかたがなかった。いや、あとの予定までどうやって時間をつなごうかと、もともとはそう考えていたのだが、むしろ、間に合うかも心配になってくる。結局、1時間待たされ、診察はいつもどおり、5分程度で終わる。薬局のほうは空いていて、あまり待たされなかった。



 薬局を出ると、雨が降り始める。グーグルマップを見ながら、地下鉄の三ツ沢上町駅を目指し、三ツ沢公園を抜けていく。この公園内を通るのも初めてだったが、雨降りでなければもっと写真を撮りたかった。三ツ沢上町から市営地下鉄に乗り、仲町台に移動。ここで遅めの昼食にするつもりでいたのに手頃な飲食店がぱっと見つけられず、時間もないからあきらめた。まともに食べそびれたまま、夜遅くに帰宅する。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・音無美紀子)だけ観て、23時過ぎには眠る。

2023年7月27日木曜日

7月27日木曜日/温泉玉子もつける

◇ テレビ・読書

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、前半には「扮装状態でスタッフに撒かれたら一巻の終わり説」という企画。ひょうろく、はっしーはっぴー、あぁ~しらきが仕掛けられる。後半には「相撲負ける方の決まり手なら自在にコントロール出来る説」という企画があったが、これはざっと早送りで観てしまう。月曜の「午前0時の森」は暗号の特集。超難解暗号を解読できる視聴者を生放送中に求めていた。観そびれていた「おかべろ」を2週分、7月16日の放送は吉本新喜劇の4人がゲスト。オールバックに髭を生やした男、ぱっと見て誰だかわからなかったが、水玉れっぷう隊のアキだ。今は新喜劇で活躍しているのか。そのほか、酒井藍、浅香あき恵、今別府直之というメンバー。7月23日の放送はスピードワゴンがゲスト。


 午後は外出。星川に出て、まず、昼食。ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。730円。無料券を使い、温泉玉子もつける。本の返却をするため、保土ヶ谷図書館に。返却したぶんをまた借りるのだが、借りる本をすんなりとは決められず、1時間以上かかった。

 ドトールに入り、ひと休み。借りたばかりの「つげ義春 名作原画とフランス紀行」をすぐに読んでしまう。2022年刊、新潮社のとんぼの本。初出は「芸術新潮」のつげ義春特集か。2019年にアングレーム国際漫画祭のためにフランスを訪れた、その記録を中心としている。つげ義春、82歳で、これが初めての海外なのだ。息子の正助さんというひとが同行していて、初めて知ったが、1975年生まれ、自分と同い年なんだな。同じく、同行者としてこの滞在記をまとめている浅川満寛というひとは編集者だ。現地では、浅野いにおや江口寿史にも出会っている。コロナについてはこの本のなかでは触れられていないが、ちょうどコロナ前の幸運なタイミングだったはずだ。インタビューでは、出生届が伊豆大島になっているということなどは初めて知る話だった。そのあとのページには、短篇7本の原画が掲載されている。「沼」「ほんやら洞のべんさん」「長八の宿」「もっきり屋の少女」「李さん一家」「やなぎ屋主人」「海辺の叙景」という7作。つげ作品を読み返すこともしばらくなかったから、これも新鮮な感覚で読んだ。なぜこの7作なんだろうとも思ったが、とんぼの本では、先に「つげ義春 夢と旅の世界」という本が出ていて、「ねじ式」などの原画はこちらの本に載っているようだ。



 コーナンに寄り、買いものをしてから、夜に帰宅する。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は武田鉄矢がゲスト。合気道を習い始めたという武田鉄矢は、「金八」をずっとやっていたから生徒に憧れがあったんだそうで、生徒の側にまわってみようかと思い、習いごとをいろいろと始めているのだという。その合気道の道場が偶然にも高倉健が通っていた道場だったということから、話は「幸福の黄色いハンカチ」の試写会のエピソードになっていった。なぜ自分がこの映画に起用されたのか、生涯を通じて考え続けているというと、それについて、この番組に山田洋次から手紙での回答が届いた。武田鉄矢は撮影時に山田洋次から指導された喜劇論を語る。喜劇的な場面を笑いながらやっていたら怒られ、喜劇というのは泣きながら演じるんだという山田洋次は、さらに「渥美清さんはねえ」と続けたのだ。そして、今日の「徹子の部屋」は追悼特集。上岡龍太郎、あき竹城、吉田喜重、坂本龍一、松本零士、団時朗の過去に出演した回の映像が流された。

 放送直後の「ダウンタウンDX」も観てしまうと、こちらは「夏のモノマネ祭り」。みかんの黒柳徹子による「徹子の部屋」に、レッツゴーよしまさの志村けん、ホリの今田耕司と原口あきまさの東野幸治がやってくる。ジョニー志村のタモリが司会をする「ミュージックステーション」には、みかんのあのちゃんや、レッツゴーよしまさの小林幸子が登場。番組開始から20分以上が経過して、ようやくトークになった。元木敦士、広燈、ホリという3名による木村拓哉のものまねがあり、そこから、松本が浜田にキムタクのカツラとサングラスをつけさせる流れには笑う。トークではレッツゴーよしまさの意外な毒が聴けたりなど。ホリからは河口こうへいとキンタローが元恋人だったことが明かされ、ふたりは 10年前に別れて以来、この収録で初めてくちをきいたそうだ。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...