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2023年7月12日水曜日

7月12日水曜日/「ザ・東京漫才」

◇ 御徒町・上野・浅草

 早朝から眠り、遅い時間に起きあがる。ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は「モンダイ川柳」という新企画。あいかわらず内容が定まらない番組だ。「アンタウォッチマン!」は狩野英孝の特集。

 午後から都内に。御徒町に出て、まず、遅めの昼食。ぱすたやに入り、とり塩炒めパスタを食べた。700円。上野広小路のブックオフに寄るが、ここも値上がりしてしまい、買える本がぜんぜん見つけられず、店内をぐるぐると2周まわり、110円の文庫本をなんとか2冊買っていく。このあとは浅草に行くのだけれども、上野から歩いて、稲荷町のブックオフに寄っていこうというつもりでいたが、この暑さではやっぱりきついと思いなおし、上野から銀座線に乗り、田原町まで乗った。



 浅草演芸ホールの裏にちょうどセブンイレブンがあり、ここでチケットを引き換えておく。ROXのドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。日記の下書きをして、それから、しばらく読書をしていく。ちょうど、浅草について書いてあるエッセイがあったので、これは浅草に行く用があったときに浅草で読もうと思っていた。そのほか、複数の本をつまみ読み。


◇ 演芸会

 18時半を過ぎ、ドトールを出て、浅草東洋館に。高田文夫プロデュース「ザ・東京漫才」の第4弾。開場してすぐに入ろうかと行ってみると、入り口に行列ができていたから、並んでいるのもかったるいと思い、向かいのドン・キホーテに入り、しばらく涼んでから開演10分前に戻ってきた。エレベーターは待つことになるので、階段であがる。ここはまだ、チケットの半券は自分でもぎるかたちだ。ロビーの物販にはオキシジェンとマリアがいたようだが、なにも買わないからあんまりそっちのほうは見ないで通り過ぎようとすると、空さんがチラシを配っていて、ひさしぶりに会えた。

 開演前に今回は前説があり、幕が閉まっている状態で、漫才56号が登場した。今回の「ザ・東京漫才」はものまねの特集だが、このコンビは野球のものまねをする。この前説の時間は写真撮影可だった。19時開演、まず、司会のナイツが登場。客席後方にはどうやら坂本冬休みがいるようだ。さて、一番手はマリアが登場。一応、漫才協会の新人大賞は獲っているコンビだが、ずいぶんテンポが間延びする。今日はものまね特集なのだから、ものまねをもっとやればいいのにと思った。二番手はオキシジェン。おなじみの師匠ものまね。ここは安心して観ていられる。三番手はHEY!たくちゃん。これも専売特許のアゴものまね。HEY!たくちゃんはもともと好きなのだけど、政治家のものまねなど、レパートリーが独特だ。春風亭昇太のものまねなんかは今日の会に合わせたネタだろうか。浅草キッドのふたりをものまねするなんてひともほかに知らない。さらには、いろんな YouTuber、猿のものまね、犬のものまねに至っては捧腹絶倒の馬鹿馬鹿しさだ。最近はテレビのものまね番組でも目にしないが、影の実力者だろう。人間的な悪評ばかりが聞こえてくるひとだが、そんなダーティーな部分も芸人らしくて面白いじゃないか。最後はナイツの漫才があり、前半は終わり。休憩を挟み、後半はトーク。ナイツがまず登場し、高田先生を呼び込む。ゲスト、ひとり目は松村邦洋。まあ、松村邦洋に関しては知る話が多いのだが。そしてもうひとり、はたけんじが登場。ほかのメンバーが舞台上にいる状態のまま、まずはその真ん中で芸を披露した。「もしもシリーズ」の元祖というのだが、栗田貫一の「もしもシリーズ」とはぜんぜん違って、歌手のものまねで童謡を歌うということをやる。むしろ、これと同じことをやっているのはコロッケだ。それはさておき、田村正和のものまねをするときに田村正和の説明をするのだが、(そもそも説明不要だが、)「古畑任三郎」を知らないのかと思うような古すぎる認識で説明をしていて、つまり、はたけんじが全盛期のころのまま、化石のように芸が再現されている。むしろ、ここまで時代と無関係にいることのほうが難しいんじゃないかと思うくらいだったが、しかし、そのあとのトークになると、貴重な証言があふれるように引き出される。漫才ブーム直前のものまねの歴史のなかでは、はたけんじという存在は超キーパーソンなのだ。「ものまね」という名称もはたけんじが元祖なんだそうで、ある番組で「ものまねジョッキー」と名づけられたのだが、「ジョッキー」がわからないから取ってしまい、「ものまね」になったという説明をしていた。佐々木つとむについて語られることもあまりないが、高田先生がタモリが佐々木つとむをパクったというと、じつはそうではなく、はたけんじはタモリのほうが先だと証言する。佐々木つとむの渥美清のものまねも桜井長一郎から盗んだものなんだそうで、佐々木つとむにはそういった器用さがあったということだろう。ほかに、ワタナベマサミというかなわない芸人がいたというのだが、これは高田先生も知らない名前だった。このメンバーだから太田プロのショクナイの話にもなるのだけど、「ショクナイ」が「内職」の逆だということを、ナイツがわかっていなかったのにはちょっと驚いた。いや、こんなことはシロウトでも一瞬でわかる。ナイツのふたりはときどき異常に鈍いところがある。今回も終演まであっという間だった。最後はオキシジェン三好が扮する國村隼と、マリアのイーちゃんが扮するナンチャンが登場した。このかっこうで物販をやっていたのだね。


 帰りは都営浅草線、京浜急行直通で帰ってくる。電車内で、ツイッターを開いて目にした、りゅうちぇるの自殺のニュースに驚いた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「FNS歌謡祭」を観る。これを録画するために残量をかなり空けなければと思っていたのだが、タイムテーブルが発表されてほっとした。新しい学校のリーダーズと和田アキ子のコラボだけ録画したかったのだ。楽しみにしていたこのコラボは、「古い日記」と「オトナブルー」のマッシュアップから「古い日記」というメドレー。しかし、さすがに今の年齢の和田アキ子とではぎこちなさを感じはするが、のちに貴重なコラボだったということにはなりそうだ。コラボ企画では、平原綾香とアバンギャルディのコラボもあり、YOASOBI の「アイドル」をカバーしていたのだが、アバンギャルディというのはインスタを見ているとよく動画が流れてきて、なんだこれはと思っていたのだが、制服でパフォーマンスをするこういう集団なんだというのをここで初めて把握した。いや、新しい学校のリーダーズの動画をよく観ているからこれが流れてきたんだと思うが、制服で踊ってる動画が好きなわけじゃあないんだよ。ぜんぜん違うということがAIにはわからんかな。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴きながら、深夜にブログの更新をもうひとつ。明日は朝早くから出かけなければならないのに、眠れなくなった。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...