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2023年6月3日土曜日

6月3日土曜日/横浜開港祭

◇ 横浜・みなとみらい

 深夜のうちにコインランドリーに行くつもりでいたが、うっかり眠ってしまい、目が覚めたら早朝5時前だ。雨降りでもあり、めんどうになるが、ほかの客がやってこない時間を狙うには今がいちばんなのだ。土日を挟みたくもなかったから、百均のレインコートを着て、コインランドリーまで行ってくる。外に出てみると、もう明るくなりつつある。洗濯の待ち時間に、タイムフリーで、先週日曜の細野晴臣の「Daisy Holiday!」を聴いた。前週に引き続き、清水ミチコとナイツ塙がゲスト。この番組にはあまりにもそぐわない、内海桂子のツイートを詞にした曲がオンエアされたが、そのそぐわなさはミチコさんがきちんと突っ込んでいた。すぐに帰ってきて、「木梨の会」を聴きながら眠りなおす。

 午前中から外出。雨は止んだ。パーカーを着ていく。横浜に出て、まず、昼食。ムービルの日乃屋カレーに入り、カツカレーの七分盛りを食べた。790円。盛りつけかたがいつもと違い、あれっと思ったが、食べてみると、味もいつもと違うように感じる。以前はこんなにコーンが入ってたっけ。変だな。横浜駅のほうに戻ってくると、神輿がやってくるところに遭遇する。






 地下に降り、有隣堂を覗いていく。それから、ダイソーにも寄っていく。鶴屋町のほうに用があり、そのあとは東口に移動。ポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに。昨日は中止になった横浜開港祭だが、今日は問題なく開催だろう。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとフレンチクルーラーを買って食べておく。パシフィコ横浜ノースのドトールに入り、ひと休み。この店舗は初利用。コンセントもあり、スマホの充電もできるのが助かる。読書をするが、眠くなり、あまり進まなかった。


 ドトールを出て、臨港パークに進む。横浜開港祭では、毎年、無料のライブが開催されていて、去年は横浜銀蝿、過去にはクレイジーケンバンドや加山雄三もここで観ているのだが、今年は Ms.OOJA が出演する。今まではだいたい横浜にゆかりのアーティストが出演しているはずだが、今年は不思議な人選だ。中止になった昨日は串田アキラらが出演するアニソンのライブだった。ライブは 17時半開演。20分前ぐらいに臨港パークに入っていくと、早くも歌声が聴こえてきて、どうやらリハーサルをやっていたようだ。ライブが始まるまで、公園内をぶらぶらする。すっかり晴れてはいるが、今朝までは天候が悪く、芝生がまだ濡れている。例年に比べるとかなりひとが少ない感じがしたが、天候のせいか、それとも、Ms.OOJA の知名度のせいか、まあ、その両方かもしれないが、混雑しているよりは快適ではあった。ステージの近くに進み、開演を待つ。始まると、まず、カバー曲を4曲、「フライディ・チャイナタウン」「プラスティック・ラブ」「みずいろの雨」「異邦人」と、続けて歌った。しかし、カバー曲といっても、ただのカラオケみたいなものだ。ステージ前を離れ、途中からは丘の上のほうにあがり、いちばん後ろのフェンスにもたれて聴いていた。オリジナル曲も2曲あり、ライブは30分ほどで終わる。そのあとには、実行委員長のあいさつがあり、つぎは加藤礼愛のステージが始まった。といっても、このひとのことは知らないんだけど、14歳の中学生だと紹介されていた。丘の上には誰もいなかったのだが、あとからぞろぞろと、ガキ連中がタバコを吸いにくる。




 加藤礼愛のステージのあいだにトイレに行き、また公園内をぶらぶら。18時半からはもうひとつのお目当て、ウエストランドのステージが始まる。入れ替わりに、加藤礼愛とウエストランドのトークが少しあり、ウエストランドだけが残り、すぐに漫才をやるのかと思ったら、ネコニスズが紹介され、先に漫才をやった。ネコニスズは予告なしの登場。営業ネタというか、ちゃんとした漫才ではなかったが。そして、ウエストランドが再登場。あるなしクイズの漫才だが、まあ、予想はできたが、この野外ステージでの漫才はなかなかきびしいものがある。またウエストランドの漫才の内容が、こういう開放的な場にはそぐわないんだ。そういえば、何年か前の開港祭ではSMAのお笑いライブがあり、まだ無名の錦鯉をここで観ているんだった。あのときは来場者が多く、通路の整理のためにスタッフがずっと大声をはりあげていて、漫才を楽しむにはたいへんひどい状況だった。それに比べると、今日は観やすくはあった。最後には2組とも登場し、ネコニスズのヤマゲンがフリースタイルラップを披露した。






 開港祭のステージは 19時には終わり、臨港パークからクイーンズのほうに出て、ベンチに座り、ひと休みする。みなとみらいを歩き、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。録画残量の確保が追いつかなくて忙しい。「Nキャス」では、上岡龍太郎の訃報を扱い、東国原英夫がリモート取材に応えてコメントしていた。共演した番組の映像が流れ、「東国原氏は上岡さんを師と仰いできた」というナレーションに、おいおいと突っ込みたくなった。あなた、誰の弟子なんですか。スタジオでは三谷幸喜が、横山ノックの弔辞について熱っぽく語る。その直後に、この番組ではその映像をたっぷりと放送した。(正確には、弔辞ではなく、お別れ会でのスピーチか。)もちろん、当時、ニュースやワイドショーで観ている映像だが、フルバージョンは今まで観たことはなかったかもしれない。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」を聴くと、この日の担当は角川文庫編集部の関口靖彦。パートナーは帰国中の光浦靖子。関口靖彦が、島田さんの「電車のなかで本を読む」を紹介していた。ひとり出版社という紹介に、大竹まことが「ひとり出版社。いいねえ、なんか、ひとり出版社。」と反応する。

2023年4月12日水曜日

4月12日水曜日/平日昼の渋谷




◇ 渋谷

 朝から都内に。暖かくなりそうなので、今季初めて、パーカーを着ていく。外に出ると、風が強く、ゴミ袋が風で転がっていた。渋谷のほうに、予定よりも早く着いてしまい、昼食の時間にはまだ早い。先にまんだらけに寄ろうとするが、こちらも開店は正午からで、開いていなかった。早めの昼食にしようかと、ランチを始めている店を探しながら、道玄坂のほうに歩いていくと、古書サンエーがあった場所はおでん屋たけしになっていた。昼食の店は決められず、宮益坂のほうまで歩いていくが、結局、昼食はあとまわしにして、とりあえず、コンビニでパンをひとつ買って食べておく。宮益坂のベローチェに入り、ひと休み。読書をしたり、音楽を聴いたりなど。

 Spotify で、今日から配信が始まった新しい学校のリーダーズのEP「一時帰国」をさっそく聴いてみたのだが、「オトナブルー」と同じ yonkey の曲をもっと聴きたいのだけど、H ZETT M の曲があんまり好きじゃないんだよな。ヒイズミマサユ機の名で知られるひとだけど、新しい学校のリーダーズの曲を書くには、ちょっと旧世代すぎるという感じ。Night Tempo の新曲もあり、昭和グルーヴのシリーズは、ついに泰葉の「フライディ・チャイナタウン」だ。



 菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」を読み終えた。2021年刊、平凡社。ブックオフで買った本を読んでいたのだが、これがなぜか、何箇所もページが切り取られているという謎の本で、切り取られている箇所に出会うたびに、本屋で立ち読みするということを最初はしていたのだが、その箇所があまりにも多いので、同じ本を図書館で借りてしまうことにして読み終えた。なにか図版があるわけでもなく、なんのために切り取られているのかさっぱりわからない。初出はウェブマガジンだが、この連載はネット公開時にはまったく読んでいなかった。しかし、SNSについて、あるいは、リベラリストについての考えかたは、菊地成孔には大いに影響を受けていると感じる。ちらっと、たけしとメールを交わしたことが書かれていた箇所にも驚いたが、いったい、なにをきっかけにしてなのか。

 午後になり、センター街に戻り、ようやく昼食にする。鳥道酒場のランチタイムに間に合い、鶏唐揚げ定食を食べた。605円。まんだらけにも寄り、階段の百均から2冊買っていく。このあとは、学芸大学のブックオフにも寄ろうかと思っていたが、疲れてしまった。東横線の各停で眠りながら、横浜まで戻ってくる。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、オープニングでは「だが、情熱はある」の話をしていたのだが、そのあとには、古本屋特集の第2弾があった。今回は又吉直樹が登場し、又吉が夏葉社の「昔日の客」について話し始めたと思ったら、なんと、島田さんもスタジオにきていて、画面に登場した。このときに名前のテロップも出たのだが、ただ見学にきていたわけではなく、最初から出演の予定だったんだろうか。そのあとにはビビビの馬場さんも登場し、古本を紹介した。今回は古本屋は馬場さんのみ。いつも観ている番組に知っているひとたちが出ているというのも妙なもんだ。

 月曜の「キョコロヒー」は、番組当初から使われているヒコロヒーが作ったテーマ曲を、豪華ゲストに歌ってもらうという企画。大江裕、トニーフランク、nobodyknows+ が登場した。ダンサーの松本ユキ子さんもひさしぶりに登場し、祝2周年のダンスを踊る。ザ・ギースの高佐も登場し、ハープとダンスを披露した。過去に出演した双子同士の夫婦も再登場。そのあとには、ベン・アフレックとマット・デイモンも登場した。

 ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。そのまま、眠ってしまい、何時間眠っていたのかわからないが、深夜に目覚め、ブログの更新をもうひとつ。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、壇蜜は体調不良のため、しばらくお休みになるようだ。代役は水谷加奈が務める。もうひとつ、ブログを更新してから、深夜3時過ぎに眠りなおす。都内まで出かけるような日に、ブログをみっつも更新したのはえらい。

2023年3月5日日曜日

3月5日日曜日/ベローチェで本を読む





◇ 水道橋・神保町

 早朝に目覚め、朝から都内に。飯田橋のほうに用があり、それから、水道橋に。ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。しばらく読書。昨日、夏葉社でいただいてきた「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」をさっそく読んだ。喫茶店で読むのがいいだろうとは思ったが、まあ、ベローチェで勘弁してもらおう。2021年刊。最近の本だと思っていたら、もう2年前になるのか。ガケ書房の山下賢二さんが、まさにタイトルどおり、京都の喫茶店で山下さんが松本隆から聞いたことを本にしている。最初にまず語られているのは、SNSについてだ。「詞的な要素って日常の中に転がってる。iPhone で自分なりにパパッと、そんなにシリアスにならないで写真を撮るでしょ。で、それをものすごいシリアスに磨いて広げていくと歌の詞になる。(略)その日常をSNSで提示してるっていうのが、僕にとって生きてるっていうことにもなる。」「美味しいものがあったら、写真を撮りたいっていうのは本能だし、その写真をみんなに見せたいっていうのも本能。別にそれで何がしたいってわけじゃない。」 これを読んではっとしたのは、少し前に「徹子の部屋」に出ていた佐野史郎が、わりと似たようなことを言っていて、それに共感させられたからだった。たしか、インスタグラムについて話していたんだと思うが、言葉は違ったが、考えかたが似ている。佐野史郎ははっぴいえんどの大ファンでもある。昨日はまた、島田さんに、今はツイッターはやめてインスタグラムをやってるという話もして、島田さんに驚かれたのだが、この本にそんなことが書いてあるとは昨日の時点では知らない。松本隆の語っているようなことを島田さんに言いたかったのに、グラビアを検索していたら、おすすめがグラビアばっかりになっちゃってとか、しょうもない話をしてしまった。

 もう一冊、菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」を読み進めていたら、なんと、ページが1枚切り取られている。ブックオフで買った本だけど、気がつかずに買ってしまった。勘弁してくれよ。ぱらぱらとめくれば、書き込みなどはチェックできても、きれいに切り取られているページはわからない。水道橋にいるので、ベローチェを出て、神保町に歩く。先週も寄ったばかりで、古本屋はほとんど覗かず、東京堂に寄っていく。菊地成孔の本の切り取られていたページを立ち読みしたが、なんのためにここを切り取ったのか、まるでわからない箇所だった。

 午後になり、昼食。日曜は開いている店も少ないようで、安く食べようとすると選択肢もかぎられてしまう。よく利用している座135酒場に入り、ホイコーロー定食を食べた。660円。この店、2階なんだけど、窓に貼り紙が外に向けて貼ってあるのが不思議だった。誰に読ませようとしているのか。







 神保町から半蔵門線、渋谷から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。ビブレのブックオフに寄り、所持金を残しておく必要があったのだが、買いたいものがあるときにはあるもんで、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を5冊買うはめになる。所持金がピンチ。帰宅前には小雨が降り始める。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、なんと、小川さゆりさんが鈴木エイトとともにスタジオに生出演した。大川隆法の訃報、そして、エホバの証人のニュースを扱う。この番組では太田の発言がさんざん批判されていたが、いちばん真っ当な番組ではないか。批判していた連中は今日の放送については黙っているのかね。そのあとには、17歳の少年が教員を切りつけた事件を扱い、「リーゼント刑事」の秋山博康が取材をする。WBC開幕の話題には井上貴博アナが登場。後半には良原アナの熱愛報道もあった。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、オープニングでは、太田の小説「笑って人類!」のお知らせがあった。上下巻に分けられるボリュームなのだけど、二段組にして一冊にまとめたという。14時台は、小西マサテルがゲスト。

 ラジオを聴きながら眠り、深夜に起きあがり、ブログの更新をひとつ。余裕なく過ごしているから、今日書いてしまわないと、またしばらくは書けなくなりそうだ。

2023年3月4日土曜日

3月4日土曜日/夏葉社訪問・「R-1」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、1時間ぐらい眠り、それからまた録画していたテレビ番組をいくつか。ちょうど1年前に放送された「NHK MUSIC SPECIAL」の小泉今日子特集を、録画したまま、観そびれていたのを発見する。本木雅弘がインタビューに応えていたのが珍しく、小泉今日子の顔を分析してみせていた。そのほか、黒柳徹子、YOUもコメント出演。歌の場面では、コーラスに加藤いづみの名があるのにも少々驚いた。いや、先日の「伊集院光のオールナイトニッポン」で声を聴いたばかりだったもんで、今はここに参加していたのかと、これは1年観そびれていて、今になって観たからこその驚き。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・中尾ミエ)を聴き、それから、放送中の「ナイツのちゃきちゃき大放送」に切り替え、家を出るまでつけていた。「常連さん」はえのきどいちろう。

◇ 吉祥寺

 午前中に出発し、都内に。東横線で眠り、渋谷から井の頭線に乗り換え、はるばる吉祥寺まで。今日は夏葉社の事務所でチャリティ販売会が行われることを知り、せっかくだから、この機に行っておいたほうがいいかと思った。吉祥寺は3年ぶりだろうか、「ブックオフ大学」の打ち合わせ以来のはずだ。その後、その年の夏には「ブックオフ大学」の座談会があり、それ以降、島田さんとは会う機会がぜんぜんなくなってしまった。夏葉社は初訪問。打ち合わせのときは駅前のルノアールで会ったのだ。グーグルマップを確認しながら向かい、途中、神社に寄り、それから、マルエツにも寄り、飲みものとパンをひとつ買って、歩きながら食べる。



 ところが、グーグルマップが示す場所に到着してみると、事務所らしき建物はどこにもない。どうやら、グーグルマップが間違っているようだ。改めて確認しようと、夏葉社のツイッターを開いてみると、なんと、販売会はもう終了したとツイートしていた。11時から15時までと告知されていたから、13時頃に行けばいいかというつもりでいたが、本は30分ぐらいで売り切れてしまったようだ。そりゃそうか。しかし、もうここまできてしまっているから、訪ねるだけ訪ねてみようと思った。もっと早く、電車のなかでツイッターを確認していたら、あきらめて、引き返してしまったかもしれない。場所はこのあたりには違いないだろうと思い、この一角をぐるっとまわってみたら、なんてことはない、通りに面したわかりやすいところに事務所はあった。ツイッターにアップしていた販売会終了を知らせる貼り紙がおもてに貼ってある。なかに入ると、島田さんにすぐに気がついてもらえたが、ほかのお客さんとしゃべっている最中で、あいさつできる間が空くまで、事務所内の本棚を眺めて待っていた。そのあとは島田さんとさんざん雑談。3年ぶりの会話、こちらの近況や、島田さんからは温めている企画の話もいくつか教えてもらった。販売会は終わっていても、まったく問題はなかった。もちろん、知らずにやってくるお客さんもまだいるだろうから、15時まではここで対応するのだろう。販売会は終わったとわかっていて島田さんに会いにくるひともいる。自分が島田さんとしゃべっていたら、あとからやってきたお客さんが帰ろうとするので、自分がほかのお客さんの邪魔になったようでは悪いから、呼び止め、おせっかいなんだけど、島田さんともっとしゃべってもらい、サインもしてもらうようにうながした。結局、1時間半ぐらいはお邪魔していただろうか、さすがにあんまり長居しすぎてはまずいかなと思って失礼したが、楽しかったからいくらでもいられた。販売会ではなにも買えなかったが、「ブックオフ大学」の岬書店版の在庫がまだあって、これを3冊いただいた。それと、「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」も1冊いただく。そんなに気前がよくて大丈夫なんだろうか。ほかのお客さんが差し入れにもってきたたい焼きもひとついただいた。そのお客さんも、島田さんのために買ってきたたい焼きを、まさか知らないやつが食べるとは思わないだろうに。




 吉祥寺駅に戻る途中に、藤井書店を覗いていく。島田さんにこの近くの古本屋もいくつか教わった。商店街を通り、外口書店にも寄るが、なにも買わなかった。ブックオフにも寄り、ここでは110円の文庫本を1冊だけ買う。公園口に移動し、ようやく昼食。炒王という店に入り、肉あんかけチャーハンを食べた。780円。16時過ぎまで食べてないわりには意外と腹が減ってないなと思ったが、そういえば、たい焼きをいただいたことを忘れていた。うっかり大盛りにしてしまい、苦しいくらい満腹になる。

 井の頭線に乗り、渋谷に移動。まんだらけに寄ると、階段の百均に「笑芸人」が多くあり、10冊買ってしまう。思いがけず、ここで荷物が多くなった。東横線では急行に乗り、座らずに帰ってきた。

◇ 賞レース

 帰宅は夜になる。今日は「R-1グランプリ」があり、結果を知る前にこれを観なければならなかった。まずは、録画していた直前特番から。生放送部分と収録部分があり、この番組内で、敗者復活枠が発表されていた。5位から順に、ケビンス山口、ヨネダ誠、エルフ荒川、たくろう赤木、そして、1位にはこたけ正義感が選ばれ、こたけ正義感が勝ち残りを決める。

 そして、放送中の本戦を追っかけ再生で観始めると、冒頭のVTRでは、「R-1」には夢があることを強調していた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。審査員は、陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル、ハリウッドザコシショウという5名。裏生実況を、おいでやす小田、お見送り芸人しんいち、渋谷凪咲、ビスケットブラザーズが担当する。いよいよ本戦、一番手は Yes!アキト。普段はギャグを連発するスタイルだが、ここでは、ひとりコントにギャグが入るかたちにしていた。二番手は寺田寛明。好きな芸ではないが、ネタのクオリティはずいぶん高めていると思った。三番手はラパルフェ都留。阿部寛のものまねですでに少し売れているひとだが、怪獣のように街に阿部寛が現れる設定のコントを演じる。四番手はサツマカワRPG。ひとりコントというのとも違って、普段の青いスーツの衣装のまま、複数の登場人物をひとりで演じる形式が面白い。去年も面白かったが、しっかりとした美意識があるひとという感じがする。五番手はカベポスター永見。ふかわりょう的なひとことネタといおうか、審査員の評価は両極端、バカリズム、陣内は低い点をつけた。六番手はこたけ正義感。変な法律を紹介するのだが、フィクションなのかノンフィクションなのかがはっきりしない。七番手は田津原理音。カードゲームのモンスターをネタに、寺田寛明もそうだが、フリップネタをどうアレンジしてみせるかの勝負になっている。しかし、結局は大差なく感じられ、興味のない芸風だが、田津原はここでトップになり、一気にファイナルステージ進出を決めた。バカリズムだけは田津原に点が辛かった。最後はコットンきょん。ひとりコントを演じてみせたが、今年のメンバー、プロの芸と言えるのはこのひとだけじゃないのか。審査員の点数もそれなりに高く、きょんは2位になる。ファイナルステージは田津原理音とコットンきょんの対決。先攻は田津原理音。2本目はあるのだろうかと思ったが、別のカードゲームに変えただけのネタ。後攻はコットンきょん。芸の幅があるのは圧倒的にきょんだとは思うのだが、結果は、ザコシ、野田、陣内が田津原に、小籔、バカリズムがきょんに投票し、田津原理音が優勝した。今年の「R-1」はつまらなかった。田津原理音にお見送り芸人しんいちのような活躍は期待できるかどうか。22時頃には眠る。

2023年1月1日日曜日

新年のごあいさつ2023

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

2023年 正月

佐藤晋 ドジブックス

 

 

卯年


◆ 今年の予定

 現在、なにひとつ予定はありません。今後もないとは思いますが、万が一、予定があるような場合にはこちらのブログでお知らせ致します。こちらのブログでなにもお知らせしていない場合は、予定がないということですので、予定がないのだなとご理解いただければ幸いです。このブログに訪れるみなさまの幸いをお祈りしております。

(この日記は現在、約2ヶ月遅れで更新しております。けして、2ヶ月前で更新が止まっているわけではありませんので、よろしくどうぞ。)


◆ 通常業務(重要)

 各サイトで古本を販売しております。よろしくどうぞ。

◇ メルカリ https://www.mercari.com/jp/u/569679254/

◇ アマゾン https://www.amazon.co.jp/s?me=A3PRJ4NGXH4EUM&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

◇ FC2ショッピングカート http://dojibooks.cart.fc2.com/

書籍

 島田潤一郎さんが代表を務める夏葉社から絶賛発売中、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という書籍に執筆者のひとりとして文章を寄せております。すこぶる評判のいい本です。よろしくどうぞ。


執筆者:武田砂鉄・大石トロンボ・山下賢二(ホホホ座)・小国貴司(BOOKS青いカバ)・Z(せどらー)・佐藤晋・馬場幸治(古書ビビビ)・島田潤一郎(夏葉社)・横須賀拓

夏葉社 2020年11月 税込1430円 ISBN 978-4-904816-34-9

 

とみさわ昭仁さんのブログで褒めていただいております。2020年8月11日「ブックオフ大学ぶらぶら学部 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

純文学YouTuber つかっちゃんに褒めていただいております。2020年8月25日「【書評】ついにブックオフ大学に入学することができました!『ブックオフ大学ぶらぶら学部』岬書店【純文学・オススメ小説紹介】

◇ 各ポッドキャストでも大評判!

ブックオフオンラインでも購入可! → 「ブックオフ大学ぶらぶら学部

◆ 座談会

 ブックオフ30周年記念の公式サイト「ブックオフをたちよみ!」にて、2020年に公開された座談会に参加しております。

〈前編〉1日に15店も回る!? 異常にブックオフが好きな男たちのオススメ店舗は?

〈後編〉【驚愕】ブックオフ通による、ブックオフ通のための、ブックオフの楽しみ方

2022年1月1日土曜日

新年のごあいさつ2022

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

2022年 正月

ドジブックス 佐藤晋

 

 (寅年にちなみ、千葉市美術館「大・タイガー立石展」より、おめでたい富士山をモチーフにしたネオン絵画。2021年7月3日撮影。)


◆ 古本市

 現在、古本市参加の予定はありません。

書籍

 夏葉社から絶賛発売中、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という書籍に執筆者のひとりとして文章を寄せております。「佐藤晋」の名で書いております。よろしくどうぞ。


執筆者:武田砂鉄・大石トロンボ・山下賢二(ホホホ座)・小国貴司(BOOKS青いカバ)・Z(せどらー)・佐藤晋・馬場幸治(古書ビビビ)・島田潤一郎(夏葉社)・横須賀拓

夏葉社 2020年11月 税込1430円 ISBN 978-4-904816-34-9

◇ とみさわ昭仁さんにブログで褒めていただいてます。2020年8月11日「ブックオフ大学ぶらぶら学部 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

◇ 柿内正午さんのポッドキャストで「ブックオフ大学ぶらぶら学部」について語られています。2020年7月「ポイエティークRADIO」第1回(17分頃から)

◇ 純文学YouTuber つかっちゃんに褒めていただいてます。2020年8月25日「【書評】ついにブックオフ大学に入学することができました!『ブックオフ大学ぶらぶら学部』岬書店【純文学・オススメ小説紹介】」

ブックオフオンラインでも購入可! → 「ブックオフ大学ぶらぶら学部

◆ 座談会

 ブックオフ30周年記念の公式サイト「ブックオフをたちよみ!」にて、2020年に公開された座談会に参加しております。

〈前編〉1日に15店も回る!? 異常にブックオフが好きな男たちのオススメ店舗は?

〈後編〉【驚愕】ブックオフ通による、ブックオフ通のための、ブックオフの楽しみ方

通常業務

 各サイトで古本を販売しております。こちらがもっとも重要なドジブックスの通常業務となります。よろしくどうぞ。

◇ メルカリ https://www.mercari.com/jp/u/569679254/

◇ アマゾン https://www.amazon.co.jp/s?me=A3PRJ4NGXH4EUM&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

◇ FC2ショッピングカート http://dojibooks.cart.fc2.com/

2021年12月16日木曜日

12月16日木曜日/中野・東中野


◇ 中野

 朝から都内に。昼食は中野で、裏通りを適当に歩き、餃子酒場という店に入り、ランチメニューのニラレバ炒め定食を食べた。650円。サービスで餃子もついた。満腹。サンモールのマクドナルドに入り、少し読書をする。ブロードウェイにもひさしぶりに寄った。入り口からすぐのエスカレーターで3階まで昇り、奥まで歩き、タコシェを覗いていく。以前、ブロードウェイに寄った際に、営業しているのかわからずに心配になったが、今日はきちんと営業していてほっとした。外に出て、早稲田通りをブックオフを目指して歩いていくと、古本案内処という店があり、なんだろうと思う店名だが、普通の古本屋のようだ。外の均一棚にカッパ・ブックスの野末陳平「姓名判断」を見つけ、店内に入っていくと、どうってことのない店のようで、なかなかいい本がある。小林信彦(中原弓彦)「世界の喜劇人」「植木等と藤山寛美」、平岡正明「タモリだよ!」が、300円、500円という値段なので、これは迷わず棚から抜く。ほかにも買いたい本がごろごろあったが、そんなに金を使う予定ではなかったので、セーブしてしまい、4冊だけ買っていく。しかし、つぎに中野にくる機会はいつになるだろうか。ブックオフではあまり買うものなし。110円の新書を1冊のみ。それから、東中野まで歩き、東中野のブックオフにも寄るが、こちらも買うものがない。せっかく寄ったのだからと思い、なんとか探して、110円のコミックを1冊買った。




 東中野から総武線、新宿から山手線に乗り換え、渋谷に出て、新南口のベローチェに入る。読書するつもりだったが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、ぐったり眠ってしまった。目覚めてからは、ラジオを聴きなおしながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをしていた。「週刊文春」と「週刊新潮」に、ともに、たけしの「Nキャス」降板記事があった。「BRUTUS」の読書特集にも目を通すと、伯山が円丈の「御乱心」を紹介していた。本文を読むと、取材はどうやら円丈の訃報の前のようだ。ほかには、島田さんが庄野潤三の本を紹介していた。滞在時間、2時間ほど。まんだらけにも寄りたかったが、疲れてしまい、もう帰ることにする。東横線の急行に乗り、座らずに横浜まで戻ってきた。横浜まで戻ると有隣堂に寄りたくなるもので、新刊のチェックをしていく。小川榮太郎「作家の値うち」を少し立ち読みすると、又吉の評価がやけに高い。来年の手帳を買わねばと思っていたが、そういえば、去年はヨドバシカメラで買ったんじゃなかったかと思い出し、ヨドバシで買っていくことにする。ポイントを使い、安く買えた。

 帰りの電車内で、安岡章太郎「歴史への感情旅行」を読み終えた。1999年刊、新潮文庫。親本は1995年刊。90年代のエッセイが多く収録されていて、自分にとっては時代の距離感がつかみやすかった。作家について書かれているものが面白い。安岡章太郎の本を読むこと自体が初めてだったが、もう少しなにか読んでみよう。

◇ 雑誌など

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日は追悼特集だ。バイク好きの小三治が、つなぎを着て出ている映像が珍しい。タイムフリーで、聴きそびれていた一昨日の「爆笑問題カーボーイ」をようやく聴くと、生放送で、おいでやす小田、やす子がゲストで登場していた。ラジオを聴きながら、また楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊ポスト」の巻頭と巻末のグラビアに「お笑いスター誕生」の特集があり、これはじっくり読みたかった。でんでん、コロッケ、おぼん・こぼん、ブラザートムのインタビューがあり、取材者は誰かと思えば、岡野誠さんだった。ブラザートムのインタビューによると、ブラザーコーンは近藤伸明の名で、この番組の作家をやっていたようだ。4時間ぐらい眠り、深夜に目覚めてしまい、朝までにブログの更新をひとつ。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...