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2025年4月22日火曜日

4月22日火/バスに間に合わなかった

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。朝田家、のぶ・今田美桜が家族みんなに声をかけながら急いで出かけていく。柳井家にやってくると、ちひろ・中沢元紀が庭で柔道の稽古をしていた。のぶはたかし・北村匠海に勉強を教わりにきたのだが、「兄貴はさっき出かけてしもうて」というちひろ、のぶはなかで待っててくださいと言われる。たかしはそのころ、どこか遠くの線路をとぼとぼと歩いていた。前の晩、立ち聞きしてしまった叔父・竹野内豊とちひろの会話が思い出される。ちひろは叔父に、たかしのために医者になるのを辞めたのかと訊かれた。叔父「近頃のちひろを見ようたら、わしはどういてもそんな気がするがよ。」 たかしは寝そべり、線路に耳をあてる。そこをヤムおじさん・阿部サダヲが釣り竿をもって通りがかる。「おい、なにやってんだ?」「ヤムさん…。」「なんか聞こえんのか?」「汽車の音。こうして聴いてると、落ち着くんですよ。」「お前、大丈夫か? 医学部に行くって話聞いたけど。ん? 逃げて、どっかに行きたくなったのか?」 そこに汽笛の音が聞こえる。機関車がやってきた。ヤム「おい、危ない。轢かれるぞ!」 寝そべったまま、動かないたかしをあわててヤムが動かす。間一髪のところを機関車が通りすぎていく。たかしは虚無の表情で、空に向かって叫ぶ。「こんな情けねえ俺、もうやだよ! やだやだ! わああああーっ!」 オープニングのあと、今田美桜のアップ。のぶは鉛筆を鼻の下に挟み、両手をこぶしにして頬杖をついていた。のぶはたかしの部屋で、鼻息荒く待ちくたびれていた。のぶはため息をつく。部屋にあるスケッチブックに気がつき、開くと、子どものころにシーソー遊びをするたかしとちひろが描かれていた。そこにちひろがお茶をもってくる。「のぶさん。」「あのときの絵、ちひろくん覚えちゅう? ちひろくん、いっつもたかしのあと追いかけよったでね。お兄ちゃんのこと、大好きながやなあて思いよった。」「のぶさん、わし、そんなええ弟やないがです。兄貴がおらんなるのが怖かったがよ。小さいとき、この家にひとりで預けられたき。あのときも、兄貴があのひととおらんなってしまうがやないのかと思うて。また、ひとりになるのが怖かった。」 母・松嶋菜々子が去っていくのを兄弟で見送ったあの日のことが思い出される。「遅いですね、兄貴。」「ほんまに遅すぎる!」 のぶはスケッチブックをめくり、上半身裸の幼い兄弟が後ろ向きで手をつないだ絵を見つける。「これは?」「兄貴と川を泳いで渡ったときや。」 そのころ、たかしはその川辺にヤムさんと一緒にいた。「子どものころ、弟とふたりで、あの向こう岸から泳いだことがあるんです。あのときは、ふたりですごいことを成し遂げたと思ったけど。」「この距離で? すごいじゃねえか。」「僕らはあのころ、ここが世界でいちばん大きな川だと思ってました。あのときのちひろの一生懸命な顔、こっち側にたどりついたときには、太平洋を横断した気持ちになりました。」 幼いふたりが川からあがってきた光景が思い出される。絵と同じように、ふたりは手をつないでいる。たかし「あのときの誇らしい気持ち、思い出しました。」 たかしの部屋でも、のぶとちひろがその話をしている。「ふたりとも、ようがんばったねえ。」「あのときから、強おなった気がするがよ。兄貴のおかげや。」「たかしはそういうやつよ。ちょっと頼りないし、約束すっぽかす、ドアホやけんど!」「ほんまですね。」といって笑うふたり。川辺では、たかしとヤムが話している。「ちひろは僕が守ってやんなきゃって、ずっと思ってたけどなあ。」「立場が逆転しちゃったんだなあ。」「シーソーみたいに。」「片方があがったら、片方が下がるあれか? ま、シーソーなら、またお前が上にあがることも…、なさそうだなあ。」 うちに帰ってきたたかしが部屋に入ると、そこにちひろも入ってきて大声を出す。「兄貴! どこ行っちょったがな? のぶさん、ずっと待っちょったがぞ。」 黙っているたかしに「おい、聞きゆうがか?」 たかしは「俺がいないほうが、勉強はかどっただろ?」「なに言うがな。」 出ていくたかしに「おい、兄貴!」 たかしは1階に降りていく。「のぶちゃんはお前に勉強教わりにきたんだよ。俺はお前と違って、あたま悪いからな。」「兄貴、どういたがで。」 ちひろは黙るたかしの腕をとる。「おい、兄貴。」「うるさい!」と怒鳴るたかし。「兄貴、なんだよ。おかしい…」「うるさいんだよ!」「わしにあたるがあか。まず、のぶさんに謝れ。」「お前、また優等生ぶりやがって。」 たかしはちひろの胸ぐらをつかむ。「お前のそういうところが気に入らないんだよ。」「そういうとこ? なんだ! はっきり言いてみいや!」 ふたりは縁側から庭に落ち、取っ組み合いのケンカになる。叔母・戸田菜穂と女中さん・瞳水ひまりがやってくる。叔母「ちひろさん! たかしさんも! ふたりともおやめなさい!」 朝田パンの店先にはヤムがいて、のぶは店番をしている。そこに柳井家の女中さんがあわててやってくる。「たかしさんとちひろくんが、取っ組み合いのケンカしよって! 草吉さん、一緒にきて、止めてもらえませんか!?」「ちょっと待って、話が見えない。」というヤムと女中さんのあいだを、のぶがまっ先に飛び出していく。ヤム「早あい…」 柳井家、兄弟ゲンカしている場に母も帰ってきた。「病院継ぎたきゃ継げばいいだろ! 俺にゆずったりなんかするな!」「はあ? わしは兄貴にゆずったりしちゃあせん。」「じゃあなんなんだよ? 俺が医者なんかなれるわけないと思って嗤いものにしたいのか?」「わしはわしの行きたい道を行くだけや!」「偉いもんだよな、お前は。」「兄貴はなんで? おふくろの言いなりになるがな。」「言いなりになんか!」「なっちゅうやいか! ずいぶん前に捨てたと思うちょったら、急にまた戻ってきて母親ヅラして。」 母はそれを黙って聞いていた。「あのひとは息子を医者にして、自分の居場所を作りたいだけやろうが! 兄貴はあのひとに利用されるがよ。兄貴だって本当はわかっちゅうはずや!」「だあまあれ!」 たかしはちひろをぶん殴り、ちひろは倒れる。そこにのぶもやってきた。叔母はケンカを止められない。「お前はどうなんだよ? ここにもらわれてきてから、叔父さんと叔母さんの顔色ずーっとうかがって、優等生になって。」 叔母の表情が映される。たかしは続ける。「立派だよ、お前は。兄弟でも月とスッポンだもんな! 胸のなかじゃ、こんな兄貴いなくなればいいと思ってんだろ!?」 のぶがふたりのあいだに入ったかと思うと、のぶはたかしをビンタした。「ちひろくんの気持ち、ひとっちゃあ知らん。誰がいちばん近くであんたのこと、ずっと見てきたと思っちゅうがね。あんたなんか…、たっすいがあのスッポンじゃ!」 のぶは涙をこらえながら感情をぶつける。そこにようやくヤムがやってきた。手を叩いて「はいそこまで。そこまでだ。ね?」 のぶはたかしをじっとにらみ、帰っていく。ヤムはたかしに「どうだ、すっきりしたか?」 叔母「ちひろさん、ケガしちゅうやないの。」 ちひろは兄に声をかけ、家に入っていく。重い空気のなか、ヤムは母と叔母を見て、「あんたらも折り合い悪いんだろ? どうだい、すっきりしたら?」 母と叔母は別々の方向に消えていく。庭に呆然と立っているたかしの表情で今日は終わり。いや、朝ドラは基本的に女性が主役なのだが、「あんぱん」は男の子のドラマでもあるのがいい。「虎に翼」なんかは少女マンガを読んでるような感じがしたし、大河の「べらぼう」も観ているが、「べらぼう」も美少年が主人公で、少女マンガの感じがする。 

 タイムフリーで、先週火曜の「伊集院光のタネ」を聴くと、パートナーは新行市佳、テーマは「自転車にまつわるアレコレ」。父が亡くなる前に誕生日プレゼントに買ってくれた自転車が事故で壊れてしまったという話に心揺さぶられた。こういうメールが不意に読まれるのがこの番組だ。

 昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」を聴き始め、ラジオを聴きながら作業をしていたら、セロテープを切らしてしまい、やむを得ず、正午過ぎにライフのダイソーまで行ってくる。買いものにして、すぐに帰ってくる。

◇ 三ツ境・瀬谷

 午後から改めて外出。注文が多く、梱包に時間を食ってしまった。いつもどおり、老健の面会に向かうのだが、バスの時間がぎりぎりになり、がんばって走るが、風が強くてたまらない。なぜこんなときにかぎって風が強いんだ。間に合うかどうかというところだったが、バスターミナルが見えたときにはもうバスが停まっていないのがわかった。ほんの1分ほどの差だったか。これを逃してしまうともう面会時間に間に合うバスはなくなってしまう。走りながらも無理かもしれないと考えたが、今日は面会はあきらめるしかなくなった。

 このまま帰るのも阿呆らしいから、今日は瀬谷のほうまで行ってみることにしようか。しかし、全力で走ったから足腰がもうふらふらになってしまった。風が強いなか、ただ歩くだけでも踏ん張るちからが必要だ。

 先に昼食にすることにして、eモールのはま寿司に入る。静岡県焼津産大切りとろかつお、あぶらがれい、合鴨ガーリックソース、えび天握り、鴨つくね軍艦、活〆はまち、とろびんちょう塩ごま油、まぐろ・とろたく二種盛り。8皿、968円。クーポン券を使用し、160円の皿がひとつ無料になる。

 瀬谷まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台ゲストは大竹しのぶ。黒沢かずこが高齢の母との関係を語り出し、人生相談のようになった。黒沢が「母親のことでいっぱいいっぱいにならなくていいですか?」と訊くと、大竹しのぶは「まず自分のことを考えたほうがいい」と答え、黒沢が涙ぐむ。「自分の人生ぜんぶもってかれるんじゃないかってすごく思っちゃうんですよ。」「電話かかってくるのもすごく怖くなっちゃって…。」という黒沢に、大竹しのぶは「幸せになってよ、自分が。」「自分のやりたいことやるのが親の喜びのはずだもん。」と、なんの迷いもなく断言してみせた。恒例の「ベスト3」は「忘れられない仕事ベスト3」。第3位は、横山拓也脚本の舞台に出演したときのこと。大竹しのぶは稽古中にはこの作品のどこが面白いのかわからず、作家と演出家に失礼なことを言っていたが、このホンのとおりにやれば絶対に大丈夫ですと説得されていた。ギリシャ悲劇やシェイクスピアをやってきた大竹しのぶは、なんでもないセリフ、なんでもない事件、なんでもない結末が面白いのか、ずっと疑問に思っていたが、初日の幕が開いたらよく笑いが起こる。笑われることがこんなに幸せなことなのかと思ったという大竹の話に、黒沢はさんまとの舞台を思い出し、ここでもまた感動して涙する。

 瀬谷駅を通りすぎ、瀬谷図書館まで歩く。じっくりと棚を眺めてまわろうとするが、どうも疲れていて、根気がない。それでも、2冊借りていく。駅をまた通りすぎ、ブックオフにやってくる。110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊、単行本を1冊買う。

 ブックオフの手前にマクドナルドができていた。19日にオープンしたばかりのようで、これからはブックオフに寄るついでによく利用できそうだ。アイスコーヒーとアップルパイを食べる。店内、椅子もテーブルも真新しく、客が少なく、広々としている。少し眠ってから、読書をしていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。まず、「NHKニュース7」を観て、それから、今夜の「#バズ英語」を観る。海外のマンガ&アニメ事情の特集。ゲストは元日向坂の丹生明星という知らないひとだった。今日の「徹子の部屋」は平山浩行という俳優がゲスト。このひとも知らない。昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」にはさらば青春の光が出演。井口がさらばに、賞レースで戦いたくならないのかと素直な問いかけをしている。

 昨夜放送されたロバート秋山の「緊急!町民オーディション」という番組は今までにも何度か放送されてるんだろうか。秋山が愛媛県鬼北町を訪れ、町民をオーディションして、最後に町のPR動画を作るという番組。オーディションとはいうものの、きびしくするとさんざん言いつつ、全員が合格する。

 タイムフリーで、先週木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。この日のパートナーはヒコロヒー、「ラヴィット!」と「オールスター後夜祭」の話をしていた。ヒコロヒーが出演した「ラヴィット!」が評判になっていたのはなんとなく知っていたが、その内容はここで初めて詳しく知った。TVer でも観ることができたのに観そこねてしまった。ラジオを聴きながら少し眠り、目が覚めたら深夜1時前だった。「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまたすぐに眠ってしまう。

2025年3月18日火曜日

3月18日火/湯呑みのお湯をこぼす

◇ 面会・はま寿司

 早朝、ゴミを出してから眠り、昼前に起きあがる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。13時台ゲストはおかずクラブ、14時台ゲストは相席スタート山添。午後から外出。気温はやや低いかと思い、ジャンパーを着ていく。三ツ境のバスターミナルからバスに乗ると、料金の表示が320円と出て、運転士に320円ですかと訊いてしまったが、15日から値上げしていて、290円から320円になっていた。たかだか30円の差とはいえ、なかなか世知辛い。バスに乗ると陽射しが強く、ジャンパーだとやや暑くなる。

 老健の面会は一週間ぶりになってしまった。母の友だちから電話をしてほしいとお願いされていたのに、それからだいぶ間が空いてしまった。かけさせるにもスマホのバッテリーが切れている。とりあえず、モバイルバッテリーで充電するが、充電される速度が遅く、ようやく10パーセントになったところで電話をしてもらうが、そう都合よく出るはずもない。留守電には吹き込んだから少しは安心してもらえるだろうか。

 いつもどおり、上白根町のはま寿司に寄っていく。席に着くなり、湯呑みに入れたお湯をこぼしてしまい、店員さんに拭いてもらうという手間をかけさせてしまった。まぐろ、活〆ぶり、いか天握り、合鴨、煮あなご、まぐろレアステーキつつみ、わさびえんがわ、とろびんちょう。8皿、924円。

 鶴ヶ峰まで、歩きながらラジオを聴く。先週金曜の「伊集院光のタネ」をタイムフリーで聴き始めたら、この回はオンタイムで聴いていたんだったかわからなくなったが、CM明けに、まったく同じ話を以前にしているというスタッフの指摘が入ったようだ。旭図書館に寄り、じっくり棚を眺めてまわり、3冊借りていく。鶴ヶ峰のブックオフにも寄っていくと、文庫に面白い本がいくつもあり、買うものが多くなった。110円の文庫本を8冊、新書を1冊、220円の文庫本を1冊買う。

 鶴ヶ峰駅まで戻り、ひさしぶりにミスタードーナツに入る。ここは22時まで開いているから助かる。ブレンドとハニーディップを食べる。495円。SNSからクールスの佐藤秀光の訃報。じっくりと読書していく。店員の女の子がコーヒーのおかわりを入れによくきてくれて、3杯も飲んでしまう。

 帰る前に西友で買いものをしていたら、あたまの上に看板が落ちてきた。看板といっても紙っぺらをハンガーに留めてあるだけのもので、それをマグネットで什器にくっつけてあったのだが、別に痛くもなんともなかったけど、場合によっては危険かもしれない。しかし、ちょうどまわりには店員も客もいなくて、誰にも目撃されず、ひと知れず変な目に遭ったのだが、これを改めて店員に伝えるのも煩わしく、落ちた看板は売り場に放ったままにしてただ買いものを済ませて帰ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はいしだあゆみ追悼。TVer の配信はなく、これは録画したものを観る。1982年放送、いしだあゆみが34歳のときに出演した回から始まった。この回では、スーパーで徹子さんにしょっちゅう会うという話をしている。1994年、45歳の回では、16年ぶりに「紅白」に出演した話をしていて、自分の記憶にあるいしだあゆみはこのころの雰囲気だ。2005年、57歳の回では着物姿で出演、憧れの山岡久乃の話や、ヨン様ブームがわかるという話をしていて、団塊の世代は人口が厚いはずなのに娯楽がないという。2011年、63歳の回では、長く住んでいた家を引き払って、ものを10分の1に減らしたという話をしている。自分のものは処分したが、前の年に亡くなった母のものはぜんぶ捨てずにいるという。2022年、74歳の回は旭日章受賞後の出演、ここでは人生の終わりかたについて話していた。「ちっちゃいときから線香花火が好きだったんですよ。今の線香花火はすごい華やかですけど、あたしの時代は、ほんとに…、ちゃっちゃっちゃって。なんか人生に似てますよね、最初はちょっとで、だんだんばあってなって。最後に赤い玉が、でもあれ、なかなか落ちないんですよね、いつまでも。「まだまだ」っていう感じで。(笑)なんかね、線香花火みたいに生きたいなあって思ってます。」

 NHKプラスから、今夜放送された YOASOBI の特番「YOASOBI 世界を駆ける」を観る。ライブ前には専用の「声出し部屋」というのがあるのだ。ikura が 2019年にSNSにあげた弾き語り動画が ayase の目に留まるという出会いがあるのだが、その動画ではあいみょんを歌っている。ayase の1台のパソコンから生み出された楽曲が、ストリーミングサービスにより、世界に発見されるようになっている。もう1本、「新ジャポニズム イメージソングSP」という10分番組では、BIGYUKI と新しい学校のリーダーズのコラボ曲の初パフォーマンスがあった。楽曲自体はいかにもジャポニズムという感じじゃないのがいい。

 深夜1時からラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。YouTube の撮影をしたという話から、例のごとく、ダンシング谷村の説明をする。ラ・ママの初舞台のあと、爆笑問題がつぎに出演したのが「スター誕生」というショーパブ、そこで出会ったDXコブラというのが、その後のダンシング谷村と三井三太郎。三井三太郎は芸能レポーターになっていたが、中島知子のマネージャーだったこともあるのか。ダンシング谷村がタイタンの学校で相方を探していたら、佐々木つとむの息子がタイタンの学校に入っていたんだそうで、太田の説明によると、「スター誕生」は松竹梅が経営し、所有者が佐々木つとむということなんだろうか。佐々木つとむが殺された場所が「スター誕生」なのだ。その日の夜、太田はフォークダンスDE成子坂の桶田が作った劇場の最後のライブに出演していた。浦口直樹アナに頼まれたそうだが、そこで38年ぶりに会ったのがシューティング。ラ・ママの最初のネタ見せのときに出会っていたのがシューティングと三井三太郎のブルドッグだった。シューティングと成子坂はホリプロの先輩後輩の関係。ひとりが亡くなっていたことは最近まで知らなかったが、いつごろの話なんだろうか。そこから今度は〆さばアタルヒカルの名が出てきた。北枕という名前の時代は太田プロだったのだ。ヒカルが入院したときに太田が見舞いに行ったという話は初めて聞いたかもしれない。ヒカルが亡くなったあとにアタルとご飯を食べたそうで、そのときに太田はアタルに現チャイムの松岡と組んじゃえと言っていたらしい。入院中にヒカルにDVDとDVDプレイヤーを差し入れしたら、その前日に水道橋博士がほぼ同じものを差し入れしてたって。今日のオープニングは90年代お笑いマニアにはたまらなく面白い話。最後まで聴いたら、エンディングにはきしたかの高野が登場。

2025年2月28日金曜日

2月28日金/ブックの日とファスト教養

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に渡邊渚のインタビューが載っていた。TVer を使い、テレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「マンガ大好き芸人」。ハライチ岩井と熊元プロレスがこの企画は初登場、そのほか、ケンドーコバヤシ、バカリズム、川島明、野田クリスタル、MC側には千鳥ノブが座る。バカリズムが紹介した「ベー革」が面白そう。

 昨夜の「私のバカせまい史」は、せいやがプレゼンターの「古畑任三郎 パロディーで生き続ける史」。せいやの古畑シリーズはこれでファイナルだって。古畑のものまねが初めて披露されたのはファーストシーズンから1年半後の 1995年、栗田貫一が「ものまね王座」でやっていたものだという。同時期には北海道テレビの「水曜どうでしょう」の前身番組「モザイクな夜」でパロディが行われ、古畑を鈴井貴之、今泉を大泉洋がやっていた。1996年に「古畑任三郎」シーズン2が放送され、「スマスマ」と「みなさんのおかげです」でパロディが行われる。「スマスマ」のパロディにも三谷幸喜が脚本を提供していた。「みなさん」のほうの脚本は秋元康、ゲストに、和田アキ子、桂文枝、美川憲一、沢口靖子が出演していたようだ。マンガでは「新コータローまかりとおる!」、アニメでは「金田一少年の事件簿」「かいけつゾロリ」でパロディが確認される。マギー審司が「ものまね紅白」に初出場したときにも古畑のものまねを披露、フォーリンラブハジメ、我が家坪倉のものまねの映像も流された。「徹座」のフライヤーのデザインもじつは古畑のパロディ。そして、古畑のものまねを究極形に押し上げた人物として、まずはツートン青木の存在があげられる。さらにもうひとり、ハリウッドザコシショウの存在もあり、これがともに 2016年に登場と紹介されたが、ツートン青木はもっと前から活躍していなかったかな。古畑シリーズの監督、河野圭太のコメントもあり、今回のこの番組はエンドクレジットも古畑パロディになっていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは「山藤亭」の話をする。主催の中村さんも熱があったんだそうで、打ち上げは松村、松本明子、山田雅人といういつものメンバーだったって。そのあとには塙さんの怪我の話になる。続けて、「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、こちらのオープニングでも塙さんの怪我の話。

 注文のお届け先がどうも怪しく、検索してみるとホテルのようなのだが、マンションがなくなり、ホテルになったということなのか。お届け先はそのマンションの名前ではないかと思うのだが、これはもうわからないからその住所で出してしまうことにする。こうしてまた返送されてくるパターンもあるのだが。

◇ ブックの日

 午後から外出。暖かいが、昨日も夜になるとそれなりに寒くなったから、ジャンパーを着ていく。2月のブックの日は29日がないから28日になる。ブックオフをまわらなければならないため、まずは鶴ヶ峰に出る。先に昼食、ココロットのすき家に入り、温玉黒ビビンバ牛丼を食べる。740円。ブックオフ、1店目では、220円の単行本を1冊、330円の雑誌を1冊買う。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、2店目はビフレのブックオフ。なかなかいい本が見つからず、苦労しながら、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買っていく。横浜から横須賀線に乗り、東戸塚に移動。電車内では、先週金曜の「伊集院光のタネ」を聴いた。パートナーは安田美香、テーマは「嘘だと思っていたら本当だった話」。以前、干支がパンダ年とウソをついたというリスナーのメールがあったが、その後、パンダ年というのが本当にあった時代があるというメールが届いたようで、伊集院が調べたら本当だったというのだけど、にわかには信じられないな。そのほか、お父さんが歌っていた「駐車場の猫がアクビをしながら…」という歌が、お父さんが適当に作って歌ってる歌だと思っていた娘さんが、高学年になったときに本当にあった曲だと知って驚いたという話。このテーマ、どんでん返しがあるからどれも面白い。

 3店目は東戸塚のオリンピックのブックオフ。ここも苦戦し、110円の文庫本を2冊、新書を1冊買うが、いずれもたいした本ではない。駅のほうに戻り、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアップルパイを食べながら、読書をする。最後は東口のブックオフ。110円の文庫本を1冊、220円の新書を2冊、ここでようやくいい本が買えた。横須賀線で帰ってくるが、暖かくなってなにが嬉しいかというと、ホームで電車を待つあいだにポケットから手を出して本を開けることだ。帰りの電車内もひたすら読書を続ける。

◇ テレビ・読書

 夜遅くに帰宅し、TVer を使い、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は林真理子がゲスト。昨年、古希を迎えた。日大の理事長の仕事が忙しく、7本あった連載を今はエッセイ2本だけに減らしているという。林真理子は手書き原稿なのだ。1984年放送、30歳のときに出演した回の映像が流され、その自分のすがたを観た林真理子は「やっぱり、テレビで観ると異質な感じしますよね。どうですか、この頃、よくテレビ出てましたけれども、やっぱり、なんか変ですよね。今、こんなひと出ていないもんね。すごいなあと思って、今、観てますけど。(笑)」 1994年放送、40歳のときに出演した回では結婚のことを語っていた。その当時はそのまま放送されていたんだろうが、夫の写真には改めて顔を隠す加工が施されていた。

 深夜、部屋で読書の続き。図書館で借りている、レジー「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」を読み終えた。2022年刊、集英社新書。なにしろ、明日返却しなきゃならないからがんばって読んでいた。読む前にはなぜかすぐ読める本だと思っていたのだが、これがなかなか読み応えのある本だった。ファスト教養に批判的な内容だが、単にファスト教養の合わせ鏡のように批判しているのではなく、細やかな分析が積み重ねられていく。著者は1981年生まれのライターであり、ブロガーでもあるというひとだが、この肩書きにも先入観があって、専門家ではないブロガーによる分析というものに警戒心があり、ちょっと軽んじていたのである。しかし、この本はそのような先入観も批判の対象だろう。以下、引用がやや多くなる。

P12「文化を愛する人たちは、ファスト教養の「浅さ」や「不完全さ」を否定する。確かにその指摘は正しいかもしれないが、そういった意見は日々の仕事に追われるビジネスパーソンの焦燥感を理解していないからこそ発せられるものである。(略)ファスト教養が流布している今の状況は批判的に捉えられるべきというのが筆者の基本的な意見である。ただ、だからと言って、ビジネス系のインフルエンサーを見下し、「古き良き教養に戻れ」といったメッセージを出したところで何の役にも立たないこともよく理解しているつもりである。本書が目指すのは、理想を示しながらも、より現実的で、かつ実践的な行動指針を導き出すことだ。」

P17-18「「教養」や「リベラルアーツ」という高尚な言葉で語られる概念は、現代の日本において結局のところ「個人の小金稼ぎのツール」として位置づけられている――まずはこんな仮説に基づいて論を進めていきたい。そうした価値観のもとで、教養という言葉の持っていたさまざまな意味が剥ぎ取られた結果、「ビジネスの場で使える小ネタ」としての機能が残り、そしてそこに多くの人たちが飛びついている。それが昨今の教養をめぐる状況なのではないだろうか。」

P22-23「そもそも出口(注:出口治明)が掲げる教養の意義において、「ビジネスシーンで話を合わせるために必要」という側面は一部にすぎない。(略)あくまでも「結果として」蓄積した教養がビジネスの助けになるケースもある、というのが出口の基本的な考え方である。起業家として成功を収めたあとにアカデミズムの世界に転じた出口の本は、ビジネスパーソンにとって「ビジネスにおいて必要な教養について学べる本」として受容されているように見える。ただ、出口のベースにあるのは「教養のためにはビジネス書ではなく古典を読むべき」という考え方である。(略)このようにビジネス書に対して冷淡な態度をとる出口の著作が、ビジネス書を熱心に読むビジネスパーソンに受け入れられているのは何ともアイロニカルな状況である。」

P27「「楽しいから」「気分転換できるから」ではなく「ビジネスに役立てられるから(つまり、お金儲けに役立つから)」という動機でいろいろな文化に触れる。その際自分自身がそれを好きかどうかは大事ではないし、だからこそ何かに深く没入するよりは大雑把に「全体」を知ればよい。そうやって手広い知識を持ってビジネスシーンをうまく渡り歩く人こそ、「現代における教養あるビジネスパーソン」である。着実に勢力を広げつつあるそんな考え方を、筆者は「ファスト教養」という言葉で定義する。」

P30-31「ここには大きく二つの切り口があるように思える。一つ目は「精神的に豊かになる」「自分自身のなかで咀嚼して育て広げていく」「人生を豊かにする」「存在の深さを耕す」という言葉に象徴される、知識をじっくりと自分の中にしみこませることで生き方そのものを見直そうとするスタンス(ちなみに英語で「耕す」を表す cultivate には「才能・品性・習慣などを養う、磨く、洗練する」という意味もある)。二つ目は「役に立つから、利益があるから知識を得ようとする、のではない」、言い換えると「学びたいからこそ学ぶ」とでも言うべき考え方。これらの考え方は、先ほど説明したファスト教養の特徴でもある「手早く大雑把に知りたい」「いかにお金儲けの役に立つかが大事」というスタンスとは完全に真逆の価値観を提唱している。いわば「古き良き教養」といったところだろうか。こういった古き良き教養がファスト教養に押されつつある、というのが昨今の状況に対する見立てである。教養のあり方が「人生」や「存在」と結び付く以上、「人生」や「存在」のあり方を規定する時代の流れが教養というものに対して影響を与える。現在のムードからすると「人生を豊かにする」と「お金儲けをする」はダイレクトにつながりやすく、それゆえファスト教養が「今の時代らしい教養」となるのも無理のない話ではある。」

P34-35「もともと教養と隣接する文化圏にあった明治後期の「修養」という考え方は「努力して人格を向上・完成させること」を指しており、その発想は立身出世主義ともつながっていた。人格に目を向ける修養と成功を目指す立身出世主義の関係性について当時から課題として捉えられていたことを考えると、ファスト教養の「教養と金儲けを一直線に結ぶ」発想は決して突然変異ではなく、教養という概念の大きな流れの中で登場するべくして登場した(あるいは時代の変化の中で満を持して再登場した)現象ともいえるだろう。古き良き教養を「教養のベーシックな姿」と固定して現状把握を進めようとすると二〇二〇年代に浸透している「ファスト教養」のあり方との乖離が大きくなり、またファスト教養を毛嫌いしすぎるとこの考え方に(ほんの少しではあるが)含まれていると思われる「歴史的な正当性」を見逃してしまう。ファスト教養以降における教養のあるべき姿(理想的かつ現実的な姿)を構想するにあたっては、双方に「橋を架ける」発想が必要になってくる。」

P39-40「ビジネスシーンで使える「話を合わせるのに最適なネタ」をクイックに仕入れて、「うまく立ち回る」ことによってお金を稼ぐ。そのためのツールとして最適なのが教養である、といった風潮をファスト教養というキーワードで説明してきた。(略)その背景にあるのは、「うまく立ち回る」ことを是とする時代の空気の移り変わりである。たとえば、昨今定着した感のある「ワンチャン」という言葉は「『がんばれば報われる』という成長神話が崩れた『偶然性の時代』を生きる感性」とつながっているのではないかという指摘がある。」

P45「かつて慶應義塾の塾長を務めた小泉信三は一九五〇年に出版した自著でこんなエピソード(注:谷村豊太郎のエピソード)を引きつつ、続けて「すぐ役に立つ人間はすぐ役に立たなくなるとは至言である。同様の意味において、すぐ役に立つ本はすぐ役に立たなくなる本であるといえる」と述べている。七〇年以上前に示されたこの考え方は、情報が流通してから忘れられるまでのスピードがますます加速している今の時代にこそ重要度を増していると言えるだろう。「すぐ役に立つ」を突き詰めたものは基本的に普遍性を失う。なぜなら、それはすなわち個別事情に最適化したものだからである。」

P48「一方で、「教養はすぐに役に立つものではないが大事」と伝えたいはずなのに結果的には「教養は役に立つツール」というメッセージが伝わってしまう……という状況においても出口(注:出口治明)と池上(注:池上彰)は共通している。」

P50-52「教養を「人生を豊かにするツール」ではなく「ビジネスシーンですぐに役立つツール=ファスト教養」として捉え返す風潮の背景にあるのは、「時代が変化する中で生き残らなければならない」というビジネスパーソンの焦燥感である。(略)ここで指摘したいのは、「この状況を過剰に煽るために教養が都合よく持ち出されているのではないか」という点である。「変化の激しい時代には教養を学ぶべし」となった時に、では本当に学ぶべき教養とは具体的に何なのか。その教養を学ぶことで、時代の変化にどういう形で対応できるようになるのか。そんな話は当然示されることなく、「教養が必要」という漠然としたメッセージと「教養を学ばないとやばい」というそこはかとない不安が増幅されていく。そこから生まれるのは「学びの楽しみ」や「自己成長への期待」といったポジティブな感情ではなく、「転落への恐怖」とでも言うべきネガティブなものである。」

P67「最近ではビジネスにおいて自身の気づきから発想する「アート思考」と呼ばれる考え方が徐々に浸透しつつあり、また佐藤可士和のように従来はクリエイティブ領域で仕事をしていた人間が企業経営における参謀のような立ち位置を確保するケースも出てきている。そのような状況において、「美意識を鍛えろ」というメッセージは目端が利くビジネスパーソンほど魅力的なメッセージとして受け取るはずである。」

P69「東京大学教授の中村高康は著書『暴走する能力主義―教育と現代社会の病理』の中で、昨今の社会で必要なものとして政府などから提示される「コミュニケーション能力」「協調性」「問題解決能力」といった「新しい能力」が実際には「これまでも求められていたし、これからも求められるであろう陳腐な能力であって、新しい時代になったからはじめて必要ないし重要になってきた能力などでは決してない」と看破している。そのうえで、「いま人々が渇望しているのは、『新しい能力を求めなければならない』という議論それ自体である」という仮説を提示する。」

P76-77「受験における偏差値が高くても、その能力をおかしなことに使ってしまっては元も子もない。カルトにはまらないための多様な視点を身につけるとともに、人としての倫理を獲得するための方策として教養というものが求められた――そんな過去の流れと現在の状況を改めて見比べた時に、ビジネスシーンで振り回すための大雑把な知識をコスパ重視で学ぼうという今のファスト教養のあり方は「オウム」的なものへの対抗策になっているのだろうか。ビジネスでの成功に何よりも高い価値を置く人たちの示す教養が主流になることで、経済的なメリットのために深い思考プロセスや守るべき倫理観を平気で放棄できる新しい「オウム」が生まれかねないのではないか。」

P79-80「Daigo の一件に関連して「税金」という切り口からの論考を行っているのが、教師として働きながら批評家としても活動する矢野利裕である。矢野は自身の note にアップした記事「《メンバーシップ》と《共感》について―Daigo の発言から」において、社会における「メンバーシップ」について考える際に学生の中で「税金を払っているか否か」がとくに重要視されがちだと指摘している。(略)矢野は当該記事において「ここ数年の実感で言うと、この《メンバーシップ》をめぐって、税金(そして、税金を払える《能力》)というイシューがヘンに存在感を持っている」と自身の実感を述べているが、こういった「税金を払っているからこそサポートが受けられる(=税金を納めていない人はサポートを受けられなくても仕方がない)」という考え方は社会に明確に巣食いつつある。」

P81「結論を先取りすると、キーワードは「自己責任」「スキルアップ」、そして「公共との乖離」。小泉内閣の構造改革路線に合わせてとくに叫ばれ始めた「自己責任」という概念とリンクするタイミングで、自らの力で旧来の社会システムを変えようとする新たなプレーヤーたちが注目を集めるようになった。」

P83「もともとこの「自己責任」という言葉は、「金融商品への投資において損失を被るリスクは自らとらなくてはいけない」といったシチュエーションを説明するために使われる言葉だったという。そういった経済用語が人々の一般的な行動や思想を説明する概念として広まったのは二〇〇四年である。」

P88-89「次に、堀江の文化に対する関心の薄さについても触れておきたい。(略)このこと自体はとくに悪いというものでもないし、ビジネスで明確に成果を出している人にとってこういった指摘は野暮なのかもしれない。それにしても、金を稼ぐという彼のイメージする成功のロールモデルの中にカルチャーの入り込む余地を感じられないことには何ともいえない不気味さを覚える。(略)文化との距離が遠いからこそたどり着けたとも言えるだろう思考プロセスは、以降の「ビジネスで一発当てたい人たち」にとっての標準装備になっていく。堀江貴文の登場は自己責任の風潮を加速させるとともに、ビジネスがカルチャーの上位に陣取る空気を醸成することにもなった。そのキャラクターの強烈さと成し遂げようとしていたことのダイナミックさによって、堀江のスタンスは瞬く間に多くの人に伝播した。」 

P94-95「「拝金主義」の悪評の裏に「若い世代で新しい社会を作っていきたい」という自身のビジョンを持っていたのが当時の堀江だった。こう言うと「堀江とライブドアを美化しすぎている」と思われるかもしれないが、何か新しいことが始まりそうな予感は確実にあった。近年堀江は世の中の注目を集め始めた時代の発言について「露悪的」だったことを認めている。これは収監を経て二〇一三年に刊行した書籍『ゼロ』以降における、自身の人間らしさを開示していくというスタンスの変化によるものである。より素直な自己開示を進めること自体は価値判断が挟まれることではない。ただ、そういった流れの中で、時に大言壮語でありながらも社会全体のあり方に向けられてきた視点はどこかにいってしまった印象を近年の堀江からは受ける。」

P97「公に対する意識が消えうせ、個々人のライフハック的自己啓発に特化するようになった堀江が、教養を語る。この構図はファスト教養のわかりやすい事象であり、「周りを出し抜いてお金を稼げ」「そのためには教養も必要」というコンテンツの典型例である。第一章で述べた出口、第二章で述べた池上のケースと同様に、メディア側が教養をファストに扱う構図がここでも現出している。」

P105-106「勉強すれば年収が上がる、努力をすれば幸せになれる、といった勝間(注:勝間和代)の話は徹頭徹尾「自分の話」だけである。そしてそこには「自分に対して責任をすべて持てるのは、自分一人だけ」(『断る力』)という自己責任の発想が内在化されている。(略)ゼロ年代初頭に語られた「自助」と「自己責任」、そして堀江のブレイクによって浸透した「稼ぐが勝ち」精神、さらには堀江の逮捕による新たな社会へのビジョンを掲げる存在の失墜。そんな流れの中で「自分で努力をしてお金を稼ぐことこそ重要」「そのためのキャリアアップ・スキルアップを志すべき」「それに向けて自分の生活を管理して捧げよう」というメッセージを発信する勝間和代が支持されたのは今考えれば必然だったのだろう。そして、彼女の言うキャリアアップ・スキルアップとは「お金儲けにすぐに役立つ武器を身につける」こととほぼ同義であり、ファスト教養の世界観と完全に合致している。」

P112-113「まずは教養を身につける前に「基礎スキル」を身につけよ、というのが彼女(注:勝間和代)の主張である。ではその「基礎スキル」とは何なのかというと、「さらば!スキルアップ教 教養こそ力なり」では「ツールにすぎない」とされていた「英語、会計、IT」だという。(略)勝間の言うとおり、本来教養というものは年収アップとは関係のないものである。その観点でいえば教養は「役に立たないもの」であり、そんなものを身につけても仕方ないという発想は受け入れられやすいものだった。ただ、こういった考え方が広がりすぎた結果、ビジネスパーソンの多くはこの三つの領域については何らかの形で手をつけてしまった。(略)ここで改めて注目されたのが教養という概念である。(略)世の中が大きく変わる時期に「歴史に学ぶべき」「文系と理系の垣根を乗り越えるべき」といった観点から教養の重要性が語られ、それが多くの人に支持されていたタイミングと、「お金儲けに直接役に立つスキルアップ(英語、会計、IT)」が飽和し始めたタイミングが一致した。これによって、ビジネスシーンに教養が流れ込んでいく動きは不可逆なものとなった。こういった流れから登場したのが、「すぐに役に立つ」ツールとして教養を取り扱うファスト教養の世界観である。昨今の「教養ブーム」と呼ばれる動きは、ゼロ年代初頭から今に至るまでの大きな流れの中で発生したものであり、決して突発的な現象ではない。」

P116「露悪的に振る舞い、勝つためにはルールの抜け道を探すことをいとわず、努力を競争とお金に徹底的に価値を置く。橋下(注:橋下徹)の言動は、ここまで名前を挙げてきた面々の特徴を併せ持っている。こういう観点で見ると、彼が圧倒的な支持を得た理由も改めて理解できる。」

P118-119「たたき上げで名を成してきた橋下にとって、「教養がない」という指摘は実は自身のコンプレックスを刺激するものなのかもしれない。ただ、こういった態度は「大衆に受ける」からこそとっている側面もあるように思える。橋下は「学者やインテリは教養などといった概念を持ちだす割には役に立たない、つまりは金を稼いでいない」といったスタンスを強めに出す方が大衆の共感を得られることをよくわかっているのではないだろうか。その背景にあるのは、「自己責任」と「自助」をベースにした「能書きをたれずに自力で金を稼いでいる人にこそ価値がある」という世の中の空気である。」

P120-121「彼(注:ひろゆき)の書籍に目を向けてみると、メッセージ事態は実は思った以上に「まとも」な部分もある。(略)ただ、優しさと切れ味が両立する魅力的なパーソナリティという印象をそのまま受け取ってよいのだろうか。たとえば彼の話の中にたびたび登場する「バカ」という言葉は、他人を見下すことを是認するだけでなく、「そういう人は置いていけばいい」「自分さえ良ければいい」というスタンスと一直線でつながっているとも言えるはずである。」

P123-124「ここまでいくつかのキープレーヤーを紹介しながら論を展開してきたが、大きく共通しているのは「公共との乖離」である。彼らは人々が支え合う社会といったモデルをうっとうしいと否定するかの如く、個人としてのサバイバルを重視する。堀江や橋下、およびひろゆきそれぞれがベーシックインカムの導入を主張するのも、「一定程度金を渡すからあとはそれで何とかしろ」という手法が強烈な個人主義的思想と相性が良いからだろう。また、中田敦彦にしろ Daigo にしろ、自身の学びを社会全体や弱者に対して還元するような姿勢は見受けられない。」

P150「筆者の実感として、特定のジャンルに明るくなるためには、「はずれ」も引きながら身体でその分野の空気を覚えていく必要がある。また、自分で見つけたという感覚自体がそのカルチャーにのめりこんでいくきっかけにもなり、そのような経験も過去に何度もしてきた。しかし、稲田(注:稲田豊史)の記事を読むと、もはやこういった考え方自体が古いものになってきていると認識すべきなのかもしれないとも思わされる。いずれにせよ、表面的にでもその領域の大枠を「ざっくりと」「コスパ良く」把握することこそが、ファスト教養隆盛以後の時代の空気である。」

P164「ファスト教養の文脈で影響力を持った面々が、その影響力に乗じて雑なカルチャー観を拡散しているのが昨今の状況である。一方で、カルチャーに造詣のある人々は、この手の動きを遠巻きに馬鹿にして取り合わないことが多い。そういったスタンスは、本来広がるべきではない言説の拡散を間接的に助長しているともいえる。」

P187-188「正直に言うと、本書の執筆にあたってここまで挙げてきた関連書籍に多数目を通してきた筆者は、もともと懐疑的なスタンスでその文章に触れていたにもかかわらず、そこにある乱暴なロジックにたびたび心を持っていかれそうになった。ビジネス書を読む中で筆者の頭にふと思い浮かんだのは、「我々がファスト教養をのぞく時、ファスト教養もまたこちらをのぞいているのだ」というフレーズだ。ファスト教養とは距離をとっていると自認している人たちがその甘美な世界にはまらない保証はどこにもない。」

P190-191「第四章で触れたインタビューや読書会を通じて感じたのは、多くのビジネスパーソンが抱える「成長したい」というモチベーションだった。この成長というドグマは、今の日本社会においてかなり強固なものとなっている。(略)このような言説では、なぜ成長したいかは重要ではなく、成長することそのものが絶対正義となっている。ビジネスパーソンにとって本来必要なのは、この前提を問い直すこと、すなわちなぜ成長したいのかをもっと考えることである。深い考えもなく成長を目指したところで、自分の中での指標や具体的な目標がなければ、自己実現を果たすどころか労働者として使い倒されるだけである。」

P192「この「自己啓発ではなく知識」という考え方は、ファスト教養の世界から脱却するうえでの一つのキーワードとなる。ここで重要になってくるのは、知識への入り口は人文知ではなくビジネスにまつわるものであっても問題はないという点である。いわゆる「古き良き教養」にロマンを抱く人たち、もしくは文化を愛好している人たちは、とかく「ビジネス書」というだけで忌避する傾向がある。しかし、その発想は、すべての映画を名作から商業的に量産された作品まで同じ価値のものとして捉えるくらい乱暴である。」

P206-207「自分のここまでの趣味嗜好が形成されるプロセスには、さまざまな要素が絡み合っている。それを理解することはすなわち、今の自分は自分一人によって作られたものではないことを認識するプロセスにもなる。ファスト教養と密接に結び付く自己責任の発想は、自分の成功をすべて自分の手柄に還元する考え方も内包している。自身の構成要素をルーツとシーンから捉え直すことは、自己責任の磁場から自分のあり方を切り離し、社会のさまざまな事象が複雑に絡み合っているという世の中の基本的な仕組みに思いを馳せることにつながる。」

P213「こういった思考プロセスをカジュアルな形で自分のものとするためにヒントになるのが、雑談を基調としたコンテンツである。一つの大きなテーマをベースに思い付くままに会話を広げていき、思わぬ場所に着地する。こういった雑談のあり方は、「結論を最初に述べよ」といったビジネスシーンの常識とは相容れないものである。ただ、枠をはめずに思考とアウトプットを繰り返し、さまざまな世界を飛び回りながら、発想の自由を獲得していくプロセスこそ、主流の価値観が「ビジネスの役に立つ」「コスパ」に固まりつつある今の時代に大切にすべきものではないだろうか。」

P217「マイケル・サンデルは『実力も運のうち』の結びにおいて、「自分の運命が偶然の産物である」と理解することから生まれる謙虚さが「われわれを分断する冷酷な成功の倫理から引き返すきっかけとなる」と述べている。「圧倒的な努力」や「強い意志」とは違うところで動いている「偶然」に心を開く。これこそ、ファスト教養と決別するために求められている視点である。」

P221-222「そんな状況を改めて俯瞰した時に思うのは、もしビジネスパーソンにとって教養が必要なのだとしたら、そこに含まれるべきは小銭稼ぎを進めるための考え方ではなく、成功者を正しく支えて評価する受け皿になるためのリテラシーなのかもしれないということである。(略)この「文化の水準を左右する受け手」に求められる振る舞いこそ、本章で述べてきたポストファスト教養の哲学に他ならない。」 

P225-226「結局のところ、ファスト教養とは何なのか。その本質にあるのは、ビジネスやお金儲けに関係しない物事を無駄なものと位置づける姿勢にある。この考え方を採用すると、世の中には大量の無駄が溢れている。ファスト教養は、そんな無駄なものを「無駄ではないもの=ビジネスやお金に関係すること」に変えようとするムーブメントであるともいえる。」


2024年10月30日水曜日

10月30日水曜日/原題のままでいいだろ

◇ 音楽・テレビ・ラジオ

 朝、Spotify のニューリリースから、木梨憲武の新アルバム「木梨ソウル」を聴きながらブログの更新をひとつ。いや、これは今までのソロ作のなかではいちばん好きかもしれない。なんと豪華な参加ミュージシャンたち。憲武はいつの間にこんなに若いラッパーたちと親しくなっていたんだろう。気になっていた横山剣さんの作詞曲、松本孝弘の曲との相性が未知数だったが、想像以上に剣さんの色が強い。しかし、木梨憲武、松本孝弘、横山剣の共作なんてことがあるとは夢にも思わなかったな。所ジョージ楽曲のリミックスもあり、ありえないような共作が詰まっている。木梨憲武が60代にしてこんなに大充実のアルバムを作ってしまうことに驚かされた。なんかもう、日本のお笑いの枠ではなく、やってることがアメリカのコメディアンみたいだ。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「さんま御殿」は「流行りに乗りたい人 vs 乗らない人」というテーマ。「乗らない人」側は、山崎貴監督が初出演のほか、梅沢富美男、ジェシー、野々村友紀子、久米田康治、囲碁将棋など。「乗りたい人」側には、千秋、村上佳菜子、菊地亜美、ノブコブ吉村など。なかなかいいメンバーだったが、しかし、吉村が梅沢富美男にタメグチで突っ込むのがいやだ。踊るヒット賞は久米田康治。

 月曜に放送された「しゃべくり007」は大竹しのぶがゲスト。恒例企画の「クイズ!私のこと覚えてますか?」。登場したのは、「オードリー」で共演した子役、東京オリンピックの閉会式で共演した子どもたち、高校生のときにつきあっていた同級生、そして、「愛は地球を救う」初回の放送中に迷子になってステージにあげられた子ども。このとき、欽ちゃんと徳光和夫は 37歳だ。残りのひとりはメンバーの関係者。なんと、Let'sグミグミ8号だった。

 同じく、月曜の「キョコロヒー」は、齋藤京子が免許を取得したことからドライブプランを勝手に考案する企画「最高ガールズが行く! 秋の湘南ドライブ」。パロディなのか普通のロケなのかわからなくなってきた。齋藤京子の縄文の謎を解き明かすため、山田康弘教授が再登場。

  昨夜の「#バズ英語」はゲストにミイナ・オカベが再登場。ハロウィーンの特集もあった。XXCLUB の映画コーナーは「ソング・オブ・アース」のマルグレート・オリン監督にリモートインタビュー。

 先週水曜の「伊集院光のタネ」を聴きそびれていて、タイムフリーで聴いた。パートナーは前島花音、ゲストに上柳昌彦を迎え、テーマは自由律俳句。この前日も田中美和子をゲストに迎え、自由律俳句をやっていた。種田山頭火賞を受賞したからちからを入れているかな。この日は生放送。リスナーからの解釈がどしどし届くのが面白い。上柳昌彦の番組に出演した甲斐よしひろが「勝手にテレ東批評」を観ているという話もあった。

◇ みなとみらい

 夕方から外出。家を出るのがずいぶん遅くなってしまった。今日もジャンパーを着ていく。横浜東口から日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。Kアリーナの公演があるようで、ひとが多い。歩道橋から右に曲がり、横浜ゲートタワーのほうに初めて行ってみる。検索していたらドトールを見つけたからだが、しかし、20時閉店では時間をもてあましてしまう。このビル自体、いつから建っているのか。地図を見ると、向かいは小学校だ。ここでは遅めの昼食だけ、舎鈴というラーメン屋に入り、らーめん並を食べた。790円。

 ランドマークのほうまで歩き、クイーンズのベローチェに入り、ひと休み。親戚から不愉快なメール。読書をするが、あまり集中できず、取っ換え引っ換え、新たに2冊読み始めた。Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まことゴールデンラジオ!」を聴く。「大竹紳士交遊録」の担当は中島岳志。パーシャル連合について話していた。

 キノシネマ横浜みなとみらいにて、「国境ナイトクルージング」を観る。21時ちょうどの回。客席は空いていて、2列目、真ん中の席に座る。中国とシンガポールの合作映画。監督はシンガポール出身のアンソニー・チェン。映画が始まってすぐに、観る前のイメージとは違うと思った。素朴で、瑞々しい映画。朴訥としているのがよかった。中国と北朝鮮の国境に位置する街を舞台にした若者たちのドラマなのだが、邦題はちょっとかっこつけすぎている。原題の「燃冬」のほうが感じが出ている。


◇ テレビ

 深夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は太川陽介がゲスト。1981年放送、22歳のときに出演した映像が流されたが、若いころの太川陽介は櫻井翔によく似ていると思った。検索してみると、そう思っているひとはやっぱりけっこういるようだ。

 今夜の「水曜日のダウンタウン」は「みんなの説スペシャル」。多くの「説」があったなか、あかつが仕掛けられた「「子供がまだ食ってる途中でしょうが」リアルに言わせることも可能説」が傑作。娘も仕掛け人となり、あかつがものすごくきれいにセリフを発してしまうのに笑う。あぁ~しらきが仕掛けられた「店頭の老朽化した食品サンプルと全く同じ見映えの食べ物が出てきても文句言えない説」も面白かった。

2024年10月14日月曜日

10月14日月曜日/母の財布がない

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をようやくひとつ。ここ数日のごたごたで、ぜんぜん更新ができずにいた。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「TVタックル」は政治の話題。田崎史郎、長谷川ミラ、杉村太蔵、海野素央らが出演。「週刊さんまとマツコ」はホリプロ特集の後編。ホリプロコムものまね軍団が登場する。昨夜の「情熱大陸」は睡眠学者の柳沢正史に密着。このひとは「徹子の部屋」で知った学者。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は松本明子が舞台出演のため、乾貴美子が代打を務める。その舞台、松本明子が出演する「ピーター・パン」を乾さんも高田先生も観に行ったようだ。「キングオブコント」の話題も少し、高田先生はラブレターズが日芸であることも把握していた。

 今日は「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を楽しみにしていたのに、なんと、駅伝中継のために番組が休みだった。間が悪すぎる。祝日だから、どっちにせよ大竹まことは休みだったのかと思うが、しかし、阿佐ヶ谷姉妹からラブレターズの話を聴きたかったじゃないか。明日の「ゴールデンラジオ!」で、小島慶子と武田砂鉄を相手にラブレターズの話をしても面白くもなんともないだろう。

◇ 瀬谷

 午後から外出。今日は部屋にいてもやや暑いくらいだった。ようやく、左目の下に絆創膏を貼らずに出かけられるまでに治癒される。まず、確かめたいことがあり、ライフに行く。母の財布が見つからず、いつも使っていたショルダーバッグも行方知れずになっていて、倒れたときに所持していたのかどうか。本人に訊いてもわからないだろうから、不安にさせてもいけないから訊かなかった。ライフに届けられてないだろうかと思い、それを確かめたかった。サービスコーナーに訊けばわかるかと思い、先週水曜に救急車で運ばれたことも説明したのだが、そこにいた店員さんはその日は休みだったそうで、救急車がきたことも知らなかった。そんなもんかな。落としものを確認してもらったが、なにも届いていないということで引き下がるしかない。まったくどこに行ってしまったんだろうな。

 電車に乗り、瀬谷に移動。改札前で、太ひでしというマンガの登場人物みたいな名前の議員が、公示前だがさっそく選挙活動を始めている。瀬谷図書館に寄り、本を2冊借りていく。瀬谷駅前まで戻り、遅めの昼食。吉野家に入り、牛丼並を食べる。「秋の牛丼祭」というキャンペーン中につき、100円引き、398円。南口に移動し、ドトールに入り、ひと休み。読書をして、帰りは歩いていく。瀬谷のブックオフに閉店時刻に間に合うかと思って寄ると、今日にかぎって、改装工事かなにかで、17時で閉店していた。

 歩きながら、聴きそびれていた「伊集院光のタネ」をタイムフリーで聴いた。「ちょいタネ」はすいすい聴けるのだけど、30分になってから「タネ」がなかなか聴けなくなった。先週火曜は生放送、パートナーは竹内香苗、ゲストにアバンギャルディの sono と kohana が出演していた。伊集院は緊張するほどの大ファンなのか。テーマは「東京ショック」。先週水曜の回も同じメンバーで、テーマは「自分の部活って変ですか?」。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、吉幾三とその弟子の真田ナオキが一緒に出演した。真田ナオキはデビュー前に離婚、子どもが5人もいるんだって。

 今日から始まったドラマ「モンスター」、趣里の「ブギウギ」以来の主演が女性弁護士の役なんだよね。趣里、YOUというばりばりにコメディができる演者が抑えて芝居をしているのが面白い。地味な役なのかなと思ったら、趣里のキャラクターが強い。趣里の演技で引っぱっていくドラマだ。

2024年10月2日水曜日

10月2日水曜日/眼帯をつける

◇ テレビ・ラジオ・警察

 早朝、ゴミを出してから眠りなおす。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「アンタウォッチマン!」はキンタローの特集。前田敦子のものまねで早々に売れたキンタローは、まわりの芸人からの嫉妬を受けていたという。あいさつをしても無視された、一発屋芸人のくせに調子に乗ってんのかと足を踏まれながら言われたとか。転機になったのは「水曜日のダウンタウン」の「30-1グランプリ」で披露した「北京オリンピックで見た天才子どもトランぺッター」だった。最後に新ネタ、サンド伊達のものまねを披露。

 日曜に放送された「情熱大陸」は間寛平の密着。新喜劇の小西武蔵との楽屋での会話。寛平「言うてるやろ、動け動けって。新喜劇は動かなあかん言うて。ずーっと見てると、みんな突っ立ったままのあれするから、あかんねん。」「昔はめっちゃ動いててん。俺らの時代は。」 容姿をいじったりなどのギャグについては、「ま、わかりますわ、芝居でも。「あっ、客、これあかんわ、引いてるわ」とか。「この言葉言うたらあかんのや」とか。ねえ、なんなんですかね。なんなんやろねえ。芝居やし。そうでしょ? ほんまもんはあかんけど、芝居やもん。」

 同じく、日曜に放送された「ガキの使いやあらへんで!」は「笑い飯の関西弁検定」。レギュラー陣に加え、河本準一も参加する。くわばたりえがNSCの同期だった河本に、西田「クワバタオハラが同期やったらそれはもう大阪や!」 こちらでも笑い飯が新喜劇の歴史をレクチャーしていた。

 SNSから、山田邦子が日本喜劇人協会の新会長に就任したことを知った。これは素晴らしいな。山田邦子のブログを見ると、三木のり平が会長だった時代には山田邦子は会員だったようだ。

 正午前だったか、叔父がやってくる。母を叔父宅に泊まらせるために連れていくことはわかっていたが、母がなかなか準備ができないのか、怒っている声が聞こえる。そのまま連れていってくれればいいのに、わざわざ2階にやってきた。叔父が暴れたので警察を呼んだ。

 夕方から外出。予報の通り、今日は夏の暑さ。外出しようかどうしようかと迷っていたが、眼帯を買わなければならなくなった。口内炎と舌の荒れがせっかく治りかけてきたと思ったら、今度は顔に大痣を作るはめになった。誕生日以降、まったくひどい健康状態が続いている。三ツ境にのウェルシアで眼帯を買い、eモールのトイレに寄り、眼帯をつけてみた。生まれて初めて眼帯をつけたが、こんなに視界が狭くなるものか。OKで買いものして、外に出ると、もう日が暮れていたから眼帯を外して歩く。

 帰宅して、聴きそこねていたラジオ番組をいくつか。昨日火曜の「伊集院光のタネ」を聴く。パートナーは東島衣里、テーマは「こんなタネはいかがでしょうか」。ナイターシーズンは20分に短くなっていた番組が、今月からは「ちょいタネ」も継続のまま、また30分に戻った。続けて今日の放送も聴く。パートナーは安田美香、テーマは「いつも持ち歩いているもの」。

 今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングでは、昇太師匠と乾さんが先週の放送後に一緒に「侍タイムスリッパー」を観に行った話をしている。12時台ゲストは笑福亭銀瓶。エンディングでは山藤先生の話をしていた。昨日の「ビバリー昼ズ」も聴くと、東貴博も先週の放送後に「侍タイムスリッパー」を観に行っていた。そのほか、WAHAHA本舗の公演を観に行ったら、梅垣義明に豆を背中に入れられたという話もする。シアターサンモールみたいな狭い劇場でやってるんだな。

 Spotify のポッドキャストで、聴きそこねていた「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。9月22日放送のゲストはゆりやんレトリィバァ。「極悪女王」の宣伝をしながら、ボケまくるゆりやん。太田「あんだけこう、世間の批判? あれをやっぱり覚悟してやってたっていうのが、俺はなんか、自分と照らし合わせて、俺、勇気づけられちゃった。(笑)俺なんかまだぜんぜんかわいいほうだなと思って。ああ、ダンプ松本、こんな気持ちでやってたんだって。」

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は大鶴義丹がゲスト。初孫が誕生したという。その孫を産んだ娘と一緒に出演したのは2019年だったか。そして、5月に亡くなった唐十郎の話もする。1989年放送、唐十郎が49歳のときに出演した回の映像が流れる。大鶴義丹が話していた「パパは演劇人として仮面ライダーショーを観るわけにはいかない」と言われたエピソードは「昭和ギタン」にも書かれていた。

 今日の「NHKニュース7」では、イランがイスラエルに大規模なミサイル攻撃を行ったというニュースを伝えていた。ガザ地区の盛りあがりの様子も映す。

 放送直後の「水曜日のダウンタウン」を観ると、まずは「記憶喪失王決定戦」という企画。まずはアルコ&ピース平子が挑戦し、はっしーはっぴーが仕掛けられる。続いては、トム・ブラウンみちおがエイトブリッジ別府に仕掛ける。最後は野田クリスタルが挑戦し、バビロンノリがだまされる。後半は「大鶴肥満が酔い潰れたら一巻の終わり説」という企画。オズワルド伊藤により集められたのは、10億円山内、家族チャーハン大石、ワラバランス盛田というメンバー。大鶴肥満をなんとか店の外に出し、階段までたどりついてから応援を呼び、小虎りょう、丸橋ヤング館が加わった。さらに、近くで飲んでいたビスケットブラザーズ原田、演芸おんせん矢巻、納言みゆき、梵天薪子も駆けつけ、ウォンバットヤナセピッグ、にゃげぽっぽ大森夫妻が加わり、最終的には計12人で運び出した。2時間半かかり、誰も喜ばない結末。

 今日の「あちこちオードリー」は恒例企画の「私だけがグッときたニュース」。飯尾和樹、鬼龍院翔、狩野英孝が出演。鬼龍院翔はNSC9期生、しずるKAZMAとコンビだった。狩野英孝も同期にあたる。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」には栗コーダーズカルテットが登場。新しい学校のリーダーズとは、2016年にフェスで会っている。メンバーがリコーダーを習い、栗コーダーズカルテットがアレンジした「Essa Hoisa」を演奏する。

2024年9月26日木曜日

9月26日木曜日/終点まで眠る

◇ 西小山・武蔵小山

 朝、録画していた今朝の「虎に翼」を観る。2日前のいなり寿司を食べて、風邪薬を飲む。今日は上野の石破茂の演説を見物に行くつもりで、11時半には出たいと思っていたけど、だるくてしかたがない。横になり、タイムフリーで、聴きそびれていた「伊集院光のタネ」を続けて聴いていく。ラジオを聴きながら、早い時間に出るのはもう無理だなと思い、石破茂はあきらめることにした。

 午後から外出。今日は昨日よりも暑いのか。西小山の不動産屋に行く約束になっていて、その帰りに叔父夫婦と西小山駅の改札内のタリーズに入ろうとしたが、席がなくてあきらめた。叔父夫婦とは別れ、ひとり、武蔵小山に移動し、ブックオフに寄っていく。220円の文庫本を1冊だけ買う。綱島のブックオフにも寄ろうかと考えていたが、ぐったりと疲れてしまってだめ。すぐに帰るつもりが、終点まで眠ってから戻ってきた。

 夜に帰宅し、弁当を食べながら、録画していた「徹子の部屋」を観る。今日のゲストは社会起業家の石山アンジュ。「モーニングショー」に出演しているひとなんだ。シェアハウスの話をしていて、この話はなんだか聴いたことがあるなと思っていたら、早朝の生島ヒロシのラジオに出ていたことを思い出した。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」の「墓碑銘」の欄は福田和也だった。吉幾三が漫才協会入りの小さい記事もあった。深夜1時頃には眠る。

2024年9月2日月曜日

9月2日月曜日/ふかわりょうの勘違い

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」では、塚地武雅が演じる雲野先生が死んでしまった。おにぎりを手に取り、「おにぎりが大好きなんだ」と言ったら倒れてしまった。きっと「裸の大将」を踏まえた演出だろう。「新宿野戦病院」でも大活躍していた俳優塚地の充実ぶりだが、塚地が「裸の大将」を演じたのは35歳か。芦屋雁之助だって49歳のときなんだから、35歳の塚地には荷が重すぎた役だ。今の塚地が「裸の大将」をやりなおしたら面白いかもしれない。

 昨日の「TVタックル」には、田崎史郎、石田健、萱野稔人、山崎怜奈らが出演。山崎怜奈は初出演かな。まずは自民党総裁選の話題から始まる。阿川佐和子「個人的な気持ちですけれども、あの小泉(進次郎)さんの発言のわかりにくさは、外国のひとたちは、逆にいいんじゃないかなって。要するに、なに言ってるかわかんない日本人っていう。」 大竹まこと「阿川さんねえ、俺もそう思う。」 

 夕方から外出。定期券が8月いっぱいで切れ、二俣川まで歩いていく。雨降りの合い間、晴れたから歩くにはちょうどいいかと思ったが、晴れたら晴れたで暑くなる。まず、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を2冊返却する。2冊とも、1ページも読まなかった。それからすぐに郵便局に、不在通知があった郵便物を引き取りに行く。品物はクレジットカードだった。

 二俣川駅に戻り、ドトールに入り、ひと休み。「紫電改のタカ」を先に読んでしまったために間隔が空いてしまった「ハリスの旋風」の続きを読む。6巻まで読んだ。それから、ドン・キホーテの売り場を覗いていく。電気スタンドを買いたいと思っていて、気に入る電気スタンドがあったのだが、見本は出ているのに売りものが品切れのようだ。ダイソーも覗いていくと、もっと安い550円の電気スタンドがあり、これでいいやと思い、これを買っていく。

 行き帰りは歩きながら、タイムフリーで「伊集院光のタネ」を聴いた。先週水曜の回のパートナーは上柳昌彦、テーマは「壊れかけでも現役」。この週は生放送の日をリスナーに当てさせるクイズをやったいたのだが、この日は隠す気なし、同じ日に伊集院がゲスト出演した「ナイツ ザ・ラジオショー」の話をしていた。先週木曜の回はパートナーに飯田浩司が初登場、テーマは「鉄道マニアに言わせれば」。飯田浩司の鉄道の知識がすごい。続けて、今日の「ちょいタネ」も聴いた。パートナーは前島花音、今週のテーマは「果物総選挙」。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は楠田枝里子がゲスト。18年ぶりの出演。72歳という年齢に少々驚いた。昨日の「桂文珍の演芸図鑑」は、風藤松原の漫才、神田蘭の講談「源氏物語 藤壺の宮」、最後は文珍と伊達公子の対談。

 先週土曜の「Nキャス」は台風の被害状況から始まる。なんと、スタジオに鳩がまぎれこんでいるという珍しい状況。「イマドキ教科書の新常識」という特集が面白かった。さくらんぼ計算というものを初めて知った。リットルは今、大文字の「L」だっていうのも知らなかったな。英語の筆記体の必修が終わったとか、工場の地図記号が消えたとか、元素記号が増えているということだとか、知らなかったことばかりだ。

 タイムフリーで、夜になってから今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。「24時間テレビ」の欽ちゃんのドラマを高田先生も観ていた。それから、NHK-BSのドラマ、小泉今日子と小林聡美が出演する「団地のふたり」を絶賛する。12時台ゲストはふかわりょう。この番組には10年ぶりの出演だそうだ。スタートするなり、なぜか泣いているふかわ。高田先生がふかわりょうが優勝した「S-1グランプリ」の審査員だったといって、どうやらそれで泣いているのだが、それはふかわの勘違いだ。黒鉄ヒロシと間違えてるんじゃないか。「S-1グランプリ」は放送当時に観ているが、優勝したふかわを高く評価したのは黒鉄ヒロシだった。その黒鉄ヒロシを高田先生だったと間違えて泣いていたのだとするとやばいな。高田先生のことを「師匠」と呼ぶのも間違っている。高田先生に向かって「お前黙ってろよ!」と突っ込む場面もあったが、高田先生にそのツッコミはないよ。目上のひとに失礼なことを言ってみせる押し引きが上手くないのだ。ふかわりょうって、ずっと過小評価されてきた面もあるのだが、いっぽうでは過大評価するファンもつねにいて、なんだかあんまり適切な評価をされてこなかったひとだという気がする。そのあと、聴いていると音声が消されている箇所があった。なにをしゃべったんだろうと気になり、YouTube で違法アップロードを探して聴いてみたら、石塚英彦のインスタの話をしているだけだった。石塚のインスタの話は放送に不適切なんだろうか。

2024年8月29日木曜日

8月29日木曜日/台風なのにブックの日

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「NHKニュース7」を観る。台風はいったいどうなるんだ。今日の「徹子の部屋」は伊達公子がゲスト。12年ぶりの出演。

 タイムフリーで、「伊集院光のタネ」を聴く。火曜のパートナーは上柳昌彦、テーマは「内容以外の映画の話」。伊集院が「ゴーストバスターズ」の試写会に当たったことがあって、行ってみたら、高田文夫先生と片岡鶴太郎が「ゴーストバスターズ」の衣装を着て出てきた。高田先生がひとこと、「こんばんは、シロアリ駆除隊です。」と言ったという思い出が語られていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の宮藤官九郎の連載エッセイでは、2本のドキュメンタリー映画、「アイアム・ア・コメディアン」と「マミー」について書いていた。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は大雨。なにもこんな台風が近づいているときに出歩かなくてもとは思うが、毎月29日はブックの日なので、ブックオフをまわる以外の考えがそもそもなかった。相鉄線は豪雨のために徐行運転。まず、鶴ヶ峰に出て、ココロットのすき家に入り、タンドリーチキンカレーを食べる。790円。ブックオフにて、文庫本を3冊、新書を1冊買ってくる。ブックオフにいるあいだ、雨が止んだと思ったら、また降り始めた。鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、2店目はビブレのブックオフ。文庫本を1冊、単行本を2冊買っていく。跨線橋を渡り、3店目は平沼のブックオフ。単行本を2冊買い、今日は3店だけでやめる。

 横浜東口のドトールに入り、ひと休み。少し眠ってから読書をした。鶴見俊輔「思い出袋」を読み終える。2010年刊、岩波新書。岩波書店のPR誌「図書」に、2003年から2009年まで連載されたエッセイ。鶴見俊輔がこれまでに読んだ本のオールタイムベストをあげている箇所があって、ベスト5の2番目に「寄生獣」を入れていて驚いた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「NHKニュース7」は台風情報のため、45分の拡大放送になっていた。九州の被害の状況を伝える。

 NHKの「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」の再放送を録画していたのだが、どうやら台風の影響で放送時間がずれたようだ。画面端、L字型の画面に台風情報を出しているのだけど、これはどうしても出さなきゃいけないものなのかな。今日の回は林遣都主演の「不眠症」。星新一のユーモアの世界とはほど遠い、暗い演出に感じられる。

 昨夜の「新宿野戦病院」は設定が2025年。ここでコロナが出てくるのかという驚きの展開だ。奇しくも、裏番組の「水曜日のダウンタウン」はそれと対照的であるかのように、「コロナ対策いまだに現役バリバリの現場があっても従わざるを得ない説」という企画が行われていた。モグライダーともしげ、スピードワゴン井戸田が仕掛けられ、さらに過剰になった「やりすぎコロナ対策ドッキリ」にまで発展し、これはチャンス大城とはっしーはっぴーが仕掛けられたのだが、さすがにこんなドッキリに気がつかずにだまされているだろうかという疑問は湧く。番組終盤にもうひとつ、「現在進行形のド派手なウソついてる人まあまあ存在する説」という一般の街頭アンケートをとる短めの説があった。いちばん多かったウソはジェンダーに関するものという結果に、小籔千豊「考えさせんな、視聴者を! そんな番組ちゃうやろ!」

2024年8月7日水曜日

8月7日水曜日/なんにも知らなかった

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ていると、堺小春と望月歩が結婚することを寅子に報告させる場面で、遠山俊也がインタビューするみたいにマイクを向けるしぐさをしてみせたが、さすがにこの時代にそれはないんじゃないか。このドラマはおそらく、登場人物を意図的に現代人にしている面があって、変顔をやってみせたりするのもそうなのだが、このマイクを向けるしぐさにはなんの効果があるのかわからない。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、ヨーロッパツアーに密着のほか、YouTube で公開されていた野村萬斎と対面する場面にこの番組も同行していて、YouTube の撮影のあとにこの番組の撮影になっていた。蹲踞の姿勢で動く稽古をするが、4人は教えなくてもあっさりできてしまう。すり足や蚊の動き、狂言の笑いかたを萬斎から直接仕込まれていた。

 「伊集院光のタネ」を1回聴きそこねてしまったのが悔しくて、聴き逃さないよう、タイムフリーで、先週の放送から昨日の回までを一気に聴いてしまう。先週木曜の「鉄道マニアに言わせれば」というタネで、8歳の子から届いたメールがかわいかった。

◇ 黄金町

 午後から外出。ゴミ捨て場の前を通ると、回収できないゴミが残されていて、それはうちが出したゴミだった。まいったな。とりあえず、今は出かけるからスルー。京浜急行の黄金町まで出て、カフェサンポポラに入る。アイスコーヒーとナーンドッグを食べた。560円。少しなにか食べておきたかったからだが、食べたかったものとはちょっと違った。失敗。しかし、ここはアイスコーヒーは安くて助かる店である。読書をして、それから、音楽を聴きながら少しぼんやりしようというつもりでいたら、モバイルバッテリーをうちに忘れてきたことに気がついた。スマホのバッテリーが心配で、音楽なんか聴いている場合ではない。しかたがないから、無音でぼんやりしていた。

◇ 映画

 シネマジャック&ベティにて、「マミー」を観る。16時15分の回。評判になっているのかわからないが、けっこう混んでいた。和歌山毒物カレー事件を検証したドキュメンタリー。映画は美しい風景から始まる。この映画のもつ語り口は過剰なものにも思えたが、この映画は驚くべきことをつぎつぎに明らかにしていく。そのすべてが初めて知ることばかり。あんなに有名な事件なのに、この事件のことをなんにも知らなかった。じつは証拠がなにもないこと、さらに、目撃証言のあやしさを検証していく。科学的な鑑定まで見せられると、これははっきりと無罪ではないかと思わされる。林真須美がみるみる犯人にされてしまう世間の暴力性が怖い。しかし、夫もまたどうしようもないひとではあった。映画には林真須美の4人の子どものうち、長男のみが登場する。この映画、どういう結末を迎えるのかと思えば、最後は監督の暴走で終わった。


 ジャック&ベティの近くの角の風俗店がベローチェそっくりの外観になっていた。訴えられるんじゃないだろうか。イセザキモールを関内方面に進み、マイカリー食堂に入り、欧風ビーフカレーを食べる。500円。ブックオフに寄り、220円の文庫本を2冊買っていく。横浜駅までは歩こうかと思っていたが、暑さが心配になり、関内から電車で帰ることにする。眠気がひどい。

 帰宅は夜遅くなる。まだそのままになっていた回収されなかったゴミをこっそりと持って帰る。うちに帰ると、ネズミが出た形跡があった。ここしばらくは出なくなっていたが、どういうきっかけかな。なにがかじられているかわからないから気持ちが悪い。ネズミ臭いのもいやだ。

 タイムフリーで、先週水曜に放送された「ピエール瀧と大根仁のオールナイトニッポンGOLD」をようやく聴いた。Netflix の「地面師たち」の公開記念の番組。進行役に荘口彰久も出演。前半のゲストに綾野剛、後半のゲストにマキタスポーツが登場。ブログをもうひとつ更新してから、深夜1時頃には眠った。

2024年8月6日火曜日

8月6日火曜日/ざる中華を食べる

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・読書

 朝、ゴミを出してから眠りなおし、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「虎に翼」。美佐江役の若い女優さん、片岡凛というひとなのだが、以前から迫力のある芝居が気になっていて、今になってどういうひとなのか調べてみると、TikTok が注目されて芸能事務所に引っぱられたというひとなんだな。あまりにも現代すぎる。

 楽天マガジンで雑誌のチェック。「サンデー毎日」では、松尾潔による小泉今日子インタビューがまだ続いている。Netflix の「新聞記者」を降板したことについても語られていて、てっきり、小泉今日子が降板した役を米倉涼子が務めたのだと思っていたが、小泉今日子は寺島しのぶの役だったのか。「SPA!」では、大島育宙が連載している「松本人志論」がずっと面白い。「エッジな人々」には東出昌大が登場。「ニューズウィーク日本版」には、村本大輔とパックンの対談があった。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は東貴博が夏休みで、高田先生と黒沢かずこのコンビ。黒沢が出演していた「ガキの使い」の「結果発表オーディション」を高田先生はきちんと観ていた。12時台ゲストは新時代歌謡グループのはやぶさ。

 聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴く。12時台ゲストは河内家菊水丸。コレクターであり、記録魔。小学5年生から途切れることなく日記をつけていて、日記には索引もつけているというからすごい。昇太と初めて会ったのは 1991年7月6日、虎ノ門のラジオ短波、昇太がメインの「キャンパスラジオ ミッドナイトチューニング」という深夜番組に菊水丸がゲスト出演した。そのときのタイムテーブルも保存してあり、ここにも持参する。資料の量もすさまじく、資料室を借りているほどなのだ。乾貴美子ともじつは初対面ではなく、2002年7月12日、なんばグランド花月にて、ABCテレビの「特ダネ野郎えぇチーム」という番組で共演していた。そのときに菊水丸は乾貴美子と抱き合っていたことが明らかになる。

 タイムフリーで、先週火曜の「伊集院光のタネ」も聴く。この番組も聴くのが一週間遅れになってしまっていて、ずっと欠かさず聴いていたのだけど、この前の週の金曜の放送はどうやら聴きそこねてしまっていた。一応、YouTube  でも検索してみたが、YouTube にはぜんぜんアップされていない。有料配信もしている番組だし、そこはきびしくやっているんだろうか。

 午後にはまた録画していたテレビ。今日の「徹子の部屋」は傑作選「縁あって先輩後輩」。2022年放送、草笛光子と岸恵子はともに平沼高校の出身。2021年放送、徳光和夫とみのもんたは立教大学の先輩後輩。2014年放送、高橋英樹と浅丘ルリ子は日活の先輩後輩。

 夕方から外出。働かない生活もいよいよマンネリ化。星川に出て、ゆで太郎に入り、ざる中華を食べる。520円。無料券で温泉玉子もつける。保土ヶ谷図書館に寄り、けっこうひさしぶりだったから、じっくりと棚を見てまわった。2冊借りていく。そのあとは、イオン天王町のフードコート、マクドナルドのアイスコーヒーを飲みながら読書をしていく。庄野潤三「夕べの雲」を読み終えた。1988年刊、講談社文芸文庫。もともとは日経新聞の連載小説で、昭和40年に単行本が出ている。先月、神奈川近代文学館の庄野潤三展を観に行ったあとから少しずつ読んでいたのだが、ここに登場する子どもたちの現在を知ってから読むという不思議な読みかたになった。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は「休みの過ごし方ヘタクソな人」というテーマだったのだが、さんまが声が出なくなり、字幕を出すという処置をする珍しい回だった。「27時間テレビ」の前にヒロミたちとゴルフに行ったのが原因だったようだ。この回にもヒロミが出演し、司会のアシストをする。しかし、やっぱり指揮者のいないオーケストラのようで、まるで違う番組になってしまうようだ。ラウール、ネルソンズの和田まんじゅうと青山フォール勝ちが初出演。あれっと思ったけど、やす子はいつの間にか迷彩服じゃなくなっているんだな。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。今夜は生放送。フワちゃんの話題を期待したが、それには触れなかった。ダニエルズがタモリが参加するヨットのイベントの司会に呼ばれたんだそうで、タモリから「太田に言っといてくれよ。一生親友だと思ってるから。」と言われたって。そのあとには FUJIWARA がゲスト、恒例の「ツッコミ祭り」。今夜は最後まで聴いた。深夜に鼻水とくしゃみがひどくなり、風邪薬を飲んでから眠る。

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2024年7月25日木曜日

7月25日木曜日/服をなんとかする

◇ テレビ・生活

 朝、ブログの更新をひとつ。朝がいちばん涼しい。録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今朝の「虎に翼」。ずっと面白く観てるんだけど、変顔のくだりが嫌いなんだよな。昨夜の「紙とさまぁ~ず」はゲストは出口夏希という知らない女優さん。今日の「徹子の部屋」は松下奈緒がゲスト。

 松本人志が普通にツイッターを再開していることを今になって知った。7月12日に弁護士による抗議文の画像を投稿し、7月14日には「ポスト、リポスト普通にしようと思ってます。当たり前の権利やし。」と投稿していた。ちょうどまた、「ワイドナショー」が休みだったから知る機会がなかったな。

 夕方から外出。今度の土曜にらく兵さんのパーティーがあるため、その服装をなんとかしようかと思い、横浜まで行ってくる。GUで買えるだろうと、まず、東口のルミネのGUに行ってみるが、どうも決め手に欠ける。いったん保留にして、西口に移動する。安い店ばかり何店かまわってみたのだが、結局、ヨドバシカメラ上階のユニクロにて、これでいいかなと思うジャケットがあり、GUで買うよりも高くなるが、ユニクロでジャケットだけ買っておくことにした。あとはうちにあるもので間に合わせられるだろうか。もうひとつ、迷っていたのがカバンだが、これはドン・キホーテで買っていく。

 ムービルの松屋に入り、チキンカレーを食べる。480円。南幸のドトールに入り、読書をしてから帰る。店に入る前には少し雨が降っていたが、店を出るときには止んだ。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「NHKニュース7」は、山形県に大雨特別警報が出たため、1時間15分の拡大放送になっていた。昨夜の「新宿野戦病院」も観るが、このドラマにはどうもまだあんまり乗れない。タイムフリーで、「伊集院光のタネ」を先週分からまとめて聴いて、深夜に眠る。

2024年7月8日月曜日

7月8日月曜日/餃子は時間がかかる

◇ ニュース・テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、NHKのサイトから都知事選の最終得票数を確認する。小池百合子が300万票弱。2位の石丸伸二、3位の蓮舫の票を合わせるとだいたい小池と同じくらいになる。蓮舫とは100万票差の4位が田母神。安野貴博、内海聡、暇空茜までが10万票超え。8位が石丸幸人、9位は桜井誠。桜井誠が8万票も集めている現実にはぞっとする。ここまでが1パーセント以上。10位はちょっと差がついて清水国明、11位はドクター中松。12位から1万票以下になる。文京区は安野貴博が4位。足立区は桜井誠が5位、葛飾区、江戸川区、福生市は桜井誠が6位。多摩市は石丸幸人が4位。23区内ではぜんぶ、蓮舫は石丸伸二に負けている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観ると、なんだか今週は蓮舫へのダメ出しみたいに感じられる。昨夜の「おかべろ」はほんこんがゲスト。成人した子どもが3人もいるとはぜんぜん知らなかったな。「THE SECOND」を観て、ネタをやりたいと思って板尾に言ったら「ないわ」と言われたって。

 タイムフリーで聴いた先週火曜の「伊集院光のタネ」は、パートナーは竹内香苗、テーマは「ピンチヒッター伝説」。清宮が代打で出てきて活躍したという話題から始まるメールをなんだろうと聴いていると、母が入院したときにやってきた家政婦さんになつき、母が亡くなったあとに家政婦さんの養子になったという内容が語られる。その家政婦さんもじつの子を亡くしていて、お互いに代打からレギュラーになった同士だと思っているという話だった。このメールは、清宮選手にはがんばってほしいですという一文で終わる。この番組はいつも、不意打ちのようにすごいメールが読まれる。

 今日の「ビバリー昼ズ」は、12時台ゲストに笹山敬輔が登場。話題は新刊の伊東四朗の評伝の派内が中心になる。恒例の「ベスト3」は「今、注目しているひとベスト3」。3位・江守徹、2位・田村正和、1位・堺正章というこのセレクトは世代的に共鳴したくなるものだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の巻頭グラビアページにドリフターズの特集があった。高木ブーによると「志村の加入後は、彼がソウルが好きだったので影響を受けました。最後にみんなで練習したのはアース・ウィンド&ファイアーの『宇宙のファンタジー』だったかな」 松田聖子&中森明菜の特集もあり、清水国明のコメントや、両者を知る小柳ルミ子のインタビューも掲載されていた。たけしの連載では都知事選について語っている。「ひとつ言いたいのは、今回出ている泡沫候補はみんな「笑いのセンスがない」ってことだよ。NHKの政見放送を観たけど、変な歌を歌ったり、奇抜なメイクをしたり「一発屋芸人」みたいのばっかりだったな。たった5分しかない時間すら場持ちさせられてなかったからね。ありゃ芸人としての才能はゼロだな(笑)。目立つ仕事には向いてないんで、さっさと違う仕事を見つけたほうがいいよ。」 後半は話題が変わり、「色々と変わっていくなかで「変わらねェなァ」と驚いたのが、東京五輪の賄賂問題で捕まった角川歴彦だよ。「人質司法」とやらを批判して、国に対して訴訟を起こすって話なんだってね。(略)ただいまだに腹が立ってるのは映画の時のことだよ。去年公開した『首』の時は脚本も読まなきゃ現場にも来ないのに、映画のクレジットに「製作総指揮」と入れると言いやがった。ふざけるなっての。きっとオイラと同じように言われて、仕方なく条件を呑んだ人たちがいたはずだ。国と争うのに「残りの人生を懸ける」なんて言ってるみたいだけどさ。そんなことより、人生を懸けて映画を作ったスタッフを馬鹿にするなと言いたいぜ。あちこちで恨みを買ってるはずだから、苦情が出ないように気をつけろっての! ジャン、ジャン!」

 午後から外出。横浜に出て、西口の有隣堂を覗いてから、南幸のドトールに入り、しばらく読書していく。それから、二俣川に移動し、なにか食べようとは思うが、どうも食欲がない。先にドン・キホーテに寄り、コンパクトクーラーを買いたいと思っていたのだが、現物をじっくり見ているうちに迷いが出てきた。これはいったん保留だ。南口の日高屋に入り、ここでようやくまともな食事をとる。汁なしラーメンと餃子を食べた。910円。汁なしラーメンが先に出てくるが、それから餃子が出てくるまでにはずいぶん時間がかかった。

 夜遅くに帰宅すると、家のなかが暑い。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。この前週の金曜に開催された「ビバリー」のイベントの話をしているのを聴きそこねてはならなかった。終演後、打ち上げに向かうのに、あのメンバーで国際フォーラムからみんなで地下を歩いていったというのはすごいな。ラジオを消して、ブログの更新をひとつ。深夜に台所の掃除をしてから眠る。

2024年7月4日木曜日

7月4日木曜日/都知事選の政見放送・後半戦

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝、ブログの更新をひとつ。写真のアップに時間がかかり、ラジオを聴きながら作業する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「伊集院光のタネ」を聴く。パートナーはこの週は二度目の登場となる荘口彰久。テーマは「私の黒歴史」。伊集院から、このテーマは扱いが難しいため、手練れの荘口彰久がパートナーの日にしたという説明がされる。たしかに、一歩間違えればという話が続くタネだ。先週は重さを含んだ面白い回が続いた。写真のアップが終わらず、これも聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」(ゲスト・レイザーラモンRG)も聴く。今日はわりと早起きだったのに、こんなことだけで午前中がつぶれていく。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」は、穂高先生の退任記念祝賀会の場面。穂高先生というこの複雑な役を、小林薫がよく演じている。月曜に放送された「キョコロヒー」は、恒例企画の「まさのりは知りたいよ」第3弾。この企画は毎回面白い。崎陽軒の山本さんがなぜか必ず同席する。一昨日の「#バズ英語」は、CRAZY COCO がゲスト。

 今日の「徹子の部屋」は高田純次がゲスト。現在、77歳。仕事がない日はなにをしているのかと訊かれ、「なにしてるっていうかまあ、読書っていうかまあ…、読書やってる場合はたぶん、いろんな漢字が読めるようになるからね、そしたらなんか番組がくるんじゃないかと思ってんですけどもね。それでやっぱりどうしてもね、なんだろうな、3行以上読むと、ほとんどすぐ寝ちゃうんですけどもね。読むとしたら、今、時代モノに凝ってて、SFと恋愛モノとホラーは最新刊はほとんど読まない、ほかはほとんどね、本屋さんに行って買いあさってますけどね。時代モノはね、ほんとにね、楽しいですよね。辻堂魁さんとか今ね、すごいね、凝ってるんですけどね。」 ひとりカラオケによく行くそうで、同じ曲ばかりいっぺんに10曲ぐらい入れるのだという。「大都会」など、高音の曲を好んでいるようだ。高田純次が「川の流れのように」が好きだというのは初めて知る話だったが、美空ひばりとは意外な縁があり、脱サラして劇団に入ったころ、アルバイトで美空ひばりの家の前の水道管の工事をしていて、生き埋めになったことがあるのだという。その後、美空ひばりが刑事を演じるドラマで共演し、寒い日のロケで、ドラマの内容は覚えていないが、美空ひばりがあたっていたストーブにあたらせてもらったことだけを覚えている。高田純次は「川の流れのように」と同じく、秋元康と見岳章のコンビに曲を作ってもらってもいた。1990年の「どうせ世の中不公平」という曲は、「川の流れのように」の翌年の発売だ。

 午後、タイムフリーで「ビバリー昼ズ」を聴くと、今日も国際フォーラムのイベントの音声から、ナイツと清水ミチコが出演している場面が流された。昨夜の「ザ・東京漫才」の話は短めで終わってしまった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊新潮」はなぜか落語界のゴシップに強く、さん喬会長就任の裏事情の記事がある。そのほか、谷良一の「M-1」本に関するトラブル、アントキの猪木の金銭トラブルの記事などが載っている。

 午後から外出。横浜に出て、まず、ビブレのブックオフに寄っていく。110円の文庫本を5冊、220円の文庫本を1冊、390円の単行本を1冊買う。良い本がたくさん買えた。地下に降り、ヨドバシカメラにも寄っていく。天理ビルの味奈登庵にて、遅めの昼食。牛せいろそばを食べる。900円。東口に移動し、ドトールに入り、しばらく読書をしていく。帰りは星川に寄り、閉店間際のコーナンに飛び込み、ダンボール板を買ってから帰った。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今週も都知事選の政見放送をイッキ見。持ち時間は各5分30秒。まずは月曜の政見放送、1番手は無所属のドクター中松。「待ってました」と声をかけたくなる。現在、96歳。さすがは講演慣れしていて、しゃべるのが上手い。とても聴きやすかったが、最後はちょっと時間内に収まらなかった感じだった。2番手は無所属の福本繁幸。自ら手話をしながらしゃべり始めた。そのあとは原稿を読むスタイル。このひとはけっこうまともそうである。3番手は「AI党」のAIメイヤー。51歳なのか。ポスターでは目を隠すマスクを着けていたが、この放送では「2024東京都知事選挙原稿」と書かれた四角いボードみたいなものが置かれ、顔が隠されている。なぜ顔を隠しているのかということと、都知事選自体の問題がえんえんと語られる。奇をてらったただの目立ちたがり屋かと思っていたが、話す内容は意外と考えられている。と思ったが、私が当選した場合は大津あやかを副知事に指名するんだって。だめだこりゃ。4番手は「ラブ&ピース党」のゴトウテルキ。ポエトリーリーディング風の演説。終盤はたどたどしく、三流のパフォーマーに過ぎないなこれは。5番手はN党の二宮大造。まじめ風の男。最後は森永卓郎の著書の内容を引用したが、その引用の最中に途切れた。森永卓郎と支持層はかぶってるのかな。6番手は「日本第一党」の桜井誠。小池百合子、蓮舫の批判をするのに、はっきりと差別的な言葉、汚い言葉を使う。こういう強い言葉を使う馬鹿に惹かれるやつがいるのか。圧倒的に不愉快。人相も悪い。続いて、火曜の政権放送。1番手は無所属のさわしげみ。和装、ヒゲヅラ、長髪という風貌。現役の織田信長を名乗る男。映画プロデューサー、俳優でもあるのか。口調ははっきりしているが、原稿を読んでいて、ところどころたどたどしい。おまけに大声でうるさい。三流のパフォーマーばかりだ。2番手はN党の山田信一。どうせまた同じ話だろとうんざりする。明るいひとっぽいけど、目つきがやばいな。ここの党員はみんな、カルト教団の信者みたいな顔つきをしている。3番手は無所属の田母神俊雄。こうしてしゃべっていると、素朴に見える人物ではある。しかし、発言の内容はやはり差別的だろう。4番手は「覇王党」のかがたたくじ。まともそうに見えるが、温泉の話ばかりしている。5番手は無所属の竹本秀之。話が下手なひとだ。どう見ても普通のおじさんだが、不正選挙を訴えている。6番手、無所属の桑原まりこは政見放送を申し込まず、プロフィールのみを紹介。50歳、会社員。続いて、水曜の政見放送。1番手、N党の武内隆。まじめそうなお爺さんなんだけどな。2番手はN党のふなはしゆめと。これもまじめそうなおじさん。3番手はN党の上楽むねゆき。明るそうな若者。4番手はN党の遠藤信一。まじめそうなおじさん。5番手はN党の木村よしたか。元気そうなおじさん。カメラ目線ができず、なぜかちょっと上のほうをちらちらと見て、手元の原稿と視線を往復させる。まじめそうで、明るく、いいひとそうなんだけど、あたまが悪そうなひとばかりなのがN党。6番手、最後は無所属の蓮舫。ここは蓮舫以外は全員N党という地獄のブロックだった。しかし、少しきびしい目で観ると、蓮舫は経歴のわりには話術が見事という感じはしない。笑顔をキープすることを意識しすぎているのではないか。少なくとも、キャスターとして優れているのは小池百合子のほうと言わざるをえない。そして、今日木曜の政見放送。1番手は「土頭を働かし最高裁判官5人を弾劾する党」の古田真。さっそく様子がおかしいのが出てきた。77歳。ハゲあたまの日焼けした爺さんが、ATMの還付詐欺に引っかかったことに怒っている。口調は力強い。最後に30秒残し、「みずほ銀行は腐ってます!」など、怒りをぶつけて終わった。2番手は無所属の加藤健一郎。今度は弱々しいお爺さんだ。おとなしい口調でたんたんと原稿を読んでいるかと思えば、小池百合子と蓮舫をブス呼ばわり。ルッキズムがひどい。中国や韓国に対してもなかなか差別的なことを言っていた。静かに狂っているタイプ。3番手は無所属のうしくぼのぶお。若々しい中年男。話もまとまっていたし、この流れでは真っ当に見えた。4番手は無所属のないとうひさお。実直そうなおじさん、いや、お爺さんかな。この爺さんも外国人を排斥したいひと。5番手は「未来党」の木宮みつき。71歳。金持ちの婆さんだろうか、闇の勢力がどうのこうのという話をしていた。いよいよ最後は「忠臣蔵義士新党」の小野寺こうき。学生服みたいなマオカラーの大きめの服を着ているお爺さん。80歳。忠臣蔵を大事にしたい思想のようだが、言ってることは平和的に感じられるし、とても穏やかではあった。先週と合わせてこれでぜんぶ、53人の候補者の政見放送をすべて観た。もの好きな人間がいるもんだ。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、火曜のゲストが村本大輔だった。ウィキペディアにあたると、ウーマンラッシュアワーが「THE MANZAI」で優勝したときには大竹は審査員で、大竹は決勝ではウーマンラッシュアワーに投票しているのだが、お互いに覚えていないのか、それには触れられなかった。しかし、村本は青臭い。大竹が語ったシティボーイズの原発のコントのようなセンスは村本にはないだろう。村本のドキュメンタリー映画はどんなもんだろうか。

2024年5月4日土曜日

5月4日土曜日/妙蓮寺訪問

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。朝から咳が出る。昨日は毎年恒例の「ザよこはまパレード」が開催されていて、柴田恭兵と舘ひろしが参加した様子をネットニュースで目にしたが、もうちょっとうまくスケジュールをやりくりしていれば見物できたのではないかと惜しい気になった。このゴールデンウィークはまず、きたやまおさむのトークショーで「帰って来たヨッパライ」の話を聴き、昨日は「帰って来た橋本治展」に行ってきたから、ついでに「帰ってきたあぶない刑事」も見ていれば、「帰ってきた」グランドスラムになっていたのにと、あとになって気がついた。そこまで考えが及ばなかった。ところで、「帰って来たヨッパライ」と「帰ってきたウルトラマン」はどっちが先なんだろうとふと気になり、確認してみると、「帰って来たヨッパライ」のヒットは1968年、「帰ってきたウルトラマン」は1971年であり、そこには3年ほどの開きがある。どうなんだろう、ここに影響関係はあるんだろうか。調べてみれば、その時代にはもっといろんなものが帰ってきているのではないだろうか。ちなみに、松村和子のヒット曲「帰ってこいよ」は1980年である。

 少し眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は恒例の「春ドラマ辛口放談」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙が選ぶ、それぞれのベスト3が今回はわりとばらけている。梅田恵子、大島育宙は「アンメット」を1位にあげ、吉田潮は「季節のない街」を1位にしていた。大島は「95」を2位に推していた。「勝手にテレ東批評」を観ると、こちらのゲストは鈴木保奈美。BSテレ東の「あの本、読みました?」に出演している。

 タイムフリーで、昨日金曜の「伊集院光のタネ」を聴くと、この日は生放送だ。その日の朝の一之輔さんの番組を伊集院が聴いていたら、伊集院の番組はどうせ生放送じゃないだろうという話をしていたので、伊集院がメールを送ったら読まれなかったって。そんな話をしつつ、通常どおりにテーマに沿って番組が進められていると、番組最後に一之輔さんからお詫びのメールが届いた。この対応の早さ。誰かリスナーが知らせたかな。

◇ 妙蓮寺・白楽

 午後から外出。天気がいい。パーカーで出てきたが、半袖でもよかった。横浜から東横線に乗り、妙蓮寺まで。生活綴方にて、島田さんが店番をするというので訪問する。生活綴方を訪ねるのも初めてだ。妙蓮寺駅で降りるのも、それこそ、石堂書店で行われた「本屋会議」以来ではないだろうかと思ったが、いや、白楽から歩いてみたこともあったはずだから、妙蓮寺にやってくること自体はいつぶりになるのか。生活綴方は石堂書店のすぐ先にあった。島田さんの店番は正午から15時半までの予定で、終わりの1時間ぐらいを狙って、14時半ぐらいに到着した。店番をしているのは島田さんとみすず書房の担当編集者さん。先日の吉祥寺のときにはひとが多くてたいして話せなかったが、今日はたっぷりと話していく。島田さんの新刊「長い読書」もここで買おうと思っていた。島田さんにサインをしてもらい、イラストもお願いしたら自画像を描いてくれた。店内ものんびりと眺め、気がついたら店番の予定時間はオーバーしていて、16時近くに失礼する。

 妙蓮寺から白楽まで歩き、遅めの昼食にする。駅前の Curry ish という店に初めて入り、オムカレーを食べた。720円。帰りに二俣川に寄り、ドトールに入り、ひと休み。インスタの投稿をして、しばらく読書をしてから夜遅くに帰宅する。

 しゃべりすぎたせいか、呼吸が苦しく、しゃっくりが出る。ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に起きあがる。録画残量を空ける必要があるため、朝までに、録画していたテレビ番組をあれこれと。「Nキャス」を観ると、まず、オーバーツーリズムの問題を扱っていた。鎌倉や江の島の地元住民のひとびとに取材している。ひとが多すぎると、ネットが遅くなったりもするのか。

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