ラベル 徹子の部屋 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 徹子の部屋 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年8月1日木曜日

8月1日木曜日/ガンディーマジやばい

◇ テレビ

 今朝は涼しく、こんなに眠っていていいんだろうかというくらいに眠った。ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観る。先週の三つ子企画の続編として、三つ子を使ったドッキリ企画。宮下草薙の草薙に「同一人物無限出現ドッキリ」を仕掛けるが、草薙が鈍感すぎて、ぜんぜん面白くならなかった。後半は、ひさしぶりのあかつ企画「不要となったコロナ対策のアクリル板を回収しながら北上すればそのアクリルで作った船で津軽海峡渡れる説」。Ado がゲストの昨夜の「あちこちオードリー」も観る。

 SNSから、園まりの訃報。80歳だったとは驚いた。つい最近まで「徹子の部屋」に出ていたのに。今日の「徹子の部屋」は湯川れい子がゲスト。シャンソンの曲を公募した「エターナルソング・コンテスト」にて、志穂美悦子が「鬼無里まり」という名でシャンソン歌手デビューした映像も流された。

 テレビを観ながら、とんねるずの武道館ライブのチケットの抽選にようやく申し込んだ。第3候補まで申し込めるが、どうすれば当選確率があがるのかはわからない。もうひとつ、末広亭の余一会の立川流の会が今日発売だったのを忘れていた。気がついたときには完売。即完するような会じゃなかったと思うのに、うっかりしていた。これは一応、公演アラートに登録しておく。

 夕方から外出。横浜に出て、西口のすき家に入り、ダブルニンニク牛丼を食べた。680円。ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊買う。東口に移動し、ドトールに入る。いつもそうするように地下の席に降りていくと、どうも蒸し蒸ししている。冷房がついてないわけはないのだろうが、空気がやけにぬるいので、いつもは利用しない1階の席に移ることにした。

◇ 読書

 ドトールで、中島岳志「ガンディーに訊け」を読み終えた。2018年刊、朝日文庫。親本は2009年刊。2008年に放送されたNHK「知るを楽しむ」のテキストがこの本のもとになっていて、終章には南直哉との対談がたっぷりと収録されている。中島岳志の本を読むのはこれが何冊目になるだろうか、1975年生まれ、同い年の政治学者だが、政治に対する考えは中島岳志からずいぶん学ばせてもらっている。とても信頼できる書き手だと思っている。この本も付箋をたくさん貼りながら読んだ。以下、たくさん引用。

P12「私はもともとガンディーに対して、かなり懐疑的でした。ガンディーの構想の実現など、人類には不可能だと思ってきました。人間が欲望を乗り越えることなどできっこない、暴力のない社会なんて永遠にやってこない。そう強く思ってきました。実は、今でもそのような考えは、あまり変わっていません。人類は永遠に不完全だし、人間の能力には限界があると思っています。しかし、ガンディーとじっくり向き合ううちに、彼はそんなことなどすべてお見通しだということに気づきました。人間がどれほど多くの限界を持ち、様々なものに限定されて生きているのかについて、ガンディーほど真摯に考えた人物はいないということがわかってきました。そして、だからこそ彼は信仰の意義を説き、生き物すべての命の意味を深く問い続けたのだということに気づきました。ガンディーは、生まれながらの聖者ではありません。様々な欲望にまみれ、人の何十倍もの反省を繰り返しながら、ゆっくりゆっくりと思想を練り上げ、それを実践していきました。」

P33-34「「食べない」というのは、ある意味「塩の行進」と同じく非常にわかりやすい方法で、食べなければ衰弱して死ぬことは、誰にでもわかります。「このまま争っていたら、私たちのガンディーは本当に死んでしまうかもしれない」と思います。だから、争うのをやめる。「自分たちはこれでいいのか」と自己反省することになるのです。心の中にある宗教的なるもの・善良なるものが引き出されていくわけです。(略)しかし、例えば今の日本の政治家を見ても、自分の公約にそこまで真剣な祈りを捧げる人はいませんし、その人が食べないからといって政治が動くようなこともまずありません。ガンディーという人が、「断食」をすれば争いがやむだけの尊敬と信頼を受けていた人物だったからこそ、成し遂げることができた政治行為だったのでしょう。「断食」による政治解決という方法は、誰でも成功するものではありません。」

P35-36「彼は「機械から手作業へ」という近代と逆行する道筋を説きました。彼が批判したのは、イギリスの産業界だけでなく、機械に依存している近代社会そのものでした。機械に依存し、欲望を次々と搔き立てられる社会は、人々が物欲の奴隷になっている社会だと批判したのです。(略)ただし、彼は機械そのものを否定したのではありません。そもそも糸車も機械ですし、すべての機械を否定することは、近代社会では不可能でしょう。ガンディーは学生から「あなたは機械に対してすべて批判的なのですか?」と問われたとき、「私は機械に対してではなく、機械への狂信に反対しているのです」と答えています。つまり、すべてを機械に依存し、あらゆる欲望を機械の発展によって実現しようとする「狂信」に対して、ガンディーは批判の矛先を向けたわけです。そして、彼は静かに糸車を回す作業を重視しました。」

P40-42「「塩の行進」「断食」「チャルカー」と、ガンディーが独立への突破口を開こうとした三つの事例を挙げましたが、これらから浮かび上がってくることがあります。それは、「メタ宗教」ということです。いずれの出来事も宗教的な意味合いは大きいのですが、特定の宗教・宗派の教義というわけではありません。(略)だから、ガンディーは独立運動を推進する上で、特定の宗教イコンやモチーフは、使いませんでした。それよりもっと高次なレベルで人々を結び合わせる方法を模索したのです。そこで構想されたのが「メタ宗教」です。「メタ宗教」というのは、特定の宗教の教えを超えた普遍レベルの宗教のことで、ガンディーは個別的な対立を超えたところで普遍的な宗教的価値を共有しようと訴えました。そもそもガンディーは、ヒンドゥーとイスラームが、同じ真理を共有していると考えていました。またそれはキリスト教も仏教もスィク教もジャイナ教も同じで、究極的にはすべて同じ一つの真理を共有しているというのがガンディーの考えでした。(略)ですから、宗教は根源的な真理をしっかりと認識すれば、対立するはずがないとガンディーは考えていました。彼は、宗教対立を解決するために、宗教を排除したり空洞化したりするのではなく、その本源に迫ることによって、表層的な違いを乗り越えることができると訴えたのです。彼はそのような哲学を、「歩くこと」や「食べないこと」「チャルカーを回すこと」といった極めて具体的で日常的な行為によって表現しようとしました。彼の思想は、あくまでも机上の論理ではなく、すべてが行為となって表現されるものでした。しかも、その行為は極めて普遍的でシンプルなものです。誰でも理解できる行為です。ガンディーのすごいところは、まさにこの部分です。」

P45-46「実は、ガンディーが白い腰布一枚の着衣にこだわったことには、深いわけがありました。インドでは、どのような衣をまとっているかによって、その人の社会的属性(地域やカースト、人生の段階)を示すことがあります。(略)ガンディーはもともと弁護士でしたので、イギリス留学時代や南アフリカ時代の初期には、立派なスーツ姿でした。しかし、南アフリカでの活動の過程でインドの大衆的な服装に変化し、インドに帰国後は徐々に半裸のスタイルになっていきました。これはガンディーが、地域やカーストを超えたスタイルを追求した結果でした。さらに、半裸の姿は「無所有」の象徴でもあります。(略)彼の着衣には、明確な政治的メッセージが込められていたのです。さらに、眼鏡に坊主頭、半裸という姿は、「ガンディーとはこんな人だ」ということを人々に印象づけるにはもってこいでした。(略)ガンディーは、パフォーマンスの担い手という側面でも、やっぱり天才だったと思うことがあります。」

P49-50「ガンディーの「非暴力」は、時に「無抵抗」と誤解されることがあります。実際、少し前まで、ガンディーの主義を「無抵抗主義」と呼んでいたことがありました。が、これは正確ではありません。というのも、ガンディーは決して無抵抗だったわけではないからです。むしろ、「これは間違っている」と判断したことに対しては積極的に抵抗すると言ったほうが当たっています。ですから、「不服従」、あるいは「非協力」と表記するのがよいと思います。」

P51-52「ガンディーには常に他者を迎え入れる姿勢があります。そして、その相手に応じて言葉を発し、対話を通じて自らの信念を表現しようとしていきます。このような「受身」の姿勢の中に、ガンディーは積極的な側面を見出していたのではないかと、私は思います。とにかく前のめりになって何かをつかもうとするのではなく、静かに座ってチャルカーを回したり、ゆっくりと歩いたりしながら、何かを実現していこうとするガンディーは、「受身であることの積極性」を深く追求していたのではないでしょうか。これは、彼の哲学が否定形で表現されることが多いことと無縁ではないと思います。」

P53「さて「非暴力」という概念ですが、ガンディーは単に「暴力を使わないことがよい」と言っているわけではありません。「暴力を捨てる勇気を持つことが重要だ」と言っているのです。暴行の場面に出くわしたら、止めに入らなければなりません。見て見ぬふりをするのは非暴力の実践ではありません。彼は「非暴力を臆病の盾にしてはいけない」「卑怯者になるよりは剣をとれ」と言いました。」

P58-59「しかし、ここで困ったことが起こります。なぜならば、国家はどうしても暴力装置であるという側面を否定できないからです。ガンディーの思想は「非暴力」でありながら、インドの独立を要求していました。しかし、国家は紛うかたなき暴力装置です。主権国家体制において、国家は暴力を合法的に占有することのできる組織です。(略)ガンディーはこれをどう考えたのでしょうか? おそらく、彼はインドという国家を「暴力を超越した正義にコミットする国家」へと転換させたいと考えていたのだと思います。」

P60-61「ただし、ガンディーは近代国家の中枢である議会の存在を一貫して否定的に扱っています。(略)ガンディーの目には、議会の構成員である議員たちは「偽善者で利己主義者」というように映っていました。議員たちは、自らの利益を最優先して行動を起こすために、何一つとしてよいものを生み出さないというのです。ガンディーは、議会制民主主義に対して懐疑的だったということができるでしょう。なぜならば、それはマス(大衆)とマスメディアの熱狂によって大きく左右され、真の正義が実現される余地がほとんどないからです。」

P67-68「ガンディーは国家の機能を最小限にとどめ、おおよそは地域共同体の自治によって運営するべきであると考えていました。ある意味で、究極の地方分権論です。(略)これは、アナーキストが考える「コミューン」の発想に近い部分があると言えるでしょう。彼の反資本主義的側面を考慮すれば、その側面が一層、際立って見えるかもしれません。地域社会における相互扶助を説く点も、似ていると言えるでしょう。ただし、彼は左翼的な理性主義・合理主義を採りません。あくまでも人間の理性には決定的な限界があり、理性による設計主義では世の中はうまくいかないというのが彼の信念でした。そのため、彼は人智を超えたものに依拠することの重要性を説き、伝統や慣習、良識、神などを尊重しました。」

P71-74「ガンディーの不服従運動は、一般に「サッティヤーグラハ運動」と呼ばれているのですが、これは、「サッティヤー(真理)」と「アーグラハ(主張)」を掛け合わせた言葉で、「真理の主張」といった意味になります。ですから、非暴力や不服従のみを指しているわけではなく、もっと広い意味があります。(略)彼は、サッティヤーグラハについて興味深いことを言っています。彼は「歴史」という単語がヒンディー語と英語では、その語源的意味が異なることに注目し、サッティヤーグラハの真意について論じています。ちなみにヒンディー語で「歴史」は「イティハース」と言います。英語はもちろん「ヒストリー」です。(略)ガンディーは、ヒンディー語の「イティハース」の語源が「このようになった」という意味であることに注目しています。これは非常に重要な視点です。ガンディーにとって、「歴史」とは過去の特異な出来事の羅列などではありません。私たちが「いま」「ここで」「このように」生きている状況を暗黙のうちに導いてきたものこそが「歴史」であり、我々の言語や思考様式、良識、伝統など日常生活を支えるおおよそのものは、「歴史」が慣習を媒介として運んできた英知に他なりません。(略)要するに「サッティヤーグラハ」は、何か特殊な人間が説いたイデオロギーや主義主張なのではなく、日常生活の中に「歴史」を通じて継承されてきた良識とそれに基づく暗黙の行為の中に潜んでいるものなのです。」

P93「最近の日本の政治でとく言われる言葉で、私が常々疑っている言葉があります。それは「構造改革」とか「抜本的改革」とかいう言葉です。(略)しかし、そんな簡単に改革などできるはずがないのです。度外れた楽観的未来像や設計を描いて、それを実現したら理想的な社会が訪れるなんて、ありえないのではないでしょうか。これはガンディーの気の長い闘争を見ても、思うことです。世界は漸進的にしか変わりませんし、極端な改革や革命など秩序の崩壊を招くだけです。人間の理性を過信してはいけません。人間の不完全性を、我々は直視しなければなりません。」

P96「ここで、私はもう一つ、ガンディーの言葉を思い出します。それは「ウォーク・アローン(一人で歩め)」という言葉です。ガンディーらしい、いい言葉だと思います。彼は人々と協調しながら運動を進めましたが、一方で孤立や孤独を恐れませんでした。彼は人間の共同性と単独性の両方を重視しました。時に人間は静かに一人で神と向き合い、自問自答しながら歩まなければならないのだと思います。」

P145-146「ガンディーは、世の中にはヒンドゥー教やイスラーム教、仏教、キリスト教などいろいろな信仰があるけれども、究極的には目指すところは一緒であると考え、それをわかりやすいたとえで語りました。例えば、「山のたとえ」というのがあります。「山にはいろいろな登り口があるけれども、頂上は一つである」と言いました。我々は登り道の違いのほうにばかり目を向けがちですが、重要なのは頂上で、目指すところは一緒だと言っているわけです。いわく、「宗教は同じ場所に到達する別々の道です」。つまりガンディーが言いたかったのは、真理の唯一性とそれに至る道(=宗教)の複数性です。(略)世の中では、平和主義的に、「それぞれの違いを認め合いましょう」などと呼びかけることがあります。しかし、それを聞くたびに、私は「違いを認め合う」ところにとどまっていていいのかという気がします。これに対して、ガンディーはもう一つ先の、「差異を認めながら、同時に真理の同一性を求める」というところを目指しました。ちなみに、これを西田幾多郎に言わせると「多と一の絶対矛盾的自己同一」ということになります。この難しい言い方を、ガンディーは非常にわかりやすく言ったわけです。」

P149-150「彼の人生は、まさに実践する人生でした。理論で語るのではなく、身体を使って、足を使って行動しました。「口だけ」で「行動」が伴わない宗教家や政治家が多いので、その人生はよけい際立って見えます。ガンディーもそう考えていたのではないかと思います。彼の自伝には、こんなサブタイトルがついています。「真理へと近づくさまざまな実験」です。(略)実験ということは、試行錯誤ということです。試し続けるということです。途上にあるということです。すなわち、悟っていなかったということです。悟っていなかったから、模索していたのです。自分には欲望があって、悟っていないという自覚があったから、実験し続けたのです。」

 平沼のブックオフにも寄り、スーパーで買いものをしてから夜遅くに帰宅した。録画していたテレビ番組を少し観て、明日のゴミの準備をしてから、深夜1時頃には眠った。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ガンディーに訊け (朝日文庫) [ 中島岳志 ]
価格:726円(税込、送料無料)

2024年7月31日水曜日

7月31日水曜日/ひさしぶりのらくごカフェ

◇ テレビ

 早朝、ゴミを出しに行ってから、ブログの更新をひとつ。これでようやく昨年の大晦日までの日記が埋まった。ちょうど7ヶ月遅れの更新。眠りなおしてから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「アンタウォッチマン!」は「15秒後に分かる!ハっとする名言」という企画。ゲストは劇団ひとり。たけしの名言として、「芸人にとって、最強の武器は最高の常識人であること」「師匠が弟子を作るんじゃない。その逆で、弟子が師匠を作る。特に芸人の場合は。」という言葉が紹介されていたが、こういうのは出典を明らかにしてもらいたいんだよな。ほかにも「父親は子どもが最初に出会う、人生の邪魔者でいい。」「いつも現在が人生の絶頂期だ。こう考えりゃ、老いるのなんてまったく苦にならない。」というたけしの名言が紹介された。劇団ひとりがたけしに初めて会ったのはスープレックス時代に出演した「新橋ミュージックホール」だったんだな。

◇ 神保町

 午後から外出。横浜から東横線、渋谷から半蔵門線に乗り換え、神保町まで。すずらん通りのスヰートポーヅはついに建物ごとなくなってしまった。東京堂に寄り、すずらん通りの端から靖国通りを交差点まで戻ってくる。ひさしぶりに嵯峨谷に入ろうかと、店の前で迷っていたら、なかから出てきた見ず知らずのおじさんに「うまいですよ」と言われた。鶏せいろを食べる。750円。食券機がすっかり最新鋭になっていて、食券の番号がモニターに出される。店に入ったときにはほかに客がいなかったのだが、そばをすするような音がどこかからしていたのが奇妙だった。実際に誰かがそばをすすっているはずはなく、なんの音がそう聴こえるのか。

 交差点のドトールに入り、ひと休み。2階の窓際の席に座り、なんの気もなしに外の様子を眺めていると、少しのあいだにみるみると天候が悪くなり、どしゃぶりになった。雨が弱まったら出ていこうかと、スマホから雨雲レーダーを確認していたが、待っていてもどうも無駄なようだ。ドトールから走って飛び出し、横断歩道を駆け抜け、交差点の向こうのドラッグストアの軒先に避難する。もう一度信号が変わると、今度はらくごカフェまで走った。

 らくごカフェもとてもひさしぶりで、少なくとも5年以上ぶりだろう。雨に濡れ、1階のトイレで身づくろいをしてからエレベーターで5階にあがる。今日は「マコッサ!」という志らべさんの会。土曜のらく兵さんのパーティーで志らべさんに会い、週明けにちょうどこの会があったから行ってみようかという気になった。19時開演、5分前に到着。受付は青木さんでもなければ、いつもいた女性のスタッフでもない、知らないおじさんだった。小さい会場、椅子席はおおむね埋まっていて、サイドの席に座る。前半は「野ざらし」「汲みたて」の二席、仲入りを挟み、後半は「人情八百屋」。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは秋川雅史。そういえば、彫刻家としても二科展に入選するほどの腕前なのだった。スタジオでは「千の風になって」を歌った。

2024年7月26日金曜日

7月26日金曜日/新札は確実にピン札

◇ テレビ・雑誌・YouTube

 どうやら朝がいちばんよく眠れる。遅めに起きあがり、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」は、画面端に東北の大雨の情報が出ていた。今日の「徹子の部屋」は平原綾香がゲスト。今度の「徹子の部屋コンサート」に出演するそうで、共演者に松平健の名があるのを見て、父の平原まことと宮川彬良がユニットを組んでいたという話をする。そのコンサートでは最後に「マツケンサンバ」をやっていて、「私のソウルミュージックです。」と言っていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の梅沢富美男の連載で都知事選のことを語っていた。名前は出さずに「今回2位になった候補者も、正直とてもうさんくさかった。」 中沢新一の連載でも石丸伸二を分析していた。

 東宝の YouTubeチャンネルが、野村萬斎と新しい学校のリーダーズの対談の動画を公開していた。野村萬斎は「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の主演を務め、新しい学校のリーダーズは主題歌を担当している。野村萬斎はかねてから新しい学校のリーダーズの「箱推し」だったという。楽曲もよく知っているようだ。


 午後から外出。まず、かつやに入り、海鮮たまごチキンカツ丼を食べた。869円。かつやのフェア丼はつねに量が多いが、今日は腹が減っていたから食えるかと思ったが、かなり苦しかった。お茶をがぶ飲みしながらなんとか完食する。店を出て歩き始めると、のどのあたりで水面がたぷたぷしている感じがする。

 鶴ヶ峰に移動し、銀行に寄り、明日の祝儀に必要なお金を降ろしていく。前のひとが新紙幣を手にしていたのが見えたが、こっちはすべて旧紙幣で出てきた。ここで初めて気がつくが、祝儀はピン札でないとまずいんじゃないか。そういった作法のことをなんにも考えず、ただお金を用意すればいいと思っていた。あとで、別の銀行に寄り、両替機でピン札が出せないかと思ったが、両替機の使用は15時までで、間に合わなかった。こうなったら、せっかく出したお金だが、また入金して、引き出しなおしてみるしかないだろうか。ダメ元だが、ならば、ピン札が出る確率を考えると、お札の出入りが多そうな横浜駅の近くのほうがいいだろう。そのように知恵を働かし、横浜西口地下、エキニアの横浜銀行に行ってみると、なんてことはない、新札が出せるATMがあった。確率もなにもない、新札なら確実にピン札が出る。いったん入金し、ここで無事にピン札を手にすることができた。

 星川に移動し、ドトールに入る。読書をするつもりだったが、あまり集中できなかった。それから、イオン天王町に寄り、祝儀袋はダイソーで買った。スーパーで買いものしてから、夜遅くに帰宅する。

 台所を片づけ、日曜にウォーターサーバーが届くからその置き場所を作らなければならなかったが、明日はつぶれてしまうから、今夜中にやるしかない。もう一日余裕がほしかった。深夜にブログをもうひとつ更新してから眠る。

2024年7月16日火曜日

7月16日火曜日/横浜まで行って帰る

◇ 横浜・天王町

 朝から外出。傘をもって出る。横浜駅、南口改札にて、11時に叔父たちと待ち合わせ。ジョイナス地下2階の店で、2時間ほど食事をしてから別れる。ひどい眠気だが、ひとりカラオケに行ってしまおうと、天王町のバンガローハウスに。2時間利用、そのあいだ、トイレに2回行く。外に出ると雨降りになっていた。夕方には帰宅する。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」と、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・武田真治)を観て、それから、放送直後の「NHKニュース7」を観る。「さんま御殿」は追っかけ再生で観てしまう。「長男長女vs真ん中vs末っ子」という特集。トーマス・アイアトンというスタンダップコメディアンが初登場。大谷翔平の新しい通訳の弟なのだ。検索してみると、吉本所属のようだ。「真ん中」のチームで出ていた松村沙友里がなぜか13歳という設定になり、大活躍していた。

 夜、ブログの更新をひとつ。いったん眠り、深夜1時半頃に目覚め、ラジオをつける。「爆笑問題カーボーイ」を聴くが、聴きながら眠ってしまった。

2024年5月27日月曜日

5月27日金曜日/火の鳥のような存在

◇ テレビ・ラジオ・映画・音楽

 朝、ブログをひとつ更新するのに時間を食う。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」は東京大空襲から敗戦という時代を描く。先週から激動の展開になっている。兄の直道が死んでしまった。昨夜の「だれか to なかい」は鈴木保奈美と戸田恵子がゲスト。戸田恵子は「古畑任三郎 vs SMAP」ではマネージャー役だった。戸田恵子は中居に芝居を強く薦める。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴いていると、オープニングのあとにクレイジーケンバンドの「ハマのビート」をかけた。12時台ゲストはミッキー・カーチス。あたまを開くような大きな手術をしていたとは知らなかったな。今は北海道に住んでるのだ。エックスを見ていないから知らないことばかり。続く「ナイツ ザ・ラジオショー」はポカスカジャンがゲスト。漫才協会入会の経緯を話していた。はたけんじのバースデーライブに呼ばれたのがきっかけだったのか。

 午後になり、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。小雨。今日は外出らしい外出はせず、録画していたテレビ番組をつぎつぎに観る。今日の「徹子の部屋」のゲストはロザンナと万梨音の親子。ロザンナもあたまを開く大手術をしていたようだ。ヒデとロザンナで出演した1981年の回の映像が流れ、38歳の出門英が生まれたばかりの娘の話をしている。それを四十数年が経った今、妻と娘がこの「徹子の部屋」のスタジオで観ているのが感動的だった。この番組は芸能人のあらゆる人生の節目が映像に残されているかのようでびっくりする。その悠久のときの流れのなかを黒柳徹子だけが永遠に生き続けている。火の鳥のような存在である。

 先週木曜の「SONGS」は岡村靖幸と斉藤和義のユニット「岡村和義」の特集。1990年放送「ジャストポップアップ」に出演する岡村靖幸、1993年放送「BS流行歌最前線」に出演する斉藤和義の映像が流されたが、斉藤和義は「つきあってたおねえちゃんにふられましてですね。」って、まるでたけしみたいな口調でしゃべっている。思い出の街である吉祥寺を岡村靖幸と斉藤和義がふたりで訪ねるというVTRがあったのだが、それを観ている大泉洋がやたらと変な笑い声をあげる。大泉洋の笑いのツボはどうなってるんだ。若いころに住んでいたアパートを探したあと、ふたりは思い出のライブハウスである曼荼羅にたどりつく。そこで即興セッションが行われ、「コーポインマイライフ」というただのアパートの名前を岡村靖幸があの声で歌いあげる。

 観そびれていた「ガキの使いやあらへんで!」だが、3月に放送された「ハリウッドザコシショウものまねストラックアウト」では、レギュラーメンバーに加え、ケンドーコバヤシが出演していた。4月に放送された「ランジャタイのヒーロー教室」では、陣内智則が参加している。結局、松本がいないぶん、もうひとり加わるかたちにしている。

 今日の「NHKニュース7」を観ると、明日明後日は大雨に警戒だそうで、線状降水帯が発生する恐れがあるとのこと。まいったな。そのほか、蓮舫が都知事選に立候補を表明とのニュース、菊之助が八代目菊五郎を襲名というニュースなど。八代目が誕生しても七代目も菊五郎のままだというのはすごい。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。ウディ・アレンの「マンハッタン」を観た。いったい何年ぶりに観るんだろうか。なんとなく覚えている場面は多いが、こういう映画だったかなと新鮮に感じるところも多かった。ウディ・アレンの自伝を読んだせいもあるかな。W・C・フィールズの名前が出ていることにも気がつけた。初めて観たときにはおそらくあまりわからなかったダイアン・キートンの魅力が今はよくわかる。17歳の少女との恋愛というストーリー。なぜそっちにいくかなという結末だが、少女に情も湧いてしまうんだよな。しかし、この映画の語り口にただ浸りたくなる。

 SNSから、椎名林檎の新アルバムに新しい学校のリーダーズが参加していると知り、明後日の配信が楽しみになったのだが、インスタを見ると、どうやらもう先行配信されている。Spotify を確認してみたら、シングルとしてすでに7曲も配信されていた。新しい学校のリーダーズとのコラボ曲をさっそく聴いてみると、SUZUKA の歌声で始まり、音源だけ聴くと SUZUKA と椎名林檎のコラボ曲のようなのだが、これはいったいどんなパフォーマンスになるのか、歌番組での実演を観てみたくなる。もともと、新しい学校のリーダーズの H ZETTO M によるプロデュース曲なんかは、椎名林檎っぽい線を目指しているのかなと思っていたのだけど。

 Spotify のポッドキャストで、小川哲の「Street Fiction」の太田光がゲストの回を聴いた。昨年11月に配信されたもので、「笑って人類!」のプロモーションで出演しているのだが、読書遍歴についても語っている。小川哲が大学に入学したころには、「タイタンの妖女」の帯を太田が書いていた。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マンハッタン [ ウディ・アレン ]
価格:1,404円(税込、送料無料) 

2024年5月23日木曜日

5月23日木曜日/よみうりランドは遠い

◇ 雑誌

 あまり眠れず、朝早くに楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」のモノクログラビアに猿之助が犬の散歩をする写真が載っていた。驚くほど、ずいぶん痩せ細ってしまっている。「週刊文春」では一之輔さんの連載が始まった。「新・家の履歴書」の欄には塩見三省が登場。塩見三省の経歴をよく知らなかったが、面白い名前がたくさん出てくる。津野海太郎の弟がジャズ喫茶の仲間だったのがきっかけで演劇に触れるようになり、演劇の世界に入ってからは、周辺には、岸田今日子、別役実、武満徹、谷川俊太郎、安部公房といったひとびとがいた。西荻窪から勝どきに引っ越すと、中野翠や南伸坊を見かけるようになったという。構成は岸川真。

◇ 読売ランド前・町田

 朝早くから外出。大和経由、小田急線に乗り、読売ランド前駅で降りる。この駅で降りるのは初めてだ。よみうりランドに近い住宅街に用があったのだが、駅名は読売ランド前でも、よみうりランドからはじつはかなり遠い。午後になってから読売ランド前駅まで戻り、駅前の箱根そばに入り、ミニ海老&かき揚げ丼セットを食べた。720円。

 町田に移動し、町田ターミナルプラザのドトールに入り、読書をしていく。図書館で借りている、三品輝起「すべての雑貨」を読み終えた。2023年刊、ちくま文庫。親本は2017年刊、夏葉社の本だから、期待して読んだのだが、どうもあんまりぴんとこない内容だった。この本が書かれたのち、コロナ禍を経過して、状況が変わったせいもあるだろうか。

 ミーナ町田のGUに寄り、買いものをしていく。GUのアプリをついにスマホに入れて、会員登録したのだが、500円引きクーポンもあり、このほうがぜんぜん得だ。なぜ今まで入れなかったかな。それから、ブックオフにも寄り、閉店時刻が迫っていたが、390円の単行本を1冊、雑誌を1冊、220円の文庫本を2冊、110円の文庫本を5冊買っていく。

◇ ラジオ・テレビ

 帰りの電車内は、タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いた。いろいろなハラスメントの話題になり、その流れのなかで、礼二が落語家でも弟子が師匠をパワハラで訴えたことがあったと言うと、剛はその一件を知らず、とても驚いていた。中川家自身は師弟関係は経験していないのだけれども。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」を観ると、寅子が法律事務所を辞めてしまっていた。めまぐるしい展開。今日の「徹子の部屋」は松平健がゲストの予定だったが、中尾彬追悼に差し替えになっていた。1985年放送、42歳のときに出演した回の映像から始まり、最後は2018年、75歳のときに夫婦で出演していた。

2024年5月1日水曜日

5月1日水曜日/お寺に問い合わせ

◇ テレビ・生活

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。眠りなおしたかったが、眠れなくなり、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は和太鼓を習う企画。90分の稽古で、さまになってしまうのがすごい。指導する和太鼓奏者たちが4人の習得の早さに本気でびっくりしていた。月曜に放送された「キョコロヒー」は、錦鯉まさのりさんの疑問を解決する企画「まさのりは知りたいよ」の第2弾。今回もまた、崎陽軒の山本さんが崎陽軒以外の疑問にもつきあうのが可笑しい。前回、会社員はいつ区役所に行ってるのかという疑問がヒコロヒーから出たが、崎陽軒の山本さんは横浜駅の行政サービスコーナーが便利だという。昼休みに利用できたというのだけど、そうか、崎陽軒だからあのすぐ近くに勤めてるのだね。

 今日の「徹子の部屋」は追っかけ再生で観てしまう。ゲストは黒田アーサー。中村メイコを芸能界の母と慕っていたというのは初めて知る話だった。はづきと結婚すればこの家族の一員になれると思ったことがあるそうだ。

 今日は朝から雨降り。思いのほか、肌寒い。映画を観に行きたかったが、家のことが片づかず、雨降りで外出するのも億劫になり、やめてしまう。音楽を聴きながら昼寝する。

 法要のことでお寺に問い合わせをしなければならなかったのだが、なにしろやり慣れないことだからなかなか手をつけられず、あとまわしにしていた。パソコンに向かい、お寺のホームページの問い合わせフォームから、2時間ぐらいかかって、ようやくメッセージを送信する。いや、実際に文面を作る時間は短かったのだけど、書き出すまでに馬鹿みたいに時間がかかった。マイナンバーカードを再発行したその交付通知書も届き、今日、区役所まで受け取りにいけたらと考えていたが、よく見ると予約制で、それもめんどうなのだが、来週水曜の16時半で予約する。一応、少しづつ片づいてはいるが、まったく牛の歩みだ。

 夜になってから、スーパーに買いものに行ってくる。依然、雨降り。寒い。1時間ぐらいで帰ってくる。眠気がひどく、早めに眠る。気疲れもあるか。深夜に起きあがり、朝までにブログの更新をもうひとつ。

2024年4月22日月曜日

4月22日月曜日/コメダからドトール

◇ 桜木町・みなとみらい

 雨降り。朝から外出。今日も桜木町に。横浜駅のホームが遅延のために大混雑していた。2本見送ってから乗る。仕事がすぐに終わり、ランドマークプラザのコメダ珈琲店に入り、モーニングセットを食べる。カフェオレに山食パン、いちごジャムとたまごペースト。600円。コメダに入ること自体がかなりひさしぶりだったが、コメダのジャムは塗られた状態で出されるんだったっけ。変な組み合わせにしてしまったかと思ったけど、意外とこの組み合わせも美味い。ラジオを聴きながら少し眠り、しばらく読書をしていく。

 クイーンズスクエアから地下に降り、マークイズのダイソーに寄りたかったのだが、その前に、地下のくまざわ書店も覗いていく。雨は止み、外に出ると、やや薄ら寒い。昼食にするにはたいして腹は減らず、今日は読書を決め込み、パシフィコ横浜ノースのドトールに入ることにする。コーヒーとジャーマンドックだけ食べておく。

◇ テレビ・雑誌

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選「梨園の輝くプリンス達」。寺島しのぶ・眞秀親子(2017年放送)、尾上菊之助・丑之助親子(2019年放送・2022年放送)、市川團十郎・新之助親子(1995年放送)、市川右團次・右近親子(2018年放送)の過去の出演回の映像が流れる。

 昨日の「ワイドナショー」には、s**t kings の shoji というひとが初登場。まったく知らないひと。そのほか、田村淳、石原良純、平井理央が出演。エンディングでは、能登を訪れた淳が被災地の復旧すらまだままならない状況を映した映像が流された。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の横山剣さんの連載では、ヤングジャパンの社員だった時代のことがまた語られていた。クールスRCがヤングジャパンに移籍したタイミングで、末端スタッフだった剣さんらも横滑りした、というのはアリスの回で語られていたが、そのヤングジャパン系列の事務所に所属していたという佐野元春との関わりは初めて知るものだ。

2024年4月11日木曜日

4月11日木曜日/うちの家の話

◇ 親類

 今日は昼前に叔父たちと横浜に集まる予定になっていたのだが、母が友だちと約束したらしく、母は母で、正午に横浜で待ち合わせをしたという。その友だちから叔父に連絡があったようで、昨日の夜遅くにそれを知らされたのだが、前日にそんなことを言われても困る。中止にできないかとも思っていたのだが、今朝になってみると、やはり、母は行く気になっているようなので、叔父たちとの待ち合わせよりも母を送り届けるほうを優先することにした。しかし、家を出るまでにまず時間を食う。パスモを入れてある小さいカバンが見つからず、財布はあるので、しかたがないからパスモはあきらめ、切符を買うことにする。なんとか出発したが、この時点でもう、待ち合わせの正午には間に合わない。駅のホームから、母に友だちに電話をしてもらった。待ち合わせ場所の高島屋前には約20分遅れで到着し、母の友だちと無事に合流させる。それから、叔父たちの待つ店に向かう。ベイクォーターにあるアロハテーブルという店にいるというので、西口から東口に移動した。店には、父の弟がふたりと母の弟がひとり。うちの父だけがとっくに死んでいて、代わりに息子が参加している。叔父たちとこうやって会うことも今まではあまりなく、初めて教わる話が多かった。どうやらうちは相模ゴムの創業者と親戚らしい。母方の祖父が岩崎小弥太の書生だったということも初めて知った。うちはいい家でもなんでもなく、子どものころは狭い家に住んでいたものだが、曾祖父の代にはどちらも立派な家だったようで、だんだんしぼんで現在に至るようだ。母の弟と父の下の弟が同い年で、中学の同級生にミッキー吉野がいたことは知っていたが、その当時からミッキー吉野が目立っていた話も初めて詳しく訊けた。

 母が友だちと別れるというときに電話があり、また高島屋まで迎えに行き、ベイクォーターに連れてきた。叔父たちと別れ、母を連れて帰宅したのは夕方になる。へとへとに疲れてしまい、横になってラジオを聴いた。少し経ってから、また改めて駅前まで買いものに行ってくる。

◇ テレビ・雑誌

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は吉田鋼太郎がゲスト。「トットてれび」では森繫久彌を演じていたが、徹子さんが「あのひと、きっと女好きそうだから森繫さんにあってんじゃない?」と推薦してくれたんだそうだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」に晴の輔さんの記事が載っていた。「笑点」の新メンバーになるまでには伏線があったといって、BS日テレの「笑点特大号」の大喜利に10回以上も出演しているというのがその根拠なのだが、談志が辞めて以降は「立川流の落語家が番組に出演する機会はついぞなかったという」という書きかたも厳密ではなく、どうもわかったようなわからないような記事だ。ほかのページには、水原一平に出版エージェントが接触しているのではという記事もあり、回顧録を書いて映像化でもされれば弁済金にあてられるというのだが、そんな話、それこそ水原一平のようなギャンブル好きにはたまらないだろう。

 「女性セブン」には「虎に翼」に関する記事があり、ドラマのなかの石田ゆり子はじつは老けメイクをしているのだと知り、これにはちょっと驚いたな。現在、54歳。年相応のいい雰囲気の女優になったと思っていたんだけど、本当はまだまだぜんぜん若いのかよ。

2024年4月2日火曜日

4月2日火曜日/眼がしゃきっとする

◇ 新橋

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、東北で大きな地震があったようだ。津波の心配はないようだが、震度5とは大きい。もう少し眠り、朝早くから都内に。やや肌寒く、服装が難しいが、Tシャツの上にジャンパーを着ていく。ひどい寝不足。新橋に用があり、まず、ニュー新橋ビルのスギ薬局に寄り、メガシャキと一本満足バーを買って食べた。メガシャキというのを初めて飲んでみたが、本当に眼がしゃきっとする。昼食は弁当。帰りは夜になる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。まずは今朝の「虎に翼」を。女中さんの役、知ってるような顔なんだけど誰だったかなと思いながら観ていたら、田中真弓だと思い出した。声はもちろんよく知っているが、本人の演技は初めて観る気がする。今日の「徹子の部屋」はバンドネオン奏者の三浦一馬がゲスト。「さんま御殿」は「友達すぐ作れる人 VS 作れない人」というテーマ。ヤーレンズ、はるかぜに告ぐが初登場、それぞれコンビが反対側の席に座った。そのほか、「作れる人」側には、ヒロミ、浜口京子、シソンヌ長谷川らが、「作れない人」側には、伊沢拓司、鈴木蘭々、竹内由恵、山之内すずらが座っていた。浜口京子がやたら面白い。ヤーレンズ楢原の話はどうも他人事に感じられない。

2024年3月26日火曜日

3月26日火曜日/保険証を待ちながら

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してくる。そのまま、1階の大掃除を始めてしまい、今日は保険証が届くかもしれないから1階にいたほうがいいと思い、ちゃんと着替えて、ぶっとおしで掃除をしていた。結局、保険証は午前中には届かず、早朝からずっと掃除をしていたら背中が痛くなってきた。限界になり、自分の部屋に戻って横になる。ラジオをつけ、「ビバリー昼ズ」の途中から「ナイツ ザ・ラジオショー」まで続けて聴いていた。今週はナイツは春休み、相席スタートケイさんと三四郎相田のコンビでしゃべっていた。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こちらのゲストはタブレット純。エンディングでは、昨日の「ラジオショー」を担当していた永野と高田先生が会話をしていた。

 保険証は15時過ぎにようやく到着した。いや、今日中に届いてくれてよかった。いつ届くのかわからず、いつでも玄関に出られる服装に朝からなっていたが、これでようやく普段の部屋着に着替えられる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は井上順がゲスト。先日出演した堺正章からビデオメッセージも届いた。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は松島トモ子がゲスト。ライオンに噛まれたことについて、徹子さんが「その取材はあなた、10年ぐらい断ってらしたんですって?」と訊くと、松島トモ子「ビートたけしさんとか、明石家さんまさんとか、ちょうどすごい人気のおありになった…。で、コントで、あたしの噛まれたこととかなんか、みんなやってらしたの。で、それはいいと思ったんです。あたしももし、あたしが他人だったら、面白がって、やったと思うからいいと思ったんだけど、自分ではあと1ミリ場所が違ってたら、死んでたか、全身麻痺になってたかっていう大変なことなんで、あたしにとっては笑いごとじゃなかった。みなさんは笑っていいんだけど。それで、ええと、インタビューっていうんですか、お断りしてました。」 徹子「でもあの、ある日、永さんが、永六輔さんが、イベントで松島さんを「ライオンのエサ」って紹介したんですって?」 松島「永さんが舞台にお出になって、あたしは幕のところにいたんですよ。「スペシャルゲストはライオンのエサ!」っておっしゃったから、「はあっ!?」 さすがのって言っちゃああれですけど、なんにもあまり驚かないあたしだけど、「どうしよう! どうやって出たらいいかしら?」と思ったら、お客さまがどぉーってウケたの。だから、よかったあと思って、出られたんですけど、あれ、しんとしたら出られないし、永さんはあたしに、もう自分のこと笑っちゃいなっていう…、いつまでもあたしがこだわっていたもんだから、そういうことは恥ずかしいと思ってたから、言ってくださったのかもしれない。よくとれば。」

 昨夜の「世界まる見え!テレビ特捜部」は3時間特番、明石家さんまがゲスト。この番組を観ること自体が何年ぶりになるだろうか。過去数年、さんまがゲストの回は録画はしてあるが、録画したまま、ずっと観そびれていた。しかし、たけし、さんま、所がそろう場面をあとどれだけ観られるだろうかという思いがいよいよ強くなってきたのだな。番組はクイズを中心に進む。たわいもない場面も多く、早送りをしながら観るが、番組最後に、たけし、さんま、所の楽屋トークのコーナーが20分ぐらいあった。今や、フジテレビの「27時間テレビ」でもこのようなシーンはあるかどうか。ここまで観たついでに、2年前の放送にも手をつける。同じく、さんまがゲストの3時間特番。3時間の特番を観るのはなかなかしんどいが、今年の放送を観て、どこを早送りすればいいかコツをつかんだ。2年前も同じようにクイズをやっている。ほかのゲストに、劇団ひとり、滝沢カレンがいるのも一緒だった。クイズを考えるやりとりのなかで、さんまから村上春樹の名が出る場面があり、意外性があるが、さんまのほかの発言と照らし合わせてみても、さんまはじつはけっこうな読書家なのではないだろうか。

 昨夜の「午前0時の森」は月曜日の最終回。劇団ひとりと村上信五が相撲をとるという企画だったが、これはまともに観てられない。月曜日は最後まであまり面白くない番組だった。

 今日は雨降り。夜になってから、雨のなかを近所のスーパーまで買いものに行ってきた。今日はテレビを観てばかりの一日。深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2024年3月19日火曜日

3月19日火曜日/寝っ転がったら快適

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。ゴミを出しに行ってから、もう少し眠りなおした。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」では、劇団ひとり考案の「ネオ卓球」が行われた。ボールの色によって得点が変わるというルール。今回は第3回のようだが、過去2回は観ていない。前回は、水谷隼が決勝で敗れるという番狂わせがあったようだ。予選には、パックン、鬼越トマホーク金ちゃん、ザ・マミィ酒井、バイク川崎バイクが参加し、バイク川崎バイクが決勝に進出した。たいして面白くはなかったが、最終回の1週前だからついついつきあってしまった。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は高畑淳子と渡辺えりがゲスト。今日の「徹子の部屋」は小柳ルミ子。

◇ 横浜・星川

 午後、ダイソーまで買いものに行き、いったん帰宅してからまたすぐに出なおす。横浜に出て、有隣堂を覗いてから、天理ビルの味奈登庵に入り、牛せいろそばを食べた。900円。そして、今日のミッション。金の問題を片づける。それから、ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊買う。地下のGUにも寄り、靴下とパンツを買っておくが、表示された価格よりも高くなり、この値段はアプリ会員の特典なのだと会計するときになって気がついた。アプリ会員になってしまったほうが得なのだろうが、しかし、今のスマホではもうアプリを増やしたくないんだよな。

 横浜から星川に移動し、イオン天王町に。フードコートのマクドナルドで、アイスコーヒーとわらびもちパイを食べた。しばらく読書をして、閉店間際にコーナンに飛び込み、ここでも買いものをしてから帰った。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観る。今回はアスリート特集。タレントがいない回で、さんまがひとりでトークを捌いている。このほうがうるさくなくていい。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・マキタスポーツ)を聴きながら、部屋の掃除をしようと思っていたが、コーナンで買ってきた新しいマットを敷き、寝っ転がったらとても快適で、もうなにもしたくなくなった。ようやくまともな就寝環境を得られた。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴き、そのまま眠る。

2024年3月8日金曜日

3月8日金曜日/たけしの喪失感

◇ テレビ・ラジオ

 昨夜は寒さでよく眠れず、何度も目が覚めた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」では、スズ子の父、柳葉敏郎が亡くなった。じつの母である中越典子と再会し、愛子ちゃんから見れば祖母なのだが、ここの年齢のバランスに奇妙だ。いっぽうでは木野花がいるだけに、木野花の役はいったい何歳なんだろう。

 なかなか観る時間が作れずにいた、先々週の金曜に放送された「徹子の部屋」の特番をようやく観る。テレビ朝日開局65周年記念番組。「徹子の部屋」は 49年目突入という特番だ。最初のゲストには芦田愛菜が登場する。この特番は公開収録なのか、観覧客の反応する声が入っている。画面にはごちゃごちゃと文字が入り、普段の「徹子の部屋」よりも視覚的にうるさい。2011年放送、6歳で初出演したときの映像が流れ、これはリアルタイムでも観た記憶があるが、6歳の愛菜ちゃんのかわいさに涙が出てくる。「徹子の部屋」には悠久のときが流れている。ふたり目のゲストはマツコ・デラックス。かつて、この番組の特番では大谷翔平とも共演していたのか。マツコと一緒に、名女優名場面集を観るコーナーもあり、池上季実子、いしだあゆみ、夏目雅子、大原麗子、加賀まりこ、松坂慶子、風吹ジュンの過去の出演回の映像が流れた。さらに、新たに発見されたという越路吹雪の映像も流れる。越路吹雪の遺品のなかから本人が録画していたものが見つかったというその映像は、1976年放送、越路吹雪は 52歳。「フラッシュクイズ」のコーナーでは、関根勤が越路吹雪のものまねをやってみせていた。3人目のゲストは藤井聡太。野間四賞の授賞式のスピーチで直接オファーをしたそうで、野間出版文化賞というのをよく知らなかったが、ホームページには「出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体の中から選びます。」と書いてある。去年の受賞者が、芦田愛菜、藤井聡太、黒柳徹子という3人だったんだ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。ラジオのニュースによると、今朝は雪が降っていたのか。積もるほどの雪だったようだが、ぜんぜん知らなかった。

 午後から都内に。もっと早く出るつもりでいたのに、ずいぶん遅くなってしまった。電車に乗る前にスレッズを見ていて、鳥山明の訃報にびっくりする。正午には公表されていたのか。急性硬膜下血腫。68歳ということだが、年齢のイメージもなにもないひとだった。同世代のマンガ家といえば誰になるのかも、ぱっと浮かばない。

◇ 渋谷

 渋谷に出て、まずは遅めの昼食。新南口の富士そばに入り、カツ丼を食べた。580円。帰りは夜遅くなる。帰りの電車内で、タイムフリーで、先週金曜の「伊集院光のタネ」を聴いた。パートナーはつぶやきシロー。テーマはファミコン。

◇ テレビ・雑誌

 深夜に帰宅し、録画していた「日本アカデミー賞授賞式」を観る。結果を知らずに観たかったから、SNSも開かずに帰ってきた。ナビゲーターは今年も若林正恭と水卜麻美。会場の司会は羽鳥慎一と岸井ゆきのが務める。助演男優賞が並ぶ場面では、司会をしながら呼吸ができなくなってしまう岸井ゆきのを大泉洋がフォローしていた。加瀬亮が「首」からはただひとりノミネートされていたが、撮影現場の様子を少しだけでもここで聴けるのが嬉しい。最優秀助演男優賞は「月」の磯村勇斗。最優秀助演女優賞には「ゴジラ-1.0」の安藤サクラが選ばれた。安藤サクラは昨年の受賞者でもあり、自身がプレゼンターとなり、自分の名を発表した。最優秀主演男優賞は「PERFECT DAYS」の役所広司。優秀監督賞はそれぞれのインタビューもなく、最優秀賞があっさりと発表され、出席していないヴィム・ヴェンダースが受賞し、役所広司が代理でスピーチした。主演女優賞では、安藤サクラと浜辺美波は助演賞とのダブル受賞になった。浜辺美波はゴジラと仮面ライダーで受賞なのだね。最優秀主演女優賞には「怪物」の安藤サクラが選ばれ、最優秀助演女優賞とダブルで受賞する快挙となった。その他、各賞はダイジェストで紹介される。会長功労賞の受賞者のひとり、小林旭が出席し、スピーチもしていたのにはちょっとぞくぞくさせられる。小林旭は今の受賞者たちをどう見ていただろう。最後に最優秀作品賞が発表、「ゴジラ-1.0」が選ばれた。

 深夜にSNSを開き、今度はTARAKOの訃報を知った。63歳。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のやくみつるの連載では、4コママンガの1本は高橋春男を、もう1本はエスパー伊東と南部虎弾をネタにして追悼していた。たけしの連載は、まずは大谷翔平の結婚について語る。「今回の報道でガックリきた人は多い気がするぜっての。実はかくいうオイラも今回のニュースを聞いて結構ショックを受けたんだよ(笑)。これまで毎朝のように大谷の試合を見てきたからかな。アイドルの追っかけじゃないけど、誰か特定の人を選んだんだと思うと、どうも〝喪失感〟があってさ。」なんと、たけしが大谷の結婚に喪失感を感じているとは驚いた。大谷について語ったあとには、「ブラタモリ」が終了するタモリに対する感慨を語っている。「まァ、気持ちはちょっとわかるよ。オイラも最近はヘロヘロだからね。タモリはオイラよりも年上だから、なおのことそうなんじゃねェかな。」「ただ、オイラとタモリは芸人としての成り立ちというか、世に出てくるまでの流れがまるで違う。(略)目の前の客にウケなくて辛い思いをしたことはないんじゃない? そう考えると、オイラのほうが随分と泥臭い経験をさせられたもんだよ(笑)。ただ、泥臭い思いをしてやっと世に出たという自負はあったし、芸人というより文化人に近いポジションだったタモリに対して、お笑いでは負けていないという気持ちがあった。もう随分と昔のことだけどね。」

2024年3月1日金曜日

3月1日金曜日/ホイコーローと映画館

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に大きめの地震があり、目が覚めてしまい、ラジオをつけると、生島ヒロシの番組のゲストが桂宮治だった。ラジオを聴きながらブログの更新をしようとするが、調子が出ない。更新はあきらめ、Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。2月8日放送はブッチャーブラザーズがゲスト。パートナーはヒコロヒー。大竹まこととは古くから知る間柄で、さすがに面白く、これは聴き逃してはならなかった。人力舎時代の話などは特に興味深く聴いた。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」では「買物ブギー」がとうとう披露された。ステージのシーンがやっぱり楽しく、これがこのドラマかぎりのもので終わるのはもったいない。「週刊ポスト」の対談で近藤芳正が言っていたが、「ブギウギ」はぜひ舞台化してもらいたいな。舞台女優としての趣里の素晴らしさがこのドラマを支えている。

 「紙とさまぁ~ず」の小泉今日子がゲストの回は、前編が火曜の深夜、後編が木曜の深夜という変則的な放送がされていた。テレビ表をきちんとチェックしていないと、録画をしそこねてしまう番組だ。バラエティはくだらないから出ないと発言しながら、この番組のオファーは受けるのがさすがの選球眼だが、「モノマネを録音してください」という問いには「いやです♡」、「お気に入りの部屋着を写真に撮ってください」にも「いやです♡♡」、「言われてうれしい褒め言葉を録音してください」にも「いやです♡♡♡」と、お願いものには拒絶3連発をしてみせた。しかし、「お気に入りのTシャツベスト3を見せて頂けませんか?」というお願いには答えてくれた。キョンキョンが松田聖子のTシャツをメルカリで買って着ているとはすごいな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に、岸田総理が頼りにしている松本総務大臣と浜田国対委員長を「政界のダウンタウン」と呼ぶ小さい記事が載っていた。

◇ 伊勢佐木町

 ラジオを聴きながら少し眠りなおし、午後から外出。3月になり、春らしく暖かい。しかし、予報では明日はまた寒くなるようだ。機動力を上げるために、今日から定期券を購入する。日ノ出町に出て、イセザキモールに。カードローンの返済をしようとすると、そのカードが見つからない。昨年末に盗まれた財布のなかに入っていたのだろうか。今まで、確認しようともしていなかった。どうしたらいいんだと焦るが、しかし、カードなしでも返済はできたはずだと店舗に向かう。名前、生年月日、電話番号、暗証番号を入力する必要があり、登録したのが昔すぎて不安になりながら、携帯電話の番号を入力したらだめで、自宅の固定電話の番号を入れたら無事に返済できた。ひやひやした。カードなしで返済できるなら、もう再発行する必要はないか。

 イセザキモールを黄金町方面に歩き、黄金という店に初めて入ってみる。日替わりメニューのホイコーロー定食を食べた。680円。満腹になる。

◇ 映画

 シネマジャック&ベティにて、ウディ・アレンの「サン・セバスチャンへ、ようこそ」をようやく観た。15時40分の回。しかし、映画の直前に満腹になるまで食べたのは失敗で、眠くなってしまい、朦朧としている時間がけっこうあった。それにしても、主人公に魅力がなく、ほかの出演者たちも地味に感じてしまったな。もしかすると、スキャンダルの影響で、俳優のランクがちょっと落ちているのではないだろうか。とはいうものの、惹かれる場面、セリフは多々あった。これはまたいつか観なおす。


 イセザキモールを戻ると、雲雀洞が開いてるのを向かうときには確認していたのだが、戻るときにはもう閉めていた。早仕舞いしてばかりいる店だ。ブックオフにだけ寄り、110円の文庫本、220円の文庫本を1冊ずつ買っていく。ラジオを聴きながら、横浜駅まで歩いていると、小雨になった。平沼のブックオフにも寄り、110円文庫本を1冊だけ買う。

 横浜から星川に移動し、イオン天王町、フードコートのマクドナルドにて、アイスコーヒーと、マックチキンという新商品を食べた。計300円ちょうど。30分だけ読書して、21時閉店ぎりぎりのコーナンに飛び込み、プチプチを買って帰る。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。「NHKニュース7」は能登半島地震から1ヶ月、1時間の拡大版を放送していた。

 今日の「徹子の部屋」は吉川晃司がゲスト。外傷性白内障の手術を受けたことをこの番組で初告白した。コロナ禍には狭心症の手術も受けていたのだ。1985年放送、19歳のときに出演した回の映像が流され、手の大きさを比べるために手のひらを徹子さんと合わせていた。39年後にそれをもう一度やってみせる。

2024年2月28日水曜日

2月28日水曜日/表面だけを食う爺さん

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めるが、ラジオを聴きながらもう少し眠りなおす。昨夜からトイレに不具合があり、それをなんとかしなければならなくなり、今日は予定どおりに動けそうにない。映画を観に行くつもりだったが、明後日に延期する。ほかの予定もキャンセルになり、どうも悪いスパイラルに入っている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は、村山興業の社長、村山トミの葬儀があり、そして、「買物ブギー」がついに出てきた。稽古を始めるスズ子だが、そこに近藤芳正がマネージャーを辞めさせてもらうと申し出にやってきた。最後に、代わりの新マネージャーを連れてきたところで、新マネージャーが誰なのかはわからずに終わった。

 昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、新しい学校のリーダーズが出演した先日の「徹子の部屋」の舞台裏が放送された。「徹子の部屋」の裏側を覗き見ること自体が珍しく、楽屋なども映され、とても面白かった。

 今日の「徹子の部屋」は林家正蔵がゲスト。父・三平が、1979年、53歳のときに出演した回の映像が流され、脳出血から復帰後の出演だったが、入院する前の晩に遺言状を書いたという話をしていた。徹子さんにどんなことを書いたのかと訊かれ、三平「家内にはこういうことをやってくれ。それから、長男は、お前は父のあとを継いで、ね、えー、落語協会を守ってくれって。」と言った、この部分に正蔵も反応する。正蔵の過去の映像も、こぶ平の時代、1989年、26歳のときに出演した回の映像が流される。どういう落語をやってるのかと徹子さんに訊かれると、こぶ平「ええっと、一応、まだ、年若いもんで、古典も修行しながら、いずれはやっぱり、新作、それから、漫談みたいなうちの父の小咄をつなげていくみたいな、時事漫談みたいなことをやっていきたいなと思います。」と答えていた。番組後半は趣味のミュージカル鑑賞の話をする。ストレートプレイばかりを観ていると落語の勉強になってしまうからくたびれるというわけか。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、昨日の東貴博とは逆に、昇太師匠は大学に復学するのだという。12時台ゲストは杉田雷麟という知らない若手俳優だった。

◇ 二俣川

 午後から外出。今日はだいぶ暖かい。ダイソーで買いものして、いったん帰宅してから改めて外出。二俣川まで歩く。ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を返却する。そのついでに、隣りのくまざわ書店も覗いていく。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、遅めの昼食。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスのスモール、ドリンクバーと合わせて、850円。隣りの席には禿げ散らかした爺さんが座り、テーブルに置いてある紙ナプキンで鼻をかみ、くしゃくしゃのその紙をテーブルの上に散らかしている。そんなものを店員に片づけさせてはまずいだろう。汚えジジイだと思っていると、料理の食いかたもどうも奇妙だ。ワインを飲みながら、ミラノ風ドリアの表面だけを削るように食べていた。こっちは読書をしていたのに、爺さんの食いかたを気にしていたら、読書に集中できなくなった。表面だけを食うと、その爺さんは帰っていった。

 そのあとに、ドン・キホーテのトイレに入ると、トイレットペーパーのホルダーが正面と横に、なぜかふたつ設置してあるんだな。それぞれに補充のトイレットペーパーも入れてあり、補充過剰ではないか。出たあとに隣りの個室も覗いてみると、隣りもやっぱりホルダーがふたつある。はっきりと意図があってこういう設計にしているということなのか。不思議だ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた「アンタウォッチマン!」を3週分まとめて観た。2月13日放送は新企画「正直、私をどう評価してますか?」。ゲストは紅しょうが。紅しょうがが指名した3組にインタビューし、紅しょうがの評価を訊くという企画。その3組とは、野田クリスタル、かまいたち、黒沢かずこ。野田クリスタルは「THE W」の審査では二度とも紅しょうがには投票していなかったのだ。黒沢かずこがぽろっと「時代に合ってないのかな」とこぼしたのが可笑しい。先週2月20日放送は、これも新企画「辞めかけた私を止めた恩人」。ゲストはヤーレンズ。てっきり、今週はヤーレンズの特集だと思っていたのだが、しかし、ヤーレンズはやっぱり長くは扱われる。ヤーレンズは、ライブシーンではひとつ下の世代の真空ジェシカが「M-1」の決勝に進出したときに辞めようかと思ったという。そのときに辞めさせなかった恩人は錦鯉だというのだが、しかし、辞めさせなかったのは同時期にライブに出ていた仲間たちみんなのようなものだ。2022年の「M-1」では準決勝で敗退し、そのときのヤーレンズについて、令和ロマンが証言する。くるまは自画自賛と言いつつ、令和ロマンとヤーレンズは「上手さ」しか取り柄がなかったと語る。もう1本、昨夜の放送は「正直、私をどう評価してますか?」の2回目。アンガールズが、堀内健、ノンスタイル石田、ハナコからの評価を訊く。石田はアンガールズ田中を「負けツッコミの先駆者」と評価していた。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおした。オープニングでは、前日に出演した吉本のライブの話をしていた。後楽園に新しくできたIMMシアターで行われた「東西南北漫才中」というライブのシークレットゲストが爆笑問題。ほかの出演者は、中川家、華丸大吉、タカアンドトシ。それぞれ、西、南、北の代表というわけで、東の代表として爆笑問題が出演した。その楽屋や打ち上げの話をたっぷりとする。

 聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」も聴いた。12時台ゲストは林家二楽。二楽の息子も紙切り芸人になってるとは知らなかったな。亡くなった正楽師匠のことには、SNSでも今まで触れず、正楽師匠について語るのはこの番組が初めてだったようだ。二楽が生まれる前年に父(二代目正楽)に入門しているという関係。二楽は記憶にないが、兄の小南によると、三代目の正楽が稽古にくるというと、がたがたふるえて押し入れに入って出てこなかったのだという。正楽師匠の思い出ベスト3が発表され、3位は、好きな歌手は誰かと訊いたら「浅野ゆう子。あの太ももがたまんない。セクシーバスストップ。」と答えたこと。2位は、父に弟子入りしたとき。1位は、二楽の結婚式で仲人をしてくれたこと。ラジオだが、リスナーからお題をとり、紙切りも披露。最後には息子の八楽も登場した。

2024年2月27日火曜日

2月27日火曜日/藤沢・脳がもうだめだ

◇ 藤沢

 ろくに眠る時間もなく、朝から外出。大和経由、小田急線に乗り、藤沢まで。想定していた予定と違ってしまって、藤沢から湘南台に移動するつもりで予定を考えていたのだが、藤沢で昼を迎えることになった。まず、昼食にしようと、南口をぶらぶらしてみるが、小田急湘南GATEのフードエリアを覗いてみても、どうも料金が高めに設定されている。江ノ電に乗る観光客相手の商売だろうかな。地元のひとが行くような店がいいと思い、フジサワ名店ビルを覗く。隣りのダイヤモンドビルの地下によさそうな中華屋があったが、地下に降りてみると行列ができていた。よさそうな店だという勘は当たっていたのだが、並びたくはない。その隣りにはザ・プライムというビルがあり、1階の「いろは丸」という居酒屋に入り、ランチメニューの日替わり定食を食べた。850円。とんかつ、海老フライ、アジフライが盛られている。この値段でこのボリュームは良心的。冷奴に海苔の佃煮が乗せてあるのも美味かった。店内に写真が貼ってあったが、どうやら天王町に支店があり、テレビで紹介されたようだ。

 ベローチェを見つけ、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き始めたらぐったりと眠ってしまった。ひどい寝不足。おまけに、ついさっきまで、朝からなにも食べていなかったものだから、今日は言葉が出てこない瞬間がやたらと多く、脳がもうだめなのではと危機感を感じた。ベローチェでは眠るだけの時間になり、そのあとは北口に移動し、ブックオフに寄る。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買う。

 銀行に寄らなければならない用があったのだが、想定していた予定と違ってしまったため、どうも無駄な行動をしてしまった気がする。湘南台に移動し、用は無事に済ませる。手数料が惜しいから、18時までに間に合わせたかったのだが、電車賃が余計にかかってしまったんじゃないかな。湘南台からは相鉄線に乗り換え、今度は鶴ヶ峰に移動する。図書館にも寄るつもりでいたが、これはあきらめた。ワットマンで録画用のDVDを買わなければと思っていて、これは無事に購入する。ブックオフでももちろん買いものをするが、まるでいい本が見つからず、220円の文庫本を1冊だけ買っていく。ところが、いざ会計をしようとすると、ブックオフのアプリがどういうわけか開かない。何度かくり返してもだめで、データを消去してみたらどうかと試してみたら、アプリは開くようになったが、うっかりしたことに、クーポンがすべて消えてしまった。そこまでは気がつかなかった。100円引きで買えたところを、普通の値段で買うのは悔しいが、なにも買わなければこの時間が無駄になってしまうと思い、220円を払った。なにが得になり、なにを損しているのか、今日は損得勘定が複雑になった。すっきりしない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観ると、今週は「買物ブギー」が生まれそうという週なのだが、タナケンは足の怪我、小雪の社長は亡くなってしまう。今日の「徹子の部屋」はサーカスがゲスト。メンバーの入れ替わり、家族関係がよくわからず、この機に初めてウィキペディアで確認した。初期メンバーの姉と弟に加え、弟の娘、そして、唯一の他人のメンバーの男性がじつは最年少なんだ。スタジオでは「Mr.サマータイム」と「アメリカン・フィーリング」を披露した。最後には、徹子さんと一緒に「男と女」を歌い、そのまま、番組のテーマ曲も歌いながらエンディングを迎えた。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博が駒沢大学を中退したというネットニュースを目にしていたが、どういうことかというと、じつは単位はすでに充分に取得していて、あと1年、無駄に学費を払うことになるから、そのお金を能登半島地震のために寄付したという。この考えかたにはちょっと驚いたな。

 ダビングのセットをする必要があるため、起きていなければならなかったが、眠気で朦朧とする。ラジオを聴きながら少し眠ってしまい、深夜に目覚め、ダビングの確認をした。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴きながら眠る。

ブログ アーカイブ

4月18日月曜日/それぞれの戦争

◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...