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2023年1月20日金曜日

1月20日金曜日/メルカリを見張る

◇ 新宿

 早朝に目覚めるわりには、なかなか起きあがれない。今日も朝から都内に。電車内で、メルカリを覗いてみるとコメントがあり、まとめ買いの値下げ交渉だったのだが、間が悪いことにサーバが混み合っているようで、商品の編集の画面に入れない。しつこくアクセスするがまるでだめ。こんなことは初めてだ。改めてご連絡しますと返信だけはできたが、とはいえ、アクセスできないあいだに別のひとに買われるようなことがあると厄介だから、時間を置くのも心配だ。読書をしたかったのに、メルカリを見張っているだけで時間がつぶれてしまった。

 昼食は西新宿、さすらい屋という店に入り、とり丼を食べた。500円。ベローチェに入り、ひと休み。そういえば、江戸まちたいとう芸楽祭の「たけし杯」のチケットが今日正午から発売だったのに、すっかり忘れていて、それだけでも失敗なのだが、カンフェティのサイトを覗いてみると、IDがわからず、ログインができなかった。てっきり、スマホには保存されていると思っていた。問い合わせをして、その返事がくるまで時間がかかり、それから確認したらもう売り切れていた。売り切れるとも思っていなかったから、これも計算違いだ。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いてみると、オープニングのあとに「たけし杯」の告知をしていた。売り切れたのはそのせいか。「金曜たまむすび」も聴いてみると、玉さんは東洋館でしゃべっていた話をそのままこちらでもしゃべっていた。ツイッターを覗くと、コウテイが解散とのニュース。芥川賞と直木賞の発表も今になって知り、昨日のニュースなのに、不思議と今まで視界に入っていなかった。



 ベローチェでのんびりしたあとはブックオフに。110円の文庫本を2冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊買っていく。代々木のブックオフにも寄り、こちらでは、110円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。代々木から山手線に乗り、渋谷駅に。渋谷の山手線のホームは内回りと外回りのホームがひとつになったのか。工事してから初めて利用した。渋谷からは東横線の各停に乗り、読書をしながらのんびり帰ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は田中律子がゲスト。昨夜の「トンツカタン森本とフワちゃんの Thursday Night Show」では、渋谷の TOKYO COMEDY BAR を訪れ、森本とフワちゃんがスタンダップコメディに挑戦した。この番組、やっぱり面白いんだよな。

 タイムフリーで、ラジオ番組もあれこれと。今日の「ビバリー昼ズ」はベローチェでオープニングだけ聴き、帰ってきてから続きを聴いた。12時台はレッツゴーよしまさがゲスト。古い芸能をやたらとよく知っているレッツゴーよしまさだが、ほかの番組では聞き手のほうがなかなかそれについていけないが、ここでは高田先生に大ハマリだ。どの番組よりもたくさん、ものまねのレパートリーが披露された。松本明子のB面の曲まで知っているのが可笑しい。ここでもやはり、タブレット純と共通するものを松村がしきりに感じとっていた。

 今日の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いたら、ヒコロヒーの「夢」のカバーがオンエアされていた。ブルーハーツのカバーアルバムが配信されていることは知ってはいたのだけど、「クイズ☆正解は一年後」は一応録画してあって、それを観るまでは聴けないと思っていたのだが、この番組で先に聴くことになってしまった。

2020年12月20日日曜日

12月20日日曜日/「M-1グランプリ2020」

◇ 小松政夫ととんねるず

 午前中、小松政夫ととんねるずの共演動画はないかと YouTube を探していたら、最近アップされたらしい「みなさんのおかげです」の動画を2本見つけた。それぞれ、「ホーム・アローン2」と「嵐を呼ぶ男」のパロディ。後者の動画には、奇しくも最近亡くなった宅八郎が出演する「ノリユキ」のコントも収録されていた。どちらの動画もリアルタイムで観た記憶がなく、今の眼で観ればどちらもとても面白いのだが、もしかしたら、番組の勢いはもう落ちていた時期だったのかもしれない。(「ホーム・アローン2」の公開時期から、前者は1992年放送と特定できる。)どちらのコントでも小松政夫に持ちネタをやらせまくっているのだが、芝居の役から自由に出入りしてギャグをやってみせるその切り換えがコメディアンの見事さだ。タモリとのコンビのネタとしておなじみの「製材所」を、憲武とのコンビでやっている場面もある。そこでは、憲武はきちんと二枚重ねのしゃもじを使って突っ込んでいる。


◇ 吉住

 「M-1」の敗者復活戦が始まる前に、今朝放送の「サンジャポ」と「ワイドナショー」をぱぱっと観てしまう。この両番組はどちらも毎週録画している。「ワイドナショー」には「THE W」で優勝した吉住が出演し、「THE W」でやった2本のコントとはまた別のコントを披露した。正直に言って、吉住を今まではそれほど面白いと思ってはいなかったが、「THE W」からは不思議とすべて面白い。コントにいちいち感情を刺激される。

◇ M-1グランプリ

 今日は外出する予定はなにもなし。「M-1」を観るために予定を入れないようにするなんてことは今までやったことがないのだが、今年はたまたま予定を入れずに済んでしまった。予定があるときは帰宅するまでツイッターを見ることもできない。情報をシャットアウトしたまま、深夜に録画で観るというのがお決まりだったが、近年、敗者復活戦も昼間に生放送されるようになってからは特に、「M-1」を観るのはいよいよ大仕事である。 

 まずは、昼間に放送の敗者復活戦。放送時間、2時間半。少しでも時間を有効に使おうと、オンタイムではなく、追っかけ再生で観る。決勝まで間をおかず、連続で観るほうがいいと思ってそうしたのだが、決勝の放送時間に食い込んだら、公式サイトの投票は締め切られてしまった。例年、深夜に録画で観るということになるとそれはできず、今年はそれが初めてできると思ったが、締め切り時間があることをわかっていなかった。初心者だからしかたがない。番組で推奨するように、スマホで公式サイトの画面を開き、点数をつけながら観るということも初めてやってみたのだが、これも途中までしかできなかった。しかし、せっかくだから、残りも手帳に点数を記していく。

 出場者は15組。本当は16組だったが、祇園というコンビがコロナのために欠場。あれっと思ったが、ラランドも出ていない。準決勝はワイルドカード枠だったから、敗者復活戦の出場権はもともとないのか。

 以下、出演順に、金属バット、タイムキーパー、コウテイ、カベポスター、インディアンス、からし蓮根、ぺこぱ、ランジャタイ、滝音、キュウ、学天即、ゆにばーす、ダイタク、ロングコートダディ、ニッポンの社長。

 今年は準決勝も観たので、手の内はすでにわかっている15組である。自分のつけた点数では、コウテイ、ランジャタイ、キュウがベスト3になったが、ちょっと贔屓が過ぎるかもしれない。しかし、ネタ以外のコメント部分でも、ランジャタイ、キュウは目立っていて、この2組が本質的に面白いことには確信をもった。コウテイは別に贔屓ということもないのだが、圧倒的に異質である。この3組はどれも異質で、敗者復活ということを考えると、決勝に這いあがって引っ掻きまわしてくれそうなのはこの3組ではないか。純粋に、漫才の力量ということになるとまた違う点数になるかもしれない。準決勝を観たことで、いつになく、「M-1」のストーリーに飲み込まれてしまっている自分を自覚する。

 ちょっとひと息ついてから、続けて決勝を、これも追っかけ再生で観る。放送時間、3時間半超。敗者復活と合わせると、6時間におよぶ。決戦が始まるまで、たっぷりと時間をかけて盛りあげていくのは毎度のことで、用意周到にストーリーを敷いていく。「M-1」とほかの賞レースとを隔てるこのぴんとした空気はなんだろうかといつも考えているが、お笑いマニアには話題にされないが、あの場に上戸彩がいることもかなり大事なのではないか。ほかの賞レースでは役者が落ちるというやつだ。審査員の顔ぶれは3年連続で変わらず、この顔ぶれも緊張感を作っている原因と考えているが、上沼恵美子とオール巨人に辞められてしまったら、その緊張感は一気に台なしになる可能性があるだろう。松本人志よりも格上のひとがいなくなると、「キングオブコント」と変わらなくなってしまう。

 決勝の順番は今年も「笑神籤」で、そのつど決まっていく。トップはいきなり、敗者復活枠が出た。今年はステージ上の密を避けるため、発表前に上位3組までが明らかにされた。その3組とは、インディアンス、ぺこぱ、ゆにばーすで、結局、知名度のあるコンビが残ったという感じになり、視聴者投票というシステムには失望する。結果は、インディアンスが復活となった。

 出演順に、インディアンス、東京ホテイソン、ニューヨーク、見取り図、おいでやすこが、マヂカルラブリー、オズワルド、アキナ、錦鯉、ウエストランド。

 笑神籤が引かれるたびに、いい順番だなと思いながら観ていたが、結果は期待したようにはならなかった。期待というのは、非吉本の関東勢の活躍である。準決勝の出来では、錦鯉、ニューヨーク、おいでやすこがが個人的なベスト3と思っていたが、特に期待していたのは錦鯉で、決勝の審査員たちは錦鯉なんて大好きに決まってるだろうから、優勝はぜんぜんありえると思っていた。ところが、同じネタでも、ちょっとしたボタンのかけ違いでウケが変わってしまうから恐ろしい。錦鯉は爆発せず。続く、ウエストランドにもとても期待していたが、錦鯉もウエストランドもどうやらかなり緊張していた。総じて、吉本勢の安定感を感じたが、非吉本勢は今年はどのくらい舞台に立てていたのだろうか。東京ホテイソンもかなり緊張していたようだが、ホテイソンは緊張がいいほうに働いているように見えた。会心の出来、と思ったが、点数は驚くほど低い。オール巨人に難しいネタだと言われていたが、たしかに、準決勝を観たときにはこのネタで勝ち残るとは思わなかった。東京ホテイソンなら回文のネタだろうと思ったが、回文のネタだったら決勝には残れなかったのかもしれない。しかし、多くは準決勝と同じネタを披露したが、そうしなければいけないというルールはない。マヂカルラブリーは違うネタをもってきて、準決勝でウケたネタは最終決戦に温存したかたちになる。東京ホテイソンも先に回文のネタをもってきていたらどうなっていたか。

 もうひとつ気になったのは、やはり低得点だったアキナである。見取り図もそうだったのだが、ネタのなかに、お笑いで成功者になるイメージが含まれている。お笑いで売れること、お笑いでモテることそのものをストレートに題材にできるのは、いかにも大阪吉本的な文化に感じられて、関東で生まれ育った自分にはどうもなじめない。自分のような人間は、ウエストランドの「お笑い=復讐」のほうに心安らぐ。そして、今大会では錦鯉の年齢が話題にもなったが、渡辺隆のほうは42歳で、アキナとたいして年齢差があるわけではない。アキナの山名は40歳である。おいでやす小田は42歳、こがけんは41歳であることも思えば、アキナが未だに若者みたいな題材のネタをしているほうが異常に感じられる。

 ウエストランドのネタは去年の「誰も傷つけない笑い」に対するアンチテーゼでもあり、そこも好ましかった。ニューヨークにもその姿勢は感じた。去年、「誰も傷つけない笑い」に飛びついていた連中はなにを思っているのか知らないが、お笑いみたいなものは、反動、反発のくり返しであり、傾向が見つけられたそばからくつがえされていくというのが歴史である。準決勝では、ぺこぱ自身もその反発を表していたセリフがあったが、敗者復活ではそのセリフはなくなっていた。

 最終決戦に残ったのは、見取り図、おいでやすこが、マヂカルラブリーの3組。最終審査は、3票、2票、2票と、見事に割れ、まさに、誰が優勝してもおかしくないという結果になった。個人的には、おいでやすこがの優勝のほうが好ましいとは思ったが、それもストーリーに飲み込まれているからそう思ったのである。マヂカルラブリーにしても、共有されるストーリーがあり、ストーリーを制したというところだ。

2020年12月2日水曜日

12月2日水曜日/「M-1」準決勝

◇ ブックオフ

 正午前に外出。夜に南大沢まで「M-1」のライブビューイングを観に行くため、めったに行かない土地に行くときはいつもそうするのだが、寄り道できるブックオフはないだろうかと事前に調べておいた。大和経由、小田急線。町田までは別の機会もあるだろうから、狙いは町田よりも先だ。まずは新百合ヶ丘店に。まあ、新百合ヶ丘に寄る機会はまだあるほうだが、今日は偶然にも注文のひとつが新百合ヶ丘からだった。ついでに直接お届けも済ませてしまう。

 新百合ヶ丘から多摩線になると、いよいよ未知のエリアだ。多摩永山店というのがあるが、グーグルマップで検索すると、駅からかなり離れている。あとに予定がなければいいが、ライブビューイングの前に疲れたくもない。今日は駅から近いところだけにしておこうか。それ以外の古本屋も探してみると、ブックスーパーいとうの本店に惹かれるが、ここもやっぱりかなり歩くことになる。永山に佐伯書店という古本屋も見つけた。永山で京王線に乗り換えればついでに寄れると思い、行ってみたが、ここでは買うものはなかった。

 京王永山から京王堀之内に移動し、ブックオフ八王子堀之内店に。結局、2店しかまわることができなかった。八王子堀之内店は新百合ヶ丘店よりもはるかに大きい店だったが、いい買いものができたのは新百合ヶ丘のほうだった。店の大きさといい本があるかはけして釣り合わない。

◇ 準決勝

 小雨が降るなか、多摩ニュータウン通りを南大沢まで歩いた。17時頃にはもう着いてしまい、fab南大沢というショッピングビルの3階にサンマルクカフェを見つけ、上映時刻までそこで時間をつないでいた。

 TOHOシネマズも同じ建物のなかにある。上映開始は19時。都内近郊は完売の劇場も多いなか、なぜか南大沢は売れ残っていて、空席だらけの客席にゆったりと座れた。ぶっちゃあさんのツイートで気がついたが、この時間には準決勝はじつはもう終わっている。ライブビューイングと謳っているが、本当はディレイビューイングなのだ。上映が始まり、スクリーンには司会のはりけ~んずが登場する。

 準決勝進出は26組。出演順に、ラランド、タイムキーパー、金属バット、ウエストランド、ニッポンの社長、ランジャタイ、MC、祇園、マヂカルラブリー、からし蓮根、カベポスター、ゆにばーす、キュウ、アキナ、MC、おいでやすこが、オズワルド、ロングコートダディ、インディアンス、東京ホテイソン、コウテイ、MC、学天即、ダイタク、見取り図、ぺこぱ、滝音、ニューヨーク、錦鯉。

 トップのラランドが大スクリーンに映されると、顔が緊張している様子がよくわかる。そのことだけでも映画館で観る意味はあると思った。

 準決勝の上映終了後は、映画館では、そのまま21時半から決勝進出者発表の生中継になる。なるほど、ここからはたしかにライブビューイングだ。全組終了後、発表までの短い時間に決勝進出者9組を予想し、ツイッターのフリートに投稿しておいた。自分の予想は、ウエストランド、からし蓮根、キュウ、おいでやすこが、オズワルド、コウテイ、滝音、ニューヨーク、錦鯉。

 結果は9組中5組が当たり。吉本勢がいつもわからなくて、3組が外れていた。吉本6組、非吉本3組という数は不思議と合っている。いちばん大好きなランジャタイは今回のネタはちょっと弱いかなと思ったけど、キュウは残ってもいい出来だと思った。やっぱり難しいかなと思ったのは東京ホテイソンで、しかし、ホテイソンは残った。予想は外れても、これは嬉しい。

 それぞれのネタにはどこまで触れていいのか、決勝や敗者復活戦ではおそらくこの準決勝と同じネタをやるので、ネタバレ禁止がアナウンスされていた。文句なしの爆笑だと思ったのはニューヨークと錦鯉。そんな2組がラスト2組だった。最初に大きくウケたと思ったのはウエストランド。おいでやすこが、オズワルドと続いたところも笑いが大きくなった。特に、おいでやす小田には空気が味方している。ベテランの苦労人が残るのは喜ばしいことなのだが、しかし、フレッシュなコンビが皆無な顔ぶれともなった。コウテイは残すのではと思っていたが。戦略もなにもない審査なのだという結果に感じられた。


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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...