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2023年7月1日土曜日

7月1日土曜日/北鎌倉の松村邦洋

◇ 北鎌倉

 早朝に目覚め、ラジオをつける。「木梨の会」を途中から聴いていたら、誰がしゃべっているのかすぐにはわからなかったが、どうやら、伊藤蘭と安田成美だ。早朝から豪華な番組。番組最後には所ジョージに電話をかけた。ラジオを消して、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか観て、それからまた、ラジオを聴きながらブログの更新をもうひとつ。






 正午前から外出。雨降り。横須賀線に乗り、北鎌倉まで。北鎌倉を訪れるときはいつも理由はただひとつ、円覚寺にて開催される北鎌倉お坊さんアカデミーの会を観るため。この会は2ヶ月に一度くらいのペースで開催されているのか、連続して訪れていた時期もあったけど、ここのところは年に一度しか訪れていない。円覚寺の入り口で、落語会にきたことを告げると、拝観料を払わずに境内に入れてもらえる。雨は止んでくれた。時間の余裕がなく、あらかじめ買っておいたパンを食べながら仏日庵まで歩いていく。開演15分前に到着し、玄関を入ろうとすると、傘立てのところに養生テープが用意してあり、名前を書いて傘に貼りつけるようにしてあった。当日精算、3800円。入り口から見ると奥の席が空いていて、そちらに進む。高座からは下手側にあたる。13時半開演。今回はこの会では恒例の企画「松村邦洋の独演会」。ここでいつも開催されているような落語会よりも、こういった会こそ、ここでしか観る機会がない。開演すると、最初にプロデューサーの植竹公和さんが登場し、前説をする。それが終わると、続いてはここの住職のあいさつがある。ここまではいつもどおり。ここからが本番で、まずはタブレット純が登場した。「松村邦洋の独演会」とか言いつつ、今日は出演者が盛りだくさんの会だ。算数の文章題に突っ込む「そんな事より気になるの」から始まり、おなじみのラジオパーソナリティのものまねをあれこれと。高田先生のものまねをやらなかったのは、松村に遠慮したかな。しかし、マイクの音が小さく、かなり聴きとりづらかった。いつもこんなに音響が悪かったっけ。近くの席のおじさんにも「聴こえます?」って訊かれた。続いては瀧川鯉八。鯉八も声が小さい。初めて聴く新作落語だったが、「若さしか取り柄がないくせに」という噺だと、終演後にネタが貼り出されているのを見て知った。仲入り後は声の大きいふたりだから安心する。竹丸師匠は小咄を連発し、それだけで終わるのかと思ったら、短い時間で「猫の皿」をやった。そして、トリは松村邦洋。渡部篤郎のものまねをずいぶん推していて、大河ドラマのネタもやるのだが、ネタを重複させる部分もかなりあった。ネタの構成は自身で考えているのかな。期待どおりに、上岡龍太郎の弔辞もたっぷりと。最後には全員登場、いつもどおり、撮影タイムのサービスがあり、本とサイン色紙のプレゼントをするジャンケン大会もあった。3時間弱、16時20分頃に終演。この季節、円覚寺の境内にはアジサイが咲いていて、せっかくだから写真を撮りながら駅に戻った。








◇ 大船・藤沢

 北鎌倉から大船に移動し、ブックオフに寄っていく。わざわざ寄ったが、たいしたものは買えず、110円の文庫本を2冊だけ。それから、今度は藤沢に移動する。南口のフジサワ名店ビルを少し覗き、北口に移る。そろそろ昼食にしようと考えていたが、北口の青い吉野家はなくなってしまったのか。そばを出す吉野家があったのだけど、入ろうと思ったこともしばらくなかったから、いつからなくなったのかも気がついていない。藤沢でもブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、コミック文庫を1冊、220円の単行本を1冊買う。南口に戻り、19時過ぎにようやく昼食。ぐるぐると歩きまわるが、松屋というつまらない選択になった。松屋風ロモサルタードというのを食べる。790円。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をして、小田急線で帰ってくる。





 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「ニュース7」を観て、それから、「Nキャス」も追っかけ再生で観てしまう。猿之助のニュースは逮捕されたことでまた報道が詳しくなった。池谷裕二がクスリについて詳細に解説していた。そのあとの特集コーナーでは、大麻の認可農家に取材をしていて、これも興味深く観た。大麻の茎が神事用の道具に使われているとは知らなかったな。深夜0時頃に眠る。

2022年10月29日土曜日

10月29日土曜日/北鎌倉のマキタスポーツ

◇ ラジオ

 早朝、短い睡眠で目が覚めてしまい、Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。木曜はJPがゲスト。この日は眞鍋かをりがイレギュラーのパートナーだったが、JPが一気に注目を集めることになった件の「ワイドナショー」では、眞鍋かをりもあの場にいたのだった。麒麟川島のものまねがJPの最近の得意ネタなのだが、それをよりにもよって眞鍋かをりの前でやる。眞鍋かをりは大きくリアクションをしてみせるのだが、JPも大竹まことも気がついていないのかよくわからなかった。(スタッフ笑いがあり、スタッフは気がついていた。)続けて、水曜の放送も聴くと、こちらはマキタスポーツがゲスト。パートナーは壇蜜。主演映画のプロモーションがあるからあちこちに出ているのか。「浅草お兄さん会」の初舞台の話になり、今から二十数年前、その場面は客席で観ていたが、白衣を着ることは浅草キッドのアドバイスだったということを今になって知ることになった。第一声が「グラッチェ」だったことも、そういえばそうだったと記憶が蘇ってくる。大阪や熊本でのウケなかった経験、それを大竹まこととともに語り合う、なかなか濃い会話をしていた。

 ポッドキャストを聴きながら少し眠りなおし、そのあとは、家を出るまで「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけていた。午前中から出発し、まず、横浜に。ジョイナス地下の東急ストアに寄り、パンと飲みものを買っていく。


◇ 北鎌倉

 横須賀線に乗り、北鎌倉まで。北鎌倉お坊さんアカデミーの会を観るため、円覚寺に。この会のことはこのブログを始めてから一度書いた記憶があったが、確認してみたら、約1年ぶりだった。以前は拝観料も払っていたのだが、入り口で落語会にきたことを言えば、そのまま入場できるようになった。13時半開演だが、だいぶ早く、12時半には到着する。今さらだが、境内を少し歩いてみたくなり、早めに着くようにしたのだけれども、夏目漱石ゆかりの起源院を覗いてみたかったのだが、行ってみると、観光客はどうやら入れないようだ。残念。国宝の洪鐘(おおがね)は、この会に通うようになった最初のころに見ているが、時間があるから、ひさしぶりに行ってみると、洪鐘は階段の上にあるのだが、階段の下にひとがたまっていて、なにがあるのかと思ったが、蛇が死んでいるだけだった。少し先に進めば国宝があるというのに、それよりも蛇の死骸に注目してしまうというのはいったいなんなんだろうか。ここの階段がじつに急勾配で、真ん中ほどのところでもう息があがってしまう。がんばって登るが、上に着いてみると陽射しが強く、写真もうまく撮れない。蛇の死骸を見ていたほうがいいとは思わないが、国宝だからといって、たいして面白いものではない。円覚寺には小津安二郎の墓もあり、これも見てみたかったが、案内もなく、どこにあるのかわからないからあきらめた。お墓のほうは、観光客がうろうろするのもまずいだろう。ベンチに座り、東急ストアで買ったパンを食べておく。ふたつ買ったが、腹が減らず、ひとつしか食べなかった。












◇ 演芸会

 13時を過ぎてから、佛日庵に向かう。北鎌倉お坊さんアカデミー主催の「北鎌倉落語会」。定期的に開催されている会だが、今回は「マキタスポーツの独演会」だというので、これはすぐに予約した。当日精算、3500円。靴を脱いで入場すると、すでに席はおおむね埋まっていて、入り口から見て手前、端っこに空席を見つけ、そこに座る。13時半、開演。まずはこの会のプロデューサー、植竹公和さんの前説。前回から、植竹さんの声の弱々しさが気になるようになった。この前説の時間に、スージー鈴木も飛び入り出演する。替わって、住職が登場し、少しお説法があるのも毎度おなじみ。そして、いよいよ演芸会が始まるが、まずはのだゆきが登場し、落語協会の寄席ではおなじみの音楽パフォーマンスを披露する。続いて登場したマキタさん、のだゆきとは初対面だろうか、のだゆきの目つきをエスパー伊東のそれとさっそく重ねていたのは鋭い見立てだった。マキタさんのネタはアドリブのブギから始まり、客席はいい感じにほぐされていく。サザンの「サザエさん」、浜省の「ゲゲゲの鬼太郎」、それから、コード進行のネタ、ビクトリーコードに続き、星野源の童謡。このネタが大好きなのだが、やはり、客席の反応もひときわいいと思った。そして、つぎにはなんと「上京物語」をもってきた。初期の傑作ネタだが、これも演芸として強いネタだと改めて思わされる。前半最後には「君は薔薇より美しい」をただ気持ちよく歌ってみせ、仲入りに。後半は瀧川鯉八さんの新作から始まる。(タイトルがわからなかったが、あとで検索して「寝るまで躍らせて」とわかった。)そして、マキタさんの2本目。この歌はいったいなんなんだろうと思う歌から始まったが、歌いきったあとで、小泉進次郎の発言に曲をつけたものだと明かされた。そのあとは、スタメン落ちのネタとして、「君」を「チミ」に変えるネタ。スタメン落ちとして歌われると、余計にくだらない。「ガラスの五十代」という替え歌があり、「さざんかの宿」と「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」を入れ替えるネタ。最後は「歌うまい歌」で、盛りあがって終わった。この会はいつも、エンディングに撮影タイムが設けられるのが嬉しい。ほかの仕事があったのだゆき以外は全員登場、ここにもスージー鈴木は加わる。サイン色紙が当たるジャンケン大会もあり、16時頃に終演した。




◇ 大船・辻堂・藤沢

 この会を早くから予約していたが、今日は29日だから、ブックの日でもあった。われわれのほうでは、ブックの日はブックオフをまわる決まりになっている。しかたがないから、北鎌倉を起点にしてどうまわろうかとルートを考え、まずは大船に移動。大船もやはり、前回のこの会のあとに寄ったっきり、約1年ぶりになるはずだ。観音食堂が火事になったというニュースを目にしたのはいつのことだったか、その後、初めて訪れたが、建物はあとかたもなく、跡地には雑草が生い茂っていた。この店にはついに一度も入ることがなかった。


 1店目は大船のブックオフ。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買っていく。18時頃になり、ようやくまともな食事を。日の出らーめんに入り、ガッツ麺DXを食べた。830円。横浜の日ノ出町にもある店で、なにもわざわざ大船で食べなくてもいいんだけど、日ノ出町の店を知らなかったら入ろうとはしなかったかもしれない。まず、食券を買おうとすると、自販機に入れた十円玉が出てきてしまい、何度入れてもだめで困っていると、店のおじさんが出てきて、かたことの日本語で壊れているといい、現金で支払った。この中国人らしいおじさんがどうやらひとりでやっている店なのか。店内に入ってから気がついたが、なかなか汚らしい店で、おじさんのTシャツも汚れている。自分が食べているあいだ、ほかの客が誰も入ってこないのも不安にさせる要素だった。日ノ出町の店もしばらく入っていないが、あそこはきちんと清潔だったような印象がある。おじさんが追いめしのサービスがあるというので、せっかくだからお願いすると、食べているどんぶりをもっていかれてしまい、そこにじかにご飯を入れた。このご飯がまたべちょべちょで、じつにたまらない店なのだが、サービスを無駄にするわけにはいかず、がんばって残さずに完食した。


 大船から、つぎは辻堂まで移動する。辻堂もかなりひさしぶりで、ブックオフに寄る以外には映画館を利用したこともあるが、なかなか辻堂でなければという用もない。しかし、たまに訪れてみると、気持ちのいい街である。ブックオフ、2店目では、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。辻堂から藤沢に戻り、3店目。ここでは、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊。藤沢から小田急線に乗り、4店目のブックオフは六会日大前に。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。今月は4店まわり、どこもたいした収穫なし。すぐ隣りのマクドナルドに入り、アイスコーヒーと三角チョコパイを食べた。ここでようやくスマホの充電をする。しばらく読書をし、そのあとは、湘南台駅まで歩いた。



 深夜0時前に帰宅し、テレビを観ながら、本の登録をする。「お笑い向上委員会」が野球延長のため、55分遅れの放送になり、録画の都合があるのでこれはオンタイムで観てしまった。ジャングルポケット太田に噛みつくウエストランド井口が面白かった。「Nキャス」も少し観て、ダビングのセットをしてから、深夜1時頃に眠った。

2021年11月20日土曜日

11月20日土曜日/円覚寺の落語会

◇ 北鎌倉

 今日も午前中から外出するため、まとまった時間が作れず、ブログの更新が滞ってしかたがない。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけっぱなしにしておくと、「常連さん」のコーナーは今週は能町みね子で、ニュースにはぜんぜん触れず、「M-1」の話ばかりで終わってしまった。11時過ぎには、文化放送の「おかしば」を少し聴いた。10月から始まった、ますだおかだ岡田とアンタッチャブル柴田の番組だが、この番組はまだちゃんと聴いたことがなかった。

 出発は正午前になる。なにも考えずに昨日までと同じ服装で出てしまったが、今日はわりと暖かいようだ。横浜から、湘南新宿ラインの下りに乗り、北鎌倉まで。


◇ 落語会

 北鎌倉の円覚寺で行われている、北鎌倉お坊さんアカデミーの落語会をひさしぶりに訪れた。コロナを挟むと、なにもかもがひさしぶりという感じだが、北鎌倉の駅を降りると、観光客がとても多い。円覚寺の入り口で写真を撮ろうとすると、ひっきりなしにひとが通り、写らないように撮るのに苦労する。以前は、落語会の料金とは別に円覚寺の拝観料を払っていたが、入り口で落語会を観にきたと伝えると、拝観料なしで入場できるようになった。早くそうしてほしかった。まだ少し時間が早く、ベンチに座り、のんびりとスマホを見ておく。ここは境内の奥のほうに進むと、圏外になってしまうのだ。




 13時近くになり、佛日庵に向かう。円覚寺の境内にはお寺がいくつもあって、佛日庵はそのうちのひとつだ。佛日庵の門をくぐると、ちょうど、マキタさんが連れのひとと外に出てきて、おおっと思ったけど、そのままぐるっと、建物の裏のほうに歩いていった。受付はいつもは庭でやっていたが、今日は玄関のなかだった。3500円、当日精算。小さい女の子が検温をしてくれた。和やかな雰囲気の会である。本堂を横長に使うかたちの会場になっていて、高座から下手側、奥の席がまだ空いていて、そちらに座る。そういえば、始まってから気がついたが、いつもは高座の目の前は、床にじかに座る席になっていたが、今日はぜんぶ椅子席だ。

 13時半開演。まずは、プロデューサーの植竹公和さんが登場。この会はいつも植竹さんの前説で始まるが、ひさしぶりに聴く植竹さんの声はがさがさで弱々しく、いったいどうしちゃったんだろうと思った。そんな声だから、漫談のようなことを言っても反応が悪い。なかなか自己紹介をせず、この会に初めてきた客は、このひとは誰なのかと思っただろう。続いて、住職が登場し、お寺の説明などをする。住職の話は客も安心して聴く。この会は落語会になるまでが少々長い。今回は「三遊亭兼好の独演会」と題し、そこにマキタスポーツさんがゲストで入る。開口一番は、兼好の弟子の兼太郎。二ツ目のようだが、観るのは初めてかもしれない。噺に入る前に、こっそりと、座布団の前に時計を置いたように見えたが、そんなことをする落語家は初めて見た。噺は「五目講釈」。続いて、兼好が登場する。どうやら今日は、兼好のお客がほとんどのようだ。マキタさんとの共演はおそらく初めてで、マキタさんを自分の客に紹介する必要もあり、マクラではマキタさんの印象などをぺらぺらとしゃべっていた。兼好とマキタさんは同い年なのだ。しかし、兼好というひとは、笑い仮面をつねにかぶっているような感じがあり、本心がどうもつかめない。噺は「花筏」。仲入りを挟み、続いてはマキタさんだと思っていると、譜面立てを用意しているのでどうも変だ。なにかと思えば、歌手でもある住職の妻が登場し、1曲歌った。常連の客ばかりならともかく、今日は初めてのお客が多かったようで、落語会を観にきたのにいきなり住職の妻の歌を聴かされても困惑するしかない。まるで歓迎されない空気のなかで、歌うほうもつらいだろう。そして、いよいよマキタさん。マキタファンとしては、こういう会にどんなネタをもってくるだろうというのが興味になる。演芸的なネタと、単独ライブでやるようなネタとの配分はどうなるのか。普段から演芸場に出ているような芸人ではないので、その都度、ちからが入りすぎてしまうきらいがあるが、今日はだいぶ軽く、柔軟な感じがした。ギターのチューニングが狂ってしまったのをなおすところから、アドリブで笑いにしつつ、音楽ネタ(マキタさんの言葉でいう「オトネタ」)をたっぷりと。童謡を星野源っぽく歌うネタはひときわ反応がよく、個人的にもこのネタは好きだ。あのネタはやらないのかなと思うネタがいくつかあったが、もう終わりかというくらい、あっという間だった。そして、兼好がもう一席、「不動坊」を。最後は全員登場し、記念撮影タイムと、サイン色紙が当たるジャンケン大会があった。3時間弱で終演。しかし、客席がどうもノッてないというか、どういう会なのかわからない戸惑いのような空気がずっとあった。



◇ 大船・藤沢

 円覚寺を出て、すぐに北鎌倉駅の改札を通る。狭いホームにびっしりとひとがいて、混み合っている場所を避け、前のほうまで進んだら、ちょうどグリーン車が停まる位置だった。急いで前の車両に移動し、飛び乗る。混雑の横須賀線で、大船に移動した。まず、どこかで食事にしようとぶらぶらするが、いい匂いは漂ってくるのに、入りやすい店がない。17時前になり、日が暮れる時間になると、酒を出すような店は遠慮してしまう。さんざん歩きまわり、大船B級グルメタウンというのを見つけ、ここで食べることに決めた。パンチョ、金沢ミルカツカレー、豚になれという3店が一緒の店舗になっている。店員は3店共通のようだ。「豚になれ」なんという店は知らなかったが、ここの豚丼を食べた。680円。ご飯がべちょべちょで旨くなかった。それから、ブックオフに寄る。大船店に寄るのはかなりひさしぶりだと思うが、あまりいいものはなかった。220円の単行本を1冊と、雑誌の棚から、松本隆と昭和歌謡特集の「ミュージック・マガジン」を買っていく。


 大船から藤沢に移動する。まず、南口に出て、ぽんぽん船の様子を見ようと、フジサワ名店ビルに寄ってみると、ぽんぽん船はどうやらついに閉店してしまったようだ。しかし、よく最近まで持ち堪えていたものだと思うが、ぽんぽん船はあとはどこが残っているだろう。ガード下をくぐり、北口に出ようとすると、出口がわからない。そのまま、ビックカメラの地下につながっていて、ビックカメラ内から1階に出るが、1階は1階で、歩道橋で空にフタをされているような状態になっている。いったん、2階に上がり、歩道橋を通ったほうが現在地がわかりやすい。藤沢でもブックオフに寄るが、ここもまた、買うものを見つけるのに苦労する。しかし、2周まわると、不思議となにかしらいい本は見つかるものだ。1周目でなぜ見落とすのかは永遠の謎である。





 マクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーにしたが、店内は暖房が効いていて、アイスコーヒーのほうがよかった。大船で買ったばかりの「ミュージック・マガジン」8月号をじっくりと読む。松本隆インタビュー、横山剣インタビュー、そして、80年代昭和歌謡ベスト100。滞在時間、2時間半ほど。藤沢から小田急線、大和経由で帰ってきた。

 帰宅は夜遅くなり、録画している「Nキャス」を追っかけ再生で観る。「お笑い向上委員会」と録画時間がかぶると思っていたが、フジテレビは野球が延長したようで、映画の「トップガン」を放送していた。パソコンのラジコを使おうとすると、地域判定がまた狂っていて、滋賀になっている。なんでこんなに頻繁に狂うんだ。滋賀の番組を聴いてもしかたがないので、スマホのラジコを使い、聴きそびれていた番組を聴く。先週の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」は、ロケット団がゲストだった。しかし、聴きながら眠ってしまい、目覚めてまた聴きなおすが、また眠ってしまい、気がつくと朝になっていた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...