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2021年4月23日金曜日

4月23日金曜日/俺は問題無ノ介

◇ ラジオ・テレビ

 朝、録画してあった「太田光のつぶやき英語」を観ると、「ノマドランド」の特集が少しあった。テレビを観ながら、本の登録をするが、疲れ気味で、起きあがっている姿勢がきつい。寝そべって、タイムフリーでラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局。7級に軽々と勝利した。11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストはダンディ坂野。聴きながらまた、オンライン将棋を1局。7級に今度は負けた。そのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」も途中まで聴きながら、梱包を片づける。

 録りためてある「徹子の部屋」の観そびれていたものを順に観ているが、まだ2年前のものを観ている。観ながらゲストの情報が気になり、検索して、ウィキペディアにあたるなどの調査をよくするが、杉良太郎の回を観ていて、杉良太郎のホームページを見てみたら、2015年にリリースされていた「俺は問題無ノ介」というレコードに興味を惹かれた。まず、このタイトルが最高だが、どうやらドラマの主題歌らしい。テイチクレコードの YouTube で少し聴けたが、これはカラオケで歌いたくなるかっこいい曲だ。杉良太郎自身による作詞、この作詞センスがすごい。ほかの曲も意識的に聴いてみたくなった。


◇ ラジオ・映画・テレビ・将棋

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのイタリアントマトで読書をしていくが、眠気で朦朧とする時間がしばらくあり、あまり進まなかった。ビックカメラで、録画用のDVDを買って帰る。夜に帰宅し、テレビをつけると、菅首相が会見をしていた。25日日曜から三度目の緊急事態宣言が決定、大阪、京都、兵庫と、関東は東京都のみか。ツイッターからもニュースを確認するが、あまり追いきれず。土日の予定はなにもないが、それ以降にどんな影響が出るか。タイムフリーで、今日の「中川家 ザ・ラジオショー」の続き(ゲスト・霜降り明星)を聴きながら、オンライン将棋を2局。7級に2連敗した。

 アマゾンプライムで映画を1本。「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」が観放題になっていたのでついに観る。シモがらみのネタが多いのに、品のいいところでさらっとかわしている。これで、細川徹監督映画は3作すべて観た。3作とも、それぞれ別の客層に向けて作られていて、どれも面白い。

 放送直後の「問わず語りの神田伯山」をタイムフリーで聴きながら少し眠り、深夜に、録画してあったテレビ番組をいくつか観る。「タモリ俱楽部」は工事現場のネコ特集。「全力!脱力タイムズ」に出ていた、エアコンぶんぶんお姉さんというひとは思わず検索で確認した。「ネタパレ」を観ると、今週は「ニュースターパレード」のスペシャル版だった。ベテラン枠でショウショウが登場するが、こんなところに出るような格ではないだろう。和牛のものまねだけで終わってしまい、これじゃあショウショウの本領はわからない。最後に登場した TOKYO COOL は、誰かと思えば、「全力じじぃ」というコンビだったふたりだ。いつの間に改名したのだろう。ゲストの池田エライザがこれに大ウケ。MVPには TOKYO COOL が選ばれた。Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーを2本、今週水曜の宮台真司、先週金曜の都築響一を続けて聴いた。聴きながら、オンライン将棋をもう1局。7級に勝利し、本日は2勝3敗で終わる。

2021年2月7日日曜日

2月7日日曜日/明治座

◇ 代役

 今朝の「サンジャポ」は、田中の代役はTBSの井上貴博アナウンサーだった。というか、井上貴博というこの若い男性アナウンサーを知らなかった。人気があるんだろうか。この番組に関しては最初の週の上田晋也が最大の助っ人で、代役の豪華さで盛りあげていくという方向にはいかなかった。ラジオで太田がしゃべっていたような、田中への配慮なのかといえば、午後に「日曜サンデー」を聴くと、こちらには木梨憲武が冒頭から登場する。これはツイッターに事前に情報が出ていた。「RADIO EXPO」での約束を守ったかたちだが、少し出るだけかと思ったら、たっぷり1時間出演した。憲武にずかずか踏み込んでいくひとがほかにいないだけに、太田との共演には新鮮な危なっかしさがあった。

 外出しなければならなかったが、「日曜サンデー」が面白く、スマホで聴き続けながら出た。14時台は瑛人がゲスト。ヤマトの営業所に寄ってから、都内に。横浜駅から東横線、中目黒から日比谷線に乗り換え、人形町まで。今日はわりと暖かい。




◇ 喜劇

 人形町にやってきたのは明治座の公演を観るためである。高田文夫先生が企画の「よみがえる明治座東京喜劇」。「ビバリー」のリスナーならば観ておかねばと思う公演だが、気軽に観られるような値段でもなく、3階席でも6500円というのは、自分にとってはなかなか思いきりがいる。しかし、明治座の公演を観るのは今回が初めてではなく、ツイッターを確認すると、2014年に欽ちゃんの舞台を観ている。そのときが初めての明治座だったはずだ。そのときも気軽に買えるチケット代ではなかったと思うが、欽ちゃん最後の舞台という触れ込みであり、これは観ないわけにはいかなかった。そのとき以来なのだ。

 入り口では厳重な感染対策、手指の消毒と検温、チケットの半券は自分でもぎるかたち。まあ、これはどこでもやっている。エスカレーターと階段を使い、はるばる3階席まで。座ってみると、舞台は意外と近い感じはする。ただし、サイドの席なので、きちんと座ってしまうと舞台全体は見えなくなり、姿勢を工夫しなければならない。ソーシャルディスタンスで一席ごとに空けてあるからまだマシだとは思えるが。しかし、下の席を眺めると、並んで座っているひともいる。まったくがらがらのエリアもあり、いったいどのような法則で席を販売しているのか。全体的に寂しい入りに見えるのだが、販売してない席なのか、単に空席なのかがわからない。

 早めに席に着いていたら、開演時刻になる前に出演者が登場し、前説が始まった。役の扮装をしっかりした状態で、宅間孝行と、もうひとりの男の俳優が誰なのかすぐにわからなかったが、やまもとまさみだ。「熱海五郎一座」なんかでは前説は東MAXの役割なのだが、と思っていると、あとから東MAXも登場。もうひとり、若い男の俳優も登場したが、このひとは知らない俳優だった。

 16時半開演、第一部「こちとら大奥様だぜぃ!」が始まる。三木のり平の舞台、小野田勇「俺はお殿様」を原案に、宅間孝行が脚色演出。しかし、始まってすぐに感じたことだが、どうも笑いの量が少ない。こんなもんなのだろうか。原案となっている舞台は知るはずもないが、唯一の明治座体験である欽ちゃんの舞台を比較対象とすると、この笑いの量ではまずいんじゃないかと思った。ただでさえ、客数が少なく、活気がないのである。そしておそらく、明治座のような劇場には不慣れなお客ばかりで、おとなしく観てしまったという感じもする。いや、けして客席のせいばかりではない。宅間孝行には人情ドラマのイメージはあるが、そもそも、喜劇にどのくらい理解があるひとなのか。しょうもないシモネタ、悪ふざけが頻繁にあり、これならば、宅間孝行のオリジナル作品のほうがよっぽどよかったのではとも思った。

 出演者では、予想どおりに、田中美佐子がだんとつによかった。欽ちゃん仕込みの動きの笑いをふんだんにやってみせるが、ツッコミ役が宅間孝行ではもったいない。田中美佐子のコメディエンヌとしてのすごさを知ったのは、まさに、2014年にこの明治座で観た公演でだったが、しかし、あれから7年経ち、年齢的にも、動きのギャグはなかなかいつまでもというわけにはいかないだろう。いっぽうでは、志村一座の磯山さやかもいて、田中美佐子とふたりでそれぞれの師匠のギャグをやってみせる場面もあったが、これは工夫がなさすぎる。磯山さやかを活かすアイデアがなぜないのだろう。前川清にも期待していたが、先日の「徹子の部屋」を観たときに、すっかりおじいさんだと思ってしまった。東MAXにしても五十過ぎ。新しくなにかを始めるにしては、とても高齢のチームなのである。

 第一幕が終わり、30分の休憩を挟み、第二幕に。第二幕は松村邦洋の登場から始まった。おなじみの「オールナイトニッポン」のパロディだが、松村は毎日出演するわけではなく、いない日はどうしているのだろうか。劇中でもものまねをやる場面がいくつもあり、松村に関しては、これで満足させられる。松村のいない日の公演は単純に損でしかないんじゃないか。

 第一部は休憩をのぞけば2時間弱の舞台だが、終わったときに時計を見ると、予定よりもだいぶ延びていた。15分の休憩を挟み、第二部は「ラジオビバリー昼ズ寄席」。まずはトークで始まり、日替わりのトークの出演者は事前に公表されていて、この回は松村邦洋と磯山さやか。司会は志ららさんだった。第一部が延びたのは、松村がものまねをやりすぎたせいだとここで判明する。トークは短めにということになるが、しかし、トークもなにも、ここでもものまねをやり倒すだけだった。

 トークコーナーが終わり、廻り舞台で寄席のセットが現れると、ここからが第二部の本番となる。安藤鶴夫が人形町末廣について書いた文章を読む、高田先生の朗読が流れる演出があり、日替わりの演芸のゲスト、清水ミチコが登場する。こうして登場してみれば、寄席にはいちばん縁がないゲストの回を選んでしまったと思ったが、明治座のキャパを考えれば、いちばん手堅いと思ったのだ。清水ミチコのアウェイも珍しく、思いのほか、導入はかしこまっていた。「100年の声の歌」で始まり、政治家ネタなど、清水ミチコもものまねを連発する。今日いちばんのまとまった笑いを起こしていて、この回でやっぱり間違ってなかった。

 20時終演。1500円のパンフレットを買おうか迷っていたが、結局は買わずに出る。腹が減ったが開いてる店もなく、人形町駅近くのマルエツでコロッケパンを買い、地下鉄に乗る前に食べた。行き帰りの電車では、「高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ」を読んでいた。

◇ 映画

 夜遅く帰宅し、深夜にアマゾンプライムで映画を1本。細川徹監督の「オケ老人!」。2016年公開。細川徹監督作は「ぱいかじ南海作戦」も面白かったが、こちらはベテラン俳優ばかりを使い、きちんと面白いコメディ映画を撮っている。細川徹の名を知ったのはシティボーイズのライブの演出だったろうか。先鋭的な笑いをやっている舞台をいくつも観たが、映画では突飛な笑いはやらず、軽々と可笑しいドラマにしていることに驚いてしまう。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...