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2024年3月25日月曜日

3月25日月曜日/新宿・「月刊コント」

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚める。ようやくあたまがすっきりした感じ。ブログの更新をようやくひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。「ブギウギ」はいよいよ最終週。朝ドラを最初から最後まで観るのは「あまちゃん」以来、二度目のこととなる。朝ドラというのは面白い器だ。引退の決意を打ち明けるスズ子(趣里)を、羽鳥先生(草彅剛)は強い言葉で止める。

 観そびれていた先々週の「林家正蔵の演芸図鑑」を観ると、正蔵と三増紋之助の対談があり、紋之助のフランス座の修業時代の話が興味深かった。たけし軍団のクロマニヨン吉川が曲芸の道具をもってきていて、それが曲独楽師となるきっかけになった。その時代、浅草演芸ホールで浴びるように演芸を観たという。にぎやかな芸風はアルバイトで子どもショーをやっていた影響のようだ。

 先週月曜に放送された「春になったら」第10話は TVer で観た。先々週の第9話に続き、この週もラスト10分に、木梨憲武と奈緒の親子ふたりだけの会話のシーンをもってきた。ふたりの泣きの芝居に惹き込まれる。スジのわかりきった人情噺を味わうよさをますます感じる。今夜の最終回はどうなるか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「ブギウギ」共演者10人のインタビューがあり、水上恒司、富田望生、黒崎煌代、橋本じゅん、新納慎也、伊原六花、安井順平、ふせえり、藤間爽子、田中麗奈が登場していた。田中麗奈「趣里ちゃんが演じるスズ子にコメディーセンスを感じるので、演技についての話をするなかで「どこでコメディーを学んだの?」と聞いたこともあります。趣里ちゃんは小さい頃からエディ・マーフィーなどのコメディー作品が好きだったそうです。」

◇ 新宿

 午後から外出。朝から雨降りだったが、この時間には止んでいた。夜にも降るような予報だが、めんどうだから傘はもたずに出る。横浜から東横線に乗り、副都心線直通、新宿三丁目まで。靖国通りのブックオフに寄り、110円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。ここは値段設定が昔のままだ。

 新宿駅のほうに向かい、東口から西口に進むと、明らかに空が広く感じる。風景がまるっきり変わってしまっていて驚いた。歩道橋の上に昇り、なにがどうなっているのかを確認してみると、小田急百貨店がいつの間にか取り壊されていた。爆弾でも落とされたかのようにぽっかりと空間ができている。バスターミナルの外側に進んでいくと、こちらも空が広い。明治安田生命ビルとその向かいのビルもなくなっている。駅に向かって、巨大なスロープが作られようとしてる。

 新宿西口にて、遅めの昼食。よもだそばに入り、よもだカレーを食べた。620円。西口でもブックオフに寄り、390円の単行本を1冊だけ買っていく。あとの予定までは時間が中途半端になり、南口から東側に歩き、少しのあいだ、高島屋のベンチに座る。

◇ お笑いライブ

 19時を過ぎてから、ルミネtheよしもとに向かう。ザ・プラン9が主催する「月刊コント」にスチャダラパーが出るというのでチケットを買った。ずいぶん遅く買ったから席は最後列になった。開演前、舞台上にはすでにDJセットが置かれている。19時半に開演すると、スチャダラパーのライブがさっそく始まった。まずは「GET UP AND DANCE」、そして「ライツカメラアクション」。ルミネでスチャダラパーのライブを観ているというこの状況が不思議で可笑しい。観客も音楽のライブのようなテンションにはならず、お笑いライブを観ているテンションなのだ。「月刊コント」は長く続いているライブだと思うのだが、観るのは初めてだった。ザ・プラン9のほか、蛙亭、ロングコートダディ、空気階段、次長課長が出演。岡山出身者がそろい、それで、岡山出身のBOSEがいるスチャダラパーが呼ばれたというわけだ。スチャダラパーのライブのあとの最初のコント、セリフのなかに出演者の名が織り込まれた紹介が鮮やかだった。出演者たちはそれぞれのコンビのコントもありながら、共演もあり、すべてのコントがつながっているという構成になっている。空気階段はコインランドリーの洗濯機からかたまりが出てくるコントを演じたが、そのあとのコントでは、BOSEが洗濯機から現れる。スチャダラパーの3人もしっかりとコントに参加するのだ。コントのまま、最後にはスチャダラパーのライブ会場という設定になり、出演者全員がステージ上にいるまま、最後は「今夜はブギー・バック」で盛りあがった。ボーカルのパートになると、BOSEに引っぱられ、次長課長河本が不動産のコントのキャラクターのままの声で歌った。「ブギー・バック」30周年に、珍しい「ブギー・バック」が聴けた。

 帰宅は深夜になり、録画しているNHKのニュース番組だけ観てから眠る。

2022年3月1日火曜日

3月1日火曜日/歌謡曲を聴きたい

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ようやく今年の元日までたどりつき、トンネルを抜け出したようで晴れ晴れとする。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「霜降りミキXIT」は、蛍原徹がゲスト。この番組は初めて観たが、「バナナサンド」と同じで、トークだけで面白いのに、後半のゲームコーナーが余計だ。タレントがゲームをしているのが好きな視聴者がそんなにいるのかと、いつも不思議なのだが、この種の番組はなぜか絶えずある。スポーツや麻雀のようなものではなく、そのコーナーだけのオリジナルのゲームをやっている。子どもが喜んで観るのはまだ理解できるが、深夜にそんな番組を誰が観ているのだろうか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の終わりごろからつけ、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、マンボウやしろがゲスト。現在、かつての相方と「ニューカリカ」としての活動も始めたそうだが、やしろのほうは芸能活動を続けているのに、FMのパーソナリティなどをやっているあいだにテンポが遅くなり、コントの息が合わなくなっているという。引退していた林のほうが、むしろ、YouTube をよく観ているためにテンポが速くなっているのだと。続けて、聴きそびれていた昨日月曜の「ラジオショー」もタイムフリーで聴いた。14時台は、次長課長がゲスト。賞レースの時代以前に売れていた次長課長のすごさは、今となってはかなりわかりにくいかもしれない。女子高生の TikTok の生配信に、河本が「おめえに食わせるタンメンはねえ!」とコメントしたら、ギャグだとはまったく認識されずに、言葉どおりに怖がられたという話に笑った。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」も後半を聴きそびれていた。14時台は、TKO木本がゲスト。中川家とは、若手時代の松竹と吉本の関係の話になる。それなりのキャリア、紆余曲折もあるから、話が面白い。横山ひろしのエピソードには爆笑。たかしひろしの説明から滑らかで、そうとうしゃべり慣れている感じがあった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊朝日」の「似顔絵塾」は、松尾貴史の講評がだんだん楽しみになってきた。黒木華は、松尾貴史が京都芸術大学で客員教授をやっていたときの教え子なのだ。「FLASH」には漫才協会の特集記事があり、事務局の空さんが、名前を出してコメントしていた。

 夕方に外出し、二俣川まで歩き、支払いや返済を順に済ませていった。月のあたまから、金のことが片づくのはじつに気持ちがいい。松屋に入り、ラタトゥイユカレーを食べた。580円。店内、暖房が効きすぎていて、熱い味噌汁を飲むと汗をかく。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、「キネマ旬報」を立ち読みする。志らく師匠の連載にしばらく目を通してなかったが、読者賞を獲ったので、また改めて読んでおきたくなった。最新号ではやはり、読者賞について書いている。この連載、田山力哉に褒められたのがきっかけで読者の評価があがったというのは知らなかった。それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をしていく。今日は疲れてないから読書がはかどるかと思いきや、あたまが回転するぶん、かえって余計な思考が多くなり、本に没入できなくなった。西友で買いものして、夜になってから帰宅する。


 夜も、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選。スターたちの意外な特技の特集で、高嶋政伸の瞬間芸をひさしぶりに観た。1989年の放送。風間杜夫が落語を披露した回もあり、これは 2009年の放送。さまぁ~ず大竹がバイオリンを弾いた回も 2009年放送だが、どうも観た記憶がない。続けて、放送中の「さんま御殿」も追っかけ再生で観る。こちらは「家事ウマ vs 家事ヘタ」という特集で、ロバート馬場の家事の知識がとても実用的だ。

 楽天マガジンでまた雑誌を読むが、「BRUTUS」の歌謡曲特集がとても面白く、これはじっくり読みたかった。冒頭、近田春夫の歌謡曲論からもう面白い。小室哲哉のヒットの本質は詞にあったという指摘。小室作品には戦略がなく、広告代理店的なマーケティングからはほど遠いスタンスだが、対して、つんくにはメタな視点があり、商品を作っているという自覚があったという。秋元康は根っからの博奕打ちだから、それまでの自分とはまったく違うポリシーの作品も平気な顔して発表してしまうのだと、時代を築いたプロデューサー3者を比較する。そして、「歌謡曲の基底を成す価値観は、「不幸せ」に対する被虐的な興奮」だと論じ、近田はそのルーツを敗戦という体験だとする。小西康陽が「ぼくの好きな歌謡曲」を 20枚選ぶ企画も意外性たっぷりだった。小西は、70年代には好みが偏向していて、「すごくいい時代の歌謡曲と一緒に生きてきたのに、その良さをわかってなかった」のだそうで、7、8年前に覚醒し、昭和・平成の歌謡曲をDJするパーティーを定期的に開催しているおかげで、今、夢中で追いかけているところだという。シャ乱Qや BOOWY をDJで使っているというからびっくりする。挙げられている曲が Spotify にあるかどうか、いちいち確認しながら読んでいたら、やたらと時間がかかってしまった。そのほかのページでは、小宮悦子が「今夜はブギー・バック」に衝撃を受けていたという話にも驚いた。「ブギー・バック」の翌年、1995年には、小沢健二は「ニュースステーション」に出演しているのだ。

 深夜にまた、ブログの更新をひとつ。未更新を溜めるのがいやで、ラジオもつけずに更新していたが、深夜2時過ぎまでかかってしまい、ちょっと後悔した。明日も朝早いというのに、睡眠時間の計算がまるでできていない。部屋はだいぶ暖かくなり、ストーブをつけなくても平気になった。


ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...