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2023年10月13日金曜日

10月13日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から眠り、遅めの時間に起きあがる。録画していたテレビ番組をあれこれと。「ブギウギ」は今日の回で子ども時代が終わり、ついに来週から趣里が登場だ。昨夜の「アメトーーク!」は塙会長就任記念「漫才協会芸人」。ナイツ、U字工事、錦鯉、カミナリ、ハマカーン神田、ねづっちが出演。MC側には、井桁弘恵、スピードワゴンが座る。漫才協会所属芸人のパネルのなかに、笑組さん、中津川弦さんがなかったのはなぜだろう。

 水曜に始まった新番組「週刊ナイナイミュージック」は、ナインティナインが「めちゃイケ」以来に始めるフジテレビのレギュラーだ。番組はフジテレビの外からのロケで始まり、まるで「めちゃイケ」みたいなオープニング。架空の音楽雑誌という設定で、矢部が編集長、岡村が記者になり、初回の放送では、玉井詩織、ファーストサマーウイカと一緒に、サザンの茅ヶ崎ライブをレポートする。そういえば、「めちゃイケ」の最終回では「みんなのうた」が流れていたのだった。会場に向かうバス移動中にはサザンクイズが出題される。矢部の結婚式当日に桑田佳祐がラジオで歌ってくれたというエピソードを知らなかったのだが、そもそも、矢部がサザンファンを公言しているということを知らなかった。このエピソードがクイズになり、全員正解したのだが、有名な話なのか。バスには元ロッキング・オンの小栁大輔というひとが同乗し、ライターの心得を指導する。ナイナイによるライブレポートが音楽ナタリーで公開されるのだ。音楽番組かと思ったら、これは「めちゃイケ」だな。来週はスタジオ収録になり、わりと普通の音楽番組になるのだろうか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。明治座の「浅草キッド」を観に行った高田先生、休憩時間に応接間に通され、演出の福田充則と会ったようだ。松村邦洋は、ビートきよし役の今野浩喜のものまね。断筆宣言した鈴木おさむのことも話題にし、高田先生が「週刊文春」の名を出すと、松村が「てっきり、マツジュンかと思いました。」

◇ 川崎

 午後から外出。川崎に出て、まずは昼食にしようと、たまには西口のミューザ川崎に行ってみるが、決め手に欠ける店ばかり。東口に移動し、アゼリアからモアーズの地下に入り、香蘭に決める。豚角煮炒飯を食べた。700円。上階のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を1冊買っていく。ダイスのGUで買いものし、それから、1階のドトールに入り、ひと休み。しかし、2階の席に行ってみると、コンセントの席は埋まっていた。確認してから入ればよかったか。少し眠り、しばらく読書をする。

 ダイスの上階に戻り、TOHOシネマズ川崎にて「タイタンシネマライブ」を観る。チケットを発券して、すぐに入場する。昨夜に予約した時点では隣りは空席だったが、隣りの席にも客がくる。今日はわりと若い客が多い感じがした。開演前にはウエストランドの単独ライブの告知があり、19時半開演。出演順に、しびれグラムサム、ネコニスズ、春とヒコーキ、さすらいラビー、ダニエルズ、まんじゅう大帝国、キュウ、シティホテル3号室、ダイヤモンド、脳みそ夫、ウエストランド、ラバーガール、ナイツ、BOOMER、爆笑問題という15組。ここ数回、ネコニスズは見てくれがみるみるきれいになり、それぞれの個性がはっきりしてきた。ゲストのさすらいラビーも個性がはっきりしているコンビ、大きいほうのひとの動きの笑い、小さいほうのひとも気持ちのいい間で突っ込む。ダイヤモンドはお札の肖像画を野沢が表してみせるという漫才で、なにをやっているのか最初はわからないが、これが世界各国のお札になり、どんどん面白くなっていった。独自のスタイルをきちんともっていることになにより価値がある。独自のスタイルといえばキュウだが、「ハングリーマン」というのはくだらなかったなあ。理知的な言葉遊びにとどまらず、キュウの漫才のなかではいちばん笑ったかもしれない。ラバーガール、ナイツも期待どおりの面白さ、BOOMER はおなじみの宇宙人コントだったが、時事通信ホールのお客は伊勢の小ネタに新鮮に驚いていた。客の新陳代謝があるってことだろう。エンディングは、まず、タイタン勢が全員登場する。このにぎやかな感じがひさしぶりで、全員の告知が続くから長くなるのだが、ダニエルズが「ふたりのディスタンス」の太田夫妻のものまねをやったのはよかった。ゲスト陣も順に呼び込まれ、最後には BOOMER まで登場した。今回は序盤からずっと楽しかったな。

 帰宅は夜遅くなり、帰宅前にスーパーに寄りたかったが、すでに閉まっていて、買いものをしそこねた。23時まで開いてるのかと思ったら、22時45分に閉店していた。しかたがないから、めったに利用しないセブンイレブンに寄り、パンを買って帰る。眠る前に、録画していたテレビ番組をいくつか。火曜に放送された「さんま御殿」の3時間特番を少し観ると、最初のブロックはジョニー志村の初登場が目玉だったが、「推しの子」に出ている潘めぐみという声優も初登場。12年ぐらい前に、バイトしていた文教堂広尾店にさんまがきたことがあったという話をしていた。別の番組でも、さんまは本屋にかなり通っていると言っていたことがあったが、それを裏付けるような証言だ。

2023年4月8日土曜日

4月8日土曜日/東洋館に入れなかった

◇ テレビ

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「A-Studio+」は黒木華がゲスト。黒木華を初めて知ったのは山田洋次監督の「小さいおうち」だったと思うが、それよりもずっと前に、舞台でデビューしているんだな。ウィキペディアにあたると、野田秀樹、勘三郎との三人芝居なのだ。すさまじい。林海象が京都造形芸術大学の恩師だというのも知らなかったが、在学中に林海象の映画に出演もしていて、そのときの佐野史郎と一緒の写真も出た。事務所を紹介したのも林海象だという。そのほか、番組では、阪本順治、小日向文世、バナナマン日村にも取材をしていた。

 木曜の「ダウンタウンDX」は2時間特番。10年ぶりの大阪収録だというので録画しておいたが、期待したほどでもなかったか。まず、前半のブロックだけ観るが、前半は上沼恵美子がこの番組に初登場というのが目玉。そのほか、フワちゃん、ウエストランド、錦鯉、関ジャニ丸山隆平、高嶋政宏、ゆうちゃみ・ゆいちゃみ姉妹、えなこ、大久保嘉人というメンバー。「金銭感覚一斉調査」というテーマだったのだが、錦鯉のまさのりさんが、番組が用意した「藤子不二雄ランド」301巻セットを45万円で購入する場面があり、これにはちょっといやな気にさせられた。いや、まさのりさんは「藤子不二雄ランド」に思い入れがあるのかもしれないが、思い入れとは無関係に番組があっさりと用意してしまうのが乱暴すぎるんだよな。


◇ 浅草

 曇り空。午後から都内に。浅草に出て、まず、昼食。地下鉄の出口のすぐ目の前、いわもとQに入り、小鶏天丼セットを食べた。660円。それから、浅草東洋館に向かう。今日は漫才協会の公演に友近(水谷千重子)が出演するというので、これは観ておきたいと思ったのだが、ところがなんと、着いてみると、満員札止め(!!!)。東洋館で満員札止めなんて、考えもしなかった。東洋館に到着したのは14時過ぎ。予定では、出番は16時半からだから、これでもかなり早めに着いたつもりでいたのだが、ああ、読みが甘かったか。満員札止めと言われても、さすがにすんなりと帰る気にもなれず、窓口のおじさんに、帰るお客さんがいたら入れるんですかと訊いてみたら、入れないという。絶対に入れないのか、念のため、確認してしまったが、入れないというなら引き下がるしかないのか。今日はわざわざ、このためだけに浅草まで出てきたというのに、悔しいなんてもんじゃない。いわもとQに寄らなければ、もしかすると、入れた可能性はあっただろうか。しかし、ツイッターで検索してみても、東洋館も漫才協会も札止めの情報を出しておらず、なんにせよ、東洋館に着いてみないとわからなかった。東洋館なんて、かつては舞台上にも客を入れていたくせに、入場を断るとはずいぶん偉くなったもんじゃないか。






 途方に暮れてしまい、浅草をぶらぶらしようにも、観光客でごった返しているところをうろつくような気力はない。田原町のほうに歩き、Readin' Writin' にひさしぶりに寄った。それから、稲荷町のブックオフに寄るが、たいしていいものはなく、220円の単行本を1冊だけ買っていく。稲荷町のベローチェに入り、ひと休み。まだ釈然とせず、東洋館のタイムテーブルをここで改めて確認してみると、14時過ぎには着いていたのだから、第一部がまだ終わる前だったはずだ。入れないというけど、途中で帰る客がゼロとは考えにくいんだよ。窓口のおじさんもやけににやにやしたひとだったが、本当に入れないのかしつこく食い下がればよかった。

 ベローチェの外に出ると雨が降っていた。上野まで歩こうかと思っていたけど、傘がないからやめる。天気を確認してから店を出るんだった。稲荷町駅に飛び込み、銀座線に乗ったら、すっかり暗い気分になった。渋谷には寄らず、東横線に乗り、横浜まで戻ってくる。横浜に着いたら小雨になっていて、ビブレのブックオフに寄った。無駄に浅草まで往復した一日をとりかえせないかと思い、棚をじっくりと眺めていたら、ここでなんと、見事に掘り出しものを見つけたから暗い気分が吹き飛んだ。わからないもんだ。今日の運はプラマイゼロに着地する。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、予告どおり、「子ども記者会見」のコーナーに爆笑問題が登場した。爆笑問題は来週にもまたぐが、今日のところは、どうも深みのある話にならなかった。ケミカルドラマ「愛の爆発」は、先日の特番で説明されていたとおり、草彅剛に替わり、稲垣吾郎が主演になった。ほか、満島真之介、本仮屋ユイカ、佐津川愛美、厚切りジェイソンが出演。

 今日は「報道特集」も、普段は観ていない番組だが、坂本龍一の特集があるというので録画しておいた。坂本龍一の特集は30分ほど、この番組が今まで取材してきた坂本龍一の映像をまとめたような特集だった。元ちとせに取材をしたり、金平茂樹がリモート出演したりなど。後半には「お笑い米軍基地」の特集があり、期せずして、これも興味をもって観た。主宰の小波津正光というひとは、「ぽってかすー」というコンビだったひとだ。U字工事、米粒写経らと「漫才バカ一代」というライブに出演していたコンビ。いや、解散しているのかもわからないのだが、相方の比嘉モエルも少し登場した。しかし、それにしても、こういう報道番組で扱われると、面白さがまったく伝わらないのは困ったものだ。まじめなことを語らせすぎていて、もうちょっと柔らかく紹介できないもんかな。知名度が増すのはいいのかもしれないが、こんな紹介では、面白いことのわからない客が集まるという悪循環が起こりかねないだろう。

2023年1月18日水曜日

1月18日水曜日/「ザ・東京漫才」




◇ 浅草

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴いて、午後から都内に。もっと早く出るつもりだったのに、だいぶもたついてしまった。渋谷から銀座線に乗り、のんびりと稲荷町まで。ブックオフに寄るが、たいしたものは見つからず、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。浅草まで歩き、遅めの昼食。中華食堂一番館に入り、焼肉スタミナ炒飯と餃子を食べた。900円。マクドナルドに入り、ひと休み。モバイルの注文も多く、混雑していた。コーヒーはついに120円になったか。



◇ 演芸会

 18時半を過ぎ、浅草東洋館に。高田文夫プロデュース「ザ・東京漫才」の第3回。一度は即完してしまったチケットだったが、引き換えの期限切れを狙い、戻りのチケットをなんとか買うことができた。これは絶対に観逃したくない公演だった。エレベーターが混んでいたから、階段であがってしまう。検温し、半券を自分でもぎるかたち。入り口で配布しているものは、チラシかと思ったら、漫才協会のカレンダーだった。客席に着いてみると、真ん中のとてもいい席だ。19時開演、まず、司会のナイツが登場。前半は演芸だが、コウメ太夫のメイクが間に合わないため、順番が入れ替わることが最初に説明される。一番手はわらふぢなるお。漫才の形式にはしてあるが、わらふぢなるおはコントと変わらない。ショートコントから始め、空返事とラーメン屋、2本のネタをつなげる。二番手はコウメ太夫。生の舞台では初めて観た。いつもの「チクショー!」をやるのだけど、意外とわかりやすいネタをやっていて、コウメ太夫でも劇場に合わせるんだな。「チクショー!」だけでは押し切らず、そのあとには自身のシングルファーザーのエピソードをしゃべった。そのあとは、ねづっちの漫談、ナイツの漫才と続く。休憩を挟み、後半はトーク。「漫才師の漫才史」として、そもそもは東京漫才の歴史をたどるような企画だったはずだが、初回の球児好児の歴史が異常な面白さになり、ほとんど進まなかったため、球児好児の歴史は2回目にも延長される。3回目にして、今回は漫才協会の外部からゲストを招き、いよいよ高田文夫のカラーが濃くなった。ナイツと高田先生が登場し、まずは玉袋筋太郎を呼び込んだ。もちろん、この東洋館とはとても関係が深い。浅草キッドファンにはおなじみの話ばかりだったが、たけしの追っかけ時代から、フランス座の修行時代、最後に暴れたことまでも語られた。玉さんの話がたっぷりとあったあとで、もうひとりのゲスト、ビートきよしがようやく登場。今回はいっぺんには登場させず、順番に語らせる。そもそもはロック座からフランス座に移ってきたきよし師匠なのだが、それ以前の話は知らないことが多かった。スターを目指して上京し、初めて行かされたのがポルノ映画の現場だったんだそうで、若松孝二の作品にたくさん出ていたというのは、今日、いちばん驚いた部分だった。そして、そのポルノ映画の仲間のツテでロック座に入るという流れがあるわけだ。きよし師匠の著書を読んでいないのだが、読めば書いてあるんだろうか。ツービート以前に、レオナルド熊の弟子とコンビを組んでいた話はラジオに出演したときにもしゃべっていたが、これも抱腹絶倒もの。今回も爆笑、爆笑、爆笑の連続のライブだった。今日1月18日はたけしの誕生日でもあり、もしかするととちょっと期待はしていたのだが、最後に登場したのは松村邦洋だった。21時過ぎに終演。

 深夜0時頃に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は「徹子の部屋コンサート」の模様を放送。中尾ミエ、園まり、伊東ゆかりの三人娘、それから、坂本冬美、南こうせつのトークとライブ。「水曜日のダウンタウン」は、先週の「身代わり数珠つなぎカラオケ」の続きから。ナダルがやっとのことで水玉れっぷう隊ケンと入れ替わり、次長課長河本がやってきたところで先週は終わったんだった。河本のつぎにやってきた鬼越トマホークの金ちゃんがじつは歌が上手く、ケンさんは金ちゃんと入れ替わった。しかし、千葉の山奥まで呼び出すだけでも難しく、そのうえ、カラオケで高い点数を出してもらわないと入れ替われない。入れ替わりがほとんど起こらないルールになっていて、その後も、2丁拳銃修士やチャンス大城がやってくるが、最後まで金ちゃんのまま、24時間が経過したところで終了した。後半は「愛煙家対抗負け残りタバコ我慢対決」。これもリアリティショーだった。深夜、ポッドキャストをあれこれと聴きながら眠る。

2022年12月7日水曜日

12月7日水曜日/「THE MANZAI」など

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。寒い。午前中は、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」では、年間テレビ出演本数ランキングの発表があり、春日も出演した。エム・データ調べでは、春日が1位に。エム・データでは再放送もカウントされるため、生放送が多いと不利になるようだ。ニホンモニター調べでは、春日は3位。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・大川栄策)を聴きながら少し眠る。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。今朝は漫才協会の理事会があったそうで、球児好児師匠が漫才で使う一斗缶のフタが多すぎるので捨てたほうがいいんじゃないかという会議があったという。14時台は、AMEMIYA がゲスト。AMEMIYA の口調がもうずっと面白い。ラジオを聴きながら楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の「熱闘スタジアム」は「「オレたちひょうきん族」を語ろう」というテーマ。三宅恵介、渡辺正行、山田邦子という3人の座談会。

 ブログをもうひとつ更新して、午後も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松本明子がゲスト。実家じまいの話を中心に、父のエッチな本はみうらじゅんさんに引き取ってもらったという話をここでもしていたが、徹子さん、みうらじゅんを認識してるんだろうか。

 今日は外出せず、部屋で読書。土屋惠一郎「世阿弥 風姿花伝」を読み終えた。2015年刊。NHK「100分de名著ブックス」の1冊。2014年に放送された番組のテキストを底本としている。この番組、何度か録画したことはあるのだが、録画したままで、一度も観たことがない。この「風姿花伝」の回も録画すらしていないのだが、それはそれとして、単に「風姿花伝」をわかりやすく解説している本として読んだ。芸能に興味を持ち続けてきたわりには、「風姿花伝」のことはつい最近までまるであたまになかったのだが、どういうわけか、ごく最近になって、「風姿花伝」が話題にされている場面に立て続けに出くわし、にわかに、知らなければまずいのではと思い始めるようになった。今が学ぶべきときなのだろう。

 夜もまた、録画していたテレビ番組を。日曜に放送された「THE MANZAI」を観た。トップのタカアンドトシの漫才のあと、最高顧問の開会宣言、たけしのコントをきっちりやってくれるのが嬉しい。以降、途中まで観ようかと思っていたが、3時間すべて、一気に観てしまった。出演順に、アンタッチャブル、フットボールアワー、霜降り明星、ナイツ、ミルクボーイ、千鳥、華丸大吉、サンドウィッチマン、パンクブーブー、銀シャリ、マヂカルラブリー、錦鯉、からし蓮根(プレマスターズ枠)、テンダラー、かまいたち、海原やすよ・ともこ、おぎやはぎ、笑い飯、NON STYLE、ミキ、中川家、爆笑問題。いつもこの番組だけは出演しているウーマンラッシュアワーがいないことが気になったが、Spotify で、村本大輔のポッドキャストをチェックしてみると、その反響を受け、こちらでたっぷりと語っていた。今回の「THE MANZAI」は、村本のほうからお断りしたとのこと。爆笑問題、ナイツ、ウーマンラッシュアワーは、情報の正確さを確認するため、事前に時事ネタのチェックが入るというのは知らない話だった。少し眠り、深夜、朝までにブログの更新をもうひとつ。

2022年5月3日火曜日

5月3日火曜日/「漫才新人大賞」

◇ 交通

 眠ったり起きたりしながら、気がつくと朝9時前。10時に家を出るつもりだったが、10時に起きればいいのだと勘違いをしていた。11時前にはなんとか出発し、クリエイトに寄り、1本満足バーを買っていく。連休中だからどうだろうかと思っていたが、横浜までの電車は混雑していて座れない。東横線の横浜駅がひどく混んでいたが、混んでいるのはみなとみらい方面で、渋谷方面のホームはあまり並んでいなかった。みなとみらいではなにがあるのか、みなとみらい線の乗り降りに時間がかかっているようで、折り返しに遅れが発生していた。東横線では座れた。渋谷駅には7分遅れの到着。渋谷駅も混雑していて、半蔵門線に乗り換えるのにエスカレーターに乗るだけでも時間がかかるが、どういう加減か、急いだら意外とうまくいったようで、予定通りの電車に乗れてしまえた。



◇ 演芸会

 半蔵門駅から、1本満足バーを食べながら歩き、国立演芸場にたどりつく。漫才協会主催、毎年恒例の「漫才新人大賞」だが、昨年は開催されず、2年ぶりだ。12時半開場、10分過ぎくらいに到着し、入り口では検温と手指の消毒あり、静かな雰囲気だったが、階段に進むと行列ができていた。予約の列に並び、当日精算、3000円。受付の横にはロケット団の倉本さんが立っていて、案内をしていた。ほかに若手もたくさんいるだろうと思うのに、ロケット団がまだそんなことをやるんだ。指定席かと思っていたが、自由席だった。視力がもうだめなので、なるべく前のほうに座りたく、2列目の左端の席に着いた。開演前に、場内にはチルアウト系の音楽が薄く流れていて、いったい誰の選曲なのかと不思議に思った。開演時間が近づくと、審査員の高田先生が、ロケット団の三浦さんに案内され、客席にやってきた。客席中央を見ると、倉本美津留、いとうせいこうもすでに座っていた。もうひとりの審査員、渡辺正行は、昨日の「ビバリー昼ズ」で言っていたが、コロナでお休みになってしまった。

 13時開演、司会のナイツが登場。簡単なオープニングがあり、すんなりと本戦が始まる。出場者は8組、あらかじめ登場順は決まっていて、まず前半、出演順に、2世代ターボ、舎弟、たぬきごはん、バジトウフーという4組。8組の顔ぶれを見て、これならば、2世代ターボの優勝も充分ありえるのではと期待していたが、ちょっと弱いかと思えるような内容だった。順番がトップでなければ、どうだったろうか。前半4組が終わり、ナイツが再び登場。舎弟の「ドアホ!」というギャグを、塙さんがさっそく多用する。後半は、春組織、いち・もく・さん、なにわプラッチック、ぽ〜くちょっぷという4組。8組中、観たことがないのはたったひと組、春組織だけを初めて観たが、この春組織がだんとつで面白かった。20分の仲入りを挟み、前回優勝のマリアがゲストとして漫才を。それからいよいよ、結果発表。全組が並び、審査員も壇上にあがるが、せっかく豪華な審査員をそろえたのに、エンディングしかしゃべらせないのだからもったいない。なんの遊びもなく、すぐに結果発表になり、高田先生はボケもなく、春組織の優勝をあっさりと発表した。まあ、これしかないだろうという結果だ。審査員コメントもそれぞれ短く、倉本美津留といとうせいこうはあたりさわりのないコメントしか言わず、とても本心とは思えなかった。外部から審査員を招いて、あたりさわりのないコメントしか言えないという状況はまずいんじゃないだろうか。渡辺正行がいたら、もうちょっと盛りあがったのではという気がする。高田先生は土屋さんに、たんたんと進めすぎだと突っ込んでいた。2時間強で終演。退場は時間差になり、前の席は少し待たされた。

 半蔵門駅のあたりで昼食にしようと考えていたが、閉まっている店ばかりで選択肢が少ない。麹町のほうまで歩いてみるが、どうも決められず、蕎麦でも食べようかと思い、半蔵門に戻り、一番町に向かって歩いていくが、しかし、小諸そばもゆで太郎も閉まっている。渋谷に出ると混んでいるだろうから、半蔵門で食べてしまいたかったが、うまくいかない。昼食はあきらめて、とりあえず、一番町のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。



◇ 渋谷・学芸大学・自由が丘

 半蔵門から渋谷に移動し、まんだらけに寄っていく。階段の百均に「東京人」のバックナンバーがたくさんあり、1冊だけ、落語特集を見つけて買っていく。もう1冊、「悲劇喜劇」の最新号もあり、ここはときどき、いい雑誌の最新号がまぎれているが、決まった客が売っているのだろうか。道玄坂を横切り、古書サンエーも覗くが、こちらではなにも買わない。

 東横線に乗り、今度は学芸大学に移動する。ゴールデンウィークのセール中につき、今日もブックオフに寄らざるをえない。なかなか買うものが見つけられなかったが、なんとか探し出し、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊、220円雑誌を1冊買う。ブックオフを出ると、すっかり日が暮れていた。ここでようやくまともな食事になり、てんやに入り、天丼を食べた。500円。学芸大学から自由が丘に移動し、もう1店、ブックオフに。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。自由が丘からは各停に乗り、のんびりと読書をしながら帰ってきた。



 夜遅くに帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・吉行和子)を観て、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、4時頃に眠った。

2022年2月18日金曜日

2月18日金曜日/眠くならない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 深夜から眠らずに、早朝から録画していたテレビ番組を観ていた。昨年12月放送の「お笑い実力刃」をようやく観ると、この回は「実力刃ライブハウス 伊達オトコ」という企画の第2弾で、2丁拳銃、TOKYO COOL、ダイノジ、マシンガンズ、はりけ~んずという5組が登場した。番組内でも言われていたが、ダイノジ大谷がずいぶん太ってしまった。今のダイノジの漫才は、何年か前にライブで観たときにもつくづく思ったが、ベテランの漫才にうまく移行しているようで、とても充実している。「お笑い実力刃」をもう1本、アンガールズの特集も観た。

 午前中にブログの更新をしようとするが、ぜんぜん書けず、そうこうしているうちに、部屋に積んである本が崩れて、それどころじゃなくなった。本の山の上に服を適当に脱ぎ散らかしていたら、その重みで傾いていたようだ。ブログの更新はあきらめ、本を積みなおし、眠るのもやめる。またテレビを観ることにして、テレビを観ながらオンライン将棋を1局指した。眠りそこねてしまい、結局、ブログの更新をして、11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、梱包を片づけ、近所の郵便ポストまですぐに投函に行ってきた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は純烈がゲスト。酒井一圭が五代目の「あばれはっちゃく」だったっていうのは初めて知ったかもしれない。ウィキペディアを見るとたしかにそうで、そういえば、このひとはロフトプラスワンの元プロデューサーでもあった。純烈が東洋館の漫才協会の公演に出演するという発表も正式にあり、先週の放送ですでにしゃべってしまっていたが、それはフライングだったようだ。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴く。昨日木曜は、松元ヒロがゲスト。大竹まこととは「お笑いスター誕生!!」の仲間だ。「ザ・ニュースペーパー」というのはもともと公演名だったというのも初めて知ったかもしれない。テレビ出演した際に、「ザ・ニュースペーパー」と間違って紹介されてしまい、それがそのまま、グループ名になったのだ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載では石原慎太郎について、政治家としての評価は、批判的なこともしっかりと語っている。「FRIDAY」の「週刊テレビのウラ側」という匿名コラムには、「「漫才協会」で腕を磨く芸人が急増中」との見出しがつき、U字工事活躍の背景には漫才協会加入があると分析していた。

 どういうわけか眠くならず、ブログの更新をもうひとつしてから、午後も、録画していたテレビ番組を観ていた。今日の「徹子の部屋」は、松島トモ子がゲスト。以前にもこの番組で語っていた認知症の母が百歳で亡くなったようだ。昨夜の「太田光のつぶやき英語」では、北京オリンピックとウクライナ情勢の話題を扱う。この番組から、海外のニュースを教わることがけっこうある。

 夕方からようやく眠くなり、夜遅くまで眠った。深夜に、アマゾンプライムで映画を1本。「マスターズ・オブ・ホラー」という5話オムニバス映画を観た。2019年公開の映画で、ジョー・ダンテで検索していて見つけた。第1話が馬鹿馬鹿しくて面白かったが、これはどうやら、アレハンドロ・ブルゲスという監督の作で、第2話がジョー・ダンテの監督作だったが、これにはあまり惹かれなかった。北村龍平が参加していて、第3話がおそらくそうだろうと思ったら、やっぱりそうだった。まあ、ホラー映画には特別な関心はない。第1話なんかは笑ってしまったが、恐怖というよりも驚きに反応してしまうのか。驚きたいという欲求はあるかもしれないが、怖がりたいという欲求は自分にはどうもないような気がする。アマゾンプライムで映画をもう1本、「ベルーシ」という映画を来週観ようと思っているので、それにそなえて、「ブルース・ブラザース」を観なおしておきたかった。しかし、どうしても眠くなり、半分ほどのところで中断した。

2021年6月16日水曜日

6月16日水曜日/平和の森公園






◇ 平和島・大森

 今日は朝から都内に。小雨。2ヶ月ぶりに平和島まで行くことになり、今度こそ、平和の森公園を歩いてみようと思い、グーグルマップを見ながら歩いていたら、「歩きスマホすんな!」というガキの声が頭上から聞こえた。俺に言ってるのかと思い、かっとなったが、相手にしないほうがいいと思い、そっちのほうは見向きもせずに歩き続ける。近所の家の二階の窓から言ってるような感じがしたが、まあ、ガキのほうが正しいから、かっとなるほうがおかしいが、ガキに馬鹿にされるようなおとなになっちまったかと思うと情けない。近くにデイリーヤマザキを見つけ、コロッケパンを買い、平和の森公園のベンチで食べた。もはや、平和もクソもあるかという気分である。ボートレース平和島が目と鼻の先で、2ヶ月前と同様、ここまできたら寄っていくのが成り行きかと思ったが、行ってみると、幸か不幸か、どうやら今日は開催していない。何曜日に開催しているのかもわからないくらいには素人だ。ビッグファン平和島のフードコートで食べていこうかとも思っていたが、まだ15時前だったが、半分くらいの店がもう閉まっていた。レースのない日はそんなものなのか。

 平和島から大森まで歩く。地図で見ると、京浜急行の平和島駅に行くのも、大森海岸駅に行くのも距離は違わない。途中、神社の御神木が目に入り、この木はなんの木だろう、気になる木だなと思い、気になる木を写真に撮りながら歩いた。大森海岸駅のところで曲がり、大森駅方面に進む。西友のブックオフに寄り、じっくりまわるが、いい本がぜんぜんない。1冊だけ買っていく。遅い昼食になり、ニイハオという店に入ってみた。ランチメニューの看板が出ていて、17時までランチをやってるというのでここに決めた。豚肉とキクラゲ・玉子炒め。ご飯、サラダ、スープ、杏仁豆腐がついて、たったの 600円。とても良心的な価格。帰り際、壁に有名人の写真が貼ってあることに気がつき、ぱっと見て、片桐はいりだけはすぐにわかった。どこかで読書していくつもりだったが、眠くてたまらない。京浜急行の各停なら座れるだろうと思い、大森海岸駅まで戻り、横浜まで眠っていく。有隣堂に寄り、それから、ビブレのブックオフに寄る。ここでは5冊買った。




◇ ラジオ

 夜に帰宅し、今日の「ビバリー昼ズ」と、続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。高田文夫先生が水曜日のゲストに初登場。疲れきって帰ってきたが、これを聴くまでは眠れないと思った。重大発表があるというのでなにかと思ったが、なんと、高田先生が漫才協会の外部理事に就任という発表だった。そういえば、先日の放送で、東洋館で、球児好児、昭和こいると会ったとしゃべっていたが、このことだったのだ。高田先生としゃべってると師匠がたが元気になり、蘇生されるというのだからすごい。ヒロシを連れてきて、順子ヒロシを復活させるだとか、「新のいるを探してる」など、アクロバティックなアイデアがさっそく止まらない。「OWARAIゴールドラッシュ」「高田笑学校」と、高田文夫プロデュースのライブを追いかけていたころの興奮がよみがえってきた。深夜0時過ぎに眠る。

2021年5月17日月曜日

5月17日月曜日/澤田隆治先生




◇ 新川崎・川崎

 朝早くから外出。気温があがると思い、Tシャツで出る。実際、外に出るとやや生暖かいが、小雨に加え、風が強い。髪がたちまちぼさぼさになった。傘をもって出たが、まったく差さずに雨はじきに止んでしまう。横須賀線の新川崎まで用があり、初めて降りる駅だったが、そのあとは平間駅まで歩き、南武線で川崎に出る。昼食はマイカリー食堂で、ロースかつカレーを食べた。ベローチェでひと休み。DMの返信などに時間をとられ、読書がぜんぜん進まない。ベローチェの向かいに近代書房があるが、川崎に寄れるときはなぜか月曜にあたることが多く、近代書房は必ず定休日だ。モアーズのブックオフにだけ寄っていく。6冊買い、100円引きのアプリのクーポンを使った。京浜東北線でのんびり、読書しながら帰ってくる。

◇ ラジオ・YouTube

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングで、澤田隆治先生の訃報に触れられていたが、高田先生は「俺はあんまり好きじゃなかったけどな」と言っていた。澤田隆治というひとは高田先生にとっても怖いひとだったのだろう。12時台ゲストは、森三中黒沢かずこがついに登場した。高田先生に質問攻めになり、カウンセリングのような放送になった。そこで語られた高田先生のテレビ論。「テレビは四十までのもんだよ。」「作るほうも出るほうもね。四十までわあわあやって、そんとき才能あるときにわあーって作ってさ。あとはさ、だめだよ、それで売れなかったら。」「年寄りが出てきて作るもんじゃないじゃない。だって、芸をちゃんと見せるもんじゃないんだからさ。若いひとがばあーって動きまわってりゃいいんだからさ。大通りみたいなもんだから、わあーって動いてりゃいいんだから。古典芸能なんかはじっくり極めてくから、落語でも講談でもね、きっちりきっちり芸でやってきゃいいけど、テレビってメディアは大通りだからさ。」 

 「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、オープニングはやっぱり澤田先生の話になるが、相手が平野ノラでは話が通じない。年末恒例の「漫才大会」で、「漫才の殿堂」を表彰するコーナーがあったが、ある年からいきなりなくなった、その経緯について語られていた。「漫才大会」というイベントのなかでは不評だったのかもしれないが、個人的には、岸野師匠と澤田先生のトークはとても興味深いものだったし、春日三球もあそこぐらいでしか観る機会はなく、意義のある企画だと思っていた。ナイツも、じかに知っている師匠は大事にしているが、歴史的な感覚は欠けているのかもしれない。

 YouTube で、観そびれていた「電波少年W」の澤田隆治先生がゲストの回を観る。2月に放送されたもので、「電波少年」のチャンネルでは期間限定の公開だったが、澤田先生のチャンネルでも公開されていて、こちらはフルサイズ、しかも、挿入される「てなもんや三度笠」の映像もそのまま観ることができる。松本明子、松村邦洋、土屋敏男と一緒に、てれびのスキマさんも出演していた。全員が同じスタジオにはいないような雰囲気だったが、どのようなかたちで収録しているのか。結果的に貴重な放送になり、澤田先生から面白い話がたくさん出ていたが、松本明子、松村邦洋の知識がまばらで頼りない。「THE MANZAI」を観たときに「負けたと思ったね」というのはすごい証言だが、ほかではしゃべっていることなのかどうか。

 澤田先生には二度お会いする機会があり、一度目というのが信じがたい縁であったが、二度目は澤田先生が新刊を出された際に、八重洲ブックセンターでサイン会があり、それに伺いごあいさつをした。覚えていただいているかわからなかったが、説明したら、わかってくださった。そのサイン会の前には講演があり、高齢で、目を悪くされているという話だったが、手元で本を読むために、本に焦点が合うようにしたコンタクトレンズを入れていると語られていた。あいさつしても、顔なんか見えてなかったのかもしれない。「花王名人劇場」の10周年記念に放送をまとめた「笑人間」という1000ページを超えるぶ厚い本があるが、この本には「上巻」と書いてあり、調べてみてもどうやらこの本は上巻しか存在しない。そのことを澤田先生に直接訊ねてみたら、「今、下巻を作っている」というので仰天した。平成元年に上巻が出た本の下巻である。


◇ 読書

 大村崑「崑ちゃん」を今日は朝から読み始め、帰宅してから、深夜に読み終えた。たまたま手元にあった本で、澤田先生の話が出てくるだろうと思って読んでみたら、どういうわけか、ぜんぜん出てこないのであてが外れる。とはいえ、「やりくりアパート」の時代の話はある。予想を超える面白い本で、しみじみしたところがなく、陽気なトーンに貫かれているという点では、以前に読んだ小松政夫の著書とも共通している。楽しそうなタイトル、楽しそうな表紙なのに、田岡一雄との付き合いがさらっと書いてあったりして、2016年刊だから、吉本の闇営業騒動のあとだったら、こんな記述は削られるに違いないだろう。キャバレーのボーイをしていた時代の写真が載っていて、先日の「アメトーーク!」では「キャバクラボーイ芸人」があったばかりだが、大村崑もまた、この時代はなかなか悪そうな顔をしている。渥美清、トニー谷、米朝らとの交流の話もすこぶる面白かった。深夜1時前に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...