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2021年7月18日日曜日

7月18日日曜日/小山田圭吾をめぐり

◇ ラジオ・テレビ・ツイッター

 朝早く目覚め、「石橋貴明のGATE7」をオンタイムで聴く。離婚の話をするかと思ったからだが、オープニングではまったく触れず、あとは聴かなかったが、この番組は野球の話をする番組だから、まあ、しかたがないだろう。タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、能町みね子が小山田圭吾についてしゃべっていたが、どうも、首をひねるようなことばかりを言っていた。組織委員会は今のタイミングでこのメンバーを発表して一発逆転を狙っていたんじゃないか、というのがまずひとつ。それから、ネット上では有名な小山田圭吾のいじめの問題を内部の人間が知らないわけがないというが、それはどうだろうか。開会式には作曲家のひとりとして関わるに過ぎない小山田圭吾について、少なくとも、丸川珠代がそこまで詳しく知っていたら、そのほうがびっくりする。能町みね子は、二十代なんかはコーネリアスもフリッパーズ・ギターも知らないし、小山田圭吾で検索するとすぐにいじめ発言が出てくるというのだが、しかし、それを言うなら、サブスクや YouTube で検索すれば、楽曲もすぐに聴けるじゃないか。さらにいえば、二十代にかぎらず、われわれ四十代にとっても、小山田圭吾というのは(たとえば、椎名林檎なんかに比べれば)けして知名度のあるアーティストではない。オープニングの漫才では石橋貴明の離婚をネタにしていたが、そのあとのトークで、昨日の「木梨の会」にサンドウィッチマンが出たと知り、聴いてみると、貴明の番組よりも、こちらのほうが貴明の離婚についてたくさんしゃべっている。13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台には、豊川悦司がゲストで登場した。こういう番組に出るとは珍しく、楽しみにしていたが、そういえば、豊川悦司は劇団3〇〇出身で、太田と演劇の話にもなる。良原アナの父とはサーフィン仲間だというつながりもあり、良原アナの父がむしろ何者なのか。

 録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、「ABCお笑いグランプリ」で優勝したオズワルドが出演していた。そのあとのコーナーでは、宇宙から帰還した野口聡一さんが出演し、松本が最後にオズワルドについて訊くと、すんなり答えるので、冗談のわかるひとだと思ったが、じつは本当にオズワルドを認識していて、「M-1」を宇宙で観ていたのだという。続けて、「サンジャポ」を観ると、こちらでは小山田圭吾の件を大きく扱っていた。たかがネット世論だと思っていたが、テレビでここまでの扱いになるとはびっくりする。今朝、昨日の「ちゃきちゃき大放送」を聴いていた段階ではまだ、能町みね子の言うことは大袈裟だと思っていたが、本当にそうでもなくなってきた。小山田圭吾を知らなかったというカズレーザーは、「このかたのことをけっこう調べたんですけど」「こういった昔のいじめ、けっこうひどいいじめのことは出てくるんですけど、それ以外の情報って、たとえば、いじめを悔いてるので今はそういった活動を反省して、こういった活動をしてます、償いのためにこんなことをしてますっていう情報はあんまり見つからなかったんですよ。」「再チャレンジっていうのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるということなんで、批判と擁護の声で批判の声が大きいというのは、プラマイのマイナスを埋め合わせる作業を単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前、自業自得の話だと思うんです。」と、早口で語っていた。検索した程度の情報でなにを言ってるのかと思うが、太田は「それをやってるかやってないかを判断するのは難しくない?」と言い、少し議論になる。当時の雑誌がそれを掲載した、これを許容していた局面が当時のサブカルチャーのなかにあったということを、太田はきちんと語っていた。「俺らも、やっぱり、ネタなんかひどいですよ、今、バラされたら。」という、爆笑問題もその時代の当事者である。「その時代の価値観と今の価値観と、歴史を評価するときに…、これ、歴史だと思うんだよね。その時代の価値観を知りながら評価しないと、なかなか難しいと思う。今の価値観で断罪してしまうことっていうのは。」と、歴史として捉えている太田に比べて、カズレーザーと武井壮の意見は、このトラブルをどう対処するかという話に過ぎなかったのではないか。ところが、ツイッターをちらっと見ると、「サンジャポ」の太田の発言が小山田擁護として批判を受けているので愕然とする。

 日が暮れてから外出し、マクドナルドで読書をするが、こころが掻き乱されているようで、まるで読書が進まない。1時間ぐらいで帰ってくる。こういうときは吉田豪だと思い、吉田豪のツイートをさかのぼってみると、さすが、まともな時代認識の意見が多くリツイートされていて、ようやくほっとする。しかし、いじめの告白をする記事を許容する空気があったということを、いじめ行為そのものを許容する空気があったかのように主張していると誤解する人間がこんなにも多いのか。話がまるで通じない。時代背景の分析をすると、それだけで、いじめ行為そのものを擁護しているようにとられ、漏れなく、石をぶつけられる。この構造もまたいじめと変わらないのは、まったく皮肉なことだ。テレビを観たりなどして、23時過ぎには眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...