ラベル ダイソー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ダイソー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年9月12日火曜日

9月12日火曜日/知らぬ間に傷む

◇ 生活

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの下書きをする。支出がいくつか重なるようなことがあると、疲弊がひどく、ブログの更新がぴたっと止まってしまう。どうしたらいいもんだろうか。メルカリで売れた本に傷みが見つかり、その連絡をするのも疲弊の原因になる。なんにせよ、管理状態が悪いのはだめなのだが、登録してからだいぶ月日が経つものは、地震などで知らぬ間に傷んでいたりして、どういうわけか、狙ったようにそんな本から売れていく。そのつど、ひとこと、おことわりの連絡を入れなければならず、問題ないですよと言ってもらえるととてもありがたいのだが、許容範囲だろうとたかをくくり、なんの連絡もせずに送ってしまうと、メルカリでもアマゾンでも低い評価をつけられる恐れがある。そうなると、挽回する労力のほうがよっぽど大変である。

 昼はラジオ。火曜日の「ビバリー昼ズ」をひさしぶりに聴いた。12時台のゲストはアンガールズ田中。午後になり、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観始める。ゲストは加山雄三。番組なかほどでチャイムが鳴り、追加のゲストでも出てくるのかと思えば、現れたのはギネスワールドレコードジャパンの代表者だった。「徹子の部屋」が、同一司会者によるトーク番組の最多放送としてギネス世界記録を更新したというので、認定証を授与しにやってきたのだ。この回が12100回目の放送。

◇ 鶴ヶ峰・横浜・星川

 午後から外出。鶴ヶ峰に出て、まず、ブックオフに寄る。いい本を見つけたのだが、棚から抜こうとしたときに、ぎゅうぎゅう詰めにしてあったせいで、背表紙のあたまを指で破いてしまった。こんなに詰める馬鹿があるか。220円の単行本からその本と、110円の文庫本を2冊買う。ワットマンも覗き、なにか面白いものはないかと探してみるが、たいしたものはない。鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、遅めの昼食。龍王を覗くと、行列がないので入ってしまう。カレー風味の肉野菜丼を食べた。700円。今度は星川に移動し、保土ヶ谷図書館に。古美術に関する本を3冊借りる。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと月見パイを食べた。計300円。



◇ 雑誌・テレビ

 新潮社の「波」に3ヶ月にわたり掲載されていた、高橋洋二「極私的「タモリ倶楽部」回顧録」をようやく読んだ。後篇が乗っていた8月号を最初に手にし、それからツイッターで検索してみたんだったか。前篇だけでなく、中篇も存在することを知り、図書館で読むしかないかと思っていたが、前篇が載っている6月号も入手していたことがあとからわかり、目次をろくに見ることもなく、そんなものが掲載されていることには気がついていなかった。いや、本屋で見つけたらとりあえずもらっておいて、開きもせずに置いたままにするということもよくあるのだ。そんなわけで、中篇が載る7月号だけ借りてこようと思い、一昨日の日曜にようやく借りてきた。前篇を読むと、高橋洋二が「タモリ倶楽部」の構成を担当していたのは、1990年から2011年。「テレビブロス」の連載コラムを始めたほうが先だったのか。1990年に番組の制作会社が変わり、そのタイミングで町山広美に誘われ、高橋洋二は番組に参加することになる。

 コーナンに寄り、上階のダイソーでも買いものしていく。コインランドリーによく行くようになったので、洗濯物を運ぶのに使う 500円のバッグをついに買う。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「さんま御殿」は、男子校、女子高の出身者が集まった。さんまの出身校は男子の人数よりも女子の人数が倍だったというのは初めて知る話かもしれない。それが芸風にも影響しているだろうか。男子校特有のノリとして、からだを張ったシモネタが面白いという話になり、その流れで、ジャニーズWESTの桐山照史が「僕にいたってはまだずっと男子校なんで。ジャニーズなんで。」と発言していた。今の時期にこれを放送するのは大丈夫なのか。

 深夜1時前からラジオをつけ、「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めたらそのまま眠ってしまった。深夜にコインランドリーに行くつもりだったのに、失敗した。

2023年1月29日日曜日

1月29日日曜日/特殊詐欺とかブックの日

◇ テレビ

 早朝に目覚め、寒くてまだ眠いが、録画残量を空ける必要があるため、録画していた昨夜の「Nキャス」を観る。まずは、連続強盗事件の指示役がフィリピンの収監施設にいるというニュース。ずいぶんむちゃくちゃな話になってきた。ルフィを名乗る男が特殊詐欺の指示を出している様子を映した動画があるというのもすごいが、隠し撮りというふうでもなく、当人は寝そべって、ごろごろしながら電話している。

 パソコンのラジコの地域判定がまた狂い、大阪になっている。めんどうだから、もうこのまま大阪の番組を聴こうかと思ったが、TBSラジオの「ONE-J」が大阪でも放送されていて、これをつけておく。

◇ ブックの日

 正午過ぎから外出。本当はもっと早い時間から動き出したほうがいいのだが、時間が決まっているわけでもないので、どうものんびりしていた。今日は29日、ブックの日なのでブックオフをまわらなければならない。新年最初のブックの日だが、まだ新年が始まったばかりのような気でいたらもう月末なのだから、なんという早さなのかとため息が出る。最初はまず、鶴ヶ峰に。先に昼食を済ませておきたく、すき家に寄る。炭火焼きほろほろチキンカレーをひさしぶりに食べた。690円。それから、ブックオフ。しかし、あまり買うものなし。110円の文庫本を4冊、110円の雑誌を1冊選び、レジにもっていくと、会計は440円と出たので、雑誌を入れ忘れてませんかと訊いてしまったが、そうだ、鶴ヶ峰は2割引きになるのを忘れていた。棚に戻り、110円の文庫本を1冊追加し、500円を超えさせ、300円引きのアプリのクーポンを使用する。

 上階のダイソーにも寄っていく。愛用していた腹巻きが見つからず、どこかに収納した記憶もないが、高級品ではないので買いなおしてしまおうと思ったのだが、売り場に見当たらず、ここで時間を食いたくもないので、あきらめてしまった。その腹巻きはここで買ったような記憶をなんとなく思い出したのだが。しかし、去年も使っていたかわからない。一昨年だったような気もする。日記に書いてあるだろうか。寺田心くんはブックオフだけでなく、ダイソーの店員もかけもちしているようで、子どもなのに仕事があってうらやましい。



 鶴ヶ峰駅に戻り、大和経由、鶴間に移動する。先にマルエツに寄り、栄養ドリンクとシュークリームを買って食べてから、ブックオフに。ここでは、110円の文庫本を2冊、新書を2冊、220円の単行本を2冊買う。

 鶴間から町田に移動し、本日3店目のブックオフ。ちょうど、昨日からリニューアルオープンしたようで、セールをやっていた。まあ、セールといっても、町田はブックの日はいつも1割引きだから同じなんだけど。3階にはガチャポンが置かれるようになり、あとは玩具類と少女マンガだけになっていた。このフロアはもう用がなさそうだ。2階、1階は、たいして変化はない。今日は日曜でもあり、とても混んでいたからどうだろうかと思ったが、なかなかいいものがたくさん見つかる。110円の文庫本を10冊、コミックを4冊、220円の文庫本を3冊、単行本を3冊買い、ひさしぶりに二千円を超えた。20冊にもなったので、カバンには入らず、レジ袋も買った。若い女の子の店員が袋詰めに苦労していたから、自分でやりますといって受け取った。外では福引きもやっていて、店員さんが誰も案内してくれないのも妙なのだが、きっと引けるのだろうと、レシートをもっていったら、2回引けた。千円で1回だろうか。ガラガラを2回まわし、2回とも白い玉が出た。うまい棒を2本もらう。


 ベローチェに入り、ひと休み。暖房のせいなのか、やたらとのどが渇く。コーヒーの前に水を一杯飲む。そのわりには、どこに行っても寒気がおさまらない。あたまが痛くなるのも寒さのせいだろう。ソファー席で、背もたれにあたまを乗せながら、しばらくラジオを聴いた。少し楽になり、それから読書もする。横尾忠則「本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた」を読み終えた。2017年刊、光文社新書。年末からちびちびと読んでいて、ようやく読み終えた。2009年から2017年まで、朝日新聞に掲載された書評をまとめたもの。書評委員だったんだな。なかには、絵による書評という珍しい試みもあった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。「サンデージャポン」も、ルフィの事件を冒頭からたっぷりと扱っていた。リーゼント刑事こと、秋山博康が解説する。「ワイドナショー」は松本が不在の週。ルフィの事件は多田文明が解説。眠る前にブログの更新をひとつ。ポッドキャストを聴きながら、深夜2時前に眠る。

2022年11月22日火曜日

11月22日火曜日/撃退されてるのか





◇ 人形町

 今日も朝から都内に。イヤホンが壊れているため、電車内は読書をする。いつも朝は眠いからラジオを聴いてしまっていたが、読もうとすれば、けっこう読めるもんだ。人形町に出て、用は午前中に片づき、昼食にする。適当に歩きまわり、アケボノヤという店に入り、牛すじスパイシーカレーを食べた。850円。スパイシーというんだからわかりそうなもんだが、なかなかの辛さで、鼻水が出た。人形町のベローチェに入ろうかと思っていたが、混雑していてやめる。人形町から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、早い時間に横浜に戻ってくる。

 星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと三角チョコパイよくばりいちごを食べた。しばらく読書をして、それから、コーナンに寄り、上階のダイソーで新しいイヤホンを買った。ここ数年は、ダイソーの330円のイヤホンを使っているが、だいたい、1年も経たずに壊れる。そのほか、封筒とプチプチも買い、プチプチを抱えながら夕方には帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。まずは「徹子の部屋」を2日分、昨日のゲストはカルーセル麻紀、今日のゲストは岩合光昭。昨夜の「キョコロヒー」は、サッカーW杯応援スペシャルとして、霜降り明星せいやと、日向坂の影山優佳が登場した。VTRには本田圭佑も登場。サッカーに興味がないから、ありがたみはよくわからない。放送されたばかりの「さんま御殿」もすぐに観てしまうと、「夫婦のお金どっちが握ると幸せ?」というテーマで、吉本浩二が再登場していた。前回の出演時に「踊る!ヒット賞」は獲ったものの、てっきり、最初で最後だろうと思っていた。

 タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こはるさんの真打ち昇進はここですでに語られていたんだな。12時台は、志の輔師匠がゲスト。こういう一門だからばらばらだよと高田先生。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴くと、昨日は談志師匠の命日ということで、お別れの会の思い出を語っていた。昨日の「ビバリー」にも触れられ、直前に聴いておいてよかった。

 どうもからだが痛く、横になってラジオを聴いていたが、眠くもならず、かといって、起きあがるような元気もない。寝っ転がりながら、ブログの更新をひとつ。部屋にはネズミの気配があり、そこらへんを動きまわっている気がするのだが、あいかわらず、YouTube でネズミが嫌う音を流してるのに、ネズミはもう慣れてしまったんだろうか。この音を流していると、自分のほうがあたまが痛くなってしまい、どっちが撃退されてるのかわからない。

2022年4月6日水曜日

4月6日水曜日/通信サービスがない

◇ スマホ

 早朝にいったん目覚め、ダビングのセットをしてから、もう少しずるずると眠りなおす。今日も朝から都内に。家を出ようとしている直前に、スマホがなぜかネットにつながらなくなり、「無効なカードです。通信サービスはありません」という表示が画面の上部に出る。ついさっきまで使えていたのに、すぐに復旧するのかなと思ったが、まるでなおらない。こんなことは初めてだ。この状態で外出するのは不安だが、しかたがない。まず、東京駅まで行かねばならず、ネットがつながらないので、電車内は読書に集中するが、東京駅に到着してもネットは復旧しない。問題は、電話をする必要が生じた場合はどうすればいいのかだが、めったに電話なんかしないのに、こんなときにかぎってその必要が生じ、公衆電話を使うはめになるが、おそらく、使うのはおよそ二十年ぶりぐらいだったろう。かといって、二十年前にもそうしょっちゅう電話をかけていた記憶はなく、しかも、その時代はテレホンカードを使っていたはずだ。小銭を使って電話をかけるとなると、いったい何年ぶりになるのか。こんなときにかぎって財布に十円玉がないもので、泣く泣く五十円玉を使うしかない局面になるが、使用法の記憶もあいまいで、おそるおそる五十円玉を投入し、スマホを見ながら電話番号を押した。(通信はできないが、電話番号の確認はできる。) ところが、つながったと思ったら話し中だ。だめだと思い、受話器を置くと、うっかりしていたが、そのままもう五十円玉は戻ってこないのだ。基本的なことをまるで忘れていた。一瞬で五十円を失ってしまい、愕然とする。もう小銭はない。千円札を崩さなければ電話はかけられないが、これ以上、小銭を寄付する間抜けもないので、この件はあきらめ、とにかく、スマホをなおさなければどうしようもないと思った。ソフトバンクのショップを探そうと思うが、しかし、大手町では見当もつかず、八重洲に移動してみることにする。検索すればすぐに見つけられるのに、当然、それもできず、歩いて捜しまわるしかない。八重洲地下街にないかと思ったが、案内図を見てみると、ソフトバンクのショップは見つからない。ドコモのショップはあり、よっぽどそこで訊こうかとも思ったが、地下街はあきらめ、地上に出てみると、そういえば、ヤマダ電機があるじゃないか。ここならなんとかしてくれるのではと、スマホの売り場がある2階にあがり、店員さんに訊いてみると、相談に乗ってくれた。椅子に着き、担当の店員がやってくる。まずは登録状況の確認をするということになったが、その前に、SIMカードの接触の問題かもというので、いったん外して付けなおしてみると、なんてことはない、あっさりとなおってしまったようで、店員さんもかえって困ったような顔をしていた。教わってみれば、馬鹿みたいなものだ。


 その後、霞ヶ関に移動することになり、ダイソーに寄らねばと思っていたので、近くにダイソーはないかと検索すると、日比谷シティにあることがわかり、日比谷シティのダイソーまで歩くが、買う必要のあるものがいくつかあったのに、それらがいずれも見当たらない。のどが渇き、飲みものだけ買っていく。昼食を食べそびれ、新橋に出て、夕方頃にようやくまともな食事をする。ニュー新橋ビルの豚大学に入り、豚丼を食べた。750円。夜に映画を観たいと思っていたのだが、ダイソーにも寄らねばならず、そうなると、予定が難しい。「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観るつもりでいたが、品川の劇場ならばレイトショーがあるのだが、品川にはダイソーがない。ダイソーには今日中にどうしても寄ってしまいたく、「ガンパウダー・ミルクシェイク」はあきらめ、別の映画を観ることにして、川崎に向かうことにした。

◇ 読書

 とりあえず、近代書房の向かいのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながらラジオを聴き、それから、読書をする。中野翠「コラムニストになりたかった」を読み終えた。2020年刊、新潮社。初出は「小説新潮」の連載。1946年生まれの著者が、読売新聞社でアルバイトを始めた1969年から現在までをふり返るコラム。中野翠のコラム、いいなと改めて思うようになり、小林信彦が「週刊文春」のコラムをやめてしまった今は、中野翠をもっと追いかけておきたいという気になってきた。たとえば、書き手としてのこのようなスタンス。P209「当時としては順当に「エッセイスト」と名乗るところを、あえてコラムニストにしてのには、わけがある。私が書くもの、書きたいものは、少しばかり時評的だったり批評的だったりする。エッセイストと名乗るにはシミジミ感が薄く、エレガンスに欠ける。それで、ちょっと遠慮して(?)あえてコラムニストと名乗ることにしたのだった。」 P175「一九八五年に『サンデー毎日』の連載エッセーがスタートした頃から、私はライターとしての自分のスタイルについて、一つのイメージ(願望)を持っていた。ひとことで言うと、できるだけ正体不明のライターでいたい。男とも女ともつかない文章を心がけ、プライベートな事柄は極力抑え、世の中やエンターテインメントについての文章を中心に書こう。顔写真は極力避けよう。ナントカ賞とかナントカ委員といった権威的なものと無縁でいよう……と。」

◇ 映画

 ベローチェを出て、モアーズのダイソーに。買うべきものを存分に買い、それから、下階のブックオフにも寄る。しかし、いいものがまるでなく、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アゼリアのドラッグストアで栄養ドリンクを買い、飲んでから、ラゾーナの109シネマズに向かった。レオス・カラックス監督の「アネット」を、21時5分の回で観ることにした。小さめのスクリーンだったが、さほど混みもせず、中段、真ん中の観やすい席で観た。レオス・カラックスの過去作はあまりよく知らず、前作の「ホーリー・モーターズ」で初めて好きになったのだが、今作も非常に奇妙な映画で、ずっと可笑しかった。いや、可笑しいという反応が正しいのかもわからないが、アネットが登場するたびに、なんだこれはという気にさせられる。コメディアンが主人公というところにも興味をもっていた。医者を演じる俳優がどうも古舘寛治みたいだと思ったが、エンドロールに注意すると、やっぱり古舘寛治だった。

 


◇ テレビ・雑誌

 深夜1時前に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「さんま御殿」は3時間スペシャル。途中まで観ると、最初のブロックは二世特集で、片岡鶴太郎、小堺一機の息子が出演していた。この息子たちが、さんまと共演するというのがすごい。同じく、昨夜に放送された「刺さルール」は、リニューアルされ、クイズ番組の形式を借りた大喜利番組になった。爆笑問題のふたりと、せいや、ヒコロヒー、ニューヨーク嶋佐が回答者。波田陽区の現在に密着したVTRから問題が出るのだが、それはともかく、伯山が司会を務め、売れっ子のお笑い芸人たちの大喜利のジャッジをするというのがなんだか危なっかしい。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。ガーシーという名前をテレビやラジオでちょくちょく耳にするようになったが、どういう人物なのかを「FLASH」の記事でようやく知った。「週刊朝日」の「似顔絵塾」では、松尾貴史が、ナンシー関と伊丹十三の思い出を書いていた。伊丹十三が亡くなる前、松尾貴史主演でボードビリアンの映画を撮ろうとして、毎月打ち合わせをしていたという。この話は以前にもラジオ番組かなにかで聴いたことがあるが、実現しなかったことがつくづく惜しい。深夜3時前に眠る。

2022年1月26日水曜日

1月26日水曜日/「香川1区」


◇ 渋谷・伊勢佐木町

 早朝に目覚め、聴きながら眠ってしまった「爆笑問題カーボーイ」を、タイムフリーで冒頭から聴きなおし。太田の自宅に、光代社長と飲んでいたとろサーモン久保田がやってきた話などをしていた。ツイッターを見ると、お笑いナタリーの記事で知ったが、「伊集院光とらじおと」の後任はパンサー向井の番組になるようだ。今日も朝から都内に。池上線の長原のほうまで用があり、初めて降りる駅かと思っていたら、降りてみると、ブックオフに一度来ていると思い出した。ブックオフで記憶している街は多い。それから、渋谷に移動することになり、ひさしぶりに後楽に入り、豚生姜焼き定食を食べた。750円。タイミングがよかったのか、空いていたからすっと入ったが、食べているあいだにみるみる混雑した。宮益坂のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、あんぱんを食べた。スマホのバッテリーがだいぶ減ってしまい、充電をしたかった。少し読書をして、東横線の各停で、のんびりと横浜まで座って戻る。

 映画を観るつもりで、関内に移動し、イセザキモールの有隣堂を覗いていくと、小林信彦の「週刊文春」の連載の最後の単行本が出ていた。カトレヤプラザのダイソーに寄ると、シールはがし液がどの店舗にも見当たらないと思っていたが、スプレー式のものがここには置いてあり、しかたがないので、これを買っていく。ビン入りの液状のものはもう生産しなくなったのだろうか。イセザキモールを黄金町方面に歩き、雲雀洞に少し寄れるかと思っていたら、今日もシャッターが閉まっている。ツイッターを見ると、今日は早じまいしたようで、どうも間が悪い。馬燈書房の外の均一箱を覗いていくが、なにも買わなかった。




◇ 映画

 シネマジャック&ベティに向かうが、映画を観る前に、上映時間がやや長いと思い、なにか腹に入れておきたくなり、まいばすけっとに寄り、どら焼きを買って食べておく。大島新監督の「香川1区」を、17時50分の回で観た。今月の半ばからサービスデーが変更になり、木曜のメンズデーがなしになって、水曜は誰でも 1100円になった。まだ知られていないのか、たいして混んでおらず、4列目に座る。

 小川淳也議員を追いかけた「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編にあたる今作だが、長期間を追いかけた前作に対し、今作の撮影は衆院選のごくかぎられた期間だ。前作はまるで青春映画のように観たが、五十歳であるのに、今作も同じく、小川淳也のまっすぐな言動に惹きつけられる。たとえば、維新の候補に出馬断念を迫っていたという一件では、小川は批判もされるが、事務所をたまたま訪れた田崎史郎に猛烈に反論する場面はじつにエモーショナルで、ひとつの見せ場になっている。「香川1区」という映画であるから、対立候補の平井卓也にも取材をするが、平井は平然とインタビューに応じるかと思えば、あとから映画を理解したのだろう、その後の街頭演説では映画を強く批判する。PR映画と呼んだ平井に、大島新監督は反感を示すが、平井は無視をする。しかし、絶大なPR効果をもったことは事実だろう。じゃあ、誰を撮ってもPR効果が生まれるかというとそんなはずはなく、小川淳也が魅力的で、映画の主人公になり得る人物だったからにほかならない。平井が最初にインタビューに応じた場面には意外性があったが、なぜか自然と悪役になっていくのがドキュメンタリーの不思議で、その後も、平井の支援者たちには撮影を拒絶される場面が何度かあり、この映画のなかでは、平井卓也の周辺の人間の印象はすこぶるひどい。もうひとりの維新の候補の女性は、状況があまり理解できていない感じのひとだった。脇を固める小川淳也の家族がまた暖かく、小川の両親、特に、父から見た息子小川淳也、それから、当選直後の娘のスピーチで、子どものころから思っていたという、正直者が馬鹿を見るという現実がくつがえされたと語る場面には感動させられた。映画は衆院選と、その後の代表選に敗れたところまでもさらっと扱う。さわやかな後味。


 映画のあと、イセザキモールを関内方面に戻り、ブックオフに寄ると、寄った甲斐あり、いい本をほいほいと見つける。帰宅は夜遅くなり、録画していたテレビ番組をいくつか。「水曜日のダウンタウン」では、恒例の女子中高生の人気芸人ランキングがあり、今回は男子中高生のランキングもあり、その違いがとても面白い。後半の「不仲芸人対抗スピード解散選手権」にもひりひりさせられる。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、コロナの昇太師匠に代わり、高田先生が登場。12時台は、錦鯉がゲスト。ツイッターからニュースを観ると、東京の新規感染者数は1万4086人に。大阪は 9813人、神奈川は 4794人。深夜1時半過ぎに眠る。

2022年1月24日月曜日

1月24日月曜日/地下の入り口はどこか


◇ 新宿・市ヶ谷

 朝から都内に。大和から小田急線で新宿に向かうが、大和から立ちっぱなしになると、新百合ヶ丘のあたりで息苦しくなることが過去に何度かあったが、今日はついに顔から血の気が引き、たまらず、登戸でいったん降りた。ベンチで少し休み、つぎの急行に乗っていくが、さっきの急行よりも混んでいて、またすぐに気持ち悪くなり、下北沢でまた降りて休んだ。昼食は新宿西口で、しんぱち食堂に入り、鶏生姜焼き定食を食べた。825円。マクドナルドに入り、読書をしようとするが、眠くなり、ほとんど読めなかった。

 その後、市ヶ谷に移動し、駅から川を挟んで北側を歩くと、このあたりはまったく大日本印刷ばかりである。「外濠書店」という看板が目に留まり、気になり、ちょっと入ってみると、本が並べてあるスペースはあるが、実際の書店ではなく、なにかの企画なのだろうかと思うがわからない。すぐに出たが、外には「どのドア展」というポスターがあり、その展覧会がどれだったのかもわからない。あとで検索すればいいやと思い、あんまりきちんと見なかったが、検索してみても、なぜかまったく情報がない。今どき、そんなことがあるのだろうか。そして、市ヶ谷でまたマクドナルドに入り、ホットコーヒーと、カスタードパイを食べるが、疲れがひどく、腹がくだる。栄養ドリンクを飲もうと、ドラッグストアを検索してみると、マクドナルドのすぐ裏にクリエイトがあるとわかり、行ってみると、完全に調剤専門の店舗だった。そういうクリエイトもあるとは知らなかった。代わりに、近くにマルエツプチを見つけ、栄養ドリンクはそこで買うことができたが、看板を見ると、地下にダイソーがあるようで、そういえば買うものがあったことを思い出すが、しかし、入り口がわからない。マルエツプチの店頭で商品の整理をしていた店員さんに、地下の入り口はどこかと訊いてみると、道路の向こう側を指し、日高屋の先だとか言い始めるので、いったいどういうことかと驚いたが、どうやら、地下鉄の入り口を訊かれたのだと勘違いしたようだ。落ち着けばそんなわけがないとは思うが、一瞬、地下が道路の向かいまでつながっているのかと思った。ダイソーに降りる階段は、なんてことはない、マルエツプチの店内の奥にあった。シールはがし液を買いたかったが、見つからない。ダイソーの店員は忙しそうにしていて、訊きにくいので、セロテープだけ買った。




◇ 雑誌・読書・テレビ・ラジオ

 市ヶ谷駅から南北線に乗り、目黒線直通、日吉から東横線に乗り換え、横浜まで戻ってきた。有隣堂に寄り、「映画秘宝」を立ち読みする。年始恒例の「ベスト&トホホ」だが、去年はあまり映画館に行かなかったから、観たものはあまりない。あとは気になる回答者をつまみ読みしていくが、なんと、らく人さんがなぜかアンケートに答えていた。どういうツテがあったのだろう。そういえば、ブラック師匠の日本映画ベストテンはなくなってしまったんだっけか。去年の号になにが書かれていたか、まるで覚えていない。

 帰りの電車内では、内田百閒「私の「漱石」と「龍之介」」を読み終えた。1993年刊、ちくま文庫。親本が 1969年刊というのが意外な気がしたが、内田百閒の著作のなかから、夏目漱石と芥川龍之介に関する文章を集めたという、この企画が、まるで今もなお新鮮な感じがする。だからこそ、手にとったのだが、漱石、龍之介、百閒、それぞれが今でもポップに読めるというのはいったいなんなんだろうか。装丁もぜんぜん古臭くないのだけど、新装版とも書いてないから、最初の文庫化からこの装丁なんだろうか。手元にあるのは、2013年、13刷。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」では、今田の婚活という企画から、今田とやす子の夫婦漫才が始まり、フジモン、陣内はすかさず客にまわると、夫婦漫才を野次り、さんまは寄席の支配人になり、お詫びをするというその連携がすごい。さらにそこへ、落語家になって出ていくゆりやんにも爆笑した。その一連の流れは説明して説明しきれるものではないが、こんなことを毎週のように即興でやっているこの番組は、やっぱり、異様に面白い。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、陽性者だらけのこの番組では、高田先生だけはなぜか元気でいる。水曜の昇太師匠の代わりも高田先生が務めるようだ。12時台は、稲川淳二がゲスト。高田先生が元気かと思えば、稲川淳二もそれ以上のスピードで、軽快にしゃべりまくる。怪談ではない稲川淳二のトークが嬉しいが、後半には短い怪談も語り、最後には「喜んでいただけましたでしょうか?」という往年のフレーズも出た。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、ドランクドラゴンがナイツの代役を務めたが、第一声はリモートの土屋さんから始まった。聴きそびれていた先週木曜のオープニングも聴くと、この日はしずるが代役を務めている。ナイツはこの日から休みになったのだ。

 楽天マガジンで読んだ「週刊プレイボーイ」には、「まだ売れてない50代芸人集合!」という特集があり、コラアゲンはいごうまん、プリンプリン、冷蔵庫マンのインタビューが載っていた。ボキャブラブームで売れたプリンプリンが「まだ売れてない」という扱いはないだろうと思うが、漫才協会に入るまではコンビでの活動はほとんどしていない期間があったとは、「タイタンシネマライブ」で毎回観ているからわからなかった。「週刊ポスト」を読むと、たけしの連載では「笑点」の人事について語られていた。「なんで一番若い三平が外れなきゃいけないんだっての。」と、三平よりも「笑点」という番組にそもそも批判的。そのつぎのページには、「5年後の「笑点」メンバー大予想」という記事もあり、予想しているのは、ヨネスケ、堀井憲一郎、広瀬和生、細川貂々、雨宮萌果という面々だが、広瀬和生は、馬るこ、わさび、わん丈を有力候補として挙げ、テレビ的な感覚からはだいぶずれている。

 ツイッターからニュースを見ると、神奈川の新規感染者数は 5276人となり、過去最多を更新。コロナ以外では、宇都宮線の車内で、喫煙を注意した高校生が暴行を受け、重傷を負ったというニュースが気になった。まったく不快な事件だ。加害者の二十代の男を、まわりの乗客は誰も止めなかったという。眠る前に配信ドラマを観たかったが、疲れているのでやめた。ラジオを聴きながら、深夜0時前に眠る。

2021年7月8日木曜日

7月8日木曜日/雨の宅急便


◇ 発送

 昨日、注文があった、サイズが大きい本の発送をどうしようかと早朝から調べていたが、いずれにせよ、今日は用事があるため、発送は帰宅してからになる。朝から都内に。東海道線で東京駅まで出て、丸の内口に出ると、ひとの多さに心配になる。緊急事態宣言の最中よりも、その挟まれた期間にどうも問題があるんじゃないのか。昼食は大手町ビルヂングの地下で、「野らぼー」といううどんの店に入った。日替わり定食の、釜玉生醤油うどんと、肉味噌ととろろのご飯のセット。880円。夕方、外はどしゃぶりになっていたようだが、ずっと地下にいたので、外の様子はまったくわからない。ツイッターからニュースのチェックをすると、12日から東京都は四度目の緊急事態宣言になるようだ。

 横浜まで戻ってきて、西口の地下に出て、有隣堂を少し覗いていく。サイズの大きい本を発送するために、ダンボール箱をどこかで買わなければと思っていたが、ダンボールをもち帰るのに、雨に降られるとまずい。星川のコーナンに寄ろうかと思っていたが、横浜駅周辺で買えないかと思い、検索してみると、ダイソーで売ってるんじゃないかということに気がついた。寄ってみると、ダンボールは見つからなかったが、代わりに、配送用のペーパーバッグというのを発見し、むしろ、これがちょうどいい。書店で働いていたときに、そういえば、こういうのに入れて送っていたという記憶が蘇った。

 ペーパーバッグを買い、帰宅するが、ビニール傘を電車に置き忘れてしまった。改札を出てから気がつき、壊れかけていたような傘だったので惜しくはなかったが、クリエイトに寄り、新しいビニール傘を買っていく。19時前に帰宅し、ヤマト運輸のホームページを改めて確認するが、しかしまあ、わかりにくいホームページだ。確認したかったのは、クロネコメンバーズの割引きが使えるんじゃないかと思ったからだが、わかったことは、自分がいつも使っているのはビジネスメンバーズというやつで、宅急便を送るとなると、ドライバーさんが集荷にくることになるらしい。たった1点のめったにない荷物のために、それも気が引ける。結局、ビジネスメンバーズではクロネコメンバーズのサービスはどうやら関係がないようで、さんざん調べてわかったのは、普通に宅急便を出すしかないということだった。朝に準備しておいた本を、買ってきたペーパーバッグに入れ、封をする。カバンに入れて、20時前に再び外出し、近所のセブンイレブンを使ってもよかったのだが、なんとなく、顔見知りになるのがいやで、駅の向こうのセブンイレブンまで行って出してきた。送料は1270円。値段が高い本だったからこれでいいのだが、なるべくならば、使わないようにしたい。

◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、昨夜の「24時のハコ」を聴いた。7月のマンスリーパーソナリティがヒコロヒーだというのでこれは聴いておきたくなった。テレビで観るかぎり、このひとは芝居よりもしゃべるほうが向いているひとだと思っていたが、そのとおり、この番組を聴いてみると、上方落語のようなリズムがある。ひとりコントをやっているひとなので、そこが見えにくかったが、若手のお笑いのライブシーンには漫談というスタイルが定着していないため、そこで損しているひとはほかにもいないだろうか。しかし、そう思って聴いていると、終わりのほうではコントライブへの自信を語っていた。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、今週は大久保佳代子がパートナーだった。小島慶子が毎週担当するわけではないのだ。こちらにも週替わりでヒコロヒーが出演しているが、今日は吉住の担当。

 録画していた昨夜の「あちこちオードリー」は、中山秀征と高橋真麻がゲスト。ABブラザーズが第三世代の波に飲み込まれていったという話から興味深かったが、今田耕司の回で語られた、ばちばちに火花を散らしていた時代を、今度は中山秀征側から語られる。プロレスの例えが見事で、お笑いがストロングスタイルに移っていく時代のなかでの戸惑いを含んだ体験談がすこぶる面白く、ナンシー関に批判されていたことまでが中山秀征本人から語られた。深夜0時過ぎに眠る。

2021年5月11日火曜日

5月11日火曜日/三百円にする

◇ 落語会

 昨夜の横浜にぎわい座の円楽の会に、伊集院が出演して「厩火事」をやったことをツイッターから知った。なるほど、あれだけのブランクがあり、いきなりよみうりホールということはないか。「シークレットゲストの会」と告知されていたのに、チェックさえしていれば、ぴんときたかもしれなかった。この情報を知らなかったのは不覚だ。しかし、にぎわい座のホームページからどんな公演があるかをチェックすることはあっても、各公演の情報まではいちいちチェックしない。かつては、にぎわい座にはコンスタントに通っていたが、チラシを目にしていれば気がついたかもしれないのに。そのころの習慣が今はがたがたに崩れてしまった。タイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」のオープニングと、続けて、昨夜の「深夜の馬鹿力」を聴いた。「馬鹿力」のほうでは特に、にぎわい座の会について1時間以上たっぷりしゃべっていた。

 午後、ヤマトの営業所まで。やや涼しく、パーカーでちょうどいい。二俣川に出て、ドン・キホーテのダイソーで、イヤホンを買いなおした。つい一昨日、南万騎が原のダイソーで百円のイヤホンを買ったのだが、それがどうも使いにくい。巻き取り式のリールがついているもので、便利かと思ったが、使ってみると、リールがぶらぶらする。コードが短く、リールは宙に浮かせるしかない。これはなかなかうっとうしく、たかが百円程度のイヤホンを、がまんして使い続けてもつまらない。今度は三百円する高音質ステレオイヤホンというのにした。その前にもダイソーの百円のイヤホンを使っていたが、それが1年ほどで壊れた。三百円でもすぐに壊れるようなら、また考えなおさねばならない。ダイソーの上階のサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。読書をするが、しかし、例のごとく、必ず眠くなる。音楽を聴きながら少し眠ろうと、買ったばかりのイヤホンをさっそく使ってみると、さすが、三百円は音質がいい。百円とはわけが違う。


◇ 読書・ラジオ・雑誌・テレビ

 サイゼリヤで、赤染晶子「乙女の密告」を読んだ。2010年の芥川賞受賞作。これは面白かった。短いセンテンスでリズムよくつないでいく、この文体、演劇調のリズムというか、これで可笑しみを蓄えていく感じがある。決めゼリフでばんと笑わせる。登場人物のキャラクターの可笑しさもあり、これはコメディだと思った。スピーチコンテストに向かっていくスポ根的な面白さもあり、「アンネの日記」論にもなっている。解説を除けば 100ページ弱の小説で、グルーヴ感をもって、ひと息に語るような勢いもあった。

 ジョイナステラスのユニクロで買いものをして、くまざわ書店にも寄り、夜に帰宅した。タイムフリーで、昨日のラジオ番組をいくつか。月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」では、平野ノラが産休から復帰した。オープニングは記者会見風に始まり、記者として、松本明子も「ビバリー昼ズ」から残った。放送中に、それをすぐにネットニュースにするオリコンもすごい。14時台ゲストには、TIMが登場する。さすがのベテランで、歩んできた道のりだけをとっても面白く、AKIKO、笑組といった名前も出る。昨日の志らく師匠の「ズーム」には、田嶋陽子がゲストで出演していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「サンデー毎日」に、水道橋博士が「芸人の流儀でエライ人を斬る」という特別記事を寄稿している。30年ぶりに地上波のレギュラーがゼロになったという話は、先日の高円寺のライブでもしゃべっていた。この記事では、自身のライター歴について、「藝人春秋」を書いた動機について、そして、テレビ批判もしている。「僕は政治を観察、批判しつつも、笑いをまぶして袋小路ではない、出口のある表現をしたいと思っています。政治と笑いの距離感は難しいものです。」と書く。「ジャストミートを避けろ」というたけしの教え。そして、「正義のコスト」の自問自答がある。「婦人公論」では、清水ミチコの連載鼎談に、水道橋博士と近田春夫が登場していた。「SPA!」の「エッジな人々」には田中裕二が登場。これは「ゴジラVSコング」のプロモーション。

 録画していた「お笑いオムニバスGP」の、「2憶4千万のものまねメドレー」以外の企画も観た。芸人がショートネタを披露する「バク速-1GP」という企画は新鮮味がなく、消去しようかと思っていたが、珍しいメンバーも出ているので迷う。ショートネタを観る麒麟川島と千鳥の視点がいちいち玄人的すぎるのか、それに比べると、「爆笑レッドカーペット」などの今田耕司のリアクションは無邪気で、きちんと視聴者につないでいく。「ドッキリツッコミGP」は、ミキ昂生、おいでやす小田、シソンヌ長谷川、カンニング竹山の4人がドッキリを仕掛けられ、そのドッキリに対するツッコミを競う。昂生以外の3人は四十代であり、からだを酷使されている企画は観ていて心配になる。

 再びタイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」を改めて聴きなおした。10時台のゲストは松居直美で、伊集院から松居直美のデビュー当時の記憶が思い出され、その時代の松居直美の天才性には以前から興味があり、その時代の話を期待したが、前半は欽ちゃんの話ばかりになり、息子が不登校だったという話が出ると、伊集院もそうだったというところからそのあとはずっとその話になる。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、ブログの手入れなどをしていた。深夜3時前に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...