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2021年6月2日水曜日

6月2日水曜日/「日本の喜劇人」を読む(3)

◇ ラジオ・テレビ

 週末はばたばたと忙しく、タイムフリーで、「ナイツのちゃきちゃき大放送」の後半をようやく聴いた。木村昴がゲストで、たてかべ和也のエピソードは「はなつまみ」でも聴いているのに、もう一度聴いてもまた感動する。落語をやっているという話もあり、志ら乃さんの名前も出た。月曜の「ズーム」を聴くと、志らく師匠がオープニングで、伯山にいじられていることについてしゃべっていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」。12時台には市馬師匠が登場し、5月は落語応援月間だったが、今週はボーナストラックということになる。午後は録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」はモーリー・ロバートソンがゲスト。日曜の「週刊さんまとマツコ」も観る。この番組の形式がまだわからないが、今週はトークだった。ロケ企画よりも、こっちのほうがいい。

 夕方になる前に、ヤマトの営業所まで。週末あたりからやけに注文が多くなり、2週間前なんかは、誰かに悪評でも流されてるのかと不安になるくらいに注文が止まってしまった日があったが、考えてみると、緊急事態宣言の延長の影響か。しかし、神奈川県にいるとあまり変化を感じない。二俣川に出て、松屋に入り、厚切りトンテキ定食を食べる。ジョイナステラスの無印良品に寄り、Tシャツを買っておく。くまざわ書店にも少し寄り、それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をする。


◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」を少しずつ読み進めている。かさばる本なので、遠出するときにはカバンに入れていけない。今日みたいに、なにも予定がない日に一章ずつ読んでいくしかない。第三章は森繫久彌について。有名な「森繁病」について書かれている章で、この章は新潮文庫版で何度か読みなおしている。初めて読んだときには誤解したが、「森繫病」とは森繫を批判する言葉ではなく、森繫によって、ペースを乱された喜劇人たちに対する皮肉である。(最近では、四十代のお笑い芸人から「ダウンタウン病」という言葉をたびたび耳にする。) この章で、その時代のおもな喜劇人たちに一気に触れられ、伴淳三郎、三木のり平については、ここでは突き放した書きかたをしている。代わりに、小林信彦がここで評価しているのは、有島一郎、堺駿二、益田喜頓といったひとたちで、新潮文庫版で「日本の喜劇人」を初めて読んだときには喜劇史の教科書のように読んだが、むしろ、教科書的な喜劇史に対する反発がかなりあるというのが今となってはわかる。

 第三章を読んだあとは、これもちびちび読み進めていた夏目漱石「坊っちゃん」(新潮文庫)も読み終えた。まあ、普通に読めば一気に読める小説だが、「坊っちゃん」は小学生のときに初めて読み、何年か前にそれ以来に読みなおしたが、これは今一度、じっくりと読みなおしておきたいと思っていた。これも小林信彦の影響である。

 西友で買いものして、夜に帰宅する。少し忙しくしていると、テレビ番組の録画がどんどん溜まっていく。残量確保のため、ざっと観て、つぎつぎに消去していく。昨日放送された「知恵泉」という番組は、永六輔の特集だと知り、録画しておいたが、これは保存する。黒柳徹子が出演。VTRには矢崎泰久も登場した。深夜0時前には眠ろうとしていたのに、ぜんぜん眠れず、これはだめだと思い、またテレビを観る。「はなつまみ」を観て、深夜2時前にようやく眠る。

2021年5月31日月曜日

5月31日月曜日/都庁






◇ 新宿

 早朝に目覚めると、メルカリに値下げ交渉のコメントが2件。いずれも無茶なもので、まともに返信するのもストレスだから無視する。しかし、300円の商品を値下げできないかというコメントは、もしかすると、300円が最低価格だと知らない利用者がいるということか。

 今日も朝から都内に。めったに行かない西新宿に用があったが、昼食は新宿NSビルの1階に飲食店街を見つけ、そこのすき家で、焼きそば牛丼を食べた。500円。焼きそばと牛丼を一緒に食べたような味がする。飲みものを買いたくなり、ドラッグストアを検索すると、都庁のなかにあり、都庁まで行ってみるが、入り口の警備員さんに尋ねると、職員しか入れないエリアとのこと。入れなくても検索には引っかかるのが困る。そのあとは飯田橋に移動することになり、東京理科大の前を通ると、「坊っちゃんの塔」というオブジェがあった。そういえばそうで、「坊っちゃん」の主人公の出身校は、東京理科大の前身になるということがよくわかっていなかった。あの主人公と漱石本人とを、ときどき混同してしまう。ベローチェに入り、ひと休み。食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。それからブックオフに寄り、4冊買っていく。飯田橋から南北線、東横線直通で帰ってくる。混雑で座れず、車内は冷房がきつい。横浜ビブレのブックオフにも、20時閉店間際に寄り、3冊買っていく。


◇ 読書

 赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊編「路上観察学入門」を電車内で読み終えた。1993年刊、ちくま文庫。どういうわけかずっと読みそびれていた本だが、最近、建築関連の本をいくつか読んでいたら、そのなかに藤森照信が登場していたため、この流れが読みどきかと思ったのだが、リンクするテーマはあんまりなかった。路上観察というものは赤瀬川原平のトマソンから始まったものだと思い込んでいたが、これを読むと、今和次郎を源流に、同時期に似たような活動が出現し、それらが合流したということか。この本のなかでの赤瀬川原平は、意外と影が薄いと思った。しかし、「超芸術トマソン」と重複する内容は多く、トマソンの面白さがやはり傑出している。森伸之の女子高生制服図鑑なんかは、今の時代からするとかなりひどく、時代が経ちすぎてから読むというのもつらいものである。

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングで高田先生が本の話をしていた。新刊は本屋からすぐになくなってしまうので、目についたらぱっと買っておくから、読み進めている本が同時に10冊ぐらいあるという。本橋信宏「全裸監督」、石原慎太郎「あるヤクザの生涯 安藤昇伝」、佐久間文子「ツボちゃんの話」、大下英治「ショーケン 天才と狂気」、中溝康隆「現役引退」、小谷野敦「大相撲40年史」、小林信彦「決定版 日本の喜劇人」をつぎつぎに紹介した。

 楽天マガジンで読んだ「週刊プレイボーイ」に面白い記事がいくつか。「鈴木慶一さんが渋沢栄一さんとソックリすぎることについて」という、サエキけんぞうによる鈴木慶一インタビュー。ガッキー結婚記念で、新垣隆さんのインタビューもあった。深夜0時過ぎに眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...