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2024年3月2日土曜日

3月2日土曜日/漱石アンドロイド

◇ シンポジウム

 午前中には出発し、都内に。渋谷から半蔵門線に乗り、半蔵門まで。今日は寒い。二松学舎大学の中洲記念講堂にて、「漱石アンドロイド」のシンポジウムを観る。今回で3回目。コロナを挟み、5年ぶりの開催だ。初回に参加してからは案内のメールが届くようになり、今回も申し込んだ。13時開始、15分前頃に到着。客席は空いている。今回は「ロボット学者はなぜ小説を書くのか? ―漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究」と題し、まずは漱石アンドロイドによるオープニングパフォーマンスから始まった。第一部は「なぜ人間を考えるためにロボットを作るのか?」。石黒浩、谷口忠大の講演が順番にあった。谷島貫太という二松学舎の学者が司会を務めたのだが、この司会の前置きが長くてうんざりする。石黒浩はおなじみのロボット学者。この漱石アンドロイドのプロジェクトの最初から関わっていて、初回にも登壇し、とても面白かった。しかし、昨日の失敗から、今日はなにも食べないようにしていたのだが、食べなくても結局は眠くなる。石黒浩は大阪万博に肯定的な話をしていたようで、科学者の立場としてはそうなのか、ここはきちんと聴いておきたかった部分だ。続いて、谷口忠大の講演だが、プロフィールを見て、そういえば見たことのある名前だと思い出したが、このひとはビブリオバトルの考案者でもあった。ロボット学者だったとはまったく知らなかったな。この講演もおおむね眠りながら聴いていた。眠気が止まらない。第一部が2時間ほどだったか、休憩を挟み、第二部「ロボット学者はなぜ小説を書くのか?」が始まる。伊豆原潤星、加藤隆文、増田裕美子という3人の学者が順番に登場し、問題提起がされる。ひとり目の伊豆原潤星という学者の話が下手なのにはまいった。下手な話を長々と聴かされる苦痛といったらないが、朗読をする場面では声を作ってみせたりなんかして、本人はその気になっている。あとのふたりはまだ話が上手くてほっとした。しかし、このテーマがそもそも面白くない。石黒浩と谷口忠大はともに小説を発表しているんだそうで、そのことを知らなかったし、興味もなかったが、このふたりがたまたま小説を書いているからといって、「ロボット学者はなぜ小説を書くのか?」ってことはないんじゃないか。谷口忠大の小説が論じるに値するようなものなのかがまったくわからなかった。最後のディスカッションが始まるときには予定時間では残り30分程度になっていた。ディスカッションには谷口忠大も参加するが、石黒浩はもう帰ってしまっていた。夏目房之介もここから加わる。夏目房之介もこのプロジェクトの最初から関わっていて、アンドロイドの声は夏目房之介の声が使われている。夏目さんはここまでの講演を聴いていてどう思ったか、最初にまず、話術に関する話をして、ほかの登壇者に対するやんわりとした苦言のように感じられた。ディスカッションの司会も谷島貫太が務めたが、滑舌が悪く、なにを言ってるのか本当にわからない。スクリーンの字も小さくて読めないし、なんなんだこのディスカッションは。終了予定時刻は17時だったが、20分ほど延びる。学者たちのつまらない話をずるずると聴かされるんだったら、夏目房之介の話をよっぽど聴きたかった。このシンポジウムは初回はすこぶる面白かったのだが、回を重ねるごとにどんどんつまらなくなっていく。もはや、漱石とはなんにも関係がないじゃないか。

 半蔵門に戻り、ゆで太郎に入ろうと思っていたが、もう閉まっていた。くるときによく確認しなかったが、土曜は閉店時刻が早かったのかな。ゆで太郎で食べて、すぐ近くのベローチェに入ろうというつもりでいたのだが、なにも食べずにベローチェには入れまい。半蔵門の交差点のほうに進んでみるが、小諸そばも閉まっていた。このあたりは土曜に開いている店はないのか。二松学舎から九段下に進めばよかったと後悔したが、今から戻るわけにもいかず、しかたなしに麹町まで歩いた。麹町の新中華めし屋という店を初利用する。豚肉とキクラゲ玉子炒め定食を食べた。850円。入り口近くのカウンター席に座らされ、この席が薄ら寒く、とても居心地が悪かった。麹町にもベローチェがあるから、こっちのベローチェに入れると思っていたが、こっちはベローチェが開いてなかった。なんでこうちぐはぐになるかな。もうベローチェのことはあきらめ、電車内で読書をしながら帰ってくる。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車で、林渓清「ナンバー2の美学 二階俊博の本心」を読み終えた。2020年刊、ブックマン社。二階俊博が書籍代として3500万円を計上していたことがニュースになり、その購入していた本のひとつがこれだということがあとから明らかになった。本当にこれだけの額の本を購入するんだということに、なるほどとも思ったのだが、一昨日、ブックオフで見つけ、どんな本なのかと興味をもち、ちょっと読んでみたくなった。著者の林渓清は「月刊公論」編集長という人物。「江戸まち通信」代表理事という肩書きもある。監修者として、大中吉一という人物の名もあり、このひとは「月刊公論」の発行人。「月刊公論」なんて雑誌はまったく知らないな。本にはまず、二階俊博の講演が収録され、大中吉一との対談、そして、二階俊博の生い立ちから政治家としての歴史がざっと書かれている。二階俊博のヨイショ本といえばヨイショ本なのだが、意外と負の部分も含めてたんたんと書かれている。そのあとには自民党の歴代幹事長の系譜が書かれていて、全員の解説と、幹事長経験者たちのインタビューが収められている。ここは自民党の歴史を知る勉強になった。石原伸晃、石破茂の二階評が面白い。石原「二階氏のいちばんすごいのは、「ボケたふり」の上手さでしょうか。皆さんいろいろおっしゃいますが、私は演技だと思います。ああやっておいて、しっかり状況判断をされているのが二階氏だと思います。」 石破「いつも思うのは、お考えを明確になさらないことが多いということですね。何を言っているのかよくわからないと思わせて、政局の読みはことごとく当たる。それが二階俊博先生のいちばんすごいところです。」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」のコーナーに佐渡裕が登場。「勝手にテレ東批評」は、「トラック乗り継ぎ旅」のナレーションを務めるセイン・カミュがゲストだった。昨夜の「ネタパレ」は、レインボー、ダンビラムーチョ、モシモシが出演。後半には「チャレンジパレード」という企画があり、東京ホテイソンがリズムネタに、土佐兄弟、や団がインパクトキャラに挑戦した。いや、こんな企画よりも普通にネタが観たいよ。ラジオを聴きながら深夜に眠る。今日もまたブログを更新できなかった。

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2021年10月31日日曜日

10月31日日曜日/選挙と「NHK新人お笑い大賞」

◇ ラジオ

 徹夜になり、朝、タイムフリーで、「ロケット団の定例ラジオ」を聴いた。水曜に始まった新番組。昼の番組には、ナイツ、中川家、サンドウィッチマンをそろえ、そのうえ、ロケット団の番組まで始めるとは、ニッポン放送の編成はどれだけ漫才マニアなのか。野球中継がない時期だけの放送のようだが、これは毎週聴こう。そのあとは、オンタイムのラジオをつけておく。文化放送の新番組、「日曜のほとり」を初めて聴いてみた。阿川佐和子とふかわりょうという謎の組み合わせが、どうもちくはぐしている。

◇ 選挙

 午前中に外出。雨が降りそうで、傘をもっていく。まず、近所の小学校に寄り、衆院選の投票をする。校庭に入って驚くが、体育館の外まで行列ができている。投票するようになってから今まで、こんな光景は見たことがない。小選挙区の候補は3名、自民、維新、立憲民主という三択がつらい。比例区に「民主党」という略称がふたつあるという件は、ニュースでは見かけていたが、ここ最近は忙しくしていて、詳しくは知らなかった。まさか、改善されずにそのままだとは思わなかった。体育館を出ると、市長選のときと同じく、今日もNHKの出口調査がきていた。その横をすり抜け、校庭をあとにする。

 クロネコDM便を出すため、ヤマトの営業所まで歩き、それから、二俣川を通り過ぎ、旭郵便局まで足を延ばし、ゆうゆう窓口で郵便物をひとつ出した。歩きながら、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いていた。10時台は、毒蝮さんが登場の週で、おぼん・こぼんの話題から、仲が悪かった漫才師たちについてしゃべっていた。

 二俣川駅に戻り、とりあえず、くまざわ書店に寄る。ドトールで読書をしていくつもりでいたが、混雑していて、もう帰ろうかと迷ったが、空席がないわけじゃない。すぐ帰るのもつまらないから、やっぱり、ここでのんびりしていく。アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べる。しかし、まず、ツイッターを見始めてしまい、パルト小石の訃報がやはりショックで、検索して情報を追いかけていた。1時間半ほどして外に出ると、雨降りになっていた。

◇ テレビ

 15時頃には帰宅し、16時から、「NHK新人お笑い大賞」をオンタイムで観た。司会はフットボールアワー。審査員は、西川きよし、渡辺正行、清水ミチコ、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、YOU、大林素子という7名。出場は8組、AブロックとBブロックに分かれ、1組ずつが勝ちあがり、決勝戦となる。まず、Aブロックは、出演順に、素敵じゃないか、ハイツ友の会、トンツカタン、丸亀じゃんごという4組。本来は、隣人が勝ちあがっていたのだが、コロナになったため、丸亀じゃんごが繰り上げで出場することになった。トンツカタン以外は初めて観たが、丸亀じゃんごがまず、漫才師臭さのある風貌で、ミルクボーイも思わせるが、ストーリーで引っぱっていく漫才なのが珍しくて面白かった。Aブロックは丸亀じゃんごがいちばんいいと思ったが、審査員は1票も入らず、女性陣3名はトンツカタンに、男性陣は、西川きよし以外の3名はハイツ友の会に、西川きよしは素敵じゃないかに投票した。3票ずつになり、決戦投票で、きよしもハイツ友の会に入れ、ハイツ友の会が勝ちあがった。ハイツ友の会は女性コンビで、変ホ長調を思わせる、アマチュア口調の漫才だ。Bブロックは、出演順に、モンローズ、ニッポンの社長、チェリー大作戦、ミキという4組。Bブロックでは、チェリー大作戦のみを初めて観た。力量ではミキが圧倒的にトップだと思うが、ネタの真新しさがまったくない。審査員たちも、今さらミキでもないかという雰囲気があり、せっかく勝ちあがっているのに、それはそれでかわいそうだ。そうなると、2本目を期待したくなるのはニッポンの社長だと思ったが、審査員は満場一致でニッポンの社長。ハイツ友の会とニッポンの社長の決戦となり、ハイツ友の会は今度はコントをやった。スタイルを定めないというのもアマチュア的だが、漫才よりも、演技をしたほうが面白い感じがした。ニッポンの社長は、2本ともコントだった。「キングオブコント」のバッティングセンターのコントと同じく、決勝で見せたコントも一点突破型で、これはニッポンの社長の圧勝だろうと思ったが、審査員も、またまた全員一致で、ニッポンの社長が優勝した。審査員では、哲夫のコメントがいちばん分析的で面白かった。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・ピーコ)を聴きながら、2時間ぐらい眠る。録画していた「サンデージャポン」を観ると、投票日当日の朝に、選挙の特集をけっこうしっかりとやっていた。太田光の選挙特番も録画しているが、今夜は観る余力なし。選挙のニュースをツイッターから追うと、石原伸晃がどうやら敗北確実だというので驚く。香川1区は、小川淳也が勝ち、平井卓也が負けたようだ。籠池夫人が敗北したようだが、出馬していることも知らなかった。そのほか、京王線に刃物をもった男が出たというニュースにもぎょっとする。深夜にブログの更新をし、ラジオを聴きながら眠った。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...