ラベル クイック・ジャパン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル クイック・ジャパン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年10月14日金曜日

10月14日金曜日/洋光台・上大岡

◇ テレビ

 早朝から数時間だけ眠り、起きあがって、録画していたテレビ番組をいくつか。10月1日放送、ぺこぱの特番「2ショット ダレカとダレカのドキュメント」(テレビ朝日)をようやく観てみたら、これがとてもいい番組だった。伊集院光、佐久間宣行、福田麻貴も出演。前半と後半、2組のドキュメントを扱い、それぞれ、シュウペイ、松陰寺が取材をする。前半はまず、奄美大島のコミュニティFMをシュウペイが取材する。街の商店のように、防音もなんにもしていないところにラジオブースがある、その光景からもう面白く、ラジオをよく知る伊集院、佐久間も反応する。そこのパーソナリティである渡陽子さんと、あまみエフエムを立ち上げた麓さんのドラマ。後半は松陰寺が、ロッテに入団した白血病の子を取材する。このニュースも知らなかったのだが、TEAMMATES事業というのがあるんだな。小学5年生の宇都宮幹汰くんと高部瑛斗選手のドラマ。高部選手は弟を白血病で亡くし、白血病の子の支援活動をしている。番組最後は「ぺこぱポジティブNEWS」と同じく、松陰寺のひとり語りで終わった。そして、「ぺこぱポジティブNEWS」も2週分まとめて観ると、こちらは2週にわたり、「地下芸人飲み会」という企画。モグライダー芝、ウエストランド井口、虹の黄昏、ゆーびーむというメンバー。

◇ 洋光台

 午前中から外出。小雨。雨降りが続く。叔父宅に用があり、根岸線の洋光台まで。洋光台は何年ぶりだろうと思ったが、そういえば、「シン・ゴジラ」の公開後に一度きていることを思い出した。あの映画にはなぜか洋光台が登場する。叔父宅といっても、もともとは祖母の家だったから、子どものころからなじみの街なのだが、浜書房に寄っていこうとしたら、なんと、窓のなかががらんどうになっている。閉店してしまったのか。どうもまだ、撤退してから日が浅いような雰囲気だが、子どものころからあった本屋がなくなるとはショックだ。この浜書房では、マイクル・クライトン「ジュラシック・パーク」のハードカバーの単行本上下巻を買ったことをぱっと思い出した。子どものころも現在も、海外の小説はめったに読まないのだが、これは藤子・F・不二雄が帯を書いていて、映画化前にたまたま読んだのだった。洋光台には浜書房が2店あり、もう1店、団地の広場の側にあった浜書房もなくなり、こちらは学習塾になっていた。




◇ 上大岡

 叔父夫婦にひさしぶりに会い、夕方まで、およそ4時間ぐらいしゃべっていた。今夜は「タイタンシネマライブ」があるのだが、洋光台に用ができたため、上大岡の劇場でチケットを予約した。根岸線の洋光台から京浜急行の上大岡まで、電車で移動しようとすると難しいのだが、距離にするとたいしたことはなく、歩けないことはない。子どものころに歩いたこともあるが、そのころのほうがむしろ上大岡は遥か遠い街に感じられていたものだが、しかし、四十代後半になった今のほうが、不思議と歩くのが得意であり、この距離ならば何分で着くという計算が立つ。グーグルマップを活用できるようになったことも大きく、散歩に革命をもたらしている。洋光台の叔父宅を出発し、屛風ヶ浦方面にずんずん進み、打越の交差点を左に曲がる。打越に歩道橋ができていたが、これは最近のことではないのだろう。すでに日が暮れてしまい、風景がよくわからなかったが、明るい時間に歩いていればもっと別の感慨もあっただろうか。

 30分ぐらい歩き、上大岡に到着した。昼食を食べそこねているが、叔父宅でお菓子などをいただき、たいして腹は減っていなかった。それでも、一応、食べておこうかと、吉野家に入り、牛ハヤシを食べた。569円。そのあと、マクドナルドで時間をつなごうかと思っていたが、行列ができていたのでやめる。


◇ ライブ

 もうちょっと計算して出てくればよかったのだが、時間が中途半端になった。TOHOシネマズ上大岡が入っているミオカの地下のスーパーに寄り、とりあえず、飲みものだけ買っておく。ミオカには書店もなくなってしまったようだ。まだだいぶ早いが、18時45分には劇場に移動し、チケットを引き換え、時間までベンチで休んでいた。隔月恒例の「タイタンシネマライブ」。19時半開演、出演順に、春とヒコーキ、鎌、キュウ、シティホテル3号室、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、ダニエルズ、日本エレキテル連合、ウエストランド、金の国、納言、流れ星、BOOMER、爆笑問題という14組。今回は、ウエストランドの「お花届いたよ」を連呼する漫才にいちばん笑った。ここ数回のウエストランドが異様に面白く、「M-1」も行けるんじゃないだろうか。ほかは、エレキテルがあいかわらずひどいコントをやっているのが面白いのだが、まんじゅう大帝国、脳みそ夫はずっと低調。ダニエルズは「M-1」用なのか、漫才をやっている。鎌というひとは初めて観たが、タイタンの新人で、チンコが入れ替わるひとりコントをやった。エンディングは、まず、YouTube に出演しているメンバー、河田、エレキテル、井口、シティホテル3号室が登場。そのあとにはゲストがひと組ずつ、金の国、納言、流れ星と順にトークをした。


  少し読書していきたく、マクドナルドに寄っていく。つい数日前に買えた、爆笑問題特集の「クイック・ジャパン」を今日はカバンに入れてきた。去年、ちょうど、「クイック・ジャパン」のインタビューがもとで小山田圭吾が叩かれていた時期に出た号だ。てれびのスキマさんによる太田光インタビューは、まるで、つい最近の炎上を予見しているような内容で、面白い質問をぶつけている。

 ツイッターを覗いてみると、三遊亭天歌のパワハラ騒動に進展か。YouTube 動画も出し、徹底的に戦う姿勢を示しているようだが、どう転んでも幸せにならない戦いに踏み出しているように見える。円歌から心が離れたというより、とても執着しているのではないか。しかし、これが笑いに転化されるようなウルトラCはないものか。どんなネガティブなことであろうと笑いにするのが落語家の世界ではないのか、そのような世界であってほしいという幻想が自分にはまだある。

 帰宅は深夜になり、ひどい眠気で、テレビを観る気にもなれず、音楽を聴きながら眠ってしまおうとするが、その前にまたツイッターを覗いてみたら、らく坊さんが亡くなったという志らく師匠のツイートを目にし、声を出して驚いてしまった。今朝にツイートされていたのを、この時間まで知らなかった。

2021年8月14日土曜日

8月14日土曜日/体調が悪い・運も悪い

◇ 不調

 3週間ぶりに朝から県央地区に。雨の予報だが、家を出るときには止んでいた。涼しくて過ごしやすい。しかし、愛甲石田まで行く用があり、ちょっと動きまわっていたら、昼前にどうも体調がおかしくなり、気持ち悪くなってしまった。考えられるのは、睡眠不足か、それとも、水分が不足していたか。電車で眠ればよかったのだが、眠らずに、ずっと読書をしていた。呼吸器が弱く、数年前に救急車で運ばれたことがあるから、少し息苦しくなると警戒をしているが、そのときに、体内の酸素が少なくなるという症状を経験し、報道を観ていると、コロナの症状とどうも似ている。コロナだったらどうしようということもよぎる。今日もブックオフに寄りたいと考え、本厚木に寄ってから、町田に行くつもりだったが、体調が心配になり、町田に直行することにした。ひとまず、電車で数分でも眠りたかったのだ。


 昼間は食欲がぜんぜんなくなってしまったが、夕方にはなんとか食べられるようになった。小田急の町田駅の南口に出てみると、面白い飲食店がけっこうあることに初めて気がつく。町田にはちょくちょくきているわりには、あんまり食べ歩いたことがなかった。串あげ三昧なかなかという店に入り、レバカツ定食を食べた。550円。(町田駅の南口って、南にないような気がするんだけども。)それから、ブックオフがある通りにあるベローチェに入り、ひと休み。涼しいので、ホットコーヒーを飲んだ。一昨日、ブックオフで買った、「クイック・ジャパン」のかまいたちの特集をざっと読み、2時間ほどで出て、ブックオフに寄る。いつもどおり、上階からじっくりまわり、1時間半ほどかけて、9冊買った。

◇ 不運

 帰りは雨になり、ダイエーで買いものしてから帰るが、道路に水たまりができていたようで、勢いよく走ってきたクルマに盛大に水をひっかけられた。間の悪いところを通りがかってしまったもんだ。本当にこんなことがあるのかと思うくらいにひどいのだが、バケツで水をぶっかけられたみたいに、ジーパンとTシャツがずぶ濡れになった。これでは、なんのために傘を差しているのかわからない。天から降ってくる雨水よりも、水たまりの水のほうが汚いに決まっている。今日は涼しい一日だったが、夜になると寒くなり、なぜこんなずぶ濡れになって帰らなきゃならないんだと、この世の不条理を感じてならなかった。

 帰宅は夜遅くなり、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観て、それから、「Nキャス」を追っかけ再生で途中まで観た。23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をつける。ラジオを聴きながら梱包もするが、メルカリのまとめ買いがあり、なんとかしてクリックポストで送ろうと、パズルのようにして、厚さ3センチ以下に収めた。しかし、角形2号の封筒には入らなくなり、ワンサイズ大きい封筒を使い、端をなるべく折り曲げたりして、これも工夫がいった。サイズはぎりぎりクリアするが、こうなると重さが心配で、本当は、簡単な量りが手元にあったほうがいい。もう1点、これはどうしても厚さ3センチ以上になるものがあり、3センチ以上はレターパックで送るしかないとずっと思っていたが、改めて検索してみると、定形外郵便が安いという記事を見つけ、定形外郵便なんて調べたこともなかったので、信じがたい気持ちになった。何年やってるんだという話だが、もはや、あらゆることに自信がなくなってきた。

 ツイッターから、ジェリー藤尾の訃報を知った。検索していて、ジェリー藤尾が「夜もヒッパレ」で「ラブリー」を歌っていたことも知り、YouTube でその動画を観た。「夜もヒッパレ」という番組は、放送されていたときにはその価値に気がつかず、きちんとチェックをし、録画保存しておくべきだった番組だが、それをしなかったのは、中山秀征的なものを見くびっていた不幸だ。そう思いながら、深夜1時過ぎに眠った。

 

2021年8月12日木曜日

8月12日木曜日/綾瀬・稲荷町・上野




◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。つい先週に綾瀬に行ったばかりなのに、また綾瀬に行くことになり、それまではめったに訪れることはなかったのに妙なものだ。昼食は富士そばで、冷麺風そうめんを食べた。珍メニューだと思って食べてみたが、あまり充実感のない食いものだった。ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べる。ブックオフにも先週寄ったばかりだが、一応寄ってみると、それなりに買うものがあり、110円の本ばかり、4冊買っていく。アプリのセールが今日から始まっていて、20パーセント引きになった。セール中であれば、今日はもうちょっと、ブックオフをまわってみようかと考える。

 綾瀬から、千代田線、日比谷線、銀座線を乗り継ぎ、稲荷町に移動する。ブックオフ、2店目。この店舗もしばらく寄っていなかったが、隣りにあったジョナサンは閉店して、そのあとはセブンイレブンになっていた。110円の文庫本にいいものがさっそく見つかるが、そのあとはまったくなく、ストックを自由に見ていいという貼り紙がわざわざしてあるから、タレント本のストックを開けてみると、買うものが1冊あった。この2冊だけ買っていく。稲荷町のブックオフは、いつも、浅草の帰りに寄ることが多いが、地図で見ると、上野からの距離とあまり違わない。この距離感が、わりと最近までわかっていなかった。稲荷町から上野まで歩いてしまい、たまには知らないルートを通ってみようと思い、上野駅の西側には進まず、首都高沿いを歩いていく。小雨がぽつぽつと降り始めるが、傘を買うほどでもなし。しばらく進み、そろそろ御徒町かというあたりで、アメ横を横切り、上野広小路のブックオフにたどりついた。本日、3店目のブックオフ。かまいたち特集の「クイック・ジャパン」など、ここでは3冊買っていく。



 御徒町から山手線に乗り、品川からは京浜急行に乗って帰る。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4989人に。神奈川は 1807人。埼玉は 1528人。千葉は 1038人。大阪は 1654人。気になるのは、福岡が 1040人になり、初の千人超え。沖縄は 732人。夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、金の計算をして、それから、オンライン将棋を1局指した。ブログの更新をひとつしてから、23時頃には眠る。

2021年7月20日火曜日

7月20日火曜日/相武台・相模原

◇ 相武台・相模原

 朝、森本毅郎のラジオをつけていたら、こちらでもしきりに小山田圭吾の件を扱っている。コメンテーターが、小山田を知らないということをわざわざ言いながら非難していて、一般的な反応というのはどうやらこういうものだ。今日も朝から県央地区に。昨日のカラオケが効いたか、今日は朝からやけに元気がある。ペットボトルを2本半飲み干し、昼間にまた、スギ薬局に寄り、アイスチョコモナカを買って食べた。

 先週、小田急沿線の近場のブックオフにはだいたい寄ってしまい、ほかに寄れる古本屋はないかとグーグルマップで検索すると、相武台前に2店見つかり、今日はここに寄ってみることにした。海老名から2駅、相武台前駅で降りるのは初めてだ。駅に近いほうから、まず、青木書店という店に行ってみる。商店街のはずれといえばいいのか、店の向かいには公園があり、視界をさえぎる建物もなく、公園の手前からよく見えた。ひと時代前からやっている雰囲気の古本屋で、ブックオフにはないような本がごろごろあったが、傷んでいるものが多く、けっこうじっくり探したが、なにも買えなかった。棚の新陳代謝も悪く、いい本はとっくに誰かが買っていってしまっているだろう。青木書店のある通りを北に向かって歩いていく。相武台前駅からは少し離れ、2店目、sabulum(サブルム)という店にたどりついた。ここはさほど古くない、今どきの古本屋だ。アンティークの家具、古道具などを多く扱っているようで、端のほうに本棚が並んでいる。外に百均の本棚が出ていて、そこからもう、好みの本だらけだったが、どうやら、サブカルチャーと文学に強い。外の棚から4冊選び、それから、店内からもなにか買いたくなり、もう1冊、計5冊買っていく。「ブックオフ大学」もあり、この本、私も書いてるんですよと、よっぽど言おうかと思ったが、言わずに出ていく。また訪ねたい店だが、相武台前にくる用はなかなかないか。それから、相武台前のつぎの駅、小田急相模原まで歩いていく。駅の向こうに3店目、二の橋書店という店があったが、ここはカフェもやっていて、店内に入るのはやめた。外の均一本だけ見るが、なにも買わなかった。昼食がまだだったが、食欲がなく、駅前のショッピングビルのドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べる。






◇ 雑誌

 今日は「クイック・ジャパン」の佐藤伸治のインタビューを読みなおしたいと思い、部屋から探し出し、カバンに入れてきていた。1998年発売の18号。「映画:フィッシュマンズ」を観たときには読みなおしたいと思っていたのだが、それからすぐに、初期の「クイック・ジャパン」がこんなに話題になるとは思わなかった。この号にも小山田圭吾は登場している(ジャン・ラムとの対談)。佐藤伸治のインタビューは、1998年3月だから亡くなるちょうど一年前で、前年には「宇宙日本世田谷」が発売されている。聞き手は「編集部」と表記されているが、ひょっとしたら、村上清かもしれない。このインタビューはリアルタイムで読んだから、今、ふり返ってみると、時間の感覚がおかしくなるが、なんだかもっと以前のインタビューのように錯覚していた。この先のフィッシュマンズが、あると思って読むのと、ないと思って読むのとではまったく違う。佐藤伸治の生前、フィッシュマンズが音楽誌で特集されたという記憶がないのだが、表紙を飾ったのは、音楽誌というよりもカルチャー誌である、これと「スタジオ・ボイス」くらいではないだろうか。このインタビューで覚えていたのは、佐藤伸治はテレビをよく観ているということだった。

「なんか、あの、TVとかダラダラ見るじゃないですか。そのー、俺、TVすごい好きなんです。だから「そんなTVばかり見てる人間に、何が出来るんだよ」っていうところもね、音楽にないと、楽しくないかなっていう。だから自分に忠実でさえあれば、何でもいいのかなって。」

(家では音楽を聴くよりも)「TVがどうしてもね、メインですね(笑)。この一、二年特に。俺ね、あんま人と騒ぐのが好きじゃないんですよ。なんかTVとかに走っちゃうタチなんですね(笑)。」「例えば土日はプロレスでしょ、とりあえず。あと『電波少年』と……『ガキの使いやあらへんで!!』。あの辺は全部見るから(笑)。あと『ガサ入れ』とか、あの辺はちょっと見ます。」

「あとやっぱ、12チャンのね、あのー、素人のドキュメントみたいなのあるじゃないですか。なんか……脱サラして居酒屋を作るとか。」「そういうのがもう……たまんないんだよ最近(笑)。借金一億とか、そういうの。うん、ああいうのがやっぱね、リアルなんだよね、すごく。そういう音楽がほんと作りたい。ああいう、普通っぽい音楽が。そうそうそう。」「『警視庁二四時間』とか、ああいうのはあんまり好きじゃない。でも〝ドロンズ〟の、あの旅のやつあるじゃないですか、ああいうのはすげー好きかな俺。なんか(笑)。」

(テレビをわざわざ録画することはあるかと訊かれて)「ありますよ。プロレスとか、確実に。……プロレスももう、あのー、猪木も長州も引退試合だから、ダメかもしれないですね。……あ、でもね、俺、心境としては、そういうのに近いかな。プロレスラーとか。」「長州は、すごいリアルなんですよ、やっぱり。なんかおっさん臭ーい感じが。二人とも全然タイプは違うんだけど。ああいうのがすごい好きかな……。うん。で、まぁ、音楽でそういうのが出来たらすごくいいなーと思う。」

「なんか「わかった」っていう感じがね、プロレス見てるとよくあるんですよ。あと、『朝まで生テレビ』。すごい好きっすね。」「いやもう、なんか役者揃いで。……でもあれ、一生懸命内容をわかろうとするんだけど、全然分からないですね。……やっぱ、議論してるメンバーの強い人と弱い人の、あの感じがすごい好き。意見言ってもすぐ潰されちゃう奴とかいるでしょ(笑)。「声のデカい奴が勝ちなんだな、この場は」っていう。ああいう感じが好きなんですよ。」

 ツイッターを見ると、近田春夫が、小山田圭吾の後任に名乗りをあげていて笑った。前回の東京五輪は三波春夫、今回は近田春夫で決まりだと。ふざけているひとがいるとほっとする。小山田圭吾は、楽曲が使われていたEテレの番組も放送差し替えになってしまった。こんなことにまでなるのかとただただ驚く。オリンピック・パラリンピックにさえ関わらなければ、ここまでの事態にはなりようがなかった。電車内で流れているニュースの画面には、小山田圭吾の顔が映されていた。ツイッターでさまざまな発言を追いかけてみると、小田嶋隆と町山智浩はめちゃくちゃで、ツイッター中毒者というのはまったく手の施しようがない。真っ当なのは東浩紀。それから、ついに、当事者のひとりといっていい北尾修一が述懐を始めようとしている。


◇ ラジオ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・宮藤官九郎)を聴いた。それから、ほかのラジオもいくつか、テレビも観ていたが、記憶がはっきりしない。少し眠り、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。「サンジャポ」での太田の発言が炎上しているということで、冒頭からそれについて語られ、太田のひとり語りは1時間20分続いた。太田光は真摯なひとだ。「サンジャポ」でも語っていたこと、つまり、小山田の行為そのものを時代が容認していたということを言ったのではなく、あのようなインタビュー記事を時代が容認していた、それも、時代のすべてが容認していたわけではなく、そのような局面があの時代の一部にはあった、その背景も含めて考えなければならないということを、丁寧に、丁寧に、言葉を尽くして語っていた。後半に特に強調されていたのは、小山田の行為を、小山田の発言だけを根拠にして、事実と判断するのは危険だということだ。ツイッターなどで一般人が騒ぐのはともかく、報道機関や、プロのジャーナリストたちがそれをやっていることは問題ではないのか。テレビでも雑誌でも、小山田の行為について検証したところは一社でもあるのだろうかと、検証もせずに、ひとりの人間を叩きのめしていることが、どうなるか、つい最近もそういう事例があったじゃないかと。そのあとは、ぱっといつものトーンに切り換わり、通常のコーナーになっても、今夜は番組を最後まで聴いた。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...