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2022年5月10日火曜日

5月10日火曜日/南砂町の古本屋


◇ 月島・亀戸・南砂町

 今日も朝から都内に。横浜から東横線に乗り、無事に座れて、少し眠れた。渋谷から半蔵門線、永田町から有楽町線に乗り換え、まず、月島に出る。それから、亀戸に移動し、ブックオフに寄った。お気に入り登録しておらず、アプリのクーポンはなし。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買っていく。すぐ隣りのベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ベーコンマヨパンを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書。亀戸のベローチェは、爺さん婆さんだらけでにぎやかだ。


 それから、南砂町のほうに移動し、古本屋を見かけたのが気になり、グーグルマップで検索してみると、たなべ書店という店が近い距離に2店舗ある。まず、駅に近いほうから行ってみると、大きな公園のすぐ脇にある店で、公園を通って近づいていくと、フェンスの向こうに、店の前面がびっしり本棚になっているのが見えた。外観からもう好みなのだが、店内に入ると、百均の新書の棚が1列、ウラオモテにこちらもびっしりと並べられている。通路が狭く、カバンを背中に背負いなおし、無理な姿勢をとりながら、下の段までじっくりと眺めていった。この新書から2冊、それから、奥の棚にあった「Imago」の笑い特集を買っていく。そして、少し歩いたところにはもうひとつの店舗があり、こちらが本店のようなのだが、こちらも店の横に本棚がびっしりと並び、気持ちがいい外観だ。陽当たりのよさが心配になるが、新書や函入りの全集などがある。さっきの店舗でやや眺め疲れてしまい、こちらの新書はきちんと見なかったが、正面にまわるとさらに雑多で、単行本やマンガ、絵ハガキなども並べてあり、雑誌なんかは床にじかに積んである。店内に入ってみると、さすが、本店のほうが品揃えがディープだった。アダルトものも扱っていて、そこになぜか、裸婦の油絵も置いてあり、それはちょっとニーズが違うんじゃないかと思ったが、さっきの店舗よりも広く、通路はやはり狭いから、あんまり隈なく眺めるということもできず、ざっとまわり、コロムビア・トップライトの本、ナポレオンズの本を安値で見つけ、この2冊を買っていく。ナポレオンズの本はボナ植木のサイン入りだった。





 15時過ぎにようやく昼食。すき家に入り、スパイシートマチ牛丼というものを食べた。650円。それから、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、桔梗信玄餅パイを食べる。しばらく読書をしていくが、隣りの席には女子中学生たちがいて、なかなか騒々しかった。子どものころに Spotify で MISIA をぜんぶ聴いたとしゃべっているのが聞こえ、時代のスピード感がすごい。



 南砂町から東西線に乗り、門前仲町に移動する。ブックオフに寄っていこうとすると、すぐ隣りが、変な名前でおなじみの高級パンの店になっていた。「サンジャポ」のパンも売っていたのかもしれない。220円の単行本を4冊、110円の新書を1冊買う。ゴールデンウイークにもらったクーポン券を使ってしまおうかと思ったが、利用可能店舗にここは含まれていなかった。東西線で茅場町に出て、日比谷線に乗り換え、中目黒から東横線に乗り、横浜に戻ってくる。

 古本を思いがけずたくさん買うことになり、荷物が重くなったから迷ったが、スケジュールを考えると今日片づけてしまったほうがいいと思い、星川にも寄っていく。コーナンで、ダンボール板だけ買えばいいかと思っていたが、しかし、また改めて寄りなおすというのもめんどうだと思い、がんばって、封筒、プチプチも一気に買ってしまった。

◇ 読書

 角川新書の「ゲームの企画書」1巻を朝に読み始め、帰りには読み終えた。2019年刊。著者名は「電ファミニコゲーマー編集部」となっていて、電ファミニコゲーマーというサイトがあるようなのだが、そこでの連載をまとめたもので、現在、3巻まで出ている。ゲームのクリエイターたちにインタビューをするという連載なのだが、1巻では「ゼビウス」「桃太郎電鉄」「不思議のダンジョン」「信長の野望」などの作り手が登場する。といっても、自分のゲーム体験は初期のゲームボーイ(まだスリムじゃなく、ぶ厚かった。)で止まっているくらいで、まるで疎い世界なのだが、だからこそ、この世界に疎いことにだんだん不安を感じるようになってきた。ここ数十年で本格的に変わってきたと思うが、ゲームやアニメを知らないと理解できないと思うことがものすごく増えてきたのだ。それでも、小学生のころにファミコンが登場した世代なので、うちの親の世代ぐらいからすると、ゲームのことはよく知ってるだろうという感じなのだが、この本に登場するゲームのなかでも、それなりにやったことがあるのは「ゼビウス」だけで、しかし、この本で語られているのはおもにアーケード版のことだ。だから、語られていることがいちいち新鮮ではあったが、ファミコンに参入するにも、「アーケード上がり」「パソコン上がり」という道筋の違いがあるということも、ファミコンで遊んでいた小学生の当時には意識したことがなかった。アーケードとパソコンでは遊ばせかたが違っていて、アーケードの場合は、上手いプレイヤーに筐体を占拠されては困るから難易度を上げていくという常識があるが、それは本質的な問題ではなく、パソコンのゲームならば、だらだら遊ばせていてもかまわないわけだ。寄席とホール落語、あるいは、劇場と単独ライブの違いにも似ているようで、ここは面白い部分だった。あるいは、「信長の野望」の光栄の創業者夫妻のインタビューでは、クリエイティブな話以上に、泥臭いビジネスの話が多く、これもなかなか興味深く読んだ。夫人のキャラクターが強烈。

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・薬丸裕英)を観る。それから、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いたのだが、塙さんの娘が「おぼっちゃまくん」にハマったそうで、電子書籍で全巻購入したという話をしていた。マンガや本の話が続くのだけど、ナイツとケイさん、3人そろって、本は邪魔なものという認識を前提に話が進んでいくので、聴いていて非常にいらいらした。深夜0時過ぎに眠る。

2022年2月27日日曜日

2月27日日曜日/「彼らは生きていた」

◇ テレビ・ラジオ・映画

 ラジオをつけっぱなしで眠り、朝、録画していた今朝の「林家正蔵の演芸図鑑」を確認すると、録画が途中で切れていた。昨夜、眠る前にダビングのセットをして、ぎりぎり、この番組が始まる前にはダビングは終わるはずという計算だったが、放送時間に食い込んでしまったのか。パルト小石追悼で、ナポレオンズの名場面集だったのに。これは完全なかたちで保存したかった。再放送はあるだろうか。しかし、その場面は録画されていたのだが、そのあとには、ボナ植木ひとりでのステージ。それから、正蔵の落語「紋三郎稲荷」があり、対談のゲストは喬太郎だったが、対談が始まり、すぐのところで切れていた。

 ブログをひとつ更新してから、録画していた今朝の「サンデージャポン」を観た。ウクライナ侵攻のニュースを冒頭から 30分以上、たっぷりと扱い、スタジオでは「SNSと戦争」というテーマで語るが、ひろゆきはともかく、ほかには桝本壮志だとか、あんまりぱっとしないメンバーだった。丸山礼がいたが、珍しく、それ以外に芸人はいなかった。この番組はどのタイミングで出演者を決めているのだろう。解説に、黒岩亜純というTBSの前モスクワ支局長が出演し、53歳と年齢が出ていて、老けているが、爆笑問題よりも歳下だ。そのあとは、田中聖の逮捕の話題を扱っていた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」でも、ニュースのコーナーではウクライナ侵攻を扱う。14時台は、内博貴がゲスト。ぜんぜん知らない名前だと思ったが、ジャニーズのひとで、関ジャニやNEWSに所属していたようだが、顔も浮かばない。舞台を中心に活躍しているようだ。15時台、「サンデー芸人ランキング」のコーナーには、マキタさんが登場した。注目するおすすめのアーティストランキングを紹介し、3位は DEEN、2位はジャニーズの HiHi Jets、そして、1位は島津亜矢。DEEN がシティポップのカバーアルバムを出してるとは知らなかった。島津亜矢は「歌うまい歌」を流すのかと思ったら、ほんのさわりだけしか流れない。このタイミングだから、ライブの宣伝のための出演かと思ったが、ネタを披露することもなかった。このコーナーだけではもの足りない。



 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行く。今日は珍しくよく売れた。オンライン将棋を1局指し、ブログの更新をもうひとつ。夕方から、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。東野は復帰するが、松本は今週も不在。松本の席にはアンジャッシュ児嶋が座った。そのほか、東儀秀樹が初登場。宮内庁で働いていたという経歴は知らなかった。感染対策のため、古市憲寿はオープニングはリモート出演していたが、ウクライナのニュースになると、スタジオにいた児嶋と入れ替わり、古市がスタジオに座った。このコーナーには、中村逸郎という筑波大学の教授もリモート出演する。このひとは昨夜の「Nキャス」にも出ていたが、どういう学者なのかはまだよくわからない。しかし、思いのほか、この番組にしては硬派な内容だった。東儀秀樹がウクライナで演奏した際に、ロシア圏で喜ばれそうな曲をサプライズで演奏しようと準備をしていたら、その曲だけはやめてくれと止められたエピソードは、両国の歴史を表す、理解しやすい話だと思った。そのあとは、田中聖逮捕の話題をこの番組でも扱うが、ウクライナのあとではまったくどうでもいい。

 夕方に放送された「週刊さんまとマツコ」もすぐに観た。テレビ以外で稼ぐ「次世代芸人たちの新金儲けスタイル」という特集で、鬼越トマホークが出演し、YouTuber、オンラインサロンの解説をする。鬼越の事情通っぷりに笑う。スタジオには、字幕翻訳で稼ぐチャド・マレーン、ワインエキスパートの資格を取得した髭男爵ひぐち君も登場した。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。ピーター・ジャクソン監督の「彼らは生きていた」を観た。日本では2020年に公開され、観たいと思っていたが、観そこねていた。アマゾンプライムでは「ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド」のタイトルで配信されている。第一次世界大戦のドキュメンタリー映画だが、しばらく観たところで映像に色がつく、その場面に、ぱあっと生々しさが広がるような感覚があった。実際の映像に、現在の技術で着色を施しているのだ。それに加え、実際の兵士たちにインタビューした音声によって構成されている。字幕を読み続けることになるので、まるで読書のように映画を観る。観ている最中はちょっと退屈なくらいにもなったが、最後まで観たときに、いったいあれはなんだったという感覚になる。ひょっとすると、兵士の感覚を疑似体験していたのではと気がつき、これはなんだかすさまじい映画だと思った。実際の戦場の光景をえんえんと観る時間が続くが、不思議と、その最中にはあまり感情は動かされなかった。しかし、それが戦場のリアリティなのではと、最後まで観たときに気がつかされる。戦争には滑稽さがあるという証言が映画の前半のほうにあったが、たしかに、これが現実なのに、モンティ・パイソンを観ているような気にもさせられる。ほかにも、はっとするような証言がいくつかあったが、これはメモをとりながら観たほうがよかった。戦争が終わったときに、仕事をクビになったような気分だったという証言もすごい。兵士たちが市民生活に戻ったあとの落差も感じさせられ、市民生活は別世界だとの声もあった。観ている最中よりも、観終わったときに激しく迫りくる映画だった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...