ラベル 天王町 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 天王町 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年3月21日木曜日

3月21日木曜日/身分証を再発行する法

◇ テレビ・雑誌

 朝、テレビを観ながらパンを食べようと準備をしていたら、テレビから緊急地震速報のけたたましい音が鳴る。すぐに揺れがきて、思わず、ジャンパーを着て外に出られるかっこうになったが、小さい揺れだけでおさまった。つけていたテレビは「ラヴィット!」だったが、地震のニュースに切り換わり、茨城県で震度5だと伝えている。これだけで終わったのかな。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観ると、逃げるんだったら負けたほうがいいとスズ子は娘に教えていた。日曜に放送された「ボクらの時代」は、岸谷五朗、寺脇康文、風間俊介という顔合わせ。「地球ゴージャス」30周年の公演に風間俊介が出演する。この3人だと、風間俊介が話をまわす役になる。観そびれていた先週の「イワクラと吉住の番組」は恒例企画の「拝啓、中の人」。堀井雄二から手紙が届く。奇しくも、鳥山明が亡くなったこのタイミングでの放送となった。ゲストは野田クリスタル、中川翔子、平尾帆夏。イワクラ、吉住は「ドラクエ」のことをあまり知らないようで、同じく、あまり知らずに観ていたが、貴重な話が出ていたような気がする。午後になり、「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストは江口のりこ。柄本明の初出演の映像も流された。1994年放送、柄本明はこのとき 45歳、今の江口のりことほぼ同じ年齢だ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊文春」の林真理子の連載のイラストを目にして、これはと思ったら、古希のお祝いにマキタスポーツが「ハッピーバースデー」を歌ってくれたことが書いてあった。イラストはギターを抱えたマキタスポーツが描かれている。そういえば、マキタさんが「ビバリー昼ズ」に出たときにも、ちらっとしゃべっていた。気になるのは、志ん生の遺産が第三者に渡ったとの記事。長女美津子の認知症につけいった人間がいるということだ。ひ孫の金原亭小駒、池波志乃、そして、その遺言執行者とされるM氏、作成場所となった寺が取材に応えている。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。まず、鶴ヶ峰の旭区役所に向かい、ようやく、保険証の再発行の手続きをする。年末に紛失して、まったくいつまでかかってるんだか。どこの窓口に行っていいものかもよくわからず、まず、総合窓口で訊いてみると、あそこに立っている青い服のひとに訊くように教わり、青いおじさんに訊いたら番号札の紙をくれた。椅子に座って待っていると、さほど経たないうちに順番がまわってくる。担当してくれたのは、しっかりした雰囲気の若い女性だった。身分証を紛失したのに身分証を再発行するためには身分証が必要という難問に悩まされていたのだが、古物商の許可証があったことに少し前に気がつき、これと古い保険証があればなんとかなるのではと、訊くだけ訊いてみようと思って今日はやってきたのだが、なんてことはない、古い保険証があるだけで再発行が可能だった。そんなに簡単だったとは。ホームページにもそういうふうに書いといてくれよ。郵送で届けられるということで、届けられるまでには保険証に代用できる用紙ももらい、病院の定期検診が明日に迫っていたから心配していたのだが、これで明日も問題ない。しかし、郵送でうちに届けられることにはちょっと不安があった。郵便局留めにしてもらえないかと訊いたらできないそうで、母が認知症という事情までしゃべってしまったが、発送日を指定できるということで、そこでなんとか気をつけて自分で受け取るしかない。発送日であって、到着日ではないから難しいのだが、うまくいけば、来週の火曜には受け取れるだろう。これで一歩前進した。手続きは15分程度で終わる。

 松屋に入り、キムカル丼を食べる。590円。区役所の手続きがあっさりと片づいたので、時間があるからひさしぶりにひとりカラオケに行ってしまおうと思い、バンガローハウスに行ってみたらまさかの満室。鶴ヶ峰店はあきらめ、ここは定期券がある強みで、天王町店に行ってみる。しかし、バンガローハウスのカードも保険証とともに紛失していた。会員登録が必要だったのかも忘れてしまい、料金表にはなにも書かれていないからいいかと思い、入ってみると、やっぱり会員登録が必要だという。会員登録には身分証が必要と言われ、ついさっきもらってきた代用の紙がさっそく役に立ったが、だけど、だったらすでに会員登録されているはずではと思い、訊いてみると、名前の確認だけで登録されていることはわかった。カードをなくしたというと、カードなんてものは存在しないようなことを言われ、そんなことはないので食い下がると、昔はあったみたいなことを言う。その昔というのはどうやら、ほんの4、5年前のことで、それを昔と言う若い店員では話が通じないと思った。結局、カードが再発行されることもなく、名前を言うだけでいいようで、そんな利用法だったかなと疑問は残った。釈然としないまま、部屋に荷物を置き、ドリンクをとりに行って戻ってくると、あとからやってきたカップルがなぜかその部屋に入ろうとする。伝票をお互いに見せ合うと同じ部屋番号になっていた。彼らのほうがあとだから、彼らは受付に確認に戻っていった。

 カラオケのあとは天王町から横浜に移動し、借金を一気に片づけてしまおうと企んでいたが、限度額というものがあるから、すべて片づくのは4月半ばになるか。それでも、9年前から始まった借金地獄をこの4月でやっと終えられるのだと思うと昂揚感がすさまじい。

◇ 読書

 横浜から星川に移動し、イオン天王町のフードコートにてひと休み。マクドナルドのわらびもちパイを食べながら、しばらく読書していく。図書館で借りている「作家と楽しむ古典」を読み終えた。2017年刊、河出書房新社。池澤夏樹が編集した「日本文学全集」の訳者たちによる講義集。このシリーズ、巻数がついていないのだが、1巻目にあたるこの本では、池澤夏樹が「古事記」について、伊藤比呂美が「日本霊異記・発心集」について、森見登美彦が「竹取物語」について、町田康が「宇治拾遺物語」について、小池昌代が「百人一首」について語っている。するすると読んでしまったが、しかし、各作家が訳した肝心のその全集を読んでいないのだからわからない部分もかなりあるかもしれない。このシリーズは、引き続き読んでみよう。

 コーナンに寄り、ダンボール板を買ってから帰る。夜はだいぶ寒くなる。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をまたいくつか観て、早めに眠ってしまい、深夜に目覚め、台所の掃除をしていた。

2023年11月26日日曜日

11月26日日曜日/こども歌舞伎

◇ 天王町

 早朝から少し眠りなおし、起きあがり、ブログの更新をひとつ。パソコンのラジコを使おうとすると、地域判定がまた狂い、大阪になっている。せっかくだから、このときだけ聴けるさんまの「ヤングタウン」を聴いた。録画していたテレビ番組もいくつか観るが、録画残量を空けることにばかり追われていて、テレビを観ていてもちっとも面白くない。

 午後から外出。もう本格的に寒い。天王町に出て、まず、昼食。松のやに入り、味噌ロースかつ定食を食べた。690円。「天王町フリマ&マルシェ」という催しに初めて寄ってみた。天王町でフリマを開催していることは前から知っていたし、古本を売れないかと考えたこともあるから、一回、様子を見ておきたいとは思っていたのだが、今回、これは観てみたいと思わせたのは「こども歌舞伎」の上演を知らせる看板を見かけたからだ。この近辺を歩いていたときに電柱にくくりつけられている看板を目にして、その看板を見かけた瞬間に興味をもち、手帳に書き込んでおいたのだが、これはネットで検索してみても、まるでわかりやすい情報はない。フリマのほうは、一応、17時まで開催となっているのだが、15時を過ぎるともうおおむね片づけてしまうようだ。商店街の端っこまで歩いてみたが、着いたときにはもう販売しているひとは少なく、なにが売られているのかもよくわからなかった。マルシェのほう、飲食はむしろこれからが本番という時間だったかもしれない。

 お目当ての「こども歌舞伎」は15時半開演。商店街の端まで行って、戻ってきたらちょうどいい時間になった。上演は神社で行われる。境内の砂利の上にパイプ椅子が並べられ、空席もあったが、お年寄りや子どもも多いから遠慮して後ろから立ち見にするが、開演直前になったら席はおおむね埋まり、立ち見のひとも増えていった。いや、観客が保護者だけのような空間だったらまずいかなと思っていたのだけど、なかなか開かれた雰囲気だ。写真を撮るのもどうだろうかとも思っていたが、様子を見ながら、いい場面は記録しようと努める。演目は「弁天娘女男白浪」。歌舞伎には疎いからどういう話かは知らず、これを観てもスジはよくわからなかったが、だけど、面白い。上演時間は45分ほど。けっこうたっぷりやるんだな。しかも、1日2回公演のこれが2回目の公演だ。こどもたちのセリフのかわいらしさに笑顔にさせられるが、主役の子たちはもうちょっと大きい子だから、かわいいと言われては不本意かもしれない。並んだときの身長差がかなりあり、何年生から何年生までが出ていたんだろうか。入り口では、おひねりが 500円で売られていて、上演中に舞台に向かってびゅんびゅん投げられていた。なかにはお菓子でも入っていたのかな。歌舞伎は誰が教えてるんだろう。それなりに歴史があるようなのだが、今まで知らなかった。来年もうまく知ることができるかはわからないが、とてもいい催しなので、盛りあがってもらいたいと思う。

 「こども歌舞伎」を観たあとは、今日もイオン天王町のフードコートに。マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べる。インスタに投稿するだけで、今日も読書はあまりできなかった。どうも体調が優れているとはいえない。コーナンに寄り、買いものしてから帰る。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。矢田亜希子が初登場のほか、今田耕司、武田鉄矢、オズワルド伊藤というメンバー。まずは「M-1」の話題から始まり、武田鉄矢は、仁鶴、三枝の時代から芸人とつきあいがあり、その時代の前説がさんまだったという話をしていた。イチローが高校野球の指導について、今の時代はきびしくできないから自分たちできびしくするしかないと発言したという話題では、武田鉄矢は山田洋次の演出のきびしさについて熱弁をふるう。けっこう面白い話なんだけど、しかし、オズワルド伊藤があたまから馬鹿にしすぎなんだよな。

 NHKの「ドキュメント20min.」がSNSで評判になっているのを目にし、見逃し配信で観ようと、NHKプラスにまた登録した。本登録の手続きがめんどうなため、仮登録だけをくり返しているのだが、しかも、ファイヤーフォックスでは再生できないというので、このためだけにスマホにアプリをわざわざ入れ、スマホの小さい画面で観た。「ニッポンおもひで探訪」というわずか20分の番組。宍戸開が長野県飯山村の山間にある集落を訪れるのだが、どうも演出が不穏だ。中盤で、じつはこの村は現在は存在しないことが明かされ、前半はフェイクドキュメンタリーだったのだ。実際にもとの住民のみなさんに協力してもらい、この番組に風習などを記録している。後半はそのメイキングになっていて、これは本当のドキュメンタリーだ。大根仁のインスタでは川辺ヒロシから教わったと書いてあったが、このような番組を誰が観ていて、どう広まったのか。

2023年10月20日金曜日

10月20日金曜日/ほいけんたを観る

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観ると、趣里の芝居がやっぱりすごく面白くて、涙を流す芝居をしながら、コメディっぽく「なんやねん」という間合いがいい。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、発売されたばかりの磯山さやかの写真集がオープニングから話題に。12時台ゲストにはやす子が登場。来年からまた予備自衛官として戻るんだな。

◇ 星川

 午後から外出。10月も後半だというのに、とても暖かい。過ごしやすければ不満はないのだが、異常な気候には違いない。パーカーをカバンに入れ、半袖で出るが、外に出てみると風が強く、びゅんびゅんうなっている。駅に向かいながら、やっぱりパーカーを着た。星川に出て、まず、保土ヶ谷図書館に寄り、本の返却をする。先に荷物を軽くしてしまいたかった。それから、イオン天王町に向かう。オープンして1年が経つが、今日まで一度もくることがなかった。天王町と名がついてはいるが、歩いてみると、星川駅からも意外とすぐだ。



 開店1周年記念のイベントに、ほいけんたがやってくると知ったのは駅に貼られたポスターでだった。今日はほいけんたが一日店長を務める。16時からはものまねライブがあり、14時から15時には店内巡回というのがあったのだが、なかなか時間も作れず、ライブだけに狙いをしぼることにした。会場となる3階のフードコートに行ってみると、まだ始まる1時間近く前だったが、観覧を待つ客がすでに列を作っていた。先にこのフードコートで昼食にしようと、牛角焼肉食堂の牛豚カルビ丼を食べた。825円。そういえば、昨日も焼肉丼だったか。このフードコートにはコンセントもある。覚えておこう。ライブまではまだ時間があるから、いったん離れ、館内を少し眺めてまわった。

 戻ってくると、大変なひとだかりができている。ステージの前には進めそうになく、見えそうな位置を探していると、スタッフが動線を作っていて、ほいけんたはどうやら後ろから現れて観客のなかを通っていくようだということがわかった。その動線脇で待ちかまえていたら、16時になるよりも5分以上前にほいけんたは現れた。「1日店長」と書かれた赤いタスキをつけたほいけんたが、スタッフに先導され、観客のあいだを掻き分けるようにしてステージに向かっていった。至近距離で写真を撮ることに成功。興奮。ステージの遠くにいたことがむしろ幸いした。フードコートの隅っこ、ガラス窓を背にしたスペースに作られたステージは、観客がいっぱいで足元はまったく見えない。ほいけんたが活躍した千鳥の番組を観ていなかったからその経緯がわからなかったが、この観客の多さに今のほいけんたの人気をじかに感じさせられた。前方には椅子席も設けられていたはずだが、そのまわりをたくさんの立ち見の客が囲み、子どもなんかはいろんなところによじ登って観ていた。とにかく、子どもに人気がある。色紙をもった小さい男の子が待っているすがたもあり、ほいけんたにサインをもらえるんじゃないかと思ってやってきたその気持ちがかわいらしい。ステージには司会の女性もいて、軽く自己紹介的なトークがあり、この時間は撮影可。そのあとには、ほいけんたオンステージとなった。当たり前のようにさんまで登場していたわけだが、ほかの持ちネタ、まずはクリス・ペプラーをやってみせ、声の落差を聴かせる。そのあとには歌マネが2曲、1曲は「見上げてごらん夜の星を」だったが、もう1曲はなんだったか忘れてしまったな。歌いながら複数のものまねを披露するというスタイルで、郷ひろみ、布施明、吉幾三、桑田佳祐、松山千春というレパートリーは、しっかりと古いタイプのものまね芸人だ。しかも、郷ひろみと布施明は2曲両方に入れていた。30分ほどのステージ。







◇ 天王町

 イオン天王町を出て、天王町駅のほうに歩いていく。仲本工事が亡くなった事故現場が近く、ちょうど1年が経つと思い、その事故現場を1年ぶりに訪れてみたくなった。さぞ花が手向けられているのではと思ったが、行ってみると、ほとんどなんにもなく、これにはちょっと驚いた。事故現場は本当にここだったっけと不安になるほどだ。地面に花が一輪だけ、これは仲本工事のために供えられたものだとう思うが、それにしてもあまりにも寂しい。なんという風化の早さか。





 星川に戻り、再び、保土ヶ谷図書館に寄り、新たに3冊借りていく。そのあとは、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと三角チョコパイのキャラメル味を食べた。

◇ テレビ・音楽

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・中島健人)を観て、それから、「ミュージックステーション」もざっと早送りして観る。録画がなぜか途中で切れていた。原因不明。あのちゃんが初登場だったが、タモリとは初対面だろうか。アイナ・ジ・エンドの曲では演奏に村上虹郎と粗品も出演し、粗品とタモリの共演も初めてではないかなと思ったがわからなかった。

 そのほか、観そびれていた7月放送の「情熱大陸」、安達祐実の回をようやく観ると、41歳の安達祐実が老眼がすごいと言っていてショックをうけた。番組では、10年ぶりの主演舞台に密着する。作・演出は加藤拓也だ。

 Spotify を開いてみると、新しい学校のリーダーズの新曲「Tokyo Calling」の配信が始まっていた。YouTube でMVも確認してから眠る。深夜2時頃だったか。


2023年10月3日火曜日

10月3日火曜日/カラオケでしょんぼり

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。この日、ヒコロヒーは「ブルー・オーシャン」の代打があり、続けて、この番組も生放送でやっていたんだな。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、昨夜の「キョコロヒー」も。秋元康の楽曲プロジェクトが本当に始動する。

 今日の「徹子の部屋」は古田新太がゲスト。19年ぶりの出演。古田新太の妻が「ごっつええ感じ」に出ていた西端弥生だって、今まで知らなくて、ちょっと驚いてしまった。その結婚にはYOUも関与しているのだ。番組最後に、古田新太が徹子さんに質問を。40歳ぐらいまで俳優をできればいいと思っていたという古田新太だが、再来年には60歳になるにあたり、徹子さんはどうお考えですかと訊くと、「わたくしはね、…そうね、だいたい、四十ぐらいのときに、「えっ、四十?」ってちょっと驚いたんですけど、今、八十になって、もう過ぎてるんですけど、でも、まだ衰えていませんね、そんなには。百になったら驚くかなあと思って楽しみにしてるんですけど。」「もうじき六十になるの? まだまだできますよ。若いじゃない。元気じゃない。」「そうよ、八十のわたしが、九十近いわたくしが言ってんですから、大丈夫ですよ。なあんだ、六十になるのにびくびくしてるの? だめじゃない。あたし、九十なのにまだびくびくしてませんよ。」

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」の中野翠の連載を読むと、三十年ほど暮らしたマンションがとりこわされることになり、すぐそばのタワマンに引っ越したことが書かれていた。ジャニーズの性加害問題についての記事もあり、こちらには、石戸諭、速水健朗が寄稿している。

◇ 天王町

 昼下がりに外出。なにか用があるわけでもなく、天王町駅で降りてみたくなった。まず、遅めの昼食。松のやに入り、味噌ロースかつ丼を食べた。630円。無料券でコロッケをつけたら、また無料券をもらえた。今後はもう、コロッケには困らない。それから、ひさしぶりにバンガローハウスに。ひとりカラオケに行きたいと少し前から思っていたのだが、夏休みの時期は避けていた。バンガローハウスを利用するのは、もしかすると、コロナ前以来ではないだろうか。コロナを経て、店舗数もずいぶん減ってしまったはずだ。受付でまず、会員登録をする必要があり、そういえば、以前、会員証をもっていたはずだが、受付で名前を確認してもらったら、データがなぜか残っていなかった。1時間330円。1時間では短いと思い、2時間にする。いや、本当は1時間半がいいんだけど、ここは1時間刻みだからしかたがない。しかし、1時間も歌っていると、やっぱり、のどが疲れてしまった。ひとりで2時間は長いのだ。のども乾き、ドリンクを2杯飲んだら、トイレに2回行きたくなった。さっき、松のやでもお茶を1杯飲んでいたんだった。4階の部屋だったが、トイレは3階にあり、かつてならば、時間がもったいないので我慢をしたが、もう若くはないから無理だ。さらには、馬鹿みたいなのだが、はしゃいでいたらコップをひっくり返してしまい、またトイレまで往復し、床を吹くためにペーパータオルを数枚とってきた。せっかく、ひさしぶりにひとりカラオケを楽しんでいたのに、最後はしょんぼりするはめになる。

 天王町から横浜駅に移動する。ビブレのユニクロに寄り、特価のパーカーを買っていく。マクドナルドに入り、読書をするつもりでいたが、眠気がひどい。止めようかとも思ったが、それもだらしがなく、読書は怠らないようにしたいが、しかし、集中力がまったくない。あまり読めなかった。気晴らしにスマホを覗いてみると、なぜかグーグルが使えなくなってしまい、このブログもグーグルのブログなので、こうなると、下書きにメモを残すことができなくなる。Gメールも開けず、こんなになにもできないものかなと思うくらいに不自由になったが、しばらく放っておいたらなおるだろうと、なんの根拠もなくそう思い、放っておいてみたら、ちっとも回復はしない。そうだ、対処法を検索してみればいいんだと思い、グーグルが使えないから楽天で検索してみると、再起動するという手が書いてあり、そのとおりにしてみると、なんてことはない、あっさりと使えるようになった。検索はあらゆる困難を解決する。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車内で、読書の続きを。「すぐわかる 作家別やきものの見かた」を読み終えた。2004年刊、東京美術。「もっと知りたい」シリーズとこの本と、基礎知識がなければならないと思い、駆け足で読んでしまったが、これだけで焼きものがわかるとはもちろん思わない。これからまた面白そうな本を見つけて読んでいこう。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ニュース7」を観る。昨日行われたジャニーズの二度目の会見から、その話題を今日も扱っている。「ジャニー喜多川の痕跡をこの世から一切なくしたい」というジュリー藤島の発言を井ノ原が代読し、どういう意味かははっきりしないが、そんなことが可能だとは思わないし、そうするべきでもないのではないだろうか。言ってしまえば、ジャニーズにはジャニーズの無形文化財が保持されていると考えられ、それは守られてしかるべきだろう。ジャニーズのタレントの今後について、CMスポンサーやテレビ局の対応ばかりが問題にされているのも変で、ジャニーズの芸能の本質は舞台にあるのに、それについては目立つ声は聞こえてこない。岡本健一なんて紫綬褒章を受章しているのに、まさか、男闘呼組の活動でもらったわけではない、舞台に対する評価なのだから。東山紀之だって、芸のレベルからいったら紫綬褒章をもらってもおかしくないくらいのもので、今、問題になっていることとは別に、この俳優の引退は演劇界にとって損失に違いないのである。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。田中が「ぽかぽか」に夏休みの澤部の代打で出演した話、そして、「スモール3」に出演したたけしの話から、「オールスター感謝祭」のたけしのお約束の話になった。太田が出てくるだろうからぼこぼこにしておいしくしてやれって、たけしは軍団に言っていたんだそうだ。ラジオを聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2022年10月31日月曜日

10月31日月曜日/事故現場から古本屋

◇ テレビ

 朝、土曜に放送された「ワルイコあつまれ」の2時間特番を観た。ニュース番組の形式でスタートし、ここには本物のアナウンサーが登場する。まず、「子ども記者会見」のコーナーから始まり、ここにさんまが出演するというので楽しみにしていた。ここでのさんまは演じるところなく、子どもたちの質問に素直に答えていく。子どもたちの質問だから、今さら誰も訊かないようなことも訊いてくれて面白いのだが、さんまがネタ帳をつけているというのには驚いた。しかし、書いたものは面白くないということも、さんまは同時に言う。若手からお笑いの「五輪書」を出してくれと言われるそうだが、笑いは1ページ「緊張の緩和」だけというのがさんまの考えであり、あとは白紙に自分のエピソードや知識を書き込んでいくだけのことだと語る。松本人志がお笑いを「五輪書」になぞらえた発言をしていて、おそらく、それを知っている若手がさんまにも訊いたのではと思うが、さんまと松本のお笑い観の違いがここには表れている。将来に悩んでいるという女優を目指している子には、「どうしたら楽しめるかを考えることが楽しい」という松之助の言葉が引かれ、師の教えが反映されたさんまの人生観がずいぶん語られていた。「子ども記者会見」のコーナーだけで30分あり、そのあとには、香取、草彅、稲垣、それぞれの名場面集や、「慎吾ママの部屋」や「子ども記者会見」のコーナーに登場したゲストたちの総集編があった。新コーナーでは、ジャパネットたかた風のテレビショッピングのパロディがあり、香取慎吾のアシスタント役を務める関根麻里の芝居が面白かった。

◇ 天王町・平沼橋・横浜

 昼になり、「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴き、正午過ぎには外出する。天王町をひさしぶりに訪ねてみると、しばらく寄らない間に駅周辺はずいぶんさま変わりしていて、改札を出て、まっすぐ進んだら通路がやけに長く、よく知る駅前とはまるっきり違う場所に出てしまった。案内図もなく、わからずにグーグルマップを確認したくらいだが、今までの改札とは反対側に出てしまったとわかり、戻ると、改札の脇に細い通路を見つけ、よく知る駅前に出ることができた。とりあえず、まずは昼食を済ませる。駅前すぐの玲瓏という店に入り、ランチメニューの焼肉定食を食べた。780円。



 今日は特に予定はなにもなかったのだけど、仲本工事の事故現場を訪ねてみたいと思っていた。横浜の浅間町と報じられたその場がよく知る土地だったからだが、とはいえ、普段から通っている土地というわけでもなく、わざわざ向かうからには、さすがにすぐさま駆けつけるのはどうかと思い、いずれ、なにか別の用があるそのついでに寄れないだろうかと考えていた。それで、今朝は、周辺の古本屋をグーグルマップで確認したりなどしていたのだが、すると、驚いたことに、平沼橋のあたりにぽんぽん船の店舗を見つけ、思わず目を疑う。ぽんぽん船のこともちょうどあたまの片隅にあり、というのも、仲本工事の事故現場を知ったときに、天王町のぽんぽん船があったあたりじゃないかとすぐに思ったのだ。グーグルマップで見つけたぽんぽん船は平沼橋だが、いったい、この店はいつからあるのか。検索してみても、公式の情報はない。クチコミ情報では2年前のものがあり、どうやら藤沢店が閉店したあとに始めたのか。ツイッターにも情報はまったくなし。グーグルマップの情報だと、月曜と木曜しか開いてないようなのだけど、こうなると、今日、たまたま月曜に見つけたのだから行ってみたくなる。


 天王町駅から広い通りに出て、洪福寺のほうに進むと、仲本工事の事故現場にたどりつく。ぽんぽん船だった場所は今はセブンイレブンになっていて、その前あたりかと思っていたが、実際はもう少し交差点寄りだった。ほんのちょっと歩けば横断歩道があるというのに、この場で道路を横切ろうとしたのか。そこが事故現場だということは、花や飲みものが供えてあるからすぐにわかった。電柱にはメッセージが書かれたメモ用紙がびっしりと貼られていて、その裏には、お供えものをもっていく泥棒への注意が書かれた貼り紙もあった。ここで写真を撮るあいだに、通りがかりに手を合わせていくひとも数人現れる。交通量はそれなりに多く、交差点の横断歩道から道路の反対側に渡ってみると、反対側の歩道にも花や飲みものが少し供えられていた。






 交差点の先に進み、マンガ専門の古本屋、「漫画漫画」にひさしぶりに寄る。この店、店名も外観も好き。扉は閉めてあって、営業しているのかわかりにくい店だが、入ってみると、お婆さんがひとりで店番をしていた。ほこりがかぶったような本ばかりだが、せっかくだからなにか買おうと思い、太田出版の「蘭丸」というムックを見つけて買っていく。


 サミットのほうに進み、サミットのトイレに寄り、それから、横浜方面に歩いていく。平沼橋のあたりまでやってくると、今朝、グーグルマップから見つけたぽんぽん船が本当にあるので嬉しくなった。このあたりを歩くこともずいぶんひさしぶりな気がする。外に出ている棚から眺め、眺めながら店内に入っていくと、ほかのお客さんもぽつぽつとやってくる。棚は文庫本が多く、ほぼ110円という安さだ。こじんまりした店内、隈なく見て、3冊買っていく。店員さんは自分と同年代くらいの女性がひとり。会計時、この店はいつからあるのですかと訊ねてみると、明確な答えではなかったが、ここはもともと倉庫だったそうで、藤沢を閉めたときに在庫をここにもってきたという。だから、やはり、そのあとにおそらく始めたのだろう。


 横浜駅まで歩き、地下の有隣堂に寄った。「月刊Hanada」を立ち読みしたら、いつの間にか、吉本の大崎洋の連載が始まっていた。この号で、もう第6回目。「らぶゆ〜銭湯」という連載なのだが、どこに需要がある連載なのだろうか。高田先生の連載は円楽のことを書いている。ビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。月末はアプリのクーポンはないのだが、跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄った。こちらでは、110円の文庫本を1冊だけ、これはポイントで買った。

 平沼橋駅まで歩き、鶴ヶ峰に移動する。ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。そして、鶴ヶ峰でもブックオフに寄っていく。ブックの日でもないのに3店もまわることになったが、鶴ヶ峰店は、今日が期限の100円引き券があったので、これを使ってしまいたかった。110円の文庫本を1冊、コミック文庫を1冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。鶴ヶ峰からは、時間をかけて歩いて帰る。

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・北斗晶)を観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台は、ロケット団がゲスト。ハロウィンの今日、ロケット団を見た高田先生のひとこと「貧乏人の仮装?」に爆笑。ラジオを聴きながら早い時間に眠るが、ネズミの気配が気になり、深夜に目覚めてしまう。ネズミ避けのスプレーを撒くが、どうもまるで効いていないようだ。このままでは、いずれネズミに耳をかじられ青くなる。

2022年1月12日水曜日

1月12日水曜日/カツカレー・読書




◇ 天王町・平和島・鶴見

 朝から外出。直配がひとつあり、まず、天王町に。天王町駅も、さっぱり用のない駅になってしまったが、しばらく降りない間にずいぶんきれいに改装されていた。岡野のほうまで届けて、そのまま、横浜駅まで歩いていく。ムービルの日乃屋カレーに寄り、カツカレーの七分盛りを食べた。760円。平和島に用があり、京浜急行に乗り、帰りに京急鶴見に寄っていく。ベローチェに入り、ブレンドと、あんぱんを食べた。店内の様子がどうも変わったと思ったが、喫煙席をなくしたのか。読書を2時間ほど。それから、ブックオフに寄り、110円の文庫本を5冊、220円の単行本を1冊買う。鶴見から京浜東北線で横浜に戻り、有隣堂に寄り、雑誌の立ち読みなど。EXIT兼近が「文藝春秋」の巻頭エッセイを書いていた。

 ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2198人に。沖縄は 1644人、福岡は 408人、広島は 652人、大阪は 1711人、兵庫は 512人、京都は 412人、愛知は 723人、群馬は 193人、茨城は 127人、千葉は 465人、埼玉は 547人、神奈川は 548人。


◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。最近の「徹子の部屋」を続けて観る。先週金曜のゲストは満島ひかり。黒柳徹子と仲がよく、「サンダーバード」の新作の話をする。月曜のゲストは中村勘太郎と長三郎の兄弟。以前、父親の勘九郎と出演した回も観たが、この日は子どもだけで出演した。この弟、かわいくて大好き。お兄ちゃんのほうも、お兄さんぶってて面白い。立ち回りごっこがかわいかった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、こぐま座のトラック盗難事件の話から、昇太師匠の猿の着ぐるみ時代の話をしていた。猿の着ぐるみをかぶって落語をやっているすがたは、写真では観たことがあるが、生で目撃したことはない。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、おぼん師匠が仲なおり屋を始めているという話をしていた。元木すみおと佐藤かんじを仲なおりさせたそうだが、元木すみおと佐藤かんじが仲が悪かったことをそもそも知らなかった。14時台は、かもめんたるがゲスト。インプロに凝っているという槙尾の話が面白い。聴きそびれていた先週水曜の放送もようやく聴くと、この日の14時台は、真空ジェシカがゲスト。コンビそれぞれの声をまだ聴き分けられないが、会話の一往復に、おおむね面白い言葉を入れてくる。漫才も披露し、「タイタンシネマライブ」をいじるネタに、「M-1」のネタよりも笑わされた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に載っていた、たけしの新作映画の公開が危ぶまれているという記事が気になる。書き手は本多圭。主演に渡辺謙を予定していたが断られた、事務所のサポートをしていた秋元康の関係者が宣伝を降りたとか。中野翠の連載では、昭和こいる師匠の訃報に触れていた。石戸諭の連載は、小人プロレスラーのプリティ太田に取材をする。武田砂鉄の「サブカル本の真骨頂」では「ビデオランド」という本を紹介していたが、この本はまさに、速水健朗がポッドキャストで話題にしていた本だ。松尾潔の再登場も嬉しく、今回は「坂本九とクインシー・ジョーンズ」と題し、坂本九とクインシー・ジョーンズのいくつかの奇妙な符合について書いている。クインシーと永六輔は同い年であり、クインシーがシカゴのサウスサイド出身であれば、坂本九は川崎市南町の出身だと。坂本九の遺品のウォークマンには「ウィー・アー・ザ・ワールド」が入っていたそうで、そして、事故前日には、坂本九はラジオ番組の収録で「ウィー・アー・ザ・ワールド」を披露していたのだという。

 部屋で読書。加藤周一「読書術」を読み終える。2000年刊、岩波現代文庫。今年もまず、読書について考えることから始めたいと思った読書だが、岩波現代文庫となるとなんだかもっともらしいが、もともとは、60年代に光文社のカッパ・ブックスから出ていた本で、「頭の回転をよくする」という言葉がタイトルの上についている。読書は愛のいとなみに通じるとか、ジョークだろうと思うところもけっこうあるが、わからずに真剣に読む読者もおそらくいるんじゃないか。読んだふりは大切なことだとする項では、読まない本を読んだふりをするスノビズムを馬鹿にしつつ、しかし、スノビズムを非難しているのではなく、文化の向上にスノビズムほど大切なものはないと続ける。「スノビズム」の反対は「ドーセバカイズム」だといって、これはつまり、反知性主義のことだ。スノビズムの大切さは、政治活動に偽善が必要なようなものだといい、政治はどうせ悪魔の仕事だという結論に飛躍すると、それはヒトラーだと書いている。本を読み終え、深夜1時頃に眠った。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...