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2024年3月30日土曜日

3月30日土曜日/吉祥寺まで

◇ テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、ゴミを出しに行ってから、またもう少し眠りなおす。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。「ブギウギ」の一週間のダイジェスト版が土曜の朝の同じ時間に放送されていて、一度も観ていなかったが、最終週だけ録画した。今さらだが、このダイジェスト版だけぜんぶ保存するという手もあったか。

 楽天マガジンから雑誌のチェックをすると、「女性セブン」に木梨憲武の特集記事があった。憲武と近しいひとびと、ヒロミ、カンニング竹山、コロッケ、柳沢慎吾、ミッツ・マングローブ、IKKO、山本譲二のインタビューが載っている。「いいとも」のグランドフィナーレの場に柳沢慎吾がいたなんてことはすっかり忘れていたな。憲武が舞台に引っぱりあげたんだっけ。

◇ 吉祥寺

 午後から外出。もっと早く出るつもりでいたのに、だいぶもたついてしまった。とてもいい天気。部屋にいるときから暖かく、今季初めてのパーカーを着ていく。横浜から東横線、渋谷から井の頭線に乗り、はるばる吉祥寺まで。それにしても眠気がひどい。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買い、歩きながら食べておく。

 吉祥寺北口から駅を離れ、Galleryナベサンで行われている「岬書店」を訪ねる。夏葉社の島田さんが6日間限定の本屋を開いているイベント。そのギャラリーは、ちょうど1年前に訪問した夏葉社よりもさらに歩いた先にあった。行ってみるまでどういう雰囲気のところかわからなかったが、夏葉社の事務所よりもさらに小さく、じつにこじんまりとしている。盛況のようで、外にまでお客さんがあふれていた。島田さんにあいさつしたいひとはひっきりなしにやってくるから、本を眺めながら、島田さんが空くときを待って少し立ち話をした。あんまり長居はせず、せっかくだからなにか買っていこうと、石原書房から復刊されたいがらしみきお「IMONを創る」と、島田さんの蔵書から戸井田道三「生きることに〇×はない」を選ぶ。「夏葉社日記」を書いた秋さんがいらしたら「夏葉社日記」も買おうかと思っていたのだが、いらっしゃらなかったからこれは買わなかった。それと、桜美林文学会が作成した夏葉社特集の「言葉の繭」をもらいたかった。無料で配布している本なのだが、なかなかもらえる機会がなさそうだから、吉祥寺までわざわざやってきたのはこれをもらいたかったからというのが大きい。実物を手にすると、無料とは思えないぶ厚さに笑ってしまう。これを作った学生さんたちと先生もこの場にいらしていた。

 吉祥寺駅に戻りながら、たまにしかこない吉祥寺だから古本屋をまわっていきたかった。藤井書店を覗いてから、駅に向かうアーケードに入っていく。ブックオフもあるが、今日はブックの日の翌日のため、アプリのクーポンがないからブックオフはスルー。外口書店を覗き、そこからアーケードを離れ、東急百貨店があるほうに歩いていく。百年に寄り、それから、古書防破堤を初訪問。100円均一の棚から、山下達郎が表紙の「クイック・ジャパン」を買う。南口に歩き、バサラブックスも覗く。店頭の箱から澤田隆治「永田キング」を見つけ、最終ページに鉛筆で書かれた値段が薄く、800円かと思ってレジで確認してみると、なんと、300円だった。古本センターも覗き、ひととおり古本屋をまわり終えたときにはすっかり夜になっていた。

 ここでようやくまともな食事にしようと、南口から北口、ビルの地下を覗いたりなどして歩きまわるが決められない。結局、南口に戻ってきて、「俺の牛タンカレー食ってみな」という押しつけがましい名前の店に入り、俺の牛タンカレーというのを食べた。980円。ドトールに入り、ひと休み。インスタに投稿をして、それから読書。「言葉の繭」の夏葉社特集をさっそくぱらぱらと読み始める。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「Nキャス」を観ると、小林製薬の紅麹サプリの問題がかなり大ごとになっている。NHKの「ニュース7」でも連続して扱われていた。この番組ではクスリの専門家の池谷裕二が解説をする。それから、ジャニーズ問題の続報。スタッフ2名も性加害を行っていたというBBCの報道があり、東山紀之がBBCのインタビューを受けている映像も流れた。そして、水原一平の一件について、大谷の会見があり、新通訳のアイアトンにも注目が集まる。松本人志の第一回口頭弁論も扱われ、三谷幸喜が松本のツイートにあった「お笑いがしたい」という表現について言及していたが、そのツイートが番組内で紹介されるわけでもなく、わからない視聴者もいるだろう。

 SNSから、石井徹也さんが亡くなったことを知った。ラジオを聴きながら、深夜2時過ぎに眠る。

2023年12月9日土曜日

12月9日土曜日/豚おでん会・朝まで「THE W」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた2週前の「情熱大陸」はゆりやんレトリィバァに密着。「R-1」で優勝した場面の映像が使われていたが、優勝を決めて泣いたあとの寄り目の顔がカットされている。この部分ひとつとっても、取材者はゆりやんを理解していないのではないか。冒頭にゆりやんが怒っていたシーンは、デリバリーがキャンセルされたことに対する怒りだったが、しかし、これもどこまで芝居かわからない。

 午後はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」のゲストが長野智子だった。フジテレビが上場したのは1997年、「ひょうきん族」の時代はテレビ局がまだ上場していなかったんだというのは、言われてみるまで考えたこともなかった視点だ。西川のりおに胸をわしづかみにされたというエピソードをよく話すのだけど、聞き手のほうが困惑させられるのだが、別に告発しようというわけでもなく、そんなことも包み隠さずに当時の空気感を正確に伝えようとしている。長野智子は真っ当なジャーナリストだな。

◇ 吉祥寺

 家を出るのがずいぶん遅くなってしまった。今日は暖かいと思い、ひさしぶりにパーカーで出てみたら、少し肌寒い。服装が難しい。インスタから、新潮社の「波」にAマッソ加納と綿矢りさの対談が載っていると知り、横浜西口の有隣堂に寄ってみるが、「波」は置いてなかった。発売日は先月末か、知るのが遅すぎた。横浜から東横線。遅延しているようで、混雑していて座れなかった。渋谷から井の頭線に乗り換え、井の頭公園駅まで。着いたころにはすっかり薄暗くなる。

 場所#4で行われている、トリバタケハルノブさんが主催する「豚おでん会」を訪問する。コロナ前以来、4年ぶりの開催か。事前に連絡することもなく、めんどうだからいきなり訪ねてしまったのだが、カウンターはぎっしり、狭い会場は大盛況だった。知ってるひとがいたからよかったが、大半は知らないひとばかりだ。トリバタケさんはカウンターのなかにいて、料理をふるまっている、というか、もうさんざんふるまったあとだったかな。そもそもは、トリバタケさんが描いていた「三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。」というマンガに出てくるメニューを再現するという趣旨の会だった。今は集英社オンラインで「東京ハゲかけ日和」というマンガを連載していて、それも読んできていたのに、その話をする機会はなかった。トリバタケさんに会うのも4年ぶりだが、特にハゲかけているようには見えないのだけれども。

 なんだかあっという間だったが、3時間ぐらいはいたのか。そのあと、みんなで吉祥寺駅に向かいながら、もうちょっとどこかでしゃべろうということになって、数人でエクセルシオールカフェに入る。なんの話をしてたんだったか、大声で笑っていたのがうるさかったらしく、近くの席のひとに注意された。吉祥寺駅で別れ、帰りもまた井の頭線に乗り、渋谷から東横線で横浜に戻ってきた。

 帰りの電車内で、渡辺正行「関東芸人のリーダー お笑いスター131人を見てきた男」を読み終えた。2022年刊、双葉社。古本で買ったまま、しばらく放ってあったのだが、読み始めたらやっぱり面白い。昨日から読み始めて2日で読み終えた。「週刊大衆」での連載時にも少し読んでいたのだが、渡辺正行の自伝的な部分は読んでいなかったかもしれない。テアトル・エコーから渋谷道頓堀劇場、漫才ブームに乗り、「ひょうきん族」で人気タレントになったその後は「ラ・ママ新人コント大会」を主催し、関東の若手芸人たちと関わり続けている。三宅裕司、荻野繫、ダチョウ俱楽部、爆笑問題との対談も収録。

◇ 賞レース

 深夜0時過ぎに帰宅し、録画していた「THE W」を観始める。こればっかりは結果を知らずに観たいから、あとまわしにはできない。まずは夕方に放送されていた事前特番を観る。司会はさらば青春の光森田。鬼越トマホークとニューヨークが今年もサポーターを務めている。そして、歴代チャンピオン、今年のファイナリストにもなっているゆりやん以外の5組も出演している。ただし、3時のヒロインの福田麻貴はドラマ撮影のために欠席。復帰したゆめっちの痩せたすがたをここで初めて目にした。これもここで初めて知ることになったが、本戦の司会をするフットボールアワー後藤が体調不良のために、なんと、山里亮太が代打を務めるようだ。

 続けて、いよいよ「THE W」本戦。これから3時間観るというのもなかなかの仕事だ。司会は水卜麻美と山里亮太。山里はNHKからの移動だったようだが、ちゃんと間に合っていた。審査員がさっそく紹介され、塚地武雅、川島明、アンガールズ田中、笑い飯哲夫、友近、野田クリスタルという6名が並んでいる。事前特番の出演者たちもさっきのスタジオに残っていて、福田麻貴もこの時間には加わっていた。この大会のルール、勝ち残りノックアウト方式の説明のあと、Aブロックがもう始まる。◆Aブロックのトップはまいあんつ。なにかの番組で観たことのあるひとだが、なんだったか。ひとりコントの形式で、ギャグを連発する。ギャガ―は嫌いだなあ。この番組、ネタの最中は審査員の顔はいっさい映さないのか。いや、優れた芸ならばいいが、このクオリティでネタだけをしっかり放送するというのは勇気ある番組だ。二番手ははるかぜに告ぐ。まったく知らないコンビだったが、たしかに、1年目の超若手にしてはスタイルができあがっている漫才だ。結果は、視聴者、塚地、川島、田中がはるかぜに告ぐ、哲夫、友近、野田がまいあんつに投票し、はるかぜに告ぐが勝つが、意外と接戦になった。三番手はスパイク。ボクシングジムのコントだが、90年代にさんざん観たような、いかにも女の子のコントという感じがするのだが、結果はスパイクが7票獲得のストレート勝ち。相手は1年目だからしかたがない。四番手はやす子。回文のフリップネタであり、自衛隊ネタでもある。自衛隊ネタなのに誰も政治的に解釈しないのはやす子のキャラクターの強さだ。これはスパイクの勝ちになるよりしかたがないかと思ったが、結果はやはり、スパイクがまたも満票獲得。Aブロックはスパイクが勝ち抜けた。◆続いて、Bブロック。トップはハイツ友の会。漫才もコントもするコンビだが、まずはコントをもってきた。陶芸家の取材をするコント。NHKのコンテストを観たときにも感じたが、このコンビは漫才よりもコントのほうが面白い気がする。二番手は紅しょうが。紅しょうがもコント。相撲取りのファンのコントだったが、このコンビは逆に、漫才のほうがいい気がするのだけどな。この対決は難しいと思ったが、結果は意外や、紅しょうがが満票獲得。得票数だけ見ると圧勝だけれども、けして圧勝ではない感じがする。敗者コメントでは、ハイツ友の会は紅しょうが稲田の私服をいじっていた。三番手は変ホ長調。お笑いマニアのあいだでは伝説化されていると思われるコンビだが、しかし、醸し出す雰囲気はシロウトでしかなく、おばさんの立ち話のようだ。結果は、紅しょうががまたもや満票獲得。四番手は梵天。このコンビは「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」で観たことがある。姉妹漫才だが、これもシロウトっぽい。結果はやはり、紅しょうがが満票。Bブロックは紅しょうがが勝ち抜けた。◆Cブロックのトップはゆりやんレトリィバァ。「エアハムスターショー」というネタだが、困ったことに、ここまでではだんとつでくだらない。二番手はあぁ~しらき。ドラマーから妖怪角刈りおばちゃん、そこからコント喫茶店になり、やっぱり妖怪角刈りおばちゃんになるという説明してもよくわからないネタだが、これは予期せぬいい対決になった。審査員たちもあたまを抱えてしまうが、結果は、視聴者、野田、哲夫、田中、塚地があぁ~しらき、友近、川島がゆりやんに投票し、あぁ~しらきが勝った。三番手はぼる塾。本来は4人組だというのは有名なのだが、4人そろってのテレビ出演はこれが初になるようだ。4人漫才という形式も珍しいが、酒寄さんというひとだけはどうしても圧倒的にシロウトの雰囲気だ。結果は、視聴者、田中、川島、塚地がぼる塾、野田、友近、哲夫があぁ~しらきに投票し、ぼる塾の勝ち。最後はエルフ。(設定が)姉妹のコント。ここもすでに売れているコンビだが、じつはいちばんの正攻法だ。これならばエルフを勝たせたいと思ったが、結果もエルフが満票を獲得し、Cブロックはエルフが勝ち抜いた。◆いよいよ最終決戦。一番手はスパイク。女友だちのコント。靴下の裏が真っ黒というだけの笑いで押していく。二番手はエルフ。なんと、ここで漫才をやるんだ。三番手は紅しょうが。こちらは2本ともコントだ。パンツにスカートが入ってしまっている女。これは紅しょうがが迫力を見せたかなというところ。ついに結果発表だが、スパイクのネタの最中に音声トラブルがあったようで、この最終決戦は視聴者投票は中止になった。塚地、川島、哲夫、友近が紅しょうが、田中、野田がエルフに投票し、優勝は紅しょうが。順当な結果と思う。観終わったときにはもう早朝になろうとしていた。

2023年3月4日土曜日

3月4日土曜日/夏葉社訪問・「R-1」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、1時間ぐらい眠り、それからまた録画していたテレビ番組をいくつか。ちょうど1年前に放送された「NHK MUSIC SPECIAL」の小泉今日子特集を、録画したまま、観そびれていたのを発見する。本木雅弘がインタビューに応えていたのが珍しく、小泉今日子の顔を分析してみせていた。そのほか、黒柳徹子、YOUもコメント出演。歌の場面では、コーラスに加藤いづみの名があるのにも少々驚いた。いや、先日の「伊集院光のオールナイトニッポン」で声を聴いたばかりだったもんで、今はここに参加していたのかと、これは1年観そびれていて、今になって観たからこその驚き。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・中尾ミエ)を聴き、それから、放送中の「ナイツのちゃきちゃき大放送」に切り替え、家を出るまでつけていた。「常連さん」はえのきどいちろう。

◇ 吉祥寺

 午前中に出発し、都内に。東横線で眠り、渋谷から井の頭線に乗り換え、はるばる吉祥寺まで。今日は夏葉社の事務所でチャリティ販売会が行われることを知り、せっかくだから、この機に行っておいたほうがいいかと思った。吉祥寺は3年ぶりだろうか、「ブックオフ大学」の打ち合わせ以来のはずだ。その後、その年の夏には「ブックオフ大学」の座談会があり、それ以降、島田さんとは会う機会がぜんぜんなくなってしまった。夏葉社は初訪問。打ち合わせのときは駅前のルノアールで会ったのだ。グーグルマップを確認しながら向かい、途中、神社に寄り、それから、マルエツにも寄り、飲みものとパンをひとつ買って、歩きながら食べる。



 ところが、グーグルマップが示す場所に到着してみると、事務所らしき建物はどこにもない。どうやら、グーグルマップが間違っているようだ。改めて確認しようと、夏葉社のツイッターを開いてみると、なんと、販売会はもう終了したとツイートしていた。11時から15時までと告知されていたから、13時頃に行けばいいかというつもりでいたが、本は30分ぐらいで売り切れてしまったようだ。そりゃそうか。しかし、もうここまできてしまっているから、訪ねるだけ訪ねてみようと思った。もっと早く、電車のなかでツイッターを確認していたら、あきらめて、引き返してしまったかもしれない。場所はこのあたりには違いないだろうと思い、この一角をぐるっとまわってみたら、なんてことはない、通りに面したわかりやすいところに事務所はあった。ツイッターにアップしていた販売会終了を知らせる貼り紙がおもてに貼ってある。なかに入ると、島田さんにすぐに気がついてもらえたが、ほかのお客さんとしゃべっている最中で、あいさつできる間が空くまで、事務所内の本棚を眺めて待っていた。そのあとは島田さんとさんざん雑談。3年ぶりの会話、こちらの近況や、島田さんからは温めている企画の話もいくつか教えてもらった。販売会は終わっていても、まったく問題はなかった。もちろん、知らずにやってくるお客さんもまだいるだろうから、15時まではここで対応するのだろう。販売会は終わったとわかっていて島田さんに会いにくるひともいる。自分が島田さんとしゃべっていたら、あとからやってきたお客さんが帰ろうとするので、自分がほかのお客さんの邪魔になったようでは悪いから、呼び止め、おせっかいなんだけど、島田さんともっとしゃべってもらい、サインもしてもらうようにうながした。結局、1時間半ぐらいはお邪魔していただろうか、さすがにあんまり長居しすぎてはまずいかなと思って失礼したが、楽しかったからいくらでもいられた。販売会ではなにも買えなかったが、「ブックオフ大学」の岬書店版の在庫がまだあって、これを3冊いただいた。それと、「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」も1冊いただく。そんなに気前がよくて大丈夫なんだろうか。ほかのお客さんが差し入れにもってきたたい焼きもひとついただいた。そのお客さんも、島田さんのために買ってきたたい焼きを、まさか知らないやつが食べるとは思わないだろうに。




 吉祥寺駅に戻る途中に、藤井書店を覗いていく。島田さんにこの近くの古本屋もいくつか教わった。商店街を通り、外口書店にも寄るが、なにも買わなかった。ブックオフにも寄り、ここでは110円の文庫本を1冊だけ買う。公園口に移動し、ようやく昼食。炒王という店に入り、肉あんかけチャーハンを食べた。780円。16時過ぎまで食べてないわりには意外と腹が減ってないなと思ったが、そういえば、たい焼きをいただいたことを忘れていた。うっかり大盛りにしてしまい、苦しいくらい満腹になる。

 井の頭線に乗り、渋谷に移動。まんだらけに寄ると、階段の百均に「笑芸人」が多くあり、10冊買ってしまう。思いがけず、ここで荷物が多くなった。東横線では急行に乗り、座らずに帰ってきた。

◇ 賞レース

 帰宅は夜になる。今日は「R-1グランプリ」があり、結果を知る前にこれを観なければならなかった。まずは、録画していた直前特番から。生放送部分と収録部分があり、この番組内で、敗者復活枠が発表されていた。5位から順に、ケビンス山口、ヨネダ誠、エルフ荒川、たくろう赤木、そして、1位にはこたけ正義感が選ばれ、こたけ正義感が勝ち残りを決める。

 そして、放送中の本戦を追っかけ再生で観始めると、冒頭のVTRでは、「R-1」には夢があることを強調していた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。審査員は、陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル、ハリウッドザコシショウという5名。裏生実況を、おいでやす小田、お見送り芸人しんいち、渋谷凪咲、ビスケットブラザーズが担当する。いよいよ本戦、一番手は Yes!アキト。普段はギャグを連発するスタイルだが、ここでは、ひとりコントにギャグが入るかたちにしていた。二番手は寺田寛明。好きな芸ではないが、ネタのクオリティはずいぶん高めていると思った。三番手はラパルフェ都留。阿部寛のものまねですでに少し売れているひとだが、怪獣のように街に阿部寛が現れる設定のコントを演じる。四番手はサツマカワRPG。ひとりコントというのとも違って、普段の青いスーツの衣装のまま、複数の登場人物をひとりで演じる形式が面白い。去年も面白かったが、しっかりとした美意識があるひとという感じがする。五番手はカベポスター永見。ふかわりょう的なひとことネタといおうか、審査員の評価は両極端、バカリズム、陣内は低い点をつけた。六番手はこたけ正義感。変な法律を紹介するのだが、フィクションなのかノンフィクションなのかがはっきりしない。七番手は田津原理音。カードゲームのモンスターをネタに、寺田寛明もそうだが、フリップネタをどうアレンジしてみせるかの勝負になっている。しかし、結局は大差なく感じられ、興味のない芸風だが、田津原はここでトップになり、一気にファイナルステージ進出を決めた。バカリズムだけは田津原に点が辛かった。最後はコットンきょん。ひとりコントを演じてみせたが、今年のメンバー、プロの芸と言えるのはこのひとだけじゃないのか。審査員の点数もそれなりに高く、きょんは2位になる。ファイナルステージは田津原理音とコットンきょんの対決。先攻は田津原理音。2本目はあるのだろうかと思ったが、別のカードゲームに変えただけのネタ。後攻はコットンきょん。芸の幅があるのは圧倒的にきょんだとは思うのだが、結果は、ザコシ、野田、陣内が田津原に、小籔、バカリズムがきょんに投票し、田津原理音が優勝した。今年の「R-1」はつまらなかった。田津原理音にお見送り芸人しんいちのような活躍は期待できるかどうか。22時頃には眠る。

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...