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2022年3月5日土曜日

3月5日土曜日/新橋・時間が空いた

◇ ラジオ・テレビ

 朝、やや遅い時間に目覚め、「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴く。「常連さん」はえのきどいちろう。銀座のロシア食品店の看板が壊される事件があったが、店主はウクライナ人だった、というニュースがあり、えのきどいちろうはこのニュース原稿の書きかたについて、店主はロシア人であろうとやってはならないことだと指摘する。11時台は、JPがゲスト。

 午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は、ひさしぶりの「空耳アワー」。安齋肇のほか、ビビる大木、青山テルマという謎の顔ぶれ。昨日の「徹子の部屋」は、ロバートがゲスト。梅宮辰夫の体モノマネを披露し、秋山と梅宮辰夫の交流の話が多くなるが、秋山の父が大部屋俳優だったというのはぜんぜん知らなかった。有名な話なのだろうか。最後に、ロバートの「邪念ゼロ」のコントを黒柳徹子と一緒にやるのは出色の面白さだった。これは笑ったなあ。ロバートが自分たちの笑いを貫いたかたちだが、徹子さんも、この趣旨をけっこうちゃんと理解していて、邪念ゼロをやってみせる。その状態のまま、番組のエンディング曲が流れ始め、徹子さんがもうひとこと聴こうとするが、ロバートの3人は邪念ゼロを続け、徹子さんをあきらめさせたのがすごい。番組終了間際に、徹子さん「それで、なんなのこれ?」

◇ 新橋

 午後から外出。風が強く、すぐに髪がぼさぼさになる。横須賀線に乗り、新橋に出て、ニュー新橋ビルで食べようと思い、ひさしぶりに地下に降りてみるが、決められない。チャーハンの店に行列ができていたが、有名店なのだろうか。土曜はどこも混んでいていやだ。1階の岡むら屋に入ろうとすると、なんと、岡むら屋がなくなっているので驚いた。いつの間になくなってしまったのか、代わりにスンドゥブの店になっていた。こうなるともう、候補がなくなってしまう。あてもなく歩き、新橋十番という店を見つけ、豚トロ丼を食べた。780円。富士そばの居抜きだろうかと思うような店内だったが、岡むら屋の安さにはかなわないものの、この値段ならば満足の味だ。虎ノ門ヒルズの手前のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をするつもりで入ったが、ソファー席にコンセントがなく、しかたなく、高い椅子の席に座るが、この席はくつろげないからいやだ。


 ベローチェで、読書を1時間ほどして、それから、内幸町で用があったのだが、それがなしになってしまった。時間がぽっかりと空いてしまい、とりあえず、虎ノ門から銀座線に乗り、渋谷に出た。古書サンエーを覗くが、なにも買わず、道玄坂を横切り、センター街に進み、まんだらけに寄っていく。階段の百均から3冊買う。渋谷を離れ、東横線の渋谷始発の各停に乗り、のんびりと横浜に戻ってきた。ビブレのブックオフに寄り、220円の単行本を1冊、110円の文庫本を4冊買っていく。今月のアプリのクーポンをもう使ったような気がしていたが、まだ残っていた。もう少し読書をしていきたく、駅から遠いほうのマクドナルドに入り、アイスコーヒーと、チーズバーガーを食べた。ひさしぶりにチーズバーガーを食べたら、記憶よりもだいぶ旨かった。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 赤染晶子「うつつ・うつら」を読み終えた。2007年刊、文藝春秋。収録作は「初子さん」(初出2004年)と「うつら・うつら」(初出2005年)の2作。芥川賞受賞作の「乙女の密告」を以前に読み、すごく面白かったのだが、書かれた順番はこちらのほうが先なのだ。「文學界」1月号の「笑ってはいけない?」という特集で、藤野可織がこの作品に触れていたのだが、期待したような笑いは意外と少ないと感じた。「乙女の密告」を先に読んでいなければ、読もうとはしなかったかもしれないが、しかし、マドモアゼル鶴子という漫談家を主人公にした演芸場の物語だから、おそらく、笑いや芸人に特別な関心があったのだろう。今の時代とは違い、2005年に芸人を題材にした小説は珍しいはずだ。(2005年は「タイガー&ドラゴン」の年でもある。)

 年中、鼻がぐずぐずなのでわからなかったが、眼がかゆくなり、どうやら今日は花粉がひどい。昨日もずっと鼻水が止まらなかった。春は好きではない。疲れ気味。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「アメトーーク!」の「しずる池田大好き芸人」がかなり面白かった。もうひとつ、昨夜の「バズリズム」に、奥田民生が出るので観てみたいと思ったのだけど、録画を観ると、バカリズムはコロナで休みだった。フジファブリックの山内というひとが代役でMCを務めていた。奥田民生が日本テレビに出演した古い映像がいろいろと流れたのが貴重だったが、日本テレビの初出演は「爆風スランプのお店」なのだ。

 ブログをひとつ更新し、それから、聴きそびれていた先週の「東京ポッド許可局」をタイムフリー切れ前に聴くと、奇しくも、マキタさんの選曲で「アジアの純真」を流していて、その当時の、マキタさんが公園通り劇場に出入りしていたころの気分が語られていた。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、深夜0時頃に眠る。

2021年5月11日火曜日

5月11日火曜日/三百円にする

◇ 落語会

 昨夜の横浜にぎわい座の円楽の会に、伊集院が出演して「厩火事」をやったことをツイッターから知った。なるほど、あれだけのブランクがあり、いきなりよみうりホールということはないか。「シークレットゲストの会」と告知されていたのに、チェックさえしていれば、ぴんときたかもしれなかった。この情報を知らなかったのは不覚だ。しかし、にぎわい座のホームページからどんな公演があるかをチェックすることはあっても、各公演の情報まではいちいちチェックしない。かつては、にぎわい座にはコンスタントに通っていたが、チラシを目にしていれば気がついたかもしれないのに。そのころの習慣が今はがたがたに崩れてしまった。タイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」のオープニングと、続けて、昨夜の「深夜の馬鹿力」を聴いた。「馬鹿力」のほうでは特に、にぎわい座の会について1時間以上たっぷりしゃべっていた。

 午後、ヤマトの営業所まで。やや涼しく、パーカーでちょうどいい。二俣川に出て、ドン・キホーテのダイソーで、イヤホンを買いなおした。つい一昨日、南万騎が原のダイソーで百円のイヤホンを買ったのだが、それがどうも使いにくい。巻き取り式のリールがついているもので、便利かと思ったが、使ってみると、リールがぶらぶらする。コードが短く、リールは宙に浮かせるしかない。これはなかなかうっとうしく、たかが百円程度のイヤホンを、がまんして使い続けてもつまらない。今度は三百円する高音質ステレオイヤホンというのにした。その前にもダイソーの百円のイヤホンを使っていたが、それが1年ほどで壊れた。三百円でもすぐに壊れるようなら、また考えなおさねばならない。ダイソーの上階のサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。読書をするが、しかし、例のごとく、必ず眠くなる。音楽を聴きながら少し眠ろうと、買ったばかりのイヤホンをさっそく使ってみると、さすが、三百円は音質がいい。百円とはわけが違う。


◇ 読書・ラジオ・雑誌・テレビ

 サイゼリヤで、赤染晶子「乙女の密告」を読んだ。2010年の芥川賞受賞作。これは面白かった。短いセンテンスでリズムよくつないでいく、この文体、演劇調のリズムというか、これで可笑しみを蓄えていく感じがある。決めゼリフでばんと笑わせる。登場人物のキャラクターの可笑しさもあり、これはコメディだと思った。スピーチコンテストに向かっていくスポ根的な面白さもあり、「アンネの日記」論にもなっている。解説を除けば 100ページ弱の小説で、グルーヴ感をもって、ひと息に語るような勢いもあった。

 ジョイナステラスのユニクロで買いものをして、くまざわ書店にも寄り、夜に帰宅した。タイムフリーで、昨日のラジオ番組をいくつか。月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」では、平野ノラが産休から復帰した。オープニングは記者会見風に始まり、記者として、松本明子も「ビバリー昼ズ」から残った。放送中に、それをすぐにネットニュースにするオリコンもすごい。14時台ゲストには、TIMが登場する。さすがのベテランで、歩んできた道のりだけをとっても面白く、AKIKO、笑組といった名前も出る。昨日の志らく師匠の「ズーム」には、田嶋陽子がゲストで出演していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「サンデー毎日」に、水道橋博士が「芸人の流儀でエライ人を斬る」という特別記事を寄稿している。30年ぶりに地上波のレギュラーがゼロになったという話は、先日の高円寺のライブでもしゃべっていた。この記事では、自身のライター歴について、「藝人春秋」を書いた動機について、そして、テレビ批判もしている。「僕は政治を観察、批判しつつも、笑いをまぶして袋小路ではない、出口のある表現をしたいと思っています。政治と笑いの距離感は難しいものです。」と書く。「ジャストミートを避けろ」というたけしの教え。そして、「正義のコスト」の自問自答がある。「婦人公論」では、清水ミチコの連載鼎談に、水道橋博士と近田春夫が登場していた。「SPA!」の「エッジな人々」には田中裕二が登場。これは「ゴジラVSコング」のプロモーション。

 録画していた「お笑いオムニバスGP」の、「2憶4千万のものまねメドレー」以外の企画も観た。芸人がショートネタを披露する「バク速-1GP」という企画は新鮮味がなく、消去しようかと思っていたが、珍しいメンバーも出ているので迷う。ショートネタを観る麒麟川島と千鳥の視点がいちいち玄人的すぎるのか、それに比べると、「爆笑レッドカーペット」などの今田耕司のリアクションは無邪気で、きちんと視聴者につないでいく。「ドッキリツッコミGP」は、ミキ昂生、おいでやす小田、シソンヌ長谷川、カンニング竹山の4人がドッキリを仕掛けられ、そのドッキリに対するツッコミを競う。昂生以外の3人は四十代であり、からだを酷使されている企画は観ていて心配になる。

 再びタイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」を改めて聴きなおした。10時台のゲストは松居直美で、伊集院から松居直美のデビュー当時の記憶が思い出され、その時代の松居直美の天才性には以前から興味があり、その時代の話を期待したが、前半は欽ちゃんの話ばかりになり、息子が不登校だったという話が出ると、伊集院もそうだったというところからそのあとはずっとその話になる。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、ブログの手入れなどをしていた。深夜3時前に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...