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2021年5月18日火曜日

5月18日火曜日/「愛のコリーダ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「しゃべくり007」を観ると、南野陽子と霜降り明星のせいやがゲストで、あんまりぴんとこないが、若者のあいだで、80年代アイドルがブームだという。ブームというほどのブームだろうか。ほかにもいくつかテレビ番組を観るが、疲れがとれず、腰が痛くて、起きあがっているのがつらい。部屋がだんだん蒸し暑くなってきた。タイムフリーで、昨日月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。ゲストはエハラマサヒロ。伊集院光のものまねを初めて聴いた。

 「ミュージックステーション」で観た新曲がよかったので、Spotify で平井堅の新アルバムを聴いた。「あなたになりたかった」というアルバムだが、アコースティックな曲とダンサブルな曲が混じっていて、自分の興味では、ダンサブルの曲のほうだけが好きだった。平井堅は無機質な曲のほうがどうも面白い。





 午後から都内に。平井まで行くことになり、平井といえば平井の本棚だが、寄ってみると、緊急事態宣言のために休業との貼り紙があった。駅の南側に出て、なか卯で昼食。豚テキ丼を食べた。平井にくることもめったにないが、ほかに寄るところもなく、総武線で秋葉原に出て、京浜東北線に乗り換え、品川からは京浜急行に乗り、一気に日ノ出町まで移動する。イセザキモールのブックオフに寄り、8冊買う。有隣堂にも寄り、それからベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーとアンパンを食べた。少し眠り、読書をする。



◇ 映画

 小雨になり、半袖では寒い。イセザキモールを黄金町方面に歩き、シネマジャック&ベティまで、「愛のコリーダ」の4K修復版を観に行った。入り口のタイムテーブルがなぜか「戦場のメリークリスマス」になっていて、チラシ入れに置いてあるタイムテーブルを確認してしまったが、チケット売り場のタイムテーブルはちゃんと「愛のコリーダ」になっていた。19時ちょうどの回、レイトショー、1500円。指定席、2列目真ん中の席をとったが、その列の両側には若い女性が座った。「愛のコリーダ」は今まで観たことがなく、初めてだったが、この上映ではぼかしは入っていた。いや、ぼかしがないバージョンがあるのかはよく知らないけど。しかし、今の時代に、ましてや四十代半ばで初めて観ても、この映画の性描写に衝撃を受けるということもないが、そのぶん、映画の美的魅力にも純粋に意識が向く。映画全体を通して、三味線の音が鳴っている。三味線を弾く芸者を演じていたなかには本職もいるのだろうかとか、幇間の登場も気になるところだった。後ろの席の男がやたらとくすくす笑い声を出していてうるさく、ユーモアを含んでいることは間違いないが、なにをそんなに声を出して笑うことがあるのかと思うが、しかし、もしかすると、公開当時はもっと笑いが起きたのだろうかと想像もした。誰か指摘しているひとがいるかはわからないが、この時代の藤竜也の演技をほかには知らないものの、この映画だけを観ると、のちのたけしの演技は「愛のコリーダ」の藤竜也を模倣していた可能性はないだろうかと思えてならなかった。

 小雨降るなか、西横浜駅まで歩く。帰りの電車内で、「愛のコリーダ」のウィキペディアを見てみたら、定を演じた松田暎子も、妻の役の女優も、すでに故人だった。夜遅く帰宅し、録画していた「さんま御殿」を観た。ツイッターから、田村正和の訃報に驚く。77歳。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2021年5月15日土曜日

5月15日土曜日/テレビ・ラジオ・マンガ

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くから、録画してあったテレビ番組をいくつも観ていた。昨夜の「ミュージックステーション」では、東京事変のファンだというフワちゃんが、東京事変の衣装ベスト3を選出する企画があった。平井堅の新曲も、ダンサーも含め、負けず劣らず、面白い衣装だった。「タモリ俱楽部」では「熱々メンチカツ手割り問題」が浮上する。メンチカツを撮影する際に、美味しく見えるように手で割ってみせるという、その手が熱いというのは、これはやった人間でないと想像もつかない。「ネタパレ」の「ニュースターパレード」のコーナーでは、TOKYO COOL がまたMVPに選ばれた。ちょっと売れ始めているのか。TOKYO COOL の前すすむとは、バカリズムは、昔、よく一緒に遊んでいたそうで、「ここで今、こうやってネタ見てると、泣けてきますよね。」と、その心情を垣間見せた。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、番組後半に速水健朗と齋藤孝の対談があり、テレビの気になる言葉について語っていた。校閲というものがテレビ局にもあるんだということを初めて知った。そりゃそうかとも思うが、それにしては妙なテロップが多いとも思う。

 9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけっぱなしにしていた。「常連さん」は能町みね子。11時台ゲストは庄司智春。東京NSC1期生、前説時代の話などが面白い。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は、御田寺圭という初めて目にする名前だったが、「白饅頭」という名でわかった。そのあとのゲストには、大杉潤という、ビジネス書を年間300冊読んで、ブログに書評を載せているというひとが登場した。この番組には知らないひとがよく出てくる。つまり、ネットの有名人でも、自分のツイッターのタイムラインではなかなか目にしない顔ぶれということなのだが。しかし、ツイッターもそう熱心には見なくなった。東野幸治が炎上していたというのも後追いで知ったが、炎上について、東野はラジオでしゃべったようだ。知らないことばかりだが、高橋洋一は番組共演者であり、共演者への助け舟ということであれば理解はできると思った。「マスゴミ」などの言葉も、高橋洋一がよく使うワードということらしく、むしろ、高橋洋一を茶化しながら擁護したということだろうから、東野のツイートは、第一に男気、第二にユーモアと解釈できる。東野のバランス感覚はやっぱりたしかなものだと思わざるをえないが、そのユーモアの部分が伝わらないというのは、SNSのどうしようもなく大きな欠陥だ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。Tシャツで出ようとしていたが、外に出るとやや涼しく、引き返してパーカーを着ていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入る。混んでいて、待っているひとがいたが、ほかに行く店もなく、空席があるのが見えるので、おとなしく待っていたら、すぐに順番はまわってきた。片づけられていないテーブルもあり、いかにも少ない人員でまわしているような感じだ。ミートソースボロニア風とドリンクバーを注文する。読書を、20時閉店まで。1時間半しかいられなかった。

◇ 再びテレビ・ラジオ・マンガ

 夜に帰宅し、今日はテレビをよく観る日で、水曜に放送された「お笑い実力刃」を観た。今回は、アンタッチャブル、サンドウィッチマンが推薦する隠れ実力派6組が登場。アンタッチャブルは、天竺鼠、かもめんたる、ラバーガールを、サンドウィッチマンは、なすなかにし、しずる、Hi-Hi を推薦した。しずるのコントがだんとつで素晴らしく、共感ではない笑いを、たしかな演技で成立させている。天竺鼠なんかは同業者がやたらと評価するが、仲間意識を別とすれば、やろうとしていることを同業者は汲み取れるからだろうか。しかし、ごく普通の観客に伝えるだけの力量が、天竺鼠にはまるでなく、それでも、まわりも未熟な若手時代ならば、あたまひとつ抜けたりもしたのだろう。今週は乃木坂の秋元真夏がゲストで登場し、だんだん平凡な番組になっていきそうだと心配していたが、次週は友近だというのでこれは期待できる。

 ひさしぶりにマンガを手にとり、岩崎う大「マイデリケートゾーン」を読んだ。かもめんたるの岩崎う大のマンガ作品だが、これは書き下ろしなんだろうか。短編集だが、変態的な性欲をテーマにしたものがほとんどで、シモネタというような軽いものでもなく、この作品群は、着地点が笑いではない。かもめんたるのコントを観ても、そういえば、着地点は笑いではない気がする。結果として、滑稽なさまを演じているにすぎないというべきか。収録作のひとつ、「エロ本を捨てる日」は、残酷なまでの悲劇、惨劇が、喜劇になっているという点で、根本敬の世界に近いとすら感じる。性欲以外をテーマにした「僕たちのヤァ君」という一編もすこぶる面白く、からだを鍛えた一家が脇役になってしまうという悲劇(であり、喜劇)が描かれている。「マイデリケートゾーン」とはよくつけたタイトルだと、読んでみるとわかる。

 昨夜の「問わず語りの神田伯山」をタイムフリーで聴くと、伯山にドラマのオファーがあったが、濡れ場があったからカミさんに断わられたという話から、名作映画の濡れ場について語りまくっていた。ちょうど、「愛のコリーダ」は観たいと思っていたから、いいタイミングでいい放送が聴けた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...