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2021年12月23日木曜日

12月23日木曜日/フォークダンスDE成子坂

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は 90分スペシャル。ドッキリ企画が続いたが、最後の「帯番組ホントドッキリ」は特に手が込んでいて、深夜の「すてきに帯らいふ」という番組にもちゃんと気がつき、録画していたのはわれながらさすがだ。それにしても、専門家のかたがたにはどう説明して出演してもらったんだろうか。

 昨夜の「お笑い実力刃」は、フォークダンスDE成子坂の特集。この番組は毎週録画しているものの、録画したままで、しばらく観なくなっていたが、今回の特集だけは先に観てしまいたくなった。以前の放送で、三村マサカズが名前を出したことがきっかけになったのだろうか。現役ではないコンビの特集とは異例だ。スタジオに古坂大魔王が出演したほか、VTRには、太田光、伊集院光、三村マサカズ、有田哲平、名倉潤、堀内健、原田泰造、天野ひろゆき、土田晃之、ますだおかだ増田、バイきんぐ小峠が登場するという豪華さで、「GAHAHAキング」の映像もたくさん流れた。28年前のコントが、現在の眼で観てもなお、なんの遜色もなく面白いというのは本当に驚異的なことだ。それは個人的にも、昔のテレビ番組を上映するイベントを企画したとき(2014年)に発見したことで、デビュー間もないバカルディ(現・さまぁ~ず)のコントと観比べると、数年の時代のズレはあるにせよ、同程度のキャリアと思われるフォークダンスDE成子坂のコントのほうがよっぽど上手いと思い、驚かされた。番組内でも有田哲平が、桶田について、始めて1年から3年程度のキャリアなのに「どしっとしてるんですよね」と証言している。番組では、桶田敬太郎、村田渚、それぞれの人物像についても掘り下げていた。桶田について、普段の会話からボケてばかりいて、会話が続かないから話さなくなっちゃったと、太田が証言していたのはかなり可笑しい。ふたりがすでに故人であることは番組終盤に明かされた。桶田の死を知ったときのことを太田が語り、その横にスタッフロールが流れた。成子坂の魅力を充分に伝える、いい特集だった。

 フォークダンスDE成子坂は、それだけの実力者でありながら、1999年末に解散する。2000年代に入れば「M-1」が始まるなど、お笑い界の状況も大きく変化していくのだが、その時代を知らずして、このコンビは結論を迎えてしまった。売れるのが早すぎたのかなという気がする。現在の眼で観ると遜色がないとはいえ、リアルタイムでは、桶田のボケを松本人志に重ねる評価が少なくなかったことを記憶している。ダウンタウンがまだまだ血気盛んに大活躍している時代に、ダウンタウンに似ていると見られることは必ずしもプラスではなかったのではないか。ましてや、現在のように、若手お笑い芸人が大量にテレビに出ている時代ではなく、活躍できるのは、かぎられた若手芸人だけだった時代だ。たとえば、爆笑問題が頭角を現した時期は、ビートたけしの失速の時期と重なるとも考えられる。そのようなことはあるのではと思う。それに、1999年の時点では、さまぁ~ずでさえもまだ売れていなかったのであり、イチお笑いファンとして、ホリプロはちょっとおかしいんじゃないかとも思っていた。



 「ラジオビバリー昼ズ」を途中まで聴き、午後から都内に出かける。神保町で昼食となり、迷っている時間もあまりなく、嵯峨谷に入り、タレカツ丼セットを食べた。650円。帰りは夜になり、横浜駅まで戻ってきたところで読書をしたいと思い、西口のマクドナルドに入ろうとするが、注文前の客と注文後の客が入り乱れていて、どこに並んでいいのかさっぱりわからない。まともに並ぶこともできない連中と関わるだけ煩わしく、駅から離れたもう1店のマクドナルドに向うと、こちらの店は空いていて、誰も並んでいなかった。ホットコーヒーと、エッグチーズバーガーを食べる。金の計算をして、それから読書をした。

◇ 読書

 半藤一利「日本史はこんなに面白い」を読み終えた。2010年刊、文春文庫。対談集だが、読んでみると、日本史をテーマに話しているというふうでもなく、あとがきを読むと、連載対談のなかから日本史に関するものを選んで編集したものだという。嵐山光三郎との芭蕉の話、川本三郎との時代劇の話などを特に興味をもって読んだ。

 1時間半ほどでマクドナルドを出て、帰りの電車内では、楽天マガジンで雑誌を読んだ。「週刊文春」が、16ページにわたり、落語特集を載せていた。談志の子、松岡ゆみこと慎太郎の対談があり、それから、談志、志ん朝、小三治について、高田文夫が談志を語り、志ん朝については、なんと、小林信彦が書いている。そして、小三治については喬太郎がインタビューに答えていると思って読むと、小三治については最後に少し語っているだけで、これは見出しに偽りありだ。構成は九龍ジョー。続く、平松洋子の連載エッセイも落語に関する内容で、これも特集に組み込まれている。最後は、広瀬和生と亀和田武の対談があり、そういえば、亀和田武は「BURRN!」で連載をしていた。その時代から、広瀬とは落語の話をよくしていたようだ。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組を観てから、ラジオを聴きながら眠った。時間の記憶がないが、深夜1時頃ではなかったか。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...