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2024年1月1日月曜日

新年のごあいさつ2024

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

2024年 正月 

佐藤晋 ドジブックス


辰年

(横浜中華街にて、2023年5月27日撮影。)

 

現在、未来のことはなにひとつわかっておりませんが、なにかありましたら、すべては当ブログでお知らせ致します。どうぞ、ご確認ください。

SNSではスレッズを愛用しております。おもに毎日の食事の報告や、あるいは、たわいもない駄話の放出場所として活用してますが、しかし、どうせ誰も検索しないのだから、あのころの鬼塚ちひろのように××××を××××してももういいんじゃないだろうか。(好きな言葉を入れてくださいね!)同じ轍は踏むまい。今年こそは本格的な2大SNS時代が到来しますように。

―1995年以来、松本人志が社会を揺るがす年末年始に。

(日記は現在、約5ヶ月遅れで絶賛更新中。5ヶ月前で更新が止まっているわけではありませんので。よろしくどうぞ。)

 

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夏葉社から絶賛発売中、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という書籍に執筆者のひとりとして文章を寄せております。


執筆者:武田砂鉄・大石トロンボ・山下賢二(ホホホ座)・小国貴司(BOOKS青いカバ)・Z(せどらー)・佐藤晋・馬場幸治(古書ビビビ)・島田潤一郎(夏葉社)・横須賀拓

夏葉社 2020年11月 税込1430円 ISBN 978-4-904816-34-9


とみさわ昭仁さん ブログ 2020年8月11日「ブックオフ大学ぶらぶら学部 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

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〈後編〉【驚愕】ブックオフ通による、ブックオフ通のための、ブックオフの楽しみ方

2023年6月30日金曜日

6月30日金曜日/冷麺を食べる

◇ ラジオ・読書・ポッドキャスト

 朝から都内に。昼食は東銀座で、日高屋に入り、冷麺を食べた。640円。午前中から雨降りになるが、午後には止む。汐留から新橋のほうに歩き、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、今週の「爆笑問題カーボーイ」を話題にしていた。この回では太田が「愛のこむらがえり」からチェーホフについて語っていたが、柄本明に「かもめ」を提案したのは主演俳優の吉橋航也だったということが磯山さやかにより明らかにされる。

 読書もするが、眠気がひどく、なかなか進まなかった。ロアルド・ダール「あなたに似た人」1巻を読み終えた。田口俊樹の新訳版。2013年刊、ハヤカワ・ミステリ文庫。ロアルド・ダールはどうも今まで縁がなく、1冊も読んだことがなかった。訳者あとがきに書かれていたことにうなずいたのだけど、ダールは児童作家の印象が強く、その原作の映画はいくつか観ているが、こういう短編を書く作家なのかと今さらわかった。読んでみなければわからないことというのはもちろんあるので、しかし、ちょっと読みにくさも感じ、田村隆一訳ではどうなってるのかにも興味がある。

 ベローチェを出ると小雨が降っていて、新橋駅に着くまでの短い時間に、みるみる強い降りになっていった。雨に濡れながら、夜遅くに帰宅する。

 録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・やましたひでこ)を観た。「アメトーーク!」を録画したまま、ずいぶん観そびれていて、まずは6月8日放送の「霜降り同期芸人」を、それから、6月15日放送の「動画編集やってる芸人」も観ようとするが、眠気がひどくなり、これは中断する。

 パソコンのラジコの地域判定がずっと狂っていて、修正依頼申告を何度送ってもなおらず、広島県のまま、もう1週間以上は経つのではないか。こんなことは今までなかった。ラジコの問い合わせフォームから苦情を送る。スマホのラジオで聴いてもいいのだけど、家で聴くには煩わしいから、Spotify でポッドキャストを聴くことになる。「本屋プラグ」という和歌山の本屋さんのポッドキャストを見つけたのだが、今、ブックオフに関することで炎上が起きているんだそうで、ぜんぜん知らなかった。ポッドキャストでは「ブックオフ大学ぶらぶら学部」について語られていて、しかも、そこで引用されているのが自分の文章だったから驚いてしまった。しかし、自分のふざけた文章がかしこまって音読されるのはなかなか恥ずかしいものだ。ポッドキャストを聴きながら、23時頃には眠る。


2023年5月9日火曜日

5月9日火曜日/立川・登戸


◇ 立川

 今日も朝から都内に。どうも疲れがひどい。うすら寒い日が続く。めったに行かない立川のほうまで行く用があり、南武線の西国立という降りたことのない駅で降りた。腹が減り、サミットストアでパンをふたつ買って食べておく。午後は立川駅まで歩き、どこかで昼食にしようと思うが、決められないまま、北口をぶらぶらしていた。立川駅もいったい何年ぶりになるのか、20年ぐらい前に昭和記念公園でバイトをした記憶があるのだが、考えてみると、昭和記念公園は広いから、そのときに立川駅を使ったのかもわからない。20年も前ならば、駅前も変わってしまっているのかもしれないが、歩いていると、このあたりは初めてのような気もしてくる。

 パークアベニューにオリオン書房という大きい書店を見つけ、ちょっと覗いていく。オリオン書房はよく知らないけど、こっちの地区には多いんだろうか。モノレールをまたいだ隣りの高島屋にはジュンク堂があり、こちらも覗いていく。その手前のビルにはブックオフがある。ブックオフがあるから、これを目当てに立川にまわったのだ。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊、すいすいといい本を見つけたが、これだけで止まってしまった。この店舗はお気に入り登録はなし。南口のほうにも行ってみると、オリオン書房は南口にもあるんだな。



◇ 登戸・向ヶ丘遊園

 朝にパンを食べたから、そこまで腹が減っているわけでもなく、立川を離れ、南武線に乗り、登戸に戻ってくる。登戸の駅前は再開発で更地になってしまった。少し前にツイッターからこのことを知ったが、知らずにこの光景をいきなり目の当たりにしていたら、もっとショックを受けたかもしれない。17時前にようやく昼食。駅そばの蕎や爽亭に入り、唐揚げ丼セットを食べた。620円。






 登戸から向ヶ丘遊園まで歩き、もう1店、ブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。110円の文庫本を1冊だけ、アプリのクーポンを使い、10円で買っていく。駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとプリンパイを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 マクドナルドで、山本善行・清水裕也「古書店主とお客さんによる古本入門 漱石全集を買った日」を読み終えた。2019年刊、夏葉社。今朝から読み始めて、一気に読んだ。読んでみるまで、どういう本かも知らなかったんだけど、対談の本なんだ。装画は武藤良子さん。清水裕也さんというひとは、読み終わってから気がついたが、3月に夏葉社を訪問した際に清水さんもいらしていて、お会いしていたんだった。少し会話もしているのに、その時点ではこの本を読んでいなかったから、きちんと認識しておらず、たいした会話もできなかった。失礼してしまったな。しかし、島田さんはよくこういうひとを見つけて、本を作ろうと考えるものだ。この本を好んだ読者が、同じような内容を求めて「ブックオフ大学」を読んだようなこともあっただろうかと思うと背筋が凍る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は東貴博がゲスト。父・東八郎と親友だった伊東四朗からメッセージがあり、貴博が生まれた日の思い出を語る。母の家族葬に欽ちゃんが現れた話にも感動させられた。

 深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴こうとしていたら眠ってしまい、途中からつけると、小林秀雄の話をしていた。太田は村上春樹の新刊を読んだのか。聴きながら、深夜2時前にまた眠る。

2023年3月4日土曜日

3月4日土曜日/夏葉社訪問・「R-1」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、1時間ぐらい眠り、それからまた録画していたテレビ番組をいくつか。ちょうど1年前に放送された「NHK MUSIC SPECIAL」の小泉今日子特集を、録画したまま、観そびれていたのを発見する。本木雅弘がインタビューに応えていたのが珍しく、小泉今日子の顔を分析してみせていた。そのほか、黒柳徹子、YOUもコメント出演。歌の場面では、コーラスに加藤いづみの名があるのにも少々驚いた。いや、先日の「伊集院光のオールナイトニッポン」で声を聴いたばかりだったもんで、今はここに参加していたのかと、これは1年観そびれていて、今になって観たからこその驚き。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・中尾ミエ)を聴き、それから、放送中の「ナイツのちゃきちゃき大放送」に切り替え、家を出るまでつけていた。「常連さん」はえのきどいちろう。

◇ 吉祥寺

 午前中に出発し、都内に。東横線で眠り、渋谷から井の頭線に乗り換え、はるばる吉祥寺まで。今日は夏葉社の事務所でチャリティ販売会が行われることを知り、せっかくだから、この機に行っておいたほうがいいかと思った。吉祥寺は3年ぶりだろうか、「ブックオフ大学」の打ち合わせ以来のはずだ。その後、その年の夏には「ブックオフ大学」の座談会があり、それ以降、島田さんとは会う機会がぜんぜんなくなってしまった。夏葉社は初訪問。打ち合わせのときは駅前のルノアールで会ったのだ。グーグルマップを確認しながら向かい、途中、神社に寄り、それから、マルエツにも寄り、飲みものとパンをひとつ買って、歩きながら食べる。



 ところが、グーグルマップが示す場所に到着してみると、事務所らしき建物はどこにもない。どうやら、グーグルマップが間違っているようだ。改めて確認しようと、夏葉社のツイッターを開いてみると、なんと、販売会はもう終了したとツイートしていた。11時から15時までと告知されていたから、13時頃に行けばいいかというつもりでいたが、本は30分ぐらいで売り切れてしまったようだ。そりゃそうか。しかし、もうここまできてしまっているから、訪ねるだけ訪ねてみようと思った。もっと早く、電車のなかでツイッターを確認していたら、あきらめて、引き返してしまったかもしれない。場所はこのあたりには違いないだろうと思い、この一角をぐるっとまわってみたら、なんてことはない、通りに面したわかりやすいところに事務所はあった。ツイッターにアップしていた販売会終了を知らせる貼り紙がおもてに貼ってある。なかに入ると、島田さんにすぐに気がついてもらえたが、ほかのお客さんとしゃべっている最中で、あいさつできる間が空くまで、事務所内の本棚を眺めて待っていた。そのあとは島田さんとさんざん雑談。3年ぶりの会話、こちらの近況や、島田さんからは温めている企画の話もいくつか教えてもらった。販売会は終わっていても、まったく問題はなかった。もちろん、知らずにやってくるお客さんもまだいるだろうから、15時まではここで対応するのだろう。販売会は終わったとわかっていて島田さんに会いにくるひともいる。自分が島田さんとしゃべっていたら、あとからやってきたお客さんが帰ろうとするので、自分がほかのお客さんの邪魔になったようでは悪いから、呼び止め、おせっかいなんだけど、島田さんともっとしゃべってもらい、サインもしてもらうようにうながした。結局、1時間半ぐらいはお邪魔していただろうか、さすがにあんまり長居しすぎてはまずいかなと思って失礼したが、楽しかったからいくらでもいられた。販売会ではなにも買えなかったが、「ブックオフ大学」の岬書店版の在庫がまだあって、これを3冊いただいた。それと、「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」も1冊いただく。そんなに気前がよくて大丈夫なんだろうか。ほかのお客さんが差し入れにもってきたたい焼きもひとついただいた。そのお客さんも、島田さんのために買ってきたたい焼きを、まさか知らないやつが食べるとは思わないだろうに。




 吉祥寺駅に戻る途中に、藤井書店を覗いていく。島田さんにこの近くの古本屋もいくつか教わった。商店街を通り、外口書店にも寄るが、なにも買わなかった。ブックオフにも寄り、ここでは110円の文庫本を1冊だけ買う。公園口に移動し、ようやく昼食。炒王という店に入り、肉あんかけチャーハンを食べた。780円。16時過ぎまで食べてないわりには意外と腹が減ってないなと思ったが、そういえば、たい焼きをいただいたことを忘れていた。うっかり大盛りにしてしまい、苦しいくらい満腹になる。

 井の頭線に乗り、渋谷に移動。まんだらけに寄ると、階段の百均に「笑芸人」が多くあり、10冊買ってしまう。思いがけず、ここで荷物が多くなった。東横線では急行に乗り、座らずに帰ってきた。

◇ 賞レース

 帰宅は夜になる。今日は「R-1グランプリ」があり、結果を知る前にこれを観なければならなかった。まずは、録画していた直前特番から。生放送部分と収録部分があり、この番組内で、敗者復活枠が発表されていた。5位から順に、ケビンス山口、ヨネダ誠、エルフ荒川、たくろう赤木、そして、1位にはこたけ正義感が選ばれ、こたけ正義感が勝ち残りを決める。

 そして、放送中の本戦を追っかけ再生で観始めると、冒頭のVTRでは、「R-1」には夢があることを強調していた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。審査員は、陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル、ハリウッドザコシショウという5名。裏生実況を、おいでやす小田、お見送り芸人しんいち、渋谷凪咲、ビスケットブラザーズが担当する。いよいよ本戦、一番手は Yes!アキト。普段はギャグを連発するスタイルだが、ここでは、ひとりコントにギャグが入るかたちにしていた。二番手は寺田寛明。好きな芸ではないが、ネタのクオリティはずいぶん高めていると思った。三番手はラパルフェ都留。阿部寛のものまねですでに少し売れているひとだが、怪獣のように街に阿部寛が現れる設定のコントを演じる。四番手はサツマカワRPG。ひとりコントというのとも違って、普段の青いスーツの衣装のまま、複数の登場人物をひとりで演じる形式が面白い。去年も面白かったが、しっかりとした美意識があるひとという感じがする。五番手はカベポスター永見。ふかわりょう的なひとことネタといおうか、審査員の評価は両極端、バカリズム、陣内は低い点をつけた。六番手はこたけ正義感。変な法律を紹介するのだが、フィクションなのかノンフィクションなのかがはっきりしない。七番手は田津原理音。カードゲームのモンスターをネタに、寺田寛明もそうだが、フリップネタをどうアレンジしてみせるかの勝負になっている。しかし、結局は大差なく感じられ、興味のない芸風だが、田津原はここでトップになり、一気にファイナルステージ進出を決めた。バカリズムだけは田津原に点が辛かった。最後はコットンきょん。ひとりコントを演じてみせたが、今年のメンバー、プロの芸と言えるのはこのひとだけじゃないのか。審査員の点数もそれなりに高く、きょんは2位になる。ファイナルステージは田津原理音とコットンきょんの対決。先攻は田津原理音。2本目はあるのだろうかと思ったが、別のカードゲームに変えただけのネタ。後攻はコットンきょん。芸の幅があるのは圧倒的にきょんだとは思うのだが、結果は、ザコシ、野田、陣内が田津原に、小籔、バカリズムがきょんに投票し、田津原理音が優勝した。今年の「R-1」はつまらなかった。田津原理音にお見送り芸人しんいちのような活躍は期待できるかどうか。22時頃には眠る。

2023年1月1日日曜日

新年のごあいさつ2023

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

2023年 正月

佐藤晋 ドジブックス

 

 

卯年


◆ 今年の予定

 現在、なにひとつ予定はありません。今後もないとは思いますが、万が一、予定があるような場合にはこちらのブログでお知らせ致します。こちらのブログでなにもお知らせしていない場合は、予定がないということですので、予定がないのだなとご理解いただければ幸いです。このブログに訪れるみなさまの幸いをお祈りしております。

(この日記は現在、約2ヶ月遅れで更新しております。けして、2ヶ月前で更新が止まっているわけではありませんので、よろしくどうぞ。)


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書籍

 島田潤一郎さんが代表を務める夏葉社から絶賛発売中、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という書籍に執筆者のひとりとして文章を寄せております。すこぶる評判のいい本です。よろしくどうぞ。


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◇ 各ポッドキャストでも大評判!

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◆ 座談会

 ブックオフ30周年記念の公式サイト「ブックオフをたちよみ!」にて、2020年に公開された座談会に参加しております。

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2022年12月28日水曜日

12月28日水曜日/作家としての大鶴義丹

◇ テレビ

 朝、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、録画していたテレビ番組をあれこれと。「明石家サンタ」は今年はクリスマスイブではなく、25日深夜の放送だった。「お笑い向上委員会」で選ばれたネルソンズ岸も電話出演。しかし、ここで改めてしゃべるのではなく、「向上委員会」でしゃべった映像を流し、ここでは商品を選ぶだけだった。いや、しかし、この番組が求めている不幸な話は内容よりも話術が肝なのに、同じ話だからって映像を流すだけなのはちょっと違うんじゃないか。

 「徹子の部屋」も3日分。月曜は松原智恵子がゲスト。今年2月に亡くなったという夫は黒木純一郎というジャーナリストで、有名なひとなのかわからないが、瀬戸内寂聴の本などを手がけていたそうだ。昨日火曜は山村紅葉がゲスト。西村京太郎追悼の回だった。そして、今日はタモリがゲスト。昨年末はひさしぶりの出演だったが、これで年末恒例のタモリの出演は本格的に復活か。最後に「来年はどんな年になりますかね?」と訊かれたタモリ、「誰も予測できないですよね、これはねえ。でもなんていうかな…、新しい戦前になるんじゃないですかね。」

 そのほか、観そびれていた「太田上田」(ゲスト・古舘伊知郎)を2週分、それから、「A-Studio+」も2週分(ゲスト・かまいたち、神田伯山)まとめて観たりなど。

 ブログをなんとか更新して、夕方、やや暗くなってから外出する。かつやに入り、遅めの昼食。味噌たまカツ丼を食べた。割引券を利用し、715円から100円引き。それから、ドトールに入り、読書をしていく。ブレンドは250円になったのか。一部の店舗だけかと思っていたら、みんな、この値段になっちゃったんだな。


◇ 読書

 夜に帰宅してからも読書を続け、大鶴義丹「女優」を読み終えた。2022年刊、集英社。今年読んだ本のなかで、今年に発売された本はこの1冊だけかもしれない。何年か前に、大鶴義丹の「昭和ギタン」という自伝的な小説を読んだら、これがべらぼうに面白く、なにしろ、唐十郎と李麗仙の息子であるから、その育った環境はすさまじく特殊なものなのだが、それを描く筆致にも惹かれ、大鶴義丹はやっぱり優れた作家なんだと認識するようになった。今作については大鶴義丹が「徹子の部屋」に出演した際にも語られていたが、母・李麗仙をモデルにした小説だというので、「昭和ギタン」を面白く読んだものとしては、これもぜひ読みたいと思っていた。初出は「すばる」の連載だが、奇しくも、この連載中に李麗仙は亡くなっている。しかし、読んでみると、思いのほか、フィクションの度合いが強く、主人公の母はたしかに李麗仙を思わせる経歴の老女優なのだが、主人公は小劇場の主宰者であり、五十代になってもバイトをしながら演劇を続けているような人物だ。「女優」というタイトルが指しているのは、母だけではおそらくない。母の物語でもあるのだが、むしろ、この小説は小劇場内幕モノのような面が強くないだろうか。大鶴義丹本人は若くしてテレビドラマで活躍したが、ここに描かれているような小劇場の世界を横目で見ていたということか。いや、現在の大鶴義丹は、新宿梁山泊に出演し、幼少期を過ごしたアングラ演劇の環境に回帰している。小説のなかには演劇論もかなり含まれていて、これは大鶴義丹の演劇への熱の表れではないだろうか。

◇ ラジオ・雑誌・ポッドキャスト

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。先週はずっと、ラジオで「M-1」の話題がよく出るので、そのチェックに忙しかった。この日はまず、14時台にはトレンディエンジェルがゲスト。今年は「キングオブコント」にも出場したそうで、準々決勝まで残っていたというのはぜんぜん知らなかった。そして、15時台には山田邦子が電話出演した。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」には年末恒例の「顔面相似形」が載っていた。ご時世的に、いつまで続けるのだろうかと心配になる企画だが、しかし、あいかわらずの馬鹿馬鹿しさで、ギリヤーク尼ヶ崎と工藤静香を並べた写真には笑ってしまった。そのほか、能町みね子の連載では「M-1」の山田邦子の評価について。ますだおかだ増田のラジオ番組のなかで、西川のりおが山田邦子について発言していたことは知らなかった。「新・家の履歴書」にはマキタスポーツさんが登場。「マキタ学級大文化祭」による借金を返済するため、ラブホテルでバイトしていた時期のことも語られていたが、そのバイトがBBゴローの紹介だったというのは知らなかった。その時期は、サンドウィッチマンが優勝したころだったか。マキタさんの経歴をたどるなかで、「東京ポッド許可局」についてはなぜか触れられていなかった。後半のページにはラジオ特集がたっぷりとあり、しかし、これはいっぺんには読みきれない。

 Spotify のポッドキャストで、ツイッターから見つけた「エッセンシャルラジオ」という番組を聴いた。「ブックオフ大学」についてしゃべっているというので、しっかりと聴いてしまったが、好意的に読んでくれているようでとてもありがたい。


2022年9月20日火曜日

9月20日火曜日/カツカレー・訃報

◇ 有楽町・大崎・五反田

 朝から都内に。家を出るときにはまだ小雨だったが、駅に着くまでに本降りになっていった。風が強く、傘を差すのも怖い。まず、市ヶ谷のほうに出て、昼には有楽町に移動する。午前中、どしゃぶりになる時間もあったが、昼にはまた小降りになった。交通会館の地下をぐるっとまわり、べにづるという店に入り、ランチメニューのカツカレー定食を食べた。850円。なぜかやけに待たされたが、カレーのどこにそんなに時間をかけていたのか。あとから入ってきた客たちも、こともあろうに、3人続けてカツカレー定食を注文し、どれだけ待たされるかと心配になった。午後は大崎のほうに移動する。雨は止んだ。



 大崎広小路のほうに歩き、ブックオフのある交差点の近くのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をするが、あまり集中できなかった。夕方になり、ブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を3冊買っていく。それから、大崎広小路駅から東急線を乗り継ぎ、横浜まで帰ってきた。電車内で、ツイッターを開いて、宮沢章夫の訃報を知った。放心。9月12日には亡くなっていたのだ。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 電車内で、小林聡美「ていだん」を読み終えた。2021年刊、中公文庫。親本は2017年刊。「婦人公論」に連載されていたもので、この鼎談の連載は、今は清水ミチコが引き継いでいる。18組、36人が登場するが、小三治、酒井順子の回が特に面白かった。楽しそうにしゃべる小三治が記録されている。

 夜に帰宅し、録画していた「うたコン」を観た。横山剣さんが出演するから録画しておいたのだが、この日はご当地ソングの特集があり、剣さんは「ブルー・ライト・ヨコハマ」を歌った。それから、きつねダンスのイルヴィスが出演し、剣さんや石井竜也もキツネの耳をつけて踊る。剣さんはもう1曲、クレイジーケンバンドの新アルバムに収録されている「The Roots」も歌った。そして、昨夜の「しゃべくり007」も観ると、こちらは吉田羊がゲスト。「吉田羊が生歌を聴きたい音楽祭」という企画に、なんと、永井真理子が登場し、「ZUTTO」を歌った。そのあとには、杏子が登場し、有田と一緒に「目を閉じておいでよ」を歌う。最後は中山美穂が、きていないと思わせておいて登場するというドッキリ形式で現れた。吉田羊は過去に、中山美穂のスタンドインの仕事をしていたという。そして、中山美穂が会いたいひととして、ぼる塾の田辺さんが登場し、趣旨が変わってしまった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴き、それから、聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、納言がゲスト。薄幸という名は、たけしが名付け親ということになっているが、正確には玉袋筋太郎が名付けた名前だというのは初めて知ることだった。経緯がずっとよくわからなかったのだが、番組の企画で、たけし軍団が芸名を考える大喜利があったんだな。

 宮沢章夫について、ツイートしようかと思いかけていたが、ほかのツイートを見ていると気が萎えてしまった。しかし、宮沢章夫には多大なる影響を受けた。「ブックオフ大学ぶらぶら学部」に書いた文章は、宮沢章夫から受けた影響を大いに反映させたものだった。宮沢さんに読んでもらいたかった。日本の笑いの歴史においても、最重要人物だと考えている。悩んだ挙句、誰に知られなくてもいいから、ドジブックスのショッピングカートのほうに弔意を表した。

 いつの間にか眠ってしまい、時間の記憶がない。深夜2時過ぎにいったん目覚め、「爆笑問題カーボーイ」を途中からつけ、聴きながらまたすぐに眠る。

2022年8月9日火曜日

8月9日火曜日/お笑いの話題を中心に

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」は、見取り図に加え、コロチキが登場する。さらに、なにがあったのかよくわからないが、なぜか翌週分を前倒ししてオンエアしていたようで、チャンス大城、とにかく明るい安村、ヤジマリーも登場した。「ゴッドタン」は「コンビ愛確かめ選手権」。ミキ、ザ・マミィ、ティモンディが出演。ルール無視のティモンディ高岸に笑う。「白黒アンジャッシュ」は真空ジェシカがゲスト。日曜の「おかべろ」は、テンダラーとプラス・マイナスがゲストだった。プラス・マイナスは兼光よりもじつは岩橋のほうが漫才にこだわりがあり、兼光に、声音、所作の細かい要求をしているのだという。

 「ボクらの時代」も2週分まとめて観る。先週は、内館牧子、泉ピン子、天童よしみという3人。やしきたかじんが天童よしみを「紅白」に出演させようと後押ししていたというのは知らなかった。関西では知られる話なのだろうか。一昨日の放送は、伊東四朗、佐藤B作、角野卓造という3人。15年前にも同じ3人で出演していて、その3人が再び顔をそろえた。3人とも共通して関係がある三谷幸喜の話にもなる。

 「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。今日は傑作選、「スターが証言「戦争と私」」という特集だった。淡谷のり子、長谷川一夫、岸恵子、美輪明宏の過去の出演回の映像が流れる。12歳のときの横浜大空襲の体験を語る岸恵子が、いかにも悲劇を語るような調子ではなく、にこやかにも見えるような表情で、さばさばと語っていたのが余計に壮絶に感じられた。「まあ、戦争っていうのは必ず起きますよ。馬鹿なことがあって起きますけれどね。」

 のどに変な痛みがあり、風邪薬を飲んでおく。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、14時台はインポッシブルがゲストだった。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」では、武田砂鉄の新連載が始まった。見開き2ページ。「cakes」の連載がこちらに移籍したかたちのようだ。ナンシー関の没後20年、生誕60周年企画の名作選もあり、武田砂鉄はこちらにもコラムを寄せている。「FLASH」の坂本冬美の連載では、野田秀樹との交友が語られていた。意外な交友関係に思えるが、仕事は一度もしたことがなく、寿司屋で会うだけの友だちなんだという。

 15時半過ぎから外出し、まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。今日は50円引き券を忘れずに使った。駅前のドトールに入り、しばらく読書をしていく。店内はなぜか冷房が弱く、あたまがぼんやりする。

◇ 読書・テレビ

 ドトールで、水木しげる「トペトロとの50年」を読み終えた。2002年刊、中公文庫。親本は1995年刊。一昨日読んでいた「水木しげるのラバウル戦記」にも、ラバウルで出会ったトペトロという少年のことは書かれていたが、続けて読んだこちらの本は、復員後の生活と、その後、漫画家として成功してから、ラバウルに再び訪れたあとのトペトロとの交流までが書かれている。スケッチがたくさん残されているのだが、戦地の描写はユーモラスですらあるのに、「空しかった」という復員後の生活は、スケッチにもその気分が反映されている。以前に観た、ピーター・ジャクソン監督の「彼らは生きていた」にも、戦地と復員後の落差は捉えられていた。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「アンタウォッチマン」を2週分、先週はハライチ岩井特集、そして、昨日の放送は大宮セブンの特集。2週ともに共通するのは、どちらも逆襲のドラマであるところだ。大宮セブン特集にVTR出演したマヂカルラブリーのコメント、吉本の新宿本社を歩いていたら、ある社員に「大宮の匂いすると思ったらお前か。」と言われるくらいに「バカクソなめられてた」というエピソード。野田「でもその、ふざけんなよ、見とけよ、っていう気持ちはあっても、ちげえよとは思ってないんですよ。「大宮臭えな」って言われても、ちげえよとは思わないんですよ。臭えんだろうなとは思ってるんですよ。」 村上「言わないでよってことね。」 大宮セブンを外部から見ていたニューヨークのコメントも、容赦なく、ぜんぶ面白かった。

 テレビ神奈川の新番組「翔くん豪ちゃん翔和へGO!」もようやく観る。なんと、横浜銀蝿の翔と吉田豪の15分番組。先月から始まっていて、この番組が始まることは知っていたのだけど、うっかりしていて、録画しそびれていた。初めて録画した回は、木根尚登がゲストだった。どういう人選なのだろうか。しかし、この番組、検索してみると、YouTube に公式動画も公開されている。2回目の放送には横山剣さんが出ていて、ああ、これは放送で録画しておきたかった。ツイッターをきちんとチェックしていれば、観逃すことはなかっただろうに。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週金曜の友近の「シン・ラジオ」の続きを聴くと、この日はちゃらんぽらん冨好が出ずっぱり。高校野球にからめて、モグライダーやミラクルひかるの母校まで記憶している冨好さん、好きなものに対する好奇心が強いのだ。歌謡曲の話が多くなる番組だが、松本隆のスポーツ紙の連載もチェックしていて、「コツに頼らない」という格言を引く。西城秀樹の曲がかかると「TVジョッキー」の思い出話になった。昭和54年、「奇人変人」のコーナーに、冨好さんは、とんねるず、竹中直人とともに出演し、そのときのゲストが、西城秀樹、郷ひろみ、岩崎宏美だった。西城秀樹のものまねを本人の前でやったら、直接アドバイスをもらったという話だった。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、チャンス大城がゲストだった。このひとも過去のエピソードをじつによく覚えていて、ディテールを描写する。奇人変人さが前面に出ているひとではあるが、その芸の力量は見事だ。先週水曜のオープニングでは、末広亭の木札について話していたことが面白かった。末広亭はめくりではなく、木札に芸人の名前が書かれていて、両面に書かれているため、2組の芸人の名が一枚の木札の裏表にある。ナイツが末広亭に初めて出たのは南原清隆の落語会のゲストだったんだそうで、そのため、ナイツは南原清隆と一緒の木札だったのだ。現在は、ナイツは神田松鯉先生の裏側になっているという。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の聴きそびれていた回も聴いた。2週前の木曜日、ヒコロヒーがパートナーの日に、松本明子がゲストで登場していた。ヒコロヒーとは四国出身という共通点。トークは家じまいの話が中心になり、その詳細をよく知らなかったが、両親が保存していたビデオなんかは、きちんと費用をかけて、業者に依頼し、DVDにわざわざダビングしたのだ。松本明子が出演していた番組はすべて録画してあったそうで、そういえば、大竹まこととは「いたずら隊」というのをやっていたなあ。父親の残した大量のエロ本はみうらじゅんに引き取ってもらったという。この話を聴くまでは、実家をただ処分したという話かと思っていたから、こういう話にはほっとする。2週前の金曜日は、キングコング梶原(カジサック)がゲストだった。2007年の「M-1」の決勝戦、サンドウィッチマンが優勝した年だが、審査員だった大竹まことは、ただひとり、キングコングに投票している。その理由をここでもまた改めて語る。サンドウィッチマンの圧勝のような印象のある年だが、じつはキングコングも好成績で、個人的にも、あのときのキングコングの漫才は優勝してもおかしくなかったと思い続けているのだが、共感してくれるひとにはまだ誰にも会ったことがない。

 ツイッターのトレンドにあがっていて知ったのだが、谷頭和希が東洋経済オンラインで「ブックオフで生きてきた」という連載を始めていた。初回が8月6日に公開されていて、これは毎回対談になるのだろうか、初回には、三宅香帆という28歳の書評家が登場している。マガジン航の連載では「ブックオフ大学」について書いていたが、今度は「ブックオフ大学」についてはなんにも触れていない。コンセプトだけ盗みやがってという気がしないでもないのだが、谷頭和希というやつはどうやら早稲田の宮沢章夫の教え子だから、なんとかして「ブックオフ大学」が宮沢さんに届く可能性だけを期待したいものだが。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。先週に予告していたとおり、今週は先週に録音された放送だった。聴きながら眠る。

2022年3月25日金曜日

3月25日金曜日/霞が関・稀有な落語本



◇ 霞が関・虎ノ門・茅場町

 早朝に目覚め、ツイッターを見ると、石井徹也氏(井上鐵二)が吉原から出禁を食らったというツイートをしていた。なにしてるんだ、このひとは。今日も朝から都内に。まず、霞ヶ関に出て、昼食は虎ノ門、おみっちゃんという店に入る。この店はこれで三度目。焼き鳥丼にしようとしたら、10分ぐらいかかるというので、和牛もつ煮込み定食にした。生玉子が無料。750円。そのあとは茅場町のほうまで行くことになり、ベローチェに入り、ひと休み。ブレンドのレギュラーと、チョコチャンクスコーンを食べた。ベローチェはそもそもコーヒーが安い店だったのだが、Sサイズがなくなり、そうなると、500円を超えるようになってしまう。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、磯山さやかが出演した「あちこちオードリー」の話もしていた。それから、Spotify で音楽を聴きながら、しばらくだらだらした。しかし、こんなことをやっていると、スマホがぜんぜん充電されない。2時間ぐらいでベローチェを出て、眠気を飛ばそうと思い、スギ薬局に寄り、栄養ドリンクとシュークリームを買って食べる。

◇ 読書

 茅場町から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。電車内で、頭木弘樹「落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ」を読み終えた。2020年刊、ちくま文庫。「望星」の連載をもとにした文庫オリジナル。落語の入門書のようで、刊行時には挑発的なタイトルのようにも受け取られたと思うが、この本はむしろ、すれっからしの落語ファンが読んだほうが面白い本だ。落語の面白さを根源的に考えなおしている。米朝の「落語と私」も思わせるが、あとがきまで読むと、米朝の落語観が基礎になっているのだとわかる。桂文我が解説を書いていることも大きな信頼度だ。(文我の解説は「稀有な落語本」と題している。) そして、この著者ならではなのは、カフカや「吾輩は猫である」とも共通するものとして、落語に文学の可能性を探っているところで、ここにも大いに刺激された。

 読書メーターに読み終わった本を登録するついでに、「ブックオフ大学」の感想をチェックしてみると、名前を出して褒めてくれている投稿をひさしぶりに見つけた。3月16日の投稿。嬉しい。

 夜遅くに帰宅する。録画していたテレビを観ながら、楽天マガジンで「週刊文春」を読むと、「タモリステーション」で沈黙のタモリを直撃取材していた。タイムフリーで、聴きそびれていた月曜の「伊集院光とらじおと」を聴く。最終回ウィークは聴けるだけ聴こう。ニュース解説は青木理。11時台のゲストには、桐畑トール、ホームランなみち、だーりんず小田、母心というレポーター陣が集結した。深夜1時頃に眠る。

2022年2月1日火曜日

2月1日火曜日/散髪以外はほぼラジオ

◇ テレビ・ラジオ・散髪・映画

 朝、目覚めてまず、ブログの更新をひとつ。午前中に、録画していた昨夜の「しゃべくり007」(ゲスト・桂宮治)を観て、昼はラジオをつけ、「ビバリー昼ズ」を聴く。コロナ感染の東貴博の代役は渡辺正行。アシスタントの山根千佳もコロナで、昨日に続き、乾貴美子が連投に。ゲストも、本当は三沢あけみの予定だったのが、おかゆというひとに変更になったようで、本来の出演者が全員入れ替わりになるという珍しい放送だった。午後は、録画していた「徹子の部屋」を今日はすぐに観た。ゲストは上沼恵美子。さんまが出たときにも感じたが、百戦錬磨の関西の大物が、この番組にかぎっては、やけに戦闘態勢になって臨む。ツイッターを見て、石原慎太郎の訃報を知った。89歳、膵臓癌。

 夕方、ヤマトの営業所まで。そのまま、二俣川に出て、くまざわ書店に寄っていく。それからすぐ、QBハウスに寄り、散髪をした。日記を書いていると散髪のペースがはっきりとわかるもので、この一年は4ヶ月に一度というペースになっている。今回も、4ヶ月は伸ばしっぱなしでいいように、思いっきり短くしてもらい、さっぱりして、慎太郎刈りみたいになった。クリエイト、ロピアで買いものして、夜になってから帰宅する。

 ツイッターから、「ブックオフ大学」で検索していると、谷頭和希という書き手の文章を見つけた。以前にも、「ブックオフ大学」に言及しているこのひとのツイートを目にしたが、1997年生まれという若い書き手で、どうやら、宮沢章夫のゼミで学んでいたひとのようだ。マガジン航というサイトに「ブックオフは公共圏の夢を見るか」という連載をしていて、1月12日公開、第8回「ブックオフ肯定論を検討する(その1)」に「ブックオフ大学」が登場する。その続編の第9回「ブックオフ肯定論を検討する(その2)」が本日2月1日に公開され、この論はまだ続くようだ。

 ラジオばかり聴いているが、少し忙しくなると、聴くのがみるみる追いつかなくなる。先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ナイツの代役を、もともとゲストだった佐久間宣行が務め、ゲストは相席スタート山添に替わっていたが、山添もオープニングから登場し、最初から最後まで、相席スタートのふたりと佐久間宣行という3人の番組になった。先週木曜の「ラジオショー」も途中までしか聴いていなかった。サンドウィッチマンが代役を務め、14時台はおぼん・こぼんがゲスト。こぼんが横山やすしと親しかったため、大阪の吉本の舞台にも呼ばれたことがあり、そのときには「横山おぼん・こぼん」の名で出ていたという。こういう話が出るから、聴き逃すわけにはいかない。先週は「伊集院光とらじおと」もゲストが充実していて、月曜(稲垣吾郎)、火曜(桂宮治)、水曜(甲本ヒロト)と順に聴いている。甲本ヒロトは「アレコード」のコーナーから出演。

 夜にブログの更新をもうひとつ。録画していた「さんま御殿」を観ると、この番組にも佐久間宣行が出ている。ラジオを聴きながら、眠ったり起きたりして、深夜1時半頃に目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけ、聴きながらまた眠り、深夜2時半頃にまた目覚め、終盤は起きあがって聴いていた。朝までに、アマゾンプライムで映画を1本。コーエン兄弟の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」を観た。売れないミュージシャンの物語。猫が登場し、猫とこの男がどうなるのかと目が離せなくなった。

2022年1月1日土曜日

新年のごあいさつ2022

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

2022年 正月

ドジブックス 佐藤晋

 

 (寅年にちなみ、千葉市美術館「大・タイガー立石展」より、おめでたい富士山をモチーフにしたネオン絵画。2021年7月3日撮影。)


◆ 古本市

 現在、古本市参加の予定はありません。

書籍

 夏葉社から絶賛発売中、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」という書籍に執筆者のひとりとして文章を寄せております。「佐藤晋」の名で書いております。よろしくどうぞ。


執筆者:武田砂鉄・大石トロンボ・山下賢二(ホホホ座)・小国貴司(BOOKS青いカバ)・Z(せどらー)・佐藤晋・馬場幸治(古書ビビビ)・島田潤一郎(夏葉社)・横須賀拓

夏葉社 2020年11月 税込1430円 ISBN 978-4-904816-34-9

◇ とみさわ昭仁さんにブログで褒めていただいてます。2020年8月11日「ブックオフ大学ぶらぶら学部 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

◇ 柿内正午さんのポッドキャストで「ブックオフ大学ぶらぶら学部」について語られています。2020年7月「ポイエティークRADIO」第1回(17分頃から)

◇ 純文学YouTuber つかっちゃんに褒めていただいてます。2020年8月25日「【書評】ついにブックオフ大学に入学することができました!『ブックオフ大学ぶらぶら学部』岬書店【純文学・オススメ小説紹介】」

ブックオフオンラインでも購入可! → 「ブックオフ大学ぶらぶら学部

◆ 座談会

 ブックオフ30周年記念の公式サイト「ブックオフをたちよみ!」にて、2020年に公開された座談会に参加しております。

〈前編〉1日に15店も回る!? 異常にブックオフが好きな男たちのオススメ店舗は?

〈後編〉【驚愕】ブックオフ通による、ブックオフ通のための、ブックオフの楽しみ方

通常業務

 各サイトで古本を販売しております。こちらがもっとも重要なドジブックスの通常業務となります。よろしくどうぞ。

◇ メルカリ https://www.mercari.com/jp/u/569679254/

◇ アマゾン https://www.amazon.co.jp/s?me=A3PRJ4NGXH4EUM&marketplaceID=A1VC38T7YXB528

◇ FC2ショッピングカート http://dojibooks.cart.fc2.com/

2021年11月8日月曜日

11月8日月曜日/炎上その後・読書や映画

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、日記を書こうとするが、まるであたまがまわらない。どうも神経が正常でない。録画していた昨日の「サンデージャポン」を観ると、先週の選挙特番の炎上について、たっぷりと時間を割き、杉村太蔵、デーブ・スペクターが問題点をきちんと指摘していた。続けて、「ワイドナショー」も観ると、こちらでも太田の選挙特番を話題にする。いみじくも、松本が亀田を思い出したと否定的な意味で語っていたが、亀田興毅が日本中からバッシングされていたときに、その亀田をただひとり擁護していたのが太田だったはずで、その点では、太田光はとても一貫している。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、「サンジャポ」を観た高田先生、「杉村太蔵が頼もしく見えた」と、さっそく嬉しそうにしゃべっていた。恒例の太田からの手紙を受けとり、炎上で便箋が焦げてるって。12時台は、ハライチ岩井がゲスト。高田先生と岩井の顔合わせが珍しいと思ったが、一年前にも出ていたようだ。

 楽天マガジンで「週刊現代」を読んでいたら、「新幹事長・茂木敏允が一般人を怒鳴った「なべおさみ事件」」という見出しが目に留まった。安倍政権時代、新幹線で、なべおさみに間違えられて、食べていた弁当をひっくり返し、大声で怒鳴りつけたことがあるのだという。読書欄には、本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」の書評があり、評者は誰かと思えば、なんと、松村邦洋だった。井筒監督の連載コラムでは、「DUNE デューン 砂の惑星」を酷評している。

 ツイッターからニュースを見ると、新幹線で放火事件が起きたようで、鉄道での事件が続く。今度の容疑者は69歳。ツイッターのトレンドから、徳光和夫が、水道橋博士の YouTube 番組での発言で炎上していることも知った。

 昼に駅前まで外出し、すぐに帰ってくる。銀行に寄り、アマゾンの売り上げがようやく振り込まれていることを確認し、ほっとした。2回連続で振り込みが失敗し、1ヶ月以上も振り込みがなかったのだから苦しくなるはずだ。金が思うようにまわらずに迷っていたが、金が入り、思いきって、チケットを2件予約した。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、14時台は、山寺宏一がゲストだった。落研出身だというのは知っていたような気がするが、その前はものまね芸人にもなりたかったのだという。しかし、同い年の、とんねるず、柳沢慎吾を観て、かなわないと思ったのだそうだ。来週のゲストは中川家だそうで、楽しみ。ラジオを聴きながら、少し眠る。

◇ 読書・テレビ・映画

 今柊二「定食と読書」を読み終えた。2010年刊、本の雑誌社。文学作品に登場する定食について考察したエッセイ集だが、文学の解釈は広く、映画やマンガなども扱っている。小津作品に「カロリー軒」という店が登場することから、御茶ノ水のキッチン・カロリーのカロリー焼きについて解説し、その思想はすた丼とも同じだとして、「もし小津安二郎が現代に生きていたとすれば、(すた丼を)おそらく気に入ったと思う。」とつなげていく展開がすごい。おまけ的に載っている食レポコラムの描写がさらに楽しく、これぞ、今柊二の真骨頂。

 読書メーターに読み終わった本を登録するついでに、「ブックオフ大学」の感想をチェックすると、名指しで褒めてくれている感想をまた発見し、とても嬉しい。8人の執筆者がいるなかでも、無名のわりにはよく名前を出してもらっていると思う。

 録画していたテレビ番組をいくつか。土曜日の「お笑い向上委員会」は、ヒコロヒーを中心にした前週から、さらに、なすなかにし、みなみかわという松竹勢が加わった。さんまに追いつめられるみなみかわに爆笑。「ゴッドタン」は恒例の「オオギリッシュNIGHT」の若手オーディションという企画。岩崎う大がだんとつで面白い。日曜の「笑点」では、冒頭、オープニングアニメの前に、パルト小石追悼の時間が作られ、代表作である「空中浮遊」と「あったまぐるぐる」の映像が流されていた。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。先週観た「バイス」が面白かったので、同じくアダム・マッケイ監督の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を観た。2015年公開。これも実話をもとにした経済ドラマで、この題材にはまったく疎いが、語り口が楽しく、かっこいい。「Truth is like poetry. And most people fucking hate poetry. (真実は詩に似ている。ほとんどのひとが嫌いだ。)」という言葉を思わず書き留める。そのほか、村上春樹「1Q84」からも言葉が引用されていた。

 深夜0時過ぎ、Spotify でポッドキャストを聴きながら眠るが、深夜3時頃に目覚めてしまい、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。

2021年10月25日月曜日

10月25日月曜日/コンビとトリオ



◇ 有楽町・新橋・虎ノ門

 朝から都内に。有楽町の国際フォーラムを通りがかったが、イベントの設営をやっている光景をひさしぶりに目にした気がする。有楽町から新橋まで歩き、昼食は、ニュー新橋ビルの岡むら屋に入り、肉めしを食べた。590円。虎ノ門ヒルズ方面に歩き、新橋三丁目のベローチェに入り、ひと休み。確認したいことがあり、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」の自分の文章を読みなおすために、カバンに入れてきた。1年以上ぶりに改めて読んでみると、序盤はちょっと恥ずかしい気になるが、それというのも、最初の笑いがあるまでがけっこう長いのだ。そこまでを読むのには少し辛抱がいるかもしれない。しかし、笑いが入ってくると、問題なく面白い。自画自賛。今までさんざんエゴサーチしていても、笑いが好きな読者には喜んでもらえているという手応えは感じている。終盤も笑いは多いが、テンポが早くなりすぎていて、これは書いているときには気がつかなかった。どう終わらせようかと焦っているのだ。

 虎ノ門ヒルズ駅から日比谷線に乗り、中目黒から東横線に乗り換え、昼のうちに帰宅する。夕方にまた外出しなおし、ヤマトの営業所まで行って、すぐに帰ってきた。

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングは山手線運休の話題から、渋谷の話へと移った。最近買った本がたまたま渋谷関連の本だったといって、まずは「安藤昇と花形敬」と、それから、井上順のフォトエッセイを紹介する。高田先生から井上順の話が出るのが、なんだか新鮮な気がした。花形敬から、渋谷出身の井上順、そして、ワシントンハイツに住んでいたジャニー喜多川に話題はつながっていった。12時台は、中山秀征がゲスト。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」のたけしの連載では、おぼん・こぼんについて語っていた。大喧嘩になるコンビとならないコンビには大きな違いがあり、それは、ふたりの実力差だという。ボケとツッコミの実力が拮抗していると、相手に負けたくない気持ちがでかくなるのだと、たけしは、おぼん・こぼんをそのように分析する。いっぽう、最近の漫才師が仲良しを売りにしていることについて、「「時代が変わった」と言えばそれまでなんだけど、それは今の時代のほうが技術が上がって「複雑な漫才」をやるようになったからだよ。練られた構成の漫才をやるには、バッチリ練習しなきゃうまくいくはずがない。だから仲が険悪じゃ成立しないんだよな。」 

 「週刊プレイボーイ」を読むと、松岡ゆみこの不定期連載対談があり、第3回のゲストはダンカンだった。談志師匠に弟子入りしたいと高信太郎に頼み、池袋演芸場に出ていた談志師匠を訪ねたのが9月13日、この日は馬生が亡くなった日なのだ。志らく、喬太郎も、馬生を語る談志を池袋で観ているが、別の日だったにせよ、ドラマチックである。談志師匠が亡くなる年の夏に、ダンカンは自宅にお見舞いに行き、すでに喉に穴を開けていた談志師匠に会っていたというのは初めて知る話だった。そのほか、オール巨人の連載コラムでは、澤田隆治先生について語っていた。

 録画していた土曜の「ゴッドタン」を観ると、「お笑いを存分に語りまくれるBAR」という配信ライブから、「若手時代の恥ずかしい尖ってた事件簿」が放送された。飯塚と豊本のコンビ、アルファルファ時代の写真が出たが、たしかに、考えてみれば、飯塚のイメージはずいぶん変わったかもしれない。「下丸子らくご倶楽部」で観たアルファルファの印象がとても悪く、まったく好きではなかったが、角田のトリオ、プラスドライバーは、初めて観たのが「OWARAIゴールドラッシュ」だったこともあり、最初からわりと好印象をもった。「あちこちオードリー」で、バカリズムがプラスドライバーを「関東一ダサいトリオ」と呼んでいたが、つまり、尖った笑いとは正反対の笑いをやっていたという印象があり、逆に、アルファルファは尖った笑いをやっていた。これに似たケースでは、ネプチューンの場合は、原田泰造と堀内健のフローレンスは好きだったが、名倉潤のジュンカッツは好きではなかった。タイプの違う笑いが一緒になるほうがうまくいくのだろうか。深夜0時頃に眠る。

2021年10月7日木曜日

10月7日木曜日/本が崩れる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から5時間ぐらい眠る。昨夜からだいぶ涼しくなった。録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」は時間帯を移動し、0時台昇格の初回。なんだかんだで、今、すべてのテレビ番組のなかでこの番組がいちばん楽しみ。テレビ朝日の「バリバラ大作戦」の枠に新番組がふたつ、まずは「空気階段の空気観察」を。格闘家を怒らせるだけの失礼な企画かと思いきや、もぐらへの逆ドッキリなのでほっとする。この番組はまだ特色が見えない。「ぺこぱポジティブNEWS」は、ぺこぱがキャスターとなり、ポジティブなニュースしか扱わないというニュース番組形式のバラエティ番組で、Eテレで放送してもいいような番組だと思った。企画は倉本美津留。

 昼はラジオ。ナイツと清水ミチコの「ビバリー昼ズ」を聴くと、さっそく、昨夜の「水曜日のダウンタウン」の話をする。オンエアを観て、ナイツはふたりとも、おぼん師匠と一緒におどけて戻ってきたくだりをまったく覚えていなかったと。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」も、オープニングは「水曜日のダウンタウン」の話題一色。現場もどうなるかわからず、最後は担当ディレクターも泣いたという。そして、ラストの東洋館での漫才は、さっそく、塙に漫才の手なおしをお願いしたものだったようだが、ある漫才作家の先生に書いてもらったもののため、結局、なおさずにそのままやることになったが、番組では使われていなかったつかみのネタは塙による作だったようだ。14時台は、おせつときょうたがゲスト。おせつときょうたほどの実力者が、「M-1」の1回戦で落とされるというのには驚く。後輩になめられるというが、こんなものは、おせつときょうたを落とす予選の審査員たちの見識に問題がある。

 15時台は、文化放送に切り替え、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を少し聴いた。今日も大竹まことが不在で、小島慶子とヒコロヒーを相手に、天久聖一が秋の味覚ベストテンを発表していた。そのあとのニュースで、すぎやまこういちの訃報を知る。Spotifyのポッドキャストでオープニングを聴くと、大竹まことはなんで不在なのかと思ったら、ただの夏休みだった。10月だというのに、砂山アナも夏休みで、小島慶子、ヒコロヒー、太田英明アナの3名の放送になっていた。ゲストコーナーもついでに聴くと、こちらには養老孟司がリモート出演。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊新潮」にチェッカーズの記事。チェッカーズの公式 YouTube チャンネルが開設され、再結成の可能性をフミヤに直撃取材しているが、高杢のことになると、「全くお付き合いがありませんし、もう、どこに住んでいらっしゃるのかも、音楽をやっていらっしゃるのかもわかりません」と。「私の週間食卓日記」には、鬼越トマホークの金ちゃんが登場していた。「ただ場を荒らすだけの仕事で、かつての「極楽とんぼ」的な役割か。この芸風に未来があるのかはずっと疑問に思っているが、これしかやれないからやるしかない。」 

 夕方に少し外出。今日はだいぶ涼しくなったが、まだTシャツで出られる。10月のあたまだというのに、いつもどんな服装をしていたか。駅前で用事を済ませ、ドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。今週はほとんど家にいる日が続いていて、ちょっと気が詰まってきた。2時間ほど、読書など。買いものをして、暗くなってから帰ってきたが、首が痛くてしかたがない。横になって、ラジオを聴きながら眠ってしまうかと思ったが、寝っ転がりながら、首を揉んだりしていたら、だいぶ元気になった。

 夜、録画していた「徹子の部屋」を観る。今日のゲストは渡辺えり。2年前に離婚をして、子どももいないし、コロナ禍で孤独を感じたという話を冒頭からするが、黒柳徹子に向かってそんな話をしているのがさっそく可笑しい。そのあと、親友が亡くなった悲しいはずの話になったが、亡くなる直前、病室で親友を見ていた渡辺えりに、親友は「怖い」と言ったという。「死ぬのが怖いの?」と渡辺えりが訊いたら、「ジュリ子(渡辺えりのあだ名)の顔が怖い」というのだ。神妙な顔をして親友を見ていた渡辺えりに、下から照明があたっていて、その顔が怖かったという。それが最期の言葉になったという話に、爆笑する黒柳徹子。

 夜遅くに大きい地震あり。22時45分頃。たちまち本が崩れ出し、奥の部屋が盛大にひっくり返った。震源は千葉県北西部。神奈川は震度5弱だろうか。寝床にしている手前の部屋の本は積みなおすが、奥の部屋がひどい。ここまで派手に崩れたのは、十年前の震災以来だ。いったん、あきらめようかとも思ったが、このままにしておくと、下敷きになっている本がどんな状態になっているかわからず、歪んでは困るので、深夜になるが、こつこつと積みなおしていく。積みなおすといっても、もとの状態が乱雑だったから、限界はあるのだが。

 深夜2時過ぎには眠ろうとするが、本を整理しているうちに眠れなくなってしまった。ツイッターでエゴサーチし、「ブックオフ大学」の自分の文章を名指しで褒めてくれている感想をひさしぶりに見つける。6日前のツイート。読書メーターでも良い感想を発見。励まされる。ぴったり途切れているときもあれば、立て続けに見つかるときもある。3時前にはなんとか眠る。


ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...