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2021年2月15日月曜日

2月15日月曜日/変な小説


◇ 貧乏暇なし

 雨降り。朝から都内に。京浜急行の青物横丁から歩いて、品川シーサイドというところに初めて寄った。イオンにフードコートがあり、ほっと屋という店で大山鶏親子丼を食べた。大山鶏がどんな鶏なのかはわからない。

◇ 今日の読書

 橋本治「幸いは降る星のごとく」を読んだ。なにでこの小説を知ったのか忘れてしまったが、〈女芸人ブーム〉を題材にしているというので読みたいと思い、買ってあった。裏表紙に「ときは1990年代前半、〝女芸人ブーム〟前夜。」と書いてあるが、そんなブームあったっけと悩んでしまう。ブームかどうかはともかく、「女芸人」という言葉が近年になってやたらと使われるようになったという事実はある。第1話の初出は2010年の「小説すばる」だというから、少なくとも、2010年には「女芸人」という言われかたはしていたというわけだ。読む前に検索していて、オアシズ、椿鬼奴、いとうあさこがどうやらモデルだと先に知ってしまったが、実際に読んでみると、モデルというにはだいぶ距離はあり、表面的な部分だけを借りて、あとは橋本治が書きたい人物を勝手に書いている。モデルだとすれば、ひどい書かれようだと思った。小説のかたちを借りた「女芸人」論のように読んだが、橋本治の「女芸人」の認識はかなりズレたものであり、なにより、ここには「お笑い」についての考察がなにもない。いや、「女芸人」を考察しようという意図がそもそもあるのかどうか。10年経ってみると、その違和感は余計にはっきりしている。この小説、リアルタイムではどういう評価だったのだろう。

 夜、アマゾンプライムで「さよなら2020年」 というドラマを観た。検索していて見つけた番組だが、ドラマというべきかなんなのか、7人の女性コメディアンが登場し、本人のまま、順番にスタンダップコメディのようなことをやっていくのだが、素ではなく、演技はしている。日本ではなじみのないひとばかりだが、「マーベラス・ミセス・メイゼル」の主演をしていたレイチェル・ブロズナハンにはますます興味を惹かれた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...