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2021年8月10日火曜日

8月10日火曜日/失敗はめぐる



◇ 東陽町・門前仲町

 今日は朝から都内に。門前仲町で、早い時間に昼食になってしまい、日高屋に入り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。東陽町に移動することになり、古本屋を検索してみたら、そういえば、錆猫さんの「古本と肴 マーブル」が東陽町だった。東陽町に寄る用がまずなく、せっかくだから寄ってみようと思ったが、お店まで行ってみると、緊急事態宣言のためにお休み中だった。残念。どこかでひと休みしたくなり、ベローチェに入ろうとするが、レジに行列ができている。これはだめだと思い、どうしようかと迷ったが、隣りのデイリーヤマザキに、広いイートインスペースがあり、こっちに入ることにした。ボトル缶のカフェラテと、フレンチトーストを買って食べる。ベローチェよりも安あがりになり、かえってよかった。予定よりも時間が空いてしまい、このあとの予定を再考する。門前仲町に戻ることにして、ブックオフに寄っていく。わざわざ寄ったかたちだが、買うものがたくさんあり、寄った甲斐があった。9冊購入。おまけに、なんのセールだかわからないが、1割引きになっていた。嬉しい。


 それから、地下鉄を乗り継ぎ、渋谷にも寄っていく。まず、古書サンエーを覗くが、ここでは買うものなし。道玄坂を横切り、センター側からY字路の交番の前に出ると、ひげガールの宣伝カーが走っていた。通りすぎてから気がつくが、トラックの後部が、米山ババ子哀悼への感謝を表す広告になっていて、急いで写真を撮ろうとしたが、間に合わなかった。今さら気がついたが、この「米山ババ子」という名は「ヨネヤマママコ」をもじっているのだろうか。まんだらけにも寄るが、ここでもなにも買わない。門前仲町のブックオフだけで荷物が重くなり、じっくり物色する気力もなくなってしまった。渋谷から東横線で横浜まで戻ってくる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2612人に。神奈川は 1572人。埼玉は 1166人。千葉は 860人。大阪府 697人。東京は落ち着いてきたようにも見えるが、気になるのは神奈川だ。

 もう少し読書していきたく、横浜西口のマクドナルドに入ろうかとも思ったが、西口のひとの多さに、やめたほうがいいんじゃないかという気になった。体感的には、ひとの密度は渋谷とあまり変わらないような感じがする。それから、今度、ムービルにネイキッドロフトが越してくることを知り、楽しみにしているが、ムービルに寄ってみても、その告知はまだ見当たらない。今日は10日だから、ムービルは料金が安い日で、本当は映画を観たかった。

 横浜から星川に移動し、ここでマクドナルドに入った。星川駅もずいぶん改築され、マクドナルドの入り口は改札からすぐだったものが、一度、外に降りて、階段でまた上がらなければならなくなった。マクドナルドはいい迷惑だろう。アイスコーヒーと、新商品のスパビーというのを食べた。当たり前のように「スパビー」とだけ書いてあって、スパイスビーフだとは思うが、あだ名をそのまま芸名にするタレントみたいだ。しばらく読書をして、それから、コーナンに寄り、ダンボール板を買っていく。3枚買って、束ねるようにお願いしたら、店員の青年が、ダンボールに直接テープを貼ってしまい、そのテープを剥がしたら、ダンボールが禿げてしまった。青年はかまわずそのまま束ねようとするので、ツッコミの声を思わず出しそうになるが、穏やかに静止し、交換をお願いした。しかし、その青年はなんだかちゃんと謝らないのだ。そばを通りがかったおばさんの従業員に、禿げたダンボールをどうしたらいいかを訊き始めたが、それよりもまず、ダンボールの交換が先だろう。おばさんの従業員がすぐに交換を申し出てくれたから、スムーズには済んだのだが、だめな若い店員に出会うことがやけに多い。もしかすると、自分がだめな書店員だった因果応報だろうか。いや、書店でバイトを始めたばかりのころはそうだったということだが、どうもそのときの失敗が、めぐりめぐってやってきているような気がする。ダンボール板はかさばるため、星川からは、空いてる電車を待ってから帰った。

◇ 読書・雑誌

 マクドナルドで、宮沢章夫「サーチエンジン・システムクラッシュ」を読み終えた。2005年刊、文春文庫。表題作の初出は「文學界」1999年10月号。芥川賞候補にもなったはずで、いずれ読もうと思いながら、もう20年以上も経っていた。読みながら思い浮かべるのは、やはり、宮沢章夫の舞台で、2000年代に観ていた遊園地再生事業団のトーンを感じていた。あれらの舞台に先行して、このような小説が書かれていたのだ。

 楽天マガジンで読んだ「婦人公論」の大鶴義丹のインタビューが面白かった。李麗仙の追悼記事なのだが、ここで語られているような唐十郎の様子は、どこか報じたところはあっただろうか。「母が亡くなった翌日、父はその遺体に対面しました。僕が母の死を知らせ、迎えに行ったのです。12年に転倒により脳挫傷の大ケガを負った父は、体もやや不自由です。その父が、母の亡骸に向かい、手を叩き、劇中の歌を歌ったりと、かぶいてみせるんですね。そして最後に、「李麗仙、また逢おう!」と。」

 深夜0時過ぎから、アマゾンプライムで映画を観始めてしまったが、そういえば、「爆笑問題カーボーイ」があると思い出し、映画は中断して、深夜1時からラジオをつけた。いつも聴いているラジオを、なぜ、忘れてしまうんだろう。オープニングは、オリンピックの閉会式について、肯定的な話をずいぶんしていた。聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...