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2023年8月20日日曜日

8月20日日曜日/冷やし麺を食べた

◇ 生活・テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。1階に置いてあったポータブルエアコンを、下では使わないから2階に運んでしまおうと思い、置き場所を作るために掃除をした。ものを少し動かすだけでも、買っていたことを忘れていたレコードを見つけたりなどもしたのだが、ネズミが通った痕跡、つまり、やつの食べカスや糞が散乱しているのを見つけ、悲鳴が出そうになる。ネズミの通り道がどうやらあるようだ。じつに不衛生なもので、掃除機をかけ、さらに雑巾掛けもせざるをえなくなった。ポータブルエアコンなんてものは本来は簡単に使えるものなのに、日頃の掃除を怠っているから大仕事になる。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「サンデージャポン」には堀江貴文が出演。この番組にはしょっちゅう出ているような気がしていたけど、今年に入ってからは初登場なんだ。まずはビッグモーターの問題から扱うが、クルマを運転しない人間からすると、この問題にはあまり関心がない。自動車生活ジャーナリストの加藤久美子というひとが解説に登場するのだが、このひとの息子は天才少年としてよくテレビに出ているんだそうだ。そのあとは、DJ SODA の性被害事件。ホリエモンによると、触ったやつから連絡がきているという社長がいるそうで、その社長というのは、山口県で四千万円の給付金が降り込まれた男を再生させようとしているというからなんだか怪しい話だ。DJ SODA の服装に問題があるという意見に対しては、太田が「海水浴場でビキニ着てるひとをさ、触っていいわけじゃないじゃん。もっといきゃあ、混浴風呂でも触っちゃだめだからね。」と発言していたのがじつに明解だった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台は佐野史郎がゲスト。7月に出演する予定だったが、佐野史郎が入院したためになしになり、改めて今日の出演というわけだ。この番組は13年ぶりの出演。「ゴジラ」と「ウルトラマン」の新作の話をふられると、さっそくオタク話が止まらない。プロフィール紹介のBGMはゲストの好きな曲をかけるのだが、佐野史郎が選んだのははっぴいえんどの実況録音盤。今度はそこから音楽の話が止まらなくなった。16歳のときに島根から夜行列車に乗り、「中津川フォークジャンボリー」を観に行ったという。「なんか、そういうとこに行っちゃうんだよねえ。」という佐野史郎は、ユーミン、シュガーベイブ、坂本龍一なんかも少ないキャパの会場で観ているんだ。出世作の冬彦さんについて、太田「冬彦さん的な突飛な演技をするっていうひともあんまり今…」 佐野「当時、僕は変なひとのつもりで演じてないからね。だって、彼には彼の言い分があるし、別にパソコンばっかりやってたって変じゃないし、今だって当たり前…、そんなこと言ったら全員冬彦さんになっちゃいますよ、今の時代。なにひとつ、お母さんのこと思って一生懸命やってたんだしさあ、っていう、まあ、スタンスでやってたんで、変なひとを演じようと思ってたわけじゃない。」

 夕方頃、駅前まで出て、日高屋に入り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。600円。そのあとにはライフのマクドナルドに入り、しばらく読書をしていく。買いものして、夜に帰宅。

◇ テレビ・ラジオ

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。「まつも to なかい」は追っかけ再生で観てしまう。松本の娘が中居のことを知らなかったという話から、中居は「知らないひとと話したことがないっていう感覚もある」と、なかなかすごいことを言う。中居「自分のことを知らないと思って接したことがないのね。テレビに出ている中居で接してる感じかな、どんなひとでも。だから、あなたのこと知らないんですけどって言われたときに、どうやって話せばいいのかわからない。」と言うと、松本もそれに同調した。ゲストは宇多田ヒカル。松本とは15年ぶりの共演だそうだ。松本が藤圭子のカバーアルバムを出してほしいというと、宇多田「母親に演歌歌っちゃだめって言われてましたし」「歌いかた、こぶしが逆だからって。」「カラオケ行ったら歌っちゃうんですけどね。「面影平野」っていう歌が好きで、あれ歌うの好きで、あれはカラオケ行って歌っちゃいます。」 音楽の作りかたについて語られていたこともとても面白かった。宇多田「いちばん最初のとこから言うと、なにもしてないとき? 音楽作ろうとか、音楽作ってるっていう状態じゃないとこがいちばん大事で、わたし、けっこうそこ時間かけちゃうんですけど、インプットの時期? みたいなのが、何年もあったり、人生で蓄積してきたもの、そこまで。いろんな、生きてて、普通に見たものとか、感じたこととか、聞いたこととか、今日のこういうお話とか、いろんなものが入ってくるじゃないですか。それで、たぶん、一回それが消化っていうか、解体されて、細かい…、たとえば、日記と詩とかでぜんぜん違うのは、日記は記述で、詩は描写だから、その、細かいディテールはほんとかどうかは関係なくなってくるじゃないですか。たとえば、こういうとこに座って、こういう色のスーツ着てたとか、テーブルがこうとかっていうディテールみたいのはあんまり関係なくて、それがぜんぶばらばらに粒子みたいに解体されて、じゃあ、ピアノに座って、なんかこう、探ってるうち、そこで自分と対話が始まって、そのときになんかこう、ブロックが再構築されてって、それがアウトプットになってくみたいな。」 それを松本が「すべらない話」と似ているといって、宇多田ヒカルも同じだと思いますというのだけど、そうだろうかな。テロップも「「作詞」と『すべらない話』の共通点」と出していたが、いや、宇多田ヒカルは作詞の話をしていたんだろうか。新曲「Gold ~また逢う日まで~」の披露もあり、この番組は音楽をきちんと聴かせてくれるからいい。番組後半では、海外でウケそうな芸人を宇多田ヒカルに紹介する。ビコーン!、もりやすバンバンビガロ、Enishi という3組が登場した。今回のゲストは宇多田ヒカルひとりだけだったが、番組の最後に、会いたいひとを訊かれた宇多田は、なんと、前川清の名をあげた。


 タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、「剣さん、イイネ!」のコーナーに H ZETTRIO が登場していた。横山剣さん、H ZETTRIO について語るなかで、新しい学校のリーダーズにも触れた。ラジオを聴きながら、夜にもブログをふたつ更新する。なかなか眠れず、深夜1時頃にようやく眠る。

2023年8月13日日曜日

8月13日日曜日/狂言から伊勢佐木町

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ライブ・エール」を観たかった。司会は内村光良と桑子真帆。NHKホールからの公開収録。冒頭、Snow Man、ももクロ、郷ひろみと続き、出演者全員がステージに残ったままの光景がなんだかもう「紅白」のようだ。NHKの音楽番組はすべて「紅白」っぽく見えるようになってきた、というか、「紅白」がドレスダウンしてるってことだろう。聖火ランナーも務めたという106歳の現役理容師のお婆さんがNHKホールに登場し、このお婆さんの好きな曲というのが細川たかしの「北酒場」で、細川たかしとは以前もこの番組で共演しているようだ。細川たかしに「ご自分であたまはおやりになるんですか?」と訊いていた。そして、新しい学校のリーダーズの登場だが、まさか、こんなにNHKに出まくるようになるとは思わなかった。「オトナブルー」の首振りダンスに、今回は内村だけでなく、桑子さんも参加する。第2部は坂本九メドレーから始まった。ちょうど、この放送日だった昨日は坂本九の命日にあたる。鈴木雅之と長屋晴子の「見上げてごらん夜の星を」と、続く「明日があるさ」では、第1部の出演者たちも残っていて、みんなで歌ったが、新しい学校のリーダーズはもういなかった。第2部では宇多田ヒカルをいちばん観たかった。ここは事前収録のVTRとなっていた。内村との対談もあり、24年ぶりの再会だそうで、その24年前の「笑う犬の生活」で共演した映像も出された。これはその当時に観た記憶がある。あのころ、ウッチャンは35歳。宇多田ヒカルは今、40歳だって。宇多田ヒカルは新曲の「Gold ~また逢う日まで~」を披露。




◇ 狂言

 2時間ぐらい眠りなおし、昼から外出。平沼橋に出て、まず、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べておく。紅葉坂まで歩き、今月も横浜能楽堂、月イチの普及公演「横浜狂言堂」に。当日券を購入し、今月も脇正面の席で観る。14時開演。最初のお話の時間は野村万蔵が務める。野村万蔵という名前は数少ないあらかじめ知っていた狂言師の名だが、南原清隆と一緒に「現代狂言」というのをやっていたからその関わりで覚えたのだっけ。つい先日には親子三代で「徹子の部屋」に出演していたこともあり、よりきちんと認識できたが、今の万蔵の亡くなった兄がひとつ前の万蔵で、疎い人間からすると、狂言師の名前というものは変わるものだから誰が誰やら混乱する。落語には親しんできたから、襲名ぐらい把握できるはずだと過信していたが、急に狂言を観始めても覚えられやしない。ましてや、落語みたいにひとりずつ出てくるわけじゃないんだから。前半の演目は「雁大名」。シテは万之丞。1月にこの公演に初めてきたときは最初のお話を万之丞が務めていた。もしかすると、そのときにも万蔵は出ていたのだろうか。わからない。休憩時にロビーに出てみると、窓の外は雨降りになっていた。後半の演目は「八幡前」。シテは野村拳之介。万之丞と拳之介は万蔵の息子だ。この「八幡前」はプログラムのあらすじを読んだだけでも面白いと思った。コント的な芝居をしていた。

 雨はたいした降りにはならず、助かった。今月も県立図書館に寄り、そのあいだに雨は止む。中央図書館にも寄り、まず先に、6冊返却する。これがあるから今日は荷物が重かった。新たに2冊借りていく。野毛坂を降り、イセザキモールに向かうと、ブックオフの脇に出る入り口に「KOREATOWN」と書かれたアーチがある。こんなところにこんなアーチがあったかなと、先日もあれっと思ったが、アーチの下部には今年の6月に寄贈されたものと記されてあった。寄贈者には金田総合グループ会長の金田時男の名がある。「アウトレイジ」に出ていたあの金田時男か。ここから少し離れたパーキングには、夫人の金田知子のポスターが何年も前からずっと貼られていて、ポスターには「世界のキタノが応援する歌手」の文字がある。偶然かどうか、ビートきよしのお店も、この近くで開いたり、潰したり、また開いたりをくり返しているのだけど、ツービートと福富町のこの関係はいったいなんだろうか。






◇ 読書

 17時過ぎにようやく昼食。東北大飯店という店に入り、油淋鶏定食を食べた。660円。また安い店を見つけてしまった。そのあとは、ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。図書館で借りた、五木寛之「デラシネの時代」を読み終えた。2018年刊、角川新書。先日読んだ東浩紀の対談集からこの本に関心をもって読んだが、五木寛之の本を読むのは初めてだ。五木寛之の思考に初めて触れていく部分が多かったが、中盤からは健康の話ばかりになり、なんだかゆるい本だ。親鸞に関心をもったときに、五木寛之の小説も読んでみたくなったのだが、この本では鴨長明にも触れられ、ああ、自分の関心とつながっていくものだ。「スイングする生き方」として、宮沢賢治にも触れられる。P130「人間の思想や生き方はそのときの時代に対応しながら、その人の年齢とともに時々刻々と移り変わっていく。このことを、私は動的な人間観と呼んでいます。ずっと変わらないスタティックな見方ではなく、刻々と移り変わり、常に変化して止まないダイナミックな見方のことです。それは右へ左へとぶれながら動いていく人生ですから、スイングする生き方と言ってよいでしょう。」

 伊勢佐木町のブックオフに寄り、220円の単行本を2冊、390円の単行本を1冊買っていく。アプリのセールで、20パーセントオフ。ラジオを聴きながら横浜駅まで歩き、帰りの電車内でも読書する。

◇ テレビ

 帰宅は夜遅くなり、疲れているが、録画残量を作るためにテレビを観なければならなかった。観そびれていた先週の「ガキの使い」は「コロッケものまねベストテン」の後編。前の週に5位まで発表され、後編は6位から。6位は錦鯉まさのりの森進一、5位は松本のちあきなおみ。4位は浜田の岩崎宏美、3位は月亭方正の中森明菜、2位はココリコ遠藤の美川憲一、そして、1位はランジャタイ国崎のロボ五木ひろし。国崎だけがだんとつに素晴らしく、コロッケの芸を見事にコピーしていた。今夜の「ガキの使い」は大阪焼肉ホルモンふたごを食べ尽くすという企画。録画はしていたが、これは観ないで消去する。深夜0時半頃に眠る。

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2022年6月10日金曜日

6月10日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「SONGS」は香取慎吾の特集。野宮真貴と「東京は夜の七時」を歌ったり、新しい学校のリーダーズのダンスとコラボし、美空ひばりの「東京タワー」をカバーしたりなど。タイムフリーで、しばらく聴いていなかった「山下達郎のサンデー・ソングブック」と、続けて、細野晴臣の「Daisy Holiday!」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。ツイッターを見ると、石井隆の訃報が。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「FRIDAY」を読んでいたら、たけしの写真が目に入り、「テレビのウラ側」という連載コラムだが、なにかと思えば、アマゾンプライムで復活するという「たけし城」について書かれていて、「番販」がテレビ局にとって大きな利益をもたらすようになっているという記事なのだが、「番販」とはなにかというと、番組販売のことなのである。なんにせよ、「FRIDAY」にたけしの写真が載っていることにちょっとどきっとするが、ここで思い出したように、たけしの公式サイトを覗いてみると、6月3日付けの書き込みがあり、ある出版社からインタビュー記事を依頼されて応じたが、話した内容とまったく違う見出しをつけられたといって呆れている。これって「文藝春秋」のことだろうか。

 「週刊ポスト」も読むと、こちらの巻頭グラビアには、玉袋筋太郎が「電動キックボードで西新宿ドライブ」という体験記事が載っていた。たけしの連載はファスト映画について。「でも、これってそんなにオオゴトなの? オイラは観客をたったの2時間も楽しませられない「作り手」のほうがよっぽど問題だと思うけどね。」「そもそも映画は、ある人物の人生やらを何十倍も早回して、「たった2時間」にまとめたものなんでさ。」「若者を批判するヒマがあったら、もっと良い映画を撮ればいい。」「ただ、オイラは「時間をムダに使う贅沢」を知らない若者を可哀想だと思っちまうんだよな。」

◇ さがみ野・海老名

 午後から外出。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊、新書を1冊買った。氏神一番のサイン本をどういうわけかまた入手した。4月に中野のブックオフで入手して以来、2ヶ月ほどのあいだに2冊もサイン本を入手するとは、なかなかあることではない。サインをもらうほうも、いったいどういうつもりで手放しているのか。

 それから、相鉄ライフのくまざわ書店に寄り、ここで「文藝春秋」のたけしの記事を立ち読みしていく。こういう記事が出ることは、「週刊文春」に載っていた広告で知っていた。「上島竜兵はなぜ死んだ?」という見出しだが、読んでみると、たしかに内容とはまったく合っていない。むしろ、そのようなマスコミの詮索に批判的なくらいだが、しかし、語っている内容はとてもいいもので、それだけに、なおさらこの見出しはもったいない。だいたい、たけしが文春の取材にわざわざ応えたというのも、上島のことならばということではないのか。

 さがみ野から海老名に移動する。どこかで食べようかと迷いながら、ショッパーズプラザに行ってみると、フードコートにプルニマという店を見つけ、カレーとナンのセットを食べた。バターチキンカレーを選ぶ。600円。それから、ビナウォークのドトールに入り、しばらく読書をする。




◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、偶数月恒例の「タイタンシネマライブ」を観た。B列、いちばん右側の席に座り、スクリーンを見上げるかたちだが、映画とは違って、ライブ中継はこの角度でもさほど観にくいことはない。19時半開演。出演順に、ダニエルズ、XXCLUB、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、ウエストランド、アイデンティティ、Aマッソ、ダンシング谷村、ハライチ、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。

 今回、ダンシング谷村の出演が唐突で、いちばんの謎だったのだが、なかなかものまねに入らず、営業のエピソードをえんえんとしゃべってから、ようやくネタに入ったと思ったら、顔まねメドレーだけで簡単に終わってしまった。ハライチの漫才は新ネタだろうか、桃太郎ではなく鬼を育てていたという一点突破型のネタ。Aマッソも、コントではなく、漫才だった。タイタン勢では、今回はウエストランドに涙が出るほど笑わされた。あるなしクイズのネタは、以前もやっていたが、井口のしつこさが面白く、河本が笑ってしまうというのも意外といいような気がする。今年の「M-1」はこのネタでいくんじゃないか。エレキテルもあいかわらず狂っていて、男性アイドルとそのやばいファンという設定のコントだったが、最後は奇想天外なオチで終わる。ダニエルズは、なぜか裸になってしまう YouTuber のコント。最初にズボンを降ろしたときに、下にベージュのパンツみたいなものを履いているのだが、動きまわるコントなので、それがわかりにくく、どうなってるんだろうと思う不安な状態がしばらく続いた。もっと早い段階で、下に履いていることをはっきりとわからせたほうがいいのに。爆笑問題は、選挙特番再登板をさっそくネタにしていた。エンディングは2組ずつ、まずは、アイデンティティとAマッソが、続いて、ダンシング谷村とハライチが一緒に登場してトークする。ダンシング谷村がえんえんとくだらなく、澤部のツッコミと、最終的に相性がよくなっていった。21時40分頃に終演。

 行き帰りの電車で、爆笑問題「時事漫才」を一気に読み終えた。2018年刊、太田出版。現在は「Hanada」で連載中の「爆笑問題の日本原論」シリーズの、単行本はこれが今のところの最新刊にあたる。太田によるあとがきでは、左から右へと大移動した掲載誌の変遷について書かれている。「『WiLL』は保守論壇の最たるものであったが、私としてはあくまで漫才のネタであり政治的主張をするつもりはなかったので連載することに特に躊躇はなかった。二〇一六年、花田さんが版元と袂を分かって『Hanada』を創刊した時も同様だ。」「熱心な『Hanada』読者にとって、みうらじゅんさんと爆笑問題は特異な執筆者だろうが、あのなかにいることは逆に面白い。「なんでこいつ、ここにいるんだ?」といぶかしがられながら、『Hanada』の読者が笑ってくれれば嬉しい限りだ。」

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ミュージックステーション」の2時間スペシャルをざっと早まわしで観た。それから、Spotify で、宇多田ヒカルのライブ盤を聴きながら、深夜2時頃には眠った。


2022年1月21日金曜日

1月21日金曜日/ハイとロウ



◇ 四ツ谷・市ヶ谷・神保町

 ブログの更新がぜんぜんできないでいるが、朝7時台に 700を超えるアクセスがあり、どうも気持ちが悪い。朝から都内に。つい先日、29年ぶりに母校の目の前を通るということになったが、今日は大学のそばを通ることになった。四ツ谷に出て、市ヶ谷で昼食になり、カレーの王様に入り、ポークカレーを食べた。550円。マクドナルドに入り、ひと休み。正午過ぎにチケットの予約をひとつ。その後、九段下に用があり、神保町に寄っていくが、この寒さでは古本屋をまわる気にはならなかった。17時を過ぎると、みるみる暗くなっていく。東京堂に寄り、新刊のチェックをし、三省堂にも寄り、三省堂古書館を覗いていく。ここは暖房が効いているから、ゆっくりと棚を眺め、200円の本を1冊だけ買っていく。ベローチェに入り、ブレンドと、チョコレートチャンクスコーンを食べた。35周年だとかで、ブレンドが150円になっていた。スマホの充電をしながら、読書をしていく。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 9699人に。大阪は 6254人、神奈川は 3412人となり、いずれも過去最多を更新した。


◇ 読書

 文藝別冊「ウディ・アレン」(編集・佐野亨)を読み終えた。ウディ・アレンによっぽど飢えていたのかと思うくらいに、ここ数日、夢中で読んでいた。2017年刊のムックだが、なにしろ、この年までは年1本のペースで新作が公開されていたのだ。芝山幹郎と渡部幻の対談で、芝山は「ウディ・アレンは基本「極道」なんですよ(笑)。」と語る。「極道といっても、ギャングスターではなくて、「悪徳の栄え」を実践するラディカル親父。オドオドしたふりをしながら、したたかで、しつこくて、悪賢くて、打たれても打たれても立ち上がってくる。」「彼は映画だとオドオドした役ばかり演じているけれど、実際にはものすごく運動神経がよくて、野球やバスケットボールもうまい。「眼鏡をかけているのでインテリと間違えられ、映画が儲からないので芸術家と間違われている」なんて自分の口からさらっと言えるのは、相当のタマですよ。」 あるいは、遠山純生のコラムでは、「のちに映画俳優になった彼はその外観を利用して負け犬的な役柄ばかり演じることになるのだが、実のところははにかみ屋でもなければ抑圧されていたわけでもなかった。近所では有名な〝悪たれ〟だったのである。」 再び、芝山幹郎と渡部幻の対談から、芝山「アレンは「僕は基本的にハイ・カルチャーの人間ではなくて、ロウ・カルチャーに親近感をおぼえる人間なんだ」という意味のことをよく口走りますが、実際そういう面が出ているときの映画、いわばグレート・ムーヴィーを志向していない映画のほうが僕は好きですね。」「ハイ・カルチャーの分野から攻略しようとすると、どうも煙に巻かれちゃうような気がする。「僕はロウ・ライフの人間だから、映画は使い捨てのもの、フォゲッタブルなものでかまわない」という考え方で煙幕を張るんです。」

 ベローチェでのんびりするつもりでいたら、閉店時刻が早く、忙しない。神保町から半蔵門線に乗り、池尻大橋まで寝過ごし、渋谷に戻り、東横線に乗り換える。急行で座らずに帰ってきた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は、橋本環奈がゲスト。人生で初めて演じた役はなにかと訊かれ、保育園の学芸会でマリア様を演じたと答えると、黒柳徹子は初めての舞台はキリストだったという。ところが、羊の役の子たちにティッシュペーパーを食べさせようとしていたら、キリストの役を降ろされ、羊の役になるが、「紙ちょうだい、食べるから」と言ってたら、羊の役も降ろされ、そのへんでひとりで踊っていたのだという。今日の「徹子の部屋」は、おなじみの「徹子の部屋コンサート」の模様をダイジェストで放送する。野口五郎の父は戦前に名古屋で漫画家をやっていて、歌も歌っていたというが、ウィキペディアを見ても名前はわからない。あまり有名ではなかったのだろうか。そのときのライバルが田端義夫だったというのだけど。

 Spotify で、数日前から配信が始まっていた宇多田ヒカルの新アルバムを聴きながら、深夜1時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...