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2022年9月9日金曜日

9月9日金曜日/期待はずれの YouTube

◇ テレビ・ニュース

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「相方のツッコミ最高~芸人」。かまいたち、アンタッチャブル、銀シャリ、霜降り明星が出演。一昨日の「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」は、ライジング・アップの特集。先日のラフィーネ特集に続き、事務所特集の第2弾。マッハスピード豪速球、藤原直樹×藤原直樹、湯上がり夫婦、トンペー、ぴろしきという5組が出演した。マッハスピード豪速球を売り出すために立ちあげられた事務所なんだそうで、ラフィーネと同じく、ここもオフィス北野の流れを組むというわけか。湯上がり夫婦というコンビは本当の夫婦であり、妻のほうはライジング・アップ所属だが、夫のほうはラフィーネ所属で、別のコンビもやっているそうだ。妻の元カレはスーパー3助だそうである。

 テレビを観ながらツイッターを見ていて、エリザベス女王の訃報を知った。96歳。深夜2時半過ぎに訃報が出ていた。昨夜、21時半には「健康が懸念される状態」との速報が出ていて、ツイッターをぜんぜん見ていなかったから、それすらも今朝まで知らなかった。そのほか、オジンオズボーンの解散、爆笑問題がついに YouTube チャンネルを開設したというニュースも今朝になって知った。

 また鼻水が出るようになり、どうも体調がよくない。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら少し眠る。午後になり、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・原田美枝子)をすぐに観た。

 夕方から外出し、まず、かつやに入り、またまたカツ煮冷やしそばを食べる。759円。すっかり好物になってしまい、同じメニューをこんなに連続して食べることもなかなかない。今日はきちんと割引き券を利用した。それから、二俣川まで歩き、ドトールに入り、しばらく読書をする。そのあとにはジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、キャンドゥと西友で買いものしてから帰った。


◇ 読書・ラジオ

 夜に帰宅し、読書を続ける。大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を一気に読み終えた。2020年刊、河出書房新社。著者は1992年生まれ。帯に書かれている「ジェンダー文学の新星」という言葉にはちょっとかまえてしまいたくもなるのだが、いや、読み始めるとその警戒心はすぐに解けた。まず、文体が読みやすく、すんなりと惹き込まれていく。明確にメッセージがあるとは思うし、実在の事件に触れられたりもするが、なにより、表題作のこの設定、アイデアが面白く、魅力があった。ほかの作品も読んでみたくなった。

 タイムフリーで、ラジオをあれこれと。今日放送、TOKYO FM、ヒコロヒーの「CURIOCITY」は、先週に引き続き、大久保佳代子がゲスト。おすすめの本を語る回で、チャンス大城の自伝を紹介していた。それから、Spotify で、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。9月1日木曜の(パートナーではなく)ゲストのコーナーに、光浦靖子がカナダからリモート出演していた。当初の目的とは変わり、現在、なぜか料理の学校に通い始めているそうで、うまくいけば2年後に卒業するのだが、「番組続いてます?」と光浦が訊くと、「わかんねえよ、そんなの俺だって。」と大竹。光浦「だって、今、わたし使ってくれるメディア、おたくしかいませんよ?」と言うと、大竹「いや、わたしだってさ、光浦の計画は、今、聴いてたら、2年越しの話じゃない? 俺、今、73だから、もう人生、半年ずつで区切ってんのよ。」

 昨日木曜の「ゴールデンラジオ!」は、ヒコロヒーがパートナー。オープニングで、ヒコロヒーが夏休みに北欧を旅行した話をすると、大竹も上岡龍太郎と一緒に北欧に行ったことがあるのだという。そのあと、ゲストのコーナーにはチャンス大城が登場。大竹に憧れていたという大城は、1997年、近鉄劇場のシティボーイズの公演に衝撃を受けたんだそうで、いとうせいこう、中村有志が客演、三木聡が演出という記憶をすらすらと、その後、比嘉さんという舞台監督のもと、バイトで、シティボーイズの東京公演の搬入、そして、稽古にも立ち会い、きたろうと斉木しげるがケンカを始め、大竹まことが止めたというところまでが一気に語られた。

 先週の放送を聴きそびれていた「問わず語りの神田伯山」もようやく聴くと、水木しげる展のついでに観たという、森美術館の「パンデミック以降のウェルビーイング」という展覧会の話をしていた。伯山が感動した内藤正敏という写真家の「婆バクハツ!」という作品に興味が湧く。ウィキペディアにあたると、内藤正敏というひとは見世物学会評議委員でもあった。伯山は番組最後に、ゆにおん食堂が閉店することにも触れる。

◇ YouTube

 今日から開設された爆笑問題の YouTube のチャンネルもさっそく観てみたのだが、これがけっこうな期待はずれだった。コントを披露するという記事は読んでいたのだが、10分前後の動画が4本公開されていて、1本目から観始めたが、爆笑問題のコントといえば、たとえば、30周年のライブのような、しっかりと作り込んだコントをやるのかと思ったら、まあゆるゆるのコントだ。テレビの制作会社を舞台にした物語で、BOOMERの河田、ウエストランド井口、日本エレキテル連合のふたりも出演している。しかし、いちばん恥ずかしいのが光代社長の出演場面だ。これを続けて観るのはきつく、4本中、2本観ただけでやめてしまった。脚本は誰が書いているのだろうか。記事によると、鈴木おさむが監修しているようだが、どうせならば、高橋洋二に監修してもらいたい。「テレビの話」というチャンネル名も検索しづらいと思ったが、ちょうど、観ているあいだの短い時間に、「爆笑問題のコント テレビの話」というチャンネル名に変更になっていた。このチャンネル名からしても、あんまりきちんと戦略が立てられてないんじゃないかという気がする。

 YouTube を開いたついでに、電気グルーヴの新曲のMVも観た。今日21時に公開になったばかりだったようで、これは面白かった。




 土日に放送される「ラフ&ミュージック」のために録画残量をたくさん空けなければならず、録画したまま、ずっと放置していた3年前の番組を確認してダビングしたりなど。3年も観ていなければ、観ないで消去してしまってもいいかとも思いそうになるが、確認してみると、やっぱり消去するには惜しくなる。そんなめんどうなことのために、夜通し、こまぎれに眠っては、ダビングの作業をする。

2022年9月7日水曜日

9月7日水曜日/ひとりカラオケ・映画

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、どうも集中力がない。ツイッターを開くと、トレンドに長嶋茂雄の名があり、どきっとする。緊急搬送されたとのニュースだが、よく読むと昨日の朝の出来事で、命に別条はないとのこと。

 録画していたテレビ番組をいくつか。月曜に続き、昨夜火曜の「午前0時の森」も録画しておいた。火曜はオードリー若林と水卜麻美アナというコンビ。そういえば、水卜アナの出演番組にはなぜか今まで縁がなく、きちんと観たことがないような気がするのだが、ばつぐんの知名度のひとなのに、どういうひとなのかはあんまりよくわかっていなかった。水卜アナがこんなに楽しそうにくだけた調子でしゃべっている番組ってほかにあるんだろうか。この番組内で、「24時間テレビ」の水卜アナはA面で、こっちの番組は超B面だとも言っていたが、これで好感をもつかといったら、会話があまりにも素になりすぎていて、この視聴者との距離感にはちょっと乗れない感じもあった。しかし、A面の仕事を知らずに、いきなりB面から観ている視聴者というのもほぼいないのだろう。

 月曜の「アンタウォッチマン」は、チャンス大城の特集。スーツ姿でスタジオに登場した。1975年生まれ、同い年なんだとは今まで知らなかった。VTRには千原せいじが登場し、証言をする。せいじが大城と東京で再会したのをきっかけに、せいじの店でバイトするようになり、それから、2017年7月の「チハラトーク」に呼ばれたことから、「すべらない話」の出演、そして、吉本に復帰することにつながっていくのだ。関東在住のお笑いマニアとしては、チャンス大城というひとは大川興業時代の印象が強く、地下ライブのような場でも何度か観たことがあったが、いつの間に吉本所属になっていたんだろうというのがずっと謎だった。その経緯がここでようやくわかったが、しかし、ウィキペディアを見てみると、謎に思うまでもなく、2018年3月から吉本に復帰としっかりと書いてあった。大川興業には、2009年まで所属していたようだ。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。昨日はぐったりしていて、月曜からずっと雑誌のチェックをしそびれていた。「週刊ポスト」のたけしの連載では、東国原の宮崎県知事選出馬に触れていた。しかし、水道橋博士にはこの連載ではまだ触れることはない。「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載では、「トップガン・マーヴェリック」を絶賛していた。「生涯で見た映画トップ5には間違いなく入ります。」 

 「サンデー毎日」を読むと、中野翠の連載では香川照之について。「ああ、何てもったいないことなんだろう! 歌舞伎役者としてだけでなく、私はNHKの「香川照之の昆虫すごいZ!」のファンなのだ。」「まあ、しばらく心を静め、才能をたいせつにして再起してほしいです。その才能が、もったいないから。」 そのほか、「徹子の部屋」の中井貴恵の回、金翁の訃報にも触れていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・大竹しのぶ)を聴き、それから、今日の放送も聴く。学校寄席で、態度の悪い学校には昇太と幻楽団が行かされていたという話をしていた。幻楽団という名前をひさしぶりに聴いたが、態度の悪い学生たちが相手でもウケさせるのがこの2組ということだったのだろう。


◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 午後から外出。小雨。京浜急行に乗り、日ノ出町まで。まず、駅前の富士そばに入り、ミニ旨辛豚丼セットを食べた。530円。それから、ひさしぶりにカラオケ館で、ひとりカラオケを。夏にも何度も行きたいと思っていたのだが、夏季料金になっていたからがまんしていたのだ。受付を済ませ、いったん部屋に着いてから、ドリンクがくる前にトイレに行き、戻ってくるとドリンクがもうきていた。ここまではじつに滑らかだったが、ところが、デンモクを使おうとすると、画面が真っ暗なまま。どうやら、充電されていない。充電器に乗せてみると、しかも、ログアウトされてしまったのか、通常の画面が表示されない。これはだめだと思い、フロントに電話する。すぐにきてはくれたものの、初期設定だかを始めてしまい、時間がかかりそうだったから、部屋を替えてもらうことはできますかと訊いてみると、ふたつ隣りの部屋に移らせてもらえ、伝票も改めて発行され、利用開始時刻は部屋を移動してからになっていた。まともな対応をしてもらえてありがたかった。ありがたいなあと思いながら、1時間半歌った。会員料金30分77円、アイスコーヒーが420円、計651円。

 イセザキモールに出て、カトレヤプラザのGUに寄り、買いものをする。それから、ブックオフにも寄り、110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買った。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き、そのあとにはしばらく読書をした。夜になり、外に出ると、ざあざあ降りになっていた。イセザキモールを黄金町方面に歩いていく。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとクリームパンを買い、近くのビルの軒先で雨宿りしながら食べた。


◇ 映画

 シネマジャック&ベティで、「わたしは最悪。」を観た。21時5分の回。水曜サービスデー、1200円。D列の右端の席に座る。ヨアキム・トリアーというノルウェーの監督だが、あのラース・フォン・トリアーの遠縁にあたるらしい。ここしばらくはもっぱら、「週刊文春」の「シネマチャート」の欄を新作映画を観る際にはいちばん参考にしているが、この映画は、中野翠、芝山幹郎が好評価を与えていた。ラース・フォン・トリアーの遠縁だと知ると、救いのないドラマなのではと少し身構えてしまったが、そんなことはなく、描かれているものは誰もが身に覚えのある「最悪」なドラマではないか。序章と終章、12章からなるという構成や、時間が止まる演出、幻覚描写など、ギミックがかわいらしい。ダブル不倫のドラマだが、明け透けさもそんなにいやではなかった。環境問題やフェミニズム、意識高い系への嫌味を言いたくなるのは世界共通なのだろうか。しかし、結末はなんだったのかよくわからなかった。ネタバレ解説を探して読みたい。

 

 黄金町駅から京浜急行に乗り、深夜0時半頃に帰宅した。眠気でふらふらだが、録画残量を空ける必要があり、ダビングのセットをしなければならなかった。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴きながら、深夜1時半頃に眠る。

2022年8月9日火曜日

8月9日火曜日/お笑いの話題を中心に

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」は、見取り図に加え、コロチキが登場する。さらに、なにがあったのかよくわからないが、なぜか翌週分を前倒ししてオンエアしていたようで、チャンス大城、とにかく明るい安村、ヤジマリーも登場した。「ゴッドタン」は「コンビ愛確かめ選手権」。ミキ、ザ・マミィ、ティモンディが出演。ルール無視のティモンディ高岸に笑う。「白黒アンジャッシュ」は真空ジェシカがゲスト。日曜の「おかべろ」は、テンダラーとプラス・マイナスがゲストだった。プラス・マイナスは兼光よりもじつは岩橋のほうが漫才にこだわりがあり、兼光に、声音、所作の細かい要求をしているのだという。

 「ボクらの時代」も2週分まとめて観る。先週は、内館牧子、泉ピン子、天童よしみという3人。やしきたかじんが天童よしみを「紅白」に出演させようと後押ししていたというのは知らなかった。関西では知られる話なのだろうか。一昨日の放送は、伊東四朗、佐藤B作、角野卓造という3人。15年前にも同じ3人で出演していて、その3人が再び顔をそろえた。3人とも共通して関係がある三谷幸喜の話にもなる。

 「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。今日は傑作選、「スターが証言「戦争と私」」という特集だった。淡谷のり子、長谷川一夫、岸恵子、美輪明宏の過去の出演回の映像が流れる。12歳のときの横浜大空襲の体験を語る岸恵子が、いかにも悲劇を語るような調子ではなく、にこやかにも見えるような表情で、さばさばと語っていたのが余計に壮絶に感じられた。「まあ、戦争っていうのは必ず起きますよ。馬鹿なことがあって起きますけれどね。」

 のどに変な痛みがあり、風邪薬を飲んでおく。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、14時台はインポッシブルがゲストだった。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」では、武田砂鉄の新連載が始まった。見開き2ページ。「cakes」の連載がこちらに移籍したかたちのようだ。ナンシー関の没後20年、生誕60周年企画の名作選もあり、武田砂鉄はこちらにもコラムを寄せている。「FLASH」の坂本冬美の連載では、野田秀樹との交友が語られていた。意外な交友関係に思えるが、仕事は一度もしたことがなく、寿司屋で会うだけの友だちなんだという。

 15時半過ぎから外出し、まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。今日は50円引き券を忘れずに使った。駅前のドトールに入り、しばらく読書をしていく。店内はなぜか冷房が弱く、あたまがぼんやりする。

◇ 読書・テレビ

 ドトールで、水木しげる「トペトロとの50年」を読み終えた。2002年刊、中公文庫。親本は1995年刊。一昨日読んでいた「水木しげるのラバウル戦記」にも、ラバウルで出会ったトペトロという少年のことは書かれていたが、続けて読んだこちらの本は、復員後の生活と、その後、漫画家として成功してから、ラバウルに再び訪れたあとのトペトロとの交流までが書かれている。スケッチがたくさん残されているのだが、戦地の描写はユーモラスですらあるのに、「空しかった」という復員後の生活は、スケッチにもその気分が反映されている。以前に観た、ピーター・ジャクソン監督の「彼らは生きていた」にも、戦地と復員後の落差は捉えられていた。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「アンタウォッチマン」を2週分、先週はハライチ岩井特集、そして、昨日の放送は大宮セブンの特集。2週ともに共通するのは、どちらも逆襲のドラマであるところだ。大宮セブン特集にVTR出演したマヂカルラブリーのコメント、吉本の新宿本社を歩いていたら、ある社員に「大宮の匂いすると思ったらお前か。」と言われるくらいに「バカクソなめられてた」というエピソード。野田「でもその、ふざけんなよ、見とけよ、っていう気持ちはあっても、ちげえよとは思ってないんですよ。「大宮臭えな」って言われても、ちげえよとは思わないんですよ。臭えんだろうなとは思ってるんですよ。」 村上「言わないでよってことね。」 大宮セブンを外部から見ていたニューヨークのコメントも、容赦なく、ぜんぶ面白かった。

 テレビ神奈川の新番組「翔くん豪ちゃん翔和へGO!」もようやく観る。なんと、横浜銀蝿の翔と吉田豪の15分番組。先月から始まっていて、この番組が始まることは知っていたのだけど、うっかりしていて、録画しそびれていた。初めて録画した回は、木根尚登がゲストだった。どういう人選なのだろうか。しかし、この番組、検索してみると、YouTube に公式動画も公開されている。2回目の放送には横山剣さんが出ていて、ああ、これは放送で録画しておきたかった。ツイッターをきちんとチェックしていれば、観逃すことはなかっただろうに。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週金曜の友近の「シン・ラジオ」の続きを聴くと、この日はちゃらんぽらん冨好が出ずっぱり。高校野球にからめて、モグライダーやミラクルひかるの母校まで記憶している冨好さん、好きなものに対する好奇心が強いのだ。歌謡曲の話が多くなる番組だが、松本隆のスポーツ紙の連載もチェックしていて、「コツに頼らない」という格言を引く。西城秀樹の曲がかかると「TVジョッキー」の思い出話になった。昭和54年、「奇人変人」のコーナーに、冨好さんは、とんねるず、竹中直人とともに出演し、そのときのゲストが、西城秀樹、郷ひろみ、岩崎宏美だった。西城秀樹のものまねを本人の前でやったら、直接アドバイスをもらったという話だった。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、チャンス大城がゲストだった。このひとも過去のエピソードをじつによく覚えていて、ディテールを描写する。奇人変人さが前面に出ているひとではあるが、その芸の力量は見事だ。先週水曜のオープニングでは、末広亭の木札について話していたことが面白かった。末広亭はめくりではなく、木札に芸人の名前が書かれていて、両面に書かれているため、2組の芸人の名が一枚の木札の裏表にある。ナイツが末広亭に初めて出たのは南原清隆の落語会のゲストだったんだそうで、そのため、ナイツは南原清隆と一緒の木札だったのだ。現在は、ナイツは神田松鯉先生の裏側になっているという。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の聴きそびれていた回も聴いた。2週前の木曜日、ヒコロヒーがパートナーの日に、松本明子がゲストで登場していた。ヒコロヒーとは四国出身という共通点。トークは家じまいの話が中心になり、その詳細をよく知らなかったが、両親が保存していたビデオなんかは、きちんと費用をかけて、業者に依頼し、DVDにわざわざダビングしたのだ。松本明子が出演していた番組はすべて録画してあったそうで、そういえば、大竹まこととは「いたずら隊」というのをやっていたなあ。父親の残した大量のエロ本はみうらじゅんに引き取ってもらったという。この話を聴くまでは、実家をただ処分したという話かと思っていたから、こういう話にはほっとする。2週前の金曜日は、キングコング梶原(カジサック)がゲストだった。2007年の「M-1」の決勝戦、サンドウィッチマンが優勝した年だが、審査員だった大竹まことは、ただひとり、キングコングに投票している。その理由をここでもまた改めて語る。サンドウィッチマンの圧勝のような印象のある年だが、じつはキングコングも好成績で、個人的にも、あのときのキングコングの漫才は優勝してもおかしくなかったと思い続けているのだが、共感してくれるひとにはまだ誰にも会ったことがない。

 ツイッターのトレンドにあがっていて知ったのだが、谷頭和希が東洋経済オンラインで「ブックオフで生きてきた」という連載を始めていた。初回が8月6日に公開されていて、これは毎回対談になるのだろうか、初回には、三宅香帆という28歳の書評家が登場している。マガジン航の連載では「ブックオフ大学」について書いていたが、今度は「ブックオフ大学」についてはなんにも触れていない。コンセプトだけ盗みやがってという気がしないでもないのだが、谷頭和希というやつはどうやら早稲田の宮沢章夫の教え子だから、なんとかして「ブックオフ大学」が宮沢さんに届く可能性だけを期待したいものだが。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。先週に予告していたとおり、今週は先週に録音された放送だった。聴きながら眠る。

2022年3月27日日曜日

3月27日日曜日/夜はテレビばかり



◇ 新橋

 今日も朝から都内に。まず、新御茶ノ水のほうに用があり、昼は新橋にたどりつき、どこで昼食にしようかと少し歩きまわり、男のオムライスという店に決める。トロトロソフトオムライス(720円)というのを注文しようとすると、注文はQRコードからできますと言われ、つまり、QRコードから注文してくださいということなのだが、できますと言われても、こちらができるとはかぎらない。QRコードの読み取りというのを未だにやったことがなく、やりかたがわからず、このままオムライスを食べられないんじゃないかといらいらするが、口頭で注文できるというので、トロトロソフトオムライスと店員に伝える。ハナからそうしろと言いたい。それから、マクドナルドに入り、ひと休み。予定よりもだいぶ時間が空き、新橋から東海道線に乗り、川崎に寄ることに。

◇ 川崎

 まず、モアーズのブックオフに。アプリの20パーセント引きクーポンがあり、期限が今日までなので使ってしまおうと思ったが、クーポンの画面を進めてみると、児童書が対象であることがわかった。そういう大事なことは最初の画面に書いておくもんだ。使えると思って、ちょっと多めにカゴに入れてしまった。220円の単行本を5冊、110円の文庫本を6冊。しかたなく、100円引きクーポンだけ使う。近代書房の向かいのベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。アイスコーヒーのレギュラーを注文すると、「普通のサイズですね」と店員のお姉さんに言いなおされる。つい先日、別の店舗でも言いなおされ、決まりになっているのかわからないが、間違いが起こりやすいから確認しているのならば、Sサイズ、Mサイズに戻せばいいじゃないか。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、「伊集院光とらじおと」の最終回の週の続きを聴き、水曜までたどりついた。1時間ほどでベローチェを出て、近代書房の外の均一棚も覗いていくが、なにも買うものなし。

◇ テレビ

 川崎から東海道線でさっさと帰り、夕方、まだ明るいうちに帰宅する。帰り道、ジャンパーを着ていると、ちょっと暑いくらいだ。録画残量を空けるために、今日も一進一退の攻防戦になるが、どうダビングしたら残量がうまく作れるか、必死で計算する。まず、「TVタックル」から観ると、今週は「意外な転職・転身人生を徹底調査」という特集。冒頭でたけし、「私はあれですね、大学はレーザー光線やってたんだけど、あのう、教職課程とってて、俺は高校の物理、数学まで教えられるのに、学生運動参加して、捕まっちゃって、学校辞めて、気がついたらコメディアンになってたっていう、よくわかんない(笑)。だから、転職したんじゃなくて、浅草に弾き飛ばされたってか、死に場所みたいな感じだから、動けなかったのかなあと思うけど。」 

 続けて、今朝の「ワイドナショー」を観ると、冒頭で、松本が4月から隔週出演になるという告知をしていた。キッチンカーを始めた、8.6秒バズーカはまやねんが出演したりなど。「サンデージャポン」は、ウクライナのニュースを観るのに気が重く、観るのがあとまわしになってしまう。新しいニュースが起こると、謎の人物がいろいろとメディアに登場するもので、小原ブラスというひとがこの番組では立て続けにVTR出演していたが、今週はスタジオに登場した。壇蜜がいい質問をしていて、ロシア国内では生活のなかでのメディアは通常営業なのかというと、小原ブラスによると、じつは、プーチンのものまねタレントもいるし、プーチンをいじるような番組もあるのだという。成田悠輔という36歳の経済学者(?)がリモート出演していたが、ホリエモン、ひろゆき、箕輪厚介に一目置かれているという、その紹介だけでもう、うさんくさい人物という気にさせられる。どういうわけか、片目がマル、片目が四角のふざけたメガネをかけていて、誰にもいじられないもんだから、リモートの映像の加減でそう見えるだけかと、何度も確かめてしまった。しかし、いじらないのが正しい判断で、ウクライナのニュースを扱うとわかっていて、そのメガネを選ぶ神経を疑う。スタジオでは「新・冷戦時代」というテーマになり、岸博幸も登場し、杉村太蔵がアツい意見をぶつける。そのあとには、若い世代に「あなたにとって戦争とは?」と街頭インタビューをするVTRがあったが、これは、TBSドキュメンタリー映画祭の作品でも再現された、寺山修司の「日の丸」の模倣だろう。今週はウクライナ侵攻に関連する話題で1時間以上を費やすという放送になったが、終盤には、今回で番組を卒業する山本アナの結婚報告があり、名場面集が流れた。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーはミキ、大喜利の助っ人には八方が登場。今朝の「ボクらの時代」は未公開集で、ゆりやんレトリィバァ、野田クリスタル、粗品の回の未公開トークがあったが、無観客が大好きという点で、野田とゆりやんが意気投合していた。昨夜の「お笑い向上委員会」は、チャンス大城が活躍。先日の「ダウンタウンDX」でも語られていた、ゆきおとこと冷蔵庫マンの不仲エピソードがここでも語られる。汗かきジジイという名前をひさしぶりに聴いたが、大学生のとき(四半世紀前?)にライブで観たことがあるが、まだ現役なのだろうか。第7世代ブームが、気がつけば、地下芸人ブームに取って代わられているというのが最近の潮流だが、オダウエダも地下芸人として扱われ、吉本の場合ははたして地下芸人ということになるのか、厳密な定義なんてものはないにせよ、どうも疑問ではある。

 テレビばかりだらだらと観ていて、こんなことを続けていると、生活にメリハリがなくなる。夜は夜で、まあまあ寒くなった。深夜0時過ぎに眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...