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2023年7月18日火曜日

7月18日火曜日/つけ麺を食べた

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、夜が明けてからコインランドリーに行ってくる。1時間ほどで戻り、早朝からまた少し眠りなおした。起きあがり、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。しかし、部屋が暑くて、テレビを観る根気がない。

 夕方に外出する。駅前まで出て、日高屋に入り、とんこつつけ麺を食べた。640円。それから、ドトールに入り、しばらく読書をしていく。年森瑛「エヌエー」を読んだ。2022年刊、文藝春秋。文學界新人賞を受賞したデビュー作。芥川賞候補にもなった作品。わずか100ページ強の本だからすいすい読めるかと思ったが、意外と時間がかかった。SNSとLGBTという現在的なテーマ。女子高生たちの会話、教室の感じなどがより今っぽかった。著者は1994年生まれ。読む前は男性かと思い込んでいたが、女性かもしれない名前だな。


 夜になってから帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。NHKの「ニュース7」を観ると、今日も災害のニュース。京アニ放火事件から4年というニュースもあった。「徹子の部屋」を2日分、昨日は、岩崎宏美、岩崎良美の姉妹がゲスト。今日のゲストは小谷実可子。しかし、どうもテレビを観ていると疲れる。観そびれていた「イワクラと吉住の番組」、6月27日の放送は、貫地谷しほりをゲストに迎え、トークをしていた。これは面白かったから、すぐに観ればよかった。

 夜にもブログの更新をもうひとつ。タイムフリーで、オンタイムでは聴きそこねていた「爆笑問題の日曜サンデー」(14時台ゲスト・古舘伊知郎)を聴く。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。オープニングでは、太田が植竹さんのポッドキャストの番組に出たことから、爆笑問題が「GAHAHAキング」に出演することになった経緯が語られていた。TBSの桂邦彦に六本木のホワイトに呼び出された記憶。ラジオを聴きながら眠る。

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2023年6月6日火曜日

6月6日火曜日/誰の模倣をしたのか

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、「いじわる選手権」に、浜口京子、尾崎世界観、トム・ブラウンみちおが登場。昨夜の「午前0時の森」は、MSXという家庭用パソコンの特集。堀江貴文、ひろゆき、劇団ひとりが夢中になっていたというが、同世代なのに、こんなのぜんぜん知らなかったな。ファミリーベーシックは知っているが、それは後発だったのか。ゲームライターの前田尋之というひとが登場し、プログラミングの解説をするのだけど、なるほど、こんなの子どものころにやっていたら、そりゃあ論理が鍛えられるわ。

 ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠る。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」をオンタイムで聴いた。代打パートナーはニッチェ近藤くみこ。オープニングでは「地下芸人ラジオ」に出演したゆきおとこの話をする。13時台には、三日月マンハッタン仲嶺のクイズがついに正式なコーナーになった。14時台はマユリカがゲスト。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に、さんまが「ヤングタウン」でしゃべっていた記事が載っていた。松本と中田敦彦の一件について、中田カウス、オール巨人、西川のりおにも取材したようだが、取材には応じてもらえず、最後にさんまを直撃し、「仕事増えてええやろ!」というコメントを得ている。見開き左半分は、ページいっぱいに、さんまが雨降るなかでクルマに乗っている写真が使われている。記事の最後には、このさんまの言葉をなぜかラリー遠田に分析させていて、「さんまさんの発言は『頼まれて出演しているくらい、仕事がたくさんあってええやろ』という意図のもので、松本さんは非難される筋合いはないと言いたいのでしょう。私も松本さんが地位を独占しているとまでは思えません」だって。こいつもずいぶん腰が引けているやつだ。

 「サンデー毎日」では、先週に引き続き、松尾潔の「『週刊朝日』休刊に捧げる雑誌文化論」の後編が掲載されている。この記事のなかで初めて知ったが、なんと、松尾貴史の「似顔絵塾」が「サンデー毎日」に移籍し、7月から月イチ連載になるようだ。

 今日は外出せず、午後にもまた、ブログの更新をもうひとつ。なんだかしゃきっとせず、買い置きの栄養ドリンクを1本飲んでおく。午後も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・松島トモ子)を観て、それから、日曜に放送された「まつも to なかい」を観た。ゲストは郷ひろみと古舘伊知郎。プロとはなにかとの問いに、郷ひろみが「オリジナリティっていうのは完璧なコピーから生まれる」と語ったところから、模倣とオリジナリティについての話になっていった会話を興味をもちながら聴いた。中居正広が「誰かに認められたいから、僕は誰の真似でもない、誰かのレールの上を走ってるんじゃなくて自分がレールになる、みたいなことを言いたくなっちゃうんですよ。やっぱり、認められて、個性的だと思われたいから。」と言うと、古舘は「ひろみさんも、ものすごい若いときはそれは言えなかったでしょうね。」と言う。それを聴いているあいだ、松本もうなずいてはいたが、それはまさに若いころの松本ではないか。そこで中居が、松本は誰の模倣をしたのかということを訊くと、漫才は紳助・竜介の模倣だとは語ったが、「古典落語とかもそうですもんね」とかわし、自分が誰に影響を受けたかは明らかにしなかった。ここは松本にもっと語らせてほしかったところだ。番組後半には緑黄色社会が出演し、せいやが進行役を務める。

 夜になったら涼しくなった。アマゾンプライムで映画を1本。「はりぼて」(2020年公開)を観た。この映画、観たかったのだ。富山市議会の政務活動費問題を追いかけるチューリップテレビのドキュメンタリー。まるでコメディのようなドタバタな展開。不正を追究する熱い男だと思った議員もやばいやつだったのには笑ってしまうよ。しかし、最終的に、自分ら取材者をヒロイックに描いているようで、そこはちょっと余計と感じた。「センキョナンデス」について大島新が言っていたことを思い出したが、この映画もふたりの監督が主役のように登場している。

 Spotify のポッドキャストで、聴きそびれていた「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を順に聴いていく。5月29日月曜日は阿佐ヶ谷姉妹がパートナー。ゲストの佐藤B作がすこぶる面白かった。斉木しげるとは早稲田の劇団「こだま」で一緒だったというのも初めて知る話だったが、坂本龍一と女をとりあったという噂を大竹がたしかめると、B作「あいつねえ、芸大の学生のころにねえ、自由劇場にきて、女と…」 大竹「あいつなんて言っちゃっていいの!?」 B作「そういう仲だから。坂本、B作の仲だから。」 大竹「世界の坂本龍一…」 B作「いや、知らないよそんなこと、俺。出会ったころは「世界」じゃなかったから。」 大竹「出会ったころはただの…」 B作「ただの芸大の学生だもん。スケベェな。(笑)とんでもないスケベですよ、あいつは。モテたねえ。」 大竹「じゃあ、とりあったら負けるでしょう?」 B作「負けましたよ。その子の、忘れもしない中央線のなんて駅だったかなあ、行ったらもうすでに坂本龍一がなかにいました。部屋のなかに。泣きながら帰ってきましたよ。」 そのあとも、笹野高史、風間杜夫ら、仲間の悪口が止まらない。そして、欽ちゃんの話にもなるのだが、大竹まことは「週刊欽曜日」という番組を知らなかった。5月30日火曜日は小島慶子がパートナー、ゲストは田嶋陽子。冒頭から豪快に楽しくしゃべっていたが、政治家時代の話になると口調が真剣になる。そのあとのテレビについての話もなかなか面白かった。

 鶴瓶の「日曜日のそれ」のポッドキャストも聴いてみるが、上岡龍太郎の話をしているだろうと思ったら、この回は収録で、上柳昌彦が金曜の午前だと言っていたから、訃報が出る前の収録だったのだ。聴きながら、深夜1時前に眠る。

2023年1月1日日曜日

1月1日日曜日/元日

◇ 元日

 ラジオを聴きながら、寝っ転がったまま、だらしなく年を越し、新年になったところでアマゾンプライムで映画を1本。新年1本目に観る映画には、山中貞雄監督「丹下左膳余話 百万両の壺」を選んだ。部屋に廉価版DVDがあるのだが、いつ買ったのかも覚えていないが、観てはいない気がする。テレビドラマで中村獅童主演でリメイクされたことがあって、それは観ている。高瀬実乗という喜劇俳優をきちんと観たことも今まであまりなかったが、こうして観てみると、大泉洋は高瀬実乗の感じがあるんだな。

 ダビングのセットをする必要があったから、深夜2時過ぎまで眠るわけにはいかなかった。年が新しくなっても、録画残量の確保にさっそく追われている。Spotify で落語を聴きながら眠り、朝7時過ぎに目覚めた。ラジオをつけると、「志の輔ラジオ 落語DEデート」が放送中で、ゲストが志の輔を相手にしゃべりまくっている。誰かと思えば、ヤマザキマリだった。これは過去の傑作選だったんだろうか。ラジオを聴きながらもう少し眠り、それから、録画していたテレビ番組を。新年1本目に観るテレビはMXの「復活!言いたい放だい元日SP」から。志らく師匠のチャーミングさを引き出してくれるのは今や伯山さんだけだ。「役者になるのが俺の夢」「「逃走中」とかに出たいもん」という驚きの発言に笑う。「談志師匠を超えてほしい」と伯山が言うと、志らく師匠は「無理」と即答。タイムフリーで、大晦日に放送された「ロケット団の定例ラジオ」を聴きながら、またもう少し眠る。

 録画残量の確保する都合があるから、テレビの放送時間に合わせてこまめに眠り、録画を観てしまう必要がある。今度は「紅白歌合戦」を観始める。もちろん、すべては観ないで早送りも多用しながらだが。序盤には郷ひろみのメドレーがあり、会場のロビーを歩きまわりながら、そこにさまざまなキャラクター性の強い人物たち(ものまねや一発屋芸人)が現れる演出がいよいよ恒例になっているようで、ゆうたろう(石原裕次郎)、どんぴしゃ森本(王貞治)、アントキの猪木(アントニオ猪木)、3時のヒロイン(ジュリアナ風の衣装)、テツandトモ、ダンディ坂野、スギちゃんらが登場していた。渥美清、ユリ・ゲラーのひとは誰だかわからなかった。水森かおりの歌の前には松丸亮吾が登場し、「謎解き紅白」という企画があった。歌っている最中に謎解きが仕掛けられているという、なんだこりゃと思う企画。ファイターズガールの「The Fox」から、日向坂の「キツネ」、山内惠介「恋する街角~きつねダンスRemix~」(ヒャダインによるリミックス)というメドレーもなかなか強引だが、イルヴィスをなぜ呼んでやらないのだろう。THE LAST ROCKSTARS の世界初パフォーマンスも珍しいから一応観て、それから、坂本冬美&スカパラの「お祭りマンボ」が前半のトリだったのだが、そのあとには「鎌倉殿の13人」のコーナーが始まり、小栗旬が登場し、大河の主演を松本潤に引き継いだところでニュースに入ってしまった。「お祭りマンボ」でにぎやかに終わればいいのに、こんなに地味な前半の終わりはあるだろうか。番組は19時20分に始まり、ここまで1時間35分。21時から後半となる。鎌倉八幡宮からの中継で、後半もやはり静かにスタートした。後半1曲目は、ウタ「新時代」から。ヴァーチャルのライブで「紅白出場」って言われてもなあ。ステージでは乃木坂や韓国のアイドルたちが踊り、やけに働かされている。三山ひろしのけん玉企画もあいかわらずあるのだが、もう飽き飽きだとは思いながらも、しかし、始まるとどうなるかと思って観てしまう。今年も見事に世界記録を達成した。続いては特別企画、ディズニーのスペシャルメドレーがあり、司会の3人(大泉洋・橋本環奈・櫻井翔)も歌って踊った。リハーサルもあるだろうし、司会者の負担はいつもこんなに大きかったっけ。そして、つぎに登場したのは Vaundy だ。これは楽しみにしていた。「怪獣の花唄」と、それから、milet、Aimer、幾田りらも登場し、「おもかげ」を歌った。Vaundy はテレビに出たことはあるんだろうか。歌う Vaundy のすがたを初めて観たのだが、先日の「週刊文春」の「顔面相似形」にジェーン・スーと並べられた写真が載っていて、そこで顔は知っていた。続いては、純烈&ダチョウ俱楽部&有吉弘行「白い雲のように」。これも今回の目玉企画。工藤静香のメドレーでは、娘の Cocomi がフルートで参加し、これはものまねのネタにされそう。それから、加山雄三の最後のライブパフォーマンスもあり、これも注目の場面で、「海 その愛」を歌い、そのあとに審査員の徹子さんからかけられた言葉もよかった。昨年に引き続き、藤井風も楽しみにしていて、「死ぬのがいいわ」は今回のベストパフォーマンスかと思うくらいに面白かったのだが、しかし、時間の都合もあるんだろうけど、そのあとに大泉洋が割り込むのがちょっと早すぎる。篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」では小室哲哉が演奏をしていて、「紅白」はさすがに豪華だと思わされる。終盤はいよいよ早送りできないひとが続き、星野源「喜劇」、それから、休養前の氷川きよしは「限界突破×サバイバー」を、そして、ユーミンはAI荒井由実との「Call me back」から、SKYEの演奏で「卒業写真」を歌った。KinKi Kids には山下達郎からメッセージが届き、「硝子の少年」「Amazing Love」のメドレーを歌った。安全地帯の37年ぶりの「紅白」出演、石川さゆり「天城越え」と続き、そしていよいよこれも目玉企画、桑田佳祐たちの「時代遅れの Rock'n'Roll Band」だ。ここは事前に収録されたもので、まさかの寸劇から始まった。部室のようなセットに、Char、野口五郎、世良公則がいるところに桑田佳祐が入っていく。しかし、寸劇には佐野元春は参加しないんだな。この寸劇の場面では、加山雄三へのリスペクトを込めて「夜空の星」も歌われた。トリは MISIA と福山雅治。

 今夜のぶんの録画残量を確保し、これでようやくテレビから離れられる。今度はラジオ。らじるらじるの聴き逃し配信で、年末29日に放送された「古舘・ヒコロヒーの時代は言葉で作られる」を聴いた。第2弾の今回は「紅白」をテーマに語る。今回の出演者を話題にしながら、ヒコロヒーからは「藤井風テレビ」の話も出た。古舘からは司会をしたときのことが語られ、古舘と上沼恵美子の関係は、最終的にはそんなに悪くなったままだったのかと驚かされる。古舘とヒコロヒーは、ともに中島みゆきのファンだという共通点もあり、中島みゆきは谷川俊太郎の影響を受けていることを古舘から知らされたヒコロヒーは谷川俊太郎のファンでもあった。前回は茨木のり子の偶然の符合があったが、今回は谷川俊太郎だ。1963年の「紅白」の話題から、植木等の名が出ると、ヒコロヒーは二十代前半のころにレンタルビデオで「無責任シリーズ」をひととおり観たというので、またヒコロヒーが好きになってしまったな。この番組、レギュラー化してもらいたい。

 ブログの更新をして、読書も少し。それからまた、録画していたテレビ番組を観る。「笑点」の新春スペシャルでは、宮治の座布団十枚獲得ロケがあり、家族におもてなしをするという宮治の希望だったが、昇太の指令により、福岡までヒラメを釣りに行き、自ら板前になり調理する。綾瀬はるかが司会の大喜利は早送りしてしまったが、そのあとの振袖ペア大喜利は、早送りしないで観ていたら意外と面白かった。生見愛瑠、高木菜那、久本雅美、滝沢カレン、ヒコロヒーが出演。サンドウィッチマンの漫才、城島茂とクールポコのコラボなどもあり、最後は東西大喜利。文枝、八方、鶴光、八光、菊丸が出演。最後に昇太師匠から、新メンバーを2月から迎えることが発表された。

 年明けすぐに放送された「ぐるナイおもしろ荘」もなるべく早く観てしまいたかった。そういえば、去年の優勝はゆめちゃんだったんだっけ。出演順に、ひつじねいり、宮武ぜんた、まんざらでもねぇ、喫茶ムーン、ちゃんぴおんず、竹田こもちこんぶ、マードック、ナイチンゲールダンス、YELLOWww、元祖いちごちゃんという10組。トップのひつじねいりは「G-1」の予選を観に行ったときにMCをやっていたコンビだ。まんざらでもねぇは「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」でも観ている、手品をするコント。YELLOWww は「ネタパレ」にも出ているくらいで、このなかではわりと目立っている印象があるが、ほかは初めて観るだろうか。後半には「新春パーツ芸メドレー」という企画もあり、未来土偶よしき、サク、久保遥、おちもり森、シャルロットが出演。そして、最後に結果発表。ひつじねいりとまんざらでもねぇが面白いと思ったが、優勝はちゃんぴおんずだった。2位はナイチンゲールダンス、3位は宮武ぜんた。今年は結果がまったく予想できなかった。深夜1時半頃に眠る。

2022年8月21日日曜日

8月21日日曜日/酷暑よりはマシなだけ

◇ テレビ・ラジオ・ツイッター

 朝、ブログの更新をして、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。放送直後の「ワイドナショー」を観ると、今週は松本が出演している。松岡充が初登場のほか、石井亮次、柴田亜美というメンバー。「スケルトニクス」というロボットが話題なんだそうで、知らなかったが、そのロボットがスタジオにも登場する。その開発者のひとと、ロボットライドという会社の社長が出演し、石井亮次が、われわれの社会のなかで将来的にはどう役立てられるのか、どう発揮されるのかということを訊くと、実用性という意味では役に立たないという答えではあったが、まず、ファッション業界から注目されているというのが面白い。役に立たないとはいうけれども、現時点では、アートとしてのちからは充分に発揮されている。

 「サンデージャポン」も観ると、こちらは今週も鈴木エイトが出演し、旧統一教会の問題を激しく追究している。萩生田政調会長の釈明会見だけを観ると、正直にしゃべっている部分もあるのかと思ったが、元信者の証言、それから、鈴木エイトが過去に取材した音声も出され、隠しごとがぼろぼろと暴かれる。萩生田の学生時代のコワモテ写真を引っぱり出していたのにも笑うが、そのいっぽうで、太田は「今、統一教会を、いわゆる悪いカルトだというふうに認定はできてない状態だから、そのへんの議論もちょっと注意深くやんないと、難しいですよね。」と語る。コメンテーター席に座っていたてぃ先生が、エイトさんはどう思ってるのかと訊くと、鈴木エイトも「もちろん悪い団体だと思ってますけど、それは僕は断罪することではないと思っています。」という意見。一般の信者に対する差別の助長につながることの懸念を杉村太蔵も語り、太田「だからその、信仰というか、なにかを信じているひとを、それは間違いだってわれわれが言うことはなかなか難しいってことですよね。」 そのあとには、伝説の電通マン高橋治之の収賄容疑を扱い、二宮清純がスタジオに生出演。それから、てぃ先生の子育て術の特集もあり、てぃ先生というひとは、以前、「さんま御殿」に出ていたのも観ているが、理路整然としていて、話しぶりに好感はもつものの、いったい何者なんだろうか。なぜこんなに影響力を獲得しているのか。それからすぐに、がらっと話題は変わり、タリバン制圧後のアフガニスタンの現状を伝えるルポがあり、そしてまた、柔らかい話題に戻り、イタリアのマネスキンというバンドを良原安美がインタビューする。「ユーロビジョン」で優勝しているというので、おお、あの「ユーロビジョン」かと、Netflix でウィル・フェレルの映画を観ていたからこれはよくわかった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台は、ドリカムの中村正人がゲスト。爆笑問題とは「ポップジャム」以来の対面になるのか。太田「ビジュアル系っていうと怒るやつもいるんでね。」というのは、L'Arc〜en〜Ciel の事件のことだ。

 らじるらじるの聴き逃し配信で、金曜に放送された「古舘・ヒコロヒーの時代は言葉で作られる」という番組も聴いた。これはやはり、古舘からのご指名なのだろうか、文枝しかり、大物たちがつぎつぎにヒコロヒーに興味を寄せるという状況がある。古舘は「CURIOCITY」の伯山が出演した回をしっかりとチェックしていた。こちらの番組はどういう番組かというと、ヒット曲の歌詞について語る番組だったのだが、吉田拓郎、中島みゆきの詞について、古舘からはエピソードも交えられながら語られていく。最後に、古舘が茨木のり子の名を出すと、ヒコロヒーがそれに強く反応した。50分番組、ずっと面白くてあっという間だった。これはレギュラー化してもらいたいな。

 ツイッターを見ると、岸田首相が新型コロナ感染とのニュース。それよりも、宮沢章夫のツイートを目にして、とても驚いた。「さよなら」とはどういうことか。昨日の16時台のツイートだ。その前には変なツイートがいくつかあり、乗っ取られた可能性も疑うが、集中治療室に入っているのだろうか。以前、自身のことを何度か後期高齢者とツイートしていたことが気になっていたが、宮沢さん、65歳だから後期高齢者じゃないんだよ。まだ若いということに気がついてもらいたい。気がついて、起きあがってもらいたい。

 今日は外出せずに済むかと思っていたら、お茶などを切らしてしまい、夜に買いものに行くことにした。ドラッグストアまで行ってくるが、往復する少しのあいだに、鼻水がひどくなる。どういう体調の変化なのだろうか。ひどい酷暑の日からすると涼しくなったような気がしていたが、よく考えてみると、まだまだ充分に暑い。たまらず、帰り道に自販機でドデカミンを買い、ひとくち飲んだ。

 今日はずるずるとテレビばかり観ていて、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「週刊さんまとマツコ」は前回に引き続き、川越ロケの1時間スペシャルだ。ぎょうざの満州に寄り、さんまの珍しい食レポ。そして最後は、このロケのいちばん目的である「夢コンサート」にたどりつく。客席が映ると、後方はぜんぜん客が入っていないようだった。「笑点」は、自宅療養中の円楽が「笑点」の楽屋を訪ねる場面から始まる。演芸コーナーは新宿カウボーイ。大喜利の助っ人には昇也が登場し、円楽からの問題も出題される。

 鼻水が止まらず、テレビにも疲れてしまい、横になり、聴きそびれいていた「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。田中家の夏休み、父方のルーツである小郡を訪れた話をする。田中がしゃべり続け、太田が聞き役になる珍しい回だった。聴きながら、早い時間に眠ってしまう。

2021年11月4日木曜日

11月4日木曜日/「漫才論考」など

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。ゲストは千原兄弟。オードリーがふたりそろって千原兄弟のファンだったというのは、世代的によく理解できる話だ。その当時の千原兄弟のカリスマ性は、お笑い界の狭い世界の現象に留まるもので、今となってはかなりわかりにくいかもしれない。ボキャブラブームがやってきたのはそのあとで、その時代の東京勢との関係には興味が湧く。NHKの番組(「お笑いダンクシュート」?)で一緒になったフォークダンスDE成子坂が多額のギャラをもらっていることを聞いて愕然とした話や、あるいは、ジュニアが古坂大魔王から敵視されていた話などが語られた。千原兄弟の初舞台が新喜劇というのも知らない話だった。そのほか、水曜の深夜は「ぺこぱポジティブNEWS」もけっこう面白く、続けて観ている。今週のゲストコメンテーターはラランドサーヤ。番組最後には、松陰寺の「ポジ想論」という新しいコーナーもできた。

 タイムフリーで、月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台は、おぼん・こぼんがゲスト。和解以降は初めての出演だ。「しろうと寄席」で、文楽師匠に「えらいやっちゃ・えらいこっちゃ」というコンビ名をもらい、この番組ではその名前で出演していたということや、初期のころは「ゲバゲバ90分」の作家がついていたこと、「月見」という屋号の謎など、初めて知る話が多く、漫才ブーム以前から活躍していたからこそ、コンビの歴史から、時代とともに漫才師の在りかたが変容していくさまもうかがえる面白い内容だった。続けて、火曜の「ラジオショー」も聴くと、こちらのゲストは相席スタート山添。山添のこの可笑しさはいったいなんなんだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。ついでに買いものをして、1時間ぐらいですぐに帰ってきた。また、録画していたテレビ番組を観る。深夜に放送されていた「漫才論考」という番組を録画しておいた。もともとはBSフジで放送された番組で、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、パンクブーブー佐藤、ハマカーン神田という4人が、漫才論を語る。「M-1」王者3人に、「THE MANZAI」王者のハマカーンを加えているところがフジテレビならではだ。「M-1」は漫才を使った競技だという増田の意見には、漫才と「M-1」とは別のものだというところで全員が一致する。現在、気になる漫才師を訊かれると、パンク佐藤がプラス・マイナスを挙げれば、増田はなすなかにしを挙げた。哲夫はカベポスター、神田はアモーンを挙げた。先日の「NHK新人お笑い大賞」でも思ったが、笑い飯哲夫のロジカルさが際立っている。それから、20年選手の、マシンガンズ、磁石という2組の漫才もあり、即興のみで持ち時間を埋めたマシンガンズが面白かった。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」をようやく聴いた。前半1時間まるまる、水道橋博士がゲスト。新刊の「藝人春秋Diary」の話をたっぷりとする。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」では、博士の不定期連載があり、村松友視と古舘伊知郎について書いていた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。公開時に観そびれていた「バイス」を観た。2019年公開。チェイニー副大統領を描いた映画で、この題材にはまったく疎いが、政治ドラマをここまで面白く語れるのかと、その語り口に惹きつけられた。ギャグ満載で、何度も笑わされる。モンティ・パイソンの精神を感じたが、監督のアダム・マッケイは、ウィキペディアにあたってみると、「サタデーナイトライブ」のライター出身というひとなのだ。アダム・マッケイに興味が湧き、ほかの作品も観たくなった。深夜3時頃に眠る。

2021年8月26日木曜日

8月26日木曜日/窓を閉められた




◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、武蔵小山で降りたが、この駅で降りるのはたぶん初めてだ。外に出ると、朝からもう、陽射しが強烈だった。それから、大崎に移動し、ゲートシティ大崎の1階、「北海道」という居酒屋に入り、ランチメニューのチキン南蛮定食を食べた。880円。コンセントがあり、食べているあいだにスマホの充電ができた。3階のドトールに入り、ひと休み。午後、五反田のブックオフに寄れるかと思っていたが、予定がうまくいかず、夕方、浜松町で、またドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べた。冷房が弱く、あんまり快適でなかった。浜松町から山手線に乗り、品川からは京浜急行で帰ってくる。

  電車移動中、Spotify で、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のポッドキャストを聴いた。はるな愛が火曜日のパートナーで、パラリンピックの開会式に出たというので、その当日の放送が気になったが、はるな愛はお休みで、理由はなにも語られず、代わりにヒコロヒーがパートナーを務めていた。続けて、翌日水曜日のオープニングを聴くと、こちらではもちろん、壇蜜と大竹まことが開会式の話をしていた。

 夜遅く、汗だくになって帰宅すると、部屋の窓が閉めてあって、ひどい暑さだ。開けておいたのに、母親が勝手に閉めてしまい、腹立たしくなった。こんな間抜けなことが四十代半ばになってもまだ起こるのか。暑さをがまんしながら、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・古舘伊知郎)を観て、それから、タイムフリーで、先週金曜放送の「ヒコロヒーのオールナイトニッポンX」を聴いた。聴きながら、オンライン将棋を指し、梱包を片づけ、深夜0時半過ぎに眠る。

2021年7月13日火曜日

7月13日火曜日/金の計算をする

◇ 貧乏暇なし

 早朝に目覚め、TBSラジオの、生島ヒロシ、森本毅郎の番組をつけっぱなしにしていると、菅内閣の支持率が低くなっているというニュースをくり返している。暑くなってきたせいか、疲れがぜんぜんとれず、起きあがるのもつらい。今日は朝から、小田急線の愛甲石田まで。午後は本厚木に移動し、マイカリー食堂で、欧風カツカレーを食べた。550円。アミューあつぎのブックオフに寄るが、あまりいいものはなく、2冊だけ買っていく。ベローチェでひと休みするが、どうも読書が進まなくなってしまった。金の心配があり、金の計算ばかりしている。有隣堂を少し覗き、それから、銀行に寄り、もう帰ろうかと駅に向かいかけていたが、もうひとつ銀行に寄る必要があることを思い出し、また別の銀行のATMに寄ってから、ようやく帰る。


◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで、先週木曜の「TOKYO SPEAKEASY」を聴いた。この番組、AuDee でも聴けると思い、しばらく聴いていなかったが、この日は古舘伊知郎と水道橋博士という顔合わせなので聴いておきたくなった。YouTube を観る時間もなかなか作れず、追いかけていないとなかなかわかりにくい話も多いのだが、相沢さんが作った年表の間違いを指摘した古舘伊知郎が、逆に、その記憶の違いを相沢さんに正され、しかもその心理状態まで分析され、うならされていたのがすごい。最後のオナニーの話は、古舘がしゃべり始めてすぐに博士はわかったようだが、自分もこの話をするのだとすぐにわかった。たしか、「第4学区」でその話をしていて爆笑した記憶があるが、記憶の捏造の話を聴いたあとでは、その記憶も正確なのかわからなくなってくる。

 夜に放送していた「チマタの噺」を追っかけ再生で観る。先週に引き続き、小堺一機がゲストの後編で、先週の予告の映像にも出ていて楽しみにしていたが、今週は、小堺一機の気になるひととして、高平哲郎がVTRに登場した。途中まで、鶴瓶が高平哲郎のことを知らないふうな様子で、そんな馬鹿なと思いながら観ていたが、鶴瓶の勘違いで、あの高平哲郎だとは思わずに話を聞いていただけだった。小堺は「ぎんざNOW」のころに、高平哲郎のインタビュー本を読み、線まで引いていたという。高平とは「いただきます」で出会い、二十代の小堺に、笑いに関する本や映画を教え、英才教育をしてくれたという恩師なのだ。談志師匠の会に呼ばれて、スタンダップコメディをやったエピソードもあり、それも初めて聴くものだった。談志師匠がソデで聴いていて、笑っていないのが見えていたが、終わったあとに「オチに向かってねえのがいいな」と褒めてくれたという。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。オープニングは、亡くなった映画カメラマンの前田米造の思い出話。前田米造というひとを知らなかったが、森田芳光作品を多く手がけたカメラマンであり、太田が監督した「バカヤロー!4」のカメラマンでもあるのだ。コロナ禍での死という話から、ロッキング・オンのフェスが中止になった件について触れ、かつて、干されていた時期に、音楽番組に使ってくれたのが渋谷陽一とNHKの石川というプロデューサーだったという話にもなった。そのプロデューサーが演芸班に移り、「新人演芸大賞」を担当したのがきっかけで爆笑問題が出場したというのはまったく知らない話だった。

2021年2月26日金曜日

2月26日金曜日/フワちゃん

◇ テレビ

 毎日録画している「グッとラック!」だが、今朝は市川海老蔵がスタジオに生出演した。いつもは同じテーブルに並んで着いているレギュラー陣だが、ゲストがいるため、ソーシャルディスタンスをとるので2列になって座ることになる。金曜レギュラーのフワちゃんが後列に座っていたが、観ていると、番組途中でなぜか唐突に毛布をまとい始めていた。それについてはなんの説明もなかったが、前列はテーブルがあるけれども、後列は全身が映るのである。芸能ニュースのコーナーになり、フワちゃんにコメントがふられると、その前にいきなりお詫びを始めた。これはもうすでにネットニュースになっていて、録画で放送を観る前に、先にそれを目にしていた。視聴率は低いのだろうから、わざわざ録画して観ている人間も少ないだろう。どう見てもなにかが起きそうなメンバーをそろえている番組なのに、世評というものをあてにしてはならない。

◇ 読書

 夕方からヤマトの営業所に。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで2時間ほど読書をした。岸政彦「図書室」を読み始めるが、サイゼリヤでは読み終わらず、夜に帰宅し、あれこれ用を済ませたのちに、深夜に続きを読み、朝までに読み終えた。2019年刊。帯には三島賞受賞作と書いてある。後半に併録されていた書き下ろし作品は自伝的エッセイで、どちらかというと、こちらのほうを面白く読んだ。岸政彦というひとは、以前、古舘伊知郎の番組に出ているのを観たことがあって、そこでの印象がなんとなくあったが、より好印象になった。

◇ 再びテレビ

 今夜の「ネタパレ」は、蛙亭、ラランド、ヒコロヒーと、女性芸人の注目株がそろったような回だった。ラランドのサーヤは、2019年の「M-1」の敗者復活戦で初めて観たときには小柄な印象があったが、なんだかだんだん大きく見えるようになってきた。もちろん、実際に身長が大きくなるはずはなく、テレビでの映りかたの印象である。小柄な女の子が軽やかに動きまわるのが面白さになっていた漫才だったが、やけに重みを増してきたという感じがして、これは笑いに関わってくるのではと余計な心配をしたくなる。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...