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2024年1月30日火曜日

1月30日火曜日/逗子を歩く

◇ 六浦・逗子・葉山

 朝から外出。今日は初めて訪れる土地。横浜から京浜急行、逗子・葉山行きの急行に乗り、のんびりと六浦まで。電車は空いていて快適だった。早い時間に用が片づき、六浦駅周辺を少し歩いてみたが、これといって面白いものはない。しかし、こちらのほうにくることもめったになく、せっかくだから、逗子に寄っていきたいと考えていた。京急逗子線の終点、逗子・葉山駅に着いたときにはまだ正午前だった。とりあえず、海まで歩いてみたいと思う。

 逗子・葉山駅には何年か前、葉山のほうで開催されていた古本市に遊びに行くときに、ここからバスに乗ったことがあった。帰りに葉山から横浜駅直通のバスに乗ってしまったから、帰りにはここを通ることはなく、この周辺はほとんど歩かなかった。子どものころからの記憶をさかのぼっても、逗子のほうには遊びにきたことがあったかどうか、記憶がはっきりしない。自分の意思でやってきたのは初めてのはずだ。駅前の地図を確認してから、逗子海岸に歩いていく。

 海は爽快だ。海岸の入り口には名所の案内があり、石原慎太郎の太陽の季節の碑があるとわかり、ここまでやってきたからには見てみたくなった。弓型をしている逗子海岸の南端にその碑はある。駅からまっすぐやってきて到達したのは、海岸のちょうど真ん中あたりだった。砂浜を歩くのも疲れると思い、道路にあがってみるが、歩道が途切れていて、道路の反対側に移ったりしなければならず、結局、砂浜を歩くほうがいちばんの近道だったようだ。

 太陽の季節の碑はなかなか立派なもので、石原慎太郎の言葉が刻まれたその碑には、岡本太郎のオブジェがくっついている。まわりには石板みたいのがいくつも埋め込まれていて、要するに、神社なんかにもよくある寄附金でも出したひとたちなんだろうか。まず、海岸側からすぐ目につくところ、いちばんいい位置には石原家の四兄弟の名が連名で一枚の石板に刻まれていた。そのすぐ隣りにはドン・キホーテのロゴが刻まれた石板があった。ドン・キホーテと石原文学にはなにか関係があるのだろうか。ほかには誰の名があるかと探してみると、渡哲也、舘ひろし、神田正輝、ジャンボ尾崎、大沢悠里らの名を見つけた。みのもんたは本名の御法川法男の名で出してあった。

 海岸が途切れた先には飲食店がいくつか見える。この先、飲食店を見つけられるかもわからないから、ここで昼食にしておいたほうがいいと思った。牛たん焼き仙台辺見という店に入り、牛テールラーメンを食べた。880円。チェーン店なのかな。まだ13時前という時間で、けっこう混んでいて、少し待たされた。食べたら今度は、海岸の北端を目指して歩いていく。引き返すだけでもけっこうな距離だったが、海を眺めているとなんとなく歩けるもので、すいすいと歩ききってしまったが、海岸の終わりから道路にあがると、その先は歩道が通行禁止になっていた。クルマでしか通れないのか。さっきの名所の案内では、ほかにも文学碑がいくつかあったのだが、これはめんどうだと思い、あきらめて引き返した。

 あとはブックオフに寄っていこうと思い、グーグルマップを確認し、住宅街を通り抜けていく。海岸からはだいぶ離れたところにそのブックオフはあった。しかし、買いたいものはあまりなく、220円の単行本をなんとか1冊見つけ、アプリのお年玉クーポン使い、150円引きで買っていく。ブックオフは逗子駅からも遠く、しかし、県道1本で戻れるから帰りはわかりやすい。駅の近くに戻り、グーグルマップで見つけた古本屋にもう1店。古本イサドととら堂という店にも寄っていく。駐車場の奥にあったこのお店はなかなか面白く、店内をじっくり眺め、外の箱にあった雑誌から「BRUTUS」を1冊買っていく。

 京浜急行の逗子・葉山駅のまわりはのんびりしていて、都会を離れてはるばるやってきたという雰囲気なのだが、JRの逗子駅のほうに行ってみると、なんてことはない、チェーン店もたくさんあるし、横浜の郊外あたりの雰囲気とあまり変わりはない。JRの駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとアップルパイを食べた。3階の席にコンセントもあり、スマホの充電もできた。スレッズとインスタに投稿をしようとするが、ひどい眠気に襲われ、投稿をするだけの作業がひどくしんどくなってしまう。背もたれもない席で、前のめりになりながら少し眠ってから、改めて投稿をする。読書をする集中力もなく、帰りも京浜急行に乗り、横浜まで戻ってきた。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」を観る。今週は「祝49年目突入ウィーク」として、2日目の今日は梅沢富美男と研ナオコがペアで登場した。

 タイムフリーで、今日の「伊集院光のタネ」を聴く。ラジオもスペシャルウィーク、予告されていたとおり、ゲストにオードリー春日が登場した。テーマは「ケチじゃない、倹約家なんだ!」。春日が黙ってしまう場合の対策として、春日と共演経験のある東島衣里アナも投入された。「ラジオショー」のリスナーとしては、東島アナを別の番組で聴くのも嬉しい。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の高橋源一郎の連載が松本人志について書いていた。高橋源一郎は、今回の事件をきっかけに松本の著書をまとめて読んだそうで、渋谷陽一がインタビューしている「松本坊主」を特に面白く読んだようだ。事件にはまるで触れることなく、批判もせずに松本を分析してみせる。「週刊現代」では中沢新一が松本について書いていたが、今回の事件をきっかけに、中沢新一や高橋源一郎が松本を分析してみせているのは面白い副産物だ。

2022年11月25日金曜日

11月25日金曜日/「九八とゲイブル」


◇ 新宿・神保町

 今日も朝から都内に。早い時間に昼食になってしまい、新宿西口、よもだそばに入り、朝カレー定食を食べた。430円。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をする。夕方には神保町に移動。地下鉄から外に出ると、すっかり日が暮れていた。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べておく。

 神保町にやってきたのは映画を観るため。神保町シアターを初めて利用する。このすぐ近くまではしょっちゅうきているのだけれども、今まで一度も入ったことがなかった。2階は吉本の劇場だが、こちらにも入ったことがなく、1階の窓口は、吉本のチケット売り場と隣り合わせになっている。お目当ては「辛口喜劇のススメ」という特集、タモリが出演する「九八とゲイブル」という映画を観ておきたかった。以前、「したまちコメディ映画祭」でも上映されたのだが、なにかで都合がつかず、そのときは観そこねてしまった。劇場のツイッターを確認していると、チケットが完売する心配はなさそうだったが、念のため、上映時間よりもだいぶ早くやってきて、無事に購入する。整理番号は23番だった。





 すずらん通りに出て、ドトールに入り、時間をつなぐ。昼食が早かったから、腹が減り、ジャーマンドックを食べる。しばらく読書をするが、東京堂に寄りたくなり、早めに店を出た。ついでに、ダイソーにも寄り、消耗品を買っておく。

◇ 映画

 19時を過ぎ、神保町シアターに戻る。「九八とゲイブル」は19時15分の回。ロビーは入場を待つ客でいっぱいになっている。壁に貼られた飾りつけを、さっき、客がまだ誰もいないときに写真に撮っておいたが、この上映後には貼り替えられるというので、先に撮っておいてよかった。整理番号23番だが、客席に入ってみると、観やすそうな席はおおむね埋まってしまい、最前列が空いていたので、最前列の真ん中に席に座った。客席は次第にいっぱいになっていったが、なんと、寒空はだかさんがいらっしゃるのには驚いた。小西康陽が名画座でよく見かけていた寒空はだかを誰なんだろうと気になっていたというのは話としては聞くものの、本当にいらっしゃるんだ。席を探しながら、すぐ目の前を横切っていったのだが、やがて、戻ってきて、自分の隣りの席に座ったのでさらに驚いた。寒空はだかさんと並んで観るタモリの映画というのはいい体験だ。はだかさんはガラケーをいじり、上映前にはカバンからスリッパを取り出し、それに履き替えた。

 さて、映画だが、まず、最前列に座ってしまったのはやや失敗だった。わりと新しめの劇場だから、最前列でも観やすく設計されているのではと勝手に思ってしまったが、最前列はスクリーンが近く、とても観にくかった。劇場を知らないからこんなはめになるが、はだかさんが隣りに座らなかったらもっと後悔していただろう。映画は1978年公開、原作は井上ひさし、監督は瀬川昌治。オープニングに「面白グループ」のクレジットがあり、ギャグの部分を担当している。浅草芸人の物語なのだが、愛川欽也がドサまわり先で出会ったタモリとコンビを組み、浅草の舞台に立つようになる。ここでタモリが当時のネタを多数披露しているのだが、しかし、主役はあくまでも愛川欽也で、愛川欽也にはラブシーンもあった。ピンク・レディーや山口百恵の曲が流れ、その時代かと意識させられるが、同時代のテレビよりも、おそらく、映画界のほうがはるかに古めかしいのではないだろうか。警察との追いかけっこになるクライマックス、愛川欽也とタモリがチャップリンの扮装をして逃げる場面があるが、そこでチャップリンらしい芸をやるわけでもなく、タモリは寺山修司のものまねや君が代の替え歌をやってみせる。終始、ギャグの感覚がちぐはぐに感じられる映画だった。ソフト化されないのは精神病院という設定がネックになっているせいか。三木のり平が出演しているのも楽しいのだが、財津一郎が可笑しかった。踊り子役のあき竹城は迫力のヌードを見せている。赤塚不二夫も少し出演。上映が終わっても、隣りの席のはだかさんは席を立たずにメモをとっていた。

◇ 読書

 帰りの電車で、立川談志「談志名跡問答」を読み終えた。2012年刊、扶桑社。この本も「談志まつり」の日から読み始めていた。大半は「en-taxi」で連載されていた福田和也によるインタビュー(福田和也もかなりしゃべるのだが)、そのほか、「en-taxi」に掲載された対談やエッセイが集められている。雑誌掲載時におおむね読んでいるはずだが、談志師匠の最晩年の考えを再確認できる。著者名には、本当は、福田和也、石原慎太郎、立川談春の名も並べられているのだが、これはどうもバランスが悪い。どういう気の遣いかたなんだろうか。巻末には、石原慎太郎、福田和也の追悼文も収められている。石原慎太郎の追悼文は「正論」に掲載されたもので、雑誌掲載時にも読んだが、忘れている部分も多く、改めて素晴らしい追悼文だと思った。そのあとに福田和也の追悼文を読まなければならないのが情けない。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・ジェジュン)を観て、ラジオを聴きながら深夜1時前に眠る。

2022年5月9日月曜日

5月9日月曜日/ウィキペディアにあたる



◇ 有楽町・秋葉原

 朝から都内に。雨の予報が出ているので、傘をもって出る。まずは有楽町に出て、丸の内から神田須田町に移動し、昼食は吉野家に入り、親子丼を食べた。吉野家の親子丼は二度目。それから、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べる。スマホの充電をしながら、しばらく読書を。3日前に雲雀洞で買った「新潮」2021年3月号の特集、「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー」をざっと読んでいた。斜め読みで、読みたいところだけ読んでいくのが楽しい。筒井康隆から蓮實重彦まで、各一週間ずつの日記だが、最後の蓮實重彦だけは2日間多い。石原慎太郎が最高齢、最年少は宇佐見りんではないかと思う。誰にいつの時期を書いてもらうか、どうやって割りふってこうなっているのだろうか。今村夏子の「くわばたりえとか奥山佳恵みたいな母親になりたい。」という一文に笑った。


 夕方、秋葉原のブックオフに寄るが、たいしたものはなく、220円の単行本を2冊だけ買う。ブックオフの外に出ると、ここでようやく雨降りに。秋葉原から京浜東北線に乗り、品川から京浜急行に乗り換え、横浜まで戻ってきた。平沼にひとつお届けものがあり、雨のなか、横浜駅から往復。用事が済んだら、すぐに帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、まずは、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山口もえ)を観る。それから、昨夜の「おかべろ」を観ると、こちらは川平慈英がゲスト。舞台俳優としての仕事にしぼったトークになり、舞台の失敗談が面白かった。ノンスタ石田の演劇の知識がとてもしっかりしている。チケット代が高い商業演劇を観る機会はなかなかないから、川平慈英のことをあまりよく知らなかったが、そのキャリアは堂々たるものだ。そういえば、ウィキペディアにあたると、川平慈英とは誕生日が一緒で、それは知っていたが、大学の先輩でもあった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、桂竹丸がゲスト。竹丸師匠が「ファミっ子大集合」という番組に出ていたというのは記憶になかったなあ。一之輔さんが観ていたそうだが、ウィキペディアにあたると、自分はもう中学生だったから、ちょっとの歳の差で観ていなかったのだろうか。そう思ったが、しかし、さらに調べてみると、どうもそれも変だ。ゲーム番組といえば、小猫師匠(先代)が司会をしていた番組の記憶があるが、これは「The ゲームパワー」という番組で、(この番組名も覚えていなかった。)順序でいうと、こちらの番組のほうがあとだった。単に、桂竹丸という名前を認識していなかったからわからなかったのか。ついでに確認すると、昇太師匠が「RCカーグランプリ」に出ていたのは観ていたが、これは春風亭昇太というひとを認識していたから観たので、そのときは自分はもう高校生だった。よく観ていたのは小学生のときで、そのときは日髙のり子が司会で、ナレーターを小倉智昭が務めていた。

 ブログをひとつ更新してから、ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。アマゾンプライムで「トワイライト・ゾーン」の続き、第5話「神童」を観た。11歳の子がアメリカ大統領になる話。これは痛烈だ。

2022年2月18日金曜日

2月18日金曜日/眠くならない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・映画

 深夜から眠らずに、早朝から録画していたテレビ番組を観ていた。昨年12月放送の「お笑い実力刃」をようやく観ると、この回は「実力刃ライブハウス 伊達オトコ」という企画の第2弾で、2丁拳銃、TOKYO COOL、ダイノジ、マシンガンズ、はりけ~んずという5組が登場した。番組内でも言われていたが、ダイノジ大谷がずいぶん太ってしまった。今のダイノジの漫才は、何年か前にライブで観たときにもつくづく思ったが、ベテランの漫才にうまく移行しているようで、とても充実している。「お笑い実力刃」をもう1本、アンガールズの特集も観た。

 午前中にブログの更新をしようとするが、ぜんぜん書けず、そうこうしているうちに、部屋に積んである本が崩れて、それどころじゃなくなった。本の山の上に服を適当に脱ぎ散らかしていたら、その重みで傾いていたようだ。ブログの更新はあきらめ、本を積みなおし、眠るのもやめる。またテレビを観ることにして、テレビを観ながらオンライン将棋を1局指した。眠りそこねてしまい、結局、ブログの更新をして、11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、梱包を片づけ、近所の郵便ポストまですぐに投函に行ってきた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は純烈がゲスト。酒井一圭が五代目の「あばれはっちゃく」だったっていうのは初めて知ったかもしれない。ウィキペディアを見るとたしかにそうで、そういえば、このひとはロフトプラスワンの元プロデューサーでもあった。純烈が東洋館の漫才協会の公演に出演するという発表も正式にあり、先週の放送ですでにしゃべってしまっていたが、それはフライングだったようだ。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴く。昨日木曜は、松元ヒロがゲスト。大竹まこととは「お笑いスター誕生!!」の仲間だ。「ザ・ニュースペーパー」というのはもともと公演名だったというのも初めて知ったかもしれない。テレビ出演した際に、「ザ・ニュースペーパー」と間違って紹介されてしまい、それがそのまま、グループ名になったのだ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載では石原慎太郎について、政治家としての評価は、批判的なこともしっかりと語っている。「FRIDAY」の「週刊テレビのウラ側」という匿名コラムには、「「漫才協会」で腕を磨く芸人が急増中」との見出しがつき、U字工事活躍の背景には漫才協会加入があると分析していた。

 どういうわけか眠くならず、ブログの更新をもうひとつしてから、午後も、録画していたテレビ番組を観ていた。今日の「徹子の部屋」は、松島トモ子がゲスト。以前にもこの番組で語っていた認知症の母が百歳で亡くなったようだ。昨夜の「太田光のつぶやき英語」では、北京オリンピックとウクライナ情勢の話題を扱う。この番組から、海外のニュースを教わることがけっこうある。

 夕方からようやく眠くなり、夜遅くまで眠った。深夜に、アマゾンプライムで映画を1本。「マスターズ・オブ・ホラー」という5話オムニバス映画を観た。2019年公開の映画で、ジョー・ダンテで検索していて見つけた。第1話が馬鹿馬鹿しくて面白かったが、これはどうやら、アレハンドロ・ブルゲスという監督の作で、第2話がジョー・ダンテの監督作だったが、これにはあまり惹かれなかった。北村龍平が参加していて、第3話がおそらくそうだろうと思ったら、やっぱりそうだった。まあ、ホラー映画には特別な関心はない。第1話なんかは笑ってしまったが、恐怖というよりも驚きに反応してしまうのか。驚きたいという欲求はあるかもしれないが、怖がりたいという欲求は自分にはどうもないような気がする。アマゾンプライムで映画をもう1本、「ベルーシ」という映画を来週観ようと思っているので、それにそなえて、「ブルース・ブラザース」を観なおしておきたかった。しかし、どうしても眠くなり、半分ほどのところで中断した。

2022年2月7日月曜日

2月7日月曜日/読書・主体について



◇ 新宿・蒲田

 寒くて眠ってられず、早朝に目覚め、ラジオを聴きながらもう少し眠りなおす。テレビを観ながら、コーヒーをまたひっくり返してしまった。散らかっていて、まともにカップを置く場所がないというのがそもそもだめだ。朝から都内に。まずは有楽町に用があり、それから、代々木に行くことになる。昼食は、新宿西口を適当に探し、熱烈酒場ドンちゃんという店に入り、ランチメニューの鶏唐揚げ定食を食べた。750円。ブックオフに寄り、110円の文庫本の棚から1冊、岩本素白の本を、100円引きクーポンを使い、10円で買った。今日はあっちこっちに移動する日で、そのあとは蒲田に行くことになる。ブックオフにも、先月末に寄ったばかりだが、220円の単行本の棚に「ジャズ詩大全」がごっそりとあり、これはすべて買うしかない。そのほか、110円の文庫本を2冊と、雑誌の棚から「すばる」の最新号も220円で買っていく。このあとは川崎にも寄ろうかと思っていたが、いきなり荷物が多くなってしまった。川崎はやめ、蒲田から京浜東北線に乗り、横浜まで戻ってくる。


◇ ラジオ・読書・雑誌

 横浜西口のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。松本明子は今週もお休みで、高田先生と磯山さやかのコンビ。オープニングで、西村賢太を偲ぶ高田先生に涙が出そうになる。この番組に出演したときの音声も流れ、聴いた記憶があるが、2011年、震災の直前の出演だったか。松村邦洋と同い年だと言われると、死の早さを実感する。高田先生が「賢太」と下の名前で、まるで高田家の息子のように呼んでいることを磯山さやかが指摘していた。

 今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、土屋さんがコロナになり、塙さんはニッポン放送の別スタジオからリモート出演。平野ノラと、代役にニッチェも出演。聴きそびれていた先週木曜の放送も聴くと、カミナリがゲストだったが、最後に、漫才協会入りを放送中に決断していた。錦鯉と同じパターンだ。塙さんが、(事務員の)空さんから連絡がいくと言っていた。楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「週刊ポスト」では、横山剣、武正晴、岡田晴恵の新連載が始まっていた。剣さんの連載の構成は下井草秀だ。たけしの連載は水島新司追悼。

 ベローチェで、石原慎太郎「天才」を読み終えた。2018年、幻冬舎文庫。親本は2016年刊。当時、ベストセラーになっていた記憶はあるが、読むまでよくわかっていなかったが、これ、小説なのだ。カバー裏表紙の紹介文を読んでも、小説とは書いていない。田中角栄を描いた本だとはわかるが、読み始めると、田中角栄がいきなり「俺」として語り出し、いったいなにが始まったのかと思う。そのくらいに、石原慎太郎が小説家であることを忘れていたということだが、あとがきによると、この文庫の解説も書いている森元孝という学者に、田中角栄のことを一人称で書いたらどうかと薦められたのが執筆のきっかけになったそうだ。一人称小説が石原のどうやら得意なスタイルなようで、森元孝はそれを高く評価し、解説にも詳しく書かれている。石原が政治から引退した直後に、森元孝は「石原慎太郎の社会現象学」という評論を著し、「政治家であったがために不当に埋没させられてきた私の文学の救済となる労作」に、石原は感謝のための会食を開き、その席でそのようなことを言われ、石原は強い啓示を受けた気になったという。森元孝の解説では、「今も忘れないが、石原さんの顔が、瞬間、子どものようにパッと明るく輝いた。」と書いている。

 買ったばかりの「すばる」2月号にも目を通す。「すばるクリティーク賞」を受賞した、鴇田義晴の「90年代サブカルチャーと倫理 ―村崎百郎論」を読みたかった。大澤信亮、杉田俊介、浜崎洋介、上田岳弘による選考座談会も読む。最終候補作に残った、壱村健太というひとのたけし論も評価が高く、杉田俊介はいちばんに推し、大澤、上田もいちばん面白く読んだというが、評論としては弱いということか。上田岳弘が「今回は「主体」について考えようとしている批評が多いなと思った」と語っていることにはどきりとさせられた。「僕が作家として課題だと思っているもの、いま小説に書かれるべきものと言ってもいいんだけど、それは日本という国も人々も「主体」が持てないでいることと、もう一つは、反出生主義のことなんです。Twitter をはじめとするSNSが普及して、何かの意見があればその反対意見を同じ熱度で思っている人が存在することが明らかになってきた。そうした時に何かを強く思うこと、主張することが、ばかばかしいというか無意味な感じがして、思考の足場を失ってしまうのが主体の不在という状況に繋がっているように思っています。であれば、そもそも何も思わない方がいいのではないか、むしろ何も思いたくないと潜在的に感じてしまう欲望が生まれているような感じもあります。そういった無力感がベースとしてあり、もともと生まれない、生まないことを是とする、反出生主義的な空気が現代をうっすらと覆っているように感じます。」

◇ テレビ

 ベローチェに3時間も長居し、星川のコーナンにも寄りたかったが、荷物が増えたため、今日はやめておく。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。一昨日土曜に放送された「ミュージックフェア」は、宇崎竜童&阿木燿子の特集。木梨憲武、横山剣の共演に期待したが、中井貴一、佐藤浩市ら、憲武チームが番組の空気を支配し、剣さんはちょっと影が薄かった。同じく土曜に放送されていた「本家が聴かせてもらいます」も観る。ヒコロヒー、トンツカタン森本が司会を務める、「歌ってみた」動画を本家アーティストが視聴するという番組。レギュラー放送は初回だけ観て、そもそも、登場する本家アーティストを知らなかったのでついていけなかったのだが、なぜか、Ado という豪華ゲストを迎え、夕方の半端な時間に 20分番組として復活した。

 Spotify のプレイリストで、Night Tempo のシティポップの番組を聴きながら、深夜0時頃に眠る。どうも、ひどく疲弊している。

2022年2月6日日曜日

2月6日日曜日/寒さのせいか

◇ テレビ・ラジオ

 昨夜は何時に眠ったかのか、記憶もなく、寒くて、ぜんぜん熟睡できず、ずっと夢ばかり見る。朝7時過ぎに起きあがり、ラジオをつける。「石橋貴明のGATE7」を聴きながら、オンライン将棋を指すが、待った9回で、どうやっても負ける。3級にぜんぜん勝てない。

 朝、録画していた、木曜に放送された「SONGS」を観た。鈴木雅之の特集。三橋美智也のこぶしを意識しているという話も面白かったが、YOASOBI の「怪物」をカバーしているとは驚いた。そういえば、Spotify のニューリリースから目にはしていたのだが、まさかその「怪物」だとは気がつかず、ノーチェックだった。


 続けて、放送中の「サンデージャポン」も追っかけ再生で観てしまう。北京オリンピックの話題から始まり、最後は石原慎太郎の訃報。「TVタックル」も観ると、こちらも冒頭で石原慎太郎の訃報を扱い、過去にこの番組に出演した映像も流れた。13時からはラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴く。14時台は、milet がゲスト。15時台の「サンデー芸人ランキング」は、真空ジェシカが担当。

 夕方から外出し、まず、かつやに寄り、ロースカツと豚スタミナ焼肉丼を食べた。寒さのせいか、ボリュームのあるものを無性に食べたくなったが、落ち着いてみると、さほど空腹でもなく、苦しくならないか心配したが、しかし、無事に完食した。ヤマトの営業所まで、クロネコDM便を出しに行き、それから、二俣川に出て、くまざわ書店を覗いていく。ドトールに入り、読書をするが、眠気がひどく、しばらく朦朧としていたが、1時間ぐらいしてからやっとまともに読み進められるようになった。滞在時間、2時間半ほど。西友で買いものしてから帰る。


◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」は、演芸コーナーにはチョコレートプラネットが登場。大喜利は円楽が病欠、宮治の着物の色が決まり、歌丸と同じ緑になった。今朝の「ボクらの時代」は、角野卓造、小日向文世、松重豊という3人。観そびれていた、先週に放送された、が~まるちょばの「情熱大陸」もようやく観た。公演用の音楽も自分で作っているとは知らなかった。ラジオもなかなか聴くのが追いつかず、水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴くと、ナイツ塙、ハリセンボンはるか、真空ジェシカ川北というメンバーが出演した、嘘をつくライブの話が面白く、そして、オープニングの最後には、金谷ヒデユキが作った、おぼん・こぼん便乗楽曲がオンエアされた。14時台は、ハナコがゲスト。

 アマゾンプライムでドラマを。「前科者」の第2話を観るが、リアリティの水準がどうもマンガ的だ。もう観なくてもいいかとも思いかけたが、2話ずつでひとつのエピソードになっているようで、もう少し観てみようか。もうひとつ、「失恋めし」という広瀬アリス主演のドラマも観始める。大九明子監督だから観たいと思っていたのだが、ほかのドラマを観てしまっていたため、なかなか手をつけられずにいた。

 本を今日中に一冊読み終えたかったが、眠らないわけにはいかず、あきらめるしかない。2月6日現在、ブログの更新もぜんぜんできずにいるが、ブログを書くためのひまを思いきって作らないことには、このままずるずると立てなおせなくなってしまわないか。深夜0時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...