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2023年8月5日土曜日

8月5日土曜日/砂まじりの茅ヶ崎

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は恒例の「夏ドラマ辛口放談」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙というメンバーがそれぞれのベスト3をあげる。4人全員がベスト3に入れていたのがテレビ朝日の「ハヤブサ消防団」、3人がフジテレビ「ばらかもん」をあげていた。TBSの「VIVANT」がもっと評判がいいのかと思っていたが、ここでは2名しかあげていないんだな。この放談は来週に続く。

 今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」は、ナイツが夏休みに入るため、事前収録だった。この本番前には石橋貴明がやってきてしゃべっていたようだ。オープニングでは、出水アナが新しい学校のリーダーズを知らなかったという話をしていて、ナイツのふたりは知ってるからといって得意げに驚いてみせる。そのあとの「常連さん」はえのきどいちろうの担当。

◇ 寒川町・茅ヶ崎

 昼から外出。海老名から相模線に乗り、茅ヶ崎まで行くのだが、その前に香川という駅で下車する。ブックオフに寄りたかった。グーグルマップを見ながら向かうと、駅から10分ほど歩いたところにあった。住所でいうと、寒川町大曲。めったにこない土地だが、時間の余裕はなく、のんびりしていられない。店内をぐるっとまわり、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買っていく。香川駅に戻り、つぎの電車は上り電車だというので、逆方向かと思ったら、これが茅ヶ崎行きだ。南に向かう茅ヶ崎方面のほうがここでは上りなんだ。





 茅ヶ崎に到着し、ここでもまず、北口のブックオフに寄る。220円の単行本を1冊だけ買う。しかし、茅ヶ崎なんて街は過去に訪れたことはあっただろうか。遅めの昼食にしようとするが、駅前の様子がまるでわからない。冷房の効いた駅ビルを抜け、南口に出てみると、まるで店が見つからない。花火大会に向かうひとだろう、南口はバスターミナルが混み始めている。改札前でも、混雑にそなえた看板を立てたりなど、準備を始めていた。結局、北口に戻り、マイカリー食堂に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。590円。






 再び、南口に出て、海岸のほうに歩いていく。茅ヶ崎球場のほうまで、30分ぐらいで着くかと思って歩き始めてみたが、実際にはもうちょっとかかったか。それから、海岸のほうに移動することになり、ここで初めて海を見るが、じつに爽快だ。茅ヶ崎の海を訪れるのもおそらく初めてだろう。ここがサザンビーチというやつか。水着のお姉ちゃんも当たり前のようにうろうろしているのだけど、関わらないぶんにはどうっていうこともなく、不思議と平常心でいられたから、もう年寄りなのかもしれない。年寄りになっちまったよ。

 夜になり、ある都合により花火大会をのん気に眺めていたのだが、こんなにしっかりと花火を見ることも生まれてこのかた初めてだったかもしれない。花火大会後の海岸の様子を見てみたかったが、いろいろと事情があり、そういうわけにもいかず、あきらめて、花火大会の会場からは離れることにする。サザン通りを歩いて帰りたいと思うが、その前に、海外沿いの道路にあるセブンイレブンに寄った。店に入ってみると、床がやけに滑り、なにかと思えば、海岸から買いものにやってくる客のせいで床が砂まみれになっているのだ。なるほど、砂まじりの茅ヶ崎とはこのことか。店内は店員が什器を移動させている最中だった。花火大会用に普段とは違うレイアウトにしてあったのか。商品はもう残っていないのではとも思ったが、商品はまだまだ豊富にあり、さすが、準備がしっかりしている。フルーツオレとパンをひとつ買い、駐車場で食べていく。そのあとはサザン通りを茅ヶ崎駅まで歩いた。



 茅ヶ崎駅まで戻ってみると、花火大会の客でまだまだ混んでいるんだと思ったが、なんと、東海道線が止まっているという。よりによって、この花火大会のときにそんな事故があるとは間が悪いもんだ。改札前はごった返していて、相模線は普通に運行しているのだが、振り替え輸送をしているため、改札では入場規制が行われていた。終電まではまだ時間があるからいいが、もともと、花火大会の客で混むだろうから、茅ヶ崎で時間をつなぐのは難しいだろうなとは思っていた。マクドナルドの閉店時間も事前に確認していて、もう閉まっているのだが、開いていたとしても混雑になっていたに決まっている。しかし、改札の前にいても暑くてしかたがない。北口に出て、コンビニを探し、ファミリーマートの店内で少し涼んでいくが、いつまでもいるわけにはいかない。近くにはファミレスがあったが、やはり、満席になっているようで待たされている客がいる。無駄にうろついていても汗だくになるだけで、どうすることもできず、しばらくしてから改札前に戻ってみると、さっきよりもひとは減っているようだ。改札に入れそうだったから入ってしまうと、相模線がちょうど発車するところだった。本当だったらもっと空いていたのかもしれないが、大混雑のまま、海老名まで乗った。相鉄線に乗り換え、ようやく座れた。どっと疲れが出る。今日は長い時間、ずっと座っていなかったのだ。帰宅は深夜になった。へとへとに疲れていたが、テレビの録画のチェックをしてから、深夜2時頃に眠る。


2023年7月19日水曜日

7月19日水曜日/大和・若葉台団地



◇ 大和・若葉台・上永谷

 早朝に起きあがり、ブログの途中まで書いてから少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれている番組がずいぶん溜まっている。午前中から外出。大和まで出て、まず、昼食。マイカリー食堂に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。590円。どうも腹の具合がすっきりしない。そのあと、夕方には、同じ旭区に住んでいながら一度も行ったことがなかった若葉台団地まで行く機会があり、楽しみにしていたのだが、さらにそのあとにも予定外の用ができてしまい、若葉台団地は短い時間で慌ただしくあとにする。


 上永谷のほうまで移動するはめになり、駅から少し歩くとブックオフもあるのだが、くたびれてしまい、もう寄る気にはならなかった。駅前のクリエイトに寄り、今季初のアイスチョコモナカを買って食べる。しかし、腹の具合が悪い。ドトールに入り、ひと休み。少し読書していく。さて、どう帰るかと、グーグルマップを見ながら考え、上永谷から市営地下鉄に乗り、立場という駅で降りる。立場から相鉄線の弥生台まで歩くと、湘南台で乗り換えるよりもずっと電車賃が安くなる。30分ぐらいかかるが、この時間になると涼しく、苦ではなかった。弥生台という駅も初めて利用した。





◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、いったん眠ってから、深夜に起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。まず、「水曜日のダウンタウン」の特別企画「本当に結婚をする芸人は誰?」を観てしまいたかった。バイきんぐ小峠、さらば青春の光森田、岡野陽一、パンサー菅、もう中学生、ザ・マミィ酒井、ワタリ119、チャンス大城という8名のなかから、ダウンタウンのふたりが本当に結婚するのは誰かを当てる企画。普段とは違うこのための特別セットが用意され、麒麟川島が司会を務める。ネタバレしてはつまらないから、これを観るまではSNSも開けないと思っていたのだが、誰の結婚ならば、わざわざこの企画にするだろうかと考えると、最初のそれぞれの紹介をする一週目で、まず、マミィ酒井じゃないかと思った。酒井を中心にしてこのメンバーを集めたのではないか。しかし、小峠と酒井が最後まで残り、最後の質疑応答になると、どうも酒井じゃないなという気がする。そうか、ここに小峠を入れるのも不自然かと推理したが、結果はやっぱり最初に思ったとおり、本当に結婚するのは酒井だった。意外性がまったくなく、期待したほどは面白くない企画だった。

 NHKの「ニュース7」から、芥川賞と直木賞の発表を知る。芥川賞は市川沙央、直木賞は垣根涼介と永井紗耶子が受賞。朝まで、タイムフリーでラジオ番組をいくつか。日曜にFMヨコハマで放送された、加山雄三と横山剣さんの対談番組を聴いた。

2022年9月1日木曜日

9月1日木曜日/雨降りと金のピンチ

◇ 東京

 早朝に目覚めると、外はどしゃぶり。予報は雨ではなかったのに、どういうことだろうか。今日は朝から都内に。時間に余裕がなく、急いで家を飛び出るが、さっきまではどしゃぶりだったのがもう止みそうなってきたので、傘はもたずに出た。なにしろ、予報は雨ではないのだ。横浜から東横線に乗り、武蔵小杉から目黒線に乗り換えると、武蔵小山からすごく混雑する。混雑はいやだ。南北線直通、溜池山王まで乗り、改札を出て、地上に飛び出ると、まさかの雨降りだ。止まない雨もあるのか。

 ずぶ濡れになるほどではないものの、全身を湿らせながら、昼には紀尾井町から麹町のほうに移動し、マイカリー食堂に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。580円。


 夕方には大手町のほうに行くことになり、八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら金の計算をすると、どう計算してもピンチである。試しにもう一度計算してみると、不思議なことにやっぱりピンチだ。夏をどう過ごしたかが秋の生活を決めるといっても過言ではないが、今年の夏は暑かった。まともな神経をとりもどすには必要なくらいに、なにもしない時間があったことは事実だ。ツイッターを開くと、香川照之が「THE TIME」を降板とのニュースが目に入ってきた。状況が一転したかたちだが、新たに暴行疑惑が出て、トヨタがCMを控える判断をしたことが効いたか。香川照之も生活が苦しくなるだろう。

◇ 横浜

 東海道線に乗り、横浜に戻ってくる。今日はレイトショーで映画を観るつもりでいたのだが、金の心配をし始めると、だんだん怖くなってきた。今の状態でのんきに映画を観るとは、客観的に見れば、正気の沙汰ではないのではないか。しかし、いつまでもみみっちく過ごしていては、精神がおかしくなりそうだ。考えが行ったりきたりしているときは、実際の行動も行ったりきたりするもので、横浜駅の周辺を無駄に歩きまわった。外に出ると、大粒の雨が降り始めた。とりあえず、脳に栄養を与えてやりたいと思い、地下のコンビニで、栄養ドリンクとシュークリームを買って食べた。それから、地下のドトールに入ろうとするが、満席で入れなかった。雨から避難してきたひとたちだろう。幸か不幸か、金がないのだから、コーヒーなんか飲まなくてもかまわない。ジョイナス地下2階のベンチに座り、ひと休みする。もう映画を観てしまおうという考えで、ベンチで上映時間を待っていたのだが、上映30分前になり、やっぱり、映画は観ないで帰ることに決めた。どうもやってることがおかしい日だったが、無駄な時間を過ごしたのか、それとも、雨宿りとして必要な時間だったのか。

◇ ニュース・テレビ

 ツイッターから香川照之の続報をまた目にするが、NHK「香川照之の昆虫すごいぜ!」も降板、再放送なしの処置となったか。この番組は、ついに一度も観ないうちに封印される番組になってしまった。こういうことがあるから、テレビ番組は手元に録画保存しておく必要がある。それにしても、風向きが変わるときは一気に変わる。風向きが変わらないときは、なにも変わらないとも思える。

 夜遅くに帰宅し、部屋に入ると、サーキュレーターがつけっぱなしになっていた。今日はまったくだめな日だな。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、伊東美咲がゲスト。このひと、ひさしぶりに観たけど、こんな感じだったっけと思うような雰囲気だった。丁寧語が過剰であり、女優の感じではなく、実業家のような口調だと思った。神田うのと親友だということも知らなかったが、現在は、臨床心理士を目指して勉強しているのだという。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・オズワルド&大久保佳代子)と、それから、「キョコロヒー」も観た。「キョコロヒー」は時間帯昇格の発表もあり、これは先にネットニュースで知ってしまった。そのあと、アマゾンプライムで映画を観始めるが、眠気がひどくなり、半分も観ないで中断した。23時半頃には眠る。

2021年8月16日月曜日

8月16日月曜日/カラオケはやめる


◇ 不調

 今日もまたまた、朝から県央地区に。連日の雨降り。ヤフーの天気予報を見ると、最高気温が23度だというので、パーカーを着ていく。一昨日と同じく、昼頃になると、どうも体調がすぐれなくなってくる。予定が早く片づき、昼食は本厚木で、マイカリー食堂に入り、オリジナルチキンカレーを食べた。490円でこのカレーは大満足だ。なにかやっぱり、自覚できていないストレスが体調に表れているのではと思い、カラオケに行ってしまおうと考えたが、カラオケ館を覗いてみると、ロビーに客がたくさんいて、これはやめようと思った。夏休みだから混んでいるのか。ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。カラオケの代わりに、Spotify でいろいろと音楽を聴いていたら、なんだかそれで気が済んでしまった。そのあとは、アミューあつぎのブックオフに寄っていく。なかなかいいものがあり、5冊買った。一昨日、セール中に寄っていけばよかった。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2962人に。神奈川は 2584人で、いよいよ東京と変わらない。そうてつローゼンに寄り、買いものしてから帰る。

◇ ラジオ

 夜に帰宅し、テレビを観る気力もなく、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。先日から予告されていた高田先生のブログも、番組のホームページでついに公開になった。12時台ゲストはタブレット純。タブレット純から小山田圭吾の話題が出て、そういえば、忘れていたが、両者はマヒナスターズでつながっていたのだった。なんと、小山田の父、三原さと志が脱退して、入れ替わりに加入したのがタブレット純だったのだ。まさか、「ビバリー」で小山田の話が出るとは思わなかった。高田先生もなにかの記事で見たようで、小山田の父が三原さと志だとは認識していた。

 ツイッターから、ニコリの創業者の訃報。鍛治真起さんというこのかたは、おそらく、志らべさんの真打ち昇進披露パーティーでスピーチされていたかただ。招待状をいただき、行ってみたら、佐野元春が出席していてびっくりした会だが、あれはもう、3年前になるのか。二コリの社長のスピーチは、絶好調すぎて、司会の渡辺祐さんを呆れさせるくらいだったが、いくつかの訃報を読むと、じつは世界的に知られる人物なのだ。

2021年5月17日月曜日

5月17日月曜日/澤田隆治先生




◇ 新川崎・川崎

 朝早くから外出。気温があがると思い、Tシャツで出る。実際、外に出るとやや生暖かいが、小雨に加え、風が強い。髪がたちまちぼさぼさになった。傘をもって出たが、まったく差さずに雨はじきに止んでしまう。横須賀線の新川崎まで用があり、初めて降りる駅だったが、そのあとは平間駅まで歩き、南武線で川崎に出る。昼食はマイカリー食堂で、ロースかつカレーを食べた。ベローチェでひと休み。DMの返信などに時間をとられ、読書がぜんぜん進まない。ベローチェの向かいに近代書房があるが、川崎に寄れるときはなぜか月曜にあたることが多く、近代書房は必ず定休日だ。モアーズのブックオフにだけ寄っていく。6冊買い、100円引きのアプリのクーポンを使った。京浜東北線でのんびり、読書しながら帰ってくる。

◇ ラジオ・YouTube

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。オープニングで、澤田隆治先生の訃報に触れられていたが、高田先生は「俺はあんまり好きじゃなかったけどな」と言っていた。澤田隆治というひとは高田先生にとっても怖いひとだったのだろう。12時台ゲストは、森三中黒沢かずこがついに登場した。高田先生に質問攻めになり、カウンセリングのような放送になった。そこで語られた高田先生のテレビ論。「テレビは四十までのもんだよ。」「作るほうも出るほうもね。四十までわあわあやって、そんとき才能あるときにわあーって作ってさ。あとはさ、だめだよ、それで売れなかったら。」「年寄りが出てきて作るもんじゃないじゃない。だって、芸をちゃんと見せるもんじゃないんだからさ。若いひとがばあーって動きまわってりゃいいんだからさ。大通りみたいなもんだから、わあーって動いてりゃいいんだから。古典芸能なんかはじっくり極めてくから、落語でも講談でもね、きっちりきっちり芸でやってきゃいいけど、テレビってメディアは大通りだからさ。」 

 「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、オープニングはやっぱり澤田先生の話になるが、相手が平野ノラでは話が通じない。年末恒例の「漫才大会」で、「漫才の殿堂」を表彰するコーナーがあったが、ある年からいきなりなくなった、その経緯について語られていた。「漫才大会」というイベントのなかでは不評だったのかもしれないが、個人的には、岸野師匠と澤田先生のトークはとても興味深いものだったし、春日三球もあそこぐらいでしか観る機会はなく、意義のある企画だと思っていた。ナイツも、じかに知っている師匠は大事にしているが、歴史的な感覚は欠けているのかもしれない。

 YouTube で、観そびれていた「電波少年W」の澤田隆治先生がゲストの回を観る。2月に放送されたもので、「電波少年」のチャンネルでは期間限定の公開だったが、澤田先生のチャンネルでも公開されていて、こちらはフルサイズ、しかも、挿入される「てなもんや三度笠」の映像もそのまま観ることができる。松本明子、松村邦洋、土屋敏男と一緒に、てれびのスキマさんも出演していた。全員が同じスタジオにはいないような雰囲気だったが、どのようなかたちで収録しているのか。結果的に貴重な放送になり、澤田先生から面白い話がたくさん出ていたが、松本明子、松村邦洋の知識がまばらで頼りない。「THE MANZAI」を観たときに「負けたと思ったね」というのはすごい証言だが、ほかではしゃべっていることなのかどうか。

 澤田先生には二度お会いする機会があり、一度目というのが信じがたい縁であったが、二度目は澤田先生が新刊を出された際に、八重洲ブックセンターでサイン会があり、それに伺いごあいさつをした。覚えていただいているかわからなかったが、説明したら、わかってくださった。そのサイン会の前には講演があり、高齢で、目を悪くされているという話だったが、手元で本を読むために、本に焦点が合うようにしたコンタクトレンズを入れていると語られていた。あいさつしても、顔なんか見えてなかったのかもしれない。「花王名人劇場」の10周年記念に放送をまとめた「笑人間」という1000ページを超えるぶ厚い本があるが、この本には「上巻」と書いてあり、調べてみてもどうやらこの本は上巻しか存在しない。そのことを澤田先生に直接訊ねてみたら、「今、下巻を作っている」というので仰天した。平成元年に上巻が出た本の下巻である。


◇ 読書

 大村崑「崑ちゃん」を今日は朝から読み始め、帰宅してから、深夜に読み終えた。たまたま手元にあった本で、澤田先生の話が出てくるだろうと思って読んでみたら、どういうわけか、ぜんぜん出てこないのであてが外れる。とはいえ、「やりくりアパート」の時代の話はある。予想を超える面白い本で、しみじみしたところがなく、陽気なトーンに貫かれているという点では、以前に読んだ小松政夫の著書とも共通している。楽しそうなタイトル、楽しそうな表紙なのに、田岡一雄との付き合いがさらっと書いてあったりして、2016年刊だから、吉本の闇営業騒動のあとだったら、こんな記述は削られるに違いないだろう。キャバレーのボーイをしていた時代の写真が載っていて、先日の「アメトーーク!」では「キャバクラボーイ芸人」があったばかりだが、大村崑もまた、この時代はなかなか悪そうな顔をしている。渥美清、トニー谷、米朝らとの交流の話もすこぶる面白かった。深夜1時前に眠る。

2021年3月29日月曜日

3月29日月曜日/天気のいいブックの日

◇ テレビ

 すっかり早寝早起きのリズムになり、早朝6時には目覚めてしまう。録画していた「ワイドナショー」を観ると、「報道ステーション」のCMが炎上していた件を扱っていた。女性蔑視だというので炎上していることだけはツイッターで知るものの、まるでよく把握していなかったが、「ワイドナショー」と「サンジャポ」の両方でこの問題を扱っていた。しかし、「サンジャポ」ではこの話題についてはなぜかトークがぜんぜんなく、みちょぱの熱愛に時間を割くのだったら、こちらの議論を聴きたかった。「ワイドナショー」では武田鉄矢がちょっとアホ扱いされてるのがよかった。ズレた意見はネットではたちまち極悪人のようになってしまうが、からかわれる空気があることがいいんじゃないだろうか。

 新番組「ラヴィット!」の初回も、録画して、ざっと早まわしで観た。司会はもちろん、麒麟川島と、TBSアナウンサーの田村真子。なんの危なげもなく始まった。パネラーには、ロバート馬場、丸山桂里奈、小宮璃央(このひとだけ知らなかった)、ぼる塾が並ぶ。テーマ曲はサンボマスター。オープニングが5分弱、セブンイレブンのスイーツランキングに約45分、西友の特集に約40分、曜日対抗の値段見極めクイズに約20分、最新ニュースを挟み、エンディングが3分ほど。初回の放送は、早まわしを停めてしっかり観ようという箇所はまったくなかった。一応、最初の一週間はチェックしようとは思っているが、新番組とは思えないようなフレッシュさのない番組が始まったものだ。




◇ ブックの日

 今日は29日、ブックの日なので、ブックオフをまわる。午前中に出発し、まずは横浜に。1店目はビブレから。毎度、300円引きのアプリのクーポンを使うため、500円以上の買いものをする必要がある。ここではすいすいと500円以上になり、5冊、700円ほど買った。そこから300円引きということになるから、大変な割引率である。跨線橋をわたり、平沼で2店目。ここでは4冊だけ、なんとか500円にする。

 伊勢佐木町を目指し、歩いていく。今日は天気良く、暖かい。桜木町から野毛を抜け、都橋商店街の脇を通っていく。そういえば、ビートきよしの焼肉屋はどうしているだろうかと思い、前を通ってみたら、別の焼肉屋になっていた。昨夏にも店舗を確認し、コロナを乗り越えたとは思っていたのに、だめだったか。イセザキモールにたどりつくと、丶松だったところが、松のやとマイカリー食堂の併設店になっていた。ここで昼食に。マイカリー食堂を初利用し、欧州ロースカツカレーを食べた。店内は狭く、狭いのはわかっていたが、混んでいた。松のやは以前はすぐ近くにあったのだが、そこは空き店舗になっていた。ブックオフめぐり、3店目は伊勢佐木町。ここは買うものがたくさんあり、文庫本12冊と単行本1冊。重くなると思い、途中でセーブしてしまった。有隣堂を少し覗き、ベローチェでひと休みしていく。




 つぎは横浜線沿線に。多くまわるには駅から近い店舗にしぼったほうがいいだろうと思い、大口や鴨居には寄らず、4店目は中山にした。しかし、ここでは手こずった。110円の文庫本ばかり、なんとか5冊探す。店を出たときには日が暮れていた。続いて、5店目は十日市場に。ここでも手こずり、文庫本5冊のみ。6店目は町田に。21時閉店30分前に入ることになり、上階から駆け足でまわっていく。ここはすんなりと500円以上に。町田にハズレなし。9冊、1000円以上になるが、町田はアプリのクーポンだけでなく、1割引きにもなっていた。会計時まで知らず、店員が打ち間違えたのかと思ってしまった。スマホの充電をしたく、マクドナルドに寄うかと思っていたが、時間を優先することにして、とんとんと移動する。最後は鶴間に。ここは閉店が22時。たっぷり余裕をもって到着し、4冊買った。





 今日は電車移動も多く、読書もできた。頭木弘樹編訳「絶望名人カフカの人生論」を読み終えた。新潮文庫。共感、共鳴するところがじつに多く、若いころにこの本を読んでいたら、きっと、すっかりカフカのとりこになっていた。頭木弘樹というひとは落語の本も出していて、それで名前を覚えたが、二十代をまるまる闘病していたという、このひとの人生も壮絶だ。

 帰宅は夜遅くなり、深夜0時からラジオをつけるが、そういえば、「東京ポッド許可局」は時間帯が移動したんだった。月曜のこの時間は空気階段の番組になった。Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(ゲスト・平野レミ)を聴きながら、オンライン将棋を1局。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」のたけしの連載では、安住紳一郎を絶賛していた。なるほど、言われてみれば逸見さんを思わせる。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...