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2021年1月19日火曜日

1月19日火曜日/こん平師匠のエピソード

◇ 代役

 今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ドランクドラゴンの鈴木拓がゲスト。アンジャッシュ児嶋が俳優として活躍するようになったきっかけは自分だという話をしていて、もともとは鈴木拓に映画のオファーがあったが出演できず、代わりに児嶋が出たら、その映画がカンヌで賞を獲ったという。これは間違いなく、黒沢清の「トウキョウソナタ」のことだ。たしかに、その当時ならば、児嶋よりも鈴木拓にオファーがあるほうが自然な感じがする。代役だとは知らずに、黒沢清が児嶋の演技を買っているのだという印象を今まで勝手にもっていた。

◇ 町屋にて

 夕方、ヤマトの営業所に寄ってから、都内まで。東横線、千代田線を乗り継ぎ、町屋に着いたときにはすっかり夜になっていた。せっかく都内まで出たのに、どこにも寄り道する時間が作れなかった。ご飯を食べる余裕すらない。どこも時短営業だから、帰りにちょっと食べていこうというわけにもいかないのだ。

 いつものかふぇ若茶で、「サロン・ド・ロワジール」というトークの会。笑組ゆたかさんと林家たけ平さんのふたりで、そもそもはサスペンスドラマについてしゃべる会だったはずだが、いつの間にか楽屋話ばかりの会になった。個人的には、楽屋話のほうが嬉しい。今回は、お店に着いたときにはけっこう席が埋まっていて、今まで座ったことのない奥まった席に座る。開演前に、ゆたかさんが近づいてきて声をかけてくれた。ツイッターをあまり見なくなっていたため、ゆたかさんから送られたDMをしばらく放置してしまい、こちらが失礼なのに逆に心配をおかけしてしまった。

 今日のトークはまず、最近の寄席の状況から。初席の客入りの悪さは、小朝師匠がラジオでしゃべっていたのも聴いたが、ツイッターを細かく見ていなかったからそこまで詳しくは知らなかった。きびしい状況に驚く。そのあとはおおむね芸人のエピソードで、これが面白くてしかたがない。登場人物はあっちこっちに移るが、なかでも笑ったのは亡くなったこん平師匠のエピソードだ。たとえばそのひとつは、寄席のトリのときでも、呑みに行きたいから21時には終わらせるよう、「元犬」でも「宮戸川」でもサゲまでいかずに途中でやめてしまうという。どうやめるのかを、たけ平さんが実際にやってみせるのに爆笑した。扇橋師匠がいかに女好きだったかという話も抱腹絶倒だったが、これなんかは、それを面白いと思う視点があってこそ抱腹絶倒に語られるものだ。師匠たちの面白い部分を見ているたけ平さんの視点に拍手する会だった。


 町屋から、千代田線、東横線を乗り継いで帰ってくるが、換気のために窓が開いていて、車内がずっと寒い。横浜駅に到着すると、あまり見たことがないような淋しい雰囲気だと思った。

 深夜に帰宅して、「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...