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2023年9月22日金曜日

9月22日金曜日/1円玉ばかりになった

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。先週金曜に放送された「イワクラと吉住の番組」の1時間特番をようやく観る。前半は「女の数々の疑問」という企画。YOU、門脇麦、Aマッソ加納がゲスト。後半は「ちいかわ特集」。せいや、ミルクボーイ内海とともに、談笑師匠が出演していた。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。12時台にはゲストあり、岩井ジョニ男が登場。ジョニ男がこの番組を見学したいと言ったことから、だったらゲストでということになったようだ。タモリに弟子入り志願するエピソード、以前に聴いたことはあっただろうか。彼女を紹介し、タモリが酔っぱらってフラメンコを踊り出した話など。ジョニ男の経歴をじっくりと聴くことも今まであまりなかったが、さすが、面白い話がたくさんあるんだ。

◇ 東中野

 午後から都内に。雨の予報なので、傘をもっていく。冷えた飲みものを買いそこね、駅に着いてしまったが、駅の自販機でコークオンのチケットが使えることを思い出した。電車が着くまで、時間ぎりぎり、無事に購入し、電車にも間に合った。コークオンに助けられる。ここで買いそこねていたら、時間がないときは横浜駅の乗り換え時にも買えない。はるばる東中野まで出かけ、まず、昼食。松屋に入り、キムチ牛めしを食べた。500円。ブックオフに寄り、220円の単行本を2冊買ったら、財布の中身は1円玉ばかりになった。


 やはり、雨降りになり、夕方には気がつくと天王洲のほうにいて、新馬場まで歩こうとすると、途中の歩道橋が工事中だ。横断歩道のない交差点で、やたらと長い距離を戻るはめになった。もっと手前に案内を出しとけってえの。新馬場のベローチェに入り、ひと休み。SNS徘徊。インスタを見ると、昨日は蛭子能収展に井上咲楽がきていたようで、ギャラリー主の投稿だが、夜にきていたのか。ツイッターでは、井上咲良本人が根本敬とのツーショット写真を投稿していた。根本敬のこともちゃんと知っているわけだ。その場にはとり・みきもいたようで、その時間に行ってればよかったな。

 新馬場から京浜急行の各停に乗り、読書をしながら帰る。深夜0時前に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は西岡徳馬がゲスト。NHKの「ニュース7」も録画していて、観ないまま、一週間もたまってしまった。ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、深夜2時頃から眠るが、1時間ぐらいで目が覚めてしまう。

◇ ポッドキャスト

 眠りそこねてしまい、Spotify のポッドキャストで、いとうせいこうと九龍ジョーの「だいじなケモノ道」を聴く。2週前の回ではタモリについて、1週前の回では景山民夫について語られていた。令和のタモリとして、いとうせいこうはまず、バカリズムの名をあげる。向田邦子賞の授賞式に、バカリズムもマセキ芸能もこういった授賞式のことはわからないからというので、いとうせいこうがついていって、いとうせいこうがまずスピーチをしたというのはここで聴かなければ知らない話だった。「いいとも」のように、毎日、芸能人から文化人、さまざまなひとに会っているのがじつは宇多丸だという話もしていたのだが、しかし、それならば、現在のテレビの帯番組について、タモリの系譜ではないかもしれないが、「ラヴィット!」や「ぽかぽか」にも触れてもらいたかったが、いとうせいこうも九龍ジョーも、このあたりの番組はおそらくノーチェックだろう。


2023年9月14日木曜日

9月14日木曜日/池袋から帰ってくる

◇ 池袋

 早朝から眠ろうとすると、眠るまで時間がかかる。いつの間にか眠り、目が覚めるともう時間がない。午前中から都内に。昨日買ったシェフパンツを履いていくが、すぐに慣れるかどうか。池袋に出て、まず、昼食。サンシャインシティ、地下1階のてんやに入り、天丼を食べた。560円。急いで食べたら、汗をかいた。それにしても、シェフパンツというのはずり下がってくるものだ。夕方、サンシャインシティのすぐ外のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。ブックオフに寄り、220円の単行本を1冊、390円の単行本を1冊買っていく。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内でも読書を続け、九龍ジョー「伝統芸能の革命児たち」を読み終えた。2020年刊、文藝春秋。「文學界」の連載を中心に、2015年から2020年にかけての原稿が収録されている。「文學界」の連載中にも何度か読んでいるはずだ。前半では、歌舞伎、能、狂言、文楽を、後半では、落語、講談、浪曲、ストリップを扱っている。ここにストリップを入れるのが九龍ジョーならではだが、意図も理解するが、それにしたって違和感はある。歌舞伎についての文章がいちばん多いだろうか。能や狂言については教わることが多かったが、寄席演芸については意外と幅が狭いんじゃないか。時期的に中心になるのは伯山であり、「革命児」というテーマだからこういう人選であるとは思うのだが、どうもバランスが悪い。九龍ジョーは、業界にかなり関わっているわりには、落語に関しては意外と経験値が低いという気がするな。いや、経験値の低さはいいんだけど、ブラック師匠についてなぜもっと書かないんだとはいっぽうでは思った。談志師匠が「小猿七之助」をやったあのシアターDの客席に九龍ジョーもいたんだというのは初めて知ることだった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は夏木マリがゲスト。16年ぶりの出演だとは少々意外だ。今日放送された「NHK MUSIC EXPO 2023」という番組に、新しい学校のリーダーズが出演するので録画しておいた。世界で活躍するアーティストが集結するという番組、司会は山里亮太、New Jeans や YOASOBI も出演していた。新しい学校のリーダーズは「オトナブルー」と「マ人間」の2曲を披露した。「オトナブルー」は変なアドリブを入れてたりしていて、まだまだ飽きない。

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2023年7月15日土曜日

7月15日土曜日/その偶然がある

◇ ラジオ・テレビ・ポッドキャスト

 早朝から少し眠り、ラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を数週ぶりに聴いた。ポッドキャストでも配信されるようになってから、いつでも聴けると思い、むしろ、放送では聴かなくなってしまっていた。「常連さん」は能町みね子。山下達郎のジャニー喜多川についての発言を扱うが、能町みね子のコメントよりも、この件に関しては、松尾貴史の出演回だったらよかったのにと思った。

 ブログをひとつ更新し、これだけでもう午前中はつぶれてしまった。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」を観ると、フジテレビの番組審議委員会では「日曜報道 THE PRIME」をとりあげていた。スパイ防止法に対する橋下徹の発言について、岡室美奈子が「とりたててそういう説明もないままに、やられたらやり返せ的なことが言われて、大変驚いた次第です」と、日本でも廃案になっている歴史的な経過を説明する必要があると指摘していた。後半は「日本楽曲が世界でバズるワケ」というテーマで、柴那典と博報堂の谷口由貴の対談があり、これも興味深く聴いた。

 午後、ラジオを聴きながら少し眠る。昨夜はろくに眠らず、さすがに眠い。所持金を確かめるとまるで余裕がなく、今日は外出は控える。連休に突入することをもうちょっと考えておくべきだった。しかし、暑いから仕事も減らしたいのだ。ブログの更新を続け、夜になり、スーパーに買いものにだけ行ってくる。

 スレッズを見ていたら、ベッキーが昨日からアメブロを始めたと書いていて、共感なのかなんなのかわからないが、好ましい感情をもった。フォローしていない芸能人たちの投稿がタイムラインに流れてくるのは、むしろ利点と捉えるべきなのか。今朝の「フジテレビ批評」の対談では、TikTok にはその偶然があるという話が出ていた。スレッズに現れる、有吉弘行、田村淳、若槻千夏ら、第一線で活躍している芸能人たちのバランス感覚、空気を読むプロたちの動向に倣うべきことはあるだろう。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」では、毎日毎日、災害のニュースばかり。観そびれていた先週の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に冨永愛が登場していた。韓国語を学習する「ワルイコハングル」という新コーナーも始まる。今朝の放送では、「慎吾ママの部屋」に六角精児が登場し、野口英世を演じる。昨夜の「ネタパレ」にはダウ90000 が出演し、「やついフェス」で観たのと同じコントをやっていた。「やついフェス」では8人が横一列に立っていたが、ここではテーブルと椅子があり、違うフォーメーションになっていた。

 Spotify で、いとうせいこうと九龍ジョーのポッドキャスト「だいじなケモノ道」を聴くと、7月6日の配信では、「演劇とコントの笑いはどう違うか」というテーマで、宮沢章夫の話を多くしている。その続き、7月13日の配信では、中島らもについて語られていた。中島らもとダウンタウンの関係は考えたこともなかった。中島らもは個人的にはどういうわけか縁のなかった作家で、世代的にも、読書傾向的にも、読んでいてもぜんぜんおかしくないのだが、エッセイの1冊も読んだことがない。しかし、雑誌などに載っているものを読んだり、それ以上に、テレビなどで本人に触れる機会は多い作家だった。

 アマゾンプライムでドラマを1本。「僕は乙女座」というドラマを、まず1話だけ観てみたら、これがなかなか面白い。身長4メートルの黒人男子の青春ドラマという、このアイデアだけで可笑しい。ブーツ・ライリーという監督の名は初めて知った。1話30分程度で観やすく、これはたぶん、引き続き観ることができそうだ。


2023年5月28日日曜日

5月28日日曜日/「ハマフェス」2日目

◇ テレビ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「シューイチ」という番組に、新しい学校のリーダーズが出演すると知り、録画しておいた。出演といっても、VTR出演のみだったが、しかし、観たことのない番組だから構成がわからず、インスタでは 8時10分頃からオンエアと告知されていたので、8時から30分間だけ録画しておいたが、意外とたっぷりと時間をとっていて、スタジオに戻ってから最後のほうは切れてしまっていたが、まあ、おおむね録画できていた。中山秀征によるインタビューが充実。中山秀征が首ふりダンスをやってみせるのがやけに面白く、メンバーもへたりこんで笑っていた。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、起業家の成田修造という人物が初登場。成田悠輔の弟なんだって。話題はまず、猿之助から。今週もスタジオには九龍ジョーが出演。事件については小川泰平が解説するのだが、聴けば聴くほど、謎が深まるではないか。そのあとには、公演の代役を務めている市川團子、中村壱太郎に注目し、ここは九龍ジョーがきちんと解説してくれる。あとのコーナーでは、岸田総理の息子が首相公邸で大はしゃぎしていたという問題を扱っていたのだが、「週刊文春」は楽天マガジンで読んではいるものの、電子版では目玉の記事はカットされているため、この記事も楽天マガジンでは読めず、よく知らなかったのだが、ツイッターではけっこう話題になっていたのだろうか。番組中にカンヌ映画祭の速報もあり、ヴェンダース作品に出演の役所広司が男優賞を、「怪物」の坂元裕二が脚本賞を受賞したと伝えられた。授賞式直後の是枝監督から番組にメッセージも届けられた。

◇ 横浜・みなとみらい・山下公園

 今日も午後から外出。いったんは半袖のTシャツで出たが、昨日の夜が寒かったことを思い出し、戻って、パーカーをカバンに入れてくる。横浜に出て、まず、ビブレのブックオフに寄る。ビブレは入り口に消毒液を置くのをついにやめた。時間があるからちょっと寄っておくかぐらいのつもりだったが、思いがけず買う本が多くなり、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を3冊買う。まったくの空振りの日もあれば、あれあれっというくらいにいい本が見つかるときもある。



 東口に移動し、ポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。マークイズみなとみらいの裏、MMパークビルの1階、みなとみらい食堂という店に入り、昼食にする。グーグルマップで検索していて見つけたんだったか、どんな店かと入ってみると、日曜なのに空いていて、ここは穴場だと思ったが、QRコードで注文しなければならない邪魔くさい店だ。以前もそういう店にうっかり入ってしまい、やりかたがわからずに困ったことがあったが、そのときは口頭で注文を受けてもらった。それから、特に学習したわけではないが、スマホも自然と使い慣れているようで、なんだか今日はうまく注文できた。次回からはこれで安心だが、好きなシステムでないことは変わらない。トンテキ定食を食べる。740円。












 みなとみらいから、桜木町に出て、山下公園まで歩いていく。今日も「ハマフェス」。横浜の景色を楽しみつつ、のんびりと歩いていたら、なかなかちょうどいい時間になった。2日目はクレイジーケンバンドのライブ。ライブが始まる18時、10分前ぐらいに到着し、昨日はステージを遠巻きに眺めていたが、今日はステージ前の客の群れのなかに潜り込んだ。CKBのライブは、コロナ直前のTBSラジオのフェス以来になるか。ある時期まではコンスタントにライブに通っていたものだが、チケット代が高くなるにつれ、なかなか気軽に追いかけるというわけにもいかなくなってしまい、この10年ぐらいは、熱心なファンからはだいぶ脱落しているのだが、しかし、横浜に住んでいると無料のライブを観る機会がけっこうあるもので、その機会は逃さないようにしている。横浜という土地とクレイジーケンバンドという特殊なバンドのなせるわざだろう。(TBSラジオのフェスはけっこう高額のチケットだったはずだが、しかし、会場はパシフィコ横浜だ。)いつもの登場曲が鳴り、ライブの1曲目はなんと「ノーエ節」で始まった。これぞライブならでは、横浜のクレイジーケンバンドならではだ。いきなり大興奮させられる。2曲目は、初期の名曲「スージー・ウォンの世界」に突入。昨年のアルバムから「The Roots」があり、そのあとには「タオル」「☆☆☆☆☆」「昼下がり」と、ご当地の名曲が続いた。MCで、矢沢永吉のタオルの話をしていたんだったかな、剣さんが矢沢の曲のさわりをぱっと歌ってみせる場面もあった。「Sweet Vibration」という新曲があり、そして、これもおなじみの「香港グランプリ」。アンコールには CHIBOさんが登場した。スカアレンジの「タイガー&ドラゴン」「スタンド・バイ・ミー」。最後は「からっぽの街角」だった。1時間15分程度のコンパクトなライブながら大充実。これを無料で楽しめるこの街はつくづくすごい。司会のひとはわからなかったが、ラジオのパーソナリティだったのかな。実行委員たちのあいさつがあり、剣さんと CHIBO さんも残っていたので、終わるまで観ていた。CKBのライブ、ぜひ毎年恒例にしていただきたいものだ。







◇ テレビ

 帰りもまた、みなとみらいを歩いていく。夜遅くに帰宅し、夜にもまた録画していたテレビ番組をいくつか。今朝に観そびれた「ワイドナショー」は、今田耕司、ヒロミ、オズワルド伊藤、根本宗子というメンバー。ヒロミとWコウジの共演が珍しく、今田耕司が若手時代にヒロミに無視された思い出を語る。ジャニーズ、猿之助の話題のあとに、この番組では「THE SECOND」の話題をたっぷりと扱った。ギャロップがスタジオに登場し、漫才を披露する。そのあとには、今田、東野、オズワルド伊藤からもいじられ、ギャロップの大阪でのキャラクター、それぞれの素が出ていて面白かった。番組の裏話もあり、決勝戦でのマシンガンズの点数いじりは、それまではネタに影響が出るような余計なトークはできず、4分余らせていたために最後がそうなってしまったのだった。

2023年5月22日月曜日

5月22日月曜日/冷風扇は涼しい

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。いよいよ3ヶ月遅れの更新。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「まつも to なかい」は、岡田准一と広末涼子がゲスト。先に登場したのは岡田准一。松本が黒田官兵衛が大好きだとは初めて知った。10分ぐらい経ってから広末涼子が登場する。同い年、同年デビューのふたり、広末に勉強のノートを借りたりする関係だったというのも知らない話だった。そのあとにはスタジオを移動し、岡田准一が武道家の日野晃を紹介する。今回は広末の話はほとんどなく、どうも内容が薄く感じられたが、番組最後には映画の宣伝が流れ、なんてことはない、岡田准一と広末涼子が映画で共演しているから出てきただけのことだったのかと最後になってわかった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングは、G7サミットから「THE SECOND」の話題に。高田先生はマシンガンズと三四郎に肩入れしている。12時台は坂本冬美がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。オープニングにマシンガンズが電話出演し、ここで語られる「THE SECOND」の裏話がすべて面白かった。例のごとく、この時間に漫才協会入りも決めてしまう。

 午後もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は中尾ミエがゲスト。現在、76歳。この年齢で、去年、舞台で宙づりをやったというのだからすごい。前回の出演からあまり時間が経っていないような気がして、保存はしなくてもいいかというつもりで観ていたが、徹子さんとしみじみ会話しているのがよくって、消去するのが惜しくなった。

 先週木曜の「アメトーーク!」は「バック・トゥ・ザ・家電芸人」。土田晃之、徳井義実、品川祐、かじがや卓哉というメンバー。「家電芸人」が始まったのは15年前だそうで、初期のころは観ていたが、年末特番の恒例企画になってしまってからは、年末年始はほかにも観る番組がたくさんあるから、忙しいので「家電芸人」は観なくなってしまった。もしかすると、観なくなってからは家電の情報からは追いていかれてしまっていたのではないか。今は全番組録画が普通なのかとか、5.1ch は古いんだとか、今回の放送を観ながら何度か驚かされる。昨日日曜の「週刊さんまとマツコ」は、さんまの自宅のテレビが緑色に映るというのは本当なのかを検証する企画。ここでも土田晃之が活躍していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「THE SECOND」の特集記事があった。書き手は中村計。決勝前の、マシンガンズ、囲碁将棋に取材している。たけしの連載は、たけしの「なりすましSNS」に困っているという話から始めていた。そんなアカウント、ほんとにあるのかな。そのあとには、ホームランボールをキャッチした少年からそれをおとなが奪ったという騒動について。その騒動のことをまったく知らなかったが、その映像が拡散され、炎上しているのだという。「どっちにしろ、この男は「大人のマナー」がまるでわかってないところが情けない。(略)ただ、オイラは、いくら情けないヤツだと腹が立っても、それをネット上に書き込んでつるし上げようなんて思わない。「匿名」であるのをいいことに、知り合いでもないヤツを叩くのは単なる〝リンチ〟でしかないんでさ。そいつらは、〝悪者〟を糾弾していい気になってるのかもしれないけど、憂さ晴らしで人の批判をしてるようなヤツは、ボール横取り男と〝同レベル〟だっての。」

 午後にブログの更新をもうひとつ。部屋がいよいよ暑くなってきたので、冷風扇を使い始めようと、まず、冷風扇のまわりに積みあがった本をどける作業にとりかかる。それから、水を溜める水槽を開けてみたら、カビみたいなものがあるようで、やっぱり汚れている。これは、去年、使わなくなったタイミングで洗っておかなければならなかったのか。風呂場にもっていって、ざっと洗い流す。冷風扇をつけると涼しい。

◇ 読書・ポッドキャスト・映画

 涼しくなったところで、部屋で読書をする。バカリズムの「バカリズム案」という本を一気に読んだ。2003年刊、廣済堂出版。もう20年も前の本になるのか。著者はコンビ時代のバカリズム。発売時からこの本のことは知っていたし、古本で何度も買ったり売ったりしているのだが、ちゃんと読もうという気には今までならなかったのだ。なにしろ、この種の本には、先行する名著として天久聖一・タナカカツキ「バカドリル」があり、それに比べると、この本ははっきりと劣っていると感じていたからに違いないのだが、改めて読んでみると、中盤、「位」と題するページには今のバカリズムとダイレクトにつながるようなアイデアがある。しかし、現在からすると、こんな時代だったかなと思うようなエロネタ、女性蔑視的なネタがとても多く、お笑い村的な閉じた空気も感じられる。あとがきを松下が書いていて驚いたのだが、読んでみると、この本はすべて升野が執筆したということを松下が書いていた。

 Spotify で、「だいじなケモノ道」というポッドキャストを初めて聴いた。いとうせいこうと九龍ジョーの番組。昨日の「サンデージャポン」に九龍ジョーが出ていたので、それをきっかけにツイッターを覗いてみたら、このポッドキャストのことを知った。すでに10回配信されていて、今のところはテレビの話題が多いようだ。9回目の「なぜ日本のテレビは芸人だらけになったのか」というテーマが気になり、まず、この回を聴いた。聴いていて、九龍ジョーが話そうとしたことと、いとうせいこうの話がちょっと違うんじゃないかと思ったが、いとうせいこうは欽ちゃんが芸人の地位を上げたという話から始める。もうひとり、キーパーソンとして名前があがるのは上岡龍太郎だ。上岡龍太郎が今もいたら、いとうせいこうの居場所はもっとあったのかもしれないのではと。


 眠る前に、アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「生れてはみたけれど」を観た。松田春翠の説明付き。タイトルから、どうも暗い映画のような先入観があったが、喜劇なのだ。惹きつけられる場面も多々あったが、まあ、これは勉強のようなつもり。深夜0時過ぎに眠る。

2023年5月21日日曜日

5月21日日曜日/唐揚げ丼を食べる

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、気力がない。更新の間が空くと、調子がわからなくなってしまう。録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、ゼレンスキーが来日して、G7広島サミットに出席していたんだな。「THE SECOND」を追いかけていたために、それよりもよっぽど重要なニュースをまったく追いかけていなかった。続いて、市川猿之助。これも気になっていたニュース。この番組では、三谷幸喜のコメントに長めの時間が割かれていた。

 今朝の「サンデージャポン」は、雲丹うに、斎藤幸平が初登場。こちらもゼレンスキー来日の話題から始まり、スタジオでは中村逸郎が解説をする。これがたっぷりと40分ほどあり、そのあとには猿之助。スタジオには九龍ジョーが登場し、解説をした。それから、ジャニーズの性加害問題。うっかりしていたが、今朝のテレビ朝日の番組で、東山紀之がこの件について発言したようだ。録画しておけばよかった。今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ウエンツ瑛士、松岡充のほか、あのちゃんが初登場。オープニングでは、NBAの試合が日本で行われたときにウエンツが三万円のチケットを買って観に行ったという話をしたら、淳もその場にいたんだそうで、淳はいちばん前の席で観ていて、隣りの席には談志師匠がいたんだって。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつける。14時台はラサール石井がゲスト。話題はまず、ツイッターの炎上について。太田が政権擁護してるんじゃないかとツイートしたこととがあるというと、太田は「勘弁してくださいよ。」と苦笑する。ここで語られていたたけしの逆張りの話は、ラサール石井の著書「笑うとは何事か」にも書いてあった。しかし、演劇の演出の話になるとさすがに面白い。来週は松尾貴史がゲスト。

 夕方から外出。吉野家に寄り、遅めの昼食。唐揚げ丼を食べる。キャンペーン中で、1割引きだった。特に用もなかったのだが二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、それから、ドトールに入る。読書をするつもりが、ひどい眠気。あたまが動き出すまで、1時間以上かかった。坂口安吾「心霊殺人事件」をなんとか読み終える。2019年刊、河出文庫。だいぶ前に読み始めて、読みかけのまま、しばらく放ってあった。推理小説をもう少し知りたいと思っているのだが。

 歩きながら、タイムフリーで、金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングでは、前日に放送された「徹子の部屋」の話をする。収録が終わったあとにも、しゃべり続けていたという徹子さん、「M-1」の賞金の話から税金の話になったようで、徹子さんは「窓ぎわのトットちゃん」が売れたときの税金についてしゃべっていたようだ。あるいは、カメラに映っていないところでは、徹子さんは鼻をかんでいたとか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。それから、ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚める。アマゾンプライムで映画を観ようかと思ったが、あんまり長いのを観る体力はなく、「ウディ・アレンの6つの危ない物語」の1話を観なおした。

2023年3月17日金曜日

3月17日金曜日/静かにしろ


◇ 病院

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか観て、午後から外出する。もっと早く出ようと思っていたのに、もたついてしまった。横浜に出て、先に昼食を。ひさしぶりに松のやに入り、味噌ロースカツ定食を食べた。690円。

 ラジオを聴きながら歩き、市民病院まで。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。14時40分の予約だが、数分遅れで到着した。病院の玄関には消毒液はまだ置かれてはいるが、手指の消毒は義務ではなくなり、任意になった。ほぼ待たされず、いつもどおり、診察は簡単に終わる。薬局に寄り、クスリをもらってからまた歩いて横浜駅のほうまで戻ってくる。


 ビブレのブックオフに寄ると、棚がやけにすかすかだと思ったが、棚移動の最中か。エッセイがあった棚に料理や服飾関係の雑誌がきて、エッセイはどこに行ったのかと思うと、コミックの並びに移されてしまっている。いや、コミックエッセイをコミックの並びに置くのはわかるが、活字のエッセイまで一緒にそっちに連れていく必要はない。この店はなぜだか、活字のエッセイとコミックエッセイを離れ離れにはしたくないようだ。買う本はなにもなく、しかし、CDの棚を見てみたら、いいものを見つけられた。550円のCDを2枚買っていく。跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄ってみるが、こちらも買うものがない。110円の文庫本を1冊だけ、クーポンを利用し、10円で買う。

 東口のドトールに寄り、ひと休み。読書をするが、背後の席で、ひとりでべらべらべらべらしゃべっているおばさんがいて、じつに耳障りだ。聞き手のおじさんは口数が少なく、ババアがひとりで愚痴っぽいことを怒り半分でしゃべっている。ババアといってもたぶん自分と同世代くらいなんだけれども、しかし、背後の席なので、すがたかたちはわからなかった。ああ、いやだ。眠くなり、読書はいったん中断。仮眠しているあいだにべらべらババアはいなくなり、また読書に戻るが、今度はすぐ隣りの席の若い男が、ぶつぶつぶつぶつとずっと電話をしている。競馬の話をしているようなのだが、なにをそんなにしゃべることがあるのかと思うくらいにえんえんと続ける。これはだめだと思い、Spotify で雨音でも聴きながら読もうとするが、ここのドトール、席が地下になるから電波が弱い。なかなか再生されず、ようやく再生され、これで落ち着いて本が読めると思ったら、間もなくしたらぶつぶつ男は帰っていった。なんだこのやろう。

◇ マンガ・テレビ・ラジオ

 いましろたかし「原発幻魔大戦」の3巻「日本発狂編」を読み終えた。2013年刊、エンターブレイン。まわりがうるさいせいで、マンガ1冊読むのにやけに時間を食ってしまったが、しかし、情報量は多いマンガだ。当時のツイッターの空気が保存されている感じがある。リアルタイムで読んでいれば、もっと興奮させられたのかもしれないが、うまく感想が出てこないな。巻末には金子勝との対談あり、3巻とも対談の構成は九龍ジョー。

 雨の予報だったが、降られずに済んだ。夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは池松壮亮。「シン・仮面ライダー」の公開に合わせた出演だったんだな。テレビになじまない口調、ふるまい。やっぱりこのひとは映画俳優だと思わされる。そして、それをそのまま受け入れられるこの番組も貴重だ。しかし、このようなインタビュー番組というのはそもそもそういうものではなかったか。スターの素顔をいかに引き出すかが番組の役割だったものが、今では、テレビ的なふるまいを要求する番組のほうが強くなっている逆転がある。お笑い芸人のほうが偉そうに見える場面が多々ある。

 もうひとつ、「チコちゃんに叱られる!」も、NHKと日本テレビのコラボ企画をこちらでもやるので録画しておいた。「ぐるナイ」から増田貴久、「笑点」から木久扇師匠が出演していたが、別に面白くはなかった。途中まで観て、消去する。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台のゲストに斎藤工が登場。竹中直人の監督映画のプロモーションか。金曜メンバーに斎藤工が混じっているというのも不思議な図なのだが、高田先生とは日本学園の先輩後輩の関係にあたる。この番組に出て、こんなにまじめに語るひとも珍しいというくらいにまじめに語っていた。

 ツイッターを覗いてみると、岸田戯曲賞の発表のニュースがあり、なんと、東葛スポーツの「パチンコ(上)」が受賞した。いやあ、驚いたな。これは嬉しい。もう1作、加藤拓也というひとと同時受賞だ。審査員の講評はまだ公開されないのか。

 パソコンの容量がいつの間にかいっぱいになってしまったようで、外付けハードディスクをつなぎ、データを移す作業をせざるをえないが、それ以前に、要らないアプリがなぜかいろいろあって、どんどんアンインストールしていったらそれだけでずいぶん容量が空いた。なぜ要らないアプリが勝手にインストールされてしまうんだろう。ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、ポッドキャストを聴きながら深夜1時頃に眠る。

2023年3月16日木曜日

3月16日木曜日/星川の図書館


◇ 大手町

 午前中から都内に。電車のなかで立ったまま眠ってしまい、読んでいた本を落っことす。眠い。出歩いてばかりで、からだがだいぶ重たくなってきた。今日も大手町まで。昼食は午後、大手町ビルヂングの地下、バンブーに入り、前から気になっていたぶっかけというやつを食べた。いつも行列ができていて、テイクアウトに並んでいるのかと思っていたら、あるとき、店内でも食べられるのだと気がついた。午後に寄ってみたら、誰も並んでいなかったから今がチャンスだ。システムがわからないと、混んでいる時間帯にはなかなか挑戦しづらい。ぶっかけというのは、好きなおかずを3種選ぶと、それらをご飯の上に盛ってくれる。ルーローハン、唐揚げ、小松菜と玉子炒めを選んだ。スープとジャスミンティーもつき、800円。この店は定食もあるし、大手町ビルヂングではいちばん利用しやすい店かもしれない。

◇ 鶴見・星川

 東京駅から京浜東北線に乗り、ラジオを聴き始めたら、ぐったり眠ってしまう。鶴見で下車し、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊、新書を1冊買う。

 鶴見から星川に移動。星川のコーナンに明日寄ろうかと考えていたのだが、天気予報を見ると金土と雨になるようなので、買いものをするには、今日、済ませてしまったほうがいいと考えなおした。星川に行くならば、ついでに市立図書館にも寄りたいと思っていた。ずいぶんひさしぶりに寄ってみたが、天気がよく、向かいの帷子川の風景がきれいだ。コーナンで買いものをするとなると、電車が混む時間は避けたいから、この図書館で長めに時間をつないだほうがいいだろうと思っていたが、じっくりと棚を眺め、なんの本を借りようかと悩んでいたら、軽々と2時間を過ぎた。県立図書館で借りている本もあるし、買ってある本だって読みたいから、どんな本を優先して借りるべきか。悩みに悩み、読みかけの本と関連づけられそうな新書を3冊選んだ。荷物が重くなるのもいやだから、新書という選択になった。



 そのあとはマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとスパチキを食べる。320円。マンガを1冊、昨日に引き続き、いましろたかし「原発幻魔大戦」の2巻「首相官邸前デモ編」を読んだ。2012年刊、エンターブレイン。震災の当時、民主党政権だったというのが、感覚的になんだかうまく思い出せないんだよな。巻末にはいましろたかしと孫崎享との対談があり、構成はおなじみの九龍ジョー。

 コーナンで買いものをして、夜遅くに帰宅する。録画していた今日の「徹子の部屋」は、尾上右近と中村壱太郎がゲスト。壱太郎は扇千景の孫にあたる。収録は亡くなる前だろうが、奇しくも、扇千景の話題が多くなっていた。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、それから、火曜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、こちらでは「TBSドキュメンタリー映画祭」の話をしていた。ラジオを聴きながら、深夜0時過ぎに眠る。

2023年3月15日水曜日

3月15日水曜日/17時に閉まるとは

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、ブログの更新をひとつ。少し眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、まず、先日の「日本アカデミー賞授賞式」の裏話があって面白かったのだが、そのあとにはなんと、古本屋の特集があった。スタジオには古本屋の店主たち、よみた屋の澄田さん、ソオダ水さん、ゆうらん古書店さんが順に登場した。澄田さん、ソオダ水さんは登場した瞬間に誰だかわかったが、ゆうらん古書店さんだけは存じあげない。昨年9月に経堂にオープンしたばかりの店なのだ。ゆうらん古書店さんは熱烈なオードリーファンでもあった。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は渡辺徹の特集。「渡辺徹とは何者だったのか!?」と題し、スタジオには榊原郁恵が出演。熱愛報道が出た当時の渡辺徹の会見の映像も流れた。VTR中の渡辺徹の発言はコージー冨田がものまねで再現していた。この特集は次週に続く。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。野球の話はしない水曜日。WBCの試合の時間には、トンツカタンのライブに行っていたという乾貴美子。12時台は鈴木慶一がゲスト。

◇ 大手町

 午後から都内に。今日も東京駅まで。午後の東海道線は空いていた。丸の内口に出て、まず、昼食。なか卯に入り、ランチメニューの鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。650円。ファーストスクエア地下のドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をする。今日はマンガ、いましろたかし「原発幻魔大戦」を再読。2012年刊、エンターブレイン。去年、これの続きをブックオフでまとめて買えたのだが、読むならば、震災の日に合わせて読もうと思っていた。たしか、1巻だけは刊行から間もないときに読んだんだっけか、記憶がはっきりしないが、今のほうが俯瞰的に読むことができる。巻末にはいましろたかしと田中康夫の対談があり、構成を九龍ジョーが担当している。


 ドトールに長居するつもりでいたら、閉店時刻になり、追い出されてしまった。平日なのに17時に閉まるとは夢にも思わず、確認せずに入ってしまい、失敗した。大手町ビルヂング1階の紀伊國屋を覗き、「文藝春秋」を少し立ち読みしてみたら、巻頭のエッセイに談春の名があった。「これからの芝浜」という「芝浜」の作りなおしに取り組んでいるようで、それについて書いている。こんな試みをやっているとは知らず、最近は「東京かわら版」も読まなくなってしまったから、落語の情報にいよいよ疎くなってきた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。今日は傑作選、サプライズ登場の特集。要するに、あるゲストの回に、別のゲストがあとからサプライズで登場するという趣向、それが何度かあり、そのなかから4本がダイジェストで放送された。加山雄三の回には南こうせつが、神田うのの回には美川憲一が、松原智恵子の回には浅丘ルリ子が、そして、柳沢慎吾の回にはじつの姉が登場。いずれも近年のものばかりで、この4本はすべて放送時に観ていた。

 眠る前に、ブログの更新をなんとかもうひとつ。約2ヶ月半遅れの更新ペース。昨年の大晦日までの日記がようやく埋められた。深夜1時過ぎに眠る。

2022年8月18日木曜日

8月18日木曜日/非政治化するラップ

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。パソコンのトラブルもあったため、一週間ぐらい空いてしまっただろうか。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・とろサーモン&山崎怜奈)と「キョコロヒー」を観た。「キョコロヒー」は、弱めのエピソードをいい歌にしてもらうという企画で、登場したのはなんと、奇妙礼太郎だ。ヒコロヒーのクレジットカードの審査に落ちた話をいい歌にする。奇妙礼太郎は、この番組を初回から観ているそうで、「バラバラ大選挙」の投票もしたという。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、清水ミチコが夏休みで、黒沢かずこが代打のはずだったのがコロナになり、代打の代打で磯山さやかが登場した。午後は「徹子の部屋」(ゲスト・増田恵子)を追っかけ再生ですぐに観てしまう。

 夕方になってから、少し外出する。駅前の日高屋に入り、カタヤキソバと餃子を食べた。860円。ドトールで読書をするつもりでいたが、なぜか8月いっぱいは時短営業になるようで、18時閉店になっていた。しかたなく、ライフのマクドナルドまで。



◇ 読書

 マクドナルドで、大和田俊之・磯部涼・吉田雅史「ラップは何を映しているのか」を読み終えた。2017年刊、毎日新聞出版。あとがきを読むまで知らなかったが、梅山景央(九龍ジョー)による編集だった。「「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで」という副題がついているが、2016年末、トランプ当選直後にゲンロンカフェで行われたトークイベントが本書のもとになっている。今から5年半以上前になるから、すでに状況が変化している部分もあるだろうが、それにしてもとても面白いことが語られている。P29-32 磯部「「ラップ・ミュージック=政治的」という見方がいかにステレオタイプかということ」「BLMを通して広まった、怒れるアフリカ系というカウンター・カルチャー的なイメージとはまた違った姿が、現実には存在しているということ」「ラップ・ミュージックの非政治化とでも言える動きがある」 P38 大和田「やはり黒人コミュニティがどんどん内向化しているのではないか」といったあたりの話は、知らなかったし、とても興味深かった。大和田はつぎのようにも語る。P84「これは多分に僕自身の個人的な見方によりますが、ブルース、ソウル、それにジャズやヒップホップなどの黒人音楽とそのアメリカ社会での受容についてそれなりに概観してみると、黒人だけでなく、むしろ白人が黒人音楽に政治性を求めてきた歴史がどうしても目立つんですよ。彼ら彼女たちは例外なくリベラルで良心的であって、黒人文化の評価という意味ではその功績も計り知れないわけですが、それがどうしても行きすぎてしまう。すると、政治的な黒人音楽は評価するけど、政治的でない黒人音楽は評価しない、というようになる。つまり、彼らにとって「正しい」黒人音楽と「正しくない」黒人音楽という価値基準ができるわけで、それは彼らがリベラルな価値観をマイノリティのカルチャーに投影してしまうからです。そしてそれは、日本の多くの音楽評論家にも共有されていた価値観だと思います。」 あるいは、ケンドリック・ラマーについて語られている部分。P26-27 大和田「もちろん「Alright」はものすごく重要な曲で、BLMのアンセムとしても歴史に残るはずですが、実はあの曲、まったく闘争的な曲ではないんですよね。」 吉田「(略)結果的にBLMのアンセムとしては捉えられたけれど、直線的ではなくて非常に複雑な感情が歌われている。ケンドリックは、自分の中にいろんな視点を設定して、ラップの中でもそれら複数のキャラクターの視点でヴァースを分け合い、複数視点から一つのサブジェクトを照射して説得力を持たせるという面がありますね。」 磯部「内省的ですよね。実際、ケンドリックはBLMのデモについて、「行動もよいけれど、葛藤しろ」というような微妙な発言もしているようです。」

◇ ラジオ・配信ドラマ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリー切れ前に、先週木曜放送の「ランジャタイのオールナイトニッポンX」を聴いた。オープニング曲に「チキンライス」をかけたかと思うと、エンディングまでずっと「チキンライス」で押しまくる。地下ライブの主催者大戦国時代だという話や、街裏ぴんくや三浦マイルドなど、地下芸人の名前多めの放送だった。1時間だけだから、聴きやすくて助かった。

 深夜になり、Netflix で「ゲットダウン」というドラマを観始める。「ラップは何を映しているのか」ではこのドラマについても語られていて、このタイミングで観てしまいたくなった。2016年のドラマだが、前に読んだ「ネットフリックス大解剖」という本で知ったんだっけか、すでにマイリストに登録してあった。第1話は 93分という長さで、それでなかなか観始められなかったのだが、いや、これは面白い。音楽が流れ始めると、長さを感じなくなってしまう。ヒップホップと同時代にあったディスコカルチャーも描かれていて、ヒップホップの「正史」には描かれてこなかった歴史の在りかたを示唆しているというのが「ラップは何を映しているのか」で語られていたことだった。バズ・ラーマン監督作を観ることも今までなかったが、これは続けて観てみよう。

 深夜にまた、録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「アメトーーク!」をすぐに観てしまう。「ジーンズ大好き芸人」というテーマだが、蛍原が濃厚接触者になり、狩野英孝が代打MCを務める。とはいえ、草彅剛も出演し、ケンドーコバヤシもいるし、まわりが強力だ。火曜の「イワクラと吉住の番組」は、先週から、イワクラとオズワルド伊藤の熱愛を話題にしている。こんなに彼氏のことしゃべる番組ってあるかな。最後には、伊藤もVTR出演した。

 ツイッターを開くと、通知がやけに多く、ずいぶん前の「ハデジ」のツイートをのていさんがリツイートしてくれていた。なぜだろうと思ったら、ゆたかさんが「ナイツ ザ・ラジオショー」に出演するとツイートしていたのか。この情報は知らなかった。すごい。来週木曜、ついに出演か。メール送ろうかな。

2022年7月17日日曜日

7月17日日曜日/ある松本人志論

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今日は「サンデージャポン」は世界陸上の放送があるために休止。大きいニュースが多いのに、なにやってるんだと言いたくなる。うちのレコーダーは2番組同時録画中のときは追っかけ再生はできないのだが、今日は「ワイドナショー」しか録画していないから、追っかけ再生で観てしまう。今週は松本人志は不在、ヒロミ、田村淳、神田愛花、ふぉ~ゆ~辰巳雄大、アインシュタイン河合ゆずるというメンバーだった。冒頭にはまず、この番組で以前に取材している国枝慎吾のニュースを扱い、つぎには、オズワルド伊藤とイワクラの熱愛報道を扱う。そして、CM明けにようやく、安倍晋三銃撃事件を扱った。神田愛花は事件現場を訪れてみたそうだが、それはともかく、神田愛花の統一教会の認識がどうも危なっかしい。続いて、参院選の話題を扱うが、生稲晃子とともに、水道橋博士の当選にも触れられる。この番組では乙武洋匡に密着していた。どうやら、赤坂で演説を聴いた日にちょうど密着していたようだ。

 「TVタックル」も追っかけ再生で観るが、参院選の話題をやらずに拍子抜けする。収録はいつなのだろう。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。ニュースコーナーでは参院選の話題もあり、水道橋博士の名前も出たが、特に掘り下げて扱いはしないものの、しかし、太田の声はちょっと嬉しそうだった。今週はゲストもなし。

 今日は外出せず、午後も、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた先週の「笑点」では、ハナコと宮治のコラボがあり、「キングオブコント」で優勝した犬のコントに宮治も参加し、岡部と一緒に犬の役をやった。大喜利は前週に引き続き、月亭方正が助っ人。今日の放送では、おいでやすこがとたい平のコラボがあり、大喜利の助っ人は晴の輔。昨夜の「お笑い向上委員会」は「バック・トゥ・ザ・芸人」特集の3週目。三浦マイルド、中川パラダイス、かもめんたる槙尾が登場し、この3人、みんな 2013年賞レースの覇者なのだ。中島知子も先週から残留し、雛壇側で活躍していた。昨夜の「ゴッドタン」は「熱い下ネタをやりたい選手権」という企画。「ネタギリッシュNight」のゾフィーのコントがこの企画に発展した。ゾフィー上田脚本の無人島コントを、劇団ひとりと矢作が演じる。東京03飯塚と角田には当て書きし、出張先のコント。最後は、上田と劇団ひとりのコンビがスパイのコントを演じた。劇団ひとりの芝居の面白さを堪能する回だった。

◇ 読書 

 夜、部屋で読書をし、杉田俊介「人志とたけし ―芸能にとって「笑い」とはなにか」を読み終えた。2020年刊、晶文社。著者の年齢を把握していなかったが、このひと、1975年生まれで同い年(早生まれの一学年上)なのだ。タイトルのとおり、前半に松本人志論とビートたけし論、それから後半には、対談、鼎談が、3本収録されている。先にネットで発表されていた松本人志論は面白く読んだ記憶があり、ずっと読みたかった本なのだが、まず、松本人志論から読み始めていくと、不思議な気もするが、あれっと思うくらいに、変だなと思う記述がかなりある。最初に読んだときには、そうは思わなかったのだろうか。note にこの評論が公開されたのは、2019年の夏だとまえがきには書かれている。それから加筆修正されているのかわからないが、その note の記事にリンクを貼ったツイートをリツイートした記憶もあるし、松本人志を批判的に分析しているこの評論にかなりうなずいたはずなのだが、改めて読んでみると、どういうわけか、うなずけない部分がかなり多い。はたして、同じものを読んでいるのだろうか。あるいは、3年のあいだに、こちらの松本人志観が変わったのか。いや、自分の松本人志観以前に、松本人志本人は確実に少し変化をした。ちょうど、この評論が公開された2019年夏には、吉本興業の闇営業問題があり、その後、おそらく、松本人志はこの騒動を通じて変化をしている。今、松本人志が炎上することはかなり少なくなった。この本のまえがきには、「私の方法は、人志とたけしの映画作品の中に、彼らの芸能と笑いの秘密を精神分析のように読み取る、というものであり、芸能者としての松本人志、北野武を総合的に論じるためには方法的に弱い、という批判は当然ありうると思う。ご批判をいただきたい。」と、著者もあらかじめ書いてはいるのだが、ここで読み解かれているのは、じつは、「ワイドナショー」の発言でのべつ炎上している松本人志のネットでのイメージにすぎないのではないだろうか。松本人志の「芸能と笑いの秘密」がそこまで読み解かれているのだろうか。そして、ここで参照されている芸能論というのは、山口昌男であったり、柳田国男であったり、こういっては身もフタもないとは思うが、あまりにも視点がインテリすぎる。松本のおもな仕事であるテレビについても、若いころに観た印象を語るだけで、現在の松本の仕事をどこまで点検しているのかはよくわからない。続く、たけし論はとても面白かったのだが、これはほぼ映画論に徹しているからだろう。「人志とたけし」と並べてはいるが、別に、このふたりは映画作家として並べられる存在なわけではない。たけしは映画史から読み解けても、松本は映画史からは読み解けまい。そもそも、この著者は、映画史からは外れるようなB級コメディ映画なんかはどのくらい観ているんだろうかという疑問も湧く。しかし、後半に収録された対談・鼎談を読んでいくと、杉田の松本人志論の不満はかなり補われていた。九龍ジョー、マキタスポーツ&矢野利裕、西森路代という3本で、けっこうなボリュームだったが、それぞれ夢中になって読んだ。対談・鼎談では、たけしよりも松本の話題が多くなり、九龍氏、マキタさんも杉田の松本論には異論を示していて、九龍氏の松本評にもっともうなずく。総体的には面白い松本人志論といってもいいだろうか。北野映画がその評価をすでに揺るぎないものにしているのとは異なり、松本人志という人物の評価はこの先もまだまだ揺らいでいくはずだ。

 熱心に読んだついでに、大きなお世話だが、変だなと思った記述をいくつか。P10「ジョーカーを擬した小梅太夫(!)のちょっとした人気。」 P128「たとえば元俳優であり、舞台・映画・テレビ・ラジオなど様々なメディアで活躍し、芸能についての素晴らしい評論(それ自体が芸能的な語りの実践のような評論)を書き続けてきた小沢昭一は」 P250「芸能と暴力といえば、僕が中高生のころは、とんねるずの影響がすごく強い時代だった。これはラリー遠田さんも強調しているけれど、彼らの笑いって、基本的にパワハラ的な笑いです。」 P286「たとえばれいわ新選組の山本太郎さんは、もともと北野武の番組のダンス甲子園で、「メロリンQ」という一発芸で出てきて、その後の俳優としての仕事はいまいちで、その流れの延長上で政治家になった。」

◇ 配信番組

 アマゾンプライムでドキュメンタリー番組をひとつ。宗教に関するものをなにか観たいと思い、探してみると、「カルト集団と過激な信仰」という番組の第5回で、「世界平和統一聖殿」が扱われている。あまりよくわからずに観始めてしまったが、よくよく確認してみると、どうやら、「世界平和統一聖殿」というのは「世界平和統一家庭連合」とはまた別の、統一教会から派生した団体のようだ。こっちのほうこそ銃を所持しているじゃないかとびっくりする。

 続けて、Netflix で、「ザ・ロンリー・アイランド バッシュ・ブラザーズを歌ってみた!」という番組を観た。わずか30分のコメディ番組。「リコリス・ピザ」に主演していたアラナ・ハイムのほかの作品はないかと検索していて見つけた。この番組にはハイム3姉妹で出演している。ザ・ロンリー・アイランドというのは、検索してわかったが、3人組のコメディグループの名前なんだそうで、「サタデーナイトライブ」で人気になったようだ。ヒップホップのミュージシャンでもあり、ヒットも飛ばしている。バッシュ・ブラザーズというのもなんなのかわからなかったが、大リーガーのカンセコとマグワイアのコンビが実際にバッシュ・ブラザーズと呼ばれていたんだそうで、日本だったらKKコンビを今の時代にネタにするようなもんだろか。深夜2時過ぎに眠る。

 

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...