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2023年10月16日月曜日

10月16日月曜日/ハンバーグを食べた

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・読書

 ようやくたっぷり眠り、朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」は主役の福来スズ子が成長し、ようやく趣里になった。やっぱり、趣里が出てくるとがぜん面白くなってくる。芝居に惹きつけられる。また、水川あさみがこの年齢差でもきちんと母親に見えるのがすごい。ちょっとだけ出てきたジャルジャルもよかった。

 昨日の「ワイドナショー」は、フジモンの当て逃げ事故のニュースで始まり、そのあとには、やり投げの北口椿花選手がスタジオに登場した。このひと、朗らかで感じがいい。テレビに呼ばれるようになりそう。やり投げについての話は、やりの貸し借りがOKというルールなど、知らないことばかりだ。そのあとにはバスケの特集があり、今週はスポーツの話題が続いた。しかし、イスラエルのニュースはなぜ扱わないのか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に潜在視聴率のデータを載せている記事があり、人気タレントの潜在視聴率とギャラが一覧表にしてある。林修や長嶋一茂のギャラは驚くほど高く、有吉弘行ら、中堅お笑い芸人たちの、2、3倍はもらっているようだ。いや、テレビに出まくっている中堅芸人たちのギャラの低さに驚くということでもあるのだけれど。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では、「週刊新潮」の村上麗奈の記事を全否定している。「知らないAV女優が30年前の「バイク事故の話」を週刊誌ネタにしてて唖然としちまったぜっての」という見出しがあり、本文ではまず、ロシアを訪れた鈴木宗男を話題にし、「週刊新潮」の記事については後半で語っている。「村上麗奈って80年代のAV女優がいるらしいんだけどさ。ポストのアンチャンが言うには、そこそこ名の知れた女優なんだってね。(略)オイラはこんなヤツ、会ったことも見たこともないんだぞ(笑)。あまりにも突飛なことを言い出すんで大笑いしちまったよ。バカバカしい話で唖然とするばかりなんだけど、万が一、この大嘘を信じるようなヤツが出てきちゃまずいんで、一応ここでキッパリ否定しておくよ。だけど、オイラも恥ずかしいんだよ。こんな妄想に対して「たけしがムキになって反論してる」なんて思われたらそっちのほうがよっぽど恥ずかしいじゃないかってね(笑)。」 

 そのほか、「週刊プレイボーイ」には「キングオブコント」の記事があり、ユウキロックがファイナリストたちを解説している。「BRUTUS」は写真特集。篠山紀信のすがたをひさしぶりに見たが、あのもじゃもじゃあたまではなく、ニット帽をかぶっている。すっかり老人だ。もう八十過ぎか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。オープニングでは、高田先生が、マキタスポーツから舞茸が送られてきたという話をする。マキタさんの二拠点生活の報告も添えられていた。12時台ゲストは渡辺謙。この部分は収録で、高田先生と金曜メンバーの松村邦洋と磯山さやかが迎える。阪神の優勝の話題から始まり、渡辺謙が阪神ファンだとは知らなかったが、そのため、意外や、松村とはけっこう出会っているようだ。

 午後から外出。昨日とは打って変わって暖かい。電車に乗る前にスレッズを開いたら、谷村新司の訃報に驚いた。鶴ヶ峰に移動。ココロットのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスとドリンクバーをつけ、900円。ここでしばらく読書をしていく。

 図書館で借りている、伊東順子「韓国カルチャー 隣人の素顔と現在」を読み終えた。2022年刊、集英社新書。韓国の小説、ドラマ、映画から、韓国の社会や歴史を読み解いていくような内容で、期待した内容よりもちょっと硬い内容だなとは思ったが、これはこれで面白く、必要な勉強だった。日韓の女性の地位、あるいは、学生たちをとりまく状況が、2000年代初頭からは逆転していっているということなどには新鮮な驚きがあった。

 サイゼリヤを出て、ブックオフに寄ってから、夜に帰宅する。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」を観ると、連日、ガザ地区のニュースが続いている。谷村新司の訃報もここで改めて確認した。

 土曜に放送された「ワルイコあつまれ」を観ると、「慎吾ママの部屋」に、友近が演じる一休が登場していた。番組最後には、友近は一休のすがたのまま「ワルイコソーラン」も踊った。同じく、土曜に放送された「勝手にテレ東批評」はマキタスポーツがゲスト。マキタさんが「ゴッドタン」の「マジ歌」に出演したとき、トークになると緊張しているという佐久間。マキタ「僕は冷たい目の連中が嫌いなんですよ!」 そして、日曜に放送された「ボクらの時代」は、佐久間宣行、若林正恭、岩井勇気という顔合わせ。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、ヒコロヒーが蛍原に会った際に、代打を務めた「ブルー・オーシャン」を聴いていたと言われたんだそうで、スタッフからの情報では稲垣吾郎も聴いていたようだ。この番組、「トーキョー・エフエムロヒー」はどうやら桑田佳祐も聴いているんだとか。

2023年8月22日火曜日

8月22日火曜日/マクドナルド消滅

◇ 六会日大前・湘南台

 朝、なかなか起きあがれず、録画していたテレビ番組をいくつか。日曜の「おかべろ」は、あのちゃんがゲスト。昨夜の「キョコロヒー」は日向坂の佐々木美玲が登場し、心理戦ゲームをやるが、なにをやっているのかよくわからなかった。「週刊ダウ通信」は、アルコ&ピース平子がプロデューサーになり、新ドラマ「俺たちにも、情熱はある」のオーディションをする。ダウ90000 のメンバーが、すゑひろがりず、ランジャタイの漫才の再現に挑戦した。

 午前中から外出。小田急線の六会日大前のほうまで用があり、それにしたって、暑いのなんの。汗だくになり、ペットボトル2本を飲み干すが、トイレに行かなくてもぜんぜん平気なくらいに汗をかいた。昼食も食べそこねてしまい、スマホのバッテリーもピンチだ。ブックオフの隣りにマクドナルドがあったから、そこで充電できないかと行ってみると、なんと、マクドナルドは消滅していた。ブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、コミックを1冊買う。空腹にもなるが、湘南台まで歩き、ガストならば充電ができるのではと行ってみると、冷房が壊れているとの貼り紙がある。この暑さで、そんな店には入りたくない。結局、サイゼリヤに入り、20時半頃にようやくまともな食事をする。チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べる。ライスとドリンクバーをつけて、900円。この店では充電はできず、料理の写真を撮ろうとしたところでバッテリーが切れた。無念。もうこのハンバーグのすがたは二度と見ることができない。のどがからからで、ドリンクを3杯飲んだ。

 湘南台からは相鉄線に乗り、夜遅くに帰宅した。すぐに眠り、深夜に目が覚める。「爆笑問題カーボーイ」を聴き始めるが、聴きながらまた眠ってしまい、深夜3時過ぎに起きあがった。ツイッターを覗いてみたら、「キングオブコント」の準決勝のチケット代が7500円だと知った。賞レースって、出演者はノーギャラじゃないのか。なんというぼろい商売だろうか。

2022年11月26日土曜日

11月26日土曜日/気になる賞レース

◇ テレビ・音楽・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「ミュージックステーション」を観ると、宮本浩次が体調不良のために欠席し、その代打に1曲、エレカシの「俺たちの明日」をスカパラと 10-FEET の TAKUMA のコラボで演奏した。10-FEET ってバンドはよく知らないんだけれども。そのあとには、Saucy Dog の石原慎也をボーカルに迎えたスカパラの新曲もあり、しかし、Saucy Dog もよく知らない。それよりも、桑田佳祐を観たくて録画しておいたのだ。新曲2曲を披露。そのほか、「広瀬香美が嫉妬した冬ソング」という特集もけっこう面白かった。

 Spotify では、桑田佳祐のベストアルバム「いつも何処かで」の配信が始まっていた。2枚組、2時間41分もあるから、なかなかいっぺんには聴けないが。


 昨夜の「ネタパレ」も観て、それから、午前中はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は松尾貴史。10時台には、毒蝮さんの中継コーナーがあり、来年90歳になるというかたが登場し、戦争体験を語っていた。

 そういえばと、「M-1」のワイルドカードを思い出し、ホームページを確認してみると、投票は今日の15時までだった。動画の視聴者数がそのまま得票数として数えられるというルールだが、投票はともかく、時間があるだけ、気になるものから観てしまおうと、Aマッソ、ランジャタイ、モグライダー、マッハスピード豪速球、ニッポンの社長、天才ピアニスト、たくろう、滝音、10億円の動画を観た。関西勢、天才ピアニスト、たくろう、滝音が面白かったが、大阪の会場の雰囲気のせいもあるだろうか。ランジャタイもけして悪い出来だとは思わなかったが、準決勝進出者たちはもっといい出来ということなのだろう。

 午後から外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に少し寄ってから、西友の2階、ビックカメラで買いものを。駅の反対側に戻り、ドン・キホーテのサイゼリヤに入るが、すごく混んでいた。ソーセージピザを食べながら、しばらく読書をする。

 ツイッターを覗いてみると、「THE W」の決勝進出者が発表になっていた。しかし、あまり変わり映えのしない顔ぶれ。Aマッソ、天才ピアニストがともに残ったが、「M-1」準々決勝の動画を観るかぎりは、天才ピアニストのほうがずっといいように思える。

 夕方には帰宅し、滞っているブログの更新に手をつける。今日はやけに暖かく、部屋のなかでは半袖で平気だ。夜もまた、録画していたテレビ番組から、木曜に放送されたNHKの音楽特番「NHK MUSIC 桑田佳祐 LIVE SPECIAL クローズアップ佳祐 桑子じゃないよ、桑田だよ!!」を観た。最後は猪木オマージュ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、1曲目は泰葉の「フライディ・チャイナ・タウン」。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、岸のりこというラテン歌手が登場した。芸歴50年のベテランだが、今まで知る機会がなかったな。剣さん、「へえ~」という、ひろゆき風の声を出し、「ひろゆかないってひともいるの知ってる?」「俺、あのひと好き、成田さん。成田悠輔さんって片っぽ丸メガネで片っぽ四角、イエール大学の。あのひと、最高! あのひと、今のロックンローラーだと思う。今の時代の。違って見える不良。かっこいいよね!」

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。「Nキャス」をいつも録画しているが、裏番組の都合で、今日は真ん中30分は録画できなかった。三谷幸喜が数週ぶりにスタジオに登場。自身の演出する公演で代役をやりまくっている三谷だが、シルビア・グラブの代役は、さすがに設定を男優に変えて演じたようだ。まずはワールドカップの話題から始まるが、三谷は子どものころ、木梨憲武と同じサッカースクールだったんだそうだ。三谷幸喜はとんねるずとは同学年なんだな。

2022年10月20日木曜日

10月20日木曜日/フレンチトースト

◇ ラジオ・テレビ

 深夜から眠らずにブログの更新をひとつ。それからやっと、2時間ぐらい眠る。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ラジオショー」も聴いた。ゲストは石塚英彦。ピン芸人時代のダジャレネタの話から、塙さんが林家三平からの影響かと訊いたら、石塚は林家三平のVHSのセルビデオをよく観ていたという。自分もその当時に買ったビデオとおそらく同じものだと思うが、このビデオが発売されたときにはけっこう話題になり、ワイドショーなんかでも取りあげられていた記憶がある。会見には、ファン代表として、山藤章二先生や高田文夫先生もいたような気がするが、たしか、YMOの3人もいたはずだ。没後十年だったのだろうか。石塚英彦の年齢だと、林家三平からはリアルタイムの影響があってもおかしくなさそうだが、ひとまわり以上歳下の自分と似たような体験を語るので、ちょっと妙な感じがした。

 午後、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松平健がゲスト。2005年放送の「スーパーJチャンネル」から、「マツケンサンバ」ブレイク時の東京ドーム公演の映像を少し観ることができた。昨夜の「あちこちオードリー」は、友近と、平成ノブシコブシ吉村がゲスト。友近の出演を楽しみにしていたのだが、吉村の迷走ぶりが中心になる展開に笑う。「シン・ラジオ」で、ちゃらんぽらん冨好さんの感想を聴くのが楽しみだ。

◇ 二俣川

 夕方から外出。特に用もないのだが、二俣川まで、歩きながらラジオを聴く時間を作りたかった。これも聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、剛が、ウーバーイーツで頼んだ商品にソースがついていなかった話をえんえんとしゃべっていた。どうやら有名店のようなのだが、クレームの電話を入れたその対応のひどさを語りつつ、クレームを入れている自身の滑稽さもところどころ描写する。

 二俣川に着き、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、フレンチトーストを食べた。ついさっき、中川家剛の話を聴いていたばかりだったのがよくなかったか、若い男の店員の対応がどうも無感情でいらつかされる。フレンチトーストの置きかたも雑に感じたのだが、あれっと思ったのは、シロップがついていない。疑問に思った瞬間には、その店員はもうするすると厨房に帰っていってしまった。しかし、そもそも、シロップはつくものなのかもわからず、でも、普通はつくんじゃないかと思い、ちょうど、すぐそばに別の女性の店員がいたので、訊いてみようと手をあげるが、こちらをぜんぜん見てくれない。手をあげたまま、「すみません」と言ってみたが、まったくこちらを見ないで、厨房に帰っていってしまった。いや、すぐそばで手をあげていて、気がつかないわけないだろう。サイゼリヤって、そんなに融通が利かなかったっけ。わざわざ呼び出すことではないんだけどと思いながら、しかたがないから、呼び出しボタンを押すと、座席番号が表示されるモニターには自分の番号しかないのに、それにしてはやってくるのが遅い。ようやくやってきた男の店員に、「これ、シロップはつかないんですか?」と訊くと、つかないですと即答され、「わかりました。」とこちらもすぐに引き下がる。しかし、それでも疑いは消えない。本当につかないんだろうか。そういえば、以前も食べてるから、このブログに写真を載せているはずだ。そう思い、スマホから自分のブログを開き、「フレンチトースト」で検索してみると、その写真にはやっぱりシロップは写っていなかった。

◇ 雑誌

 読書をするつもりでいたのに、無駄なひとり相撲になった。サイゼリヤのフレンチトーストにシロップはつかない。それだけはもう忘れない。今日は昨日買った文芸誌をごっそりとカバンに入れてきた。まず、「文學界」11月号から目を通す。特集は「JAZZ×文学ふたたび」。村上春樹のインタビューから読み始める。「音楽でも文学でも、楽しむと同時に学ばなくちゃいけないことがすごくたくさんあると思いますし、学ぶにはやっぱり何度も繰り返して聴かないと入ってこない。(略)五回、十回と聴き直してやっと身体に沁みるというところがある。」「そして、そういう身体感覚というのは汎用できるんです。僕が音楽で身につけた感覚って、ものを書くときにちょっとした言葉のズレを見つける感覚と同じなんですよね。」「僕の文章の書き方というのは、ほとんど音楽から学んだことなんです。リズムが一番大事で、あとはインプロヴィゼーションとかハーモニー、コード、メロディ。すべて音楽から学んだことを流用してものを書いているという気がします。」 特集以外のページには、松尾スズキによる宮沢章夫追悼文が載っていた。

 「新潮」と「すばる」には、それぞれ新人賞の発表があり、「新潮」の選評から先に目を通してみると、大澤信亮、田中慎弥が、低調だということを書いていて、なんだかあまり盛りあがっていない。しかし、「すばる」のほうを読むと、今回はひさしぶりに選考委員全員が顔を合わせる選考会だったということもあり、こちらはけっこう盛りあがったようだ。「すばる」の各選評を読んでみると、受賞を逃した作品にも好意的な評価が多い。応募作品数は「新潮」が2630作、「すばる」が1130作と、倍以上の差があるのだが、にも関わらず、「すばる」のほうが優れた作品が多かったのだとすると、これは選考委員の顔ぶれの差だろうか。「新潮」は、大澤信亮、小山田浩子、鴻巣友季子、田中慎弥、又吉直樹。「すばる」は、奥泉光、金原ひとみ、川上未映子、岸本佐知子、堀江敏幸。

 「三田文學」には、慶応大で開催されたという松本隆のシンポジウムが活字化されていた。これを読みかけたところで、トイレに行きたくなり、中断してサイゼリヤを出た。このサイゼリヤはトイレが店の外にあり、いちいち出入りするのがめんどうだ。ジョイナステラスに移り、くまざわ書店を覗き、帰りもラジオを聴きながら歩いて帰った。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。それからまた、録画していたテレビ番組をもう少し。「アンタウォッチマン」を2週分続けて観た。先週の放送は野沢直子特集。今回からは、ある年にスポットを当て、「1991年の野沢直子を深掘り」と題していた。VTRには、テリー伊藤、清水ミチコ、渡辺直美が出演。野沢直子は初期の東京吉本唯一の女性芸人であり、芸人とはいうものの、最初はタレントというイメージだった。その当時、中学生だった自分も、野沢直子って吉本なんだと知ったときは意外に感じた記憶がある。テリー伊藤が証言する。「野沢は垢抜けていた。それまでのお笑い芸人のひとたちって、どっかやっぱり小屋の匂いがしたよね。彼女は吉本でしょ? でも、そんな匂いはしない。(略)所ジョージさんもそういうところあるでしょ?」「それまでってじつは山田邦子ちゃんでしたよ。山田邦子ちゃん的な雰囲気から、野沢直子的な。誰にでもわかるのと、ぶっ飛んでるっていう野沢直子と。それはやっぱり、たけしさんからとんねるずっていうのとちょっと似てきてるのかもわかんない。」  タレントだった野沢がコントをやるようになるのは「夢で逢えたら」からなのだが、ここで挫折を味わうというのが、デビューからの流れを追っていくと、そういうことかと理解できる。つまり、下積みがなく、いきなり売れっ子になったため、「夢で逢えたら」のメンバーと共演するなかで、自分には引き出しがなにもないということに気がつくのだ。そして、1991年に、野沢はすべてのレギュラー番組を降板し、渡米する。もう1本、一昨日の「アンタウォッチマン」はキャイ~ンの特集。「1998年のキャイ~ンを深掘り」と題し、1998年に亡くなったマネージャーとの物語にしていた。このマネージャーの存在はまったく知らなかった。VTRには、飯尾和樹、関根勤が出演。

 いくらテレビを観ても、録画がぜんぜん減らない。ダビングのセットをして、部屋で読書の続きをする。Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、パートナーにひさしぶりにヒコロヒーが登場していた。聴きながら眠る。深夜3時頃だったろうか。

2022年9月28日水曜日

9月28日水曜日/お笑いで逃げるとは

◇ 雑誌・ラジオ・テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。体力が足りないのか、少し忙しくなると、すぐにブログの更新が滞ってしまう。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「サンデー毎日」の本多圭のコラムを読むと、角川歴彦が逮捕された影響により、たけしの新作映画が「お蔵入りになる可能性が高くなった。」と書かれている。「週刊新潮」と、それに対するたけしの反論も踏まえたうえで、「だが、反論に映画関係者から擁護する声は聞こえてこない。」と書く。「契約内容に不満なたけしは、歴彦会長に直談判。歴彦会長を製作総指揮から外すことを本人から了承を得た。にもかかわらず、契約書にサインしなかったのです」という映画関係者の証言。あるいは、「契約書も押収されていれば手の打ちようがありません」と、「事情を知る映画プロデューサー」なる人物が証言している。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。12時台のゲストは、大沢桃子という演歌歌手。知らない歌手だなと思って聴いていたら、寺内タケシの名が出て、検索してみると、どうやら寺内タケシの弟子にあたるらしい。横浜開港150周年(2009年)のときに、寺内タケシの無料ライブを観ているのだが、そのときに若い女の子のボーカルが登場した記憶があり、もしかしたら、それがこのひとだったんじゃないかという気がする。そのあとのコーナーでは、乾貴美子が宮沢章夫について語った。

 午後にまた、ブログをもうひとつ更新して、録画していた「徹子の部屋」をすぐに観た。桐島かれん、ローランドの姉弟がゲスト。母の桐島洋子が 2014年に認知症になったそうで、その話題が中心だったが、しかし、元気ではあって、徹子さんへのビデオメッセージも放送された。

 どういうわけか鼻水が止まらず、あたまも痛い。買い置きの栄養ドリンクと、風邪薬を飲んでおく。夕方から外出し、二俣川まで。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ソーセージピザを食べた。しばらく読書をして、ドン・キホーテの下階で、靴を買ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、また録画していたテレビ番組をいくつか。月曜の「アンタウォッチマン!」は「ビー・バップ・ハイスクール」の特集。こうなるともう、「お笑い実力刃」から始まったそもそもの趣旨とは違う番組になってしまうな。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、「つぶやき英語」の話を多くしていたが、炎上についても語る。談志や清志郎の名を出して批判をする連中について、亡くなったひとの名を出してこう言っていたはずだというのは、宗教を批判している人間は口が裂けても言うべきではないとはまさしくそのとおりだ。誰とは名を出さなかったが、具体的には有田芳生のことだろう。しかし、ツイッターを見てみると、有田芳生は開きなおっているかのようなツイートをしていて、またむかむかしてしまった。「カーボーイ」での発言を切り取ったネットニュースのリンクを貼り、(それも馬鹿なのだが、)「お笑いでなら逃げられると思っているんでしょう。」とはなんという言い草なのか。「立川談志さんなら、巧みな表現で統一教会を風刺、批判します。」ということをいっぽうで言っておきながら、太田を「逃げ」だと批判するが、だったら、談志師匠だってお笑いで逃げるんだよ。太田の発言に対して、まったく答えてもいない。太田は、談志ならこう言うはずだという発言に対して、遠い人間のほうがわかることもあるから、そうじゃないとは言わないのだけれども。

 夜にもまたブログの更新をしようとするが、集中力なし。気疲れがひどいのか、胃も痛いようで、横になり、ラジオを聴いているうちに眠ってしまった。時間の記憶なし。

2022年8月31日水曜日

8月31日水曜日/うどんとピザを食べた

◇ 生活

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ツイッターから、ゴルバチョフの訃報を知った。午前中に、いったん近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。今日はまた、やや暑い。部屋にいるほうがまだ涼しいくらいだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中まで聴き、正午過ぎから改めて外出した。まず先に銀行に用があり、金の計算をしてみると、一時期よりはだいぶ余裕を作れるようにはなったものの、今月はひさしぶりにピンチである。

 かつやで食べようかと思っていたが、歩いてみると余計に暑くなり、もっと軽いものを食べたくなった。吉野家の新メニューを食べようかとも思ったが、秋限定と宣伝されると、まだ早いかという気にもなる。二俣川に向かい、ひさしぶりに丸亀製麺で食べてみたくなった。ところが、12時半頃に入ってみると、ちょうど混む時間にあたり、ずいぶん並ばされることになった。ぶっかけ並に、いか天、ちくわ磯辺天をつけ、550円。慣れない丸亀製麺で、後ろの客にも気を遣い、あまり満足のいく選択ができなかった。


 二俣川ライフのドトールに入り、しばらく読書をする。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、夕方頃にはまた、ドン・キホーテのサイゼリヤに入った。ソーセージピザを食べながら、読書を続ける。今日は読書をしようと決め込んだのだが、それでも、読み終えたかった本が読み終わらず、夜に帰宅してからも、部屋で読書を続けた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰宅してから、半藤一利「日本のいちばん長い日」を読み終えた。終戦記念日に合わせて読み始めたのだが、なかなか読み進められず、しかし、8月中に読んでしまいたいと思い、最後はずいぶん駆け足で読んでしまった。細かく読んでいこうにも、日本史に弱い自分の知識量ではなかなか追いつけない部分があった。2006年刊、文春文庫。親本は1995年刊。この文庫版には「決定版」と書いてあり、そもそものこの本の成り立ちを知らなかったのだが、1965年に、大宅壮一編として出されたものを、30年後に、半藤一利名義で出しなおしたというわけか。

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、奈美悦子がゲスト。昨夜の「イワクラと吉住の番組」は、バカリズムがゲストの後編。脚本の仕事について話していたことが面白かった。プロットは書かずに1行目から書き始める、コントのつもりで書いている、恋愛ドラマは書かないなど。

 放送中の「水曜日のダウンタウン」も、追っかけ再生ですぐに観てしまう。「2代目関根勤選手権」の第2弾があり、粗品、川島明、くっきー、笑い飯西田、ずん飯尾が挑戦し、最後にはなんと、板尾創路が登場した。アドリブで見立てるにしても、それぞれ、自分なりのスタイルがあり、関根勤にははっきりとした良し悪しの基準があった。後半には「どぶろっく どんな芸人の歌ネタでも面白くカバーできる説」という企画があり、プレゼンターのRGが、歌ネタをするひとといえば誰を思い浮かべるかと訊くと、パネラー席にいたBOSEはマキタスポーツの名をあげた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台のゲストに、笑組が登場した回だ。これはじっくりと聴きたいから、電車内など、移動中に聴くこともできず、ちゃんと時間を作って聴きたかった。笑組ふたりで出演のはずだったが、かずおさんは濃厚接触者になり、電話出演になった。スタジオはゆたかさんのみになるが、しかし、ゆたかさんひとりのほうが結果的にはかえってよかったかもしれない。最初からハイテンポで、ナイツの記憶をじつに細かくしゃべりまくる。知る話が多かったが、ナイツは桂子一門になる前に、もともとは別の漫才師の弟子になるはずだったという経緯は、ナイツからはあまり語られていない話ではないだろうか。つまり、桂子一門となった経緯には、ゆたかさんがものすごく関与しているというわけだ。それにしても、ゆたかさんのトークは途切れるところがまったくなく、メールも出しておいたのだが、リスナーのメールは1通も読まれずに終わった。今日の放送だけで、ゆたかさんの話術のすさまじさは存分に広められたのではないだろうか。

 早めに眠ろうとしていたが、眠れず、深夜、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きを観る。放送時には第2話まで観た記憶は確実にあるが、第3話からは初見だろうか。いや、しかし、なぜ放送時に続けて観なかったのだろうと思うくらいに、ここまで観てみると、このドラマ、完璧に近いくらいに好きだ。貫かれた美意識、笑いのセンス、そして、各俳優の細かい動きや表情がいちいち素晴らしく、いったいどうやって演出しているんだろうか。

 そういえば、中断していた「まんが道」の再放送はいつだろうかと、ふと、ツイッターを検索してみると、なんと、28日日曜にすでに放送されていたことを知った。まさか、もう放送されていたとは。これにはがっくりきてしまった。番組表はきちんとチェックしていたつもりだったのに、なぜ気がつかなかったんだろうと思ったら、午後から夕方にかけて放送されていたのだ。もともとは深夜に再放送される予定だったから、深夜帯しか注意していなかった。午後に放送されるなんて聞いてないよ。再放送の再放送というのはさすがにあるまい。9話まで楽しく観ていたあの日はなんだったんだろうか。録画保存するつもりで、9話まではすでにDVDにダビングしてしまったというのに、ずいぶん間抜けなことになった。

2022年7月1日金曜日

7月1日金曜日/ひどい暑さ

◇ 音楽

 暑さで眠ってられず、早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、眠くて進まない。少し眠りなおしてから、ようやく更新した。やたらと時間がかかってしまう。ブログの更新をしながら Spotify のニューリリースのチェックしてみると、Night Tempo の新曲は、まさかの「北酒場」だ。スチャダラパー参加の Hase-T の新曲も聴いた。


◇ ラジオ・雑誌

 午前中から汗だくになり、たまらず、シャワーを浴びる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、松村邦洋が工藤静香のものまねをやり始めた。午後は「中川家 ザ・ラジオショー」。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「BRUTUS」は「夏のカルチャー計画」という特集。ケラと犬山イヌコの対談があり、シアターコクーンで上演される「世界は笑う」が面白そうだが、昭和30年代の喜劇人たちの群像劇を演じるために、出演する若手俳優を集め、喜劇人についてのワークショップを開いたそうだ。先日の「徹子の部屋」に出ていた瀬戸康史が、黒柳徹子と「夢であいましょう」の話をしたり、エノケン・ロッパについてもよくわかっているようだったが、これのせいかと腑に落ちた。ほかのページでは、松本隆が韓国ドラマについて語っていたのも気になった。巻末ページには、原田和実、大森時生という若手テレビマンの対談があり、これも興味をもって読んだが、ここで話題にされているそれぞれの番組は観逃してしまっている。今のフジテレビはすごく風通しがよくなっているようだ。

 部屋の暑さがひどく、あたまが痛くなってきた。家にいてもまったく居心地がよくないので、外出することにする。まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。二俣川まで歩き、ドン・キホーテに入り、冷房機器を指をくわえてしばらく眺めていた。それから、上階のサイゼリヤに入るが、混んでいて、席に案内されるまで少し待たされた。フレンチトーストを食べてから読書をするが、あまり進まなかった。サイゼリヤを出て、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、「フリースタイル」の新しい号が出ていたので、少し立ち読みした。韓国ドラマと韓国映画の特集をしていて、これはなかなか立ち読みでは読みきれない。帰りにクリエイトに寄り、おでこに貼る冷却シートを初めて買った。一緒に食塩も買った。とにかく塩が足りない。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、まず、シャワーを浴びてから、録画していたテレビ番組をいくつか。「白黒アンジャッシュ」を2週分、伊集院光がゲストの前後編だと思ってまとめて観たが、公式ツイッターを確認してみると、伊集院はどうやら3週にわたって出演していたようだ。テレビ神奈川では休止の週があったはずだが、歯抜けで放送されるのも困る。そのほか、「あちこちオードリー」はそれぞれトリオの3人、東京03飯塚、ハナコ秋山、四千頭身後藤がゲスト。「キョコロヒー」は1時間特番、お世話になった恩人へのプレゼントを爆買いするというロケ企画。ランジャタイも活躍していた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を観始めるが、眠くなり、すぐに中断してしまった。音楽を聴きながら、深夜2時頃に眠る。なにをやっていたわけでもないのに、簡単に一日が終わってしまった。

2022年6月20日月曜日

6月20日月曜日/北野武「首」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。録画していた昨日の「笑点」を観ると、まず、演芸コーナーには宮田陽・昇が出演。大喜利の助っ人は、先週の若手大喜利で座布団を多く獲得した馬るこが登場した。若手メンバーが順番に出演するようなことを言っていたが、これは勘弁してもらいたい。宮治よりも若手が出るのならばいいけれども、新鮮さもなにもない若手たちよりも、ベテランのほうが観たいよ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、ナイツ土屋さんがゲスト。ほかの曜日のレギュラーなのにゲストで呼ばれるという番組も珍しい。高田先生と話していると、漫才ブームの知識が驚くほどないのだが、世代的な体験がないとはいえ、普段、Yahoo!で検索したりすることはないのだろうか。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、バイきんぐ西村がゲスト。塙さんとはコールセンターのバイト仲間だったというのはこの番組でもよく語られているが、その職場では、かなり上の立場にまでなっていたんだそうで、そのような真っ当な社会性があるようにはなかなか見えない(見せない)ひとである。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊プレイボーイ」には、参院選の「注目候補」として、水道橋博士、乙武洋匡のインタビューが載っていた。インタビュアーは畠山理仁。玉袋の反応を訊かれた博士は「5月17日にメールを送りましたが、返事は今のところありません。」 別のページのゲッターズ飯田の連載コラムでは、参院選に出馬予定の有名人候補を占っている。博士については「運気は今年絶好調。夏はいまひとつですが、年末にかけてよく、来年、再来年はさらにいいでしょう。段取り、計算、理屈の星があり、政治家の星も持っていますから、将来はすごい政治家になる可能性も。」

◇ 二俣川

 シャワーを浴びて、垢を落としたら、汗が吹き出てしかたがない。ほんの少し前までは肌寒かったのに、あっという間に暑くなる。毎度思うことだが、ちょうどいい気候の時期はとても短い。15時過ぎから外出し、二俣川まで歩いた。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ミートソースボロニア風を食べた。眠気がひどくなるが、しばらく読書をして、夜になってからまた歩いて帰ってくる。

◇ ラジオ・テレビ・読書

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、ヒロミがゲスト。ナイツとはほぼ共演がないというのはちょっと意外だった。言われてみればそうかという感じだが、兄のはなわとヒロミの関係が強いからどうも錯覚していた。漫才協会に誘われると、入ると即答していたヒロミだが、冗談で終わらせずにこれはなんとか実現させてもらいたい。ヒロミはともかく、デビット伊東、ミスターちんを眠らせておくことがもったいないのだ。セントルイスからホンキートンク、そして、お笑い第三世代の話にもなるが、お笑い第三世代には笑組さんもいるよと誰か気がついてもらいたかった。笑組とB21スペシャルには「テレビ演芸」の時代の因縁がある。この日はオンタイムで聴いて、メールを出せばよかったと思った。

 土曜にオンタイムで聴きながら眠ってしまった「HONMOKU RED HOT STREET」も聴きなおすと、番組後半に、横山剣さんが所ジョージからの影響を語っていた。この番組ではたびたび紹介されている「ホング・コングの逆襲」というLPだが、その収録曲、「スブタ」「女嫌い」という数秒の曲と、「中国民話・白蟹傳」を続けてかけた。所ジョージに影響を受けたとはっきりと発言したのを今まで聴いたことがなかったから、さすが、やっぱりそうかという気にさせられる。

 昨夜に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」が気になって録画しておいた。「まぜこぜちづる」と題した、現在の東ちづるを追いかけたドキュメンタリー。マイノリティを支援し、イベントを仕掛ける東ちづるのこのボランティア団体の活動には興味があったのだ。番組内で取材されていたイベントには、清野茂樹やダンプ松本も出演していた。知っていたら行きたかった。東ちづる「そう、私、ほんと今思ったらおかしいよね。自殺マニュアル、事故死に関するもの、死体写真集とか、ものすごいもってたんですよ。精神世界の本とか。でも、病んでるっていうか、それがね、安定剤だったんですよ。病まないように、それを見て落ち着かせてたんですね。」

 夜にブログの更新をもうひとつ。少し眠ってから、深夜に目覚めて、読書の続きをした。眠気をこらえながら、北野武「首」を読み終えた。2019年刊、KADOKAWA。昼にサイゼリヤで読み始め、今日のうちになんとか読み終えたいと思い、がんばったのだが、今まで読んだたけしの小説のなかで、これがいちばん読みにくかった。書き慣れていない時代小説であるということと、登場人物がぎこちない関西弁であるせいか。それと、映画化を前提にした小説であるために、映画のプロットにしかすぎないのではないか。公開が危ぶまれているという話も目にするが、時代劇とはいえ、「アウトレイジ」系統の映画なのではと想像しながら読んだ。本能寺の変を描いているのだが、天下取りの物語を、芸能界で実際に天下をとった人物が書いている、という構図の小説は、並の小説家にはどうしてもできないことだ。たとえば、秀吉のつぎのようなセリフ。「仲間もいっぱい死んだが、俺は生き抜いた。そうなると組頭にも認められて、中間、小者に取り立てられた。出世して思ったのはつまらんということさ。」「雑兵の時は自由だった。位が上がった途端に忠義やら何やらに縛られる。気ままに生きるには下っ端か一番上かだ」といったあたりには、たけし本人の心情を重ねたくなる。木村拓哉とのCMでは秀吉を演じていたが、たけしは、自身を秀吉に重ねているのだろうか。もうひとり、曾呂利新左衛門にも自身を重ねている部分もあるのではと思え、この小説は、曾呂利新左衛門が語る噺という構造にもなっている。小説としては面白くなかったが、誰が誰を演じるのだろうかと、映画のことを想像すると楽しくはある。巻頭には、岸川真に対する感謝の言葉があり、実質、岸川真は現在の共同執筆者のような立場といっていいんじゃないか。

2022年6月8日水曜日

6月8日水曜日/瀬谷まで

◇ テレビ

 早朝に目覚め、しばらく寝転がったまま、ラジオやポッドキャストを聴いていた。胃がきゅうっとなる痛みが頻繁にある。数時間経ってから起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」を観ると、ヒコロヒーを降板させろと伯山にリプライを送ってくる新内眞衣ファンがいるというので、ツイッターをつい確認してしまった。「ホリケンのみんなともだち」は、先週に引き続き、木梨憲武とロケ。2週目は所ジョージの世田谷ベースを訪れる。テレビで「いったんコマーシャル」というセリフを言い始めたのは所ジョージなんだそうだ。

 「お笑い実力刃」を録画したままでずっと観そびれていて、番組もリニューアルされてしまったのだが、2月放送分から溜まっていた。2月放送、さらば青春の光特集をようやく観る。単独ライブの演出をマンボウやしろが担当しているとは知らなかった。その翌週は「ピリ辛女性ピン芸人」の特集。吉住とヒコロヒーだけが出演するのかと思っていたら、VTRには、田上よしえ、青木さやか、いとうあさこ、横澤夏子も登場した。田上よしえを起点として歴史をたどり、だいたひかる、柳原可奈子にも触れられる。20年前のお笑いライブの客層は9割半が女性だったと、田上よしえは証言する。青木さやかは男に勝とうと思っていたと、いじられることについて、当時の葛藤を涙ながらに語った。

◇ フェイスブック・ブログ

 まったく見ていなかったフェイスブックを、ついに利用解除することにした。「ドジブックス」をグーグルで検索してみると、4番目にあがってくる。このまま放置していたらまずいんじゃないかと今さら思い、ひさしぶりにログインしてみると、最後の投稿は4年前だ。その後も、1、2回はログインしたかもしれないが、ここしばらくはまったく見ていなかったし、気になることすらなかった。退会してもいいんだけど、しかし、ここにしかアップしていない画像があるかもしれないと思い、それを確認するまでは完全に削除することはためらう。

 楽天ブログの引っ越し作業にもついに手をつける。こちらも放置していながら、このままでは恥ずかしいと思っていた。1日ずつ、コピペして、こちらのブログの下書きに移していく。2004年1月分をついに削除した。18年前とはすごいな。

◇ 三ツ境・瀬谷

 夕方から外出する。肌寒く、パーカーを着ていく。三ツ境を通りすぎ、サイゼリヤに入るつもりでいたが、近づいてみると真っ暗だ。貼り紙がしてあり、なんと、6月6日に閉店していた。このサイゼリヤが閉店するとはまったく思いもしなかった。まず、読書をしたかったのだが、サイゼリヤがだめとなると、駅から離れているので、ここからまた戻る気にもならない。とりあえず、サイゼリヤのあとに行こうと思っていた瀬谷のブックオフに先に行くことにする。




 ブックオフで、110円の文庫本を5冊買い、さて、どうしようかと考えるが、三ツ境駅周辺には読書しやすい場所が思い当たらず、なおかつ、食事もしたかったからサイゼリヤ以外は考えられなかったのだが、三ツ境はあきらめ、瀬谷駅まで歩いてしまうことにする。瀬谷にもサイゼリヤがあったことを思い出したからだが、しかし、先にブックオフに寄ってしまったから、今は夕食の時間にあたることになり、読書は顰蹙かと思いなおした。れんげ食堂に入り、スタミナ丼を食べる。704円。かつては、その先にマクドナルドがあったが、その場所は松屋とマイカリー食堂の複合店になり、マクドナルドは手前の天一書房の上階に移動していた。ここで読書しようと入ってみると、とても広く、思いのほか、快適な店内だ。さわがしいことを心配したが、中高生は多いものの、落ち着いた雰囲気でよかった。

 マクドナルドで、村上龍「限りなく透明に近いブルー」を読み終えた。2009年刊、講談社文庫の新装版。綿矢りさが解説を書いている。しかし、これはわからなかった。一応、基礎教養として読んでおこうかってなもんだが、まるで惹かれない世界。

 瀬谷から歩いて帰ることにして、歩きながら、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおした。田中が、サザンと佐野元春がかつて共演した、そのときの映像を観たというと、違法動画を観たのかと太田に問い詰められ、文字起こしを読んだと言い張るっていう流れに笑う。

 夜遅くに帰宅し、「水曜日のダウンタウン」を追っかけ再生で観て、それから、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いたりなど。Spotify から気になる新譜をいくつかチェックして、ブログの更新をして、深夜2時頃に眠った。

2022年5月26日木曜日

5月26日木曜日/散髪する

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 昨夜はたっぷりと眠れた。まず、ブログの更新。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、前半は「どんな芸人でもめちゃくちゃ地元なら好きな芸人ランキングで1位になれる説」。後半は「ハプニング盛り込みネタ選手権」という企画で、Aマッソ、パンクブーブー、ZAZYが出演したのだが、ぜんぜん面白くならず、この番組のことだからもうひとひねりあるのだろうと思って観ていたら、なにも起きずに、つまらないまま終わった。昨夜の「あちこちオードリー」は、相席スタートと蛙亭という男女コンビ2組がゲスト。一昨日の「さんま御殿」は「家事ウマ vs 家事ヘタ」という特集。「家事ウマ」には、ロバート馬場、マシンガンズ滝沢、東儀秀樹らが、「家事ヘタ」には、ヒコロヒー、せいや、錦鯉、長州力らが出演していた。気がつくと、せいやひとりで出演している番組をずいぶん目にするようになっている。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を。14時台は、エルフがゲスト。タイムフリーで、聴きそびれていた火曜の放送も聴くと、14時台のゲストは、純烈の白川裕二郎、後上翔太だったのだが、終盤近くになり、さらっと、ふたりそろって整形していることを公表していた。今までも放送でしゃべることはあったようだが、必ずカットになっていたそうだ。最後に塙さん、肥後とジモンのことにも触れた。

 楽天マガジンで読んだ「週刊文春」、能町みね子の連載コラムは、「サンデー毎日」の水道橋博士のエッセイについて。「ツイッターで誰とでも対話を試みる水道橋博士には確かに誠実さがあるのですが、簡単に冷笑する側の論調になびいている様子から見て、残念ながら使い方が下手だと思うのです。」

 「週刊新潮」には、五所の家小禄が詐欺容疑で逮捕との記事が。五木寛之の連載エッセイでは、高齢者の免許返納問題の話題から、最後に、横山剣さんと対談したことに触れていた。対談をしたことは、剣さんもラジオでしゃべっていたが、「小説幻冬」に載るようだ。「私は以前からクレイジーケンバンドのファンだったのだ。」とは知らなかった。クルマに関する対談なのだが、「横山さんの著書『僕の好きな車』(立冬舎刊)が、あんまり面白くて、私のほうからアプローチした対談である。」

 夕方から外出。二俣川まで歩き、読書をしたいと思い、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、ドリンクバーと、ミートソースボロニア風を食べた。600円。

◇ 読書・テレビ・音楽

 サイゼリヤで、村上春樹「東京奇譚集」を読み終えた。5作収録の短編集。2007年刊、新潮文庫。親本は2005年刊。まず、村上春樹の小説ってこんなに読みやすいんだと驚いたが、そういえば、村上春樹の小説は今まで初期作しか読んだことがなく、こんな小説が売れていることが不思議な気がしていた。2000年代はおおむね書店員として過ごしてきたのに、今さらなに言ってるんだという感じだけれども。「品川猿」の猿がしゃべり出す展開には笑う。

 2時間ほどでサイゼリヤを出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、QBハウスに寄り、散髪をした。ここしばらくはずっと、4ヶ月に1度のペース。

 夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。早めに眠り、深夜に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、井上公造がゲスト。美空ひばり、勝新太郎が出演した回の映像も流れる。「アメトーーク!」の「蒙古タンメン中本芸人」も観始めるが、冒頭だけでやめる。テレビを観る気力が続かない。なんだかずっと、腹がしくしくと痛い。

 Spotify のニューリリースから聴いた、UAの新譜がすごくよかった。UAの初期のアルバムはよく聴いていたが、いつの間にやら、あんまり興味のない方向に行ってしまった気がしていたのだけど、今作はひさしぶりにいい。一日ずっと、くり返し聴いていた。1曲目と2曲目、マヒトゥ・ザ・ピーポー作の「微熱」と、ハナレグミ作の「お茶」を特にくり返し聴いている。

2022年2月17日木曜日

2月17日木曜日/パチンコ屋の裏に


◇ 三ツ境

 何度か目覚めながらも、今日は昼近くまでたっぷりと眠った。11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツ土屋さんは今日から復帰。「ナイツ ザ・ラジオショー」には昨日から復帰していた。聴きながら、オンライン将棋を1局指すが、待った9回で、どうやっても負け。録画していた昨日の「徹子の部屋」は、尾藤イサオと今陽子がゲスト。いずみたくにゆかりのふたりということで、黒柳徹子が歌う「涙のパンダ」という曲も流れた。

 午後、遅めに外出。三ツ境に出て、キッチンPOCO にひさしぶりに入り、オムカレーを食べた。600円。こんなに安かったっけと驚いた。おまけに旨い。パチンコ屋の裏にあるパチンコ屋の客のための店だが、ずいぶん前にネットの記事で読んだ情報によると、海外で修行したシェフが携わっている意外と本格的な店なのだ。「パチンコ」で「キッチンポコ」という店名は確信犯なんだろうか。それから、瀬谷のブックオフまではるばる歩いていく。寒いなかを歩くことになるので、行こうか行くまいか迷ったが、結果、たししていい本がなく、わざわざ行かなくてもよかった。ケラのサイン本を入手するが、それ以外は皆無で、悔しいから店内を2周まわり、なんとか3冊、550円分選び、アプリの100円引きクーポンを利用する。



◇ 読書・映画・雑誌

 ツイッターから、松鶴家千とせの訃報を知る。三ツ境方面に戻り、サイゼリヤに入り、ひと休み。瀬谷のブックオフに行くと、余計な金を使うことになるから、それも迷う理由だったが、ただ往復するだけではつまらない。ソーセージピザを食べ、しばらく読書を。昨日買ったばかりの、田丸雅智「たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座」を読んだ。わずか150ページほどの本で、簡単に読めそうな本だったので読んでしまおうと思い、一気読みした。2020年、増補新装版。WAVE出版。田丸雅智という作家は知らない作家だと思ったけど、検索してみると、島田さんも小説を書いていた「途派文芸集」の執筆陣のひとりだった。作品を読んでいるのに、まるで印象に残っていなかった。

 夜に帰宅し、Netflix で映画を1本。ジャルジャル主演の「あ・りがとう」を観た。「お笑い実力刃」でもやっていた、演者はジャルジャルふたりだけで、登場人物が入れ替わりながら、いくつものコントをつないでいく。その方式を映像作品でやっている。この手法は面白い発明で、お笑いの単独ライブの発想で映画が作れるという先例を示すことになるんじゃないか。監督は倉本美津留。そういえば、倉本美津留と一緒にジャルジャルが即興コントをやる形式のライブを観たことがあるが、あれは田丸雅智の本に書いてあったメソッドに似ていた。

 楽天マガジンで「週刊文春」を読むと、「新・家の履歴書」に戸川純が登場していた。「萩本欽一さんにもご挨拶しているんです。私のために台本を書いて、読み合わせもしてくれたけど、「君の笑いは二十時台の笑いじゃなくて、二十二時台の笑いなんだよな」と言われて、欽ちゃんファミリー入りを逃しました(笑)。けれど「すごく良いものを持っているから、じきに頭角を現すよ」とも評してくれて、嬉しかったですよ。」

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、スタジオは大竹まことと小島慶子だけで、ヒコロヒーはコロナでお休み、砂山アナは北京オリンピックの現地からレポートをする。聴きながら眠ってしまい、2時間ぐらいして、深夜に目覚めた。Netflix でもうひとつ、「全裸監督」のシーズン2、第7話、第8話を続けて観た。これで完結。最後まで飽きずに観た。「全裸監督」に対する批判があることは知りつつも、詳しくは把握していないのだが、シーズン2は村西とおるの転落を描いていて、村西のろくでもなさを露わにしている。けして、村西とおるという人物を英雄的に描いているだけではないとは思うが、しかし、最終的には憎めない人物というところに着地した。ラストシーンになり、ほんの短い場面に吉本のタレントがやたらとカメオ出演しているのは余計だと思った。

2021年11月27日土曜日

11月27日土曜日/野球が延長していた

◇ ラジオ・テレビ

 胃の痛みが続いていて、早朝に目覚める。いよいよ、だいぶ寒くなってきた。ラジオをつけると、「木梨の会」の放送中に水谷豊から電話がかかってきてしまうハプニングがあり、改めてかけなおし、急遽、電話出演ということになった。

 朝っぱらから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「ぬきもちいい貝決定戦」という企画。きれいに身が抜ける巻き貝を決定する。飯尾和樹と、Licaxxx が再登場。「A-Studio」は、元まえだまえだの前田旺志郎がゲスト。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、番組後半に、速水健朗と放送作家の白武ときおの対談があり、YouTube制作について語っていた。YouTube はそれぞれの編集の文脈のなかでの面白さなので、YouTube で流行っているものを文脈抜きでテレビにもってきて失敗しているものがいちばん恥ずかしいと速水。白武ときおは、再生回数の価値が崩壊していて、再生数のランキングは参考にならないとも。

 9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は田中康夫。11時台は、斉藤由貴がゲスト。午後は、ニッポン放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を出かけるまで聴いていた。こちらのゲストは髭男爵。ツイッターから、「THE W」の決勝進出者が発表になり、その確認もした。

 14時半頃から外出。まず、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、新刊チェックをする。ドン・キホーテのダイソーに寄り、消耗品の買いものを。上階のサイゼリヤに入り、ミートソースボロニア風を食べる。読書をするつもりだったが、眠気がひどくなり、音楽を聴きながらしばらく眠った。滞在時間、3時間ほど。

◇ テレビ・動画

 夜に帰宅し、またテレビを観る。観そびれている「お笑い実力刃」を順に観ていく。9月放送の回を2本続けて、まず、ニューヨークだけで1時間、もう1本は、陣内智則で1時間。この、ひと組だけで1時間というスタイルならば録画保存する価値はある。

 GYAO!で配信されている「M-1」の準々決勝の動画も観始めた。ワイルドカードの集計がたしか今日までだったと思っていたら、今日の15時にはもう終わっていた。集計は終わっても、動画はまだ観ることができる。とりあえず、気になるものを10組だけ。令和ロマン、わらふぢなるお、ヒコロヒーとみなみかわ、ダウ90000、ニッポンの社長、ななまがり、かもめんたる、鬼越トマホーク、ウエストランド、滝音を観た。ななまがりにいちばん笑う。ワイルドカードは投票ではなく、視聴回数で決まるのだから、そうなると、知名度がある組がどうしても勝ちあがるんじゃないだろうか。

 深夜0時過ぎ、録画していた「Nキャス」を観ようとしたら、野球が延長したようで、まだ放送が始まってもいないのでちょっと驚いた。いつ放送されるのかわからず、代わりに「お笑い向上委員会」を先に観てしまう。ニューヨーク屋敷の「地元の暴走族みたいな番組」という発言に爆笑。「Nキャス」は深夜0時20分から始まった。番組を休止にすることもなく、なんと、たけしもこの時間までちゃんと残っている。録画で冒頭だけ観て、中断して、深夜2時頃には眠った。

2021年10月21日木曜日

10月21日木曜日/腹が減らない

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、まず、昨日の日記を書いた。昨日は一日遊び歩いてしまい、そうすると、さまざまなことが滞ってしまう。食いすぎるのは本当にだめだ。朝になっても、まだ腹が減らない。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、生放送の裏側で進行していた企画が2本。まず、「ラヴィット!」生放送中に、その裏側で、女性ゲストの発言を、千原ジュニアら大喜利芸人が集まって遠隔操作するという企画。これはすごく面白かった。あのちゃんという人選が最大の勝因で、なにを言い出すかわからない感じがよかった。かつて、「シブヤ系うらりんご」の生放送中に、今田耕司に低周波治療器をつけさせた「ごっつええ感じ」の企画を思い出しもする。もうひとつの企画は、「キングオブコント」生放送の裏側で、芸人339人が同時に採点し、松本の採点と一致する芸人を探す。さらに同時企画として、ダイアン津田が「キングオブコント」をリアルタイムで観るかどうかを隠しカメラで追っていたが、これは余計だった。帰宅したときにもう放送が始まっていたら、あとで録画で観ようと思うのはそんなに変ではないんじゃないのか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなしにしておく。14時台は、今週はものまね芸人が続けて登場し、今日は山本高広がゲスト。昨日のホリがゲストのときに話題にあがっていた福岡のカワムラ家具の社長のことを、ナイツが山本高広に訊くと、山本高広は河村社長を知らず、スタッフの情報でそうなったのかわからないが、ナイツから、葉月パルと同一人物であるかのような間違った説明がされていた。山本高広もそこには疑問を挟まない。河村社長については、それこそ「水曜日のダウンタウン」で検証されていたが、武田鉄矢やボヤッキーなど、定番ものまねを数多く作ってきた素人ものまね名人であり、われわれテレビを観ているだけの人間でも認識しているのに、山本高広がなぜ知らないんだろう。デビューの経緯がよくわからないが、ものまね業界とはちょっと違うところから現れたひとなんだろうか。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊朝日」では、一之輔さんが連載コラムで、小三治のことを書いている。誌面後半には追悼記事もあった。小三治が映画界から誘いを受けていたという話は知らなかった。「加山雄三さんの人気が沸騰していたころのことで、加山雄三に次ぐスターがほしい、と探していた映画会社が、小三治師匠に白羽の矢を立てたのだ。」

 ワクチンを打った左腕が、やっぱり、痛くなってくる。うつぶせの姿勢がつらい。昨日の食いすぎで胃もすっきりせず、胃薬があったことを思い出し、飲もうとするが、使用期限がとっくに過ぎていた。胃薬を買っても、のべつ胃が悪いわけではないから、少ししか飲まずに放置してしまう。

 夕方、ヤマトの営業所まで。また一段と寒くなった。予報によると、明日はさらに寒くなるようだが、服装の準備がまるでできていない。昨日は暑かったくらいなのに、秋らしい日が今年はほとんどなかった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入る。新メニュー、ラムのラグートロフィエとかいうのを初めて食べてみた。読書をするが、眠くなり、あまり読めなかった。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた「徹子の部屋」を2日分、続けて観た。昨日は「私の愛する友人たち」という特集で、坂本九、渥美清、永六輔の過去の映像が放送された。それぞれの時代、この3人を前にすると、黒柳徹子もまだまだ女の子っぽいリアクションをしている。今日の放送は、佐藤B作、柄本明、笹野高史が3人そろって出演。明治座で共演するから、この3人での出演というわけだ。同世代で、ともに自由劇場の出身という、若いころから仲のいい3人の雰囲気がずっと面白かった。会話を聴いている黒柳徹子もただただ楽しそう。ここでもまた渥美清の話になり、柄本明と笹野高史のふたりが、渥美清と親しくしていたというのは知らなかった。渥美清にくっついて、一緒に演劇を観に行っていたというほどで、渥美清がとにかく舞台をよく観ていたというのは伝説としては知る話だったが、それに同行していたふたりの話は、その伝説が肉づけされるようで興味深く聴いた。佐藤B作は佐藤B作で、劇団員の石井愃一が渥美清の付き人だったことがあるため、渥美清は東京ヴォードヴィルショーをいつも観にきていたという。なんと、渥美清に演出をやらせてくれと言われたことがあったそうで、これには黒柳徹子も「うっそぉ!」と驚いていた。

 タイムフリーでラジオを聴こうとすると、パソコンのラジコの地域判定がまた狂っていて、北海道になっている。どういうわけか頻繁に狂い、そのたびに気が萎える。スマホのラジコも使えるが、めんどうだから、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。木曜のパートナーは日替わりで、誰が出るかわからないが、今週は大久保佳代子とヒコロヒーだった。ふたりを相手にする大竹まことは、さすが、年輪を感じさせる話しぶりというか、聴いていて心地がいい。高田先生も世代は近いが、自分にとっては親の世代にあたるせいか、この世代の話に頷かされることがどうも多い。ゲストコーナーは、塚地武雅が登場し、映画で共演した加賀まりこの話などをした。50歳、独身の塚地が、子役になつかれて涙したという話などに笑った。しかし、他人事でないという気にもなる。深夜1時前に眠る。

2021年9月3日金曜日

9月3日金曜日/辞任の意向

◇ ラジオ

 朝8時半頃に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今日も雨降り。午前中に、近所の郵便ポストに投函に行く。それから、録画していた昨夜の「つぶやき英語」を観た。ずいぶんひさしぶりの放送で、2か月ぶりの収録だったようだ。XXCLUB の映画コーナーで紹介していた「テーラー」というギリシャの映画は、ちょうど、「週刊文春」のシネマチャートでも扱われていて気になっていた。

 11時半からはラジオをつける。「ビバリー昼ズ」は伊藤克信がゲストで、森田芳光の話をしていた。森田芳光の全監督作のブルーレイボックスが発売されるというので、特設サイトを確認してみると、なんと、「そろばんずく」だけは収録されていないのだ。版権元許諾が得られずに収録ができなかったという注意書きがしてある。ニュースの時間には速報が入り、なにかと思えば、菅総理が辞任の意向だという。総裁選不出馬を表明したというので、録画していた「徹子の部屋」も中止になり、「ワイドスクランブル」が延長していた。代わりに録画されていたそれを、せっかくだから観てみると、総理の会見はわずか2分ほどしかなかった。

 夕方、駅前の郵便局まで、レターパックを出しに行く。小雨が降り、寒くて、パーカーを着ていく。二俣川まで歩き、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。金の計算をして、それから、読書をする。滞在時間、2時間ほど。帰りには雨は止み、ちょっと蒸し暑くなった。

◇ 再びラジオ

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を順番に聴いていくが、火曜のオープニングでしゃべっていた、球児好児の「ゲロゲーロ」のネタの動画が見つからない話は、謎めいていて面白かった。

 先週の「HONMOKU RED HOT STREET」も聴きそびれていた。1曲目にかけていた、Mighty Crown & SAMI-T「Internet Bad Boy」が強烈。この週も、スモーキーテツニは濃厚接触者のため、横山剣さんひとりの放送だった。2曲目は、グッチ裕三も大好きだというエル・チカーノ。3曲目は、所ジョージ「中国民話・白蟹傳」という、この曲は初めて聴いた。「ホング・コングの逆襲」というLPの収録曲。そのあとには川谷拓三の曲もかけるし、この番組の選曲はこれだから聴き逃せない。

 夜にまた、ブログの更新をしようとすると、やたらに時間を食う。深夜に映画を観たかったが、明日は朝から用事があり、あきらめて、深夜0時過ぎには眠った。

2021年8月5日木曜日

8月5日木曜日/猛暑・雑誌・映画

◇ 雑誌

 深夜から眠らず、早朝、まだ暗いうちに、近所の郵便ポストまで投函に。この時間はこんなに涼しいものだろうか。夜明け前に眠り、10時頃に目覚め、ブログの更新をまずひとつする。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」に、なんと、小林信彦のインタビューが載っていた。連載は楽天マガジンではカットされていたが、このインタビューは読めるのだ。連載コラムの最終回にあたり、これまでをふり返るインタビューだったが、大島渚に映画監督になるように勧められたという話は知らなかった。過去にどこかで書いてるだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。昼になるとやはり暑く、猛暑のなかを歩いていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 5042人に。ついに五千人を超えた。神奈川は 1846人。埼玉は 1235人。千葉も間もなく千人を超えるだろう。大阪は 1085人。

 昨日、綾瀬のブックオフで買った、「ミュージック・マガジン」の5月号をぱらぱらと読んだ。デイヴィッド・バーンのインタビューを読みたかったから買ったのだが、もちろん、「アメリカン・ユートピア」について訊いているインタビューだ。「舞台上のものをすべてなくすことで、観客たちは目の前にいる人物たちとつながることができる。」という、この発言は、舞台の客席に座るものの感覚として、とてもよく理解できる。扮装や小道具を多用するコントがなぜつまらないか。


◇ 映画

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を1本。「デッド・ドント・ダイ」を観た。公開時に観そこねていた、ジム・ジャームッシュのゾンビ映画。デイヴィッド・バーンのインタビューにはジャームッシュの名前も出てきて、それで、今夜、観てみようという気になった。ジャームッシュの作品はあまり観ていないから知らないが、まあ、これは異色作か。抑制的な笑いが効いていて、ずっと可笑しかった。映画を観たあとは、ラジオを聴きながら眠るが、暑さで、朝までに何度も目が覚めた。

2021年7月11日日曜日

7月11日日曜日/つっけんどん

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「さんまのお笑い向上委員会」を観る。100回記念。ナイツがひさしぶりに登場し、亡くなった師匠たちの話をしていた。「師匠たちの残された時間の短さ、ナメないでください。」には爆笑。東京丸・京平、新山ひでややすこがこの番組に出たことがあって、その回は、テレビをあまり観ていなかった時期で、観逃している。

 ラジオをつけると、本仮屋ユイカの「ONE-J」は、有村昆に替わり、ジャングルポケットの斎藤がいつの間にか新パートナーになっていた。今朝の「サンデージャポン」を観ると、まずは四度目の緊急事態宣言について、西村大臣の飲食店包囲網騒動を扱い、やきとんユカちゃんの店主がスタジオに出演した。太田が長々としゃべる場面があり、それは、テレビで情報を送る側としての自己批判と反省だった。そのあとは、熱海の土石流災害の現場を、近藤夏子アナが取材したVTRがあり、盛り土問題についても詳しく扱っていた。桝本壮志という放送作家がときどきこの番組に出演するが、なにかピントがずれているひとである。むしろ、「ワイドナショー」の松本的というか、ゲームのように、現実を限定的に捉えて攻略しようという感覚が見える。

◇ 店員

 今日はなにも用事がないが、部屋にいても、暑くてだらけると思い、午後に外出する。三ツ境のサイゼリヤまで行ってみると、店の前にパトカーが2台停まっていて、なにごとかと思うが、店内に入っても警官はいない。隣りのドラッグストアかスーパーだろうか。それよりも、サイゼリヤの若い男の店員が愛想のかけらもなく、とてもいやだった。マスクをしているから表情がわかりにくいというのもあるが、目つきが反抗的で、口調がつっけんどんだ。この店員になにかしたかなと、原因がわからずに悩んでしまったが、客が悩まなければならないのもおかしな話で、この店にやってきたばかりなのに、原因もなにもないだろう。今日はデザートだけ、イタリアンジェラートのせコーヒーゼリーとドリンクバーを頼み、ドリンクを入れに行こうと立ちあがると、そのタイミングで、その店員が注文の品をもってきたが、そいつ、無言で置いていくのでいよいよ腹立たしくなった。



 天気を気にしていなかったが、サイゼリヤにいるあいだに雨が降ったようだ。店を出ると、もう止んでいたが、雷が鳴っている。また降らないかが心配だったが、瀬谷のブックオフまで足を延ばす。3冊だけ買うが、いいものが買えて、わざわざ行った甲斐あり。それから、ダイエーで買いものして帰るが、小雨がときどき降っただけで済み、かえって涼しくなってよかった。

◇ 再びテレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた今日の「笑点」を観た。木久扇が骨折して大喜利を休んでいて、代役で、先週は息子の木久蔵が出たらしいが、今週は大物噺家が登場という予告があり、録画しておいた。おおかたの予想どおり、登場したのは小朝だった。小朝が出たからといって、別に面白くなるわけではないのだが、これは珍しいので保存しておく。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、ねじめ正一がゲストだった。新刊の「落合博満論」の宣伝で、野球の話が多くなるが、その前に、忌野清志郎と対談した話をしていたのが面白かった。聴きながら、オンライン将棋を指し、ほかにもいくつかのラジオ番組とポッドキャストを聴く。Spotify で、ロッキング・オンの山崎洋一郎がポッドキャストを始めているのを見つけ、順番に聴いている。4月から始めていて、第3回はエレカシについて語っていた。深夜1時頃に眠る。

2021年6月5日土曜日

6月5日土曜日/「日本の喜劇人」を読む(4)

◇ ラジオ

 昨夜から眠らず、早朝にブログの更新をひとつしてから、「木梨の会」を聴きながらようやく眠った。10時前に目覚め、テレビの録画の確認などをする。午後は「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」はタイムフリーで聴いた。同じくタイムフリーで、昨日の「中川家 ザ・ラジオショー」も聴いた。間寛平がゲストで、中川家とはつきあいの深い間寛平だから、ほかの番組に出るときとはトーンも違い、若いころの不祥事の話などにもなり、とても面白かった。礼二が子どものころに観ていた新喜劇の思い出話をしていて、由利徹の名が出たのを意外に思いながら聴いていたが、由利徹の「ワレコワレコ」というギャグを、間寛平がきちんと受けずにちょっと馬鹿にしたような態度をしたそうで、若い間寛平が由利徹を慌てさせたというエピソードだったが、どうも変だと思いながら聴いていた。しかし、いろいろ検索してみると、どうやらこれは由利謙というひとの間違いだ。由利徹だというから、由利徹が吉本新喜劇に出たことがあったのかとか、礼二が由利徹をわかっていないような話しぶりにもがっかりしそうになったが、ただの言い間違いだとわかれば納得もする。由利謙というひとの詳細はわからない。

◇ 読書

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスを初めてスモールにしてみたが、実際に、見事にスモールサイズだと思うような量が皿に乗せられていた。読書をするが、眠気で朦朧とし、なかなか読み進められない。今朝は4時間も眠っていないのだ。小林信彦「決定版 日本の喜劇人」を読み進める。第四章は「占領軍の影」と題し、トニー谷、フランキー堺について書いている。異端のトニー谷にたっぷりページを割き、邪道芸人を書き留めておこうという小林信彦の意思がここにはある。同様に、泉和助についても、「喜劇史の裏面の人物の一人として、その名を留めておきたい。」という意図がはっきりしている。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、注文の品が1点、まだ届かないという問い合わせがあり、伝票を探し、状況の確認をして返信をした。録画していた「徹子の部屋」45周年スペシャルを、放送が終わってすぐに観る。録画の都合があり、ひとまず半分まで。さんまの出演を楽しみにしていたが、5年前の40周年のときにも出ているというのを知らなかった。今回で6回目の出演だというが、どういうわけか、「徹子の部屋」はつねにチェックしているのに、さんまの出演回は一度も観たことがない。2011年に地デジ化して以降は、地デジに対応する録画機を買っていなかったので、しばらく、テレビを観る量は極端に減っていた。5年前の40周年はその時期にあたる。それ以前の出演になると、自分がまだ「徹子の部屋」を意識的に観るようになる以前の、本当に子どものころである。今回の出演だが、大竹しのぶの名場面集などは面白かったが、ひとの部屋に呼ばれているのに、終始、さんまは自分の部屋のようにふるまう。後半などは「お笑い向上委員会」のようになり、番組全体の作りもさんまを中心にしているかのようで、普段の「徹子の部屋」とはスタッフは同じなのだろうか。普段の「徹子の部屋」の穏やかなトーンで会話をするさんまを観たかったのだが、80歳過ぎの黒柳徹子にばんばん突っ込むというのはあんまりいいものではなかった。さんまの番組に黒柳徹子が出演しているのであれば、黒柳徹子の可笑しさは引き出され尽くしていたとも思えるが。

 少し忙しくしていると、ラジオはついつい聴きそびれてしまうもので、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」をタイムフリーでようやく聴いた。小林旭の「どんぐりころころ」を流すようないい番組である。続けて、23時から、今週の放送をオンタイムで聴いた。聴きながら、深夜0時前には眠っていた。

2021年5月21日金曜日

5月21日金曜日/用もないのに外出する



◇ 外出

 ここ数日、どういうわけだか、注文がまったく入らず、こんなことは初めてで、いったいなにがどうなっているのか。なにしろ、原因がわからず、どこかで悪評でも出まわっているのかと疑心暗鬼になる。注文がなければ、出かける用もないのだが、じっとしているのもつまらないので、午後に三ツ境まで歩く。小雨。気温は暖かく、Tシャツで出る。ライフの TSUTAYA に寄り、「週刊文春」の小林信彦の連載を立ち読みしていく。先週に引き続き、「日本の喜劇人」の決定版の発売に合わせ、喜劇人たちの回想が書かれていて、これにはたまらない気持ちにさせられる。読書をしようと、サイゼリヤに入った。15時前だったが、ランチメニューがあるとは知らなかった。オニオンソースのハンバーグ、サラダ、ライス、スープ、ドリンクバーのセット。600円。滞在時間、2時間ほど。そのあとは、瀬谷のブックオフまで。5冊買う。ビニール袋が無料だというのでもらったが、広告入りのものを配っているのだ。別に、コストの問題でビニール袋を有料にしたわけではないだろうに、なにかおかしいんじゃないか。

◇ 映画・テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を1本。昨日に引き続き、寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」を観た。見放題が今日で終了なので、日付が変わる前に観てしまわなければならなかった。1971年公開、ちょうど50年前の映画。今の眼で観ると、ゲリラ的な部分は面白いが、おおむね退屈なものだと思った。アングラの視覚的イメージというものが、メタ的にも、さまざまなかたちで見慣れたものになっているのだからしかたがない。

 録画していた「ミュージックステーション」の2時間特番を、ざっと早まわしで観る。小沢健二が出演するたびにざわざわさせられていた時代もあったが、なんだかもう、どんなテレビに出ようとも、なんとも思わなくなってきた。この番組にかぎらずだが、変な民主主義があって、どんなアーティストも公平に扱おうとする。そうしているうちに、特別性が溶けていく。Awesome City Club の新曲があり、ハラミちゃんの即興メドレーがあるというのも乱暴な構成だ。ハラミちゃんというひとは、どのくらいピアノが上手いのかがよくわからない。ののかちゃんがあいみょんを歌う動画が流れ、それを小沢健二がワイプで観ているという絵づらにも不思議な気にさせられる。最後はハイスタの横山健。バンド名が Ken Yokoyama というらしい。むしろ、横山健こそ、こんな番組に出るんだという感じが唯一ある。

 「ネタパレ」は、相席スタート、ハナコ、ニッポンの社長、アルピー平子&もう中学生のコラボという、コントが4本。今週は早まわしするところがない。後半の「ニュースターパレード」は再登場が多かったが、気になる組はなし。昨夜の「アメトーーク!」も観る。ソニー芸人の特集。びーちぶという劇場はもともとライブハウスだったため、吸音壁になっているので、笑いを吸いとってしまうという。だからソニー芸人は声が大きいという話にはなんだか納得した。

 「問わず語りの神田伯山」を聴いたら、番組後半、寄席のクラウドファンディングについてしゃべっていた。志らく師匠の「寄席のブロードウェイ化」というツイートにも反応しつつ、リターンの弱さに触れる。白鳥師匠がツイートで、顔付けできる権利を提案していたことは知らなかった。たしかに、実際のリターンは、落語ファンにはなにが喜ばれるだろうかという感覚が欠けている。物質的なリターンならば、オークションかなにかで直接売っても一緒じゃないのか。Spotify のポッドキャストで、昨日木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。ゲストは、こがけんがひとりで登場。大竹まことに対して、「TVタックル」の大ファンだというアピールをするのは珍しい。歌ネタはポッドキャストではカットされていた。

 B'zがサブスク解禁になり、Spotify で少し聴いた。B'z を意識的に聴いた経験はないが、稲葉浩志とは誕生日が一緒という間柄である。カラオケで歌うと気持ちよさそうだなとは思うが、普段は聴きたくない。深夜2時半過ぎに眠る。

2021年5月15日土曜日

5月15日土曜日/テレビ・ラジオ・マンガ

◇ テレビ・ラジオ

 朝早くから、録画してあったテレビ番組をいくつも観ていた。昨夜の「ミュージックステーション」では、東京事変のファンだというフワちゃんが、東京事変の衣装ベスト3を選出する企画があった。平井堅の新曲も、ダンサーも含め、負けず劣らず、面白い衣装だった。「タモリ俱楽部」では「熱々メンチカツ手割り問題」が浮上する。メンチカツを撮影する際に、美味しく見えるように手で割ってみせるという、その手が熱いというのは、これはやった人間でないと想像もつかない。「ネタパレ」の「ニュースターパレード」のコーナーでは、TOKYO COOL がまたMVPに選ばれた。ちょっと売れ始めているのか。TOKYO COOL の前すすむとは、バカリズムは、昔、よく一緒に遊んでいたそうで、「ここで今、こうやってネタ見てると、泣けてきますよね。」と、その心情を垣間見せた。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、番組後半に速水健朗と齋藤孝の対談があり、テレビの気になる言葉について語っていた。校閲というものがテレビ局にもあるんだということを初めて知った。そりゃそうかとも思うが、それにしては妙なテロップが多いとも思う。

 9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけっぱなしにしていた。「常連さん」は能町みね子。11時台ゲストは庄司智春。東京NSC1期生、前説時代の話などが面白い。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴く。ニュース解説は、御田寺圭という初めて目にする名前だったが、「白饅頭」という名でわかった。そのあとのゲストには、大杉潤という、ビジネス書を年間300冊読んで、ブログに書評を載せているというひとが登場した。この番組には知らないひとがよく出てくる。つまり、ネットの有名人でも、自分のツイッターのタイムラインではなかなか目にしない顔ぶれということなのだが。しかし、ツイッターもそう熱心には見なくなった。東野幸治が炎上していたというのも後追いで知ったが、炎上について、東野はラジオでしゃべったようだ。知らないことばかりだが、高橋洋一は番組共演者であり、共演者への助け舟ということであれば理解はできると思った。「マスゴミ」などの言葉も、高橋洋一がよく使うワードということらしく、むしろ、高橋洋一を茶化しながら擁護したということだろうから、東野のツイートは、第一に男気、第二にユーモアと解釈できる。東野のバランス感覚はやっぱりたしかなものだと思わざるをえないが、そのユーモアの部分が伝わらないというのは、SNSのどうしようもなく大きな欠陥だ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。Tシャツで出ようとしていたが、外に出るとやや涼しく、引き返してパーカーを着ていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入る。混んでいて、待っているひとがいたが、ほかに行く店もなく、空席があるのが見えるので、おとなしく待っていたら、すぐに順番はまわってきた。片づけられていないテーブルもあり、いかにも少ない人員でまわしているような感じだ。ミートソースボロニア風とドリンクバーを注文する。読書を、20時閉店まで。1時間半しかいられなかった。

◇ 再びテレビ・ラジオ・マンガ

 夜に帰宅し、今日はテレビをよく観る日で、水曜に放送された「お笑い実力刃」を観た。今回は、アンタッチャブル、サンドウィッチマンが推薦する隠れ実力派6組が登場。アンタッチャブルは、天竺鼠、かもめんたる、ラバーガールを、サンドウィッチマンは、なすなかにし、しずる、Hi-Hi を推薦した。しずるのコントがだんとつで素晴らしく、共感ではない笑いを、たしかな演技で成立させている。天竺鼠なんかは同業者がやたらと評価するが、仲間意識を別とすれば、やろうとしていることを同業者は汲み取れるからだろうか。しかし、ごく普通の観客に伝えるだけの力量が、天竺鼠にはまるでなく、それでも、まわりも未熟な若手時代ならば、あたまひとつ抜けたりもしたのだろう。今週は乃木坂の秋元真夏がゲストで登場し、だんだん平凡な番組になっていきそうだと心配していたが、次週は友近だというのでこれは期待できる。

 ひさしぶりにマンガを手にとり、岩崎う大「マイデリケートゾーン」を読んだ。かもめんたるの岩崎う大のマンガ作品だが、これは書き下ろしなんだろうか。短編集だが、変態的な性欲をテーマにしたものがほとんどで、シモネタというような軽いものでもなく、この作品群は、着地点が笑いではない。かもめんたるのコントを観ても、そういえば、着地点は笑いではない気がする。結果として、滑稽なさまを演じているにすぎないというべきか。収録作のひとつ、「エロ本を捨てる日」は、残酷なまでの悲劇、惨劇が、喜劇になっているという点で、根本敬の世界に近いとすら感じる。性欲以外をテーマにした「僕たちのヤァ君」という一編もすこぶる面白く、からだを鍛えた一家が脇役になってしまうという悲劇(であり、喜劇)が描かれている。「マイデリケートゾーン」とはよくつけたタイトルだと、読んでみるとわかる。

 昨夜の「問わず語りの神田伯山」をタイムフリーで聴くと、伯山にドラマのオファーがあったが、濡れ場があったからカミさんに断わられたという話から、名作映画の濡れ場について語りまくっていた。ちょうど、「愛のコリーダ」は観たいと思っていたから、いいタイミングでいい放送が聴けた。

2021年5月11日火曜日

5月11日火曜日/三百円にする

◇ 落語会

 昨夜の横浜にぎわい座の円楽の会に、伊集院が出演して「厩火事」をやったことをツイッターから知った。なるほど、あれだけのブランクがあり、いきなりよみうりホールということはないか。「シークレットゲストの会」と告知されていたのに、チェックさえしていれば、ぴんときたかもしれなかった。この情報を知らなかったのは不覚だ。しかし、にぎわい座のホームページからどんな公演があるかをチェックすることはあっても、各公演の情報まではいちいちチェックしない。かつては、にぎわい座にはコンスタントに通っていたが、チラシを目にしていれば気がついたかもしれないのに。そのころの習慣が今はがたがたに崩れてしまった。タイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」のオープニングと、続けて、昨夜の「深夜の馬鹿力」を聴いた。「馬鹿力」のほうでは特に、にぎわい座の会について1時間以上たっぷりしゃべっていた。

 午後、ヤマトの営業所まで。やや涼しく、パーカーでちょうどいい。二俣川に出て、ドン・キホーテのダイソーで、イヤホンを買いなおした。つい一昨日、南万騎が原のダイソーで百円のイヤホンを買ったのだが、それがどうも使いにくい。巻き取り式のリールがついているもので、便利かと思ったが、使ってみると、リールがぶらぶらする。コードが短く、リールは宙に浮かせるしかない。これはなかなかうっとうしく、たかが百円程度のイヤホンを、がまんして使い続けてもつまらない。今度は三百円する高音質ステレオイヤホンというのにした。その前にもダイソーの百円のイヤホンを使っていたが、それが1年ほどで壊れた。三百円でもすぐに壊れるようなら、また考えなおさねばならない。ダイソーの上階のサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。読書をするが、しかし、例のごとく、必ず眠くなる。音楽を聴きながら少し眠ろうと、買ったばかりのイヤホンをさっそく使ってみると、さすが、三百円は音質がいい。百円とはわけが違う。


◇ 読書・ラジオ・雑誌・テレビ

 サイゼリヤで、赤染晶子「乙女の密告」を読んだ。2010年の芥川賞受賞作。これは面白かった。短いセンテンスでリズムよくつないでいく、この文体、演劇調のリズムというか、これで可笑しみを蓄えていく感じがある。決めゼリフでばんと笑わせる。登場人物のキャラクターの可笑しさもあり、これはコメディだと思った。スピーチコンテストに向かっていくスポ根的な面白さもあり、「アンネの日記」論にもなっている。解説を除けば 100ページ弱の小説で、グルーヴ感をもって、ひと息に語るような勢いもあった。

 ジョイナステラスのユニクロで買いものをして、くまざわ書店にも寄り、夜に帰宅した。タイムフリーで、昨日のラジオ番組をいくつか。月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」では、平野ノラが産休から復帰した。オープニングは記者会見風に始まり、記者として、松本明子も「ビバリー昼ズ」から残った。放送中に、それをすぐにネットニュースにするオリコンもすごい。14時台ゲストには、TIMが登場する。さすがのベテランで、歩んできた道のりだけをとっても面白く、AKIKO、笑組といった名前も出る。昨日の志らく師匠の「ズーム」には、田嶋陽子がゲストで出演していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「サンデー毎日」に、水道橋博士が「芸人の流儀でエライ人を斬る」という特別記事を寄稿している。30年ぶりに地上波のレギュラーがゼロになったという話は、先日の高円寺のライブでもしゃべっていた。この記事では、自身のライター歴について、「藝人春秋」を書いた動機について、そして、テレビ批判もしている。「僕は政治を観察、批判しつつも、笑いをまぶして袋小路ではない、出口のある表現をしたいと思っています。政治と笑いの距離感は難しいものです。」と書く。「ジャストミートを避けろ」というたけしの教え。そして、「正義のコスト」の自問自答がある。「婦人公論」では、清水ミチコの連載鼎談に、水道橋博士と近田春夫が登場していた。「SPA!」の「エッジな人々」には田中裕二が登場。これは「ゴジラVSコング」のプロモーション。

 録画していた「お笑いオムニバスGP」の、「2憶4千万のものまねメドレー」以外の企画も観た。芸人がショートネタを披露する「バク速-1GP」という企画は新鮮味がなく、消去しようかと思っていたが、珍しいメンバーも出ているので迷う。ショートネタを観る麒麟川島と千鳥の視点がいちいち玄人的すぎるのか、それに比べると、「爆笑レッドカーペット」などの今田耕司のリアクションは無邪気で、きちんと視聴者につないでいく。「ドッキリツッコミGP」は、ミキ昂生、おいでやす小田、シソンヌ長谷川、カンニング竹山の4人がドッキリを仕掛けられ、そのドッキリに対するツッコミを競う。昂生以外の3人は四十代であり、からだを酷使されている企画は観ていて心配になる。

 再びタイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」を改めて聴きなおした。10時台のゲストは松居直美で、伊集院から松居直美のデビュー当時の記憶が思い出され、その時代の松居直美の天才性には以前から興味があり、その時代の話を期待したが、前半は欽ちゃんの話ばかりになり、息子が不登校だったという話が出ると、伊集院もそうだったというところからそのあとはずっとその話になる。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、ブログの手入れなどをしていた。深夜3時前に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...