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2022年10月24日月曜日

10月24日月曜日/発明家によるコメディ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から3時間ぐらい眠り、起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。先月9月8日放送、観そびれていた「SONGS」の石井竜也の回を観た。Char がVTR出演したのだが、石井竜也とは米米CLUBデビュー前に出会っている関係なのだな。Char「一個間違えるとコミックバンドみたいなんだけども、まあ、その要素もあって、僕的には、クレージーキャッツ、ドリフターズ、ビジーフォー以来だなっていうふうに思ってて。」「自分のミュージシャン友だちとはやっぱりちょっと違う存在」と語る。Char が「浪漫飛行」の制作にも関わっていたとは知らなかった。番組では、石井竜也が故郷の茨城を訪れ、半生をふり返るのだが、監督した映画「ACRI」の制作で10憶の借金を背負いこむことになり、それが米米の解散につながっていくというのも知らない話だった。映画公開の翌年、1997年に米米は解散している。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴いたことのある話をしているので、この放送はもう聴いたんだっけと自分の日記を確認してしまったが、ラジコの視聴履歴にもなく、聴いていないはずだ。ほかの番組でしゃべっていたんだろうか。ラジオを聴きながら眠ってしまうことも多く、それでうろ覚えにもなるのだが、この番組ではちょうど、ヒコロヒーの声は赤ちゃんが眠りやすい周波数の声だという話もしていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」をつけておく。平井の本棚の高野ひろし展のことをしゃべっていて、高田先生も松本明子さんも訪れたようで、うちからは遠いから、ぱっと行く気にはならなかったが、ああ、行っておけばよかったな。そのあとには、ゆにおん食堂の「ゆにおん本」の話もしていた。

◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 午後から外出。昨日から、だいぶ気温が下がり、空気がひんやりしている。帰りに買いものをしたいのに、雨の予報が気になったが、夜に降らなければ大丈夫だろうと思い、傘はもたずに出た。まず、京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。さっさと食べてしまおうと思い、駅前の富士そばに入り、カツ丼を食べた。500円。今だけのセール価格で、ちょっとだけ安かった。



◇ 映画

 イセザキモールまで歩き、横浜シネマリンに。「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ 発明中毒篇」という上映を観る。14時5分の回。月曜サービスデー、1100円。スタンプカードを出したら、もう期限切れだった。あとふたつでいっぱいだったのに惜しい。4列目の右端の席に座る。この上映は、シネマリンのスケジュールをチェックしていて知り、面白そうだと思い、観たくなったのだが、チャーリー・バワーズという名前は今まで知らなかった。紹介文を読むと、無声映画時代のコメディアンであり、発明家でもあるという人物なのだが、なぜか歴史のなかでは埋もれてしまっていたという。こんな人物、喜劇に興味があれば、惹かれるに決まっている。上映作品は短編6本、「たまご割れすぎ問題」「全自動レストラン」「ほらふき倶楽部」「怪人現る」「とても短い昼食」「オトボケ脱走兵」。少しうとうとしてしまい、上映順もおぼろげになり、映画の前にカツ丼なんか食わなければよかったと後悔したが、たしか、1本目はアニメーション作品だったはずで、事前にきちんと確認していなかったから、アニメーション作品が含まれることをよくわかっていなくて、なにが始まったのかと思った。バワーズというひとは漫画家でもあったのだ。ほかの作品を観ても、コメディアンとしての芸よりも、作中に出てくる発明品が面白い。となると、コメディアンとしても、映画作家としても捉えにくい。なまじ、チャップリンやキートンの喜劇映画を知っているから、そのような心構えで観ては間違いだったかもしれない。発明家によるコメディというべきか。考えてみれば、そう思わせるものは今のお笑いでもある。チョコレートプラネットやななまがり、かつてのフォークダンスDE成子坂など。

 映画を観たあとはブックオフに寄り、110円の文庫コミックを2冊、コミックを1冊、220円の文庫本を2冊、単行本を5冊買った。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄る。こちらでは、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。それから、横浜から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしてから、コーナンで買いものをして、夜遅くに帰宅した。雨には降られずに助かった。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 星川のマクドナルドで、市来広一郎「熱海の奇跡 いかにして活気を取り戻したのか」を読み終えた。2018年刊、東洋経済新報社。めったに読まないビジネス書だが、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」を観ていたせいで「熱海」が気になり、ブックオフで見かけて、つい読みたくなってしまった。しかし、熱海を訪れた記憶はなく、もしかすると、子どものころに連れていかれたことはあったかもしれないが、現在の熱海のことはまるでわからない。活気を取り戻したことも知らなければ、活気を失っていたことも知らなかった。観光地として衰退していた熱海の再生に取り組んだのがこの著者なのだが、2018年の本だから、その後、コロナにより、状況はまたまるっきり変わってしまっているだろう。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。朝に引き続き、観そびれていた「SONGS」、10月6日に放送された松任谷由実の回を観た。過去の「SONGS」出演回の総集編のような内容でもあり、ユーミンが宇宙に興味があるというのもよく知らなかったのだが、それは小松左京に影響を受けたのだという。「さよならジュピター」の主題歌をユーミンが手がけた縁があり、その曲が「シン・エヴァンゲリオン」に使われたというのも観ていないから知らなかった。スタジオでは、SKYEの演奏で「あの日にかえりたい」を、最後はAI荒井由実と「Call Me Back」を歌った。AIにされて、これほど違和感のないひともなかなかいないだろう。「SONGS」をもう1本、先週放送された原由子の回も観ると、サザンの楽曲のなかで、原由子がどういう仕事をしているのかがわかる面白い特集だった。

 今日の「徹子の部屋」は、新沼謙治がゲスト。骨折した話と、転んで流血した話、それから、亡き妻のママチャリを愛用していたら職務質問された話など。昨日の「笑点」は、木久扇の生誕85歳特集があり、大喜利でもお祝い企画があった。これは円楽が亡くなる前の収録だったんだろう。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の連載で、伊集院静が桑田佳祐から送られたという手紙について書いていた。伊集院静は桑田佳祐とは会ったことも話したこともないそうだが、一度だけ、遠くからすがたを見たことはあるという。四十数年前、ビクターの本社で、その年のヒット曲の表彰式があり、作詞家、作曲家の先生に混じり、サザンは「勝手にシンドバッド」、伊集院静はピンク・レディーの作詞で出席していたのだ。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...