ラベル 古今亭志ん朝 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 古今亭志ん朝 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年1月30日月曜日

1月30日月曜日/天津麺を食べる

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「笑点」は、演芸コーナーにはぴろき、大喜利の助っ人には今週も志らく師匠が登場。オープニングで、昇太師匠と仲良くしゃべっているすがたが嬉しいのだが、しかし、来週から新レギュラーが決まってしまうと、昇太、志らくの顔合わせはまた機会がなくなってしまわないだろうか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、高田先生が終わりゆくものについていろいろとしゃべっていく。渋谷の東急百貨店、「週刊朝日」、「たまむすび」、最後は鈴木邦男にも触れた。12時台は岡田圭右がゲスト。「クイズ!脳ベルSHOW」の話が多くなるが、しゃべりっぱなし、会話の空白をまったく作らない。午後はまたテレビ。今週の「徹子の部屋」は 48年目突入ウィークだそうで、今日は春風亭小朝と浅丘ルリ子がゲスト。浅丘ルリ子と徹子さんが麻雀の話をすると、麻雀を知らない小朝、「僕、麻雀はパイパンって言葉しか知らないんですからね。」だって。小朝はひどいな。本当にひどい。

 夕方から外出。二俣川まで歩き、餃子の王将に入り、天津麺と餃子を食べた。902円。二俣川から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。ツイッターを開くと、鮎川誠の訃報が。コーナンに寄り、買いものをしてから、夜遅くに帰ってきた。


 夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の「さんまのお笑い向上委員会」は、ヨネダ2000、ロングコートダディが初登場、「向上ゲスト」にはウエストランドが登場した。ウエストランドの「R-1」のネタに本気で怒っているという三浦マイルド、モグライダー芝が「芸人で初めて冗談が通じないひと」だって。錦鯉まさのりさんの「あるぅ~、それ、あるぅ~」がこの番組だけでブレイク。

 同じく土曜に放送された「新しいカギ」では、「KWGP」というコント仕立てのコーナーに、「東京十期會」として、はんにゃ、フルーツポンチ、かたつむり林とともに、中田敦彦が登場した。東京NSC10期生がそろったわけだが、チョコレートプラネットは1年後輩、ハナコ、霜降り明星とは初対面だったようだ。ドラマのパロディをやっているのだが、元ネタのドラマを観ていないので、細かいことはまるでわからない。そのほか、万引きのコントにはウエストランドが登場した。このコントもこの番組ではおなじみなのだが、スーパーのバックヤードのようなところで、盗ったものを出せと言われて、「M-1」のトロフィーを出す。過去にはオリンピック選手が金メダルを出したこともあった。アドリブ中心のコント。

 そして、先週に引き続き、今週も「スイッチインタビュー」をすぐに観てしまう。小林信彦と細野晴臣の対談の後編。このふたりならば、当然、大瀧詠一の話にもなるのだが、ここにいない大瀧詠一のことを思い、小林信彦が声をつまらせる場面もあった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週月曜の「ビバリー昼ズ」は峰竜太がゲスト。矢来町に家を建てたときに、すぐ近所に住んでいた志ん朝師匠が、家が建つ様子をずっと写真に撮っていて、アルバムにしてくれたという話がすごい。先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、宮田陽・昇がゲストだった。師匠の宮田章司の内縁の妻が松旭斎小天華だったというのは知らなかったかもしれない。小天華先生のエピソードがたくさん語られる。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の「私の地図」にタブレット純が登場していた。相模原市出身というプロフィールにはなっているが、実際は、相模原市に編入される前の津久井郡津久井町の出身なのだ。古本屋で働いていたことも詳細に語られている。友人の父が経営する古本屋で、1号店が町田の相原、2号店が八王子の絹ヶ丘にあり、原付バイクで往復しながらかけもちで店番をしていたという。

 「週刊ポスト」のたけしの連載では高橋幸宏に触れていた。「オイラは『戦場のメリークリスマス』で坂本龍一と共演するんだけど、その前からYMOはなんとなく気になっててさ。まァ顔を合わせりゃ「どうも」って挨拶する程度の関係だったけど、あの時代でテクノを流行らせたのは今から考えても画期的だったと思うぜ。」「音楽だけじゃなくて、あの3人はどこかほかのミュージシャンとは纏う雰囲気が違ったんだよな。」「ほかのロックミュージシャンにはない「品」や「教養」を感じさせるヤツラだったんだよな。」

2021年9月7日火曜日

9月7日火曜日/青いものが並んでいる






◇ 新宿西口

 今日も朝から都内に。小田急線で新宿に向かうが、ずっと座れず、登戸のあたりで、呼吸がいよいよ苦しくなり、代々木上原で目の前の席が空き、たまらず座った。ひと駅だけでも座れて楽になる。新宿西口で昼食になり、雑居ビルの3階に、新宿レモンという店を見つけ、本日のおすすめランチから、チャーハン焼き餃子定食を食べた。780円。ランチはドリンクバーが無料になり、アイスコーヒーを飲む。NSビルまで行って、地上にあがり、都庁の前に出た。都議会議事堂の窓際に、青いものが並んでいるのが見える。ブルーシートをかぶせたもののようだが、いったいなにをたくさん並べているのだろうか。都議会議事堂の下の広場に降り、京王プラザホテルの脇を通り、西口まで戻ってきて、ブックオフに寄るが、めぼしいものはない。店内を2周まわり、じっくりと物色したが、それでもなにも見つけられなかった。

 代々木まで歩き、ブックオフにもう1店。意外や、こちらは買うものがたくさんあり、110円の棚に、岩波文庫のいい本がごっそりとあった。110円文庫本を 12冊、220円単行本を2冊と、量が多くなり、袋も買った。このあとはどこか、小田急線沿線のブックオフに寄りたいと思っていたが、代々木で荷物がいっぱいになってしまった。山手線で渋谷に出て、宮益坂のベローチェでひと休み。食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。コンセントがあり、スマホの充電をする。滞在時間、2時間ほど。東横線の各停で、のんびりと読書をしながら帰ってきた。帰宅前にコンビニに寄り、楽天カードの支払いをしたら、いつの間にか手数料が 220円になっていた。いつも、220円もしなかったと思うんだけども。

◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、今週は、ゲストが叱られたエピソードを語るというテーマだそうで、オープニングの最後に少し、東京03の例の一件が話題に出た。叱られたといえば東京03だが、この件も、最近になって、テレビなどでもぽつぽつと語られる場面を目にするようになっている。「オールスター感謝祭」のあの場に、ナイツも出演していたのだ。止めにいこうとした西川きよしと、シルク・ドゥ・ソレイユがぶつかりそうになっていたなど、現場にいたものならではの証言があった。その直後のクイズでは、土屋が最後まで残ってしまい、紳助にコメントをふられても、はっきりと答えたつもりだったのに、放送を観たら、びびっていてぜんぜん声が出ていなかったという。

 聴きそびれていた先週火曜の「伊集院光とらじおと」も聴く。京須偕充がゲスト。伊集院が言うには、この放送時には、「圓生の録音室」はアマゾンで4万8千円もしていたようだ。録音風景の思い出を訊かれた京須は、圓生のきびしさよりも、和やかな場面のほうが記憶に残っているという。「圓生百席」のなかのおすすめを訊かれると、京須さんは「文違い」をあげた。小三治のすごさはどこかと訊かれ、京須「まるで日常の会話のように、落語じゃないようにしゃべれる落語家。つまり、一般の市民のね、テイストでしゃべれる…、つまり、「そうするってえと」で逃げてないというか」「無論、じゃあ、「そうするってえと」って言いかたをあのひとがしないのかというと、そうではないんですけど、いわゆる落語家の、これが落語の口調なんだよというかたちではやっていない。そうとうね…、そうなるまでには、時間かかってると思いますけどね。」  現在の落語家でいいと思うひとは誰かと訊かれると、京須「それはねえ、さっき、(京須のことを)現役とおっしゃっていただいたけども、そのう、いろいろ、取り引き関係もありますのでね。(笑)」

 録画していたテレビ番組もいくつか。まず、今日の「さんま御殿」を観ると、「せっかち軍団 VS のんびり芸能人」というテーマで、せっかち側に別所哲也が出ていて、くだものは皮を剥かずに食べるという話などをしていた。横浜には、ブリリア・ショートショートシアターという短編映画専門の映画館があり、閉館してしまったが、別所哲也はかつてそこの代表を務めていた。その映画館を開設したのが別所哲也であり、ショートフィルムのフェスティバルを主宰するほどの短編映画の愛好者だが、つまり、せっかちだから短編が好きだったということなんだろうか。

 土曜に放送された「アナザーストーリーズ」という番組では、志ん朝のドキュメンタリーをやっていた。再放送かなにかだろうとは思っていたけど、確認すると、2017年6月にBSで放送されたものだ。談志との関係にも大きく時間を割き、談志師匠の高座の映像では、麻原彰晃についてしゃべっているところを使っていて、なぜそこをと思った。亡くなった川戸貞吉や左談次師匠がインタビューに答えていた。川戸「口が裂けてもライバルとは言わなかったろうね。談志さんのことだから。たとえライバルと思ってても。」

 夜、鼻水がひどくなり、横になり、ラジオを聴きながら、2時間ぐらい眠った。深夜1時半頃に目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」を途中から聴いたが、どこまで聴いたのか、記憶がはっきりしない。朝までブログの更新をしていたはずだが、そういえば、部屋のどこかに「圓生の録音室」があるはずだと思い、積み重なっている本をどけてみたら、小山田圭吾が表紙の「クイック・ジャパン」が出てきたのでびっくりした。1ヶ月半前に見つけていたら、読みなおしたかった。

2021年6月10日木曜日

6月10日木曜日/「日本の喜劇人」を読む(6)

◇ テレビ・雑誌

 少し読書して、早朝5時頃から3時間ほど眠った。午前中にブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観る。今週は、パンサー向井プレゼンツ「反省ノートSP」という特別編で、アルコ&ピース平子、3時のヒロイン福田、吉住が出演した。これは想像以上に面白い回。通常の「反省ノート」のコーナーもあり、ギース尾関の小6の娘が反抗期だというが、たしか、娘のことを書いた本も出していたのに、これは切ない。続けて、「はなつまみ」を観ると、こちらはゲストMCにナイツ土屋が登場した。ラジオリスナーにはおなじみの、土屋のお年玉の一件をついにテレビでも扱い、ラジオでは、もういいよと思っていた話題だが、テレビで改めてやり合うのは新鮮で笑った。それから、普段の土屋が気づかれないという話題に続き、「問わず語りの神田伯山」「ナイツ ザ・ラジオショー」「ビバリー昼ズ」「爆笑問題カーボーイ」と、すべて連動していて、全体でひとつの大きな番組のようだ。この番組、月末の特番にはなんと、志らく師匠が出演だと。伯山が仕掛ける不毛なケンカを「はなつまみ」がうまく回収してくれる。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで週刊誌のチェックもする。「週刊新潮」によると、羽生善治がナベプロ系のトップコートの所属になったという。杏と畠田理恵が親しいそうで、なるほど、「聖の青春」で東出昌大が羽生を演じた縁もあるのか。そのほか、横浜市長選に渡辺真理が出馬かとの記事があり、本人に取材すると否定していて、自民が候補者選びに苦戦しているという表れかという内容だった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。途中、そうてつローゼンに寄り、今季初めて、アイスチョコモナカを買って食べる。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」を立ち読みしていく。小林信彦の連載は、シネマヴェーラの特集上映にもからめ、B級映画について。エノケンと三木のり平、それぞれの「孫悟空」について書かれていて、三木のり平にはかなり辛辣だ。西友のイタリアントマトに入り、読書をする。滞在時間、2時間ほど。

◇ 読書

 柳家小三治の自伝、「どこからお話ししましょうか」を読み終えた。談志ファンとしては、小三治の談志評がとりわけ面白い。「あの人はいつも他人がいると、かっこつけたがる人でした。」「あの人は世間を気にして生きてる人でしたからねえ。」「とっても手柄を大事にしてたし、国会議員になりたい、議員になればえらいっていう、そういう庶民感覚でしたから」と、同門のすぐ上の兄弟子だったからこその言いかたで、いっぽう、志ん朝はそういう部分がなく、小三治も志ん朝も世間体を気にしなかったから気が合ったという。しかし、談志とは「おんなじ柳家に育って、どういう芸を目指すのを良しとするか、どういう芸が良くて、どういう芸はみっともないのかとか、そういうことについては、いつのまにか意見は合うようになってたんだろうと思います。」「そういう点では、談志さんとは世間では合わないように思ってるかもしれないけど、合ってはいましたね。」とも語っている。別のページでは、小三治がまだ前座のころ、談志が若いものを集めて、「新しい時代が匂わないような言葉を使ってやれ」というようなことを言っていて、いいなあと思ったということも語られている。小三治の育った環境をこの本で改めて追いかけていくと、そこからはやはり、談志とは合わないだろうという感じがあり、特に、母親に抱いている複雑な感情は、この本を読むまでは知らなかった。そして、落語に出会ったのが中学三年だというのも、意外と遅いと思い、驚いた。

 夜に帰宅し、帰宅後も読書をする。「決定版 日本の喜劇人」の続きを読み進めているが、第六章は「醒めた道化師の世界」と題し、宍戸錠と小林旭について書かれている。この章はこの本のなかで、小林信彦独自の視点がもっとも現れている章といっていい。宍戸錠と小林旭を喜劇人として捉え、現在は大泉洋を喜劇人として評価する。喜劇人という肩書きが存在するわけではなく、喜劇を演じる俳優が喜劇人なのだ。

 アマゾンプライムで映画を1本。小林旭主演の「東京の暴れん坊」を観た。今日読んだ「週刊文春」で、小林信彦がちょうどこの映画について書いていて、観るなら今日だと思った。小林信彦が書くとおり、これはたしかに可笑しく、特に序盤はずっと面白かった。観たうえで、「週刊文春」をもう一度立ち読みしなおしたい。深夜2時半過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...