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2022年10月31日月曜日

10月31日月曜日/事故現場から古本屋

◇ テレビ

 朝、土曜に放送された「ワルイコあつまれ」の2時間特番を観た。ニュース番組の形式でスタートし、ここには本物のアナウンサーが登場する。まず、「子ども記者会見」のコーナーから始まり、ここにさんまが出演するというので楽しみにしていた。ここでのさんまは演じるところなく、子どもたちの質問に素直に答えていく。子どもたちの質問だから、今さら誰も訊かないようなことも訊いてくれて面白いのだが、さんまがネタ帳をつけているというのには驚いた。しかし、書いたものは面白くないということも、さんまは同時に言う。若手からお笑いの「五輪書」を出してくれと言われるそうだが、笑いは1ページ「緊張の緩和」だけというのがさんまの考えであり、あとは白紙に自分のエピソードや知識を書き込んでいくだけのことだと語る。松本人志がお笑いを「五輪書」になぞらえた発言をしていて、おそらく、それを知っている若手がさんまにも訊いたのではと思うが、さんまと松本のお笑い観の違いがここには表れている。将来に悩んでいるという女優を目指している子には、「どうしたら楽しめるかを考えることが楽しい」という松之助の言葉が引かれ、師の教えが反映されたさんまの人生観がずいぶん語られていた。「子ども記者会見」のコーナーだけで30分あり、そのあとには、香取、草彅、稲垣、それぞれの名場面集や、「慎吾ママの部屋」や「子ども記者会見」のコーナーに登場したゲストたちの総集編があった。新コーナーでは、ジャパネットたかた風のテレビショッピングのパロディがあり、香取慎吾のアシスタント役を務める関根麻里の芝居が面白かった。

◇ 天王町・平沼橋・横浜

 昼になり、「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴き、正午過ぎには外出する。天王町をひさしぶりに訪ねてみると、しばらく寄らない間に駅周辺はずいぶんさま変わりしていて、改札を出て、まっすぐ進んだら通路がやけに長く、よく知る駅前とはまるっきり違う場所に出てしまった。案内図もなく、わからずにグーグルマップを確認したくらいだが、今までの改札とは反対側に出てしまったとわかり、戻ると、改札の脇に細い通路を見つけ、よく知る駅前に出ることができた。とりあえず、まずは昼食を済ませる。駅前すぐの玲瓏という店に入り、ランチメニューの焼肉定食を食べた。780円。



 今日は特に予定はなにもなかったのだけど、仲本工事の事故現場を訪ねてみたいと思っていた。横浜の浅間町と報じられたその場がよく知る土地だったからだが、とはいえ、普段から通っている土地というわけでもなく、わざわざ向かうからには、さすがにすぐさま駆けつけるのはどうかと思い、いずれ、なにか別の用があるそのついでに寄れないだろうかと考えていた。それで、今朝は、周辺の古本屋をグーグルマップで確認したりなどしていたのだが、すると、驚いたことに、平沼橋のあたりにぽんぽん船の店舗を見つけ、思わず目を疑う。ぽんぽん船のこともちょうどあたまの片隅にあり、というのも、仲本工事の事故現場を知ったときに、天王町のぽんぽん船があったあたりじゃないかとすぐに思ったのだ。グーグルマップで見つけたぽんぽん船は平沼橋だが、いったい、この店はいつからあるのか。検索してみても、公式の情報はない。クチコミ情報では2年前のものがあり、どうやら藤沢店が閉店したあとに始めたのか。ツイッターにも情報はまったくなし。グーグルマップの情報だと、月曜と木曜しか開いてないようなのだけど、こうなると、今日、たまたま月曜に見つけたのだから行ってみたくなる。


 天王町駅から広い通りに出て、洪福寺のほうに進むと、仲本工事の事故現場にたどりつく。ぽんぽん船だった場所は今はセブンイレブンになっていて、その前あたりかと思っていたが、実際はもう少し交差点寄りだった。ほんのちょっと歩けば横断歩道があるというのに、この場で道路を横切ろうとしたのか。そこが事故現場だということは、花や飲みものが供えてあるからすぐにわかった。電柱にはメッセージが書かれたメモ用紙がびっしりと貼られていて、その裏には、お供えものをもっていく泥棒への注意が書かれた貼り紙もあった。ここで写真を撮るあいだに、通りがかりに手を合わせていくひとも数人現れる。交通量はそれなりに多く、交差点の横断歩道から道路の反対側に渡ってみると、反対側の歩道にも花や飲みものが少し供えられていた。






 交差点の先に進み、マンガ専門の古本屋、「漫画漫画」にひさしぶりに寄る。この店、店名も外観も好き。扉は閉めてあって、営業しているのかわかりにくい店だが、入ってみると、お婆さんがひとりで店番をしていた。ほこりがかぶったような本ばかりだが、せっかくだからなにか買おうと思い、太田出版の「蘭丸」というムックを見つけて買っていく。


 サミットのほうに進み、サミットのトイレに寄り、それから、横浜方面に歩いていく。平沼橋のあたりまでやってくると、今朝、グーグルマップから見つけたぽんぽん船が本当にあるので嬉しくなった。このあたりを歩くこともずいぶんひさしぶりな気がする。外に出ている棚から眺め、眺めながら店内に入っていくと、ほかのお客さんもぽつぽつとやってくる。棚は文庫本が多く、ほぼ110円という安さだ。こじんまりした店内、隈なく見て、3冊買っていく。店員さんは自分と同年代くらいの女性がひとり。会計時、この店はいつからあるのですかと訊ねてみると、明確な答えではなかったが、ここはもともと倉庫だったそうで、藤沢を閉めたときに在庫をここにもってきたという。だから、やはり、そのあとにおそらく始めたのだろう。


 横浜駅まで歩き、地下の有隣堂に寄った。「月刊Hanada」を立ち読みしたら、いつの間にか、吉本の大崎洋の連載が始まっていた。この号で、もう第6回目。「らぶゆ〜銭湯」という連載なのだが、どこに需要がある連載なのだろうか。高田先生の連載は円楽のことを書いている。ビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。月末はアプリのクーポンはないのだが、跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄った。こちらでは、110円の文庫本を1冊だけ、これはポイントで買った。

 平沼橋駅まで歩き、鶴ヶ峰に移動する。ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。そして、鶴ヶ峰でもブックオフに寄っていく。ブックの日でもないのに3店もまわることになったが、鶴ヶ峰店は、今日が期限の100円引き券があったので、これを使ってしまいたかった。110円の文庫本を1冊、コミック文庫を1冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。鶴ヶ峰からは、時間をかけて歩いて帰る。

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・北斗晶)を観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台は、ロケット団がゲスト。ハロウィンの今日、ロケット団を見た高田先生のひとこと「貧乏人の仮装?」に爆笑。ラジオを聴きながら早い時間に眠るが、ネズミの気配が気になり、深夜に目覚めてしまう。ネズミ避けのスプレーを撒くが、どうもまるで効いていないようだ。このままでは、いずれネズミに耳をかじられ青くなる。

2022年8月3日水曜日

8月3日水曜日/塩気が欲しい

◇ 生活

 Spotify で、クレイジーケンバンドの新アルバム「樹影」を朝から聴き始めた。ブログをひとつ更新して、「樹影」を聴きながら、もう少し眠りなおす。ラジオをつけ、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴き始めたら、冒頭、気象情報から始まり、わざわざお知らせするほど危険な暑さということだが、東京は今日は40度を超えるとか。録画していた「徹子の部屋」は、渡辺美佐子という女優がゲスト。89歳だというこの女優を認識していなかったが、ウィキペディアにあたると、旦那は大山勝美だ。出演作には観ているものもあった。黒柳徹子と同世代のゲストが登場するときはよく食べものの話になる。

 いったん、近所の郵便ポストまで投函に行くが、経験したことがないくらいに、からだからいくらでも汗が噴き出てくる。暑さで動けなくなり、「樹影」を聴きながら、また眠ってしまった。夕方からようやく気力が出てきて、駅前の日高屋まで出て、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。550円。ライフのマクドナルドに寄り、しばらく読書をしていく。塩気のあるものが無性に欲しくなり、めったに食べないフライドポテトを食べた。

 ツイッターからニュースを見ると、たけしの新作映画がお蔵入りとのニュースを今朝に見たのだが、それに対して、たけしの反論がさっそく発信されていた。最初のニュースは「週刊新潮」(デイリー新潮)によるものだったが、反論を報じたのは「週刊ポスト」のネット記事だ。「週刊ポスト」の次回の連載で詳しく語られるだろうか。たけしの公式サイトも確認してみると、記事で語られていたのと同じことが書かれていた。


◇ マンガ

 夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。ひさしぶりに一日二件更新できた。マクドナルドで読み終わらなかった本を、帰宅してから読み終える。今日は水木しげる「悪魔くん」を読んでいた。1991年刊、ちくま文庫。読んだことがあるかどうか、記憶がはっきりしなかったが、これはどうやら初めて読むようだ。そういえば、貸本時代の「悪魔くん」を太田出版の単行本で読んでいることを思い出したが、どうもそのイメージが強く、これはそれに比べるとずいぶん洗練されている。「悪魔くん」はいくつかのバージョンがあるのではと思っていたが、しかし、この本には初出を載せておらず、解説もない不親切な文庫で、自分でウィキペディアで確認するしかないのだが、このちくま文庫版は、60年代に「少年マガジン」で連載されていた作品だ。改めて確認するまでその知識がなかったが、そもそも、この「少年マガジン」版は単行本が1巻しか出ていないのだ。どう編集して一冊にまとめたものなのだろうと思いながら読んでいたが、いや、もともとがそのまんま一冊というわけか。「悪魔くん」はもっと大きな作品だというような思い込みがどうもあったようだ。しかも、太田出版の「悪魔くん」を読んでいたせいで、貸本時代の「悪魔くん」こそがホンモノの「悪魔くん」なんだと考えるような刷り込みもあったが、この「少年マガジン」版も、初めて読んでみるととても面白く、当時のアシスタント陣が気になるが、各コマがいちいちデザイン的に優れているし、それでいて、水木しげるらしいユーモアにもあふれている。「悪魔くん」という作品を有名にしたのは、おそらく、この「少年マガジン」版だろうから、貸本時代よりもこちらを重視する考えもあるのではないだろうか。

◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。この週はナイツが夏休みで、水曜の代役はロケット団だった。ロケット団と安藤なつ、それに加えて、14時台は一之輔さんがゲストに登場した。この楽屋話の空気、だらだらといくらでも聴いていたい放送だった。先週木曜は、ハリセンボンと狩野英孝という組み合わせ。吉本とマセキだが、じつは同期なのだ。

 録画していたテレビ番組もいくつか。観そびれていた土曜の「お笑い向上委員会」に火曜の「刺さルール」。今日放送の「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・スピードワゴン小沢&大沢あかね)もすぐに観てしまう。テレビを観ながら、ライフで買ってきたポテトチップスをひと袋食べた。ポテトチップスもめったに買うことはなく、ひと袋食べるなんて何年ぶりだろうか。今日は異様に塩気を欲している。

 深夜になってもまだ暑い。雷がごろごろ鳴っている。眠る前に、アマゾンプライムで「私立探偵 濱マイク」の続きを観た。第3話は萩生田宏治監督。岸田今日子がメリーさんを演じている。ライブハウスの場面にはレピッシュが登場する。

2022年5月3日火曜日

5月3日火曜日/「漫才新人大賞」

◇ 交通

 眠ったり起きたりしながら、気がつくと朝9時前。10時に家を出るつもりだったが、10時に起きればいいのだと勘違いをしていた。11時前にはなんとか出発し、クリエイトに寄り、1本満足バーを買っていく。連休中だからどうだろうかと思っていたが、横浜までの電車は混雑していて座れない。東横線の横浜駅がひどく混んでいたが、混んでいるのはみなとみらい方面で、渋谷方面のホームはあまり並んでいなかった。みなとみらいではなにがあるのか、みなとみらい線の乗り降りに時間がかかっているようで、折り返しに遅れが発生していた。東横線では座れた。渋谷駅には7分遅れの到着。渋谷駅も混雑していて、半蔵門線に乗り換えるのにエスカレーターに乗るだけでも時間がかかるが、どういう加減か、急いだら意外とうまくいったようで、予定通りの電車に乗れてしまえた。



◇ 演芸会

 半蔵門駅から、1本満足バーを食べながら歩き、国立演芸場にたどりつく。漫才協会主催、毎年恒例の「漫才新人大賞」だが、昨年は開催されず、2年ぶりだ。12時半開場、10分過ぎくらいに到着し、入り口では検温と手指の消毒あり、静かな雰囲気だったが、階段に進むと行列ができていた。予約の列に並び、当日精算、3000円。受付の横にはロケット団の倉本さんが立っていて、案内をしていた。ほかに若手もたくさんいるだろうと思うのに、ロケット団がまだそんなことをやるんだ。指定席かと思っていたが、自由席だった。視力がもうだめなので、なるべく前のほうに座りたく、2列目の左端の席に着いた。開演前に、場内にはチルアウト系の音楽が薄く流れていて、いったい誰の選曲なのかと不思議に思った。開演時間が近づくと、審査員の高田先生が、ロケット団の三浦さんに案内され、客席にやってきた。客席中央を見ると、倉本美津留、いとうせいこうもすでに座っていた。もうひとりの審査員、渡辺正行は、昨日の「ビバリー昼ズ」で言っていたが、コロナでお休みになってしまった。

 13時開演、司会のナイツが登場。簡単なオープニングがあり、すんなりと本戦が始まる。出場者は8組、あらかじめ登場順は決まっていて、まず前半、出演順に、2世代ターボ、舎弟、たぬきごはん、バジトウフーという4組。8組の顔ぶれを見て、これならば、2世代ターボの優勝も充分ありえるのではと期待していたが、ちょっと弱いかと思えるような内容だった。順番がトップでなければ、どうだったろうか。前半4組が終わり、ナイツが再び登場。舎弟の「ドアホ!」というギャグを、塙さんがさっそく多用する。後半は、春組織、いち・もく・さん、なにわプラッチック、ぽ〜くちょっぷという4組。8組中、観たことがないのはたったひと組、春組織だけを初めて観たが、この春組織がだんとつで面白かった。20分の仲入りを挟み、前回優勝のマリアがゲストとして漫才を。それからいよいよ、結果発表。全組が並び、審査員も壇上にあがるが、せっかく豪華な審査員をそろえたのに、エンディングしかしゃべらせないのだからもったいない。なんの遊びもなく、すぐに結果発表になり、高田先生はボケもなく、春組織の優勝をあっさりと発表した。まあ、これしかないだろうという結果だ。審査員コメントもそれぞれ短く、倉本美津留といとうせいこうはあたりさわりのないコメントしか言わず、とても本心とは思えなかった。外部から審査員を招いて、あたりさわりのないコメントしか言えないという状況はまずいんじゃないだろうか。渡辺正行がいたら、もうちょっと盛りあがったのではという気がする。高田先生は土屋さんに、たんたんと進めすぎだと突っ込んでいた。2時間強で終演。退場は時間差になり、前の席は少し待たされた。

 半蔵門駅のあたりで昼食にしようと考えていたが、閉まっている店ばかりで選択肢が少ない。麹町のほうまで歩いてみるが、どうも決められず、蕎麦でも食べようかと思い、半蔵門に戻り、一番町に向かって歩いていくが、しかし、小諸そばもゆで太郎も閉まっている。渋谷に出ると混んでいるだろうから、半蔵門で食べてしまいたかったが、うまくいかない。昼食はあきらめて、とりあえず、一番町のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。



◇ 渋谷・学芸大学・自由が丘

 半蔵門から渋谷に移動し、まんだらけに寄っていく。階段の百均に「東京人」のバックナンバーがたくさんあり、1冊だけ、落語特集を見つけて買っていく。もう1冊、「悲劇喜劇」の最新号もあり、ここはときどき、いい雑誌の最新号がまぎれているが、決まった客が売っているのだろうか。道玄坂を横切り、古書サンエーも覗くが、こちらではなにも買わない。

 東横線に乗り、今度は学芸大学に移動する。ゴールデンウィークのセール中につき、今日もブックオフに寄らざるをえない。なかなか買うものが見つけられなかったが、なんとか探し出し、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊、220円雑誌を1冊買う。ブックオフを出ると、すっかり日が暮れていた。ここでようやくまともな食事になり、てんやに入り、天丼を食べた。500円。学芸大学から自由が丘に移動し、もう1店、ブックオフに。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。自由が丘からは各停に乗り、のんびりと読書をしながら帰ってきた。



 夜遅くに帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・吉行和子)を観て、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、4時頃に眠った。

2022年4月14日木曜日

4月14日木曜日/いいねの多い漫才

◇ ラジオ

 朝、タイムフリーで、先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。ロケット団がゲストなのに聴きそびれていた。倉本さんにドラマのオファーがきたそうで、なんでも、脚本家の福原允則の指名だったようだ。「逃亡医F」というドラマか。映画「浅草キッド」をまだ観ていないという三浦さんの「浅草キッド」に対する思い入れの強さ。倉本さんはどうかというと、予告編は観たという。「ロケット団の定例ラジオ」もしばらく聴きそこねていて、放送時間が土曜の昼に移っていたことも知らなかった。そういえば、さまぁ~ずの新番組が始まっていたのだが、土曜の昼は、サンドウィッチマン、さまぁ~ず、ロケット団という楽しい流れになった。そうとわかり、さまぁ~ずの番組(「さまぁ~ずのさまラジ」)も聴いてみるが、先週はもう初回ではなく、初回は聴きそこねてしまった。

 午前中にブログをひとつ更新して、昼は「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。木曜には珍しく、12時台にゲストがあり、森山良子が登場した。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、流れ星がゲスト。「G-1グランプリ」の話になり、優勝は磁石だが、準優勝は流れ星だったのだ。この結果のほかにも、公開されている動画のいいね数による賞金もあるという大会で、上位は決勝に残ったメンバーが占めるなか、そうではないエル・カブキがなぜか1位になっているのだという。不正疑惑も生じているようだが、どんなネタをやってるのかと思って観てみたら、いや、こんなネタ、バズって不思議じゃないだろう。毒づいているだけでなく、きちんとくだらない。一回戦のエル・カブキは会場で観ていたが、それ以上にネタのクオリティが高い。「思想の2700」は秀逸すぎる。

 

 ラジオを聴きながら梱包を片づけ、夕方近くに駅前まで出かけてくる。今日は雨降り。肌寒い。用を済ませ、ひさしぶりに日高屋に入り、中華そばと焼き鳥丼のセットを食べた。

◇ テレビ

 1時間ぐらいですぐに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、野々村真・俊惠夫妻がゲスト。そういえば、黒柳徹子とは「世界・ふしぎ発見!」で長らく共演している仲なのだ。コロナで重症になり、集中治療室に入るほどだったという壮絶な体験談にはついつい聴き入った。

 昨夜の「紙とさまぁ~ず」は、細野晴臣がゲスト(前編)。さまぁ~ずのふたりに仇名をつけるとしたらという質問に、大竹には「東京ナーバス」、三村には「江戸前奴」という答え。ふたりそろうと「うすらバカンス」と名付けたが、これはヒコロヒーの名言とのこと。細野晴臣、ヒコロヒーまでチェックしているのか。「冬なのに、さまぁ~ず」にメロディをつけてくださいというお願いには、ちゃんとデータを添付してくるのがすごい。今回は屈指の面白い回だった。さまぁ~ずライブの音楽を頼もうとする三村にも笑う。

 先週土曜の「キングオブコントの会」も、まず、事前特番だけ観てしまう。去年の初回のコントを再放送していたが、松本作の「ありがとう」というコントが記憶よりも面白かった。

◇ 読書

 夜は部屋で読書。えびはら武司「藤子スタジオアシスタント日記」を読んだ。2015年刊、竹書房。初出は「本当にあった愉快な話」。しばらく前から手元にあった本だが、今が読むべきタイミングだろう。藤子A先生のエッセイを読んだばかりだったが、新たに知る話が多く、ここに描かれている昭和48年当時の藤子スタジオは、A先生のほうが忙しくしていて、F先生のほうはえびはら武司がひとりで手伝っていたのだという。F先生は「ドラえもん」を全6巻で完結させようと準備をしていた時期で、人気が出て継続に転じる経緯が描かれているが、復活のアイデアに「帰ってきたウルトラマン」がきっかけになったことなどは初めて知った。ジャイアンの本名「たけし」はえびはら武司からとっていること、しずちゃんにも名前を拝借した女性アシスタントがいたとか、あるいは、ドラえもんの誕生日は片倉陽二が「ドラえもん百科」のなかで設定したものだが、それもアシスタントの誕生日からとったもので、そのアシスタントはのちにエロマンガ家になる羽中ルイなのだ。また、F先生は、じつは井上陽水の音楽が嫌いだったというのには笑った。隣りに別の漫画家のアシスタント部屋があり、そこからしょっちゅう流れてきていやになったというのだが、A先生が井上陽水を聴き始めたのはそのあとで、それから親交をもち、井上陽水は映画「少年時代」の主題歌を手がけることになる。これを読むと、案外、F先生のほうは保守的で、A先生のほうが新しもの好きだったのかなという感じがする。

 ツイッターを見ると、石井徹也氏(井上鐵二)があいかわらず絶好調だ。夜にブログの更新をもうひとつ。タイムフリーで、聴きそびれていた一昨日の「爆笑問題カーボーイ」を途中まで聴き、深夜1時前に眠る。

2022年2月13日日曜日

2月13日日曜日/興奮


◇ 東京

 早朝に目覚め、短い睡眠時間で、早い時間から外出する。耳が痛くなる寒さ。今日は日曜で、電車が空いているからまだよかった。横浜駅の NEWDAYS でパンを買い、東海道線に乗り、東京駅まで。ここ最近、珍しいところに行く機会が多いが、その意味では今日がいちばんなんじゃないか。めったに侵入できない場所にいる興奮はあったが、屋外にいる時間が長く、からだは冷えきり、マスクは鼻水で濡れてしまった。雨降りにもなり、ただでさえ寒いのに、たまらない。その場所は午前中に離れ、午後、天王洲アイルから帰ることになり、まず、まいばすけっとに寄り、ビニール傘を買った。腹が減ってしかたがなく、なによりも温まるものを食べたかった。朝霞刀削麺という店に入り、スペアリブ刀削麺セットを食べた。鶏肉四川風炒め丼、ザーサイ、杏仁豆腐が付き、980円。新馬場のほうまで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、あんぱんを食べた。スマホを充電し、ラジオを聴きながら、ぐったりと眠ってしまう。しかし、それでも、眠気が充分にとれない。読書もするが、集中力がない。



 新馬場駅から京浜急行、各停に乗り、眠りながら横浜まで。しかし、電車内も寒い。有隣堂に寄り、それから、ヨドバシカメラにも寄り、録画用のDVDを買いたかったが、在庫がすかすかで値段の高いものしか売れ残っていない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」は、冒頭から、北京オリンピックのニュースをたっぷりと伝えていた。疑惑の判定が多発していることが気になる。今朝の「サンジャポ」「ワイドナショー」「TVタックル」も立て続けに観る。本当は、疲れているからテレビなんか観たくないのに、録画残量を作るために、これだけの量を観てしまわなければならなかった。今日は「R-1」の決勝進出者の発表があり、ツイッターから確認したが、特に期待する点はなかった。

 タイムフリーで、水曜放送の「ロケット団の定例ラジオ」を聴くと、後半に「漫協名鑑」というコーナーがあり、岸野猛、東城けん、高峰和才の話をしていたが、これ、収録日はいつだったんだろう。それから、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、14時台は、大島新がゲスト。爆笑問題と阿川佐和子の「スタ☆メン」の構成作家をやっていたとは知らなかった。太田も田中も、「なぜ君は総理大臣になれないのか」も「香川1区」も観ているようだ。小川淳也について、口調が政治家なのが不思議、杉村太蔵みたいだと太田。オリンピックの話題から、河瀨直美の問題についても太田が訊いてくれた。大島新は、経験上、NHKがいちばん編集室でストーリーを作るという。深夜0時頃に眠る。

2021年12月1日水曜日

12月1日水曜日/「ザ・東京漫才」

◇ 上野・浅草

 朝、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、大槻ケンヂがゲスト。昇太師匠、昨日、ナイロンを観てきたといって、ケラの話から始めるこのサブカルチャー教養度の確かさ。高田先生がよく「芸能IQ」ということをいうが、乾貴美子とともに、水曜日は「サブカルチャーIQ」が高いのだ。午後はそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけておく。

 14時前から外出。外に出ると風が強く、髪がすぐにぼさぼさになった。まず、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、横浜に移動し、御徒町に向かった。上野広小路のブックオフに寄るが、まるでいいものがなく、110円の文庫本を1冊だけ買った。アプリの100円引きクーポンを利用すると、10円で買えるのだからただみたいなものだ。店内には中年男のビームせどりがいて、品のよさそうなおじさんだったが、片手には白手袋をはめてバーコードを読んでいた。ブックオフを出て、アメ横を通り抜け、稲荷町方面に歩いていく。もう1店、稲荷町のブックオフではいいものが買えた。110円の文庫本を5冊と、220円の単行本を1冊買っていく。さらに、浅草まで歩き、てんやに入り、天丼を食べた。この店、記憶もあやふやだが、たしか、以前はセルフサービスになっていて、めんどうな店だと思ってしばらく敬遠していたが、ひさしぶりに入ってみたら普通のてんやに戻っていた。




 あとの予定まで1時間ぐらいあり、ROXのドトールに入り、読書をする。Netflix の映画にそなえ、「浅草キッド」を再読しておきたくなった。いったい何年ぶりに読むだろう。まず、第一章を読みなおしただけで興奮してしまったが、新宿で青春時代を過ごしていたたけしが、なぜ浅草に向かったのかという最大の謎を、長年、「浅草キッド」の冒頭を読みなおさずに考えていたのは迂闊としか言いようがない。ざっと再読しようというつもりだったが、ていねいに読めば時間がかかるだろう。新潮文庫のカバーデザインが南伸坊であることにも改めて気がついた。


◇ 演芸会

 18時半過ぎ、浅草東洋館に。「ザ・東京漫才」という漫才協会の公演を観るためで、高田文夫先生が外部理事に就任し、それを記念した初めての企画とあれば、観逃すわけにはいかない。会場に着いてから、外の看板にある貼り紙で、昭和こいるの休演を知った。先月の漫才協会の席に続き、今回も休演か。入り口が少し混み合い、階段を昇っていくひともいたが、東洋館はやはり、エレベーターで上階にあがるほうが気分が出る。今日は指定席で、早くチケットを買ったから、前のほうの席になった。3列目だが、最前列は客を入れていなかったから、実質、2列目だ。

 19時開演。まず、ナイツとU字工事が登場し、企画説明などを。しかし、前説の必要がないくらいに、今日の客席は最初から熱気があった。そのあとは、漫才が5本続く。出演順に、ロケット団、ビックボーイズ、U字工事、球児好児、ナイツ。ここにビックボーイズが混じるのが珍しいが、なべかずおがフランス座で修行経験があるためだ。漫才はあいかわらずだが、パントマイムも披露した。球児好児は先月に観た際に驚かされたが、またも国定忠治のネタで、やっぱり、現在の球児好児はすさまじく面白い。ナイツは、漫才のスタイルがなぜかミルクボーイや鬼越トマホークみたいになってしまい、時事ネタ漫才をやろうとすると、今度は、球児好児の「ゲロゲーロ」のネタのスタイルになってしまう。ラジオでしゃべっていた独演会でやったネタというのはこれかとわかり、観ることができて嬉しかった。仲入りを挟み、後半はトークコーナー「漫才師の漫才史」となり、高田文夫先生が登場する。球児好児のふたり、ナイツのふたりも椅子につく。しかし、東京の漫才の歴史をふり返るはずの企画が、その前に、球児好児の歴史をふり返っていたら、これが異常に盛りあがってしまった。球児師匠の名古屋時代の話は、数年前の「お笑いセメントマッチ」にコント青年団(服部健治は球児好児の弟子)がゲストで出た際に触れられ、それで少しは知っていたが、その経緯の詳細が抱腹絶倒の面白さ。もう涙を流しながら、笑いどおしだった。しかも、球児好児ヒストリーでさえも、下積み時代までしか語りきれず、まだまだ全貌がわからない。もともとの企画内容とはまったく違ってしまったが、これはちょっと、なかなかないくらいの異常な面白さの会になった。トークに途中から加わるはずだったなべかずおも、最後に呼ばれ、宴会芸を見せるだけという変な出番になる。なべかずおと一緒にフランス座で修行をしていたのが浅草キッドで、浅草キッドの名が出て、それから映画「浅草キッド」の告知が最後にあった。2時間弱で終演。幕が閉まり出すと、閉まりかけの幕のあいだから球児師匠が顔を出し、「ゲロゲーロ」のひとことに沸いた。帰り際、客席に泉麻人を発見する。入場時はエレベーターを使ったので気がつかなかったが、塙さんの新刊に合わせ、今日の出演者を野球カード風(?)にしたものが階段の壁に展示されてあったが、じっくりと見ることもできず、下に降りてしまう。

 浅草駅に向かうのに、新仲見世を通ってみると、「浅草キッド」の宣伝の垂れ幕がずっと並んでいた。仲見世に出て、雷門をくぐり、浅草駅に着く。時間がまだ早いので、銀座線に乗り、渋谷経由で帰った。





 帰宅は夜遅くなり、録画していた「あちこちオードリー」をすぐに観た。ゲストは、ビビる大木とAマッソ。大木の「笑う犬」の苦労話が面白く、この番組では「はねトび」や「めちゃイケ」の裏話もよく語られるが、当時のフジテレビのコント番組のスケールの大きさを感じはするものの、80年代のフジテレビが築いた遺産の、そのあとに入社してきた社員たちがいかに調子に乗っていたかという話にも感じられる。だからフジテレビはだめになったという話だ。

 タイムフリーで、「ロケット団の定例ラジオ」の今日の放送を聴き、それから、Spotify でニューリリースのチェックをしたりなど。そういえば、球児好児が「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲストで出た際にしゃべっていたことを思い出し、Spotify で「百恵ちゃんまつり」を聴いてみた。球児好児はどうやら「百恵ちゃんまつり」という山口百恵のコンサートに出演しているらしいのだが、これはライブ盤のレコードになっていて、Spotify でも聴けるのだ。ところが、「百恵ちゃんまつり」は第4回まであり、ミュージカル仕立てになっていて、芝居の部分に出ているのだと思うが、クレジットもなく、どこに出ているのかもわからない。順番に聴いていく以外に確認のしようがなく、声だけの判断では確証もないが、しかし、第4回を少し聴いてみると、「私は神の子?」という曲のあとの芝居に出てくる「うるせえなバカヤロウ!」のセリフは間違いないだろう。真相はいずれ突き止めるとして、深夜2時頃に眠る。

2021年11月22日月曜日

11月22日月曜日/雨の日はテレビ

◇ テレビ

 朝、ブログを更新しようとするが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠りなおし、録画していた土曜の「お笑い向上委員会」を観た。「キングオブコント」のファイナリスト、空気階段、マヂカルラブリー、蛙亭、そいつどいつが登場する。それから、改めてブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のゲストにはロケット団、「ナイツ ザ・ラジオショー」のゲストには柳亭小痴楽が登場し、今日は寄席の話が多い。

 雨降りで外出するのもいやになり、家にいるとテレビが多くなる。録画していた日曜の「週刊さんまとマツコ」は、コロッケ、ホリ、ミラクルひかるが出演し、SNSでバズるものまねの特集をやっていた。この番組、ほんと、SNSの話ばっかりしている。「笑点」の演芸コーナーは、サンドウィッチマン初出演の映像が流れた。漫才ではなくコントをやっていて、いつの映像かと思えば、2007年11月だというから、「M-1」で優勝した年のその直前に出演していたのだ。大喜利では、「笑点」を作った談志師匠の没後十年ということで、「落語とは人間の業の肯定である」という言葉を引き、「落語とは」のあとのフレーズを考えるという問題があった。

 頭痛がひどく、夕方、音楽を聴きながら、2時間ほど眠る。目覚めて、ブログの更新をもうひとつ。夜になり、スーパーまで買いものに行ってきた。この時間にはもう、小雨になる。しかし、タイミングが悪かったようで、タイムセールの品はなにも売れ残っておらず、悔しいので、別のスーパーまで遠征し、1時間ほどで帰宅する。

 アマゾンプライムで映画を観ようかと思い、観たい映画を探していたが、どれも決め手に欠ける。それよりも、観たいテレビが溜まっているので、夜もひたすらテレビ。録画していた日曜の「情熱大陸」は、柄本明の特集。東京乾電池の劇団員を集めて、「あのさあ、あのう、今みたいになっちゃうとだめなんだよな。感じてるかな? 遅いんだよ。」「だから、あのう、なんていえばいいんだろうなあ。なんか柔らかくなっちゃう。」「それがどこからくるのかわからないけど、やってくる。」と、ダメ出しをする場面で、「(観客は)敵だからね。」と三度くり返し、「それをこうやって味方にしようなんて思ったら、それがもう、どこかでやってくるからね。」 と、文字にするとよくわからないが、ここはとても面白かった。演出家としての柄本明から、後半は、俳優としての柄本明に焦点は移る。明治座の稽古風景、セリフを覚えるすがたを映している。そして、本番前、「人」という字を書いて飲むすがたを映している。

 少し前に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」という番組が気になり、録画しておいた。こんな番組は今まで知らなかったが、TBSのドキュメンタリー番組で、ホームページで過去回を確認してみると、それ以前は、まあ、特に観ようとはしないだろうという内容だった。11月7日の放送は、村上春樹のドキュメンタリーだと思い、それで録画しておいたのだが、観てみると、「村上春樹ライブラリー」ができるまでのドキュメンタリーだった。村上春樹も音声で取材に答えていて、取材用にしゃべっているのだとは思うが、なんだか、ラジオでしゃべっているのと同じように聴こえる。この建築費を、柳井正が寄付していることは知らなかった。村上春樹とは早稲田の同級生になるようだ。続けて、「ドキュメンタリー「解放区」」をもう1本。つい昨日放送された回は、石破茂のドキュメンタリー。これはまるで、もうひとつの「君はなぜ総理大臣になれないのか」だ。移動中の車内で、安倍晋三について語る石破茂の、その口調が多くを物語る。とても面白かった。

2021年10月31日日曜日

10月31日日曜日/選挙と「NHK新人お笑い大賞」

◇ ラジオ

 徹夜になり、朝、タイムフリーで、「ロケット団の定例ラジオ」を聴いた。水曜に始まった新番組。昼の番組には、ナイツ、中川家、サンドウィッチマンをそろえ、そのうえ、ロケット団の番組まで始めるとは、ニッポン放送の編成はどれだけ漫才マニアなのか。野球中継がない時期だけの放送のようだが、これは毎週聴こう。そのあとは、オンタイムのラジオをつけておく。文化放送の新番組、「日曜のほとり」を初めて聴いてみた。阿川佐和子とふかわりょうという謎の組み合わせが、どうもちくはぐしている。

◇ 選挙

 午前中に外出。雨が降りそうで、傘をもっていく。まず、近所の小学校に寄り、衆院選の投票をする。校庭に入って驚くが、体育館の外まで行列ができている。投票するようになってから今まで、こんな光景は見たことがない。小選挙区の候補は3名、自民、維新、立憲民主という三択がつらい。比例区に「民主党」という略称がふたつあるという件は、ニュースでは見かけていたが、ここ最近は忙しくしていて、詳しくは知らなかった。まさか、改善されずにそのままだとは思わなかった。体育館を出ると、市長選のときと同じく、今日もNHKの出口調査がきていた。その横をすり抜け、校庭をあとにする。

 クロネコDM便を出すため、ヤマトの営業所まで歩き、それから、二俣川を通り過ぎ、旭郵便局まで足を延ばし、ゆうゆう窓口で郵便物をひとつ出した。歩きながら、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いていた。10時台は、毒蝮さんが登場の週で、おぼん・こぼんの話題から、仲が悪かった漫才師たちについてしゃべっていた。

 二俣川駅に戻り、とりあえず、くまざわ書店に寄る。ドトールで読書をしていくつもりでいたが、混雑していて、もう帰ろうかと迷ったが、空席がないわけじゃない。すぐ帰るのもつまらないから、やっぱり、ここでのんびりしていく。アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べる。しかし、まず、ツイッターを見始めてしまい、パルト小石の訃報がやはりショックで、検索して情報を追いかけていた。1時間半ほどして外に出ると、雨降りになっていた。

◇ テレビ

 15時頃には帰宅し、16時から、「NHK新人お笑い大賞」をオンタイムで観た。司会はフットボールアワー。審査員は、西川きよし、渡辺正行、清水ミチコ、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、YOU、大林素子という7名。出場は8組、AブロックとBブロックに分かれ、1組ずつが勝ちあがり、決勝戦となる。まず、Aブロックは、出演順に、素敵じゃないか、ハイツ友の会、トンツカタン、丸亀じゃんごという4組。本来は、隣人が勝ちあがっていたのだが、コロナになったため、丸亀じゃんごが繰り上げで出場することになった。トンツカタン以外は初めて観たが、丸亀じゃんごがまず、漫才師臭さのある風貌で、ミルクボーイも思わせるが、ストーリーで引っぱっていく漫才なのが珍しくて面白かった。Aブロックは丸亀じゃんごがいちばんいいと思ったが、審査員は1票も入らず、女性陣3名はトンツカタンに、男性陣は、西川きよし以外の3名はハイツ友の会に、西川きよしは素敵じゃないかに投票した。3票ずつになり、決戦投票で、きよしもハイツ友の会に入れ、ハイツ友の会が勝ちあがった。ハイツ友の会は女性コンビで、変ホ長調を思わせる、アマチュア口調の漫才だ。Bブロックは、出演順に、モンローズ、ニッポンの社長、チェリー大作戦、ミキという4組。Bブロックでは、チェリー大作戦のみを初めて観た。力量ではミキが圧倒的にトップだと思うが、ネタの真新しさがまったくない。審査員たちも、今さらミキでもないかという雰囲気があり、せっかく勝ちあがっているのに、それはそれでかわいそうだ。そうなると、2本目を期待したくなるのはニッポンの社長だと思ったが、審査員は満場一致でニッポンの社長。ハイツ友の会とニッポンの社長の決戦となり、ハイツ友の会は今度はコントをやった。スタイルを定めないというのもアマチュア的だが、漫才よりも、演技をしたほうが面白い感じがした。ニッポンの社長は、2本ともコントだった。「キングオブコント」のバッティングセンターのコントと同じく、決勝で見せたコントも一点突破型で、これはニッポンの社長の圧勝だろうと思ったが、審査員も、またまた全員一致で、ニッポンの社長が優勝した。審査員では、哲夫のコメントがいちばん分析的で面白かった。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・ピーコ)を聴きながら、2時間ぐらい眠る。録画していた「サンデージャポン」を観ると、投票日当日の朝に、選挙の特集をけっこうしっかりとやっていた。太田光の選挙特番も録画しているが、今夜は観る余力なし。選挙のニュースをツイッターから追うと、石原伸晃がどうやら敗北確実だというので驚く。香川1区は、小川淳也が勝ち、平井卓也が負けたようだ。籠池夫人が敗北したようだが、出馬していることも知らなかった。そのほか、京王線に刃物をもった男が出たというニュースにもぎょっとする。深夜にブログの更新をし、ラジオを聴きながら眠った。

2021年6月29日火曜日

6月29日火曜日/作戦ミスのブックの日

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「紙とさまぁ~ず」を観た。新番組だが、ゲストに答えてもらったアンケートをもとに、ゲスト不在で、さまぁ~ずがふたりだけでトークをするという番組で、この形式を考えたのは発明だ。初回のゲストは米倉涼子。どうでもいいことしか訊かないのがさらに面白く、これはむしろ、本人を前にしたならば、こういう話題はわざわざしないというような話題こそがいい。

 ラジオを聴きながら梱包をするが、セロテープを切らしてしまった。もうすぐなくなるとはわかっていたのに、買わなきゃと思いつつ、結局、買いそびれたままになった。正午前にいったん、ダイソーまで、セロテープを買いに行き、すぐに戻ってくる。タイムフリーで、先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。ロケット団がゲストというのは嬉しく、これはもっと早く聴かねばならなかった。漫才協会入りから、おぼん・こぼんに弟子入りするこまかい経緯は初めて知るものだった。ナイツとは同世代で、ナイツよりも先に漫才協会に入っていた若手漫才師であり、寄席での評価はナイツよりもロケット団のほうが早かったはずだ。

◇ ブックの日

 午後、改めて外出。忙しさは避けているつもりなのに、なにか歯車が噛み合っていないのか、ひどく疲れが溜まっている。眠気もひどく、あたまもまわらないが、ブックの日なので、今月もブックオフをまわらなければならない。まずは横浜に出て、西口五番街のひさごに入り、ランチメニューの牛すじライスを食べた。680円。1店目はビブレのブックオフから。1店目からなかなか買う本が見つけられず、粘りづよくまわり、なんとか500円オーバーにする。アプリのクーポンを使い、まあ、4冊買って、250円なのだからどう買っても得で、1冊でもいい本があれば寄る意味はある。跨線橋をわたり、平沼のブックオフに向かうが、跨線橋は陽射しが強く、暑かった。平沼も買うものがない。しかし、あきらめずにもう一周まわると、なにかしら見つけられるものだ。1周目で見落とす本というのはなんなんだろうか。


 最後は町田を目指し、横浜線沿いにまわっていこうと思うが、今日はどうも元気がない。しばらく行っていないアクロスプラザ店にも行きたかったが、駅から距離があるので躊躇する。駅から近い店舗ならば、つぎは中山なのだが、駅で運賃表を見ると、そのひとつ手前の鴨居までは運賃が安いことに気がつき、鴨居で降りたほうが若干安あがりである。しかし、鴨居の店舗も駅からは歩くのだ。電車でも座れず、立ちっぱなし。3店目、鴨居ではまず、文庫本を3冊、すいすいと手にとる。ところが、そのあとはいい本がない。2階も見て、なにもなくてまた1階に戻ってくるが、さっきはよく見なかったワゴンに意外と悪くない本が入っていることに気がつき、220円均一のワゴンからすぐに2冊を選び出した。ワゴンにはだいたい、大量に余っているような本を入れてあるのだろうと思っていたが、棚よりもいい本がある場合もあるのか。ここでは、770円から300円引き。駅まで戻る途中に、文教堂併設のローソンがあり、店内を覗いていった。こういう店は、店員の仕事内容はどうなっているのかが不思議だ。



 鴨居から、中山か十日市場に寄ろうかと考えていたが、時間も体力もつらくなってきた。町田を越えて、古淵に行くことにする。古淵までも電車内は座れず、横浜線がそんなに混んでるとは思わなかった。まず、ドトールに入り、ようやくひと休み。アイスコーヒーと、クイニーアマンを食べ、しばらく読書をする。山崎ナオコーラ「文豪お墓まいり記」を読み終えた。2019年刊。ブックの日には、本や作家に関係する本を読みながらブックオフをまわるのがいいだろうと思い、だいたいそうするようになった。ナオコーラさんの夫妻は夏葉社の島田さんが親しいようだから、自分もなんとなく近い距離にいるような気になっていたが、文体にもとても親近感が湧く。思考の展開のさせかたにかなり共感するところがあった。ナオコーラさんの本は、だいぶ前にエッセイを1冊読んで以来だったが、今度は小説を読もう。





 19時過ぎ、日が暮れてから、本日4店目、古淵のブックオフに。しかし、ここでも買うものなし。2周まわり、なんとか3冊選び、550円にする。1時間以上も食ってしまい、時間の配分を失敗した。外に出ると、小雨が降り始めていた。最後は町田。急いで移動し、21時閉店まで、30分ほどしかなく、2階から駆け足でまわる。町田店で買うものがないなんてことはまずないのだが、見るからに棚に隙間があり、閉店間際ではさすがにもういいものは残っていないか。110円の文庫本をやっとのことで5冊選び、500円以上にして、残り5分で1階に降り、220円の単行本で買うものを見つけ、文庫本は1冊、これは買わなくてもいいと思うのをやめることにした。660円から、町田店だけはブックの日は1割引きにもなり、それからさらに300円引きになる。町田を優先したほうが明らかに得なのだが、交通費を安くすることに囚われていた。町田で時間切れになるのならば、まず始めに町田に行ってしまったほうがよっぽどいい。ブックの日で、5店まわってこの程度かと思うようなものしか買えず、作戦ミスなのか、それともブックオフがもうだめなのか。鶴間店は22時閉店だから、寄ろうと思えばまだ寄ることはできたが、もう気力が落ちてしまった。雨も止まない。町田から、ちょうど急行に乗れたので、大和まで乗り、もう帰る。22時頃に帰宅し、深夜0時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...