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2022年7月10日日曜日

7月10日日曜日/投票日には選挙特番を

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、録画していた「ボクらの時代」をすぐに観た。ホリ、JP、ミラクルひかるというものまねの3人による座談。いわゆる、ずっとなりきったまま、アドリブでしゃべり続ける「ストロングスタイル」は得意ではないというホリだが、ホリは裏方仕事も得意であり、社会性がある。対して、JPとミラクルは社会人としてはだめで、そっちのほうが「ストロングスタイル」になりやすいという話をしていた。そのあとに、ホリが語っていたことが非常にタイムリーだった。ホリ「自分よりも権力が上とか、上のひとをこきおろしたほうが面白いって俺は思ってんの。本当は政治家とかをもっとやったほうがいいとか、俺は思ってるんだよ。だけど、今、テレビって、やらしてくれないの、政治家のものまね。ここでやったら、じゃあ、そっち側の与党の考えかたなんじゃないんですかとか、野党の考えかたなんじゃないんですかって言われてしまうかもしれないからとか、あとその、放送の時期になにが起こるかわからないからって言われて、ものまね番組とかでもそうだし、こういうの(この番組)でも、まあ、ちょろっと声真似をして、言ったことをそのまま言うのはできるけど、たとえば、でもその、政治というか、内容を、どちらかっていうとちょっといじくるようなほうが、本当はものまねっぽいなと思ってるんだけど、まあ、でもそれを、今、あんまり、テレビではやらしてくれないっていうのが正直なところ。」 あるいは、ホリ「これ、ちょっとオンエアできるかどうかわかんないけど、俺、すごく、ものまねで思ってることがあって。まあ、少しずつモラルがすごい強くなってきてるじゃないですか。たとえば、外国人のまねをするときに、じゃあ、ルイ・アームストロングをやるってなったときに、山寺(宏一)さん、昔は塗ってる時期があったと。でも、今、それやったらアウトなわけでしょ。テレビでやらしてくれないわけじゃないですか。見た目も、別にそれを差別してるわけでも、いじってるわけでもない。でもそれは今、アウトですね、っていうことになってきて、じゃあ、たとえば、太ってる…、まあ、からだが大きいひと、これを、風体を、肉襦袢着てものまねするのも、そのうちだめになってくるのかなって。」 ミラクル「私が思うに、ものまねもいつか、だめになりますよ。(笑)」 ホリ「だから、完コピじゃないと許さないよっていうひとも増えてきたわけじゃない。でも、ちょっとデフォルメして、足りないとか、違和感…、共感と違和感があるから面白いと思ってるんだけど。」

 タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、冒頭から、前日に起きた安倍晋三の事件についてしゃべっていた。安倍晋三のものまねは封印すると言い始める伊達だったが、伊達「もう、だから、ものまねもしないですよ、僕は」 富澤「封印しますか」 伊達「封印ですね」 富澤「ちょっとでもねえ、残念ですね、それは」 伊達「まあまあまあ、そうですか?」 富澤「はい」 伊達「昨日、ひとりでやってしまいましたけどね。」 富澤「どういうことですか?」 伊達「最後の」 富澤「ひとりで?」 伊達「うん、家で」 富澤「家で?」 伊達「はい」 富澤「ひとりで?」 伊達「いや、もう衝撃的すぎてさ…。」 14時台は、元ちとせがゲスト。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、元SAT隊員だという伊藤鋼一という人物が登場し、解説をしていた。太田が長く語る場面もあり、安倍晋三の事件は参院選も含め、40分ほど扱った。そのあとには、太田がアキダイを取材したVTR。この取材のことは「カーボーイ」でもしゃべっていた。残りは芸能ニュース、熱中症の話題など。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演し、そのほか、田村淳、石原良純、村重杏奈というメンバー。「田村淳のNewsCLUB」で言っていたとおり、この収録の時点では、安倍晋三が銃撃されたという報道は出ていたが、容体はまだわからないという段階で、この番組では扱われていない。「TVタックル」では、冒頭のVTRで安倍晋三の事件に触れ、過去に出演した回の映像も流れた。しかし、スタジオの収録は事件以前だったのだろう。昨夜の「Nキャス」も少し観ると、この日は 21時からスタートし、いつもより1時間拡大の放送になっていた。前半はまるまる、安倍晋三銃撃事件を扱う。この事件のために拡大になったのか、それとも、もともと拡大の予定だったのだろうか。


 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」を、タイムフリーで、追いかけるように聴いていたが、15時までに発送するものがあり、それに合わせて、近所の小学校に寄り、投票をしてきた。今回は選挙の紙(入場券?)がどうしても見つからず、初めて、紙なしで投票する受付をした。入り口からすぐ横の机に着き、名前と生年月日を用紙に記入する。これだけで本人チェックになるのだ。係のおじさんがパソコンで調べ、横で女の子(子ども)が言われた番号を紙に記入し、その紙を渡される。あとは通常どおり、選挙区、比例区の順に記入して投票する。最初に、あたまがクリップ状になっている使い捨ての鉛筆を渡されたけど、いつもは使い捨ての鉛筆だったっけ。書きにくくて、字が汚くなった。選挙区は、昨日最終日に演説を聴きまわったことで迷いがなくなった。比例区は最後まで迷っていたのだが、結局、れいわには投票せず、別の野党に投票した。

 投票だけして、すぐに帰ってくる。夜の選挙特番のために録画残量を空けなければならないから、夜まで身動きがとれないのだ。昼寝することもできず、大変忙しい。録画残量をようやく確保したときには夜になりつつあり、テレビを観ていただけなのに、なにか仕事をひとつやり遂げた気分になった。

 日暮れ前に、駅前まで買いものに行ってくる。この時間になるとさすがに涼しい。ついでに、日高屋に寄り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。550円。注文する際に店員さんがなぜかとまどっている様子なので、なにか変なことを言ってしまっただろうかとこちらもとまどうが、「こちらはお客さまのお金ではないですか」と言うので床を見ると、百円玉と五十円玉が落ちていた。店員さんはこの小銭にとまどっていたのか。「いえいえ、違います」と答えてしまったが、「そうです、私のお金です」と答えればよかった。

 1時間程度で帰宅し、TBS「選挙の日」を、録画しながら追っかけ再生でさっそく観始める。20時前からスタートし、まだ始まったばかりで、ほぼオンタイムで観ていった。冒頭、太田光を中央に、ホラン千秋、石井亮次が並ぶ。安倍晋三の事件を受け、きわめてシリアスなトーンで始まった。キャスターには、小川彩佳、井上貴博も。パネラーには、山崎怜奈、成田悠輔、金子恵美、伊藤和真(PoliPoli 代表)、後藤俊広(TBS政治部長)が出演する。

 番組が始まってすぐ、自民圧勝の予測が出され、これにはいきなりちからが抜けた。予測では、自民は9議席を伸ばし、維新も6議席増。立憲民主党は6議席減、共産は2議席減、しかし、れいわはなんと3議席増だと。まったく望まない結果になりそうだが、後藤俊広によると、候補者、関係者は、事件があった8日の午後から風が一気に変わったと異口同音に唱えているようだ。番組はそれから、東京選挙区の様子を伝えるVTRがあり、番組開始30分ほどのところで最初の中継があった。最初の中継相手は蓮舫だ。短い中継時間なのに、太田はやっぱりしゃべりすぎになるが、それに対し、蓮舫は質問をさえぎり、時間ぎりぎりに答えを収めた。蓮舫のほうが上手かった。続いては、神奈川選挙区の様子を伝えるが、ここでは三原じゅん子だけを取材している。続いて、比例の注目候補を紹介するVTRがあり、水道橋博士が登場すると、ワイプの太田は顔を歪めてみせた。そしてまた中継が入り、2人目の中継は参院選の候補者ではなく、石破茂だった。なんだかんだでこの中継の時間がいちばん楽しみな番組だが、3人目の中継には河野太郎が登場し、蓮舫も含め、太田と関係性のあるひとが続く。前回の炎上があったせいで、もう、太田と関係性のあるひとしか受けてくれなくなっちゃったんだろうか。石破、河野と、防衛の話が続き、太田は今回は挑発的な態度は見せることもなく、まともな会話をしていたと思う。21時半頃からはなぜかメタバースの特集があり、これはかったるい時間だった。続いては、京都選挙区の様子が伝えられ、関東以外のことはよく知らなかったが、国民民主の前原誠司が維新の応援をしているというのは呆れる話じゃないか。そのあとにはタレント候補の特集コーナーがあり、タレント候補の歴史をふり返るVTRはなかなか面白かった。石原慎太郎、立川談志、山東昭子、アントニオ猪木、小池百合子、橋本聖子、大仁田厚、幸田シャーミンらが登場し、2010年初出馬の三原じゅん子の映像もあった。とはいえ、観たいものはリアルタイムの速報と中継なのだが、その後も事前に用意された企画が続き、太田がアキダイを取材するVTRは、「サンジャポ」と重複し、この番組でも放送される。太田が東大を訪れ、東大金融研究会の学生たちを取材するという企画もあった。中継はやっぱり減らされてしまったのかと思うが、蓮舫のあと、候補者はぜんぜん登場しない。4人目の中継には岸田総理が登場し、ここがこの番組の山場だったか。話題は経済について、太田の質問も鋭くてよかったのだが、しかし、話の途中で時間切れになってしまう。5人目の中継には泉健太が登場し、ここはなぜか井上貴博がインタビューをする。時間が短いなか、太田も質問をするが、泉健太は中継の会話にあまり慣れていない感じがした。放送は深夜1時まで、5時間あるのだと思い、一生懸命に録画残量を作ったのだが、太田の出演は23時まで、第一部で終わり。そういえば、前回の衆院選のときもそうだったか。期待していた水道橋博士との対決は実現しなかった。

 23時からの第二部は、小川彩佳は続投、ともに、国山ハセンがキャスターを務める。南波雅俊、山本恵里伽も加わり、パネラーには、成田悠輔が続投のほか、ロバート・キャンベル、星浩(TBSコメンテーター)、トラウデン直美、そしてなぜか、バイきんぐ小峠が出演する。第一部だけで録画をやめようかとも思ったが、小峠が気になり、録画を停められなくなった。第二部は、小中学生へのアンケート企画を中心にしていたが、第二部にも中継はあり、最初の中継には山本太郎が登場した。太田との中継にNGを出したわけでもないだろうが、第一部に登場し、太田と再び議論してもらいたかった。2番目の中継には茂木敏充が登場し、勝っている自民は機嫌がいい。そのあとも中継が続き、松井一郎、山口那津男、玉木雄一郎が登場した。23時以降のほうが状況が落ち着くのか、各党首がつぎつぎに出演する。そのあとにも中継には、京都選挙区の福山哲郎、それから、小池晃、福島みずほも登場した。当落情報も気にしていたが、東京選挙区の最後の議席争いは生稲晃子と山本太郎で決まり。乙武洋匡の落選は残念だ。長野選挙区、松山三四六がしっかりと落選したのは愉快である。

 番組は結局、深夜1時まですべて観てしまい、5時間ぶっとおしで観ていると、さすがに終盤はちょっと疲れたが、おおむね退屈せず、集中して観ていた。水道橋博士の当落はまだわからない。眠る前にブログの更新をしたかったが、急激に眠気に襲われ、深夜2時前には眠った。

2022年6月9日木曜日

6月9日木曜日/お笑いのことばかり

◇ ラジオ・読書・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ツイッターを見ると、TBSの選挙特番に今度も太田が出演することをオリコンの記事が伝えていた。素晴らしい。つぎは絶対、恵俊彰がやるんじゃないかと思っていたが、TBS、英断だ。ということは、博士と太田がここで対面するだろうか。

 ブログの更新をしながら、タイムフリーで、ひさしぶりに「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴いた。野口五郎に「夜ヒット」で話しかけられた思い出、Char の初対面の思い出などをしゃべっていた。聴きそびれていた、先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」もようやく聴いた。14時台は、リットン調査団がゲスト。NSC出身ではなく、オーディション組であり、「心斎橋お笑い探検隊」というダウンタウン中心の番組に、東野幸治、ぜんじろう、圭・修らと一緒に出演していたという。当時の先輩は札付きのワルしかおらず、大卒は、リットンとまるむし商店ぐらいだったという話もしていた。(しかし、圭・修も大卒ではないだろうか。) 水野が、たけしに「オールナイトニッポン」の放送後に履歴書を渡したエピソードは、以前にも聴いたことがあったかもしれないが、たけし軍団もまだ結成前の時代なのだ。関西でもこの世代は、たけしの影響力は絶大だったことがうかがい知れる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」で、六角精児が西村賢太の新刊の書評を書いていた。いったんラジオを離れ、「徹子の部屋」(ゲスト・パックンマックン)を観てから、またラジオに戻る。「ナイツ ザ・ラジオショー」は、XXCLUB がゲスト。漫才のほか、「つぶやき英語」に出演しているのは観ているものの、トークをじっくり聴くことも今までなかったが、大島育宙が独特な才能で面白い。お笑いの枠を超えた変な能力とでもいおうか、なぜ「お笑い有楽城」で優勝したのかわからなかったが、なるほど、こんな話をしていれば面白いわけだ。オードリー若林の家庭教師をやっていた東大生というのが、じつは大島だというのにも驚いた。

 今日は外出せず、ラジオを聴きながら、楽天ブログの移植作業を進める。2004年2月分を削除。そして、移植した日記を、こちらで順に公開していくことにする。まずは、2004年1月の日記を、修正を施して公開した。18年前、20代の日記をさすがに修正せずにそのまま公開するのは恥ずかしいもので、事実を捻じ曲げるわけではないが、なぜそんなことを堂々と書いてるんだろう、馬鹿なのかと思う箇所がたくさんある。ずっと放置していたのに、今さら恥ずかしがっているのも変なのだが、修正前の日記も、こちらの下書きには保存はしておく。

 部屋で読書もする。笹公人「ハナモゲラ和歌の誘惑」を一気に読んだ。2017年刊、小学館。ハナモゲラ和歌をテーマに一冊書いているのかと思って読んでいたが、2章からは別の話題になった。知らずに読み始めたが、これはエッセイ集だ。歌人評の部分が面白く、寺山修司や俵万智、あるいは、出口王仁三郎という人物は宗教家としては知っていたが、歌人でもあったということを今まで知らなかった。最後には、山下洋輔との対談も収録されている。

 録画していたテレビ番組もばんばん観ていく。昨夜の「キョコロヒー」を観ると、76歳のおじいさんから番組にファンレターが届いたといって紹介していたが、76歳っていうとすごく年寄りみたいに感じるけど、意外と若いんじゃないか。調べてみると、タモリがちょうど76歳だ。戦後生まれがもうそんな年齢になっている。井上順だって75歳だということを、ヒコロヒーには気がついてもらいたかった。

 「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」は、今週はこの番組にしては知名度がある出演者が続いた。ひとり目は松尾アトム前派出所。経歴をきちんと知らなかったが、西口プロレス出身なのだ。ふたり目は野田ちゃん。チャーミングというコンビの以前には、吉本の渋谷公園通り劇場に出ていたのだ。これも知らなかった。

 録画が溜まっている「お笑い実力刃」を、今日も順に観ていく。3月放送、阿佐ヶ谷姉妹特集には、大竹まこと、渡辺正行、友近が、VTRに登場した。当初は尖ったネタをやっていたが、渡辺正行のアドバイスにより、歌とおばさんあるあるを中心にしたのだという。その翌週は笑い飯特集。その翌週は地震のニュースでつぶれ、その翌週、「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」の特集がとても面白かった。ものまね番組を観て感じていたことが、すでにここで語られていて、早く観ればよかった。スタジオには原口あきまさとコージー冨田が出演し、VTRには、松村邦洋、ホリ、JPも登場する。番組では「お笑い芸人を題材にしたモノマネ」のルーツは松村邦洋だとし、ホリ、原口あきまさ、コージー冨田が、そろって松村邦洋の衝撃を語る。松村の素人時代のフジテレビの映像や、高校生のころの映像も流れ、とてもいい番組なのだが、松村は、たけしなどの芸人のものまねをやったのは「ひょうきん族世代」であるからということを理由にし、なぜなら、「ひょうきん族」では芸人が芸人のものまねをやっていたからだというのだが、それが具体的になんのことを指しているのかの掘り下げはなかった。あるいは、ホリは「昔と今で完全に違うのが、テレビが、お笑い芸人が異常に増えたっていうのが、90年代と2000年以降は絶対的にそれが違うっていう。」という指摘をする。その反面、90年代まではCDの売り上げがすさまじい時代であった。コージーからは「ものまねがなんでウケるかっていったら、ご本人が活躍してるからなんですよね。お笑いが、やっぱり権力をもったんじゃないですかね。」という指摘。そして、実演ももちろんあり、コージーと原口によるタモリとさんま、そして、若手のコーナーも設けられ、河口こうへい、モリタク!、あしべ、ハリウリサが登場した。河口こうへいの渡辺正行、何度観ても面白い。大好き。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。「トップガン」に続き、トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」を観た。1996年公開。もっと大味な映画なのではと思っていたが、いや、ぜんぜんそんなことはなく、語り口で惹きつける映画で、さすがはデ・パルマだと思った。しかし、アクション大作は映画館で観たほうがいい。身もフタもないことを思いながら、深夜3時頃に眠る。

2021年10月20日水曜日

10月20日水曜日/初めてのワクチン

◇ ツイッター

 朝、「伊集院光とらじおと」のゲストがちばてつやだったので聴いていた。ツイッターを見ると、晶文社が小田嶋隆のコラムに対して反論を出したことを知った。綿野恵太の「みんな政治でバカになる」に対し、小田嶋がしつこく批判していることは小谷野敦のツイートで知ったが、コラムにまで書いていることは知らなかった。綿野恵太の本を読んでもいないのに小田嶋のコラムを読みたくはないが、小田嶋隆はもうずいぶん前から品性下劣で嫌いだ。小田嶋隆はツイッターでバカになった。

◇ ワクチン

 午前中から外出。ワクチン接種のため、みなとみらいまで。ぼやぼやしていたらずいぶん遅くなってしまい、新規感染者数がすっかり減ってからようやく打ちに行くというのも間が抜けている。10日以上、電車に乗っていなかったから、どうもふわふわしていて落ち着かない。この時間はもう、どうやら電車は混んでいるようだ。疲れてしまうから、二俣川で各停に乗り換え、横浜まで座っていった。せっかくだから、大規模接種会場を見ておくのがいいだろうと思い、ハンマーヘッドで予約したが、桜木町からシャトルバスも出ているが、横浜駅から歩いていくつもりで、だいぶ早めに出発した。東口から、日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。シャツを重ね着し、パーカーを着てきたが、やけに暖かい。


 新高島から、パシフィコ方面に歩き、まいばすけっとに寄り、炭酸飲料とフレンチクルーラーを買い、すぐに食べた。パシフィコの脇から、インターコンチネンタルホテルの裏にまわり、海のほうに出る。平日の昼間だが、遊びにきているひとたちがけっこう多い。散歩をするひと、海を見るひと、釣りをするひと、ジョギングをするひと。地図を見ると、ぷかりさん橋の先に、女神橋というのがあり、海沿いを歩いたことがなかったから、こっちを通ってみたくなった。歩いたことがないのは、それもそのはずで、通ってみると、橋には「令和3年竣工」と書いてあった。万葉俱楽部、カップヌードルミュージアムの裏側には公園があり、キャンプ場のようになっていて、家族連れなんかも多い。ここまでくると、ハンマーヘッドはすぐ目の前だ。何年か前のヨコハマトリエンナーレではたしかここが会場になっていて、そのときに訪れた記憶があったが、風景がぜんぜん違ってしまい、記憶に自信がなくなった。そのときに、なにかで時間をもてあましたのか、こちらの公園のほうに寄ったのではなかったか。海に面したところに座り、少しのんびりしたような記憶があるが、その記憶では、このあたりは日が陰っていて、ひっそりとしていた。今は明るく、ずいぶんにぎやかだ。









 ハンマーヘッドにたどりつくと、おもてに「大規模接種会場」という看板が出ている。13時で予約をしていたが、15分前には着いた。ゆるゆると歩いてきたら、ちょうどいい時間になった。建物はまるっきり商業施設で平常時はどうなっているのかわからないが、その奥に接種会場はあった。入り口で写真を撮ろうとしたら、注意された。13時にはまだなっていなかったが、待たずに通され、案内のスタッフがそこらじゅうに立ち、経路を進んでいくたびに、流れ作業式にすかさず案内される。記憶がたしかならば、まず、受付があり、身分証の確認があった。予診票に記入をしていなかったので、つぎに進むと、記入する席が用意されていて、そこで記入をした。つぎは予診になり、パーテーションで仕切られた部屋に医者がいて、書類にさっと目を通すだけの楽な仕事だ。つぎにいよいよ接種。男の医者と、看護師の女性がいて、横向きになっている椅子に女性の指示で座る。注射を打たれるためにやってきたことをほとんど忘れていたが、パーカーを脱ぎ、左腕を出すと、すぐにちくっとやられた。パーカーを着て出ていこうとすると、ここで待っているように引き留められるが、何秒も待たず、医者に書類を返される。それから、15分は様子を見る必要があり、会場内で待機になった。椅子が並べられているスペースがあり、そこで待機することになっている。ここまではあまりにもすいすいと進み、ここで初めて、落ち着いてあたりを見まわすが、並べられている椅子の数からすると、一時期はそうとうな人数を相手にしていたのだろう。今は、テープで仕切られて、その半分ぐらいの椅子しか使っていないようだった。とはいえ、きょろきょろしていて不審なやつだと思われてはいけないので、たいして観察はできない。会場内にも、撮影禁止の貼り紙があちこちにあった。待機の席で、まわりのひとが誰もスマホを見ていなかったのが不思議だったが、別に禁止にされてるわけではないだろうと、スマホを見て時間をつぶした。しかし、注射をした左腕はなるべく動かさないようにしていたほうがいいのではと思い、どういう姿勢でいていいのかわからなくなる。やがて15分が経ち、退出する。待機時間は13時11分までという紙を渡されていたから、着いてから、ぜんぶで25分程度だったのか。そのうち、待機が15分。予診票をあらかじめ書いてあれば、もっと早く済んだ。シャトルバスを案内されたが、桜木町には行かないので、そちらには進まず、赤レンガ倉庫のほうに歩いていく。









◇ 放送ライブラリー

 ワクチンのためだけにここまでやってくるのももったいないので、今日はついでに、放送ライブラリーに寄っていくことに決めていた。象の鼻パークを抜け、日本大通りに。放送ライブラリーに到着すると、入り口で、小学生の遠足かなにかにぶつかり、ぞろぞろと入場し終わるのを待つことになった。子どもたちは上階の展示ホールだったが、あとから続いて入っていくと、スタッフのひとに自分も展示ホールを案内された。展示ホールには進まず、いつもどおり、視聴ホールを利用する。

 これは観なければと思っていた、渥美清主演のドラマ「時間よとまれ」をようやく観る。テレビドラマだが、今年5月の、シネマヴェーラ渋谷の小林信彦プレゼンツの喜劇人特集でも上映され、それでこの作品を知ったのだ。1977年放送、「土曜ワイド劇場」の1本で、芸術祭賞の優秀賞を獲っている。寅さんではない渥美清を観ることができるが、しかし、観てみると、そんなに面白いドラマだとも思えなかった。時効寸前の殺人犯を追いかける田舎刑事の物語で、寅さんのキャラクターとも大きく違わないと思ったが、まあ、こういうドラマがあったと知っておくことが大事だ。それはともかく、今日はいちばん手前のブースを与えられ、カウンターからもモニターがまる見えになる位置だったが、ドラマにはストリップの場面がけっこうたっぷりとあり、こんなブースで観ていて大丈夫かなとちょっと心配になった。当然、古い番組には女性の裸が出てくるものも珍しくないはずだが、さっきみたいに遠足の子どもたちが入り口を通ったりすることだってあるんだから、この御時世、クレームがくる前になんとかしたほうがいいんじゃないのか。パーテーションひとつ立てれば済むことなんだから。

◇ 中華街

 放送ライブラリーのあとは、中華街で食べていくのが決まりになっている。15時半頃だったが、しかし、まだあんまり腹も減らず、どこで食べようかとずいぶん歩きまわったが、品珍閣という店に決める。ランチメニューから、豚ロースをカレー風味に揚げた料理とチャーハンのセットを選んだ。メニューをすぐに下げられてしまい、正式なメニュー名は覚えられなかった。料理がやってくると、外に出ていた写真とはずいぶん違っていて、野菜も多く、とろとろのあんがたっぷりかかっていた。ザーサイ、フカヒレスープ、杏仁豆腐が付き、700円弱。ボリュームがすさまじく、食べるのに苦労したが、がんばって残さずにたいらげた。しかし、苦しくてたまらない。前回、中華街に寄った際も、満腹で苦しくなったが、また同じことになってしまった。中華街を出て、関内方面に歩くが、これはきついと思い、横浜スタジアムの公園のトイレに寄り、唾液を吐き出したら、余計に吐気をもよおした。ベンチで少し休まざるをえなくなる。休みながら、日記を確認してみると、前回も品珍閣で食べていた。どこの店だったか完全に忘れていて、安い店だと思い、つい入ってしまった。品珍閣には気をつけよう。ワクチンの副作用で体調を崩すという話は聞いていたが、ワクチンのあとに食べすぎで気持ち悪くなるって馬鹿じゃないだろうか。




 横浜スタジアムの公園で、30分ぐらい休み、もうちょっと歩こうと思い、桜木町方面に向かった。しかし、また気持ち悪くなり、市役所のトイレに駆け込んだ。げえげえ、余計な空気を吐き出したら、少し楽になる。ついでに、丸善も覗いていく。桜木町駅前に出ると、ひとがたくさん集まっていて、なにかと思えば、共産党の演説だ。志位和夫の名前も出ていて、どこにいるのかわからなかったが、ずいぶん大々的だ。チラシを受けとり、少しだけ立ち止まって見物した。通りがかった女子高生が「安倍首相?」と言っていた。



 動く歩道から、ランドマークプラザを抜け、クイーンズの丸善にも少し寄った。横浜美術館の前を通り、日産ギャラリーを抜け、一日がかりで横浜東口に戻ってくる。電車は混んでいたが、なんとか座れ、コーナンに寄るため、星川で降りるつもりだったが、たちまち眠ってしまい、二俣川まで乗り、星川に戻ってきた。1時間ぐらい読書しようと、マクドナルドに入る。ホットコーヒーが、Mサイズも百円だというので、Mサイズにしてもらった。ところが、店内利用は20時までで、30分程度しかいられず、せっかくMサイズにしたのに、まだまだ飲みきれず、外にもって出て、歩きながら飲むはめになった。なんだか今日はドジなことばかりだ。コーナンに寄り、封筒とプチプチを買っていく。

 21時過ぎに帰宅し、すぐに横になり、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングに、なんと、いきなり松田聖子が登場する。今日はニッポン放送の一日PR局長ということらしい。14時台は、ホリがゲスト。テレビ初出演は、一昨日のコージー冨田と同じく、「いいとも」の松村邦洋のコーナーだったのだ。学生時代に、日大の落研のライブに出ていたというのも初めて知る話だった。「ビバリー昼ズ」も聴くと、こちらにも松田聖子は登場していた。胃がすっきりせず、苦しくて横になっていたいのだが、あたまはわりあい元気なのがもどかしい。深夜0時頃、Spotify で、広沢虎造を聴きながら眠った。

2021年3月12日金曜日

3月12日金曜日/眠れない

◇ 生活

 早朝に目覚めるおかしな生活リズムになってきた。録画で、昨夜の「つぶやき英語」を観る。この番組でも震災の特集をやっていた。火曜の「あちこちオードリー」も観る。ゲストは錦鯉と藤田ニコル。眠りなおすが、変な夢ばかり見てなかなか眠れない。自覚していないストレスでもあるのか。なんとか、無理に睡眠をとった。「グッとラック!」を観ると、まずは昨日の「音楽の日」のダイジェストをたっぷり放送する。ファンキーモンキーベイビーズの一夜かぎりの復活がそんなに話題なのか。昼間、「ビバリー昼ズ」を聴きながら、また少し眠ってしまう。中川家の「ザ・ラジオショー」では、オープニングで「R-1」の話をしていた。「地獄絵図」という剛に笑った。「普通にしゃべるやつ出てけえへんのかな。いつも思うねん。」と礼二。

 夕方、駅前まで外出する。れんげ食堂で、エビチリチャーハンを食べた。椅子から転げ落ちたドトールはしばらくやめておこうかと思い、マクドナルドにひさしぶりに入り、1時間ほど読書をしていく。帰り道に、Spotify で小沢健二の新曲「ウルトラマン・ゼンブ」を聴いた。ツイッターを見ていないと情報に疎く、発売から数日遅れで聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、今週の「FRIDAY」にやけに面白い記事が多い。都はるみが矢崎滋と通い同棲、アンジャッシュ渡部の「笑ってはいけない」出演の幻の台本、元りあるキッズ長田の独占告白など。夜にまたテレビ。録画してあった今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは大空眞弓で、石垣島に移住するとの発表をしていた。大空眞弓の理想のいい男は千鳥の大悟だという。早めに眠ろうとしていたのに眠れず、あきらめて、深夜にまたテレビを観る。「水曜日のダウンタウン」の2時間スペシャルを半分まで。「まだ誰もやってないモノマネ王座決定戦」が面白かった。器用なタイプ、不器用なタイプの差が出る。優勝したホリはもちろん、ミラクルひかるの岡田晴恵がすさまじい。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...