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2023年9月28日木曜日

9月28日木曜日/千鳥ヶ淵を眺めて

◇ テレビ・雑誌

 早朝から3時間ぐらい眠り、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。先週土曜の「ニュース7」を今ごろ観ていたら、「あまちゃん」10周年コンサートの模様を伝えていた。コンサートにはのんさんも出演し、このニュースではコメントも流された。のんさんを地上波に出せというような声が未だにあるんだけど、しかし、まったく出てないわけではないんだよね。テレビを観ながら楽天マガジンで雑誌のチェックもしていたら、「週刊新潮」に驚きの記事があった。たけしのバイク事故に関して、その日、たけしが向かっていたのは細川ふみえのところではなく、AV女優の村上麗奈のところだったという記事だ。村上麗奈本人がそのように証言しているのだが、なぜ今ごろと思うではないか。本当かな。






◇ 半蔵門・竹橋・新木場

 午後から都内に。半蔵門まで出て、まず、昼食。小諸そばに入り、肩ロースかつ丼セットを食べた。730円。千鳥ヶ淵を眺めながら、代官町通りを竹橋のほうに歩いていく。夜は新木場のほうに移動し、駅前のデイリーヤマザキにて、ソイラテとコロッケパンを買って食べた。スマホを充電したく、新木場駅改札内のBECKSに入るが、閉店時刻まで 30分しかいられず、確認せずに入ってしまい失敗した。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは奈緒。知らない女優さんだったが、新人というわけでもないのか、舞台で活躍しているようで、前田知大からもらったという言葉が紹介されていた。最後に告知があり、ケラのケムリ研究室にも出演するんだな。

 Spotify のポッドキャストで、「霜降り明星のオールナイトニッポン」を初めて聴いてみた。せいやの結婚発表をする回なのだけど、たしかに、水道橋博士が言っていたことがよくわかる。冒頭15分、えんえんと漫才的なことをしている。音楽は、ポッドキャストでも流せているということはオリジナル曲なんだろうか。博士が「植竹公和のアカシック・ラジオ」でこの放送のことをしゃべっていなければ、聴こうとはしなかっただろう。ほかの回も聴けるかぎり聴いてみようか。深夜0時過ぎに眠る。

2023年9月21日木曜日

9月21日木曜日/最後の展覧会



◇ 半蔵門

 今日も朝から都内に。家を出て、少し歩いてから雨がぽつぽつと降り始める。家を出る前に降っていたら傘をもって出たのに、ほんの数分の違いだ。東横線に乗り、渋谷から半蔵門まで。いつ降ってもおかしくない空模様が続く。ランチタイムになるが、まだ腹は減らず、一番町のベローチェに入り、ひと休み。SNS徘徊。しばらく読書をする。やや遅めの昼食は、国立劇場の手前まで歩き、桂園という店に入ってみた。豚肉木耳玉子炒め定食を食べる。850円。清潔感のある店だったが、店員が超無愛想で、外国人のおばさんだったが、入り口からすぐのレジに立っているのに、店に入っていっても無言だ。客は自分ひとりだけで、忙しくもないだろうに、こちらが食べ終わるとすぐさま食器を片づける。食べているあいだは、そのおばさん、客が使う椅子の上に土足で立ってクーラーをなおしていた。





◇ 展覧会

 半蔵門線に乗り、表参道に移動する。ここまで雨には降られずに済んでいたが、間が悪いことに、地上に出たら雨がぽつぽつと。グーグルマップを見ながら、南青山の AKIO NAGASAWA GALLERY を目指して歩いていく。細い路地を入っていったところにその建物はあった。蛭子能収「最後の展覧会」が開催中。狭い階段をあがっていくと、こじんまりとした白い部屋があり、そこがギャラリーになっている。お客さんが数名、奥にはカウンターがあり、この展覧会を監修する根本敬さんが在廊中だった。あの根本敬さん。生のすがたは初めて見るわけではなく、サインをいただいたこともあるが、十代、二十代と、根本敬からは多大なる影響を受けてきた、その根本敬がすぐそこにいることの言い表しようのない感触というのはやっぱり強くある。蛭子さんの作品は十数点、根本さんとのコラボ作や、なかには、紙から壁にはみ出して描かれている絵もあった。作品の撮影は自由だったが、控えめにいくつか、ほかのお客が入らないようなタイミングを見つけて撮った。お客さんはちらほらというくらいだったが、短い時間のあいだでもけっこう頻繁に入れ替わっていく。根本さんとあいさつするひともいた。「ガロ」の作家たちによるポストカードセットを買いたいと思っていたが、これはもう売り切れていた。残念。Tシャツがちょうど届いたばかりだったようだが、Tシャツは高いから買わない。



◇ 読書・テレビ

 帰りの電車内で、「韓国の小説家たち」1巻を読み終えた。2020年刊、クオン。タイトルのとおり、韓国の小説家たちのインタビュー集。韓国の小説なんてひとつも読んだことはないのだけど、どういうわけか気になり、このインタビュー集を読んでみたくなった。登場する作家は、イ・ギホ、ビョン・ヘヨン、ファン・ジョンウン、キム・ヨンス、クォン・ヨソンという5名。インタビュアーも作家で、ノ・スンヨン、チョン・ヨンジュンというふたりが務めている。いずれも韓国の文芸誌に掲載されたもののようだ。キム・ヨンスのインタビューが面白かった。読むとしたらまずはこのひとかな。P160-161 キム・ヨンス「だから僕が小説を書くときも同じなのは、ストーリーは、まるで実在しているかのように、小説の外に存在しているということなんです。僕はストーリーがあって、そしてナラティブがあると思っています。(略)僕は、ストーリーではなくそれを解釈したナラティブが小説だと思っています。だから小説を書いたあとは、いつもこれよりももっといいものが書けたんじゃないだろうか、と思うんですね。」

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」を観そびれていた。ゲストは松村雄基。舞台で活躍していることはなんとなく知ってはいたのだけど、素顔の松村雄基というのを今まで知らなかったし、特に興味をもったこともなかったが、かつての不良のような役柄とはじつはまるっきり違うキャラクターのひとなのだな。書家でもあり、茶道の趣味もあり、7年前からはシャンソンを始めたという。ソワレと友だちなんだそうで、ソワレという名前もひさしぶりに耳にしたが、松村雄基は座ったまま、シャンソンを少し披露してみせた。1999年放送、35歳のときに出演した回の映像も流され、これを観ると、そのころからすでに物腰が柔らかい。番組後半には、10代のころから祖母の介護をしていたという話があった。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、前半はまず「街で同じベースボールキャップを被ってる人を集めて野球対決」という企画。ニューヨーク・ヤンキースと読売ジャイアンツで対戦する。庄司智春が、ガッポリ建設の小堀が巨人帽をかぶっていると思い出し、小堀と面識のあるスギちゃんが交渉する流れがファインプレーだった。後半は「店舗分のシャッターでキングオブシャッター商店街算出できる説」。この番組でたまにある社会調査系の企画はいつも面白い。1位となった岐阜の柳ヶ瀬商店街は、もともとは風俗店でにぎわう街だったが、2012年の国体に向けた浄化作戦のためにすべての風俗店が消滅、それにともない水商売以外の店舗も売り上げが激減したという。

2022年9月27日火曜日

9月27日火曜日/国葬の日〈後〉

◇ 国葬

 14時を過ぎ、ここでようやく、墓苑入り口の交差点にたどりつくが、しかし、行列はここからまた逆方向に進まされる。墓苑入り口のところで、警官が最後尾を案内していたが、「最後尾は左です」ぐらいのことしか案内していないので心配になった。たしかに、最後尾は左の方角に間違いないのだが、そこからいったん四ツ谷まで行くことになると教えなければまずいんじゃないのか。案内していた警官にそう言ってみると、向こうでもまた案内しているということを苦笑しながら言う。このひとも、もしかしたら、地方から動員されている警官で、このあたりの距離感がわかってないんじゃないだろうか。

 さっきの「顕正新聞」をこっちでも配っているひとがいたが、献花に並んでいるひとに渡そうとするのはさすがに無理だろう。配っているのはおばさんかお婆さんかというひとばかりだったが、並んでいるほうもお婆さんで、「人間じゃないね」とつぶやいていた。

 行列は皇居のお堀に沿い、半蔵門方面に戻り、これが三宅坂まで続く。三宅坂から折り返していくと、皇居のまわりの景色はきれいで、地方からやってきたようなひとはここは楽しいんじゃないか。そして、行列は千鳥ヶ淵公園に入っていくが、このあたりにくると、なんだかもう、行列が行列のかたちをなしておらず、離れ離れに歩いている。ひとも少なくなってしまったような気すらするのだけど、考えてみれば、途中で力尽きるひとがいてもおかしくはないし、コースを見失うひとだっていたのかもしれない。並んだからといって、誰もが献花できるとはかぎらない。









 竹橋に通じる代官町通りは通行止めになっていたが、しかし、通りがかったときに、ちょうど、パトカーとバスをここから入れる場面に遭遇した。関係者の車両をどうやらここから通している。墓苑入り口にたどりつくと、「一般献花会場」というプラカードをもった人間が立っていた。ここでようやく案内されてもという感じだが、四ツ谷の上智大学の前では「待機列最後尾」というプラカードをもった人間を目にしたが、もしかして、プラカードってその2種類しか用意してなかったんだろうか。











 自分は並ばず、ただ列をたどってきただけでも、ここまで、およそ2時間かかった。並んでいないのでこの先には進めず、靖国神社のほうに進む。靖国通り、武道館の前ももちろん通行止めになっていて、通常、武道館でライブなんかがあるときは、九段下駅からやってきて、こちら側から入っていくわけだが、九段坂公園というのはここにあるのだ。武道館側の歩道は歩行者も通れず、靖国神社側の歩道を歩いていくが、靖国神社側にはびっしりと車両が停められている。車両の隙間から、献花台がわずかに覗け、われわれみたいな野次馬連中の撮影スポットになっていた。







 靖国神社の前には、報道陣、海外のメディアのすがたもあり、警官、野次馬、それから、さっきの「顕正新聞」のひとたちもやっぱりいるし、そのほかの国葬反対派らしき団体などでごった返している。若者が妙なチラシを配っていて、(いや、配りたそうにしていて、配ってなかったのだが、)気になり、こっちから声をかけて一枚もらったのが、統一教会の信者だと言っていた。







 そして、さらなる狂乱が繰り広げられていたのはこの先の九段下の交差点で、南東の方角、りそな銀行の側(武道館から見て右側)には国葬反対のデモ隊が、北西の方角、北の丸スクエアの側(武道館から見て左側)には右翼団体が陣取り、どちらも大騒ぎをしている。報道陣はおもにデモ隊のほうを撮っていたようだが、デモとは関係のなさそうなひとりのおじいさんが、NHKの取材者をつかまえ、こっち(デモ隊)だけじゃなくて右翼も撮らないと不公平だよというようなことを軽い調子で言っていたが、NHKの取材者は苦笑いしていた。たしかにおじいさんの言うとおりだが、しかし、口汚いのは右翼のほうで、あれでは放送もしづらいだろう。デモ隊はニュースになるが、右翼は放送禁止扱いというのが実状ではないか。献花に並んだひとたちだって、あんな連中と一緒にされてはたまるまい。












 ひととおり、写真を撮り、ここらで昼食にしようと思い、神保町のほうに歩いていく。ボーイズで食べたいと思ったが、行ってみると開いていなかった。白山通りを水道橋方面に進み、候補の店がいくつかあったが、それらの店は、どういうわけだかことごとくお休みで、靖国通りに戻り、生姜キングに入った。16時前にやっと昼食。キング丼を食べる。630円。コーラのサービスがあり、腹がふくれた。ツイッターを開き、佐野眞一の訃報を目にする。

 まさか、行列をたどるだけでこんなに時間を食うとは思わず、想定していた時間配分とまるっきり違ってしまったが、今日は国会前でもデモがあり、そちらも気になっていた。事前に調べていた情報では、13時から日比谷公園、14時からは国会正門前でデモが行われていたはずだ。16時を過ぎてしまったが、神保町から半蔵門線に乗り、永田町に移動する。自民党本部の前を通ってみると、抗議をするひとのすがたはあったが、いたって穏やかではあった。国会議事堂のほうへと歩き、正門前にまわろうとするところで、バスが数台やってくるのに出くわした。バスの窓には「衆議院議員」と書かれた紙が貼られている。有名議員たちも乗っていたのだろうか。正門前にたどりつくと、やはり、こちらのデモは終わってしまったようで、残っているひともいたが、おとなしいものだった。警官たちも片づけを始めていた。













 国会正門前から霞が関のほうに降り、新橋まで歩いた。マクドナルドに入り、ひと休み。昼から5時間ぐらい歩きっぱなしで、さすがにくたびれた。スマホのバッテリーは残り2パーセントになっていた。充電するあいだ、テーブルに顔を伏せて仮眠する。眠くてしかたがない。

 マクドナルドを出て、新橋駅から帰ろうとすると、駅前では古本まつりをやっていた。もしやと思って探してみると、雲雀洞さんが出店していた。横浜では会わないのに、なぜか新橋でよく会う。せっかくだからなにか買おうと、じっくり眺め、藤子不二雄A「怪人わかとの」を選ぶ。そのほか、別の店では「東京人」の喜劇人特集を見つけた。

 新橋からは横須賀線に乗るが、座れなかった。電車内では、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら帰る。帰宅は夜遅くなり、録画していたNHKの国葬の中継を確認すると、放送時間が予定よりも延びていた。途中まで観て、深夜1時前に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...