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2023年3月30日木曜日

3月30日木曜日/新喜劇のような公演

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、この日は13時台にもゲストがあり、倉本美津留が登場していた。元イクイプメンの吉笑にも触れられる。塙さんがちらっと、倉本美津留の娘がスタンダップコメディをやってると言っていたのも気になった。14時台はラバーガールがゲスト。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。「徹子の部屋」を、今週は月曜からずっと観そびれていた。月曜のゲストはすみれ。これを観るのがちょっと気が重かった。火曜は傑作選、「豪華スター歌手が意外な競演」という特集。2000年放送、西郷輝彦、橋幸夫、舟木一夫の3人が出演した回から始まり、2002年放送、欧陽菲菲と奥村チヨの回、2018年放送、五木ひろしと坂本冬美の回、2018年放送、前田美波里、中尾ミエ、金井克子の回。昨日水曜のゲストは南海キャンディーズ。そして、放送中の今日の回は葉加瀬太郎がゲスト。これも追っかけ再生で観てしまう。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では、「新・家の履歴書」の欄に談四楼師匠が登場。「私の読書日記」は橋本愛の担当回。橋本愛の炎上のことを詳しくは知らなかったが、その炎上により、LGBTQについて学んだことが綴られている。巻末グラビアには松本零士の追悼特集があり、江口寿史、山崎直子、高見沢俊彦がコメントを寄せている。

 午後、外出しようとしていたところだったが、ラジオをつけ、今日が最終回の「たまむすび」に合わせてみたら、ちょうど赤江珠緒さんが最後のあいさつをしていた。耳が離せなくなってしまい、最後まで聴いた。「たまむすび」は初期のころは熱心に聴いていたのだが、なぜ聴かなくなったのか、うまく思い出せないのだが、この時間帯は「たまむすび」以前にも、小島慶子の「キラ☆キラ」からずっと聴いていたし、その前の小西克哉の「ストリーム」からTBSラジオ派だったのだが、いや、今のようにラジコのタイムフリーはないから、実際にはどのくらい聴いていたかははっきりしない。「キラ☆キラ」の最終回も記憶にないのだが、聴けなかったのかもしれないな。

 15時には家を出るつもりだったのに、15時半を過ぎてしまった。銀行に寄り、金を降ろしていこうとすると、キャッシュカードがATMに反応しづらくなっているようで、三度目でなんとか金を降ろせた。本当にピンチのときに金が降ろせないようなことがあると死活問題だ。時間があるときに対処しておかなければならないが、今日は時間がない。昼食も乗り換えのあいだに済ませてしまったほうがいいと判断し、横浜駅の星のうどんに寄り、豚角煮丼と素うどんのセットを食べた。660円。










◇ 演劇

 京浜急行に乗り、浅草まで。雷門の脇を通り、浅草寺の境内を通っていくと、観光客がとても多い。着いたところは浅草木馬亭。明日のアーの公演「明日のアーの新喜劇 親切な寿司屋が信じた「3000万あるんですけど会ってもらえますか?」」を観にやってきた。18時開演、20分前に到着。外には「明日のアーの新喜劇」の幟が立ち、貼られているチラシは、木馬亭のほかの公演のチラシのなかにも違和感なく溶け込んでいた。自由席、3列目に座る。満席とまではいかないほどの入りで、ゆったりと座れた。開演前、客席の前のほうに空き缶が転がっているのが目に入り、ゴミかどうかわからなかったが、さすがにゴミだったら片づけるだろう。この公演は、明日のアーが新喜劇(吉本新喜劇?)のフォーマットを使って、いつもの笑いをやるということか。商店街の寿司屋を舞台に、特殊詐欺を題材にした物語ではあるのだが、短いコントの連続でしかなく、物語を進める力学がない。ところどころ面白いとは思うものの、たいぶ眠くなってしまった。大きく笑うような場面はなく、しかし、そもそも、フィジカルな笑いを目指してはいないのか。だが、もっと笑いになりそうでならないのは、やはり、演者の多くが素人だからだろう。高木珠里はただひとり面白かった。結論としては、かなり期待はずれ。この試みもよくわからなかった。最近の吉本新喜劇はよく知らないが、この試みは落研の落語のようなもので、なにか大きな発見でもしたかのように落語の形式そのものをネタにしてみせるのだが、そんなものはとっくの昔に本職の落語家がやっていたりする。最近の吉本新喜劇だって、テレビで売れっ子の芸人が加わったりすることもあるのだから、案外、先鋭的な笑いもあっさりとやっていたりするんじゃないのか。吉本110周年の「さんまの駐在さん」なんかはそうだった。この公演、客層が本物の新喜劇と同じ客層だったら、どんな反応になるだろう。終演すると、拍手が中途半端に鳴り続けるが、カーテンコールはなく、大北栄人が出てきて終わり。上演時間は70分ぐらいだったか。開演前に転がっていた空き缶はやっぱり小道具だった。

 稲荷町のほうに歩き、ブックオフに寄っていく。しかし、これといって買うものなし。この店舗も、特価の棚は文庫本は220円以下、単行本は330円以下に値上げしている。今日はブックの日の翌日なので、クーポンはなし。220円の文庫本を1冊だけ買っていく。稲荷町から銀座線に乗り、渋谷から東横線で帰ってくる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。録りためてあった「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」をまとめて、まずは、3月1日放送から。馬鹿よ貴方はの新道が出演し、2週にわたり、新道おすすめの地下芸人を特集する。前編には、銀座ポップ、ぽ~くちょっぷが登場。3月8日放送、後編には、シーチキン佐野、承子クラーケン、PLANET LEGEND 大西健介が登場した。承子クラーケンは元「はなしょー」のひとで、こんなふうになっちゃったんだというひどい変貌ぶりだ。コロナ禍で彼氏に薦められた「ごっつ」を観て、今の芸風になったのだという。3月15日放送は「SNSバズってる芸人SP」。ニッキューナナ、オヤカタくんが出演。3月22日放送は最終回の前週だったが、最終回と2週にわたり、「くるデミー賞」として、今までに出演したなかから、ニューヨークと蛙亭が気になった8組が再登場した。前編には、ヴィレッジ、スピーディーハンター、惹女香花、忠犬立ハチ高という4組が登場。残りの4組は次週最終回に登場だが、最終回は録画に失敗してしまったから観ることができない。前編の最後に予告があり、Jaaたけや、にこにこーちゃん、チャパティ、おとんがポックリ残されたうちらという4組が登場したということだけはわかった。深夜1時過ぎに眠る。

2022年11月23日水曜日

11月23日水曜日/「NHK新人落語大賞」

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、ブログの更新に手をつけるが、下書きを仕上げるだけでせいいっぱい。更新ができないまま、数日放置しているが、アクセス数がはっきりと少なくなった。アクセス数を目指すブログではないものの、アクセス数というものが表示される以上は、まったく気にしないでいるというのは不可能だ。いつも、更新しないほうがアクセス数が高いぐらいのときもあるのだが、どんな人間に読まれているのかもわからず、非常に薄気味悪い。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、花園神社の見世物小屋の告知をしていて、どういうつながりがあるのか、水曜はときどき妙な告知をしている。12時台は、大槻ケンヂがゲスト。あとのコーナーには彦いちも登場した。

 今日は祝日、勤労感謝の日。「NHK新人落語大賞」の放送がようやくあり、これは結果を知る前に観てしまいたかった。しかし、かつては、結果が新聞に報じられていたから、結果を知ったうえで観るというのが当たり前だったのだが、最近はずいぶん、情報が漏れることに神経質になっている。司会はたい平と南沢奈央。審査員は、文珍、小遊三、鶴太郎、赤江珠緒、堀井憲一郎。審査員席は、まばらな客席のなかに設けられている。持ち時間、12分を過ぎると失格って、こんなにきびしいルールだったっけ。登場順に、桂源太「元犬」、桂天吾「強情灸」、立川吉笑「ぷるぷる」、露の紫「看板のピン」、林家つる子「反対」、わん丈「星野屋」。吉笑さんの「ぷるぷる」は初めて観たが、これは新しいアイデアだ。しかし、吉笑さんの落語は、アイデアに溺れて、落語としての魅力に欠けるきらいがあるのだが、これは台本のディテールで落語らしさを演出している。小遊三が言うように、稽古の形跡がずいぶん感じられたが、それがはたして、上手いという域にまで達しているだろうか。だけど、吉笑さんが終わった時点で、吉笑の優勝だろうとは思った。最初のふたりは若さにまかせた落語という感じ。紫は面白くなかった。つる子は野暮の極み。落研みたいな落語で、観ていて恥ずかしくなる。わん丈が「星野屋」で勝負にきたのは意外だったけれども。堀井の得点、吉笑に10点、つる子、わん丈に9点、ほか上方勢3名は8点。赤江さんは、吉笑、わん丈に10点、源太、天吾に9点、女性2名は8点。鶴太郎は、吉笑、わん丈に10点、ほか4名は9点。小遊三は、吉笑に10点、源太、つる子、わん丈に9点、ほか2名に8点。文珍は、吉笑、紫、つる子、わん丈、4名に10点、ほか2名に9点。結果、吉笑が50点満点で優勝した。権太楼が体調不良のために小遊三になったようだが、権太楼みたいにシビアなことを言う審査員が誰もいないのはつまらなかった。権太楼だったら、吉笑をどう評価したろう。

 雨降りだから出かけたくなかったが、チケットの引き換えをどうしてもしなければならず、夜になってから、セブンイレブンまで行ってきた。ついでに、スーパーで買いものしてから帰ってくる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・梅宮アンナ&クラウディア親子)と、昨夜の「午前0時の森」、日曜の「おかべろ」(ゲスト・佐々木蔵之介&手塚とおる)も。「拾われた男」は第5話まで。テレビに映る漫才師の役にショウショウが。「アンタウォッチマン」は、ダウ90000の特集。日曜の「情熱大陸」はジャルジャルに密着。スコットランド公演の様子を追いかけるのだが、練習しているのかしてないのか、ジャルジャルのふたりはしっぽをつかませない。子作りと一緒だというネタ作りの様子はついに明かさなかった。エンドクレジット、プロデューサーには倉本美津留の名が。制作協力、ニンポップ。

 Spotify のポッドキャスト、「聴漫才」シーズン2のジャルジャルの漫才を聴きながら、深夜0時過ぎに眠る。

2022年5月3日火曜日

5月3日火曜日/「漫才新人大賞」

◇ 交通

 眠ったり起きたりしながら、気がつくと朝9時前。10時に家を出るつもりだったが、10時に起きればいいのだと勘違いをしていた。11時前にはなんとか出発し、クリエイトに寄り、1本満足バーを買っていく。連休中だからどうだろうかと思っていたが、横浜までの電車は混雑していて座れない。東横線の横浜駅がひどく混んでいたが、混んでいるのはみなとみらい方面で、渋谷方面のホームはあまり並んでいなかった。みなとみらいではなにがあるのか、みなとみらい線の乗り降りに時間がかかっているようで、折り返しに遅れが発生していた。東横線では座れた。渋谷駅には7分遅れの到着。渋谷駅も混雑していて、半蔵門線に乗り換えるのにエスカレーターに乗るだけでも時間がかかるが、どういう加減か、急いだら意外とうまくいったようで、予定通りの電車に乗れてしまえた。



◇ 演芸会

 半蔵門駅から、1本満足バーを食べながら歩き、国立演芸場にたどりつく。漫才協会主催、毎年恒例の「漫才新人大賞」だが、昨年は開催されず、2年ぶりだ。12時半開場、10分過ぎくらいに到着し、入り口では検温と手指の消毒あり、静かな雰囲気だったが、階段に進むと行列ができていた。予約の列に並び、当日精算、3000円。受付の横にはロケット団の倉本さんが立っていて、案内をしていた。ほかに若手もたくさんいるだろうと思うのに、ロケット団がまだそんなことをやるんだ。指定席かと思っていたが、自由席だった。視力がもうだめなので、なるべく前のほうに座りたく、2列目の左端の席に着いた。開演前に、場内にはチルアウト系の音楽が薄く流れていて、いったい誰の選曲なのかと不思議に思った。開演時間が近づくと、審査員の高田先生が、ロケット団の三浦さんに案内され、客席にやってきた。客席中央を見ると、倉本美津留、いとうせいこうもすでに座っていた。もうひとりの審査員、渡辺正行は、昨日の「ビバリー昼ズ」で言っていたが、コロナでお休みになってしまった。

 13時開演、司会のナイツが登場。簡単なオープニングがあり、すんなりと本戦が始まる。出場者は8組、あらかじめ登場順は決まっていて、まず前半、出演順に、2世代ターボ、舎弟、たぬきごはん、バジトウフーという4組。8組の顔ぶれを見て、これならば、2世代ターボの優勝も充分ありえるのではと期待していたが、ちょっと弱いかと思えるような内容だった。順番がトップでなければ、どうだったろうか。前半4組が終わり、ナイツが再び登場。舎弟の「ドアホ!」というギャグを、塙さんがさっそく多用する。後半は、春組織、いち・もく・さん、なにわプラッチック、ぽ〜くちょっぷという4組。8組中、観たことがないのはたったひと組、春組織だけを初めて観たが、この春組織がだんとつで面白かった。20分の仲入りを挟み、前回優勝のマリアがゲストとして漫才を。それからいよいよ、結果発表。全組が並び、審査員も壇上にあがるが、せっかく豪華な審査員をそろえたのに、エンディングしかしゃべらせないのだからもったいない。なんの遊びもなく、すぐに結果発表になり、高田先生はボケもなく、春組織の優勝をあっさりと発表した。まあ、これしかないだろうという結果だ。審査員コメントもそれぞれ短く、倉本美津留といとうせいこうはあたりさわりのないコメントしか言わず、とても本心とは思えなかった。外部から審査員を招いて、あたりさわりのないコメントしか言えないという状況はまずいんじゃないだろうか。渡辺正行がいたら、もうちょっと盛りあがったのではという気がする。高田先生は土屋さんに、たんたんと進めすぎだと突っ込んでいた。2時間強で終演。退場は時間差になり、前の席は少し待たされた。

 半蔵門駅のあたりで昼食にしようと考えていたが、閉まっている店ばかりで選択肢が少ない。麹町のほうまで歩いてみるが、どうも決められず、蕎麦でも食べようかと思い、半蔵門に戻り、一番町に向かって歩いていくが、しかし、小諸そばもゆで太郎も閉まっている。渋谷に出ると混んでいるだろうから、半蔵門で食べてしまいたかったが、うまくいかない。昼食はあきらめて、とりあえず、一番町のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。



◇ 渋谷・学芸大学・自由が丘

 半蔵門から渋谷に移動し、まんだらけに寄っていく。階段の百均に「東京人」のバックナンバーがたくさんあり、1冊だけ、落語特集を見つけて買っていく。もう1冊、「悲劇喜劇」の最新号もあり、ここはときどき、いい雑誌の最新号がまぎれているが、決まった客が売っているのだろうか。道玄坂を横切り、古書サンエーも覗くが、こちらではなにも買わない。

 東横線に乗り、今度は学芸大学に移動する。ゴールデンウィークのセール中につき、今日もブックオフに寄らざるをえない。なかなか買うものが見つけられなかったが、なんとか探し出し、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊、220円雑誌を1冊買う。ブックオフを出ると、すっかり日が暮れていた。ここでようやくまともな食事になり、てんやに入り、天丼を食べた。500円。学芸大学から自由が丘に移動し、もう1店、ブックオフに。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。自由が丘からは各停に乗り、のんびりと読書をしながら帰ってきた。



 夜遅くに帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・吉行和子)を観て、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、4時頃に眠った。

2022年2月17日木曜日

2月17日木曜日/パチンコ屋の裏に


◇ 三ツ境

 何度か目覚めながらも、今日は昼近くまでたっぷりと眠った。11時半からはラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツ土屋さんは今日から復帰。「ナイツ ザ・ラジオショー」には昨日から復帰していた。聴きながら、オンライン将棋を1局指すが、待った9回で、どうやっても負け。録画していた昨日の「徹子の部屋」は、尾藤イサオと今陽子がゲスト。いずみたくにゆかりのふたりということで、黒柳徹子が歌う「涙のパンダ」という曲も流れた。

 午後、遅めに外出。三ツ境に出て、キッチンPOCO にひさしぶりに入り、オムカレーを食べた。600円。こんなに安かったっけと驚いた。おまけに旨い。パチンコ屋の裏にあるパチンコ屋の客のための店だが、ずいぶん前にネットの記事で読んだ情報によると、海外で修行したシェフが携わっている意外と本格的な店なのだ。「パチンコ」で「キッチンポコ」という店名は確信犯なんだろうか。それから、瀬谷のブックオフまではるばる歩いていく。寒いなかを歩くことになるので、行こうか行くまいか迷ったが、結果、たししていい本がなく、わざわざ行かなくてもよかった。ケラのサイン本を入手するが、それ以外は皆無で、悔しいから店内を2周まわり、なんとか3冊、550円分選び、アプリの100円引きクーポンを利用する。



◇ 読書・映画・雑誌

 ツイッターから、松鶴家千とせの訃報を知る。三ツ境方面に戻り、サイゼリヤに入り、ひと休み。瀬谷のブックオフに行くと、余計な金を使うことになるから、それも迷う理由だったが、ただ往復するだけではつまらない。ソーセージピザを食べ、しばらく読書を。昨日買ったばかりの、田丸雅智「たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座」を読んだ。わずか150ページほどの本で、簡単に読めそうな本だったので読んでしまおうと思い、一気読みした。2020年、増補新装版。WAVE出版。田丸雅智という作家は知らない作家だと思ったけど、検索してみると、島田さんも小説を書いていた「途派文芸集」の執筆陣のひとりだった。作品を読んでいるのに、まるで印象に残っていなかった。

 夜に帰宅し、Netflix で映画を1本。ジャルジャル主演の「あ・りがとう」を観た。「お笑い実力刃」でもやっていた、演者はジャルジャルふたりだけで、登場人物が入れ替わりながら、いくつものコントをつないでいく。その方式を映像作品でやっている。この手法は面白い発明で、お笑いの単独ライブの発想で映画が作れるという先例を示すことになるんじゃないか。監督は倉本美津留。そういえば、倉本美津留と一緒にジャルジャルが即興コントをやる形式のライブを観たことがあるが、あれは田丸雅智の本に書いてあったメソッドに似ていた。

 楽天マガジンで「週刊文春」を読むと、「新・家の履歴書」に戸川純が登場していた。「萩本欽一さんにもご挨拶しているんです。私のために台本を書いて、読み合わせもしてくれたけど、「君の笑いは二十時台の笑いじゃなくて、二十二時台の笑いなんだよな」と言われて、欽ちゃんファミリー入りを逃しました(笑)。けれど「すごく良いものを持っているから、じきに頭角を現すよ」とも評してくれて、嬉しかったですよ。」

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、スタジオは大竹まことと小島慶子だけで、ヒコロヒーはコロナでお休み、砂山アナは北京オリンピックの現地からレポートをする。聴きながら眠ってしまい、2時間ぐらいして、深夜に目覚めた。Netflix でもうひとつ、「全裸監督」のシーズン2、第7話、第8話を続けて観た。これで完結。最後まで飽きずに観た。「全裸監督」に対する批判があることは知りつつも、詳しくは把握していないのだが、シーズン2は村西とおるの転落を描いていて、村西のろくでもなさを露わにしている。けして、村西とおるという人物を英雄的に描いているだけではないとは思うが、しかし、最終的には憎めない人物というところに着地した。ラストシーンになり、ほんの短い場面に吉本のタレントがやたらとカメオ出演しているのは余計だと思った。

2021年10月19日火曜日

10月19日火曜日/テレビの合間に本を読む

◇ テレビ・読書

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「しゃべくり007」2時間スペシャルを観る。ゲストは3組、最初のゲストは有働由美子で、1時間以上やっていた。ウィキペディアを見てみると、くりぃむしちゅーと同じナチュラルエイト所属なのだ。2組目は空気階段。3組目のなにわ男子は観ないで消去した。午後は「徹子の部屋」を観た。江口のりこがゲスト。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、松坂の引退会見が入り、そのあと、ゲストの原口あきまさが登場した。今週は、この番組はものまね芸人ばかりが登場する。

 15時前に、駅前まで外出し、銀行に寄り、すぐに帰ってきた。先週にアマゾンの振り込みがなかったせいで、じわじわと苦しめられている。すぐにまた梱包をするつもりで、その前に読書を始めたら、眠くなり、少し眠ってしまった。じつにだらしがない。夕方、読書をするためにドトールに行こうと思っていたが、このまま、部屋で読書を続行する。カート・ヴォネガット「国のない男」を読み終えた。2017年刊、中公文庫。親本は2007年刊。ヴォネガットの小説はいくつか読んでいる程度で、理解が追いつかない部分はあるものの、このエッセイ集は面白かった。笑いについて書かれていることも多く、もっと早く読めばよかったと思った。それにしても、ヴォネガットの旧作は、ブックオフの110円の棚ではかつてはよく見かけていたのに、今ではめっきり見かけない。

 夜、スーパーまで買いものに行ってくる。小雨。また録画していたテレビ番組をいくつか。昨日から始まったEテレの新番組、「リフォーマーズの杖」を観た。だらしない生活をしている芸人たちのもとに未来人がやってくるという設定の、SDGsをテーマにしたドラマ。なるほど、だらしない芸人たちというのでこのキャスティングなのかと、観てから初めて気がついた。脚本は上田誠、構成は倉本美津留。倉本美津留作詞作曲の、「ズンドコ節」によく似たテーマソングも面白い。それから、「月曜から夜ふかし」という番組を、ほとんど観たことのない番組だが、JAGUARの特集があるというので録画しておいた。つい先日、「JAGUAR星に帰還した」という報道があったばかりだが、この番組に改めて出演したわけではなく、過去の出演回の総集編だった。編集がごちゃごちゃしていて、普段の視聴者向けに当たり前のように放送しているのか知らないが、放送日も表示されず、過去の映像なのか今の映像なのか、注意深く観ていないとよくわからなかった。爆風スランプの「Runner」のベースをJAGUARが弾いていたかのような放送をしていたが、これはリアルタイムで観ていて覚えていることだが、当時、爆風スランプはベース(江川ほーじん)が脱退していたため、歌番組に出演するたびにサポートメンバーを入れて演奏していた。JAGUARはそのときのひとりにすぎないはずだ。聖飢魔Ⅱのゼノン石川や、アルフィーの桜井賢、男闘呼組の高橋和也が参加していたことなどを記憶しているが、子どもだった自分にはわからないバンドのベースもたぶんたくさん出ていたのだろう。

 夜にまた読書。ひとつの本に集中せず、いくつかの本を読み始める。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、オンライン将棋を指し、なんだかわからないが勢いがつき、ブログも更新した。いつもはラジオを聴きながら文章は書けないのだが。「カーボーイ」を最後まで聴き、深夜3時過ぎに眠った。

2021年10月7日木曜日

10月7日木曜日/本が崩れる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から5時間ぐらい眠る。昨夜からだいぶ涼しくなった。録画していたテレビ番組をいくつか。「キョコロヒー」は時間帯を移動し、0時台昇格の初回。なんだかんだで、今、すべてのテレビ番組のなかでこの番組がいちばん楽しみ。テレビ朝日の「バリバラ大作戦」の枠に新番組がふたつ、まずは「空気階段の空気観察」を。格闘家を怒らせるだけの失礼な企画かと思いきや、もぐらへの逆ドッキリなのでほっとする。この番組はまだ特色が見えない。「ぺこぱポジティブNEWS」は、ぺこぱがキャスターとなり、ポジティブなニュースしか扱わないというニュース番組形式のバラエティ番組で、Eテレで放送してもいいような番組だと思った。企画は倉本美津留。

 昼はラジオ。ナイツと清水ミチコの「ビバリー昼ズ」を聴くと、さっそく、昨夜の「水曜日のダウンタウン」の話をする。オンエアを観て、ナイツはふたりとも、おぼん師匠と一緒におどけて戻ってきたくだりをまったく覚えていなかったと。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」も、オープニングは「水曜日のダウンタウン」の話題一色。現場もどうなるかわからず、最後は担当ディレクターも泣いたという。そして、ラストの東洋館での漫才は、さっそく、塙に漫才の手なおしをお願いしたものだったようだが、ある漫才作家の先生に書いてもらったもののため、結局、なおさずにそのままやることになったが、番組では使われていなかったつかみのネタは塙による作だったようだ。14時台は、おせつときょうたがゲスト。おせつときょうたほどの実力者が、「M-1」の1回戦で落とされるというのには驚く。後輩になめられるというが、こんなものは、おせつときょうたを落とす予選の審査員たちの見識に問題がある。

 15時台は、文化放送に切り替え、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を少し聴いた。今日も大竹まことが不在で、小島慶子とヒコロヒーを相手に、天久聖一が秋の味覚ベストテンを発表していた。そのあとのニュースで、すぎやまこういちの訃報を知る。Spotifyのポッドキャストでオープニングを聴くと、大竹まことはなんで不在なのかと思ったら、ただの夏休みだった。10月だというのに、砂山アナも夏休みで、小島慶子、ヒコロヒー、太田英明アナの3名の放送になっていた。ゲストコーナーもついでに聴くと、こちらには養老孟司がリモート出演。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊新潮」にチェッカーズの記事。チェッカーズの公式 YouTube チャンネルが開設され、再結成の可能性をフミヤに直撃取材しているが、高杢のことになると、「全くお付き合いがありませんし、もう、どこに住んでいらっしゃるのかも、音楽をやっていらっしゃるのかもわかりません」と。「私の週間食卓日記」には、鬼越トマホークの金ちゃんが登場していた。「ただ場を荒らすだけの仕事で、かつての「極楽とんぼ」的な役割か。この芸風に未来があるのかはずっと疑問に思っているが、これしかやれないからやるしかない。」 

 夕方に少し外出。今日はだいぶ涼しくなったが、まだTシャツで出られる。10月のあたまだというのに、いつもどんな服装をしていたか。駅前で用事を済ませ、ドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。今週はほとんど家にいる日が続いていて、ちょっと気が詰まってきた。2時間ほど、読書など。買いものをして、暗くなってから帰ってきたが、首が痛くてしかたがない。横になって、ラジオを聴きながら眠ってしまうかと思ったが、寝っ転がりながら、首を揉んだりしていたら、だいぶ元気になった。

 夜、録画していた「徹子の部屋」を観る。今日のゲストは渡辺えり。2年前に離婚をして、子どももいないし、コロナ禍で孤独を感じたという話を冒頭からするが、黒柳徹子に向かってそんな話をしているのがさっそく可笑しい。そのあと、親友が亡くなった悲しいはずの話になったが、亡くなる直前、病室で親友を見ていた渡辺えりに、親友は「怖い」と言ったという。「死ぬのが怖いの?」と渡辺えりが訊いたら、「ジュリ子(渡辺えりのあだ名)の顔が怖い」というのだ。神妙な顔をして親友を見ていた渡辺えりに、下から照明があたっていて、その顔が怖かったという。それが最期の言葉になったという話に、爆笑する黒柳徹子。

 夜遅くに大きい地震あり。22時45分頃。たちまち本が崩れ出し、奥の部屋が盛大にひっくり返った。震源は千葉県北西部。神奈川は震度5弱だろうか。寝床にしている手前の部屋の本は積みなおすが、奥の部屋がひどい。ここまで派手に崩れたのは、十年前の震災以来だ。いったん、あきらめようかとも思ったが、このままにしておくと、下敷きになっている本がどんな状態になっているかわからず、歪んでは困るので、深夜になるが、こつこつと積みなおしていく。積みなおすといっても、もとの状態が乱雑だったから、限界はあるのだが。

 深夜2時過ぎには眠ろうとするが、本を整理しているうちに眠れなくなってしまった。ツイッターでエゴサーチし、「ブックオフ大学」の自分の文章を名指しで褒めてくれている感想をひさしぶりに見つける。6日前のツイート。読書メーターでも良い感想を発見。励まされる。ぴったり途切れているときもあれば、立て続けに見つかるときもある。3時前にはなんとか眠る。


ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...