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2022年12月2日金曜日

12月2日金曜日/訃報とラジオ

◇ テレビ・ラジオ・配信・ポッドキャスト

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」には、コメンテーターにトンツカタン森本が初登場。続けて、「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」も観る。「アメトーーク!」は「新日本プロレス大好き芸人」。有田哲平、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンRG、ユリオカ超特Q、ジャングルポケット斉藤、鬼越トマホーク坂井というメンバー。蛍原が体調不良のため、MC側には土田晃之とフワちゃんが座った。さすが、テレビ朝日の秘蔵映像がたっぷりと使われ、プロレスを観ない自分でもこれは面白かった。橋本真也と小川直也の戦いを語る坂井が最後には涙ぐむ。

 昼はラジオをつけ、ラジオを聴きながらツイッターを覗いてみたら、渡辺徹の訃報に声を出してびっくりしてしまった。つい最近まで元気だったのにと思い、自分の日記を検索してみると、9月には中村雅俊と一緒に「徹子の部屋」に出演していた。61歳、敗血症。

 ラジオは、一之輔さんの「あなたとハッピー」のエンディングから聴き始めると、今日はこれから円楽師匠のお別れの会があると話していて、「ビバリー昼ズ」でもその話を引き継ぎ、円楽のお別れの会はちょうどこの「ビバリー」の放送中に開催されるのだという。会場はニッポン放送のすぐ近くのようだ。12時台は、桂雀々がゲスト。南佳孝と二人会をやってるんだそうで、大阪でやっているようだが、東京でもやってくださいよと高田先生。雀々は山下達郎とも仲がいい。オープニングから渡辺徹にはぜんぜん触れられないんだなと思いながら聴いていたが、エンディングでは、渡辺徹の「約束」を流した。そのあとの「中川家 ザ・ラジオショー」では、いきなりサンドウィッチマンがしゃべり始め、あれっと思わず番組名を確認してしまう。「ビバリー」でもしゃべっていたが、円楽のお別れの会に出席したサンドウィッチマンがニッポン放送に寄っていたのだ。話題はすぐに渡辺徹の話になった。中川家だけならばこういう会話にはならなかったような会話で、こういうときにサンドウィッチマンがたまたまニッポン放送にくることができたというのはなんという偶然だろうか。円楽のお別れの会に行ってきた伊達は「みんなへらへらしてましたね。」「爆笑につぐ爆笑でした。」 それから、「Number」の「M-1」特集、ファイナリストの話題にもなり、これもサンドウィッチマンが一緒だったことはよかった。

 午後もまた、録画していたテレビ番組といくつか。今日の「徹子の部屋」は森尾由美がゲスト。森尾由美に孫がいるとはびっくりする。現在、56歳。「白黒アンジャッシュ」も2週分まとめて、男性ブランコがゲストの前後編。「キングオブコント」以前に、配信で食えるようになっていたというのが今の時代ならではだ。

 夕方、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。タイムフリーで、今日の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、やはり、冒頭では渡辺徹の話をしていた。そのあとには今週はゲストがあり、パンサー向井が登場する。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 夜、アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」を第7話まで。ふと、アマゾンのレビューの点の低さに気がつき、これにはちょっと驚いたというか、いやな気にさせられる。第1話を観始めたときにはレビューを気にしていなかったが、いつからこうなってしまったのか。政治的な内容が特撮ファンの反発を買っているということなのか、それもずいぶん幼稚な反発だ。

 アマゾンプライムではもうひとつ、Aマッソと KID FRESINO の「QO」というツーマンライブの配信が始まり、どんなもんかと観てみたが、あんまり面白くない。お笑いと音楽のツーマンといっても、まるで対等ではなく、どう観ても主役は KID FRESINO のほうで、音楽のライブにAマッソがときどき顔を出すという感じでしかなかった。ツーマンというのならば、KID FRESINO のほうが芸人と同じ条件のパフォーマンスにするべきなのだが、それではおそらく、ビジネスにならないのだろうな。

 Spotify で、村本大輔のポッドキャストが始まっていた。先月から始まっていて、まだ初回が配信されているのみ。さっそく聴いてみると、さすがの話術ではあるのだが、しかし、政治ネタではなく、期待はずれのリスナーもいるだろう。6分半というのも短い。ゆったりしたペースで配信されるのならば、もっと長い時間のひとりしゃべりを聴いてみたい。村本がなにを思い、なにを考えているかに興味があるのではなく、興味の対象はその話術だ。


2022年11月9日水曜日

11月9日水曜日/舎人公園

◇ 泉岳寺

 早朝に目覚め、朝から都内に。京浜急行に乗り、泉岳寺まで。高輪ゲートウェイのあたりはあいかわらず工事を続けているが、その工事現場のあいだを通るようにして、オバケトンネルを潜り、芝浦にほうに出る。このトンネルは天井が低く、あたまを傾けて歩かないといけない。










◇ 舎人公園

 芝浦でひと仕事あり、午後には大きく移動し、足立区の谷在家というところまで行くことになった。舎人ライナーの谷在家という駅が最寄り駅だったが、近くに食べる店も少なく、しかし、このまま帰るのも面白くないなと思い、昼食はがまんして、舎人公園に行ってみたくなった。地図を見ると、舎人ライナーでひと駅隣り。さほど時間もかからず、舎人公園にたどりつく。公園の手前に吉野家があり、もうこの先に進むと飲食店はなさそうだが、ここでもまだ食べない。それからはただ、舎人公園を散策した。































 だだっ広い舎人公園は舎人ライナーにより分割され、園内マップを見ると、西側には野球場や競技場がある。東側のエリアには池などがあり、散策するならばこちらのほうが面白そうだ。舎人ライナーの駅を中心にして、南東のエリアから北東に進み、大池のまわりをぐるりと歩いた。初めて訪れた舎人公園だが、驚いたのは、池のカモたちが人間に慣れているのかまったく逃げないのだ。それどころか近づいてくる。近づいてきたってなにもあげられないのだが、写真はたくさん撮った。平日だが、池には釣りをするひとたちがいて、子ども連れの家族のすがたも多く見られた。

 舎人公園駅から舎人ライナーに乗り、西日暮里まで。舎人ライナーというのも初めて乗ったのだが、あまり風情のあるもんじゃない。西日暮里というのも薄汚い街で、公園で味わった爽快感をさっそく台なしにされるかのようだ。ここでようやく、遅めの昼食を。松屋に入り、牛とじ親子丼を食べた。650円。山手線で渋谷に移動し、東横線で帰ってくる。


◇ テレビ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・林家三平)と、それから、昨夜火曜の「午前0時の森」は、番組ポスターを貼らせてもらうために日本テレビ内を散策する企画。そのほか、「イワクラと吉住の番組」と「ランジャタイのがんばれ地上波!」は、ざっと早送りで観てしまう。

 放送直後にすぐに観た「水曜日のダウンタウン」は、第8回目になる「替え歌最強トーナメント」。今回は、後期高齢者のかたがたが審査を務める。出演は、嘉門タツオ、お見送り芸人しんいち、レイザーラモンRG、ハリウッドザコシショウ、チャンス大城、どぶろっく、清水ミチコ、くっきーという8組。1回戦の課題曲は「高校三年生」だったが、清水ミチコは美輪明宏のものまねで「ヨイトマケの唄」を歌ってしまう。嘉門タツオ、ハリウッドザコシショウ、どぶろっく、清水ミチコが勝ち残り、2回戦の課題曲は「上を向いて歩こう」。きっちりと高齢者ウケするネタに合わせている嘉門タツオは、2戦とも圧勝する。清水ミチコは2回戦も黒柳徹子のものまねで通し、もはや替え歌ですらない。清水ミチコと嘉門タツオが勝ち残り、決勝の課題曲は「また逢う日まで」だったが、清水ミチコはここでも瀬戸内寂聴のものまねで通し、ぜんぜん歌わずにしゃべりまくった。優勝したのは嘉門タツオだったが、清水ミチコが最後までふざけきっていたのはさすがだった。その場の観客の反応がどうであろうと、やはり、ダウンタウンの目があるせいだろうか。

 深夜、アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」を第5話まで。この回では西島秀俊が変身ポーズをやってみせるが、欲しいところにケレンの演出がないというのはやや不満な点か。「バットマン」シリーズを観ても思うことだが、そもそもの設定に、シリアスな演出とは相容れない部分がどうしても出てくるのではと思うがどうだろうか。その点、「シン・ウルトラマン」はうまかったという気がする。

◇ マネー

 メルカリから、「メルカリアプリでお金を借りられるようになりました」というお知らせがあり、これには驚いた。そんなにうまい話があるのだろうかと半信半疑になるが、メルペイスマートマネーというものだそうで、検索してみると、メルカリの利用状況により判断され、案内が届くということらしい。本人確認のみでお金が借りられるようなので、さっそく、マイナンバーカードで登録してみようとすると、写真の撮りかたに問題があるのか、どうもうまく登録されない。再度撮影するのもなかなかめんどうで、部屋の光の加減も悪く、すぐ影になる。顔写真でも登録できるようだが、顔写真になると余計に撮りにくく、これは自宅での登録はあきらめ、明日、どこかで撮ってくるか。そうすれば、お金が借りられる。メルカリには希望がある。

2022年11月5日土曜日

11月5日土曜日/「エルピス」が面白い



◇ 芝浦

 朝から都内に。まず、九段下のほうに用があり、それから、芝浦に移動。田町まで歩き、まだ午前中だったが、すき家に入り、豚かば焼き丼を食べた。580円。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクも買って飲んでおく。ベローチェに入り、ひと休み。今日は時間があるから、読書がたくさんできそうだと思っていたが、神経がひどく疲れている。Spotify で、ぼんやりとしばらく音楽を聴いていた。いつの間にか、あがた森魚のアルバムが多数配信されるようになっていた。初めて聴くものばかりだが、カバー曲がいくつもあるのが気になり、小泉今日子「快盗ルビイ」、松田聖子「風立ちぬ」、中森明菜「禁区」を聴いてみると、それぞれ面白い。読書は1時間もできなかった。





 田町から泉岳寺まで歩き、京浜急行の快速で帰ってくる。眠くてしかたがない。寄り道せず、昼過ぎにはもう、うちに帰ってきてしまった。

◇ テレビ

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」を観ると、「子ども記者会見」のコーナーにリリー・フランキーが登場していた。香取慎吾とは、草彅剛と一緒にやっていたラジオ番組の構成作家だったという関係なんだそうで、そういえば、リリー・フランキーはもともとはそういう仕事をしているひとだった。かつて、リリー・フランキーが「真剣10代しゃべり場」に出たときのことを強烈に覚えているのだが、この場でも、不思議なくらいに子どもたちをすっと惹き込んでしまう。「ほんとにひとが死ぬときってのは、誰も思い出さなくなったとき。」と、永六輔と同じようなことを言うのだが、案外、永六輔のような存在になっていくのかもしれないな。あるいは、野坂昭如とか。

 昨夜の「タモリ俱楽部」は「ナレーター基礎講座」という企画。服部伴蔵門、小坂由里子というプロのナレーターが出演し、そのテクニックに迫るというもので、これは面白かった。麻布十番のアオイスタジオというところでの収録だったのだが、冒頭、タモリが、はっぴいえんどのファーストアルバムが録音された歴史あるスタジオだと紹介する。そのほか、「ネタパレ」と「A-Studio+」(ゲスト・三谷幸喜)も。火曜の「アンタウォッチマン」は「2017年のジェラードン」という特集。来週は吉川晃司SPだそうで、いよいよなんだかよくわからない番組になってきた。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」では、恒例の「秋ドラマ辛口放談」があり、梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙が出演。4人全員が「silent」を絶賛し、3人が「エルピス」を評価する。こうなるともう、これは観るべきだろうと、深夜に TVer で、ついに「エルピス」の第1話、第2話を続けて観てしまった。第1話がまだ配信されていてありがたい。第1話は配信され続けられるようだが、第2話は一週間で終わってしまうから、今のうちにまとめて観てしまうのがいいだろうと思った。第1話は15分拡大の放送だったようだが、TVer ならば、2話合わせて2時間弱。評判どおり、観始めるととても面白く、ゆるむところがまったくない。テレビ局を舞台に、業界裏幕モノのようなミーハー的な興味を惹きつつ、冤罪というハードなテーマにもっていく。この手腕は見事としか言いようがない。マスコミの現状に対して、じつに批評的であり、はっきりと反権力的。麻生太郎のような人物も登場する。安倍晋三の映像が配信では静止画になっていることは「フジテレビ批評」で大島育宙がしゃべっていたが、(映像の権利の問題だろうが、)それを見越したうえで、めいっぱい挑戦している。なにより、それを軽やかに、俳優たちの素晴らしい演技とともに、すこぶる面白いドラマとして描いている。「仮面ライダー BLACK SUN」とも共通するものを感じるが、ニュースや情報番組ではできない戦いが、フィクションならばできるということが示されているようで、ふつふつと興奮させられるものがあった。

2022年11月4日金曜日

11月4日金曜日/ネズミが嫌がる超音波

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 昨夜に聴きながら眠ってしまった「ヒコロヒーのオールナイトニッポン0」を早朝に聴きなおし、それからまた少し眠りなおした。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「相方大好き芸人」。チュートリアル、三四郎、ぼる塾、囲碁将棋というメンバー。「ぺこぱポジティブNEWS」には伊集院光が出演。「注文に時間がかかるカフェ」というニュースが扱われ、どういうわけかというと、接客するスタッフが全員吃音者というカフェなのだ。神戸学院大学が企画したイベントで行われたもののようで、スタジオには、宮本昌子という筑波大学の教授も出演した。この話題を扱うときのコメンテーターが伊集院だったのはたまたまだったようだが、伊集院は尊敬してやまない兄が吃音者だという話をした。伊集院「今こう、その、ビジネス本とか必ず、すべての職業が、コミュニケーション能力が高いひとの勝ちだみたいなことを書くけど、俺、絶対違うと思ってんの。落語の世界でいうと、職人のおしゃべりなんていうのは腕に自信がないやつだっていう考えかたなの。ものを作るのにすごい優れてるひとは、ここにすべてのメッセージを詰めるから、ぺらぺらしゃべるようなやつはそこに自信がないやつなんだよって言いかたをするのね。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の金曜日のゲストに本宮泰風が登場。あの松本明子と夫婦だというのがどうもつながらず、高田先生はずっと不思議がっている。午後は続けて、「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。

 タイムフリーで、今日放送の「トーキョー・エフエムロヒー」もすぐに聴く。今週からスポンサーがつき、番組タイトルに「ヒアロビューティー presents」と入るようになった。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」でみうらじゅんが語っていたピカソ展から興味をもって調べたという話だったが、ピカソからブラックについて、そして、モネがめちゃくちゃ好きだというヒコロヒーは、モネについてたっぷりと語った。

 ツイッターから目にした記事、講談社「現代ビジネス」の「「東京の落語界」はどのように「分裂」してきたか? 愛憎が入り乱れる「複雑な歴史」」と題したコラムを読んだ。おそらくそうだろうとは思ったが、執筆者はやっぱり堀井憲一郎だ。「落語界は、もともと「かたぎの世界だとまっとうに生きていけなさそう」という連中がやってきても排除しない世界であり(そういう人たちだけで成り立っているわけではないけど)、人として緩やかに生きている人たちがけっこういる。そして寄席にいくとそういう怠惰な雰囲気が横溢としている時間帯があり、その空気に漬かるのは、背徳的でありながらとても居心地がいい。俗世から逃げる場所として、寄席は(とくに昼間の寄席は)すこぶるやさしい場所なのだ。客は尖った芸ばかりを見たいわけではない。くだらない時間を過ごせるのが寄席の素晴らしいところであり、緩い芸人を見るのはいろんな人の救いとなっている。ただ立川流は、少なくとも立川流本流の目的はそういうところにないだろう。」「立川流システムがどうなるかは、志の輔、談春、志らく、談笑らの弟子が、どれぐらいのスター性を持てるか、一人で大ホールをいっぱいにできる弟子をどれぐらい輩出できるかにかかっている。」

 録画していた今日の「徹子の部屋」は、箏曲家のLEOがゲスト。よく知らないひとだったから、ざっと早送りで観てしまおうと思っていたが、祖父がミッキー吉野とバンドをやっていたというので興味が湧いた。今野秀尊という祖父は、実業家として成功したようなのだが、ウィキペディアにも項目はなく、ミッキー吉野のウィキペディアを見てもその名は見当たらない。しかし、この世界にマニアはいるもので、ミッキー吉野のバンド歴を順に検索してみると、ミッキー吉野のキャリアを細かく記述してあるサイトを見つけ、そのサイトによると「66年には今野秀尊(G)率いる地元のセミプロバンド「今野秀尊&ニューキャメリアス」に参加し、ナイトクラブ・ダンスパーティ・コンサートなどで演奏活動を始める。」と書いてあるから、ミッキー吉野のキャリアのごく初期に関わりがあり、現在も交友関係が続いているというわけか。

 夜、アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」の続きを。第3話まで観たが、ルー大柴が演じる首相は、はっきりと、岸信介および、安倍晋三をモデルにしている。これは仮面ライダーを借りた政治ドラマだ。Netflix は登録しているだけで、たいして活用できず、ずいぶん無駄な金を払っている。「ビバリー昼ズ」で宇垣美里が薦めていた「ナルコの神」も、とりあえず、第1話だけ観始めた。

 ネズミの被害はあいかわらず続き、ネズミの糞も見つけるが、鼻が悪いから匂いがわからない。部屋がネズミ臭くなっていないだろうか。ネズミ避けはまるで効き目がなく、ほかに手はないかと検索してみると、ネズミが嫌がる超音波を出す機械があることがわかり、アマゾンでは二千円弱で売っていた。これを買えばいいんだと思ったが、もしかしてと思い、YouTube を検索してみると、ネズミが嫌がる音の動画がいくつもあった。しばらくはこれを試してみようか。そう思いながら、深夜1時半頃に眠る。


2022年10月30日日曜日

10月30日日曜日/「NHK新人お笑い大賞」

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 ずいぶん前からネズミの被害がひどく、がさごそと物音がするので、早朝に目が覚めてしまう。もうどうしようもない。録画していた昨夜の「Nキャス」の続きを観て、野田佳彦の安倍晋三追悼演説を確認した。ダビングのセットをしてからもう少し眠りなおし、昼前に起きあがる。録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、まずは、昨夜に起きた梨泰院の事故の速報から始まった。現時点で、151人の死者が出ている大変な事故だ。「ワイドナショー」も観ると、松本が1ヶ月ぶりに出演のほか、石原良純、河合ゆずる、マキシマムザホルモン・ナヲというメンバー。仲本工事の訃報は先週の放送で報じられていたが、加藤茶、高木ブーのコメントが出たことで、今週も改めて扱われていた。「TVタックル」には、田嶋陽子が出演していたが、かなりひさしぶりの登場ではないだろうか。そのほか、田崎史郎、堀潤、優木まおみ、宮崎謙介らが出演。

 録画をざっと片づけてから、やっとラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」を途中から聴いた。14時台は、大久保佳代子がゲスト。そのあとには、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」には談笑師匠が登場。用意されていたニュースのなかには、談笑師匠に合わせたのだろうが、日本テレビが定例会見で「笑点」の後継者について触れたこと、それから、「全国若手落語家選手権」の話題も含まれていた。吉笑さんが優勝したからこの小さいニュースをわざわざ入れたのだろうが、審査員の「江戸の風」発言が炎上していることは談笑師匠も把握してないんじゃないか。(その審査員はどうやら和田尚久なのだが、和田尚久が無名なので、和田尚久は炎上していないという不思議な炎上になっている。)そして、用意されたニュースには入っていなかったが、落語協会のパワハラ問題についても談笑師匠は触れ、円歌、天歌の名前もきちんと出していた。

 ラジオを聴きながら少し眠り、のんきなもんだが、起きあがり、録画していたテレビをまた観る。今日夕方に放送された「NHK新人お笑い大賞」を、結果を知る前に観てしまいたかった。生放送。会場はイイノホール。司会はフットボールアワーと浅田春奈アナ。審査員は、西川きよし、渡辺正行、久本雅美、よゐこ濱口、中川家剛、2丁拳銃小堀、ふかわりょうという7名。出場者は8組、AブロックとBブロック、4組ずつに分かれ、勝ちあがった2組の最終決戦により、優勝者が決まるというのは例年どおり。まず、Aブロック。出演順に、フースーヤ、パーティーパーティー、スパイシーガーリック、紅しょうがという4組。4組ともあんまり面白くなかったのだが、強いて選ぶならば、スパイシーガーリックかなとは思った。パントマイムを利用したコントなのだが、エスカレーターの動きしかやらず、たいしたアイデアではない。漫才の力量では紅しょうがでもいいような気もしたが、ちょっと恥ずかしくなるような古臭いセンスをしている。審査員7名は、きよし、久本、濱口、ふかわがスパイシーガーリック、渡辺、剛がパーティーパーティー、小堀が紅しょうがを選び、4票獲得したスパイシーガーリックが勝ちあがった。続いて、Bブロック。出演順に、10億円、トンツカタン、隣人、オダウエダという4組。この顔ぶれを見ただけでもBブロックのほうが激戦になるだろうとは思った。10億円というコンビは「ツギクル芸人グランプリ」で初めて知り、初見ですぐに好きになったが、いや、ここで観てもやっぱりすごく面白いと確信する。オダウエダも好きなのだが、「THE W」のときと比べると、小道具のチープな可笑しみが失われていないだろうか。10億円に勝ってもらいたかったが、審査員7名は、きよし、久本、剛、ふかわが隣人、渡辺、濱口がトンツカタン、小堀が10億円を選び、こちらも4票獲得した隣人が勝ちあがる。この時点でもう、今年は興味の薄い結果になってしまった。決勝が始まる前にコメントをふられた小堀が「僕、10億円、ほんと好きやったんですけどね。残念やなと思ってます。」と、総評以外のことをここでわざわざ発言した。決勝は、スパイシーガーリック、隣人の順にネタを披露し、意外や、最後は審査員満票でスパイシーガーリックが優勝という結果になった。

 録画残量を空ける必要があるため、もう少しテレビを観る。今朝の「ボクらの時代」は、豊川悦司、寺島しのぶ、広末涼子という顔合わせ。どういう3人なのかというと、「あちらにいる鬼」という映画で共演しているというだけの間柄で、豊川悦司が演劇出身だということも広末涼子は知らないくらいだった。豊川「これはひとによって違うと思うけど、演劇と映像の芝居の質っていうものが自分のなかではまったく違うようで、とにかくこう、伝える伝えるって舞台のうえではそういうふうに教わってきたものが、映像だと、とにかく伝えるな伝えるなみたいなタイプの監督さんと一緒に仕事をしたから。もうそんな自分を出さないでとか、過剰にやらないでとかっていうことをいきなりリクエストされたから、すごく自分のなかでそこがね、カルチャーショックみたいにあって。」 寺島しのぶからその監督の名を訊かれると、豊川悦司からは「北野武さんとか」という答えがすぐに出る。

 アマゾンプライムで、配信が始まったばかりの「仮面ライダー BLACK SUN」を観始める。仮面ライダーに特別な興味はないのだが、西島秀俊が出ているからちょっと観てみたくなった。監督は白石和彌。仮面ライダーをあまり知らないからどうだろうかと思ったが、いや、観始めたらそんなことは問題なく、これはすこぶる挑戦的な作品だ。いきなり、ヘイトスピーチとデモが戦う場面があり、怪人を使って差別問題を描いていることに驚かされるが、ヘイトスピーチの先頭に立つ差別主義者を演じるのは今野浩喜で、ちょっとしたカリスマのように描かれている。この題材を、エンターテインメントのなかでここまで正面切って扱う作品は今まであっただろうか。しかし、特定の国のひとたちを怪人と重ね合わせることには危なっかしさを感じもし、となると、怪人を倒すであろう、仮面ライダーとはいったいどういう存在なのかということになるが、惜しいところで2話に続いた。ネタバレが怖いが、これは1話ずつ、じっくりと観ていきたい。とても迫力のあるドラマ。総理大臣をルー大柴に演じさせる配役にも唸る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...