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2023年6月21日水曜日

6月21日水曜日/返却があるため

◇ 渋谷

 Spotify のニューリリースから、ライムスターの新アルバムを朝から聴いていた。スチャダラパーとのコラボ曲は、なんと、ザキヤマリミックス。どのザキヤマかと思って聴いてみたら、あのザキヤマなんだ。出かける前にブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。時間がない。もっと早く出るつもりだったのに、食べる時間もなければ、トイレに入るひまもない。てきぱきと動けない。

 昼から都内に。井の頭線の新代田駅の近くまで出たが、せっかくめったにこない土地にきたのに、図書館の本の返却があるため、のんびりしていられない。空腹にもなるが、新代田駅の近くには手頃な飲食店が見当たらず、すぐに井の頭線に乗り、渋谷に移動する。ひさしぶりに後楽に入り、レバニラ炒め定食を食べた。800円。それから、まんだらけに寄り、階段の百均から1冊だけ買う。時間の計算をすると、1時間半ぐらいは大丈夫かと思い、松濤のベローチェに入り、ひと休み。読書をしたかったのだが、隣りの席の若者連中の会話が耳障りで、Spotify で雨音を聴きながら読んでいた。

◇ ラジオ・テレビ

 帰りの電車内では、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。月曜の「午前0時の森」で劇団ひとりがしゃべっていたことがネットニュースになっていたようで、その「いいとも」の忘年会の話がより詳しく太田から語られた。そして、キャンドル・ジュンの会見の発言から、自殺について、さらには、石原慎太郎と対話した「たけしの日本教育白書」の記憶が思い起こされていく。

 横浜に戻り、西口の県民センターの返却ポストに県立図書館の本を返却する。結局、なんにも読めなかった本が2冊。地下に降り、有隣堂を覗いてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「FLASH」に載っていた「テレビマンがふだんチェックしている番組」のランキング1位、NHKの「ニュース7」を今日から試しに毎日録画して観てみることにする。今日の「徹子の部屋」は傑作選、小津安二郎生誕120年特集「小津映画を彩るスターたち」。有馬稲子、山本富士子、岩下志麻、笠智衆の過去の出演回の映像が流れた。

2023年5月22日月曜日

5月22日月曜日/冷風扇は涼しい

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。いよいよ3ヶ月遅れの更新。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「まつも to なかい」は、岡田准一と広末涼子がゲスト。先に登場したのは岡田准一。松本が黒田官兵衛が大好きだとは初めて知った。10分ぐらい経ってから広末涼子が登場する。同い年、同年デビューのふたり、広末に勉強のノートを借りたりする関係だったというのも知らない話だった。そのあとにはスタジオを移動し、岡田准一が武道家の日野晃を紹介する。今回は広末の話はほとんどなく、どうも内容が薄く感じられたが、番組最後には映画の宣伝が流れ、なんてことはない、岡田准一と広末涼子が映画で共演しているから出てきただけのことだったのかと最後になってわかった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングは、G7サミットから「THE SECOND」の話題に。高田先生はマシンガンズと三四郎に肩入れしている。12時台は坂本冬美がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。オープニングにマシンガンズが電話出演し、ここで語られる「THE SECOND」の裏話がすべて面白かった。例のごとく、この時間に漫才協会入りも決めてしまう。

 午後もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は中尾ミエがゲスト。現在、76歳。この年齢で、去年、舞台で宙づりをやったというのだからすごい。前回の出演からあまり時間が経っていないような気がして、保存はしなくてもいいかというつもりで観ていたが、徹子さんとしみじみ会話しているのがよくって、消去するのが惜しくなった。

 先週木曜の「アメトーーク!」は「バック・トゥ・ザ・家電芸人」。土田晃之、徳井義実、品川祐、かじがや卓哉というメンバー。「家電芸人」が始まったのは15年前だそうで、初期のころは観ていたが、年末特番の恒例企画になってしまってからは、年末年始はほかにも観る番組がたくさんあるから、忙しいので「家電芸人」は観なくなってしまった。もしかすると、観なくなってからは家電の情報からは追いていかれてしまっていたのではないか。今は全番組録画が普通なのかとか、5.1ch は古いんだとか、今回の放送を観ながら何度か驚かされる。昨日日曜の「週刊さんまとマツコ」は、さんまの自宅のテレビが緑色に映るというのは本当なのかを検証する企画。ここでも土田晃之が活躍していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「THE SECOND」の特集記事があった。書き手は中村計。決勝前の、マシンガンズ、囲碁将棋に取材している。たけしの連載は、たけしの「なりすましSNS」に困っているという話から始めていた。そんなアカウント、ほんとにあるのかな。そのあとには、ホームランボールをキャッチした少年からそれをおとなが奪ったという騒動について。その騒動のことをまったく知らなかったが、その映像が拡散され、炎上しているのだという。「どっちにしろ、この男は「大人のマナー」がまるでわかってないところが情けない。(略)ただ、オイラは、いくら情けないヤツだと腹が立っても、それをネット上に書き込んでつるし上げようなんて思わない。「匿名」であるのをいいことに、知り合いでもないヤツを叩くのは単なる〝リンチ〟でしかないんでさ。そいつらは、〝悪者〟を糾弾していい気になってるのかもしれないけど、憂さ晴らしで人の批判をしてるようなヤツは、ボール横取り男と〝同レベル〟だっての。」

 午後にブログの更新をもうひとつ。部屋がいよいよ暑くなってきたので、冷風扇を使い始めようと、まず、冷風扇のまわりに積みあがった本をどける作業にとりかかる。それから、水を溜める水槽を開けてみたら、カビみたいなものがあるようで、やっぱり汚れている。これは、去年、使わなくなったタイミングで洗っておかなければならなかったのか。風呂場にもっていって、ざっと洗い流す。冷風扇をつけると涼しい。

◇ 読書・ポッドキャスト・映画

 涼しくなったところで、部屋で読書をする。バカリズムの「バカリズム案」という本を一気に読んだ。2003年刊、廣済堂出版。もう20年も前の本になるのか。著者はコンビ時代のバカリズム。発売時からこの本のことは知っていたし、古本で何度も買ったり売ったりしているのだが、ちゃんと読もうという気には今までならなかったのだ。なにしろ、この種の本には、先行する名著として天久聖一・タナカカツキ「バカドリル」があり、それに比べると、この本ははっきりと劣っていると感じていたからに違いないのだが、改めて読んでみると、中盤、「位」と題するページには今のバカリズムとダイレクトにつながるようなアイデアがある。しかし、現在からすると、こんな時代だったかなと思うようなエロネタ、女性蔑視的なネタがとても多く、お笑い村的な閉じた空気も感じられる。あとがきを松下が書いていて驚いたのだが、読んでみると、この本はすべて升野が執筆したということを松下が書いていた。

 Spotify で、「だいじなケモノ道」というポッドキャストを初めて聴いた。いとうせいこうと九龍ジョーの番組。昨日の「サンデージャポン」に九龍ジョーが出ていたので、それをきっかけにツイッターを覗いてみたら、このポッドキャストのことを知った。すでに10回配信されていて、今のところはテレビの話題が多いようだ。9回目の「なぜ日本のテレビは芸人だらけになったのか」というテーマが気になり、まず、この回を聴いた。聴いていて、九龍ジョーが話そうとしたことと、いとうせいこうの話がちょっと違うんじゃないかと思ったが、いとうせいこうは欽ちゃんが芸人の地位を上げたという話から始める。もうひとり、キーパーソンとして名前があがるのは上岡龍太郎だ。上岡龍太郎が今もいたら、いとうせいこうの居場所はもっとあったのかもしれないのではと。


 眠る前に、アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「生れてはみたけれど」を観た。松田春翠の説明付き。タイトルから、どうも暗い映画のような先入観があったが、喜劇なのだ。惹きつけられる場面も多々あったが、まあ、これは勉強のようなつもり。深夜0時過ぎに眠る。

2023年5月19日金曜日

5月19日金曜日/中華街・小津安二郎展

◇ テレビ・ラジオ

 深夜にコインランドリーに行ってきて、夜明けとともに帰宅する。朝、2時間ぐらい眠り、録画していたテレビ番組をいくつか。ずっと録りためていたまま、まるで観ていなかった「私のバカせまい史」にようやく手をつけ始めている。昨年9月放送の2時間特番では、フジテレビがもっている「ものまね王座」のアーカイブがフル活用されていた。せいやがプレゼンする「ものまね番組ご本人登場史」というのがあり、初めての「ご本人登場」は、これは記憶のとおり、コロッケのものまねの際の美川憲一登場だった。清水アキラの「恋のメキシカン・ロック」では、橋幸夫が3回も登場しているというのがすごいのだが、それについて清水アキラに取材し、その清水アキラがスタジオにも登場したから盛りあがる。「恋のメキシカン・ロック」を披露しているところに、続けて、橋幸夫本人が登場するという2段重ねのサプライズがあった。続く、阿佐ヶ谷姉妹の江里子さんがプレゼンする「クイズ番組第1問史」でも、フジテレビのアーカイブが大いに活かされる。「なるほど!ザ・ワールド」「クイズ!年の差なんて」「クイズ・ドレミファドン!」がフジテレビの3大クイズ番組なんだそうで、いずれもプロデューサーは王東順。しかし、70年代以前になると、映像はほとんど残っていないのだな。さらば森田がプレゼンする「芸人のあるあるネタパッケージ発明史」では、中山涙さんがVTRに登場し、「あるあるネタ」のルーツはたけしだと定めた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。正午になり、この番組でも告知していた「ザ・東京漫才」のチケットを購入しようとすると、カンフェティの扱いかと思っていたら、GETTIIS とかいう別サイトの登録が必要になり、少々手間どった。無事に購入はできたのだが、システム手数料、コンビニ引き換え手数料で、330円も上乗せされるのは、そういうものだとわかってはいても腹立たしい。

◇ 中華街・山手

 午後から外出。雨降りの予報だが、外に出るとまだ降っていなかったから、傘をもたずに出た。横浜駅に着くと、京浜東北線がストップしている。川崎で停電が発生したとかで、横浜線直通は運行しているのかと思えば、電光掲示板からは大船行きが消え、桜木町止まりのみになった。関内まで行きたいのに、しょうがないから桜木町止まりに乗るが、桜木町に着いたら磯子行きが停まっていて、発車しそうだからこれに乗った。桜木町駅から歩かなければならないかと絶望的な気持ちになりかけたが、関内駅にたどりつけて助かった。しかし、雨が降り始めてしまう。まだ小降りだったから、傘を差さずに駅を出て、横浜スタジアムのまわりを歩き、中華街に進む。外国人の観光客たちは、あまり傘を差していないようだ。

 まず、昼食にしようと、中華街をぐるっとまわり、隆昌園という店に決める。この店に入るのは初めてかな。ランチメニューの玉ねぎと豚肉の細切り炒めを食べた。スープ、杏仁豆腐がつき、750円。しっかりと美味い。店内、端っこの席では、小学生の女の子がおとなしく宿題かなにかをやっていてかわいかった。雨は止まず、媽祖廟の先にドラッグストアを見つけ、ここでビニール傘を買った。朱雀門を出たところのまいばすけっとにも寄り、飲みものだけ買っていく。











 元町・中華街駅からアメリカ山公園にあがるエスカレーターに乗り、外に出る前に、カバンからパーカーを出して着ていく。半袖ではやや寒くなった。港の見える丘公園を抜け、神奈川近代文学館に。今回は「小津安二郎展」。生誕120年、没後60年という年である。800円のチケットを買い、入ってすぐのところ、いつも映像を流しているロビーにミニチュアセットがあり、ここだけ撮影可だった。小津風のローアングルで写真が撮れるという趣向。モニターには映画の予告編が流されていた。4本、計10分ほどのこの映像を観てから入場する。展示は三部に分かれていて、第一部「映画の世界へ」、第二部「小津安二郎の戦争」、第三部「芸術のことは自分に従う」と、題がついている。後半には神奈川県に関する展示もあった。小津作品についてはまったく詳しいわけでもなんでもないから、ここで初めて勉強することがとても多かった。特に、キャリアの真ん中に戦争があることの意味は、改めて、批評にあたるなどしてみたくなった。







 いつも、閉館時間を気にしながらということが多くなってしまうが、今日は時間を気にせず、のんびりと展示を眺めることができた。しかし、じつはこのあとに用がある。山手駅に出ようと、グーグルマップを確認しながら、知らない道を進んでいく。本牧通りに出て、ひとつ裏の暗渠を歩き、山手駅のほうに曲がる。この通りを歩けば、古本屋の自然林にいつも寄るのだが、気がつかずに通りすぎてしまった。今日は閉めていたのかな。山手から根岸線に乗り、洋光台の叔父宅を訪問し、夜遅くに帰ってくる。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・橋本マナミ)を観て、それから、「Mステ」の2時間スペシャルをざっと早送りで観ていく。3年ぶりにスタジオに観覧客が戻った。タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴けるところまで聴いて、深夜0時半過ぎに眠る。

2023年5月17日水曜日

5月17日水曜日/半袖で問題ない

◇ ラジオ・テレビ・映画

 朝に目覚め、まず、Spotify で、スピッツの新アルバムを聴きながら、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中からつけると、12時台はカニササレアヤコがゲスト。今まであんまり興味のないひとだったが、話を聴いてみるとけっこう面白かった。お笑い芸人、雅楽の演奏家だけでなく、エンジニアでもあるのか。昇太、乾貴美子の日だから、こういったひとの話を受け入れられるという面はある。ネタは改めて聴いてみると、のだゆきのスタイルにも似ていると思った。お笑いのフィールドよりも、寄席のほうが合うのではないだろうか。最後には告知もあり、このひと、新垣さんと一緒にライブをやってるのか。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を。今週は「THE SECOND」の出場者が毎日出演し、月曜のゲストはマシンガンズだった。火曜は、ケイさんが産休に入り、今週は「ビバリー」に引き続き、黒沢かずこがパートナーを務めていた。14時台ゲストは超新塾。まず、ネタを披露したが、これはかつてのネタと同じ形式のものだ。「THE SECOND」ではまた違うネタを用意してあるんだろうか。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行くが、もう、近所に出るだけなら半袖で問題ない気候だ。今日はそれ以外に外出せず、こういう日は録りためてあるテレビ番組を片づける。

 今日の「徹子の部屋」は、南こうせつがゲスト。南こうせつは本棚を整理していたら見つかったという永六輔からの手紙をもってきた。どうやら、坂本九の追悼コンサートで、南こうせつが「上を向いて歩こう」を歌うことになったそのあいさつということなのか、大トリでこの歌を歌うことを躊躇していた南こうせつに、この手紙でだめ押しをしたというかたちのようだ。文末には、永六輔の名前の横に「代黒柳徹子」と書かれていた。そのほか、デビュー前に淡谷のり子に叱られた思い出や、あるいは、吉田拓郎の引退についてしゃべったりなど。1975年の「つま恋野外コンサート」の映像も流れた。この番組にしては珍しく、編集しているとわかる箇所がいくつかあって、南こうせつ、たくさんしゃべったんだろうなあ。

 昨夜の「うたコン」は、この日、5月16日が命日の西城秀樹特集。木梨憲武が出演するというので、録画しておいた。西城秀樹ととんねるずの関係も濃いものだ。木梨憲武は宅見将典というひとと一緒に登場し、宅見将典がギターを弾き、憲武は「ラスト・シーン」を歌った。宅見将典というひとを知らなかったが、グラミー賞を受賞しているそうで、西城秀樹の親戚でもあるらしい。ほかには、野口五郎や岩崎宏美も出演し、このふたりを前に、ちょっと引っ込んでいる憲武がよかった。この特集のあとには、この番組初登場だというアルフィーが登場したのだが、アルフィーも西城秀樹とは縁があり、研ナオコのバックバンドをやっていた時代に知り合い、西城秀樹の家でカレーをごちそうになったという話をしていた。アルフィーと親しい憲武はこのコーナーにも顔を出す。番組最後には ZIGGY の森重樹一が登場した。じつは、司会の谷原章介とは子どもが同じ幼稚園に通っていたという間柄で、卒園式では森重が「GLORIA」を歌い、谷原がギターを弾いたという。しかし、園児に「GLORIA」ってどうなんだろうか。

 昨夜の「午前0時の森」ではマンガの特集があり、解説役にきたがわ翔が登場した。昨夜の「アンタウォッチマン!」はいとうあさこ特集。タレントパワーランキング、女性お笑い芸人部門の1位だそうである。カンニング竹山、大久保佳代子が証言者として登場。月曜の「キョコロヒー」は、国際フォーラムのイベント「生キョコロヒー」の様子を放送。3時間20分のイベントってすごいな。イベント中に、ゴールデン特番の放送も発表された。

 今日放送の「クローズアップ現代」は、ジャニー喜多川の性加害の問題を扱った。数冊の暴露本が並べられた映像から始まる冒頭にまず驚きがあった。BBCが報じたことから、ここまで風向きが変わったか。13人の元所属タレントが取材に応じ、そのうちのひとり、性被害を受けた元ジャニーズJr. が顔出ししてインタビューに答えていた。その手の暴露本は、古本を手にしたことはあるが、読んだことはなく、それらに具体的なことが書かれているのかはわからないが、このインタビューはとても生々しい。翌日に一万円を渡されたっていうのはすごいな。もうひとり、50代の元ジャニーズJr. のひとも、マスク姿、仮名で登場した。番組では、NHK自身も含めたメディアが今まで大きく報じなかったことについても言及する。スタジオには松谷創一郎が出演した。

 アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「晩春」を観る。「文藝春秋」に掲載された小林信彦の洋画邦画ベスト100 をしばらく連続していて観ていたのが、ラジオを聴くのが忙しくなったあたりから途切れてしまっていた。ひさしぶりにこの1本。神奈川近代文学館の小津安二郎展に行こうと思っているので、その予習でもある。映画は北鎌倉駅の場面から始まる。鎌倉の映画なんだな。会話の可笑しみにすっと惹き込まれる場面が何度もあった。

2022年11月2日水曜日

11月2日水曜日/叔父がまたくる

◇ 生活

 早朝から眠ろうとするが、眠れなくなり、ブログの更新をひとつ。Spotify のニューリリースから、原田知世のカバーアルバムを聴き始め、ようやく眠れた。

 午前中に家を出て、二俣川まで歩いていく。歩いてみると、今日はなかなか暖かい。叔父と正午に二俣川駅で待ち合わせ。ジョナサンに入り、昼食をおごってもらった。叔父と一緒に帰宅し、叔父は夕方に帰る。

 叔父が帰ってから、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは羽生善治。この番組は、27年ぶりの出演だという。羽生さんを観ながら、オンライン将棋を1局指したら、圧勝した。疲れてしまい、ラジオを聴きながら少し眠る。

◇ 雑誌・映画

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「私の読書日記」は橋本愛の担当。「唐突に、「阿部定」さんについて調べた夜がある。」という書き出しに驚き、いったいなにを書こうとしているのかと、ついつい読んでしまった。「テレビ番組でタレントさんが、「今の若い人は阿部定を知らない」と言っていた。彼女のことを調べてみようと興味を持ったのは、今では神のお告げだったとすら思う。なぜなら彼女は、自分がこの先演じる役と、あまりにも似ていたから。」 橋本愛は阿部定の犯行が「純愛」と解釈されることに違和感をもつ。その違和感について、かなりの字数を割いて語られたあとには、宇都宮直子「ホス狂い 歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る」という本が紹介されていた。この本で扱われている「ホスト殺人未遂事件」に、橋本愛は阿部定との類似点を見つけ、愛とはなにかという問いを考える。そして、後半も、いったいなにを言い出すのだと思う書き出しだが、「昔から、殺人、強制猥褻、暴行・傷害など、犯罪に手を染める人たちの、心理や生い立ちに興味があった。」と始まり、宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」が紹介されていた。

 アマゾンプライムで映画を1本。コゴナダ監督の「コロンバス」を観た。2017年の映画。日本では2020年に公開されている。コゴナダという監督を最近知り、小津安二郎を尊敬しているというこの監督に興味をもち、観てみたくなった。建築をめぐる映画といえばいいだろうか。事件らしい事件が起こることもなく、思索的にさせられる映画だった。深夜2時頃に眠る。

2022年8月29日月曜日

8月29日月曜日/ブックの日と鎌倉武士

◇ 音楽・ラジオ

 早朝にいったん目覚め、急に涼しくなり、ひさしぶりに布団をかけてもう少し眠りなおした。Spotify からニューリリースのチェックをすると、なんと、電気グルーヴの新曲が出た。「HOMEBASE」という曲。映画の主題歌か。一聴して最高、笑いの曲であることが嬉しい。朝からさっそく、くり返し聴きまくる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、ドラマ「拾われた男」と、清水ミチコの新刊を話題にし、そこから、2011年から2012年にかけ、友人たちがつぎつぎと亡くなり、高田先生自身も倒れたことをしみじみとふり返る展開になった。12時台は、飯島直子がゲスト。

◇ ブックの日

 朝から鼻水が止まらず、調子が悪いが、午後から外出する。毎月29日は「ブックの日」なので、ブックオフをまわらなければならない決まりになっている。まず、今月も鶴ヶ峰に。ブックオフに向かう手前の、いつも通る交差点に鎌倉武士の石碑があり、この石碑の存在は以前から知ってはいたが、日本史に弱いもので、特に関心をもったことはなかったが、どうやら、大河ドラマで話題になっているという話を小耳に挟んだ。畠山重忠という武将である。初めて立ち止まってみたが、しかし、なんの宣伝をしている様子もなく、大谷翔平が通っていたという神社もこの近くだが、はしゃぐことのない鶴ヶ峰という街が不思議だ。




 そして、ブックオフだが、まるでいい本がなく、午後からでは出遅れてしまったか。おまけに、店内に入ってからわかったが、この店舗では、26日から今日まで、20パーセントオフセールをやっていたようだ。目ぼしい品はもうおおむね買われてしまったのだろう。アプリのクーポンを使う都合があるから、500円を超すために、110円の文庫本を6冊買う。あまりにも買うものがなく、いつか読もうと思っている「ノルウェイの森」上下巻をついに買った。

 鶴ヶ峰駅に戻る直前に、雨がぽつぽつと降り始めた。雨の予報なのはわかっていたが、何時までもちこたえてくれるか。先月同様、鶴間から町田にまわるつもりでいたが、あまり時間もかけられないと思い、つぎは横浜駅に変更する。昼食を先にして、ムービル1階の金太郎に入り、マルヌカンジャン焼きスパを食べた。600円。マルヌカンジャンというのがなにかはわからない。それから、ビブレのブックオフに。ここでまだ2店目なのに、もう16時になってしまった。ここも苦戦し、110円の文庫本を3冊、220円単行本を1冊、なんとか見つけて買った。




 跨線橋を渡り、平沼のブックオフを目指すが、その前に、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べた。どうも疲れている気がする。3店目も収穫乏しいものの、時間はあまりかからず、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買っていく。いつもならば、もう何店かまわりたいところだが、元気がなく、今月はこれだけでいいかという気になる。夏の疲労からまだ回復できていない。東口のドトールに入り、ひと休み。とりあえず、休憩したくてたまらなくなった。

 雨は本降りにならず、西口に移動し、有隣堂を少し覗いていく。ヨドバシカメラにも寄り、録画用のDVDもついでに買っておく。今日は本をあまり買わなかったから、ほかの荷物も増やせる余裕ができた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、中井貴恵がゲスト。以前にもこの番組で語られていたのだと思うが、佐田啓二の一家と小津安二郎の関係が面白く、小津安二郎から幼い中井貴恵に送られたハガキがかわいらしい。そのほか、日曜の「おかべろ」(ゲスト・モグライダー)と、先週金曜の「A-Studio+」(ゲスト・マヂカルラブリー)も、それから、昨日の「ガキの使い」は「笑い飯の関西弁検定」という企画。これも面白かった。

 アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きも。第2話まで観るが、いや、改めて観たらすごく面白い。放送時は、「時効警察」に比べると笑いの部分で物足りない気がしていたが、ぜんぜんそんなことはない。小野栄一の出演も価値ありではないか。

 一昨日、日高大介氏への返信を無視されていることにもやついていたが、2日経っても無視は変わらず、やっぱりむかつくから、いったんは相互フォローになったが、フォローを外した。こちらの返信も削除。関わる必要なし。すっきりしたところで、深夜にブログの更新をひとつ。金の計算をすると未来はきびしい。もっとひまを作りたかった。

2021年1月2日土曜日

1月2日土曜日/ブログを更新する正月

◇ ラジオ・テレビ・ブログ

 早朝にいったん目覚めるが、ラジオをつけて、また眠りなおしていた。「木梨の会」をうっすらと聴いていたのが、気がつくと「ナイツのちゃきちゃき大放送」になっている。曜日の感覚がしばらくなくなっていたが、ラジオを聴いていると土曜日の感覚を得られる。聴きながら、もう少しずるずると眠った。

 今日もひたすらブログの更新と、息抜きに、録画したまま観そびれていた番組のチェックを。なんの番組をずっと観ているのかというと「徹子の部屋」だ。「徹子の部屋」はほぼ毎日録画していて、すぐに観るものもあれば、観ないで消去するものもある。いずれ観ようとレコーダーに溜まっているものがおよそ3年分。それを順番に観て、保存すべきものはDVDにダビングしている。

 17時過ぎ、日が暮れてから外出。ヤマトの営業所まで。二俣川まで歩き、ドトールで読書していく。読みかけの「活動写真弁史」の続きを少し、それと、「ミュージック・マガジン」2007年12月号の歌謡曲特集をつまみ読み。しかし、満足に読む時間はなし。今日も19時閉店で、1時間しかいられなかった。西友で買いものしてから帰る。

 ブログの更新ばかりしていると、時間の感覚がめちゃくちゃになる。更新に疲れると、テレビか映画かラジオとなり、どういう順序でそうしていたのかがわからなくなる。「さんまのまんま」の新春特番は録画して、恒例の、今田耕司のおすすめ芸人のところだけを観た。マイスイートメモリーズの図々しさが面白い。アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「長屋紳士録」。初めて観たが、素晴らしい。年末年始で聴きそびれているラジオ番組もだいぶ溜まっていた。水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」。ゲストが一之輔さんで、寄席周辺の話になってからががぜん面白かった。しかし、この番組のリスナーからすると、ロケット団ですら地下芸人並みの印象しかもたれていないことにはややショックを受ける。深夜3時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...