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2023年2月21日火曜日

2月21日火曜日/TOCビルの地下





◇ 広尾・白金台・五反田

 今日も朝から都内に。まず、広尾のほうまで出る用があり、それから、グーグルマップを見ながら、広尾から白金台を通り、五反田まで歩いた。昼食にしたいと思い、店を探しながら歩いていたが、決められず、正午を過ぎてしまい、ブックオフを優先する。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を3冊、単行本を1冊買う。TOCビルに行ってみたくなり、以前に入りそこねた、地下にある志野という店についに入った。名物メニューのニクシチというのを食べる。肉に七味がかかっているからニクシチ。辛いのは得意でないが、名物メニューなのでこれにしてみたが、隣りの席で食べていた生姜焼き定食もうまそうだった。982円かと思っていたら、税込み1081円。ちょうどぴったり小銭を出したら、1円はいいですって。











◇ 戸越銀座・武蔵小山

 TOCビルの地下をひとまわりしてみると、閉店している店がずいぶん多く、心配になる。いい空間なんだけどな。TOCビルを出て、さらに戸越銀座まで歩く。歩きすぎたせいなのか、背中が痛くなってきた。戸越銀座のベローチェに入り、ひと休み。読書をする気力はなく、ラジオを聴き、少し眠った。

 まだ時間が早いから、もう1店、ブックオフに寄ろうと思い、店舗検索をすると、武蔵小山店がお気に入り登録されていた。戸越銀座からは歩ける距離だ。ベローチェを出て、戸越銀座の商店街を進んでいくと、そういえば、商店街を抜けたところに古本屋があった。小川書店という店。忘れていたが、以前にも寄ったことがある。通りがかったからには無視はできず、外の百均棚を眺めていくが、風が強いわ寒いわで、あんまりじっくりと物色もできなかったが、小林信彦の「週刊文春」のコラムの文庫がまとまってあるのを見つけ、6冊買っていく。




 武蔵小山の商店街に入り、進んでいくと、真ん中ほどのところにブックオフがあった。お気に入り登録してあるのに、周辺の記憶がどうも薄く、店も想像より大きい。110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊、単行本を2冊買う。商店街を抜け、武蔵小山駅までたどりつくが、武蔵小山駅の周辺の風景もまるで記憶していなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、芦屋小雁・勇家寛子夫妻がゲスト。認知症の話を興味深く聴いた。「さんま御殿」も追っかけ再生で観てしまう。こちらは受験を勝ち抜いた有名人という括り。昨夜の「キョコロヒー」は、錦鯉の渡辺隆を主役にした「ちょうどいい銭湯」というVTRが面白かった。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「松任谷由実のオールナイトニッポン」を、戸越銀座のベローチェで途中まで聴き、残りをうちに帰ってきてから聴いた。これも「オールナイトニッポン55時間スペシャル」のひとつ。黒柳徹子をゲストに迎え、序盤からたっぷりとふたりのトークを放送していた。ユーミンと徹子さんの関係をよく知らなかったが、交流はあるようで、それにしても、ユーミンがけっこうずけずけと突っ込んだことを言う。そして、昨日聴いていたキョンキョンもそうだったが、ユーミンも記憶がとても細かい。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、14時台のゲストに今田耕司が登場。「あちこちオードリー」でもそうだったが、今田耕司の独身生活がやけに話題にされていて、そこはどうでもいいよと思いながら聴いた。今田は、情報は雑誌で得ているんだそうで、この雑誌的な感覚というのはおそらくある。東野にもあるだろう。ナイツにはそれがまったくない。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックを。「週刊朝日」の一之輔さんの連載は「笑点」新レギュラー発表の反響について書いている。読書欄にも一之輔さんのインタビューがあり、この連載をまとめた単行本の取材だが、インタビュアーは南陀楼さんだ。この取材時はまだ新レギュラー発表前だったようだ。

 「FLASH」には、成田悠輔の発言に対する批判的な記事があり、ツイッターのトレンドでちらっと見かけてはいたが、「高齢者は集団自決すべき」という発言が騒動になっているようだ。てっきり、ツイッターのなかだけの嵐なのかと思っていたが、「ニューヨーク・タイムズ」がこの発言を報じ、イェール大学は公式ホームページの成田悠輔のプロフィールに注釈をつけたという。この騒動を受け、この記事では「日本を代表する知識人たちがヒヨッコ学者の思い上がりに喝!」と見出しをつけ、養老孟司、加藤諦三、辻真先、玉村豊男、足立正生、柄谷行人といった高齢の知識人たちにコメントをもらっている。いちばん怒っているのは辻真先。足立正生も強く批判し、加藤諦三も嘆いているという感じなのだが、玉村豊男は理解を示している。養老孟司は「彼の発言にはいろんな背景があると思いますが、ひとつは、社会は〝順送り〟だから仕方がないという感覚が消えてしまっているんですね。」「彼の発言については、問題にする気も起きません。放っておけばいいと思います。でも、世の中は順送りなんだという、このことだけは強調したいですね。」と、きちんと分析しながらもどうでもよさそうだ。柄谷行人は「発言は知っていますが、事情がよくわからないんです。正直、興味もない。だから無責任なコメントはしません」

2022年10月24日月曜日

10月24日月曜日/発明家によるコメディ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から3時間ぐらい眠り、起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。先月9月8日放送、観そびれていた「SONGS」の石井竜也の回を観た。Char がVTR出演したのだが、石井竜也とは米米CLUBデビュー前に出会っている関係なのだな。Char「一個間違えるとコミックバンドみたいなんだけども、まあ、その要素もあって、僕的には、クレージーキャッツ、ドリフターズ、ビジーフォー以来だなっていうふうに思ってて。」「自分のミュージシャン友だちとはやっぱりちょっと違う存在」と語る。Char が「浪漫飛行」の制作にも関わっていたとは知らなかった。番組では、石井竜也が故郷の茨城を訪れ、半生をふり返るのだが、監督した映画「ACRI」の制作で10憶の借金を背負いこむことになり、それが米米の解散につながっていくというのも知らない話だった。映画公開の翌年、1997年に米米は解散している。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴いたことのある話をしているので、この放送はもう聴いたんだっけと自分の日記を確認してしまったが、ラジコの視聴履歴にもなく、聴いていないはずだ。ほかの番組でしゃべっていたんだろうか。ラジオを聴きながら眠ってしまうことも多く、それでうろ覚えにもなるのだが、この番組ではちょうど、ヒコロヒーの声は赤ちゃんが眠りやすい周波数の声だという話もしていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」をつけておく。平井の本棚の高野ひろし展のことをしゃべっていて、高田先生も松本明子さんも訪れたようで、うちからは遠いから、ぱっと行く気にはならなかったが、ああ、行っておけばよかったな。そのあとには、ゆにおん食堂の「ゆにおん本」の話もしていた。

◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 午後から外出。昨日から、だいぶ気温が下がり、空気がひんやりしている。帰りに買いものをしたいのに、雨の予報が気になったが、夜に降らなければ大丈夫だろうと思い、傘はもたずに出た。まず、京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。さっさと食べてしまおうと思い、駅前の富士そばに入り、カツ丼を食べた。500円。今だけのセール価格で、ちょっとだけ安かった。



◇ 映画

 イセザキモールまで歩き、横浜シネマリンに。「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ 発明中毒篇」という上映を観る。14時5分の回。月曜サービスデー、1100円。スタンプカードを出したら、もう期限切れだった。あとふたつでいっぱいだったのに惜しい。4列目の右端の席に座る。この上映は、シネマリンのスケジュールをチェックしていて知り、面白そうだと思い、観たくなったのだが、チャーリー・バワーズという名前は今まで知らなかった。紹介文を読むと、無声映画時代のコメディアンであり、発明家でもあるという人物なのだが、なぜか歴史のなかでは埋もれてしまっていたという。こんな人物、喜劇に興味があれば、惹かれるに決まっている。上映作品は短編6本、「たまご割れすぎ問題」「全自動レストラン」「ほらふき倶楽部」「怪人現る」「とても短い昼食」「オトボケ脱走兵」。少しうとうとしてしまい、上映順もおぼろげになり、映画の前にカツ丼なんか食わなければよかったと後悔したが、たしか、1本目はアニメーション作品だったはずで、事前にきちんと確認していなかったから、アニメーション作品が含まれることをよくわかっていなくて、なにが始まったのかと思った。バワーズというひとは漫画家でもあったのだ。ほかの作品を観ても、コメディアンとしての芸よりも、作中に出てくる発明品が面白い。となると、コメディアンとしても、映画作家としても捉えにくい。なまじ、チャップリンやキートンの喜劇映画を知っているから、そのような心構えで観ては間違いだったかもしれない。発明家によるコメディというべきか。考えてみれば、そう思わせるものは今のお笑いでもある。チョコレートプラネットやななまがり、かつてのフォークダンスDE成子坂など。

 映画を観たあとはブックオフに寄り、110円の文庫コミックを2冊、コミックを1冊、220円の文庫本を2冊、単行本を5冊買った。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄る。こちらでは、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。それから、横浜から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしてから、コーナンで買いものをして、夜遅くに帰宅した。雨には降られずに助かった。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 星川のマクドナルドで、市来広一郎「熱海の奇跡 いかにして活気を取り戻したのか」を読み終えた。2018年刊、東洋経済新報社。めったに読まないビジネス書だが、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」を観ていたせいで「熱海」が気になり、ブックオフで見かけて、つい読みたくなってしまった。しかし、熱海を訪れた記憶はなく、もしかすると、子どものころに連れていかれたことはあったかもしれないが、現在の熱海のことはまるでわからない。活気を取り戻したことも知らなければ、活気を失っていたことも知らなかった。観光地として衰退していた熱海の再生に取り組んだのがこの著者なのだが、2018年の本だから、その後、コロナにより、状況はまたまるっきり変わってしまっているだろう。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。朝に引き続き、観そびれていた「SONGS」、10月6日に放送された松任谷由実の回を観た。過去の「SONGS」出演回の総集編のような内容でもあり、ユーミンが宇宙に興味があるというのもよく知らなかったのだが、それは小松左京に影響を受けたのだという。「さよならジュピター」の主題歌をユーミンが手がけた縁があり、その曲が「シン・エヴァンゲリオン」に使われたというのも観ていないから知らなかった。スタジオでは、SKYEの演奏で「あの日にかえりたい」を、最後はAI荒井由実と「Call Me Back」を歌った。AIにされて、これほど違和感のないひともなかなかいないだろう。「SONGS」をもう1本、先週放送された原由子の回も観ると、サザンの楽曲のなかで、原由子がどういう仕事をしているのかがわかる面白い特集だった。

 今日の「徹子の部屋」は、新沼謙治がゲスト。骨折した話と、転んで流血した話、それから、亡き妻のママチャリを愛用していたら職務質問された話など。昨日の「笑点」は、木久扇の生誕85歳特集があり、大喜利でもお祝い企画があった。これは円楽が亡くなる前の収録だったんだろう。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の連載で、伊集院静が桑田佳祐から送られたという手紙について書いていた。伊集院静は桑田佳祐とは会ったことも話したこともないそうだが、一度だけ、遠くからすがたを見たことはあるという。四十数年前、ビクターの本社で、その年のヒット曲の表彰式があり、作詞家、作曲家の先生に混じり、サザンは「勝手にシンドバッド」、伊集院静はピンク・レディーの作詞で出席していたのだ。

2022年10月8日土曜日

10月8日土曜日/「キングオブコント2022」

◇ 生活・ラジオ

 早朝に起きあがり、「木梨の会」を途中からつけ、ブログの更新にとりくむが、眠くなり、もう少し眠りなおす。改めて起きあがり、ブログの更新。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら、ごちゃごちゃと雑務を。アマゾンの値段をいじっていてたまたま気がついたが、今日売れた本の在庫数が減っていなくて、なんだこれはと驚いた。もしかすると、二重に登録していたのか、それとも、もともと在庫数を間違えて入力していたのか。なんにせよ、売れた本の在庫がまだあるのはまずい。在庫数をゼロに修正するが、ところが、数分後に確認してみると、なぜかまた在庫が1に復活している。何度やっても同じ結果になり、とりあえず、ないものを買われてはまずいから、絶対買わないような値段に上げておくが、怖いから、最近売れたものも確認してみると、昨日売れたものはやっぱり在庫数が減っていないことがわかった。一昨日のものは大丈夫。昨日から障害が起きているのか。セラーフォーラムもめったに開かないのだが、開いてみると、やはり、同じような障害が多数報告されていた。商品の登録ができないという報告もあったが、これに関しては、昨夜に登録したものはきちんと登録されている。障害だとわかれば、すっきりはするのだが、安心はできない。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。午前中は雨降りだったが、午後には止んだ。文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を途中からつけると、ニュース解説には堀潤が、ゲストコーナーには拉致被害者家族会代表の横田拓也というひとが出演していた。誰だろうと思ったら、横田めぐみさんの弟なんだ。みなとみらいに北朝鮮の工作船が展示されているというのは知らなかった。近くに行くことがあったら、寄ってみよう。タイムフリーで、裏番組の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」も聴く。ニッポン放送は野球中継があるため、今日は1時間の短縮放送だった。どっちにせよ、いつもオープニングしか聴かないのだけど、東北では14時以降も放送されたようだ。富澤が、円楽の香典のお金を入れ忘れた話をしていた。

◇ テレビ

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、「子ども記者会見」のコーナーに尾木直樹が登場。昨夜の「ミュージックステーション」は、ユーミンの特集があるというので楽しみにしていたが、ユーミンが出るわけではなく、本人不在の特集だった。「タモリ俱楽部」でも触れられていた、1993年放送「タモリの音楽ステーション」の映像をここで観ることができた。タモリ、ユーミン、YOSHIKI がトークをしていた。それから、スマホ投票で選ばれたユーミンの名曲から、清塚信也が即興メドレーを披露する。そのほか、90年代リバイバルソングトップ10 という企画もあり、まるで予想がつかないランキングだったが、1位には椎名林檎「丸ノ内サディスティック」が選ばれていた。TikToker のタイガなんていうひとも知らなかったが、このひとが「接吻」を踊ったことで再生数がアップしたとか。

 先月に放送された「ザ・ベストワン」を少し観始めるが、ぜんぶ観ている時間はなく、「キングオブコント」ファイナリストの集結企画だけ、本戦の前に観ておきたかった。このコーナーは、ファイナリスト発表の2時間後の収録。このメンバーを「M-1」司会の今田耕司が仕切る。前年優勝の空気階段も出演し、ファイナリストたちに質問をする。「絶対負けたくない今年のファイナリストは?」との質問には、かが屋、ビスケットブラザーズ、クロコップが、や団をライバル視する。ネルソンズ、かが屋、ビスケットブラザーズの3組には、2019年ファイナリストという因縁もあり。「空気階段が優勝すると思うのは誰?」という質問には、ふたりそろって、いぬを挙げた。このコーナーは15分程度で終わり、短くて助かった。

 続けて、先週日曜に放送された「キングオブコント直前SP」も観る。ファイナリスト10組にサプライズで、恩人からのビデオレターを観てもらうという企画。登場順に、ニッポンの社長にはトミーズから、かが屋にはモグライダーから、ネルソンズには行きつけの飲み屋の店長から、ロングコートダディには見取り図から、ビスケットブラザーズには元バイト先のママから、コットンには横山由依から、いぬにはニューヨークから、や団にはハリウッドザコシショウから。クロコップにはお見送り芸人しんいちから、ここだけはビデオメッセージではなく、本人が登場。最後は、最高の人間にドランクドラゴン塚地からビデオレターが届いた。

 録画中の「お笑いの日」のオープニングも観ておくが、今年もまた、ダウンタウンの漫才形式のトークから始まる。ダウンタウンにコントをやらせようとしているTBSの意向があるようだ。生放送部分に移ると、ダウンタウンが登場と見せかけて、ダウソタウソが登場する。ハリーポッター役、向井理の魔法により、本物のダウンタウンになるという演出。「ザ・ベストワン」のスタジオからは、コサキンがさっそく登場した。

 「キングオブコント」本戦3時間は録画の都合で追っかけ再生ができず、一気に観たいから、放送終了を待ってから観始めた。梅田サイファーのテーマ曲から始まるが、10組のファイナリストの情報をしっかりと歌詞に入れているなかなか手の込んだものだった。そして、審査員の紹介となるが、ナレーションを今野浩喜が務める。かまいたち山内、ロバート秋山、バイきんぐ小峠、東京03飯塚、松本人志が順に登場。それからあっさりと本戦が始まった。出演順に、クロコップ、ネルソンズ、かが屋、いぬ、ロングコートダディ、や団、コットン、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、最高の人間(岡野陽一&吉住)という10組。

 トップのクロコップだけはどういうコントをやるのか認識していなかったが、昨年の傾向に続き、これはマンガ的な世界観を借用しているにすぎないコントだ。今年もこれが続くといやだなと思ったが、2番手のネルソンズはわりとオールドスタイル。結婚式に元カレが乱入するという設定のコントで、和田まんじゅうが可笑しいんだけど、笑いという点ではちょっと弱かった。このあたりから、司会の浜田が審査員コメントの時間に遊び始める。3番手のかが屋は、女上司とドMの部下のコント。賀屋の芝居がさっそく面白い。性癖ネタは去年の空気階段を踏まえた作戦だろうか、前回の決勝出場時に比べて、かが屋にしては強いネタをもってきた感じがしたが、しかし、審査員の点は意外と伸びない。4番手のいぬは問題作。キスをするだけのコントで、くだらなくて笑うんだけど、笑いのパターンがひとつしかなく、短い時間でもすぐに飽きてしまった。審査員はどう判断するかと思ったが、意外や、松本はここまでの最高点をつけた。飯塚はキスは禁じ手だと思うといい、評価基準が明確だ。5番手のロングコートダディは、料理人の長い帽子が看板に引っかかって落っこちるだけのコント。個人的にはこれがいちばん面白かったのだが、しかし、これがなぜか審査員の点は低い。6番手のや団はバーベキュー場のコント。死んだふりをすることから、異常な展開になっていく。今回の10組のなかでは、や団だけは生の舞台を何度か観ているが、3人ともがずっと変な空気をまとっているトリオだ。審査員の点は高く、や団がここでトップになった。松本が全組に違う得点をつけようとするのはわかっているので、ここからは極端に低いか、極端に高いかになると予想する。7番手のコットンは浮気証拠バスターのコント。坊主頭のきょんのほうが巧みな芝居で引っ張っていく。テレビでは何度も観ているコンビだが、今まで、ここまで上手いコンビだとは思っていなかった。審査員の点も高く、ここで1位タイになる。8番手のビスケットブラザーズは、野犬から助けてくれるセーラー服の男のコント。これもマンガ的な世界観を借用しているにすぎない。なんだか今年は汚い芸が多いなと思いながら観たが、しかし、審査員たちはなぜか高得点だらけになり、1位になった。9番手のニッポンの社長は、ロボットと少年のコント。クロコップ、ビスケットブラザーズが二次創作的ならば、ニッポンの社長ははっきりとパロディだった。ニッポンの社長には期待していたのだが、ショートコント的な展開に不満を感じた。暗転の多用に審査員の点も辛くなり、なんと最下位になってしまった。最後は、岡野陽一と吉住のユニット「最高の人間」。「岐阜ワンダーランド」というテーマパークのコント。それぞれ、演者としてはさすがの力量なのだが、しかし、これも借りものの世界観で、過激な部分がわりとイージーかなと思った。ファイナルステージは、や団、コットン、ビスケットブラザーズの順。や団は、気象予報士とずぶ濡れの男のコント。暴れまわるところが魅力だが、設定も細やかだ。コットンはタバコを吸う女のコント。演技で客をつかんでいく、きれいな芸風のふたり。審査員の優劣が分かれたが、飯塚は、や団のオリジナルストーリーに比べて、コットンはなにかのラブストーリーを踏襲しているから1点落ちると評価した。だけど、それではビスケットブラザーズの点が高くなるのは変だと思う。ビスケットブラザーズはバイト先の女子ふたりのコント。ディテールやリアリティとは無縁の異常設定で、1本目よりも笑うが、芸域がすごく狭くないだろうか。しかし、優勝はビスケットブラザーズ。今回の審査員の評価はかなりわからなかった。これはもう、バッファロー吾郎の二の舞にならないか。やっぱり、「M-1」とは違ってだらしがないのは、「キングオブコント」はどうもひとつの空気に流される。上沼恵美子とオール巨人、あるいは、上戸彩が「M-1」にいることがどれだけ大事か。いっぽう、「キングオブコント」では、ダウンタウンふたりが空気を支配してしまう。5時間の生放送の最後にこれがあることの弊害も感じる。

 その直後の「Nキャス」の録画も少し確認すると、「キングオブコント」の優勝会見の様子からスタートしていた。今年からは三谷幸喜のコメントが聴けると思い、楽しみにしていた。三谷幸喜は、コットンきょんのインスタもチェックしていた。深夜3時前に眠る。

2022年10月7日金曜日

10月7日金曜日/ユーミンの特集

◇ 生活

 早朝から眠り、やや遅めも時間に起きあがる。まず、ブログの更新をしようとするが、どういうわけか画像がアップされず、いろいろと工夫してみてもどうにもならず、どうしたもんかと困っていると、急に普通にアップできるようになり、なぜなおったのかわからない。ずいぶん無駄な時間を過ごした。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、磯山さやかが「ラヴィット!」でレッツゴーよしまさと共演したそうで、普段の志村のものまねが似すぎていて泣いてしまったと興奮気味に語る。12時台は、ミッキー・カーチスがゲスト。ミッキーさん、タイに住んでいたが、今は北海道に移ったのか。ツイッターを見ていないから、近況がわからなかった。絵を描き始めるようになったそうで、その個展が代官山のギャラリーであるために東京にきている。高田先生のツッコミに、ときどき、むっとしてみせるのも、ぴりっとしていて面白かった。この番組に、高田先生よりも目上のひとが登場することもだいぶ少なくなっている。

 遅くなってしまったが、夕方に外出する。雨降り。ざんざん降りで、すぐに靴のなかまで濡れてしまった。かつやに寄り、ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼を食べた。100円引き券を使い、659円。1時間ぐらいですぐに帰ってくる。

 ブログをもうひとつ更新しようとするが、眠気がひどくなり、書きかけのまま、1時間ぐらい眠ってしまった。目覚めてから仕上げる。なにをしているわけでもないのに、どうもだるい。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」を2日分、昨日のゲストは笑福亭鶴瓶。今日の放送は、広瀬アリスが初登場。昨夜の「アメトーーク!」は恒例企画の「コンビ芸人ホームルーム」。キャイ~ン、ダイアン、マヂカルラブリー、さらば青春の光が出演。MC側には、タカアンドトシのトシが座った。

 タイムフリーで、今日から始まった新番組「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。ヒコロヒーの「CURIOCITY」がリニューアルした番組だが、こんなタイトルにするかなというようなタイトルだ。ゲストなしになり、曲数が増えた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」では、林真理子と能町みね子が、それぞれの連載コラムで、国葬での菅義偉の弔辞について、両極端な感想を記している。「週刊新潮」は、中山秀征の連載が面白い。今週はついに、ABブラザーズについて語っている。コンビ活動のその後、「相方松野も自分のお笑いを求め、インクスティック芝浦で「ホンジャマカ」という一座を立ち上げました。」と書いてあり、それ以上の説明はないのだが、これは知らない話だったので驚いた。ホンジャマカはそもそも、松野大介が立ち上げた集団だったのか。「墓碑銘」の欄は円楽を扱い、広瀬和生、吉川潮がコメントを寄せている。「FRIDAY」には、中川パラダイスと鳥居みゆきがユニットを結成し、ライブを開催するという記事があったが、林灰二が演出するんだというところにちょっと驚いた。林灰二という名をひさしぶりに目にした。「週刊テレビのウラ側」というコラムでは、港浩一のフジテレビ社長就任により、とんねるず復権の可能性が噂されているとか。「週刊ポスト」のたけしの連載は猪木追悼。たけしプロレス軍団の思い出が語られている。

 「POPEYE」の最新号は、「僕にとっての、漫画のスタンダード。」というコミック特集。ダウ90000 の蓮見翔が、田島列島「水は海に向かって流れる」と九井諒子「ひきだしにテラリウム」を紹介している。ギャグマンガ特集には堀道広が登場し、ここで紹介されている「カッラフルなエッッブリデイ」という作品にも興味が湧いた。コンビニ本の「マイファーストビッグ」について書かれた記事も気になり、これはブックオフで見かけたら注意しておこう。しかし、今どきのコミック特集を読むと、自分のマンガ歴はつくづく90年代で止まっていると感じてしまうなあ。

 月曜に配信されていた、ユーミン特集の「BRUTUS」もようやく読んだ。「民放ラジオ99局と作る松任谷由実特集」と題し、ラジオパーソナリティが多数登場し、ユーミンについて語る。清水ミチコと寺坂直毅の対談、横山剣、藤原ヒロシ、松任谷正隆、鈴木敏夫らのインタビュー、爆笑問題とユーミンの対談など、もちろん、ユーミンのインタビューもたっぷり。藤原ヒロシのインタビューでは、「ユーミンの個性って、ずっとモラトリアムな感じが残っているところかな。だからこそ世の中の大きな流れが見えてくる部分もあるし、その中に入らない、というのもあると思います。」「僕はユーミンのことを、大メジャーのアーティストだと思ったことって一度もない。ずっとオルタナティブなところにいる人、オルタナヒーローなんですよ。」 と語られている、このモラトリアムというキーワードが、爆笑問題との対談ではユーミン本人からも語られる。ユーミン「あの、爆笑問題さんも、私も、どこか学生感覚でいるところがないですか?」「そういうモラトリアムの視点で世の中を見ていると、なんかわかることってあるじゃないですか。逆に大人の世界とか、駆け引きとか。そこに入っていっちゃうんじゃなくて、ずっと、それこそ無責任に傍観していると、見えてくることってあると思うんですよね。」「端と端、エッジーなことは見えやすいんだけど、中庸というのが実は一番変化していて、見えづらい。でも、中庸に居続けることが、ポップだと思うので。一回ぽっきりだったら、ものすごく過激なこととか、すごく保守的なことができるんだけど。音楽的にもそうだし、世の中もそうなのかもしれないです。中庸というのが実はすごく、難しいことなのかもしれません。」 横山剣さんが語っていることも、ユーミンのポピュラリティについて。「ユーミンさんの歌には、多摩丘陵の神秘のような魅力がありますね。単なるソフィスティケートされたシティポップでなく、中に龍が入っているような、神がかったスピリチュアルなパワーを感じます。地霊ごと盤に刻んでいる気がして、それはフィラデルフィア・ソウルのようで合点がいくんです。細野晴臣さんが中沢新一さんと対談した『観光』という本でも、ユーミンさんをアメノウズメノミコトになぞらえていましたが、本の中で2人がしているフィールドワークのように、ユーミンさんも国道16号という経路のツボに鍼を打つような、しかもそうした一連をさらっとスタイリッシュに表現するから、ここまでポピュラリティを得られるんじゃないかと。」 特集外では、巻末連載ページ、やついいちろうと宮沢章夫の平常心ブラザーズの連載はこの号が最終回だった。

 Spotify のポッドキャストで、いつの間にか、「問わず語りの神田伯山」が配信されるようになっていた。いつからだろうと思ったが、今日の放送で、ちょうどそのことを知らせていた。検索してみると、TBSラジオの番組がほかにもいろいろと配信されるようになっている。「問わず語り」は、放送後にすぐに配信されているのがありがたい。ポッドキャストでは「人間の証明のテーマ」はなし。今日の放送では、歌舞伎座公演の件で、談春師匠から電話がかかってきた話をしていた。まだ眠れず、ポッドキャストをいろいろと聴きながら、深夜3時半頃に眠る。


2022年10月5日水曜日

10月5日水曜日/羊の映画に驚いたり

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、下書きを書くだけでせいいっぱい。録画していたテレビ番組をいくつか。「イワクラと吉住の番組」を、観そびれていた先週分から観ると、この回のゲストには先々週から引き続き、ロングコートダディ堂前、ザ・マミィ林田という似た容姿のふたりが登場し、かわいいものについて語る。昨夜の放送には、番組のテーマ曲を歌っている佐藤千亜妃が登場した。昨夜の「刺さルール」は、なぜか15分拡大放送だったが、通常と変わるところなし。オズワルド伊藤の思いきった買いものが紹介される。

 同じく、昨夜に放送された「タモリ俱楽部」の珍しい特番は、時間も流浪し、火曜の夜に45分の拡大放送。ユーミンをゲストに迎えた「空耳アワー」。安齋肇、奥田民生も出演する。ユーミンとタモリの共演は、1993年の「タモリの音楽ステーション」以来だそうだが、そういえば、石井竜也と一緒に「いいとも」に登場したのを観た記憶があったが、検索してみると、「愛のWAVE」というデュエット曲のプロモーションで、1992年のことのようだ。空耳の映像に、奥田民生、バイきんぐ小峠、錦鯉まさのりが登場したが、奥田民生本人に言われないと気がつかなかったが、3人ともSMA所属なのだ。ユーミンが選ぶ過去の傑作選もあったが、過去の映像に出演していたのはひょっとして、お見送り芸人しんいちではなかったか。そう思い、ツイッターで検索してみると、やっぱり気がついているひとはいたが、番組ではなぜか誰も気がつかず、スルーされていた。ユーミン、ZAZYは好きなのに。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、昇太師匠が円楽について語る。愛媛の独演会の直前に訃報を聞いたという昇太師匠は、それを高座で話すべきか、話さないべきか、となると、「笑点」の裏話をする定番のマクラも使えず、目の前のお客さんをどうするかというのがまずあったという。12時台は、怒髪天の益子直純がゲスト。「ナイツ ザ・ラジオショー」もオープニングだけオンタイムで聴いた。

◇ 横浜・桜木町

 午後から外出。雨降り。パーカーを着ていく。気温が下がるという予報が出ていたが、部屋のなかではまだ半袖でちょうどいいくらいだった。まず、横浜に出て、五番街の龍王に入り、スパチキマヨボンバー丼を食べた。650円。大盛り無料だが、大盛りにしてもらったら苦しくなってしまった。ビブレのブックオフに寄り、あんまりめぼしいものはないかと、あきらめかけていたときにいい本を見つけた。110円の文庫本を2冊、コミックを3冊買う。跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄るが、こちらはまるで収穫なし。220円の単行本を1冊だけ。



 小雨のなか、桜木町まで歩いていく。動く歩道からランドマークプラザを抜け、クイーンズのベローチェに入ろうかと思っていたが、コンセントがなかったような気がして、店の前まで行ってやめる。トモズに寄り、栄養ドリンクを買って飲んでおく。センタービルのドトールに行ってみるが、この建物は、3階まで昇るのにエスカレーターを間違えるとずいぶんまわり道になる。わざわざやってきたが、しかし、スマホの充電をしなくても今日は問題なさそうだと思いなおし、コンセントのない席に座った。アイスコーヒーを飲みながら読書を始めるが、異様な眠気に襲われ、ラジオを聴きながら少し眠った。


◇ 映画

 横浜ブルク13にて、「LAMB/ラム」という映画を観る。18時55分の回。建物が改装中で、いつものエレベーターがわからず、エスカレーターで進もうとするが、エスカレーターの続きがわからない。奥にエレベーターを見つけ、時間ぎりぎりにたどりついた。水曜サービスデー、1200円。D列の右端から二番目の席に座る。「週刊文春」の「シネマチャート」の欄を読んで観たくなった映画だが、席はなかなか埋まっていて、評判なんだろうか。映画は無音から始まる。羊飼いの夫婦のドラマ。不穏なムードがずっと続くが、なにが起きているのかわからない時間がしばらく続いた。どうやら、羊の子を育てている。なにも起きていないようにすら思えていたが、羊の子のからだが映された場面に、まんまと驚かされてしまった。ネタバレ厳禁映画だが、前のめりにさせられる場面が何度かあった。ラストにもびっくりする。

◇ 読書

 21時前に映画は終わり、外に出ると、まだ小雨が続いている。横浜駅まで歩き、帰りの電車でも読書の続きを。額賀澪「拝啓、本が売れません」を読み終えた。2020年刊、文春文庫。親本は 2018年刊。まったく知らない作家だったが、タイトルに興味をもち、ちょっと読んでみたくなった。どうやったら本が売れるのか、編集者、書店、デザイナーらに取材していくのだが、新人作家本人が悩みながら取材していく本はあまりないかもしれない。同世代の売れている作家、朝井リョウや住野よるに嫉妬する部分も面白かった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日のゲストは安奈淳と榛名由梨。宝塚にはまったく疎いが、これは勉強になりそうだから、ちゃんと観ておこうと思った。有名なことなのかもしれないが、「ベルばら」の演出を長谷川一夫がやっていたというのも知らなかった。スタジオでは「ベルばら」の劇中歌も披露され、池田理代子、長谷川一夫が出演した過去の映像も観ることができた。

 夜になるといよいよ涼しくなり、寒くなった。開けっ放しだった窓を閉める。タイムフリーで、昨日火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、月曜にも音声が流れたが、東貴博が改めて猪木の話をしていた。Spotify では、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。祝日でもないのに、なぜか大竹まことは休みで、壇蜜といとうあさこの放送になっていた。ブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。ラジオを聴きながら、深夜0時半頃には眠る。

2021年1月6日水曜日

1月6日水曜日/「紅白」と筒美京平特番

◇ 二俣川

 午後、ヤマトの営業所まで。ご飯をどこかで食べようと、二俣川の商店街をひさしぶりにぶらついてみたが、閉まっている店がやけに多い気がした。ただの正月休みだろうか。結局、松屋というつまらない選択になり、旨辛焼き牛めしを食べる。星川に移動して、マクドナルドでしばらく読書を。コーナンで買いものをしてから帰る。

◇ 紅白

 夜、録画してあった「紅白歌合戦」をようやく観た。不思議なもので、無観客の「紅白」は、生放送の感じがまるで乏しくなってしまっていた。NHKホール以外からの中継も多く、どこかのスタジオで歌う場面は「SONGS」の特番のように思えてしまう。いや、NHKホールからの生中継であっても、観客がいなければスタジオと変わらない。観客の効果、そして、劇場の効果についても意識させられる。やはり、ライブであることこそがライブ感なのか。そのなか、無観客にも関わらず猛烈にライブ感を感じたのは、個人的には、意外にも五木ひろしであった。ライブ感とは別に、NiziU から瑛人の流れには現在らしさがいちばん現れていて楽しかったが、五木ひろしは現在らしい演出もなく、歌うのみで迫力を出していたのだから見事に芸人だと改めて思った。

 そのほかには、松任谷由実を楽しみにしていた。スモール3がサプライズで登場したことを、観る前にラジオで知ってしまってはいたが、コメディアンがコメディアンらしく登場していたのがとてもよかった。

◇ 電気ストーブ

 「紅白」を観ていたら、電気ストーブのコードが火を噴いた。使っていると、コンセントに差すあたまのところがやけに熱くなるようになり、断線しているのではと思っていたが、ほかに暖房器具がないのでそのまま使い続けていた。火を噴いた瞬間にすぐさま電源を落としたが、ごちゃごちゃといろんなものが置いてある部屋であり、ましてや紙類が多いから、非常に危険だったに違いない。しかし、このままストーブなしで何日も過ごせるわけはない。ただでさえ金がないのに、優先的に買わなければならない。

◇ 筒美京平

 12月30日にTBSラジオで放送された「筒美京平 Soulful Melody」を、タイムフリーが切れる前に聴いた。横山剣さんがパーソナリティだというから期待しないはずはない。アシスタントは平成生まれの山形純菜アナ。オープニングはいきなり、ジャック・ダイアモンド作曲、Dr.ドラゴン編曲、オリエンタル・エクスプレス「Dr.ドラゴンのテーマ」で始まる。

 1997年に、TBSラジオの番組で、小島一慶が筒美京平にインタビューしている貴重な音声があり、この本人の証言が放送されるのがこの番組の目玉だが、もうひとつの目玉はもちろん、筒美京平を語る横山剣だ。剣さんと筒美京平との直接の関わりは、1984年に DUCK TAILS でデビューしたときに、デビューシングルの「真夜中のサリー」を筒美京平に発注しているというのがまずある。剣さんの著書もひととおり読んでいるが、これは記憶になかった。筒美京平の弟である、渡辺忠孝によるディレクションなのだ。デモテープのアレンジを変えちゃったという剣さん、小沢健二の「強い気持ち・強い愛」を聴いたときに「この感じをオレは言いたかったんだみたいな。そういう注文のしかたをスタッフのひとに言えばよかったんですけど上手く言えなくて。」

 オンエア曲をぜんぶメモっておけばよかったのだけど、その一部を記憶で記しておくと、オックス「ダンシング・セブンティーン」、クレイジーケンバンドがカバーした「また逢う日まで」(モミアゲハンサムを山形アナに説明していた。)、平山みき「ビューティフル・ヨコハマ」の1970年版と1975年版の聴きくらべ、南沙織「17才」とその元ネタ、リン・アンダーソン「ローズ・ガーデン」(アメ車をスケールを少し小さくして高性能にするイメージと解説する剣さん。)、岩崎宏美「私たち」、麻丘めぐみ「悲しみよこんにちは」、最後は剣さんが特に好きな京平メロディを2曲、稲垣潤一「夏のクラクション」と、プロデュース曲である NONA REEVES「LOVE TOGETHER」。

 こういうことはやり始めると大変なので、完全を目指すつもりはないブログですが、今日は興が乗って少し書き残した。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...