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2021年10月18日月曜日

10月18日月曜日/「復讐するは我にあり」

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝、寒さで目覚めてしまい、服を重ね着して、もう少し眠りなおす。午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。「千鳥かまいたちアワー」という番組を初めて観た。宮沢りえがゲストだというので、これは観ておきたくなった。大悟が「みなさんのおかげです」のコントに触れ、千鳥、かまいたち、それぞれの年齢をウィキペディアで思わず確認したが、宮沢りえがすさまじい大活躍をしていた時代、つまり、昭和から平成にかけての数年間は、彼らは小学生から中学生にかけてといったあたりか。宮沢りえがいかに大スターだったかというのを改めて思い返す。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・ヒロシ)から「ナイツ ザ・ラジオショー」を続けて聴く。ナイツはそれぞれ「内村文化祭」を観に行った話になった。土屋は、中津川弦さん、あいなぷぅ、桂枝太郎と並んだ席になり、枝太郎が、あいなぷぅを寄席のマジシャンだと思い込み、「小三治師匠、大変でしたねえ」と話しかけていたという話に笑った。14時台は、コージー冨田がゲスト。兄のはなわとは親しく、塙も、ナイツが売れる前からよく知っている関係なのだ。最近のイチオシネタだという関口宏のものまねが傑作。そのほかにもやってみせた、タモリとたけしの会話は「いいとも」最終回、おぼん・こぼんを語る石橋貴明は「石橋、薪を焚べる」で実際にしゃべっていたこととおそらく同じで、その記憶力、再現力がすごい。あるいは、鶴瓶のものまねで、誰がゲストでも「A-Studio」にできるというネタもあり、ミネラルウォーターをゲストに迎え、ミネラルウォーターについてそれらしいことをしゃべる鶴瓶をやってみせた。録画していた「徹子の部屋」を観ると、こちらのゲストは三遊亭小遊三。小遊三一門が集まった写真のなかに、番組ではなにも触れていなかったが、ナイツのすがたも確認できた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載は「『M-1』で変わった言葉と時間」と題し、まず、「鉄板ネタ」や「手数」といった言葉は昔は言わなかったということが語られている。その代わり、最近は「息と間」という言葉は使われなくなったという。漫才の時間の感覚についても語られていて、「M-1」が定着したことで、今は4分が基準になっているが、巨人の時代は15分くらいで作っていたという。「今、漫才界は日本の陸上界とちょっと似ている気がします。短距離が人気あって、長距離のほうはかつての栄光から遠ざかりつつある。」「それはそれで喜ばしいことなのですが、僕は長距離走者の成長も期待しているんです。」

 午後に近所の郵便ポストまで投函に行き、部屋で読書をして、それから、1時間ぐらい眠ってしまう。目覚めて、もう少し読書の続きをした。夜になり、スーパーまで買いものに行き、すぐに帰ってきた。たいしたことはしてないのに、どういうわけかすぐに夜になる。

◇ 映画

 タイムフリーで、今朝の「伊集院光とらじおと」を聴くと、柄本明がゲストだった。明治座の舞台のプロモーションだが、語られていることは芸論だ。柄本明の話を聴いているうちに、今村昌平監督の作品を観たくなり、アマゾンプライムで探すと、「復讐するは我にあり」(1979年公開)が「見放題が終了間近」になっていた。今までどうも縁がなく、いつか観ようと思っていた映画だが、今が観るべきタイミングだろう。なかなか観る気になれなかったというのは、気楽に観るような映画でもないからだが、いや、これは強烈だった。2時間20分の長さだが、ぐいぐいと惹き込まれていった。まず、前のめりにさせられたのは、最初の殺害の場面で、これがなぜだか滑稽な感じもする。だからこそ、なんだこれはと思わされる。緒形拳が主演であることはわかっているのだが、取り調べの場面では、どっちが刑事かわからない。その緒形拳がだんだんと恐ろしくなっていく。それから、さらに釘づけにさせられたのは、三國連太郎と倍賞美津子の露天風呂の場面で、これはちょっとすごいシーンだと思った。十代のころにこの映画を出会っていたら、忘れられない映画になっていたに違いない。今年は「愛のコリーダ」も初めて観たが、助平に関しては、大島渚よりも今村昌平のほうに軍配をあげたくなる。喜劇のファンとしては、ミヤコ蝶々と清川虹子の芝居もたまらなかった。

 深夜、タイムフリーで「村上RADIO」を今日も聴く。先週水曜は、第11回「ジャズが不得意な人のためのジャズ・ヴォーカル特集」の再放送。番組でかけていたラヴァーン・バトラーを、Spotify で改めて聴きながら、深夜3時過ぎに眠った。


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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...