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2024年11月22日金曜日

11月22日金曜日/入所の手続き

◇ 病院

 早朝に目覚め、SNSをちょっと覗いたら、桂雀々急死の報に驚く。いや、驚くというよりもあまりにも現実味がない。眠りなおせなくなってしまい、雀々のインスタを見つけて、ずっとさかのぼって眺めていた。最後に観たのはさんまと桑田佳祐がゲストに出た国際フォーラムの会だったろうか。ゴミを出しに行き、ブログの更新をひとつ。それからもう少し眠りなおす。

 午後から外出。時間に余裕がなく、あわただしく飛び出してきてしまったが、外に出てみると暖かい。ジャンパーを着たが、パーカーでもよかったくらいだ。鶴ヶ峰のバスターミナルからバスに乗り、上白根町まで。車内、今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴いたが、オープニングではもちろん雀々の話をしていた。年末の雀々の会に高田先生がゲストに出るはずだったのが中止になっていたことも知らなかったが、その会のために、本当は今日は雀々がゲストにくるはずだったのだ。

 上白根町のバス停から歩き、老健施設に入所の手続きをしに行く。約束の14時、5分前に到着すると、今回はもう受付に担当者さんがいらした。先週に説明を受けた1階の同じ部屋に案内され、入所の手続きをする。契約書にたくさん印鑑を捺した。来週の火曜にはいよいよこちらに移ることになる。手続きは1時間ぐらいで終わり、向かいの商業施設のベンチに座り、いったん落ち着く。上白根病院から電話があり、さっそく、病院のほうに連絡が行ったようだ。館内にはクリスマスソングが流れていて、2階にはクリスマスツリーが飾られていた。

 施設と病院は近いので、もともと寄っていくつもりでいたのだが、その前になか卯に入り、天然いくら丼を食べる。920円。それから上白根病院に着き、今日は初めてちゃんと面会者の用紙を書いた。今日は看護師さんも多く、何人かにあいさつされたが、結局、誰も覚えられないまま退院してしまうことになるか。一応、母にも施設に移ることを説明するが、たぶん忘れてしまうだろう。向かいのベッドの90歳のお婆さんともまた同じような会話をしたのだが、今日は斜め前のベッドのお婆さんも会話に加わってきた。

 鶴ヶ峰まで歩き、旭図書館に寄っていく。4冊返却し、新たになにか借りていこうと棚を眺めていくが、うちにも読む本がたくさんあるし、予定も安定しないから読める気がせず、今日はなにも借りなかった。鶴ヶ峰から横浜に移動し、電車内で眠る。西口、地下のドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。

◇ 読書・テレビ

 ドトールで、モブ・ノリオ「介護入門」を読み始め、帰りの電車内で読み終えた。2007年、文春文庫。初出は2004年の「文學界」。同年、芥川賞受賞。今、この小説の評価ってどうなってるんだろうな。文庫解説は筒井康隆。「明確なストーリイ展開もないままに語り手の心情を一人称でえんえんと書くというのは特に作家にとっては食指が動かざるを得ないまことに魅力的な手法なのだが、これをやって読者を退屈させないためには「何でもあり」の小説を沢山読んだ上で「何を書いてもよいのだ」という確固とした信念を持っていないかぎりできるものではない。この「介護入門」がそのような初歩的な水準をはるかに越えているのは作者モブ・ノリオの正統的な読書歴の賜物だ。」って、ずいぶんな過大評価じゃないか。解説の最後には朝日新聞記者への私怨が書かれている。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は浅野ゆう子がゲスト。室井滋とは二十代のころからの友だちだそうで、室井滋からコメントのVTRがあった。浅野ゆう子は室井滋と出会ってから自分の芝居が変わったと語る。芸能生活50周年になり、30年ぶりに歌のライブを開催するという。新曲は三宅裕司がプロデュースなのだ。

 昨夜の「私のバカせまい史」は、さらば青春の光・森田がプレゼンター「なんで主人公が1位じゃないんだ!漫画の人気キャラ投票史」。調査対象は歴代発行部数300位以内のマンガ。スタッフが国会図書館などで調べたところ、人気キャラ投票の元祖は 1980年の「キン肉マン」。マンガを離れて、センスとベタの話になっていった。ヒコロヒーはお笑いで食えない時期にマンガで入選したことがあるって。

 観そびれていた7月放送「アメトーーク!」の「東京で生まれ育った芸人」を今ごろ観ていた。矢作兼、飯尾和樹、三四郎小宮、品川庄司、サルゴリラ児玉、ぼる塾あんり、鬼越トマホーク金ちゃんというメンバー。MC側には、博多華丸、ダイアン津田が座る。品川と飯尾はじつは同じ高校出身なのだ。東京出身芸人はパスワークがないという品川の指摘。品川が大阪の芸人に「ダウンタウンマウントを取られる」というと、ダウンタウンが好きだという東京吉本の芸人をダイアン津田は疑っている。矢作「ダウンタウンがなんだっつうんだよ。」 小宮「とんねるずさん対ダウンタウンさんみたいな構図を自分のなかで思ってて、なにがダウンタウンだってずっと思ってがんばってきました。」 矢作は冗談で言ったのに小宮が広げる。

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2024年11月16日土曜日

11月16日土曜日/客観的に自分を見る

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「週刊フジテレビ批評」では、「侍タイムスリッパー」の安田淳一監督と「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督の対談があった。この対談は次週に続く。放送直後の「勝手にテレ東批評」を観ると、この番組を甲斐よしひろが欠かさず観ているという話が、上柳昌彦から伊集院に伝わり、ついにこの番組で語られた。ゲストは小木博明。「THE MANZAI」で、オチが決まってないのに漫才をした話。

 午後から外出。曇り空。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。バスの車内では、タイムフリーで、昨日金曜の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは八嶋智人。宮藤官九郎と同い年なんだな。「古畑任三郎」での田村正和のエピソードをものまね入りで話す八嶋。高田先生はキムタクのエピソードもおねだりする。八嶋智人が「すごかったなあと思う役者ベスト3」は、小芝風花、段田安則、風間杜夫。

◇ 病院

 いつもどおり、まず、なか卯に入り、鶏から丼とはいからうどんのセットを食べる。820円。それから、上白根病院に。病室に入っていくと、母はベッドにいない。看護師さんが向こうの待合室のほうにいるというので行ってみるが、うろうろしているのを受付の女性に見つかり、面会の用紙を書かされた。タイミングを間違うとこれがめんどうだ。受付の女性が探しに言ってくれて、戻ってきたというので病室に行くと、母はどうやらトイレに連れて行かれていたようだ。施設に面談に行ったこと、これからの流れを説明して、説明しているときには理解しているとは思うのだが、たぶん忘れてしまうだろう。30分程度で病院を出る。

 17時前にはもうすっかり暗くなるようになった。鶴ヶ峰まで、ラジオを聴きながら歩いていく。鶴ヶ峰から星川に移動し、イオン天王町のフードコートに行くが、土曜の夜は混んでいる。マクドナルドのアイスコーヒーとクッキー&クリームの三角チョコパイを食べながら読書する。フードコートが暑くて、途中でジャンパーを脱いだ。安部公房「壁」を読み終える。新潮文庫。昭和63年改版。神奈川近代文学館の「安部公房展」の前にこれだけは読んでおきたかった。

◇ ラジオ・YouTube・テレビ

 夜遅くに帰宅する。やけに暑くて疲れてしまっているのだけど、スマホから気温を見ると、20度以下になっているから不思議だ。テレビを観る体力なし。パソコンのラジコの地域判定が狂って、兵庫になっているのだけど、「木梨の会」は兵庫でも放送されていた。今朝の「木梨の会」を聴き始めると、どこから放送しているのかと思うような音声だ。どうやら、前の時間の新浜レオンの番組に出て、移動しながらしゃべっていたようだ。所ジョージも生出演。今週はもちろん、最初からとんねるず武道館ライブの話になる。所が憲武の楽屋に行くと、田辺社長や秋元康がいたという。所の隣りの席がホリケンで、1曲目から号泣してたって。綾小路翔は「氣志團万博」があるのに時間ぎりぎりで観にきていたそうだ。

 YouTube の「貴ちゃんねるず」の「音漏れ隊」の後編を観たら、自分がけっこう映っていた。あの場にものまねのこにわがいたとは気がつかなかった。しかし、客観的に自分のすがたを見るのは恥ずかしい。楽しく過ごしていたはずなのに、なぜだかぜんぜんその様子が表れていない。


 少し疲れがとれてから録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「Nキャス」は世界野球の中継が延長したため、35分遅れのスタート。中国のSNSの投稿がきっかけになり、50キロ離れた土地の名物の肉まんを食べるために自転車で移動する若者が大量に現れたというニュース。人手不足の解消に立ち仕事に椅子が導入されているという特集など。

 録画の都合で「にちようチャップリン」はオンタイムで観てしまう。内村不在回、「チャップリン的ゴットタレント」という特集。ハンジロウが舞台袖からレポートする。たんぽぽ白鳥とチェリー吉武の夫婦、SMAからは、アキラ100%、松本りんす、小仲くんのユニット、元Bコース歩子のタイツ芸、最後はRGのジョブズと谷+1のユニットが出演。

 タイムフリーで、聴きそびれていた月曜の「ビバリー昼ズ」の続きを聴く。12時台ゲストはタブレット純。マネージャーが「ビートたけしのオールナイトニッポン」のハガキ職人だったそうで、「ビートかずお」と名乗っていたらしい。タブレット純から出た安達明という歌手の名前に高田先生が喜んでしまい、一緒に歌を歌う場面があった。一時期の談志師匠と市馬師匠みたいだ。タブレット純の「おすすめの昭和歌謡ベスト3」は、3位は三波伸介の弟子、すずめの「ゆめ女」。2位はボニージャックスの「アトムズマーチ」。これはヤクルトファンの高田先生に合わせた選曲だが、高田先生はジャイアンツのファン感謝デーの総合演出をしたことがあるんだって。そんな仕事は初めて知ったな。タブレット純は野球解説者のものまねもできる。1位は美女と毒蝮三太夫「毒蝮のありがたや節」。ずいぶん昔に「笑芸人」で出した「コミックソングレコード大全」には、なんと、タブレット純は古本屋時代に協力していて、本名で名前が載ってるんだという。石破茂がタブレット純のファンだという情報もあり、驚きの情報だらけだ。

2024年11月11日月曜日

11月11日月曜日/不倫報道とかいろいろ

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 週末の情報量が多すぎて、ぐったりしてしまう。ブログの更新をしようとするが書きあがらず。SNSからは玉木雄一郎の不倫報道を知った。いろいろ出てくるもんだな。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生がとんねるずの武道館ライブを語り始める。高田先生も行ったのかと思ったら、行ったひとにいろいろと話を聴いたようだ。「昨日の新聞さ、東西、明暗分かれたね。こっちで「松本取り下げる」って、やな話でさ、陰気な記事がさ、大阪からさ、「松本取り下げる」。その右側にどーんと「とんねるず武道館」! これだよ、スカッとしたね。やっぱり東京の人間はいいね、ほんっとに。はっきり言うと東京の人間が好きだね、俺は。」

 玉木雄一郎の不倫をどこかで扱ってないかと、タイムフリーで、今朝の「森本毅郎・スタンバイ!」を聴いてみたら、今日がちょうど、放送9000回の記念の回だった。1990年4月にスタートしている。少し前に調べて驚いたが、森本毅郎は85歳なんだよな。遠藤泰子さんも80歳。玉木の不倫のニュースは早朝に出ていたと思うんだけど、この番組では扱われていないようなので途中まで聴いてやめた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」には玉木雄一郎と国民民主党の特集記事があり、ざっと目をとおす。河村たかし、トランプの特集記事、「局が争奪戦をくり広げるバカリズムの脚本力」という小さい記事もあった。

 土曜に配信されていた「BE-PAL」は、いつもは読まない雑誌だが、「焚き火と本」という特集に惹かれて、目を通してみた。夢枕獏やじゅんいちダビッドソンら、アウトドア好きの有名人たちが焚き火の前で読みたい本を紹介している。山や森のなかにある変わった立地の本屋の紹介など、新鮮な角度の特集だった。キャンピングカーのレンタルを副業にしている松本明子が「BE-PAL」に連載をもっていることも初めて知った。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「TVタックル」は政治の話題。宮沢博行が再登場のほか、石原伸晃、泉房穂、モーリー・ロバートソンらが出演。ぱっと観ると石田健がいるのかと思ったが、石原伸晃が白髪頭になっているだけだった。衆院選の結果から、後半はアメリカ大統領選の話題になる。

 昨日の「笑点」の演芸コーナーにはピコ太郎が初登場。この番組で舞台上にスピーカーが置かれるのは初めてじゃないか。しかし、ピコ太郎とは今さらだ。「PPAP」以外はどうかと思うくらいに面白くない。昨日の「演芸図鑑」では、柳家わさびが「MCタッパ」という新作をやっていたが、これも観ていて恥ずかしくなる。

 昨夜の「おかべろ」は浅野ゆう子がゲスト。岡村が20代のころによく共演していたようなのだが、その印象がなかったな。岡村は日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞しているから、日本アカデミー賞協会の会員なのだ。会員証を見せると、映画館がただになる。毎年、投票もしてるんだって。

 昨日の「ボクらの時代」は、森田剛、成田凌、竹中直人という顔合わせ。つげ義春原作の映画「雨の中の欲情」で共演した3人。竹中直人が岩松了の演出法を再現してみせると、森田剛が「岩松さんて、セリフの理由とか訊かれるのすごいいやがるって言いますもんね。」

 観そびれていた先週の「情熱大陸」は劇作家の加藤拓也に密着。東葛スポーツの金山寿甲が岸田賞を受賞したときの同時受賞者として知ったひとだが、その後、情報を追いかけることもなく、映画監督もやっていることなどはぜんぜん知らなかった。門脇麦にセリフの指導をする場面では、感情を細かく説明している。こういう演出をするひとなんだ。岸田賞を受賞したのはこの番組の取材中だった。授賞式の様子は YouTube で観たが、金山寿甲も「情熱大陸」のカメラに映っていた。

 首相指名選挙により、第二次石破内閣が発足。これは「NHKニュース7」で確認した。石破、野田の決選投票となり、84票が無効票。今日は新人議員が初登院の日でもあった。

 YouTube で、チャラン・ポ・ランタンの動画を観始めたら止まらなくなり、あっという間に1時間ぐらいが経ってしまう。昨日から Spotify で音源はすぐに聴いていたが、それ以上に動画だ。動画こそが面白い。深夜にアマゾンプライムで映画を1本。評判の「ルックバック」を観てから眠る。


2024年10月25日金曜日

10月25日金曜日/病院・選挙・経済学

◇ 病院

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「おじさんなのに甘い物大好き芸人」。ブラックマヨネーズ小杉、サンドウィッチマン伊達、チュートリアル徳井、FUJIWARAフジモン、ドランクドラゴン塚地、ダイアンユースケ、タイムマシーン3号関が出演。昨夜の「私のバカせまい史」は、ヒコロヒーがプレゼンターの「にしたんクリニック西村社長のアルバイト史」。

 午後から外出。今日はそれなりに秋らしい。まず、ライフのダイソーに寄り、病院にもっていく鏡と毛抜を買っていく。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。満員に近かったが、途中の停留所で空いた。ここにはなにがあるんだろうか。なか卯に入り、カツ丼とはいからうどんのセットを食べる。820円。ちょっと食いすぎた。

 16時過ぎ、上白根病院に到着。母の左足はついに包帯がとれた。傷だらけ、黒かったり赤くなっていたりはするが、もう次第にきれいになっていくんだろう。会話をしていると、今日はわりとあたまが冴えているような感じがする。隣りのベッドのかたは、どうやら家族の名前を、うめくように呼び続けることがこの短い時間にたびたびあった。一昨日はいらっしゃらなかったんだったか。夜中にでもこれが始まると大変だろう。斜め向かいのお婆さんは、カーテンが閉まっていて顔は見えなかったが、「佐藤さん」と呼びかけて母とよく会話をする。声は弱々しいのだが、意外としっかりされている。今日も30分ほどいて、17時になる前には病室を出てくる。

 今日はほかに予定もなく、ラジオを聴きながら鶴ヶ峰まで歩いた。旭図書館に寄り、本を3冊借りていく。鶴ヶ峰駅まで戻ると、維新の応援演説をする松沢成文に遭遇した。少し立ち止まり、写真を撮っておく。自民党の二世議員を批判するのに「二世」を指で表し、ピースしているみたいなかっこうになった瞬間があったが、そこは写真に撮りそこねた。

 鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、選挙演説に出会えないかと、相鉄口から西口のバスターミナルのほうに行ってみると、共産党が演説していた。候補者が誰だかわからなかったが、共産党は自民の批判ではなく、演説に切実な訴えがある。共産党だけはぜんぜん別の種目に参加しているみたいだ。

◇ 読書

 南幸のドトールに入り、読書していく。図書館で借りている、飯田泰之「経済学講義」を読み終えた。2017年刊、ちくま新書。著者は1975年生まれの同い年だ。かなり読みやすく、わかりやすく書かれている本だとは思ったが、ミクロ経済学の部分は理解が進む手応えを感じながら読んだものの、マクロ経済学になるとかなりわからなくなった。読んでいても手応えが得られない。この本を入り口にして、さらにまた別の本に進んでいかなければだめかもしれない。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P12「実際に経済学を使うようになる人――政治家や官僚(そして経済学者)になるという人以外にとって、経済学を学ぶ最大の意義は「経済学っぽい思考法」を自分の「思考ツール」として身につけることにあります。経済学的な思考にとって欠かせないのがデータとの対話、そしてデータによる検証です。そこで、類書では割愛されることの多い計量経済学に多くのページを割いています。」

P16「経済学の論理は、「与えられた条件のなかでなんとか今までよりよい状態を目指す」という人間の行動を基礎に組み立てられています。「制約」に対して「合理的」に判断して「最適化」を行うというプロセスはすべての経済学の分野に通底しています。」

P40「経済学では金銭以外のものも含めて「費用」と考えます。たとえば、心理的な負担もそのひとつです。」

P52-53「経済学では「独占はなくすべき対象」、経営学では「独占は目指すべき目標」です。」

P83「ホテリングモデルは政党の主張を分析する際にもみられます。「野党も与党も、政策があまり変わらないな」と思ったことはありませんか? これもホテリング理論で説明がつきます。二大政党制の下で両党が選挙公約を考えるという状況を想像してみてください。選挙は一人一票ですので、各有権者は自分にいちばん近い考え方の政党に投票します。(略)すると、右派政党はより左派的な考え方を受け入れることで、左派政党はより右派的な考え方を盛り込むことで、ライバル政党の票を奪うことができます。その結果、二大政党制のもとでは、両党ともに中道的な政策をとるようになると言われます。」

P95-96「これまで多くの標準的な理論では、100円得をして、100円損するとプラスマイナス0だと考えられてきました。しかし、さまざまな実験によると人間の感情は損と得について対称的にはとらえていないようなのです。」

P185「「ふつうの人生ってなんだろう」「ふつうの人にはわからないよね」などと言われますが、データを見る際に第一に行う作業は、「ふつう」について考えることです。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」はバイオリニストの川井郁子がゲスト。「ミュージックステーション」は、今日は珍しく1時間の放送だった。ランキング企画は「歴代Mステ最強コラボBEST7」。鈴木雅之と松田聖子の「渋谷で5時」、シャ乱Qと石井竜也の「ズルい女」、当時の出演者全員が参加した「おどるポンポコリン」の映像などが流れた。こっちのけんとが初登場。「はいよろこんで」を櫻坂とコラボした。「ギリギリダンス」で覚えていたけど、こんなタイトルだったんだ。

 観そびれていた昨日木曜の「NHKニュース7」を観ると、各党党首の街頭演説の様子を伝えている。非公認候補が代表の政党支部に自民党が活動費を支給していたことについて、石破も含めて、それぞれが触れている。注目選挙区では、小沢一郎がいる岩手3区をとりあげる。小沢一郎って、もう82歳なのか。先週火曜の放送も観そびれていたが、この日は衆院選公示日にあたり、各党党首がリモート出演し、インタビューに答えていた。石破茂、野田佳彦、維新の馬場伸幸、公明党の石井啓一、共産党の田村智子、国民民主の玉木雄一郎、れいわの山本太郎、社民党の福島瑞穂、参政党の神谷宗幣が出演。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時ゲストに中川家が登場。毎週、あいさつぐらいはしているのかわからないが、高田先生との珍しい顔合わせをとても楽しみにしていた。放送でこうやって話をするのは初めてだろう。「M-1」の初期のころには高田先生にもやはり審査員のオファーはあったようだ。たしか、初回の事前特番には高田先生は出演していて、唯一の東京勢だったおぎやはぎはけなし、ますだおかだを優勝候補にあげていたことを覚えている。中川家に関してはよく知られるような初歩的な話が多かった。おなじみのネタ、新幹線のトイレ、鳴きやむ犬、しゃべるインコ、心配になるおっさんの咳なども披露。

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2024年10月21日月曜日

10月21日月曜日/うちで買った雑誌です

◇ 病院

 早朝に目覚め、眠りなおそうとするが眠れない。ウォーターサーバーの水の配達を今日の午前中にしてあるので落ち着かない。玄関まわりを少し掃除したが、しかし、このままずっと待ちかまえているわけにもいかない。そうだ、置き配にしてもらえばいいのかと思いつき、小さい貼り紙を作って、玄関の外に貼っておく。眠るのはあきらめ、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「おかべろ」はファーストサマーウイカがゲスト。大河の話が中心になる。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載では、熊本公演の夜にからし蓮根伊織の父に連れられ、井手らっきょの店に行ったエピソードが語られていた。らっきょが「浅草キッド」を歌ってくれて、たけしと同じキーで歌っていることに驚いたという。巨人は「僕が歌うときはキーをひとつ下げるんです。」って、巨人も「浅草キッド」を歌っているのか。

 今日も午後から病院に。鶴ヶ峰駅からバスターミナルに向かう途中、ロケ隊みたいなのが歩いてくると思ったら、先頭にいるのは梶原善だ。しかし、梶原善なんて実物を見たことがないから、一応、検索して、顔の画像と身長を確認した。間違いなく、梶原善だ。レトロなビルを訪ねる番組だと思うのだが、このあたりにそんなビルがあったかな。

 バスターミナルに着くと、ちょうどバスがやってきたところ。平日はやはり少し混んでいる。上白根町まで乗り、先に昼食。なか卯に入り、牛あいがけカレーを食べる。730円。

 上白根病院に着き、3階の病室に入っていくと、また雑誌がなくなっている。まさかなくなってないだろうなと思っていたら、「婦人公論」がしっかりなくなっていた。今日は昼に相談室のかたから電話があり、母に顔を見せてから、受付に戻り、昼に電話したそのひとを呼んでもらった。待っているあいだ、待合スペースの隅の本箱に雑誌が積み重なっているのを見て、もしやと思って探してみると、うちで買ったらしき「女性自身」と「婦人公論」がそのなかにまぎれていた。いったい誰がもっていったんだ。受付に、うちで買ったものですとひとこと告げて、2冊を病室に戻してくる。腹立たしさが口調に出てしまったか。雑誌2冊はいろんなひとに読まれたようで、べこべこに歪んでしまっていた。だいたい、歩けない人間が雑誌をもっていくわけがないことくらい、ちょっと考えてもらいたいよ。ついむかむかしてしまったが、相談室のかたがやってきて、気持ちをなんとか切り替える。話は退院後の流れについて、施設か転院か、自宅に帰るかという選択肢の説明と相談だった。母の年金は今後はこの費用で消えていくことになるのか。入れ替わり、今度はリハビリ担当の背の高いお兄さんがやってくる。話を聞くと、母の体力は意外としっかりしていて、今は平行棒を使った歩行訓練も行っているという。認知機能が妨げになっているだけで、体力的には回復は早いのではないかと思ったが、認知機能が学習能力に影響するというのが厄介だ。杖のつきかたを覚えることもどうやら大変なのか。今日は説明を聴くだけで時間が経ってしまった。病室に戻り、時計を見るともう17時になるからすぐに病室を出るようなことになった。雑誌には、書きたくなかったが、サインペンで名前を書いておく。

 病院を出て、上白根町のバス停に向かうとちょうどバスがやってきた。すぐに乗り、鶴ヶ峰に戻り、鶴ヶ峰から二俣川に移動する。ドトールに入ろうとすると混んでいたから、西友のイタリアントマトに向かう。睡眠と読書。駅のベンチでも読書の続きを少し。

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は木村カエラがゲスト。この番組は初登場なんだ。中学生の子がいるとはちょっと驚きだな。東京の下町の出身ということも知らなかった。ウィキペディアにあたると、足立区綾瀬の出身のようだが、ぜんぜんそんなイメージがなかった。テレビ神奈川の番組を長くやっていたから、横浜のひとだと勝手に錯覚してしまっていた。

 土曜に放送されたフジテレビ開局65周年特番「とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル」をようやく観る。まず、前半は「2億4千万のものまねメドレー選手権」。とんねるずの特番と言いつつ、このコーナーには石橋貴明しか出ない。この企画は2年ぶりの開催。レッツゴーよしまさが話題をさらったのはその2年前のときだったか。司会は山里亮太と藤本万梨乃アナ、ゲストに天海祐希、フェンシングの永野雄大選手も出演。最初の出場者は神奈月。北口榛花選手のものまねから始め、和田アキ子の炎上があったからひやひやしてしまうが、オリンピック選手が笑ってるから大丈夫なのか。二番手はキンタロー。コロッケで登場し、ドッスン、中国に進出した前田敦子など、最後は「シャイニング」のジャック・ニコルソンで締める。三番手はラパルフェ都留。ウッディで登場し、あご勇など、最後は大谷翔平の新しい通訳。四番手は古賀シュウ。浜口京子で登場し、水木しげるなど、最後はレスリングの鏡優翔選手。五番手はみかん。黒柳徹子で登場し、松本明子の口元などがあり、最後も黒柳徹子で締めた。しかし、「ジェネリック」は清水ミチコのものだぞ。六番手はジョニー志村。「いいとも」のタモリで登場、いろんなタモリだけで最後まで、サングラスを替えて、四か国語麻雀のタモリ、コンドルの着地など。七番手はミラクルひかる。まずは竹内まりやから、と言いつつ、山下達郎のコーラスも真似る。夢グループの保科有里、湯山玲子など、最後は中島知子。そのあと、古賀シュウが夢グループの社長をやり、ふたりのコラボネタもすっかりできあがってる。ここで永野選手も貴明にものまねをふられ、イタリアのフェンシングの選手のものまねをきっちりやってみせた。八番手はゆうぞう。もちろん、加山雄三から始まり、秋元康、桑田佳祐のメンバー紹介、菅原洋一など、最後はサンシャインの展望台ではしゃぐ加山雄三。九番手は原口あきまさ。まずは始球式の石橋貴明から、勝俣州和の楽屋のあいさつなど、最後は柳葉敏郎の室井慎次。そして、トリにはコロッケが登場。BTSから始まり、ものまねの量がとにかくすごい。五木ロボット、美川ロボット、それから、昔の貴明と今の貴明、最後は岩崎宏美から野口五郎。コロッケは、フジテレビのものまね番組は30年ぶりだという。貴明との出会いからは44年、貴明はリハーサルが終わったコロッケとばったり会って、「お笑いスター誕生!!」の懐かしい話をしていたという。コロッケ「これ出れたの、めっちゃ嬉しい。やっぱほら、後輩もみんな出てるし、ほいで、やっぱほら、ね、必要以上のことをやるメンバーばっかりでしょ?(笑)」「今、まじめなものまねが多すぎるから、すごく貴重なのよ。この番組がいちばんそれができる場所なの。だからもう、めちゃめちゃ嬉しくて、正直、めっちゃ緊張してたの。(笑)」 最後に優勝者の発表、イタリアのフェンシング選手のものまねをやった永野雄大選手が選ばれた。最後までふざけていて素晴らしい。

 後半は密着ドキュメント「笑熱大陸」。「情熱大陸」と同じナレーター、葉加瀬太郎の音楽もそのまま使っている。石橋貴明は武道館ライブのリハーサルをなぜかロサンゼルスで行っていた。外国人ばかりのバンドメンバーはサンタバーバラ4小の同級生たちだという。まるで矢沢のように話す貴明は「寒暖差」を強調する。インタビューしているスタッフはマッコイ斎藤か。「BE MY BABY」のリハーサル風景。貴明から「ワンフー」という言葉が出た。ここで、「夜ヒット」「FNS歌謡祭」「夕やけニャンニャン」「G-STAGE」の過去の映像が挿入される。ドジャースタジアムに大谷の試合を観に行く貴明。再び、リハーサル風景では、貴明は黒人のバックダンサーとともにM.C.ハマーのダンスの練習をする。「ダンシングヒーロー」と、最後は「スリラー」の練習もしていた。ダンサーたちは幼稚園のときの友だちだそうだ。つぎの場面、貴明はチャイニーズ・シアターを訪れる。1994年、「メジャーリーグ2」のプレミアム試写会がここで行われたのだ。再びドジャースタジアムを訪れる貴明に、観光にきてないかと疑いを向けるマッコイ。貴明はロスのカフェでバイトを始める。貴明はまかないのアサイーを食べながら「ぎんざNOW」の思い出を語った。審査員の浅井企画社長に怒られたエピソード。アサイーを食べるたびに浅井社長のバウムクーヘンを思い出す。「東京人のセンス、かっこよさ、これをやっぱり見せたいですよね。」と語る、この部分は貴明の本音だろう。番組が残り30分ぐらいになり、ようやく憲武の密着に移った。東京にいる憲武は武道館ライブの内容をまったく知らされず、カラオケボックスで、セットリストを予想して自主練していた。「ピョン吉・ロックンロール」や野猿の曲、矢島美容室、憲三郎も歌う。憲武は衣装を探しにアメ横を訪れ、同じスカジャンを貴明のぶんまで買っていく。「春になったら」を撮影した佃の神社を訪れ、武道館ライブの成功祈願をする憲武。体力づくりをするため、キックボクシングのジムにも通っていた。憲武にこのジムを紹介したのは奈緒で、奈緒も番組の取材に応える。憲武の日々がひたすら追いかけられるが、やがて、麻布十番のショーパブにスタッフが呼び出される。憲武はこのショーパブで「2億4千万の瞳ものまねメドレー」を披露する。ここで番組前半とリンクするんだ。全ものまね、それぞれしっかりメイクして、編集、合成してつないでいる。郷ひろみで始まり、最後は港社長で締めた。エンディングでは、とんねるずの武道館ライブに、おぎやはぎ、綾小路翔、ナイツ、カンニング竹山、ナインティナイン、アンタッチャブル、サンドウィッチマンがコメントを寄せた。葉加瀬太郎のものまねをする憲武のすがたもさりげなくあった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。高田先生、昨夜放送された「NHKスペシャル」のジャニーズの番組を観たようだ。12時台ゲストはロバート秋山。高田先生とは初対面。「光る君へ」の話題から、高田先生もよく観ている「秋山ロケの地図」の話題に。先生は、秋山が村上隆と共演した「美の巨人たち」まで観ている。高田先生と秋山がこんなに弾む会話になるとは意外だった。恒例の「ベスト3」は「秋山が気になってしかたがないことベスト3」。3位は、那覇空港の授乳室の赤ちゃんの写真が異常に古い。2位は、ラジオで流れる海外来日ロックバンドのCMのトーンが強い。1位は、「朝まで生テレビ」の出演者の登場が何年経ってもうまくいってない。

 これもタイムフリーで、先週月曜に放送された「落語DEデート」の特番「シモキタDEデート」を聴いた。下北沢のレディジェーンで、志の輔師匠が渡辺えりとトーク。レギュラーの放送とは違って、落語は流さずにトークだけの番組だった。

 深夜に、アマゾンプライムで「NO ACTIVITY」の第6話最終回を観る。観始めたのはたしか「極悪女王」よりも前だったが、たかだか6話だけなのに、飛び飛びで観ていて、なんだか盛りあがれないかたちになってしまった。笑うところも多々あったのだけど、コントすぎて、リアリティが離れていった感じがする。

2024年10月4日金曜日

10月4日金曜日/まだまだ「極悪女王」

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝から眠り、昼前に起きあがる。ブログの更新をしようとするが、あたまがまわらない。録画していたテレビ番組をいくつか。「おむすび」をここまで一週間観て、特にいやなところがあるわけではないんだけど、なにを拠りどころにして観ていけばいいのかわからない。今季はもういいかな。

 今朝の「あさイチ」は、ゆりやんレトリィバァがゲストだったのでこれも録画しておいた。ゆりやんの第一声は「橋本環奈です。」 まずは「極悪女王」を紹介するダイジェスト映像が流されたが、月曜に観終わったばかりだから、これだけでもう情緒がぶり返されてしまう。ゆりやんはスタジオでは竹刀をふりまわして暴れまわる間寛平スタイル。斎藤工、ダンプ松本からコメントのVTRがあり、ダンプ松本は引退シーンのゆりやんの頑張りを涙しながら語った。スタジオのゆりやんも涙しながら、ここはまじめに語るが、華丸からハンカチを渡されるとおもいっきり音を立てて鼻をかんだ。この緩急。プロレスに関しては大吉が詳しいから補足説明も行き届いている。そのあとには、ゆりやんの生まれ故郷、奈良県の吉野町が紹介される。「NHK上方漫才コンテスト」で優勝したときの映像や、「アメリカズ・ゴット・タレント」に付き添った親友の香帆さんからのコメントVTRもあった。番組後半には「特選エンタ」のコーナーに緑黄色社会が登場。トークを挟み、2曲生演奏した。最後は「みんな!グリーンだよ」のコーナー。食虫植物の講師として、獣神サンダー・ライガーが登場した。エンディングではまた、ゆりやんが竹刀をふりまわして暴れる。

 今日の「徹子の部屋」は三宅裕司がゲスト。初出演は1986年放送、35歳のときの映像が流される。このときは結婚したばかり。三宅裕司の妻のエピソードに、徹子さんが大ウケ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングではもちろん山藤先生の思い出話がたっぷりと語られていた。高田先生が「らくご in 六本木」でいきなり落語をやった一週間後、山藤先生が訪ねてきて、そこから立川藤志楼の独演会が始まる。藤志楼の落語が昇太師匠たちの世代の落語に影響を与えていくという流れは落語史のなかではとても大きいはずだ。「爆笑問題カーボーイ」で太田がしゃべっていたこともここでまた高田先生から語られる。番組終盤にはゆりやんと唐田えりかが乱入。このあとの「中川家 ザ・ラジオショー」のゲストなのだが、そのついでに出演したのだ。乱入すると、松村がすかさず古舘伊知郎のものまねで実況する。高田先生は今朝の「あさイチ」も観ていた。

 夕方から外出。今日も夏日。一日おきに暑くなる。10月なのに、外は半袖で歩いているひとばかりだ。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を1冊返却する。二俣川からいったん横浜に移動し、それから星川に戻ってくる。保土ヶ谷図書館に寄り、本を1冊借りていく。イオン天王町のフードコートにて、マクドナルドのアイスコーヒーと月見パイを食べながら読書する。

 平塚雅人「ダンプ松本『ザ・ヒール』」を一気読み。2021年刊、小学館。ぱっと見、活躍当時に出した本かと思いそうになるのだが、つい3年前に出た本なんだ。著者は元東スポの記者だが、著者の視点はなく、ダンプ松本が語るスタイルで書かれている。こういう本ならば、普通は著者名をダンプ松本にすると思うんだけどな。「極悪女王」を観たばかりで追体験するダンプ松本の壮絶な半生。掲載されている写真を見ると、ドラマの再現度の高さがわかる。ダンプ松本の母が書き続けていたという直筆の日記が掲載されているのが強烈。夫である五郎の墓の絵が何度も描かれていたり、「五郎の嘘つき矢郎の裏切り者早く死ね」という言葉が何行もくり返しびっしりと書かれているページがある。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「NHKニュース7」を観ると、石破の所信表明演説の様子を伝えていた。

 タイムフリーで、今日の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングから友近が出演している。礼二と友近は、ともにサブローシローにあこがれていたという共通点がある。そして、14時台ゲストにはゆりやんレトリィバァと唐田えりかが登場。ゆりやんのボケに唐田えりかも乗ってくる。唐田えりかはゆりやんのことを「レトリ」と呼んでいる。

 Spotify で「ゆりやんレトリィバァの最近どう?」という4月から始まったポッドキャストを見つけ、これも聴いてみたが、ここでのゆりやんはボケずにしゃべっている部分もある。


2024年9月5日木曜日

9月5日木曜日/禿げ議連の資格とは

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝、目が覚めると、つけっぱなしだったラジオは森本毅郎が休みで、替わりに武田砂鉄がしゃべっている。TBSラジオは武田砂鉄のほかに頼れる人間はいないのだろうか。ブログをひとつ更新して、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。火曜に放送された「ワルイコあつまれ」を観ると、「子ども記者会見」は「地球温暖化を考える」という特別企画だった。気候科学者の江守正多、気象キャスターの斉田季実治が出演。日曜に放送された「おかべろ」は、1月に関西地区で放送された「大阪VS東京 ガチ徹底比較」という企画。大阪側に、メッセンジャー黒田、アンミカ、なるみ、東京側に、ヒロミ、ベッキー、カンニング竹山、ウエストランド井口。ブラックマヨネーズはなぜか大阪側に吉田、東京側に小杉と分かれていた。同じく、日曜の「情熱大陸」は aiko に密着。現在、48歳。声帯に負担をかけないよう、地声ではなく裏声でしゃべることが多くなったという。今日の「徹子の部屋」は岩崎宏美がゲスト。現在、65歳。初孫が誕生したそうだ。1991年に出演した回の映像が出され、そのときには長男が生まれたことを語っていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」に、宮沢博行と堀井学の「禿げ議連」に小泉進次郎が接近していたという記事があった。「禿げ議連」には祖父や父親がハゲなら入会できる「遺伝枠」が存在しているというのだが、宮沢「進次郎氏は〝祖父はハゲていた〟と言い張るのですが、証拠となる写真を見せて欲しいと言っても示してくれなかったので、未だ入会を認められていません。」 女性議員でも名前の字に「光」が入っていれば有資格者なんだそうで、生稲晃子にも声をかけたけど、断られたって。

◇ 瀬谷

 午後から外出。三ツ境に出てから、電車に乗り、瀬谷に移動する。ひさしぶりに瀬谷図書館に寄る。2冊借りて、駅前に戻ってくる。天一書房に寄り、雑誌の立ち読み。ダイソーで買いものしてから、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーと月見パイを食べる。310円。眠気で朦朧とする時間もあったが、「ハリスの旋風」の8巻を読んだ。これでようやく全巻読み終えた。自分が生まれる前のマンガ。帰りは歩くことにして、ブックオフに寄っていく。110円文庫本を1冊、コミック文庫を1冊、220円文庫本を1冊買う。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜に放送された「ゴッドタン」は恒例企画の「お笑いを存分に語れるBAR」。紅しょうが、さや香が出演。話題はまず、急増する芸人の海外挑戦についてだったが、そのなかで、清川雄司の名があがる。そのつぎには note で稼ぐ芸人が増えているという話題。最後は今年の賞レースで活躍しそうな若手について。熊元プロレスからは素敵じゃないか、石井からはシスター、新山からはぐろう、三遊間、空前メテオの名が出た。

 録りためてあった「私のバカせまい史」を順に観ているのだが、やっと、今年2月放送の回までたどりついた。この回はまず、「バカせま始まり史」という企画があった。さまざまな始まりを調査する企画で、ひとつ目は「ドッキリ番組落とし穴の始まり」。1975年放送、日本テレビの「どっきりカメラ」の映像が出され、芸能人第1号は宍戸錠だと断定する。「スモーク演出の始まり」は 1975年放送の「夜のヒットスタジオ」で、最初の映像はわけあって使えないらしいが、初期の沢田研二の映像が流された。「放送NG発言隠しの始まり」は、1988年、読売テレビの「パペポTV」から。「ドッキリ番組マンボBGMループの始まり」は、1977年、「スターどっきり秘報告」にて、ジェットコースターに乗る小野ヤスシだった。これは、日本で初めてジェットコースターにカメラを乗せた撮影でもあった。しかし、この番組のすごみをもっとも感じさせたのは「電車で寝ていた女性がおじさんのよだれを吸うエピソードの始まり」の調査だった。いろんなひとが語りすぎていて誰のエピソードかわからないというのが出発点なのだが、2019年「世界仰天ニュース」で話していた女性タレントはノーコメント。同年にはTKO木本が「じっくり聞いタロウ」で話していたが、これはマネージャーに教わった話と発覚、ただし、そのマネージャーはノーコメント。2018年「5時に夢中」ではダイアナ・エクストラバガンザが話していて、その映像もあったが、本人はいっさい記憶がないとコメントする。2014年「アメトーーク!」でもある芸人が語っていたが、これもノーコメントだというからよっぽどだ。調査は、2013年の「ばくおん!!」というマンガによく似たエピソードを、2009年には Yahoo!知恵袋に同じエピソードを発見するが、最終的には、1994年「ごきげんよう」にて、磯野貴理子が話していたことに突き当たり、その映像が流された。スペシャルサンクスには、堀井憲一郎、戸部田誠の名があった。後半はヒコロヒーがプレゼンターとなった「「犬神家の一族」スケキヨの目史」。「犬神家の一族」のスケキヨの目に対象をしぼった調査だが、これもしつこい調査がとても面白い。目が大きいスケキヨは2作とも市川崑監督なのだが、それは市川崑が目の演技に執着があったからで、演じた尾上菊之助が番組のアンケートに答えている。あおい輝彦は色付きのコンタクトレンズを付けようと打診されたが拒否したそうだ。1990年、石黒賢のスケキヨには涙袋があるが、これは石黒賢の顔から型をとったため。1994年の椎名桔平も同様。1977年、田村亮のスケキヨは目が小さい。工藤栄一は市川崑とは同じにしたくなかったのか。工藤栄一は市川崑監督の「犬神家の一族」は観てないという証言も出てくる。調査は、1954年公開、現存するフィルムがない「犬神家の謎 悪魔は踊る」という作品に突き当たるが、金田一耕助マニアの木魚庵という人物が取材に答える。この人物はそのときのスケキヨを演じた石井一雄の私物の写真を落札し、そこにはマスクをかぶった人物が写っていた。この回は大充実の2本立てだった。

 聴きそびれていた、先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやくタイムフリーで聴いた。14時台ゲストには高田文夫先生が登場。吉幾三がついに漫才協会に入ったようで、高田先生は吉幾三とコンビを組み、「よしいきそう」という芸名にしようと考えている。BSの鶴瓶と阿川佐和子の番組をまた話題にして、高田先生ひとりがずっとしゃべり倒して帰っていった。はるかさんはほとんど声すら出していなかった。

2024年9月2日月曜日

9月2日月曜日/ふかわりょうの勘違い

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」では、塚地武雅が演じる雲野先生が死んでしまった。おにぎりを手に取り、「おにぎりが大好きなんだ」と言ったら倒れてしまった。きっと「裸の大将」を踏まえた演出だろう。「新宿野戦病院」でも大活躍していた俳優塚地の充実ぶりだが、塚地が「裸の大将」を演じたのは35歳か。芦屋雁之助だって49歳のときなんだから、35歳の塚地には荷が重すぎた役だ。今の塚地が「裸の大将」をやりなおしたら面白いかもしれない。

 昨日の「TVタックル」には、田崎史郎、石田健、萱野稔人、山崎怜奈らが出演。山崎怜奈は初出演かな。まずは自民党総裁選の話題から始まる。阿川佐和子「個人的な気持ちですけれども、あの小泉(進次郎)さんの発言のわかりにくさは、外国のひとたちは、逆にいいんじゃないかなって。要するに、なに言ってるかわかんない日本人っていう。」 大竹まこと「阿川さんねえ、俺もそう思う。」 

 夕方から外出。定期券が8月いっぱいで切れ、二俣川まで歩いていく。雨降りの合い間、晴れたから歩くにはちょうどいいかと思ったが、晴れたら晴れたで暑くなる。まず、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに寄り、図書館の本を2冊返却する。2冊とも、1ページも読まなかった。それからすぐに郵便局に、不在通知があった郵便物を引き取りに行く。品物はクレジットカードだった。

 二俣川駅に戻り、ドトールに入り、ひと休み。「紫電改のタカ」を先に読んでしまったために間隔が空いてしまった「ハリスの旋風」の続きを読む。6巻まで読んだ。それから、ドン・キホーテの売り場を覗いていく。電気スタンドを買いたいと思っていて、気に入る電気スタンドがあったのだが、見本は出ているのに売りものが品切れのようだ。ダイソーも覗いていくと、もっと安い550円の電気スタンドがあり、これでいいやと思い、これを買っていく。

 行き帰りは歩きながら、タイムフリーで「伊集院光のタネ」を聴いた。先週水曜の回のパートナーは上柳昌彦、テーマは「壊れかけでも現役」。この週は生放送の日をリスナーに当てさせるクイズをやったいたのだが、この日は隠す気なし、同じ日に伊集院がゲスト出演した「ナイツ ザ・ラジオショー」の話をしていた。先週木曜の回はパートナーに飯田浩司が初登場、テーマは「鉄道マニアに言わせれば」。飯田浩司の鉄道の知識がすごい。続けて、今日の「ちょいタネ」も聴いた。パートナーは前島花音、今週のテーマは「果物総選挙」。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は楠田枝里子がゲスト。18年ぶりの出演。72歳という年齢に少々驚いた。昨日の「桂文珍の演芸図鑑」は、風藤松原の漫才、神田蘭の講談「源氏物語 藤壺の宮」、最後は文珍と伊達公子の対談。

 先週土曜の「Nキャス」は台風の被害状況から始まる。なんと、スタジオに鳩がまぎれこんでいるという珍しい状況。「イマドキ教科書の新常識」という特集が面白かった。さくらんぼ計算というものを初めて知った。リットルは今、大文字の「L」だっていうのも知らなかったな。英語の筆記体の必修が終わったとか、工場の地図記号が消えたとか、元素記号が増えているということだとか、知らなかったことばかりだ。

 タイムフリーで、夜になってから今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。「24時間テレビ」の欽ちゃんのドラマを高田先生も観ていた。それから、NHK-BSのドラマ、小泉今日子と小林聡美が出演する「団地のふたり」を絶賛する。12時台ゲストはふかわりょう。この番組には10年ぶりの出演だそうだ。スタートするなり、なぜか泣いているふかわ。高田先生がふかわりょうが優勝した「S-1グランプリ」の審査員だったといって、どうやらそれで泣いているのだが、それはふかわの勘違いだ。黒鉄ヒロシと間違えてるんじゃないか。「S-1グランプリ」は放送当時に観ているが、優勝したふかわを高く評価したのは黒鉄ヒロシだった。その黒鉄ヒロシを高田先生だったと間違えて泣いていたのだとするとやばいな。高田先生のことを「師匠」と呼ぶのも間違っている。高田先生に向かって「お前黙ってろよ!」と突っ込む場面もあったが、高田先生にそのツッコミはないよ。目上のひとに失礼なことを言ってみせる押し引きが上手くないのだ。ふかわりょうって、ずっと過小評価されてきた面もあるのだが、いっぽうでは過大評価するファンもつねにいて、なんだかあんまり適切な評価をされてこなかったひとだという気がする。そのあと、聴いていると音声が消されている箇所があった。なにをしゃべったんだろうと気になり、YouTube で違法アップロードを探して聴いてみたら、石塚英彦のインスタの話をしているだけだった。石塚のインスタの話は放送に不適切なんだろうか。

2024年8月29日木曜日

8月29日木曜日/台風なのにブックの日

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「NHKニュース7」を観る。台風はいったいどうなるんだ。今日の「徹子の部屋」は伊達公子がゲスト。12年ぶりの出演。

 タイムフリーで、「伊集院光のタネ」を聴く。火曜のパートナーは上柳昌彦、テーマは「内容以外の映画の話」。伊集院が「ゴーストバスターズ」の試写会に当たったことがあって、行ってみたら、高田文夫先生と片岡鶴太郎が「ゴーストバスターズ」の衣装を着て出てきた。高田先生がひとこと、「こんばんは、シロアリ駆除隊です。」と言ったという思い出が語られていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の宮藤官九郎の連載エッセイでは、2本のドキュメンタリー映画、「アイアム・ア・コメディアン」と「マミー」について書いていた。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は大雨。なにもこんな台風が近づいているときに出歩かなくてもとは思うが、毎月29日はブックの日なので、ブックオフをまわる以外の考えがそもそもなかった。相鉄線は豪雨のために徐行運転。まず、鶴ヶ峰に出て、ココロットのすき家に入り、タンドリーチキンカレーを食べる。790円。ブックオフにて、文庫本を3冊、新書を1冊買ってくる。ブックオフにいるあいだ、雨が止んだと思ったら、また降り始めた。鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、2店目はビブレのブックオフ。文庫本を1冊、単行本を2冊買っていく。跨線橋を渡り、3店目は平沼のブックオフ。単行本を2冊買い、今日は3店だけでやめる。

 横浜東口のドトールに入り、ひと休み。少し眠ってから読書をした。鶴見俊輔「思い出袋」を読み終える。2010年刊、岩波新書。岩波書店のPR誌「図書」に、2003年から2009年まで連載されたエッセイ。鶴見俊輔がこれまでに読んだ本のオールタイムベストをあげている箇所があって、ベスト5の2番目に「寄生獣」を入れていて驚いた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「NHKニュース7」は台風情報のため、45分の拡大放送になっていた。九州の被害の状況を伝える。

 NHKの「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」の再放送を録画していたのだが、どうやら台風の影響で放送時間がずれたようだ。画面端、L字型の画面に台風情報を出しているのだけど、これはどうしても出さなきゃいけないものなのかな。今日の回は林遣都主演の「不眠症」。星新一のユーモアの世界とはほど遠い、暗い演出に感じられる。

 昨夜の「新宿野戦病院」は設定が2025年。ここでコロナが出てくるのかという驚きの展開だ。奇しくも、裏番組の「水曜日のダウンタウン」はそれと対照的であるかのように、「コロナ対策いまだに現役バリバリの現場があっても従わざるを得ない説」という企画が行われていた。モグライダーともしげ、スピードワゴン井戸田が仕掛けられ、さらに過剰になった「やりすぎコロナ対策ドッキリ」にまで発展し、これはチャンス大城とはっしーはっぴーが仕掛けられたのだが、さすがにこんなドッキリに気がつかずにだまされているだろうかという疑問は湧く。番組終盤にもうひとつ、「現在進行形のド派手なウソついてる人まあまあ存在する説」という一般の街頭アンケートをとる短めの説があった。いちばん多かったウソはジェンダーに関するものという結果に、小籔千豊「考えさせんな、視聴者を! そんな番組ちゃうやろ!」

2024年8月26日月曜日

8月26日月曜日/ドトールでマンガ読む

◇ ラジオ・テレビ

 朝、目覚めると、つけっぱなしだったラジオからパンサー向井の「#ふらっと」が流れていて、ゲストがピエール瀧だったからそのまま聴いた。復帰後、TBSラジオには今まで出たことはあったのかな。この番組にはかつての「キラ☆キラ」のスタッフもいるようだ。

 ブログをひとつ更新してから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「ワイドナショー」は、田村淳、野沢直子、ウエンツ瑛士、国山ハセンが出演。自民党総裁選に続き、アメリカ大統領選の話題。野沢直子の体感では、トランプになった4年間は景気がよかったという。そして、一週遅れて、この番組にもメダリストたちが登場した。柔道の阿部一二三、それから、車椅子フェンシングの笹島貴明選手が登場し、スタジオで実演をしてみせた。

 昨日の「笑点」は演芸コーナーに柳沢慎吾が初登場。素晴らしい人選。高校野球再現ネタをやってみせる。

 昼もラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、「週刊ポスト」の横山剣さんの連載にクック・ニック&チャッキーが取りあげられていたことをきっかけに、そのチャッキー新倉がじつは高田先生の高校時代の親友だったという話をする。さらに、その流れで、新宿クリスマスツリー爆弾事件の犯人が同じクラスの友だちだったことまでしゃべってしまっていた。この話、あるトークライブで聴いたことがあったけど、ラジオでしゃべったのは初めてではないのか。12時台ゲストは立川談春。  

 夕方から外出。二俣川に出るが、あまり腹も減らず、すぐにドトールに入る。アイスコーヒーとジャーマンドックだけで今日は済ませる。「紫電改のタカ」を5巻まで読んだ。この巻には坂井三郎が登場する。実在の人物が出てくるとは知らなかった。主要人物たちがこの巻ではあっさり死んでしまうことにも驚く。単行本では6巻で完結することがわかって読んでいるが、これは連載中に読んでいたらだいぶ違う読みかたになっただろうな。

 QBハウスで散髪して、買いものしてから帰ってくる。夜もまた、録画をしていたテレビ番組をあれこれと。ニュースの天気予報を観ていると、台風を気にせずに予定を入れてしまっているが、ちょっと心配になってきた。

 今日の「徹子の部屋」は、山本譲二・悦子夫妻がゲスト。妻が好きだという矢沢の「ウィスキー・コーク」を、山本譲二がギター弾き語りで歌ってみせた。昨夜の「おかべろ」は研ナオコがゲスト。夫が山城新伍の弟子だったというのは知らなかったな。昨日の「ボクらの時代」は、吉住、ぼる塾あんり、3時のヒロインかなでという顔合わせ。なぜこの3人だろうと思ったら、芸歴10年目、同期の3人なんだ。

 観そびれていた「ゴッドタン」を3週分まとめて観る。先々週は「大喜利お題選手権」という以前も面白かった企画。劇団ひとり、小木博明、ケンドーコバヤシ、川島明、バカリズムが大喜利のお題を考える。バカリズム考案の「クソ回答大喜利」は、これがクソ回答なのかという怖さがあった。先週はこれも恒例企画の「ジジババ芸人キレ悪検証」。おぎやはぎ、錦鯉、阿佐ヶ谷姉妹が、フースーヤのネタに挑戦した。一昨日の放送は「仲直りフレンドパーク」という企画。「みなみかわの相談相手オーディション」でケンカになったオズワルド伊藤ときしたかの高野を仲直りさせる。極細スキニーを協力して履かせるのがくだらなかった。パンツ一枚で動きまわる伊藤もなかなか新鮮だ。最後には、みなみかわからの手紙が読まれる。

 アマゾンプライムで、いつから配信されていたのか「ツイン・ピークス」を観始める。深夜3時半頃に眠る。

2024年7月6日土曜日

7月6日土曜日/日本語が通じない右翼

◇ ラジオ・テレビ・読書

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、昨日金曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、磯山さやかが先週の放送の愚痴を松村にぶつけている。双方の言い分を聞く高田先生は長屋の大家さんみたいだ。ラジオを聴きながら少し眠りなおし、1階に降りていくと涼しい。それとも、2階が暑いのか。母はまた出かけている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」の今週のダイジェストを観て、今朝の「週刊フジテレビ批評」も。「勝手にテレ東批評」は、この日はテレビ東京の音楽特番があるとかで、旧社屋の副調整室での収録になっている。佐久間が出演する「日本怪奇ルポルタージュ」がギャラクシー賞を受賞。ゲストは「バスVS鉄道乗り継ぎ旅」に出演する村井美樹。

 先週金曜の「A-Studio+」は筒井真理子がゲスト。藤ヶ谷太輔が「春になったら」で共演した奈緒に取材をする。木梨憲武と共演したことで、奈緒は芝居の概念が変わったという。

 「紙とさまぁ~ず」は古田新太がゲスト、前後編2週分をまとめて観る。「好きな若い女性のタイプは?」という質問に、1位・巨乳、2位・鼻のひくい子、3位・すぐキスする子という古田の答え。こういうことは言えない「むっつりスケベ時代」に入っているという大竹。「80年代アイドル、好きなのは?」という質問には「西端弥生」と答える。「若手劇団員あるあるを教えてください」という質問には「ファンに手を出す」という答えだったが、さまぁ~ずのふたりが、われわれのころは絶対なかったと言っていたのが少々意外だった。

 清水国明の選挙演説もどこかで観たいと思っていたのだが、清水国明は能登に行ってしまい、もうそのまま東京には戻ってこないのかと思ったら、SNSを見ると、今日は19時から秋葉原で演説をするようだ。もっと早く知っていれば考えたのだが、最後に清水国明で締めくくるのもなんかいやだなと思い、清水国明はあきらめることにした。昨夜は蓮舫の演説を観たわけだが、そのことをスレッズに書いたら、幼稚な右翼に引用リポストされ、意味もわからずに馬鹿にしているようだから返信をした。差別語を使い、ひとを朝鮮人だと決めつけてくるのだけど、その読解力と文章力こそがひどい。お前こそ日本語を勉強しろと返してやった。日本語が通じない右翼ってなんなんだ。

 母は夕方には帰ってきた。この暑いなか、どこまで行ってきたんだろうな。今日は買いものもしてきた。入れ替わり、夕方から外出する。ついさっきは雨が降っていたような気がしたが、家を出るときには止んでいて、地面も乾いていた。一応、傘はもっていく。駅前の日高屋に入り、冷麺と餃子を食べる。940円。それから、ドトールに入り、読書をする。

 ドトールで、図書館で何度か借りなおしていた、石子順造「マンガ/キッチュ」をようやく読み終えた。2011年刊、小学館クリエイティブ。府中市美術館で開催された石子順造の展覧会を観に行ったのは確認してみると2011年のことで、すると、この本もあの展覧会に合わせて出版されたものだったんだろうか。石子順造の名前は、10代のころに読んだ呉智英の「現代マンガの全体像」という本で知り、それからずっと気になるひとではあったが、簡単に手に入る本もなく、著書をきちんと読むのはこれが初めてだ。第1部が「マンガ論」、第2部が「キッチュ論」となっていて、第1部が300ページ弱もあるのに対し、第2部は50ページほどしかない。収録されているのは60年代から70年代にかけて書かれた文章で、石子順造は1977年に亡くなっている。書いてあることはなかなか難しく、すいすいとは読めなかったが、その論じる守備範囲は、つげ義春を始めとした「ガロ」の作家たち、あるいは、谷岡ヤスジや赤瀬川原平など、10代のころに「ガロ」を読んでいた自分にとっては、感覚的に理解できる部分は多い。巻末には、つげ義春、川本三郎、姫野カオルコ、梶井純、高野慎三の寄稿あり。高野慎三が書いている石子順造とつげ義春の関係が面白い。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「NHKニュース7」の都知事選のニュースを観ると、NHKは主要4候補に加え、清水国明のこともしっかりと扱っていた。民放ではどうなんだろうな。

 日本テレビの音楽特番「THE MUSIC DAY」も録画しておいた。櫻井翔のあいさつがあり、DA PUMP の「U.S.A.」から始まるヒット曲メドレー。司会は、バカリズム、水卜麻美、羽鳥慎一、市來玲奈が務める。新しい学校のリーダーズとイモトアヤコのコラボ企画があり、そういえば、リーダーズが「バズリズム」に出演したときにイモトアヤコについてしゃべってたんだった。イモトアヤコとは同じセーラー服姿で、「オトナブルー」をコラボしたが、しかし、「オトナブルー」は誰とコラボしてもどうもあんまり面白くならない感じがする。

 23時から「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いていると、不意打ちのように「ヨーデル食べ放題」が流れる。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。深夜に眠る。

2024年7月3日水曜日

7月3日水曜日/浅草まで

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出しに行ってからブログを更新しようとするが、眠くてだめ。眠りなおした。今日はもうブログの更新は無理か。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「アンタウォッチマン!」は恒例企画の「人生に役立つ名言」。バカリズムがゲストだった。「新しい学校のリーダーズの課外授業」は、ファンクラブツアーの名古屋公演の舞台裏に密着。今日の「徹子の部屋」は浜村淳がゲスト。現在、89歳。アラン・ドロンやソフィア・ローレンのエピソードを語る。

 午後になってから、タイムフリーで「ビバリー昼ズ」を聴く。国際フォーラムのイベントの音声が今日も流され、昇太師匠の高座の様子が聴けた。聴きそびれていた「伊集院光のタネ」も聴く。先週木曜の放送、「少年の大冒険」というテーマの回はきゅんときてしまうメールばかりだ。

 1階に降りてみると、気がついたら母のすがたがない。昨日、電話で誰かと待ち合わせの約束をしていて、7月9日だと話していたのを聞いたが、今日だと思って出て行ってしまったんじゃないのか。スマホは充電したまま、持たずに行ってしまった。家に帰ってこられるかも心配だが、こっちも予定があるから出なければならない。15時半頃に家を出て、駅に着くあいだに母がどこかにいるのではとも思っていたが、見当たらず、夜に帰ってくるまで気がかりなままになるかと思ったが、電車に乗ろうとしていると、すごい偶然で、乗ろうとした車両の扉から母が出てきた。やっぱり、待ち合わせが今日だと勘違いして、海老名まで行ってしまったようだ。この電車は見送り、母にちゃんと帰るように言ってからつぎの電車に乗った。それにしても、この扉から乗ろうとしていなければすれ違っていたところだ。運がよかった。

◇ 浅草

 横浜から京浜急行、浅草線直通の電車に乗り、浅草に向かうが、寝過ごしてしまい、押上まで乗ってから戻ってきた。だいぶ早めに出てきたはずだが、時間の余裕がたちまちなくなる。浅草駅の改札を出ると、レイパー佐藤がいることに気がついて二度見した。地下鉄の出口を出てすぐのところにあったいわもとQはなくなってしまったのか。雷門の前を通り過ぎ、六区のほうに歩いていくと、アーケードからぶら下がっていたダウンタウンのくら寿司の広告もなくなっていた。浅草にやってきたのはいつぶりだったろうかと考え込んだ。中華食堂一番館に入り、ざる冷し麺と餃子を食べる。850円。

 セブンイレブンに寄り、チケットの発券してから浅草東洋館に。漫才協会が主催する「ザ・東京漫才」の第6回目、今回はピン芸人の特集。開演前には前説の漫才56号が登場。この部分だけは写真撮影OKだった。19時開演、司会のナイツが登場する。出演するピン芸人は5名、出演順に、中津川弦、ねづっち、はなわ、たにし、タブレット純、最後にはナイツの漫才もあった。タブレット純はゲスト。ひとりだけ漫才協会ではなく、ボーイズ・バラエティー協会に所属し、同じく、東洋館をホームグラウンドにしている。たにし師匠はホームランの時代には何度も観ているが、漫談を観るのは初めてだった。漫才協会歴ははなわ兄がいちばん浅く、東洋館にはまだなじまない芸という感じがする。カラオケを使うのだが、ベースの音がよく聴こえなかった。休憩を挟み、後半は高田文夫先生も加わったトークのコーナー。出演者たちはいっぺんに登場せず、順に呼ばれるのだが、中津川さんが登場したときには空いてる席が真ん中。最終的には中津川さんが場の中心になっていた。桂子師匠の手を握って半勃ちになったという話に「なんで全勃ちじゃないんだ」という高田先生の鋭いツッコミ。

 終演後、おカヨ坊さんに声をかけてもらって、中津川さんが出てくるのを一緒に待たせてもらった。歩きながら中津川さんと少し話すことができた。「お笑い向上委員会」を観ていることを伝えられてよかったのだが、中津川さんが「モニター横」がどういうことなのかをジョニ男さんから始まったことから説明しようとするので、毎週観ているからよく知ってますといったらちょっと驚かれてしまった。普段、説明に苦労しているのかな。あの永野と陣内智則の一件のことを現場で見ていた中津川さんからじかに聞けたのも嬉しかった。

◇ テレビ

 帰りも浅草線、京浜急行直通、乗り換えなしで横浜まで戻ってくる。スーパーで買いものなどしていたら、帰宅は深夜になった。録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「あちこちオードリー」のゲストは、パンサー尾形、あばれる君、きしたかのというメンバー。あばれる君がいちばんきつかった仕事として話していた牛のゲップを吸うという企画は、われわれの世代では「電波少年」で松村邦洋がやっていたのを強烈に記憶しているのだが、こんな有名な企画とまったく同じ企画をよくもどうどうとやるものだ。しかし、検索してみても、なんの番組かわからないんだよな。

 そして、高田先生も楽しみにしていたクドカンの新ドラマ「新宿野戦病院」も今夜から始まった。舞台経験が豊富なキャストたちだ。舞台的なテンション、怒涛の勢いで進む冒頭にさっそく惹き込まれる。キャストは「虎に翼」とかなり重なっているが、平岩紙はもともとはこっちのドラマの役のようなイメージがある。クドカンの偽悪的な部分、不良性が前面に出ていて、ジェンダー、戦争といった現在的なテーマもあるが、それ以上に娯楽作品としての強度が感じられる。

2024年7月2日火曜日

7月2日火曜日/夏を制した気分

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に起きあがり、ブログの更新をようやくひとつ。ひとつの更新に、ずいぶん時間がかかってしまう。録画していたテレビ番組をあれこれと。先週土曜に放送された「さんまのお笑い向上委員会」を観ると、前週の放送で永野にキレた陣内をさんまがさっそくいじっている。この収録時にはその回は放送前のはずだから、現場レベルでもよっぽどのことだったんだろう。雛壇には「THE SECOND」出場後のガクテンソクとザ・パンチが座っている。この番組に出たくなかったというガクテンソクに、陣内が「ほんまに、なんの面白みもないすっかすかのボールをみんなで追いかける時間があるからね。」って。「ゲスト向上芸人」にはエルフが登場。「閉店ガラガラ」のコーナーでは、中津川さんがひさしぶりにオンエアされた。今回からまた3週はチャンスがあるということだ。中津川さんの「イエイ!」のセリフに、さんまを始め、出演者たちがみんなで「イエイ!」を返してくれるのがすごい。

 日曜に放送された「ボクらの時代」は、ガクテンソクとギャロップ、「THE SECOND」チャンピオン2組の座談だった。baseよしもとなど、若い客の前でハゲを笑いにすることを面白いとは思っていなかったというギャロップ林。ダウンタウンや千原兄弟のような、自分からは見上げる存在がハゲをどうこうなんていうネタをしているのは聴いたことがなく、ジジ臭い笑いのとりかただと思っていたという。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、国際フォーラムのイベントでは東MAXがそうとういじられていたようだ。その音声も流される。今週はずっと、イベントの音声が少しずつ聴けるんだな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には、嘉門タツオが粗品を叱るという謎の記事が載っていた。「ニューズウィーク日本版」では、パックンが大統領選で流行る「チープフェイク」についてコラムを書いていた。AIを使った「ディープフェイク」に対し、動画を切り取るだけのものを「チープフェイク」と呼ぶらしい。パックンがお笑いを始めたころに、テレビでの活躍を実家に伝えるため、マックンを切り取ったビデオを送っていたという話をマクラにしているのだが、「ニューズウィーク」の読者はパックンマックンを認識しているんだろうか。森達也のコラムは、和歌山カレー事件を扱った「マミー」について書いている。この映画、すごく観たいんだよな。

◇ 横浜・星川

 午後、ライフのダイソーまで、買いものに行ってくる。今日は朝から暑い。7月になったら、きちんと夏になるもんだ。すぐに帰宅し、夕方にまた改めて外出。横浜に出て、西口地下の有隣堂を覗いてから、東口に移動する。ルミネのGUに寄り、昨日は買うのを保留にしたTシャツをやっぱり買うことにした。GUはどこもセルフレジだと思っていたが、ここは有人レジで、ちょっとびくびくしてしまった。

 横浜から星川に移動し、遅めの昼食にする。ゆで太郎に入り、ざる中華を食べた。520円。トッピング無料券をもらい、早くも夏を制した気分になる。それから、イオン天王町のフードコートで、マクドナルドのバナナキャラメルパイを食べながら読書をしていく。

◇ 読書

 フードコートで、高田文夫・峰岸達「画文集 芸人とコメディアンと」を一気読み。2019年刊、二見書房。和田尚久が手掛けた本だからなかなか読む気がしなかったのだが、古本で安く買えたので、ようやく読むことにした。高田先生の文章はもちろん、峰岸達のイラストも、それぞれは好きなのである。「評論集でも喜劇史でもなく、ただ愛すべき笑芸人達のことをかく」という、それだけの決まりで選ばれた30組の笑芸人たちが並ぶ。高田先生自身が関わるエピソードが語られているものに特に興味を惹かれた。コント55号の項では、坂上二郎に一対一で飲みに誘われたときのこと。あるいは、ダウンタウンに「爆笑ヒットパレード」のMCをお願いした事前打ち合わせの様子。さんまの離婚会見があったその日は、さんまと高田先生が司会をした「無知との遭遇」という特番の収録をしていた。この特番は観た記憶ははっきりとあるんだけど、さんまの離婚会見の日だったというのは忘れていた。それぞれの笑芸人の経歴文は和田尚久が担当していて、和田の自己主張がいちいちうざい。

 コーナンに寄って、ダンボール板を買って帰ろうと思っていたのだが、念のため、天気予報を確認してみると、雨雲レーダーがどうも怪しい。帰りに降られる可能性があるのでは、やめておいたほうが無難だ。ほかにも買うものはあったから、それだけ買って帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。今日の「さんま御殿」は2時間スペシャル。前半が神奈川県特集なので楽しみにしていた。川崎出身の西田ひかる、座間市からは鈴木亜美が出演。囲碁将棋の根建が磯子区出身だと初めて知ったが、検索してみると、どうやら磯子区でも岡村のほうの出身だ。「神奈川県住みます芸人」でもあった囲碁将棋はさすがにネタが豊富で、大磯町出身の湘南乃海関に、囲碁将棋のふたりが大磯には総理大臣経験者が8人住んだというと、さんまが「たけしさんとかも住んでるとこもそこ?」と訊く。「なんでバラそうとするんですか!」と誰かが突っ込む。さんまが「すごい別荘地があんのやろ?」というと、「それはこっち側」と、上地雄輔が逗子葉山のほうだと教えた。三浦半島の地図を指しながら上地が説明すると、さんま「たけしさん、どこ?」と最後まで知りたがっていた。

 先週金曜に放送された「さんまのまんま」も観るのを楽しみにしていた。1人目のゲストは黒柳徹子。徹子さんが椅子に座った状態からスタートする。お付きのひとたちが気になる様子のさんま、本番前に鼻をかませているみっちゃんというひとがいるって。しかし、さんまの徹子さんの扱いがきつく、はらはらもさせられる。14分ぐらい経ったところで追加のゲストが登場、ここになんと、ヒコロヒーと一緒に街裏ぴんくを投入する。「R-1」は関西テレビだから優勝者はここに必ず出るようになるんだろうか。さんまや黒柳徹子を相手に話すときはどうすればいいのかと、街裏ぴんくが「太田上田」で相談していたことがここでいっぺんに迎えられた。ヒコロヒーが話し始めた、徹子さんが絶縁状を渡したことがあるという話が面白い。ひとに怒ったり、ケンカをすることはないが、嫌いな人物には絶縁状は渡すという極端さがある。さんまもケンカするのは嫌いだから、こころでシャットアウトしてしまうということを話していた。この流れで、街裏ぴんくは徹子さんの前なのにちゃんぴおんず大崎の悪口を言い始める。収録は徹子さんの退場時間になったようだが、「帰るのやだ」と言い始める徹子さん。「いましょう、いましょう」とヒコロヒーが引き止め、このメンバーのトークは30分過ぎまで続いた。いや、もっと観たいくらいだったな。ゲストは入れ替わり、大森南朋と杉野遥亮が登場。さんまと大森南朋が初共演だとは意外だ。そのつぎのゲストには、研ナオコが登場。さんまと研ナオコの共演も嬉しい。研ナオコは名コンビの相手が多いが、さんまとのコンビネーションもばつぐん。研ナオコがおみやげにもってきたアナログレコードを、さんまがかけようとするところでもう自然と即興コントになってしまう。そこに追加のゲスト、Mrs. GREEN APPLE の3人が登場する。研ナオコがラジオの番組で「ケセラセラ」をかけたというのはヒコロヒーの番組のことではないかな。さんまはドリス・デイの「ケセラセラ」が大好きで、サッカーファンとしてその思い入れを語った。最後のゲストは眞栄田郷敦。そこに現れた追加のゲストはずんのやす。「ブルーピリオド」という映画のなかで、やすは眞栄田郷敦と父子の役を演じていた。やすはさんまへのおみやげに、相方とジョニ男に相談し、壬生菜をもってきた。

 深夜もラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、オープニングは「ツギクル芸人グランプリ」の話だけで終わってしまった。「ビバリー昼ズ」のイベントの話はこのあとにするのかなとも思ったが、オープニングが終わってすぐ、聴きながら眠ってしまう。

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2024年6月21日金曜日

6月21日金曜日/ミックスされている

◇ テレビ・ラジオ・ミックスグリル

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「虎に翼」と、昨夜の「アメトーーク!」など。「アメトーーク!」は「背低い芸人」。ウエストランド井口、中川家剛、ますだおかだ増田、カミナリたくみ、タイムマシーン3号関、さすらいラビー宇野、ハナコ秋山、ダンビラムーチョ大原というなかなかの豪華メンバー。MC側には、背の高い王林、小籔千豊、アンガールズ田中が座る。

 昼はラジオ。「伊集院光のちょいタネ」からオンタイムで聴いた。「ビバリー昼ズ」の12時台ゲストは横山剣さん。金曜日に登場とは珍しい。剣さんは初期の「ビバリー」はトラックの運転をしながら聴いていたというから、阿部サダヲと同じだ。この番組発の曲たち、東京ビートルズから雀三郎の「ヨーデル食べ放題」、ミッキーさんの「KANREKIロック」までよく知ってる。恒例の「ベスト3」は、国際フォーラムのイベントを控えたメンバーに「大会場でイベントをするときのアドバイスベスト3」。剣さんからのアドバイス、3位はMCはアメリカ大統領の演説を参考に、2位はライブビジョンの活用、1位はひとが多ければ多いほど気持ちが軽くなる。リスナーからは、このひとすごいなと思った若手アーティストはいますかという質問があり、剣さんはまず「不適切にもほどがある!」のエンディング曲を歌っていた Creepy Nuts をあげたが、高田先生が YOASOBI や新しい学校のリーダーズについても訊くと、剣さん「SUZUKAちゃん、かっこいいですねえ。」 高田「かっこいいよねえ。めっちゃめちゃすごいね。」 剣「一回、どっかのフェスでご一緒できて、記念撮影しました。」 高田「やっぱり、剣さんから観てもやっぱすごいなと思う? 若いひとたちねえ。」 剣「かっこいいですね。昭和の感じと今の感じのちょうどいい、うまくミックスされてかっこいいなと思いましたね。」

 夕方から外出。今日は朝から大雨で、部屋にいてもだいぶ涼しく、パーカーを着ていく。予報ではそろそろ止みそうだったが、この時間にはまだ小雨が降っていた。まず、二俣川に出て、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を2冊返却。そのついでに、くまざわ書店も覗いていく。

 鶴ヶ峰に移動すると、そのときには雨はもう止んだ。ココロットのサイゼリヤに入り、ミックスグリルと小ライスを食べる。ドリンクバーと合わせ、計950円。メニューがまた変化していて、チョリソーとひき肉の盛り合わせはなくなってしまったようだ。ミックスグリルの内訳はハンバーグと辛味チキンとポップコーンシュリンプ。隣りの席にいた学生風カップルもふたりともミックスグリルを食っていて、同じはいやだなとも思ったが、こちらも腹が減っているのだから妥協はできない。食べたあとは読書をするが、眠くなり、音楽を聴きながら少し眠ってから読書をした。じっくり読書をしてから店の外に出ると、順番待ちの客の列ができていて、読書はまずかったかなと反省する。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「ミュージックステーション」を、ざっと早送りで観てしまう。GLAYがひさしぶりの出演。NewJeans は初登場だったか。番組途中から、なぜか、来日中のビリー・アイリッシュがスタジオに生登場した。これ、急遽出演だったのかな。歌の披露はないものの、エンディングまでずっと残っていた。

 今夜の「ネタパレ」は木南晴夏がゲスト。東京ホテイソン、トンツカタン、ガクテンソク、ヒコロヒーがネタを披露した。ヒコロヒーはまだこういう番組に出るか。番組後半は「30秒トークリレー」という企画があり、「私だけが知っている芸能界のゴシップ」というテーマで、東京ホテイソンショーゴ、ヒコロヒー、トンツカタン森本、ガクテンソク奥田がトークをつないでいく。ヒコロヒーは横山ひろし師匠のゴシップ、奥田は大助花子の大助がUFOに詳しいというゴシップをしゃべった。

 観そびれていた「ガキの使いやあらへんで!」をまとめて。5月放送の「田中-1グランプリ」は、ココリコ田中のエピソードを競う企画。ライセンスが司会をする。出場者は、まずは品川祐が登場、塚地武雅と続き、つぎに現れたのは松下由樹だった。四番手は月亭方正、翌週に続き、女優の川島海荷が登場し、そのつぎには八嶋智人がリモートで登場した。ココリコと年齢が近いというのが少々意外な気がしたが、八嶋智人は 1970年生まれか。続いて、ロンブー亮、最後は遠藤が登場した。優勝は松下由樹。

 その翌週は、くっきーがプロデュースする浜田の誕生会。浜田に動物の交尾の映像を観せると、興奮計測器が反応してしまう仕掛けに笑う。ドライブロケがあり、その先ではJPがものまねする松本にばったり遭遇する。スタジオに戻り、サプライズのかたちで松本(JP)が改めて登場するのかと思ったら、出てこないで終わらせる。松本をいじり倒している企画だった。

 先々週に放送されたのは「イジリー岡田から学ぶ!寝起きドッキリ」という企画。イジリー岡田が寝起きドッキリの歴史を語る。しかし、これは「私のバカせまい史」でもやっていた企画ではないか。寝起きドッキリの新しいレポーターのスタイルを作ったのは鶴太郎ということだが、それに続くレポーターとして、高田純次、桑野信義の名はあげるが、田代まさしの名を出さないのは不自然だろう。「ギルガメッシュないと」が始まるまでは、イジリー岡田は正統派のホリプロ第1号お笑いタレント。イジリーが組んでいた「キッドカット」というコンビの名を方正は覚えていた。しかし、ホリプロには松竹梅やシューティングもいたはずで、この話の正確さには疑問がある。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台ゲストは笑福亭鶴瓶。ざこばが亡くなり、たまたまこのタイミングのゲストだから、当然、ざこばの話を多くしている。そして、月曜にも高田先生が話していた芳村真理の話だが、これは放送されていないところでもいろんなことを話していたのかな。最後にリスナーにメッセージをと言われ、鶴瓶「こんな番組、聴いたらあかんて! おかしいよ、このひと。高田文夫おかしい!」

2024年6月11日火曜日

6月11日火曜日/「世界の喜劇人」を読む

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 朝早く、ゴミを出すために起きあがると、昨夜のうちに玄関にまとめておいたゴミの袋がネズミに食い破られている。まったくなんなんだろうな。散らかしたゴミ屑を搔き集めて、袋に入れなおして出してくる。朝のうちにブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。

 つけっぱなしだったラジオは、パンサー向井の「#ふらっと」が始まる。火曜のパートナーはココリコ田中。9時台ゲストには太田光が登場した。爆笑問題とココリコとは「はばたけ!ペンギン」で共演していた関係だ。あるとき、ココリコの楽屋に遊びに行ったら今田耕司に出会ったという話をしていた。考えてみたら、爆笑問題は、ココリコ、今田東野、ダウンタウンと、そのときどきで肩を並べる相手が変わっていっているのだ。そのあとには新刊の「芸人人語」について話す。向井はこの本も読んでるし、爆笑問題のラジオも聴いていて、太田のことをとてもよくわかっている。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「NHKニュース7」を観ると、寒川町の工場が火事になり、それを生中継で伝えていた。昨夜の「キョコロヒー」は恒例企画の「もしものピンチ対策会議」。ゲストは滝沢カレン。今回も勝俣の模範回答に感心させられる。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にはピエール瀧とマッコイ斎藤の対談が、「昭和50年男」では土屋敏男と喰始が対談していた。

 部屋が暑くなり、冷風扇を今季初めて使う。下に差し込む水槽が汚れてしまい、それを風呂場にもっていって、洗うところから始める。ラジオを聴きながら少し眠りなおし、水道局から料金未払いの通知がきていたから、それの確認の電話をする。引き落としがうまくいってなかったのがそのままになっていたようで、振り込み用紙とクレジットカードの登録の用紙を届けてもらうことになった。ひとつひとつ片づけていくしかない。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博が今週も熱海五郎一座の話をする。東は伊東四朗にときどき「八っちゃん、元気?」と訊かれるんだそうで、舞台をこなすほどしっかりはしていても、そこはうちの母と変わらないのだろう。

 夕方から外出。だんだん暑くなってきた。あてもなく、とりあえず横浜に出て、昼食にする。ジョイナス地下の大龍に入り、餃子定食を食べた。990円。有隣堂に寄り、現物を見てみたかった「月刊Takada」をようやく確認する。「Hanada」と同じく、オピニオン誌の売り場に1冊だけ差してあった。表紙はまるで「Hanada」だが、中身は「笑芸人」みたいな本だと思った。東口に移動し、ドトールに入る。読書に専念しようと思うが、眠くなり、まず、音楽を聴きながら1時間ぐらい眠ってしまった。それから読書をする。

◇ 読書

 4月から読んでいた、小林信彦「決定版 世界の喜劇人」をようやく読み終えた。3年前に買った「決定版 日本の喜劇人」と同じく、この本も渋谷のシネマヴェーラの上映会にて、サイン本を購入した。もう何年も前からだが、うちには一生かかっても読みきれない量の本がつねにあるから、このような4千円近くもする本を新刊で買うことは今やとても珍しいことである。「決定版 日本の喜劇人」を読んだときと同じく、文庫版と比較しつつ、この本もていねいに読んでいこうと思っていたのだが、しかし、「日本の喜劇人」と比べると、そもそもの自分の知識量が及ばず、なかなかそこまで深く読み込むような根気はなかった。「日本の喜劇人」も「世界の喜劇人」も初めて読んだのは新潮文庫版だった。十代か、ハタチ過ぎかというころだったろう。「日本の喜劇人」に関しては、普段から自分が触れている現在の芸能の世界とつながるものであり、興味が尽きることはなく、何度かくり返し通読しているし、それ以上にたびたび参照してきた。それに比べると、「世界の喜劇人」に対する興味はかなり手前にある。いや、初めて読んだときは本当にわからない記述が多く、だから、読みなおすこともほぼなかったし、そのころからすると、今はかなり理解できるようになったとは思うのだが、それもアマゾンプライムなどで古い喜劇映画を簡単に観ることができるようになったからで、ごく最近になってからがらりと状況が変わったということだ。やっぱり、この手のものは観ないことにはわからない。小林信彦も、自身が観たものに対象を限定している。この「決定版」は全体の4分の3はその新潮文庫版を底本としているのだが、残りは、それ以降の喜劇に関するエッセイがほかの本から搔き集められていて、編集者のセンスの問題だが、これで決定版だと言われてもという気はちょっとする。改めて読んでみると、誤解していたことに気がついたのはジェリー・ルイスに対する評価だ。小林信彦はジェリー・ルイスを評価していないのだと思っていたのだが、辛辣なことも書きつつ、そのいっぽうでは「そんなに腹が立つなら見なきゃいいじゃないかといわれるかも知れないが、何度も裏切られながら、一つでも面白いギャグがあればと、小屋に足を運ぶのは、こっちが芯から〈好き〉だからなんだ。それほど意地が汚く、それほどギャグに飢えているのである。少しはこちらの気持も察してもらいたいというものである。」ということも書いている。小林信彦といえばマルクス兄弟で、マルクス兄弟やウディ・アレンについては多くのページが割かれているが、メル・ブルックス、ジョン・ランディス、ジム・キャリー、スティーヴ・マーティンといったあたりの評価も面白い。むしろ、こういうところにこそ、小林信彦の考えが読みとれる気がする。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「さんま御殿」の2時間スペシャルを観る。前半は女子高出身特集。ヤバいTシャツ屋さんのありぼぼというひとが初登場。どんぐりたけしと結婚したのはこのひとか。後半は「いろんなバイトを経験した苦労人」という特集。オードリー若林がこの番組には7年ぶりの出演。若林がウーバーイーツを始めた話をしたのだが、それに対して、岡田義徳が 37歳のときに派遣のバイトをやっていたという話にも驚きがあった。芸能活動を休んで、強制撤去の仕事などをやっていた時代があったのだ。

 タイムフリーで、太田光がゲストだった先週金曜の「武田砂鉄のプレ金ナイト」をようやく聴いた。この番組は今まで聴いたことがなかったが、オープニングでは武田砂鉄がえんえんとひとりしゃべりをするのか。タブレット純のライブの案内の時間が間違っていて、もし遅刻していたら、同じ列の数席左には高田文夫、数席右には加藤登紀子がいて、どちらかを立たせることになっていたという話。これを聴いた高田先生が「ビバリー」でもそのまま話していた。オープニングのあと、ゲストの太田がすぐに登場する。TBSラジオのチン毛事件の話題から始まるが、この番組でも話題の中心は新刊の「芸人人語」だ。さすがは太田で、武田砂鉄の著書をちゃんと読んだうえで臨んでいたが、ゲストのコーナーは 30分強ぐらいであっさりと終わってしまった。続けて、深夜は「爆笑問題カーボーイ」。太田は気象予報士の長谷部愛さんの本も読んでいて、その内容を細かく説明できるくらいにちゃんと読んでいるのには驚かされる。太田はあれだけの仕事量をこなしながら、どうしてこんなに本を読めるのだろう。

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6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...