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2023年4月26日水曜日

4月26日水曜日/授賞式の動画

◇ 泉岳寺

 今日も朝から都内に。雨降り。泉岳寺駅のほうまで出て、昼食はなか卯に入り、牛すき丼と小うどんのセットを食べた。760円。田町のベローチェに寄ろうかと思っていたが、雨のなか、田町まで歩くのもめんどうになり、泉岳寺駅からすぐに帰る。京浜急行の特急に乗り、眠りながら帰ってくる。今日も眠気がひどく、まったく読書ができなかった。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 早い時間に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は山川静夫がゲスト。なんと、90歳。徹子さんと一緒に「紅白」の司会を務めたときに、先攻後攻を本番で決めるという試みを始めたんだそうで、そのとき、白組が先攻となったため、大トリになれなかった五木ひろしが不機嫌になったという。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーをさかのぼるように聴いていく。月曜は近田春夫がゲストだった。「悪が勝つ」という話から始まり、人間はいずれ滅びるということをときどき思って生きたほうがいいということ、それから、ユーモアの精神が大切だという話をしていた。ウクライナの戦争をどう終わらせるかと考えたときに、ゼレンスキーをなぜ応援するかというと、戦争が終わったらゼレンスキーが主演のドラマを作れば絶対に当たるのだから、そのために金を集めたらいいという発想をする。近田「鉄の意思でふざけるっていうのが重要だと思ってるんですよ。まじめにふざけるとか、命がけでふざけるっていうとなんか根性論になっちゃうけど、鉄の意思っていうとどこか馬鹿馬鹿しい感じがするんですよ。」 そのあとには、新刊の「グループサウンズ」について話した。

 白水社の YouTube のチャンネルで、昨日行われた岸田國士戯曲賞の授賞式の動画が公開されていた。2時間半近くある動画を、かいつまんで観ようというつもりで観始めたけど、なかなか飛ばせず、まず、スピーチはすべて観てしまう。審査員の野田秀樹による総評と、それから、受賞者のスピーチ。受賞者は2名、まずは加藤拓也のスピーチがあり、そして、金山寿甲のスピーチは、金山はその場にいるのに川崎麻里子が代読する。この代読は東葛スポーツの前回の公演でやっていたネタだが、これがまさに現実になった。そのあとには、乾杯の音頭をとるため、審査員の岩松了、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、本谷有希子がそろって壇上にあがり、順に総評を述べ、これも興味深く聴いた。最後に本谷が乾杯の発声をする。ここからは歓談タイムになり、配信がだらだらと続いているのだが、ここはさすがに早送りした。歓談タイムは続きながら、今度は来賓の祝辞が始まり、ここからはまたまともに観始める。加藤拓也の祝辞には、まず、長塚圭史が登場した。長塚は、加藤拓也とはKAATの芸術監督という立場での関わり。そういえば、長塚は岸田賞は獲っていないんだな。続いて登場した松井周は岸田賞を獲っている。それから、三好佐智子という制作のひとの祝辞があり、それが終わると、それぞれの祝電の紹介に移った。加藤拓也には、鈴木杏、日本テレビの梅澤廉アナ、爪切男からの祝電が、金山には、まず、きたろうからの留守電が流され、面白いことを言っているようなのだが、これが配信だとよく聴こえないんだ。もうひとつ、光浦靖子からのコメントもあり、後半は金山への祝辞と続く。まず、いとうせいこうからのビデオレターが流され、そして、会場では宮崎吐夢が登壇し、加藤拓也作品への愛を語った。授賞式の最後には、なんと、東葛スポーツのパフォーマンスの時間があった。岸田賞の授賞式の動画なんてものを観るのは初めてだったが、例年はいったいどういう雰囲気なのだろう。


 ちらっとだけ観たテレビのニュースで、寒暖差による春バテというのがあるということを言っていて、自律神経がどうのこうのというので、ここ数日のひどい眠気はもしかするとそのせいなのかもしれないと思った。録画したテレビ番組を観るよりも、このニュースをきちんと観たほうがよっぽどためになったんじゃないだろうか。夜は部屋で読書をして、音楽を聴きながら眠る。22時過ぎにはもう眠っていたっけ。

2022年12月17日土曜日

12月17日土曜日/「東京キャラバン」

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、あたまがまわらない。タイムフリーで、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」をようやく聴くと、1曲目は「エルピス」の主題歌から始まった。9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴く。「常連さん」は能町みね子。やはり、「M-1」の話題が多くなる。能町みね子は山田邦子支持。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「世界のボロボログルメ三番勝負」という企画。大橋未歩が出演していたが、タモリとは初対面だというのが意外だ。今朝の「週刊フジテレビ批評」では、放送作家の座談会企画があり、2022年のテレビ界を語る。伊藤正弘、たむらようこ、宮地ケンスケというメンバー。宮地ケンスケって、誰かと思えば、ニブンノゴ!のひとだ。この立場で出演しているせいもあるか、たたずまいがもう芸人のそれではなかったな。

◇ 池袋

 午後から都内に。横浜から東横線の副都心線直通に乗り、池袋まで。まず、昼食にしようと、西口に出て、池袋演芸場の周辺を適当に歩きまわってみたが、入りたくなる店がまったくない。池袋をうろつくこともあまりなかったが、歓楽街に境界がなく、気がつくとやけに風俗店が多いエリアにいたりする。駅前まで戻り、結局、富士そばに入り、カレーかつ丼をひさしぶりに食べた。620円。混んでいて、入り口からすぐの席しか空いていなかったのだが、自動ドアが壊れていて、開きっぱなしになっている。寒いから手動で閉めるが、つぎにきた客がまた開けっぱなしにしていく。再び閉めても、今度は出ていく客が同じことをする。閉める係をするのも阿呆らしいからもうあきらめたが、池袋という街はマナーが悪い人間しかいない。




◇ 演劇

 地下に降りたところにナチュラルローソンを見つけ、暖かい飲みものを買っておいたほうがいいかと思い、ペットボトルのコーヒーを買った。トイレに行きたくなり、東京芸術劇場の地下に入っていくと、間の悪いことに、ちょうど公演が終わったところだったようで、トイレに行列ができていた。外に出てみると、建物の前の広場に透明な巨大な人形が寝ている。謎のアート。これから観る公演とは関係があるのかどうか。

 西口公園の野外劇場では、10月に野外劇を観たばかりだが、そのときにもらったチラシから「東京キャラバン」という無料公演を知った。前田敦子が出演、野田秀樹が演出だというから豪華だ。これで無料ならば観ない手はないと思い、チラシを見るなり、すぐにメールで申し込み、抽選制だったが、のちにメールが届き、無事に当選した。会場に着いてみると、当日券の列もできている。検温、手指の消毒をし、スマホからデジタルチケットを見せて入場する。指定席だったが、席は入場時にわかり、これは入場順に席をふっているんだろうか。E列23番。真ん中の通路に近い良い席だった。しかし、この時期に野外公演は寒い。入場時には使い捨てカイロが配られた。




 16時半開演。会場の外から音楽が聴こえ始め、ステージ横、さっきの透明な巨大な人形があるほうから出演者たちがやってくる。浅草ジンタが「男はつらいよ」を演奏しながら、大勢の出演者たちを引き連れ、隊列を作り、ゆっくりとステージにあがってきた。琉球舞踊、アイヌ古式舞踊、日本舞踊、三社祭礼囃子、人形劇師、現代美術家、ダブルダッチチームなど、さまざまなジャンル、さまざまな文化的背景をもつ出演者たち。そのなか、ひときわ目立つ前田敦子はシャボン玉を飛ばしながら現れた。それぞれのパフォーマンスがありながら、ステージでは物語が進行していく。その物語を引っぱっていくのはもちろん前田敦子で、「不思議の国のアリス」や「ピーターパン」をモチーフとしていたものだったが、さすが、優れた女優であることはわかってはいたのだが、舞台の上では、別に熱演しているわけでもなく、トップアイドルならではの存在感がある。この部分には東京キャラバンアンサンブルという集団も共演し、この集団は俳優たちなのかよくわからなかったが、野田秀樹らしさを感じさせる過剰さや言葉遊びが多く演じられる。各パフォーマンスは、その道の名人のような芸から、高校の郷土芸能部までが参加していて、水準がわからない部分もあったが、それらの異なる文化をシャッフルしてみせるところに面白みがあった。これだけのものを無料で観られるというのは大変な贅沢だ。最後は「蒲田行進曲」の演奏とともにエンディング。前田敦子が出演者たちを紹介していき、演出の野田秀樹も名前を呼ばれた。野田秀樹は客席後方のテントにいたのだ。上演は1時間強、17時40分頃に終演した。しかし、それにしても寒かった。気候がいいときだったら、もっと楽しかったろう。

 またすぐに東京芸術劇場の地下に潜り、地下通路を抜けて、東口に移動する。サンシャイン脇のベローチェに入り、ひと休み。少し仮眠をして、それから読書もするが、あまり集中できなかった。さっきの入場時にもらった使い捨てカイロが、今ごろになって熱くなる。使い捨てカイロなんて、あんまり使ったことがないけど、最後はどう処分したらいいのか。

 ベローチェの外に出ると、雨がぽつぽつと降り始めていた。ブックオフに寄っていく。110円の文庫の棚にいいものが多く、高瀬隼子の文庫本を見つけて喜んだのだが、本を開いてみると、カバーと中身が違っていた。買う前に気がついたからよかった。一応、店員にこのカバーの中身はないかと訊いてみると、真っ先に「た」の棚を探しに行き、もう1冊在庫がないかを探したのだと思うが、この中身の本と入れ替わってないかを確かめてもらいたかったし、110円の棚ではない可能性も考えてくれるとありがたかったのだが、いちいち細かい注文を出すのもためらわれ、これはあきらめた。110円の文庫本をほかに7冊買う。

 ブックオフを出ると、雨はより強くなっていた。早足で池袋駅まで。副都心線に乗り、座席に座ると、そのはずみで唾液を誤飲し、咳が止まらなくなった。その途端、隣りに座っていた女が立ち上がってどこかに行ってしまい、不愉快な気にさせられる。ひとが苦しんでるのに逃げるとはなんだ。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 雨に濡れながら、夜遅くに帰宅。録画していたテレビ番組をあれこれと。「Nキャス」を観て、それから、今朝の「ワルイコあつまれ」を観ると、「子ども記者会見」のコーナーに松岡修造が登場していた。なんだろうか、たいしたことは言ってない気がするのに、なぜこんなに子どもたちを惹きつけるんだろう。ひとりの女の子は松岡修造に夢を問われ、不安を語りながら涙を流してしまった。宗教家のような能力だ。松岡修造は最後に「Believe Me」と言った。

 タイムフリーで、昨日金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いておきたいと思い、というのも、「M-1」の話をするかと思ったからだが、ぜんぜんしなかったからこれは別に急いで聴かなくてもよかった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「FRIDAY」には、天才ピアニスト、錦鯉、はりけ~んず、コットンきょんのインタビューがあり。そのほか、仲本工事の妻、三代純歌のインタビューもあり、「週刊新潮」の悪評記事をここで否定していた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...